クリント・イーストウッド主演の映画「人生の特等席」をNHK BSプレミアムで観た。
失明寸前の野球のスカウトマンと、大手の法律事務所に所属し、パートナー目前の娘の心の交流を描く。
【満足度】:★★★★☆
良い映画だったなぁ。観終わった後に、ほっこりと心が温かくなって、改めて両親を大切にしたくなる映画だった。
◆「人生の特等席」 DVD
ベテランの野球のスカウトマンのガス(クリント・イーストウッド)は、最近、目がかすむようになり、医者に診てもらうと、失明の可能性があると言われる。
ガスの古い友人で、同じ球団の職員であるピート(ジョン・グッドマン)からそのことを知らされた娘のミッキ―(エイミー・アダムス)は、法律事務所のパートナーがかかった大事な時期だったにもかかわらず、ガスと共にスカウト旅行に出ることを決意する。

「親の背を見て子は育つ」
これが、私がこの映画を見て、真っ先に思い浮かんだことだった。
子供は、大好きな親が働く姿を見て育ち、「私も、あんな風な大人になりたい」と思って育つ人も多い。
しかし親からすれば、自分の子供には、自分が送ってきた人生よりも、もっと素晴らしい人生を送って欲しいと願うもの。
その親子のちょっとしたすれ違いから、二人の関係がこじれてしまったのが、この映画で描かれている親子だった。
私は子供がいないので、どうしても、娘からの目線になってしまうんだけど、イチイチつっかかってくる親って、確かにめんどくさい存在ではあるんだけど、心配されないのも寂しいもんなんだよね。
めんどくさいと、うるさいと寂しいの狭間。
この辺のさじ加減が難しい。

野球のスカウトマンをしている父ガスは、車で全国を周りながら、高校生の野球選手見て周り、夜はバーで仲間たちと徹夜で酒を飲む。
一年のほとんどを、そんな風に過ごしていた。
そんなガスが、娘のミッキ―が6歳の時、妻が急死してしまう。
その後、男手一つでミッキーを育てようと、彼女を連れて全国を回る。
しかし、ある時、ミッキーが危険な目にあったことを機に、親戚に預けてしまう。
そんな荒くれ者に囲まれた人生の三等席に、大事な娘を座らせてはおけないと思ったからだ。
ところが、ミッキーにとっては、その大好きなお父さんの側で、大好きな野球を見て過ごせる生活は、人生の特等席だった。
いきなりその大好きな席を取り上げられた上に、親戚に預けられたので、大好きなお父さんに嫌われてしまったのだと勘違いしてしまった。
このミッキーが6歳の時のちょっとしたすれ違いが、長い年月をかけて深い溝になり、こじれていく。

この親子のこじれっぷりが、なんとも家族なんだよねぇ。
すごく不器用で頑固なお父さん。
そんなお父さんを愛しているけど、素直に愛していると言えない娘。
本当は、最も一番近くにいる親だから言わなきゃいけないんだけど、だからこそ、言えないもんなんだよねぇ。
すごく分かるなぁと思いながら見ていた。
そこで、一般的な家庭の場合、ここで孫が入ってきて二人の仲を取持ったりするもんだけど、この映画が特殊なのは、それが「野球」なんだよね。
それも、すごくマニアックなレベルの「野球」
でもねぇ、こんな娘がいたらお父さんはすごく嬉しいだろうなぁと思うよ。
自分が子供の頃からたたき込んだ知識を、忘れずに大切に持っているんだ。
その上に、その知識をすごく大事なところで、見事に発揮する。
最後に、移民の男の子の才能を見出すシーンは、小気味良かったなぁ。
あんな風にカッコイイ女性になりたいと思ったよねぇ。

