綾瀬はるか主演の「海街diary」を映画館で観た。
離れて暮らす父が亡くなって、母親が違う妹を引き取り、鎌倉で暮らすことになった四人姉妹の一年間を描く。
【満足度 評価】:★★★★☆
とにかく、ひたすら温かいなぁと感じる映画だった
平和だなぁ。幸せだなぁ。寄り添い合って生きている人たちって温かいなぁ
◆ネット配信で観る:海街diary
◆DVDで観る:「海街diary」
…(「ザ・マジックアワー」など)
〇長澤まさみ
…(「散歩する侵略者」、「君の名は。」(声のみ)など)
〇広瀬すず
…(「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、「三度目の殺人」、「怒り」など)
〇加瀬亮
…(「モリのいる場所」、「アウトレイジ ビヨンド」、「沈黙-サイレンス-」、「アウトレイジ」、「永遠の僕たち」、「硫黄島からの手紙」、「誰も知らない」、「それでも僕はやってない」など)
〇樹木希林
…(「日日是好日」、「万引き家族」、「モリのいる場所」、「駆け込み女と駆出し男」、「歩いても 歩いても」、「あん」、「わが母の記」)
〇大竹しのぶ
…(「万引き家族」、「三度目の殺人」、「誰も知らない」、「歩いても 歩いても」など)
幸は、一人残ったすずに一緒に暮らさないかと提案し、すずは、その場で「行きます」と即答し、四姉妹の生活が始まった…
たとえば、一軒家に姉妹だけで住んでいること。
庭に植わってる梅の木になった実を収穫して、お酒につけること。
満開の桜の木の下を自転車で駆け抜けること。
夏の夜に、庭で花火をすること。
みんなでちゃぶ台を囲んでケンカしながらご飯を食べること
子供の頃には、当たり前のようにあった日常。
離れて暮らす父が亡くなって、母親が違う妹を引き取り、鎌倉で暮らすことになった四人姉妹の一年間を描く。
【満足度 評価】:★★★★☆
とにかく、ひたすら温かいなぁと感じる映画だった
平和だなぁ。幸せだなぁ。寄り添い合って生きている人たちって温かいなぁ
映画「海街diary」を見ながら、何気ない日常の幸せと、寄り添いあって生きていくことのの温かさを感じた
目次
「海街diary」予告編 動画
更新履歴・公開、販売情報
・2015年7月19日 映画館で観た感想を掲載。
・2019年3月25日 NHK BSプレミアムでの放送に合わせて加筆・修正。
現在、DVD、ネット配信、共に販売中。
◆ネット配信で観る:海街diary
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キャスト&スタッフ
出演者
〇綾瀬はるか…(「ザ・マジックアワー」など)
〇長澤まさみ
…(「散歩する侵略者」、「君の名は。」(声のみ)など)
〇夏帆
…(「友罪」など)
〇広瀬すず
…(「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、「三度目の殺人」、「怒り」など)
〇加瀬亮
…(「モリのいる場所」、「アウトレイジ ビヨンド」、「沈黙-サイレンス-」、「アウトレイジ」、「永遠の僕たち」、「硫黄島からの手紙」、「誰も知らない」、「それでも僕はやってない」など)
〇樹木希林
…(「日日是好日」、「万引き家族」、「モリのいる場所」、「駆け込み女と駆出し男」、「歩いても 歩いても」、「あん」、「わが母の記」)
〇大竹しのぶ
監督・脚本
〇是枝裕和…(「万引き家族」、「三度目の殺人」、「誰も知らない」、「歩いても 歩いても」など)
受賞歴
〇 第37回ヨコハマ映画祭
作品賞、監督賞、撮影賞、主演女優賞、新人賞 受賞
〇 第28回日刊スポーツ映画大賞
主演女優賞、助演女優賞、新人賞 受賞
あらすじ
長女 幸(綾瀬はるか)、次女 佳乃(長澤まさみ)、三女 千佳(夏帆) の三姉妹は、鎌倉で一緒に暮らしている
ある日、15年前から離れて暮らす父の訃報が届く
父の葬式に出席するために、山形へ行くと、そこには、父が残した 妹 すず がいた
感想(ネタバレあり)
何気ない日常の温かさ
何気ない日常が、どれほど幸せで温かいのか。
たとえば、一軒家に姉妹だけで住んでいること。
庭に植わってる梅の木になった実を収穫して、お酒につけること。
満開の桜の木の下を自転車で駆け抜けること。
夏の夜に、庭で花火をすること。
みんなでちゃぶ台を囲んでケンカしながらご飯を食べること
子供の頃には、当たり前のようにあった日常。
でも、そんなことはもうしなくなってしまった風景。
彼女たちの暮らしを見ていると、そんな当たり前だった毎日が、すごく平和で幸せだったんだと思い、温かい気持ちになった

中でも、私は、この四姉妹の長女・幸の性格や生き方にすごく心を動かされてしまった
幸は、幼いころに父と母に捨てられ、母親代わりとして姉妹たちを引っ張ってきた。
でも、その裏では、妻帯者を好きになってしまうダメなところもあるお姉ちゃん
本当だったら、全て投げ出して、一人で暮らしたいと思うこともあるはずなのに、泣き言も文句も言わずに、それを当たり前のように受け入れて、お姉ちゃんの役割を全うする姿に、涙が止まらなかった。
私はどちらかと言えば、次女・佳乃のタイプ。
自由・奔放で言いたい放題。
自分で知らぬ間に、お姉ちゃんに苦労かけちゃうタイプ
