サンドラ・ブロック主演のロマンティックコメディ映画「あなたは私の婿になる」をWOWOWで観た。
出版社で働くバリバリのキャリアウーマンが、就労ビザが切れていることに気付かず国外退去処分を受けることになり、仕事を続けるために秘書と強制的に結婚することになったラブコメディ。
【満足度 評価】:★★★★☆
面白かったなぁ。サンドラ・ブロックのロマンティック・コメディは鉄板。
なーーーーんにも考えずに、ただただ映画を軽ーーーく楽しみたい時におススメの作品。
◆ネット配信で観る:「あなたは私のムコになる」 (吹替版)
◆DVDで観る:「あなたは私のムコになる」
…(「オーシャンズ8」、「トゥーウィークス・ノーティス」など)
〇ライアン・レイノルズ
…(「デッドプール2」、「ライフ」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「デッドプール」、「黄金のアデーレ 名画の帰還」、「ワイルド・ギャンブル」など)
〇メアリー・スティーンバージェン
…(「幸せになるための27のドレス」)
2009年製作 アメリカ映画
出版社で働く編集長マーガレット・テイト(サンドラ・ブロック)は、バリバリのキャリアウーマン。
しかし、彼女はカナダ人であり、移民局の面接をサボってしまったことから就労ビザが切れ、カナダへ強制退去させられてしまうことに。
そんな彼女の目に入ったのは、彼女の言うことを何でも聞く独身の秘書アンドリュー(ライアン・レイノルズ)だった。
上司に国外退去を告げられた直後、彼女はアンドリューと結婚すると宣言。
そのまま移民局でも手続きを済ませ、これで丸く収まったと思いきや、アンドリューと共に彼の実家があるアラスカの町、シトカに帰ることになり…。
アメリカの移民問題を扱ったロマンティックコメディ。
当たり前なんだけど、カナダ人も移民扱いなんだね。
そういえば、ジャスティン・ビーバーもカナダ人で「問題を起こしすぎだから、強制送還しろ」って10万人の署名を集めた嘆願書がホワイトハウスに送られた話があったっけ。
ということは、あれだけアメリカで稼いでいるジャスティン・ビーバーだって移民扱い。
この映画でいえば、サンドラ・ブロックの相手役を演じているライアン・レイノルズ。
この映画に出演した当時は、まだまだブレイク前で無名の頃だったと思うけど、彼はカナダ人の移民。
それこそ、ハリウッドで仕事をするために必死になっていた頃のはず。
そのライアンがアメリカ人を演じ、相手役のサンドラがカナダ人を演じているんだから、なんとも皮肉だ。
(今では、アメリカ人の奥様ブレイク・ライブリーがいるから移民問題では困ってはいないはず)
さらに皮肉だなぁと思ったのは、旦那様になるアンドリューの実家がアラスカのシトカにあるということ。
それだったら、マーガレットの故郷であるカナダの方が確実にNYに近いでしょ(笑)
問題は距離ではなく国籍だけど、「遠くの親戚よりも近くの隣人」じゃないの??って思わせるなんとも皮肉に満ちた設定だった。
そんな設定だけでも、偶然なのか意図したものなのか分からないけど、良くできてるなぁと思いながら観始めた映画「あなたは私の婿になる」だった。
それにしても、この二人が羨ましいなぁと思った。
主人公のマーガレットは、言いたい放題、ワガママし放題の女王様キャラ。
毎朝、イケメンの秘書アンドリューが彼女好みにカスタマイズをしたコーヒーをスタバで買ってきてくれる。
この、女王様マーガレットと召し使い男子アンドリューの関係がすごく羨ましいと思った。