主人公のスカウトマン、ガスを演じているのはクリント・イーストウッド。
この不器用で頑固なお父さんは、この人にしか演じられないよね。
本人の前では、決して褒めたりしないのに、人前では娘をベタ褒めっていう、めんどくさい隠れ親ばかな感じもとても良い。
最近は、「アメリカン・スナイパー」、「ジャージーボーイズ」、「インビクタス/負けざる者たち」、「ブラッド・ワーク」など、監督作が続く中、この映画は久しぶりの主演作。
今年は、監督作「ハドソン川の奇跡」の公開が待たれる。
他の出演作には、「ザ・シークレット・サービス」など

ガスの娘で、弁護士のミッキーを演じるのはエイミー・アダムス。
普通に歩いていると、周りの目を引くような美人なのに、実際は、かなりの男勝りっていうミッキーがすごく良かった。
なんだろう、日本語で言ったら「気風(きっぷ)が良い」っていうのかな。
清々しくて、気持ちが良いミッキーだったなぁ。
私も、ミッキーみたいになりたいと思った!!
しかし、エイミー・アダムスは売れっ子だなぁ。
他の出演作には、「メッセージ」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「ジュリー&ジュリア」、「her/世界で一つの彼女」、「ザ・ファイター」、「ナイト ミュージアム2」

さて、この映画は、ミッキーがひたすらブーブーなり続けた携帯電話を捨てて、ミッキーがジョニー(ジャスティン・ディンバーレイク)と結ばれて終了。
果たして、ミッキーは球団のスカウトマンになるのか?
こういう映画が終わった後の展開を想像するのって楽しいよね。
私の妄想の中では、ミッキーは弁護士の知識を生かして球団幹部になっちゃうよねぇ。
「マネーボール」女版みたいに。
夢があるなぁ。それこそ、アメリカン・ドリームだよねぇ。
人生、何が起こるか分からないから、楽しいんじゃないかと思うな。

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◆「人生の特等席」 DVD
失明寸前の野球のスカウトマンと、大手の法律事務所に所属し、パートナー目前の娘の心の交流を描く。
【満足度】:★★★★☆
良い映画だったなぁ。観終わった後に、ほっこりと心が温かくなって、改めて両親を大切にしたくなる映画だった。
「人生の特等席」予告編 動画
(原題:TROUBLE WITH THE CURVE)◆「人生の特等席」 DVD
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あらすじ
ベテランの野球のスカウトマンのガス(クリント・イーストウッド)は、最近、目がかすむようになり、医者に診てもらうと、失明の可能性があると言われる。
ガスの古い友人で、同じ球団の職員であるピート(ジョン・グッドマン)からそのことを知らされた娘のミッキ―(エイミー・アダムス)は、法律事務所のパートナーがかかった大事な時期だったにもかかわらず、ガスと共にスカウト旅行に出ることを決意する。

感想(ネタバレあり) 親って、うるさくて、めんどくさい。でもそうじゃないと寂しいもんだよね
「親の背を見て子は育つ」
これが、私がこの映画を見て、真っ先に思い浮かんだことだった。
子供は、大好きな親が働く姿を見て育ち、「私も、あんな風な大人になりたい」と思って育つ人も多い。
しかし親からすれば、自分の子供には、自分が送ってきた人生よりも、もっと素晴らしい人生を送って欲しいと願うもの。
その親子のちょっとしたすれ違いから、二人の関係がこじれてしまったのが、この映画で描かれている親子だった。
私は子供がいないので、どうしても、娘からの目線になってしまうんだけど、イチイチつっかかってくる親って、確かにめんどくさい存在ではあるんだけど、心配されないのも寂しいもんなんだよね。
めんどくさいと、うるさいと寂しいの狭間。
この辺のさじ加減が難しい。

