ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウ主演の映画「ナイスガイズ!」を映画館で観た。
私立探偵と示談屋が手を組んで行方不明の少女を探していたら、事件に巻き込まれてしまったというコメディ映画
【満足度 評価】:★★★★☆
楽しかったなぁ~。
最初から最後まで笑いっぱなしだった。
すごく楽しかったから、シリーズ化して欲しい!!
◆DVDで観る:「ナイスガイズ!」
◆ネット配信で観る:「ナイスガイズ!」(字幕版)
◆サウンドトラック「ナイスガイズ!」
…(「ファースト・マン」、「ブレードランナー 2049」、「ラ・ラ・ランド」、「ドライヴ」、「きみに読む物語」など)
〇ラッセル・クロウ
…(「ある少年の告白」、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」、「ディバイナー 戦禍に光を求めて」(兼監督)、「レ・ミゼラブル」、「3時10分、決断の時」、「ノア 約束の舟」、「ワールド・オブ・ライズ」、「消されたヘッドライン」、「パパが遺した物語」など)
〇アンガーリー・ライス
〇キム・ベイシンガー
…(「リベンジ・マッチ」、「あの日欲望の大地で」、「L.A.コンフィデンシャル」など)

1970年代のロスアンゼルス。
シングルファーザーの私立探偵のマーチ(ライアン・ゴズリング)は示談屋のジャクソン(ラッセル・クロウ)と無理矢理コンビを組まされ、行方不明の少女アリアナの捜索を開始する。
しかし、アリアナののことで聞き込みをしようとすると、関係者が次から次へと殺されていることに気付き…。

昨年、久しぶりに「きみに読む物語」を観て、ライアン・ゴズリングの次回作は何だろう~と調べていた時に、この映画のアメリカ版の予告編と出会った。
そしたら、予告編を観ただけですごく面白そうだったんで、「観たい~」と思ってブログに紹介記事を書いたのが、昨年の4月25日。
その時の記事 → 「ナイスガイズ!(The Nice Guys(原題))」ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング共演の新作映画が面白そうなバディービー!!全米5/20公開予定【予告編あり】
それから一か月後の5月20日に全米公開。
さぁ、日本ではいつ公開されるのかなぁ~と待てども待てどもお知らせがない…。
えぇ…これは、こんな豪華なキャスティングなのに、劇場公開しないの…と諦めかけていたところ、日本での劇場公開が決定した。
ライアン・ゴズリング主演作「ラ・ラ・ランド」の一週間前が公開日として。
ということは、「ラ・ラ・ランド」さまさまなんだなぁ。
いや~、映画館で観られて感無量(笑)
という訳で、この映画は私にとって10ヶ月ごしの期待作だった!!
実際に観始めたら、いきなり家に車が突っ込むところからド派手にスタートしたりして、期待通りの楽しい映画だった!!

この映画は「バディムービー」
直訳すれば相棒映画(笑)
2人組の仲良しコンビの映画である。
例えば、エディ・マーフィーとニック・ノルティの「48時間」とか、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの「メン・イン・ブラック」とか、メル・ギブソンとダニー・グローバーの「リーサル・ウェポン」とか。
この映画は、そういう楽しい「バディ・ムービー」の伝統をしっかり引き継いでる。
さっきも言ったけど、オープニングがいきなり家に車が突っ込むところからド派手にスタートしたり、
ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウの凸凹コンビで笑わせたり、
ラッセル・クロウの「グラディエイター」な必殺アクションで楽しませてくれたり
ライアン・ゴズリングが史上最高におバカでキュートだったり
さらに、この手のバディ・ムービーのヒロインと言ったら、「ナイスバディなボンドガール」的な人がよく登場するけど、この映画のヒロイン ホリーはなんと、14歳の中学生!?
主人公であるシングルファーザーのマーチ(ライアン・ゴズリング)の娘 ホリーがヒロイン。
この娘が超辛口で楽しい!!
バディ・ムービーの面白さをギュッと詰め込んだこの作品。
二人の会話のテンポとか、笑わせる間合いとかが、どうも「リーサル・ウェポン」によく似ている。
と思ったら、監督は「リーサル・ウェポン」の脚本家。
思わず、なるほどぉ~と思ったよ。
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そして、時代設定は70年代。
キャストたちが着ているヒッピーでサイケな衣装も、排ガスなんて気にせず乗り回しているアメ車も、BGMで流れているディスコミュージックも、全部70’s。
これがまた、かっこいい!!
バック・トゥ・70’s
とはいえ、さすがの私も70年代の記憶はそんなにない。
なので、むしろ新しいファッションとして捉えた。
しかし、なぜ、この映画はこんなに70’sが氾濫しているのか…と考えたら、この映画の監督、シェーン・ブラックは1961年生まれ。
ということは、70年代は監督にとってちょうど青春時代なのだ。
その頃の思いも込めて、70年代を舞台にしたのだろう。
どうりで、ファッションもインテリアもキラキラしているはずで、セットを観ているだけで楽しかった。

