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スペイン、メキシコ合作のホラー映画「永遠のこどもたち」を観た。

孤児院にまつわる悲しい出来事から始まる、悲しいお話。

いやーーーーーーー。面白かったなぁぁぁぁぁぁぁ。この映画!!

ホラーといっても、もんのすごい怖いわけではなく、なんだか、ジワジワくる怖さが面白い映画だった。

「永遠のこどもたち」予告編 動画

(原題:EL ORFANATO/THE ORPHANAGE(孤児院))




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あらすじ


幼い頃に孤児院で育ったラウラ(ベレン・ルエラ)は、40歳目前にして、今度は自分が孤児を預かる立場になろうと、今では廃墟となっていまっていた、昔育った孤児院へ移り住んだ。

しかし、そこへ来てからというもの、息子のシモンに見えない空想の友達が増えたことを心配するラウラだったが、医者で夫のカルロス(フェルナンド・カヨ)は、現実の友達ができれば、そのうち空想の友達もいなくなるという。

そして、実際に孤児が集まってきた日、ラウラはシモンを子供たちに会せようとするが、なかなか言うことを聞かず、子供たちに会おうとしないシモンを叩いてしまう。

しばらくしてから、部屋にシモンがいないことに気付いたラウラは、近くの海や、シモンが好きな洞窟を調べるが、どこにもシモンの姿がなく、捜索願いを出すが・・・

永遠のこどもたち

感想(ネタバレあり) 子供は素直で無邪気だからこそ残酷


面白かったなぁ。この映画。

ラストまで、展開が想像つかなくて、どうなるんだろう・・、どうなるんだろう・・って思いながら見てた。

最初は、トマスが怖い子で、悪い子だから、シモンをその世界へ引きずり込んじゃうんだと思ったんだけど、そうじゃなくって、かわいそうで寂しい子だったんだねぇ。

だから、トマスの母親・ベニグナが起こした行動も、分からなくもない。

絶対にやってはいけないことだけど。

子供って、素直だから、残酷なんだよね。

思ったことはすぐ言っちゃうし、すぐ行動しちゃう。

トマスが嫌いだったから洞窟に置き去りにしたのではなく、ただ、ちょっとからかいたかっただけ。

しかし、そこでトマスは命を落としてしまう。

子供って、残酷なんだよなぁって思うし、そのことに大人が気付いてやれない悲しさも感じる。

永遠のこどもたち2

地域の人間が気に留めない、孤児院の孤立感


悲しいのは、孤児院で集団で子供が亡くなっているのに、近所の人間は誰も、その事実を知らないという現実。

もし、近所の人たちが知っていたなら、シモンの事件があった時に、

「あぁ、あそのこの孤児院だったら、前にもこんな事件があって・・」

って話になるはずなのに、それも無いし、ベニグナがそこで働いていたことも、知られていない。

それこそ、彼らは、孤児院の外に出れば、本当に身寄りのない人たちになってしまう。

だから、孤児院が彼らにとっての世界であり、全てだった。

彼らが、そこから離れたくなくて、ずっとそこにいたのは、そんな理由があったからじゃないんだろうか。

永遠のこどもたち4

「仄暗い水の底から」とリンクする「母の愛」


これは、子供を守りたいと強く思う母の想いについての映画。

日本の「仄暗い水の底から」に話が似ているなぁって思った。



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どちらも、霊界と人間界のはざまにいる母子についての物語。

「仄暗い水の底から」は、霊界から娘を切り離すために、母が犠牲になる話だったけど、この映画は、自ら息子と同じ世界に飛び込んでしまう。

文化の違いだなぁと思うし、日本人は精神的な近さを求めるけど、欧米は、肉体的な密着度を求めるんだなぁと感心しながら見ていた。

強く抱きしめてこそ母、という強さをすごく感じた部分だった。

永遠のこどもたち5

悲しい終わりかと思いきや・・・ファンタジックな夢の世界が待っている


そして、ビックリしたのはラスト。

この映画で、私にとって最も印象的なのはラストシーン。

宝探しのご褒美として、最後に願いを叶えたラウラ。

なんだか、もの悲しいラストだなぁと思いながら見ていたんだけど、そうじゃない。

子供たちは、無邪気に「ラウラが帰ってきた~!!」って楽しそうだし、みんな一緒で嬉しいって雰囲気で終了。

そこは、シモンの行きたかったネバーランドになってしまうというオチ。

だから、これは「永遠のこどもたち」

たくさんオバケの子供たちが出てきてた映画なのに、最後はファンタジー??

でも、最後の最後に、子供たちの輪の中にトマスがいてホッとした。良かった。

このスーパーポジティブな発想の転換には、仰天だった。

永遠のこどもたち3

スペインはダークファンタジーの宝庫


そんな想定外のラストも含めて面白かった、この映画。

スペイン版の「だるまさんが転んだ」も見られて良かった(^-^)

スペインでもやるんだね(笑)

製作総指揮は、「パシフィック・リム」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ

監督は、本作が監督デビュー作のJ・A・バヨナ

ホラーなのに、ファンタジーの香りもただよってくるのは、だからなのか。

この映画が、本当に面白かったから、もっとスペイン映画が観たくなった





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