何を隠そう、私も大学時代は後輩たちを顎で使い、おかげで「女王様」と呼ばれ恐れられたキャラだった。
だから、この映画のマーガレットの気持ちがよく分かる。
彼女に悪気はない。
何でもストレートに言うことが親切だと思っている(笑)本気で。
さすがに、私も社会でもまれて後輩を顎で使うような生活はしていないけれど(笑)
そんな生活に戻れるのなら、戻りたいと思っている。
しかし残念ながら、そんな私に顎で使われたいという男子が私の周りにはいない(泣)
観ていて感動だったのは、スタバのカスタマイズを当たり前のようにするところもそうだけど、携帯電話をワシに持って行かれちゃった時のアンドリューの対応。
マーガレットはすごくパニックになってテンパっているのに、アンドリューはそんなマーガレットを責めることなく「すぐに同じ番号を取り寄せるから」と言ってくれたこと。
そして、その翌日には、同じ番号をセッティングした携帯電話がすぐに届いていること。
ここで、アンドリューが「なんで、鷲に取られるんだよ」と言ったら、ケンカ勃発で即アウトだった。
落ち着いて、すぐに最善策で対応してくれるところが、最強秘書であり、最高の召し使い男子なんだなぁ。
そして、改めて思ったのは、サンドラ・ブロックのラブコメディが好きだなぁってこと。
何をしてもサッパリしてて、ドロドロしない。
ウェットではなく、彼女のドライな感じがいいし、いやらしさを感じないところが良い。
この映画の中で、とても不思議で面白かったのは、裸のマーガレットと、同じく全裸のアンドリューがバッタリ部屋の中で出会って、身体を重ねちゃうシーン。
本当だったら、そこからお互いに意識し合って、いやらしいムードに変化していくところなのに、サンドラ・ブロックに限ってはそれがない。
ちっともセクシーな感じがしない(笑)
そういうドライで色気がないところが、安心して気軽に観られるところだなぁと思った。
仕事をしている時って、どうしても一緒にいる人の嫌なところが見えてしまうから、嫌いになってしまうことが多々ある。
でも、仕事から離れたところで、腹を割って話してみると、そんなに嫌な人じゃなかなったってこともよくある。
この映画のマーガレットとアンドリューみたいに、PCをオフラインにして、自然に囲まれたところで2人きりになってみると、今までとは違う魅力にグッとくることもあるんじゃないかなと思う。
もちろん、その逆もしかりで、都会ではすごく素敵に観えた人も田舎に行ったら幻滅してしまう人もいるけど。
だから、時には、こうして思いっきり田舎へ行ってみることも大事なんじゃないかなぁ。
あぁ、それにしても、私も召し使い男子が欲しい。
結局、それ(笑)
↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村
◆ネット配信で観る:「あなたは私のムコになる」 (吹替版)
◆DVDで観る:「あなたは私のムコになる」
出版社で働くバリバリのキャリアウーマンが、就労ビザが切れていることに気付かず国外退去処分を受けることになり、仕事を続けるために秘書と強制的に結婚することになったラブコメディ。
【満足度 評価】:★★★★☆
面白かったなぁ。サンドラ・ブロックのロマンティック・コメディは鉄板。
なーーーーんにも考えずに、ただただ映画を軽ーーーく楽しみたい時におススメの作品。
「あなたは私の婿になる」予告編 動画
(原題:THE PROPOSAL)◆ネット配信で観る:「あなたは私のムコになる」 (吹替版)
![]() |
新品価格 |