親は娘に良い人生を送って欲しいと願い、娘は親の側にいるのが最高だと思った
野球のスカウトマンをしている父ガスは、車で全国を周りながら、高校生の野球選手見て周り、夜はバーで仲間たちと徹夜で酒を飲む。
一年のほとんどを、そんな風に過ごしていた。
そんなガスが、娘のミッキ―が6歳の時、妻が急死してしまう。
その後、男手一つでミッキーを育てようと、彼女を連れて全国を回る。
しかし、ある時、ミッキーが危険な目にあったことを機に、親戚に預けてしまう。
そんな荒くれ者に囲まれた人生の三等席に、大事な娘を座らせてはおけないと思ったからだ。
ところが、ミッキーにとっては、その大好きなお父さんの側で、大好きな野球を見て過ごせる生活は、人生の特等席だった。
いきなりその大好きな席を取り上げられた上に、親戚に預けられたので、大好きなお父さんに嫌われてしまったのだと勘違いしてしまった。
このミッキーが6歳の時のちょっとしたすれ違いが、長い年月をかけて深い溝になり、こじれていく。

「子はかすがい」ならぬ、「野球はかすがい」
この親子のこじれっぷりが、なんとも家族なんだよねぇ。
すごく不器用で頑固なお父さん。
そんなお父さんを愛しているけど、素直に愛していると言えない娘。
本当は、最も一番近くにいる親だから言わなきゃいけないんだけど、だからこそ、言えないもんなんだよねぇ。
すごく分かるなぁと思いながら見ていた。
そこで、一般的な家庭の場合、ここで孫が入ってきて二人の仲を取持ったりするもんだけど、この映画が特殊なのは、それが「野球」なんだよね。
それも、すごくマニアックなレベルの「野球」
でもねぇ、こんな娘がいたらお父さんはすごく嬉しいだろうなぁと思うよ。
自分が子供の頃からたたき込んだ知識を、忘れずに大切に持っているんだ。
その上に、その知識をすごく大事なところで、見事に発揮する。
最後に、移民の男の子の才能を見出すシーンは、小気味良かったなぁ。
あんな風にカッコイイ女性になりたいと思ったよねぇ。

出演者は、クリント・イーストウッドと、エイミー・アダムス
主人公のスカウトマン、ガスを演じているのはクリント・イーストウッド。
この不器用で頑固なお父さんは、この人にしか演じられないよね。
本人の前では、決して褒めたりしないのに、人前では娘をベタ褒めっていう、めんどくさい隠れ親ばかな感じもとても良い。
最近は、「アメリカン・スナイパー」、「ジャージーボーイズ」、「インビクタス/負けざる者たち」、「ブラッド・ワーク」など、監督作が続く中、この映画は久しぶりの主演作。
今年は、監督作「ハドソン川の奇跡」の公開が待たれる。
他の出演作には、「ザ・シークレット・サービス」など

ガスの娘で、弁護士のミッキーを演じるのはエイミー・アダムス。
普通に歩いていると、周りの目を引くような美人なのに、実際は、かなりの男勝りっていうミッキーがすごく良かった。
なんだろう、日本語で言ったら「気風(きっぷ)が良い」っていうのかな。
清々しくて、気持ちが良いミッキーだったなぁ。
私も、ミッキーみたいになりたいと思った!!
しかし、エイミー・アダムスは売れっ子だなぁ。
他の出演作には、「メッセージ」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「ジュリー&ジュリア」、「her/世界で一つの彼女」、「ザ・ファイター」、「ナイト ミュージアム2」

この先の展開を妄想してみる…
さて、この映画は、ミッキーがひたすらブーブーなり続けた携帯電話を捨てて、ミッキーがジョニー(ジャスティン・ディンバーレイク)と結ばれて終了。
果たして、ミッキーは球団のスカウトマンになるのか?
こういう映画が終わった後の展開を想像するのって楽しいよね。
私の妄想の中では、ミッキーは弁護士の知識を生かして球団幹部になっちゃうよねぇ。
「マネーボール」女版みたいに。
夢があるなぁ。それこそ、アメリカン・ドリームだよねぇ。
人生、何が起こるか分からないから、楽しいんじゃないかと思うな。

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