さて、物語だけど、排ガス規制を訴えていた女の子が、自動車会社や国の陰謀で、ある日突然姿を消す。
この頃は、環境汚染が最もひどかった時代だったのだろう。
というストーリーが背景にあるけれど、ぶっちゃけ、ストーリーはどうでも良し!!!
笑いたいところで笑えば良いし、派手なアクションを楽しめばいい。
それに、良いなぁと思ったのは、この時代は下品な言葉を慎んでいたところがまだあった。
Fワードとかの放送禁止用語が今のコメディ映画よりも少なくて、個人的には良かったなぁと思ったところ。
その反面、LGBTの人たちに対する差別用語なんかが思い切り入っていたりして、そこにも時代を反映させている。
最近のコメディ映画は、あまりにも下品すぎるのが多くて、ちょっとついていけなかった。
(もちろん、70年代にもあっただろうけど)
その辺も70年代を反映していたのか、とても見やすくて良かった。
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◆サウンドトラック「ナイスガイズ!」
私立探偵と示談屋が手を組んで行方不明の少女を探していたら、事件に巻き込まれてしまったというコメディ映画
【満足度 評価】:★★★★☆
楽しかったなぁ~。
最初から最後まで笑いっぱなしだった。
すごく楽しかったから、シリーズ化して欲しい!!
「ナイスガイズ!」予告編 動画
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キャスト&スタッフ
出演者
〇ライアン・ゴズリング…(「ファースト・マン」、「ブレードランナー 2049」、「ラ・ラ・ランド」、「ドライヴ」、「きみに読む物語」など)
〇ラッセル・クロウ
…(「ある少年の告白」、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」、「ディバイナー 戦禍に光を求めて」(兼監督)、「レ・ミゼラブル」、「3時10分、決断の時」、「ノア 約束の舟」、「ワールド・オブ・ライズ」、「消されたヘッドライン」、「パパが遺した物語」など)
〇アンガーリー・ライス
〇キム・ベイシンガー
…(「リベンジ・マッチ」、「あの日欲望の大地で」、「L.A.コンフィデンシャル」など)
監督・脚本
…(「ザ・プレデター」など)
2016年製作 アメリカ映画

あらすじ
1970年代のロスアンゼルス。
シングルファーザーの私立探偵のマーチ(ライアン・ゴズリング)は示談屋のジャクソン(ラッセル・クロウ)と無理矢理コンビを組まされ、行方不明の少女アリアナの捜索を開始する。
しかし、アリアナののことで聞き込みをしようとすると、関係者が次から次へと殺されていることに気付き…。