◆DVDで観る:「あなたは私のムコになる」
![]() |
新品価格 |

キャスト&スタッフ
出演者
〇サンドラ・ブロック…(「オーシャンズ8」、「トゥーウィークス・ノーティス」など)
〇ライアン・レイノルズ
…(「デッドプール2」、「ライフ」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「デッドプール」、「黄金のアデーレ 名画の帰還」、「ワイルド・ギャンブル」など)
〇メアリー・スティーンバージェン
…(「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)など)
監督
〇アン・フレッチャー…(「幸せになるための27のドレス」)
2009年製作 アメリカ映画

あらすじ
出版社で働く編集長マーガレット・テイト(サンドラ・ブロック)は、バリバリのキャリアウーマン。
しかし、彼女はカナダ人であり、移民局の面接をサボってしまったことから就労ビザが切れ、カナダへ強制退去させられてしまうことに。
そんな彼女の目に入ったのは、彼女の言うことを何でも聞く独身の秘書アンドリュー(ライアン・レイノルズ)だった。
上司に国外退去を告げられた直後、彼女はアンドリューと結婚すると宣言。
そのまま移民局でも手続きを済ませ、これで丸く収まったと思いきや、アンドリューと共に彼の実家があるアラスカの町、シトカに帰ることになり…。

感想(ネタバレあり)
ジャスティン・ビーバーだって、ライアン・レイノルズだってカナダ系移民
アメリカの移民問題を扱ったロマンティックコメディ。
当たり前なんだけど、カナダ人も移民扱いなんだね。
そういえば、ジャスティン・ビーバーもカナダ人で「問題を起こしすぎだから、強制送還しろ」って10万人の署名を集めた嘆願書がホワイトハウスに送られた話があったっけ。
ということは、あれだけアメリカで稼いでいるジャスティン・ビーバーだって移民扱い。
この映画でいえば、サンドラ・ブロックの相手役を演じているライアン・レイノルズ。
この映画に出演した当時は、まだまだブレイク前で無名の頃だったと思うけど、彼はカナダ人の移民。
それこそ、ハリウッドで仕事をするために必死になっていた頃のはず。
そのライアンがアメリカ人を演じ、相手役のサンドラがカナダ人を演じているんだから、なんとも皮肉だ。
(今では、アメリカ人の奥様ブレイク・ライブリーがいるから移民問題では困ってはいないはず)
さらに皮肉だなぁと思ったのは、旦那様になるアンドリューの実家がアラスカのシトカにあるということ。
それだったら、マーガレットの故郷であるカナダの方が確実にNYに近いでしょ(笑)
問題は距離ではなく国籍だけど、「遠くの親戚よりも近くの隣人」じゃないの??って思わせるなんとも皮肉に満ちた設定だった。
そんな設定だけでも、偶然なのか意図したものなのか分からないけど、良くできてるなぁと思いながら観始めた映画「あなたは私の婿になる」だった。

女王様な女子と召し使いな男子のふたりの関係が羨ましい
それにしても、この二人が羨ましいなぁと思った。
主人公のマーガレットは、言いたい放題、ワガママし放題の女王様キャラ。
毎朝、イケメンの秘書アンドリューが彼女好みにカスタマイズをしたコーヒーをスタバで買ってきてくれる。
この、女王様マーガレットと召し使い男子アンドリューの関係がすごく羨ましいと思った。
何を隠そう、私も大学時代は後輩たちを顎で使い、おかげで「女王様」と呼ばれ恐れられたキャラだった。
だから、この映画のマーガレットの気持ちがよく分かる。
彼女に悪気はない。
何でもストレートに言うことが親切だと思っている(笑)本気で。
さすがに、私も社会でもまれて後輩を顎で使うような生活はしていないけれど(笑)
そんな生活に戻れるのなら、戻りたいと思っている。
しかし残念ながら、そんな私に顎で使われたいという男子が私の周りにはいない(泣)
観ていて感動だったのは、スタバのカスタマイズを当たり前のようにするところもそうだけど、携帯電話をワシに持って行かれちゃった時のアンドリューの対応。
マーガレットはすごくパニックになってテンパっているのに、アンドリューはそんなマーガレットを責めることなく「すぐに同じ番号を取り寄せるから」と言ってくれたこと。
そして、その翌日には、同じ番号をセッティングした携帯電話がすぐに届いていること。
ここで、アンドリューが「なんで、鷲に取られるんだよ」と言ったら、ケンカ勃発で即アウトだった。
落ち着いて、すぐに最善策で対応してくれるところが、最強秘書であり、最高の召し使い男子なんだなぁ。

ドライでサッパリ系のサンドラ・ブロックが良い
そして、改めて思ったのは、サンドラ・ブロックのラブコメディが好きだなぁってこと。
何をしてもサッパリしてて、ドロドロしない。
ウェットではなく、彼女のドライな感じがいいし、いやらしさを感じないところが良い。
この映画の中で、とても不思議で面白かったのは、裸のマーガレットと、同じく全裸のアンドリューがバッタリ部屋の中で出会って、身体を重ねちゃうシーン。
本当だったら、そこからお互いに意識し合って、いやらしいムードに変化していくところなのに、サンドラ・ブロックに限ってはそれがない。
ちっともセクシーな感じがしない(笑)
そういうドライで色気がないところが、安心して気軽に観られるところだなぁと思った。

時にはオフラインで腹を割って話す時間も必要
仕事をしている時って、どうしても一緒にいる人の嫌なところが見えてしまうから、嫌いになってしまうことが多々ある。
でも、仕事から離れたところで、腹を割って話してみると、そんなに嫌な人じゃなかなったってこともよくある。
この映画のマーガレットとアンドリューみたいに、PCをオフラインにして、自然に囲まれたところで2人きりになってみると、今までとは違う魅力にグッとくることもあるんじゃないかなと思う。
もちろん、その逆もしかりで、都会ではすごく素敵に観えた人も田舎に行ったら幻滅してしまう人もいるけど。
だから、時には、こうして思いっきり田舎へ行ってみることも大事なんじゃないかなぁ。
あぁ、それにしても、私も召し使い男子が欲しい。
結局、それ(笑)
★ゆるめの映画ネタはこちら→「とにかく映画が好きなんです」【別館】
映画のコラムやイベントに参加した話、音楽やご飯ネタなども掲載しています。
この【本館】よりも、もっとユルッとした裏アカです。
こちらも、ぜひ。
↓
↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村

◆ネット配信で観る:「あなたは私のムコになる」 (吹替版)
![]() |
新品価格 |

◆DVDで観る:「あなたは私のムコになる」
![]() |
新品価格 |







コメント