綾瀬はるか主演の「海街diary」を映画館で観た。

離れて暮らす父が亡くなって、母親が違う妹を引き取り、鎌倉で暮らすことになった四人姉妹の一年間を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

とにかく、ひたすら温かいなぁと感じる映画だった

平和だなぁ。幸せだなぁ。寄り添い合って生きている人たちって温かいなぁ

映画「海街diary」を見ながら、何気ない日常の幸せと、寄り添いあって生きていくことのの温かさを感じた


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. 受賞歴
  5. あらすじ
  6. 感想


「海街diary」予告編 動画




更新履歴・公開、販売情報

・2015年7月19日 映画館で観た感想を掲載。

・2019年3月25日 NHK BSプレミアムでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者

綾瀬はるか
…(「ザ・マジックアワー」など)

長澤まさみ
…(「散歩する侵略者」、「君の名は。」(声のみ)など)

…(「友罪」など)

広瀬すず
…(「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、「三度目の殺人」、「怒り」など)

加瀬亮
…(「モリのいる場所」、「アウトレイジ ビヨンド」、「沈黙-サイレンス-」、「アウトレイジ」、「永遠の僕たち」、「硫黄島からの手紙」、「誰も知らない」、「それでも僕はやってない」など)

樹木希林
…(「日日是好日」、「万引き家族」、「モリのいる場所」、「駆け込み女と駆出し男」、「歩いても 歩いても」、「あん」、「わが母の記」)

〇大竹しのぶ


監督・脚本

是枝裕和
…(「万引き家族」、「三度目の殺人」、「誰も知らない」、「歩いても 歩いても」など)






受賞歴


第37回ヨコハマ映画祭
作品賞、監督賞、撮影賞、主演女優賞、新人賞 受賞

第28回日刊スポーツ映画大賞
主演女優賞、助演女優賞、新人賞 受賞







あらすじ

長女 幸(綾瀬はるか)、次女 佳乃(長澤まさみ)、三女 千佳(夏帆) の三姉妹は、鎌倉で一緒に暮らしている

ある日、15年前から離れて暮らす父の訃報が届く

父の葬式に出席するために、山形へ行くと、そこには、父が残した 妹 すず がいた

幸は、一人残ったすずに一緒に暮らさないかと提案し、すずは、その場で「行きます」と即答し、四姉妹の生活が始まった…




感想(ネタバレあり)


何気ない日常の温かさ


何気ない日常が、どれほど幸せで温かいのか



たとえば、一軒家に姉妹だけで住んでいること。

庭に植わってる梅の木になった実を収穫して、お酒につけること。

満開の桜の木の下を自転車で駆け抜けること。

夏の夜に、庭で花火をすること。

みんなでちゃぶ台を囲んでケンカしながらご飯を食べること



子供の頃には、当たり前のようにあった日常。

でも、そんなことはもうしなくなってしまった風景。

彼女たちの暮らしを見ていると、そんな当たり前だった毎日が、すごく平和で幸せだったんだと思い、温かい気持ちになった


映画「海街diary」



長女でありながら、母でなければならない生き方


中でも、私は、この四姉妹の長女・幸の性格や生き方にすごく心を動かされてしまった

幸は、幼いころに父と母に捨てられ、母親代わりとして姉妹たちを引っ張ってきた。

でも、その裏では、妻帯者を好きになってしまうダメなところもあるお姉ちゃん



本当だったら、全て投げ出して、一人で暮らしたいと思うこともあるはずなのに、泣き言も文句も言わずに、それを当たり前のように受け入れて、お姉ちゃんの役割を全うする姿に、涙が止まらなかった



私はどちらかと言えば、次女・佳乃のタイプ。

自由・奔放で言いたい放題。

自分で知らぬ間に、お姉ちゃんに苦労かけちゃうタイプ



だからこそ、お姉ちゃんが佳乃も千佳も知らないところで苦労して、嫌なことも引き受けちゃうのが分かるから、

「お姉ちゃん、そんなにしっかりしなくて良いんだよ。手伝えることがあったら、言ってね」

って声をかけてあげたくなった。



長女・幸を静かに、温かく表現した綾瀬はるかの素晴らしさ


そんな幸を演じたのは、綾瀬はるか。

世間的には、広瀬すずがすごく注目されているようだけれども、私は、綾瀬はるかの幸がすごく気に入ってしまった



特に印象に残っているのは、お祖母ちゃんの法事で帰ってきた母(大竹しのぶ)とのやりとり



久しぶりの再会では、みんなの前で大ゲンカしながら、母が帰る日になって二人きりになった時、母娘の姿になる

この時、娘が母に甘えるのではなく、母が娘に甘えてしまうその姿

帰るんだったら、持っていきなさいとおばあちゃんがつけた梅酒を持たせ、駅へ見送りに行けば、「たまには帰ってきなさいね」という



この幸の懐の深さ。温かさ

大竹しのぶという大女優を相手にしながら、少しもひるむことなく、幸という人を表現できる綾瀬はるかの素晴らしさ。

本当に素敵な女優さんだなぁと思った。



監督と原作


監督は是枝裕和。いつぶりだろう。私にとっては久しぶりの是枝監督。

なんでもない、何事も無い日常を、ただ普通に生きている人たちに対する視線が、すごく優しい人だなぁと思った。



そう、現実に生きる私たちの日常は、なんでも無い、なんの事件も無い、ただの日常。

その当たり前の中にある幸せや、優しさを感じた



原作は、吉田秋生のマンガ「海街diary」

読んだことないけど、映画見て、ちょっと読みたくなった。

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現代人は、毎日、時間に追われて何かと忙しい。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。

でも、その間に、きっと何か忘れてしまっていることがある。



この映画を見ると、その忘れてしまった何かを思い出すかもしれない

忙しい毎日に疲れてしまった人に、おススメしたい一本






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