感想(ネタバレあり)
10ヶ月ごしの念願の劇場公開
昨年、久しぶりに「きみに読む物語」を観て、ライアン・ゴズリングの次回作は何だろう~と調べていた時に、この映画のアメリカ版の予告編と出会った。
そしたら、予告編を観ただけですごく面白そうだったんで、「観たい~」と思ってブログに紹介記事を書いたのが、昨年の4月25日。
その時の記事 → 「ナイスガイズ!(The Nice Guys(原題))」ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング共演の新作映画が面白そうなバディービー!!全米5/20公開予定【予告編あり】
それから一か月後の5月20日に全米公開。
さぁ、日本ではいつ公開されるのかなぁ~と待てども待てどもお知らせがない…。
えぇ…これは、こんな豪華なキャスティングなのに、劇場公開しないの…と諦めかけていたところ、日本での劇場公開が決定した。
ライアン・ゴズリング主演作「ラ・ラ・ランド」の一週間前が公開日として。
ということは、「ラ・ラ・ランド」さまさまなんだなぁ。
いや~、映画館で観られて感無量(笑)
という訳で、この映画は私にとって10ヶ月ごしの期待作だった!!
実際に観始めたら、いきなり家に車が突っ込むところからド派手にスタートしたりして、期待通りの楽しい映画だった!!

「リーサル・ウェポン」の脚本家が描く最高のバディ・ムービー!
この映画は「バディムービー」
直訳すれば相棒映画(笑)
2人組の仲良しコンビの映画である。
例えば、エディ・マーフィーとニック・ノルティの「48時間」とか、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの「メン・イン・ブラック」とか、メル・ギブソンとダニー・グローバーの「リーサル・ウェポン」とか。
この映画は、そういう楽しい「バディ・ムービー」の伝統をしっかり引き継いでる。
さっきも言ったけど、オープニングがいきなり家に車が突っ込むところからド派手にスタートしたり、
ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウの凸凹コンビで笑わせたり、
ラッセル・クロウの「グラディエイター」な必殺アクションで楽しませてくれたり
ライアン・ゴズリングが史上最高におバカでキュートだったり
さらに、この手のバディ・ムービーのヒロインと言ったら、「ナイスバディなボンドガール」的な人がよく登場するけど、この映画のヒロイン ホリーはなんと、14歳の中学生!?
主人公であるシングルファーザーのマーチ(ライアン・ゴズリング)の娘 ホリーがヒロイン。
この娘が超辛口で楽しい!!
バディ・ムービーの面白さをギュッと詰め込んだこの作品。
二人の会話のテンポとか、笑わせる間合いとかが、どうも「リーサル・ウェポン」によく似ている。
と思ったら、監督は「リーサル・ウェポン」の脚本家。
思わず、なるほどぉ~と思ったよ。
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超おしゃれな衣装とセットと音楽と車は70’s
そして、時代設定は70年代。
キャストたちが着ているヒッピーでサイケな衣装も、排ガスなんて気にせず乗り回しているアメ車も、BGMで流れているディスコミュージックも、全部70’s。
これがまた、かっこいい!!
バック・トゥ・70’s
とはいえ、さすがの私も70年代の記憶はそんなにない。
なので、むしろ新しいファッションとして捉えた。
しかし、なぜ、この映画はこんなに70’sが氾濫しているのか…と考えたら、この映画の監督、シェーン・ブラックは1961年生まれ。
ということは、70年代は監督にとってちょうど青春時代なのだ。
その頃の思いも込めて、70年代を舞台にしたのだろう。
どうりで、ファッションもインテリアもキラキラしているはずで、セットを観ているだけで楽しかった。

ストーリーはどうでもいいから楽しめば良い!
さて、物語だけど、排ガス規制を訴えていた女の子が、自動車会社や国の陰謀で、ある日突然姿を消す。
この頃は、環境汚染が最もひどかった時代だったのだろう。
というストーリーが背景にあるけれど、ぶっちゃけ、ストーリーはどうでも良し!!!
笑いたいところで笑えば良いし、派手なアクションを楽しめばいい。
それに、良いなぁと思ったのは、この時代は下品な言葉を慎んでいたところがまだあった。
Fワードとかの放送禁止用語が今のコメディ映画よりも少なくて、個人的には良かったなぁと思ったところ。
その反面、LGBTの人たちに対する差別用語なんかが思い切り入っていたりして、そこにも時代を反映させている。
最近のコメディ映画は、あまりにも下品すぎるのが多くて、ちょっとついていけなかった。
(もちろん、70年代にもあっただろうけど)
その辺も70年代を反映していたのか、とても見やすくて良かった。
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