だからこそ、お姉ちゃんが佳乃も千佳も知らないところで苦労して、嫌なことも引き受けちゃうのが分かるから、
「お姉ちゃん、そんなにしっかりしなくて良いんだよ。手伝えることがあったら、言ってね」
って声をかけてあげたくなった。
そんな幸を演じたのは、綾瀬はるか。
世間的には、広瀬すずがすごく注目されているようだけれども、私は、綾瀬はるかの幸がすごく気に入ってしまった
特に印象に残っているのは、お祖母ちゃんの法事で帰ってきた母(大竹しのぶ)とのやりとり
久しぶりの再会では、みんなの前で大ゲンカしながら、母が帰る日になって二人きりになった時、母娘の姿になる。
この時、娘が母に甘えるのではなく、母が娘に甘えてしまうその姿。
帰るんだったら、持っていきなさいとおばあちゃんがつけた梅酒を持たせ、駅へ見送りに行けば、「たまには帰ってきなさいね」という
この幸の懐の深さ。温かさ。
大竹しのぶという大女優を相手にしながら、少しもひるむことなく、幸という人を表現できる綾瀬はるかの素晴らしさ。
本当に素敵な女優さんだなぁと思った。
監督は是枝裕和。いつぶりだろう。私にとっては久しぶりの是枝監督。
なんでもない、何事も無い日常を、ただ普通に生きている人たちに対する視線が、すごく優しい人だなぁと思った。
そう、現実に生きる私たちの日常は、なんでも無い、なんの事件も無い、ただの日常。
その当たり前の中にある幸せや、優しさを感じた。
原作は、吉田秋生のマンガ「海街diary」
読んだことないけど、映画見て、ちょっと読みたくなった。
◆原作本:「海街diary」コミック 1-8巻セット
現代人は、毎日、時間に追われて何かと忙しい。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。
でも、その間に、きっと何か忘れてしまっていることがある。
この映画を見ると、その忘れてしまった何かを思い出すかもしれない
忙しい毎日に疲れてしまった人に、おススメしたい一本
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◆DVDで観る:「海街diary」
◆原作本:「海街diary」コミック 1-8巻セット
彼女たちの暮らしを見ていると、そんな当たり前だった毎日が、すごく平和で幸せだったんだと思い、温かい気持ちになった

長女でありながら、母でなければならない生き方
中でも、私は、この四姉妹の長女・幸の性格や生き方にすごく心を動かされてしまった
幸は、幼いころに父と母に捨てられ、母親代わりとして姉妹たちを引っ張ってきた。
でも、その裏では、妻帯者を好きになってしまうダメなところもあるお姉ちゃん
本当だったら、全て投げ出して、一人で暮らしたいと思うこともあるはずなのに、泣き言も文句も言わずに、それを当たり前のように受け入れて、お姉ちゃんの役割を全うする姿に、涙が止まらなかった。
私はどちらかと言えば、次女・佳乃のタイプ。
自由・奔放で言いたい放題。
自分で知らぬ間に、お姉ちゃんに苦労かけちゃうタイプ
だからこそ、お姉ちゃんが佳乃も千佳も知らないところで苦労して、嫌なことも引き受けちゃうのが分かるから、
「お姉ちゃん、そんなにしっかりしなくて良いんだよ。手伝えることがあったら、言ってね」
って声をかけてあげたくなった。
長女・幸を静かに、温かく表現した綾瀬はるかの素晴らしさ
そんな幸を演じたのは、綾瀬はるか。
世間的には、広瀬すずがすごく注目されているようだけれども、私は、綾瀬はるかの幸がすごく気に入ってしまった
特に印象に残っているのは、お祖母ちゃんの法事で帰ってきた母(大竹しのぶ)とのやりとり
久しぶりの再会では、みんなの前で大ゲンカしながら、母が帰る日になって二人きりになった時、母娘の姿になる。
この時、娘が母に甘えるのではなく、母が娘に甘えてしまうその姿。
帰るんだったら、持っていきなさいとおばあちゃんがつけた梅酒を持たせ、駅へ見送りに行けば、「たまには帰ってきなさいね」という
この幸の懐の深さ。温かさ。
大竹しのぶという大女優を相手にしながら、少しもひるむことなく、幸という人を表現できる綾瀬はるかの素晴らしさ。
本当に素敵な女優さんだなぁと思った。
監督と原作
監督は是枝裕和。いつぶりだろう。私にとっては久しぶりの是枝監督。
なんでもない、何事も無い日常を、ただ普通に生きている人たちに対する視線が、すごく優しい人だなぁと思った。
そう、現実に生きる私たちの日常は、なんでも無い、なんの事件も無い、ただの日常。
その当たり前の中にある幸せや、優しさを感じた。
原作は、吉田秋生のマンガ「海街diary」
読んだことないけど、映画見て、ちょっと読みたくなった。
◆原作本:「海街diary」コミック 1-8巻セット
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現代人は、毎日、時間に追われて何かと忙しい。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。
でも、その間に、きっと何か忘れてしまっていることがある。
この映画を見ると、その忘れてしまった何かを思い出すかもしれない
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