クリスチャン・ベール主演の映画「バイス」を試写会で観た。
ジョージ・W・ブッシュ大統領時代の副大統領ディック・チェイニーを描いた社会派コメディ映画。
【満足度 評価】:★★★★☆
面白かった!
ブッシュ政権時代の元副大統領ディック・チェイニーについて描いた作品。
声を出して笑ってしまった!
こんなに政治家をバカにした映画を本人が生きているうちに製作したのが凄いし、彼を演じたクリスチャン・ベールも凄かった!
目次
『バイス』予告編 動画
(原題: Vice)更新履歴・公開、販売情報
・2019年2月18日 試写会にて鑑賞。
・2019年4月1日 感想を掲載。
・2019年4月5日 全国公開。
詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
↓映画「バイス」公式サイト
キャスト&スタッフ
出演者
〇クリスチャン・ベール〇エイミー・アダムス
…(「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「人生の特等席」、「ジュリー&ジュリア」、「her/世界で一つの彼女」、「ザ・ファイター」、「ナイト ミュージアム2」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」など)
〇スティーヴ・カレル
…(「ビューティフル・ボーイ」、「30年後の同窓会」、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」、「カフェ・ソサエティ」、「フォックスキャッチャー」、「プールサイド・デイズ」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」など)
…(「ビューティフル・ボーイ」、「30年後の同窓会」、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」、「カフェ・ソサエティ」、「フォックスキャッチャー」、「プールサイド・デイズ」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」など)
…(「彼女が目覚めるその日まで」など)
監督
…(「マネー・ショート」など)
製作
〇ウィル・フェレル
2018年製作 アメリカ映画

あらすじ
1960年代。
酒癖が悪く、大学もクビになってしまうディック・チェイニー(クリスチャン・ベール)は、恋人のリン(エイミー・アダムス)からの強い勧めで政界に足を踏み入れる。
その時、下院議員のドナルド・ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)の下で政治を学び、やがて「権力」の虜になっていく。
そして、徐々に頭角を現すチェイニーは、ジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領にまで登り詰めるのだが…。

感想(ネタばれあり)
この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。
バイス (2018)
[80点]「政治を笑え!」
9.11当時のブッシュ政権で副大統領をしていたディック・チェイニーを描いた作品。
田舎に住んでいる特に取り柄のない大学生だったチェイニーが、恋人のリンにそそのかされて政治家になると、やがて政治家の権力の味を覚えてしまう。
そして、そこからのし上がって副大統領に登りつめると、大統領をうまいこと操るようになる。
そんなあらすじを聞くと「政治の映画か…難しそうだな…」と思うかもしれない。
確かに、この映画は政治を描いた社会派作品で、政治家もたくさん出てくる。
でも、これは社会派であると同時にコメディ映画でもあって、声を出して笑ってしまうぐらいに面白い。
で、笑って楽しみながらも、次第に当時チェイニーがしていた悪業の数々を思い知らされる
特に、911後のイラク戦争で何が起きていたのかについては、とても衝撃的だった。
中には、余りにも一方的過ぎる視点で描かれている部分もあったけれど、でも、元副大統領について、これだけ茶化して映画にしてしまうアメリカの懐の深さを感じる作品になっている。
そして、アカデミー賞でも話題のクリスチャン・ベール。
もう、正直、クリスチャン・ベールだってことを忘れてしまうクォリティの高さ。
役作りでは、口の曲げ方までチェイニーの真似をする徹底ぶりだったそうで、迫力がもの凄かった。
おかげで、チェイニーという人の非道で、狡猾でありながら薄っぺい人間性をより感じられたと思う
社会派ということに対して、あまり構えることなく、肩の力をを抜いて楽しんだらいいんじゃないかな。
あの当時、アメリカの裏側で何が起きていたのかを、ぜひ、感じて笑って欲しい作品

9.11当時のブッシュ政権で副大統領をしていたディック・チェイニーを描いた作品。
田舎に住んでいる特に取り柄のない大学生だったチェイニーが、恋人のリンにそそのかされて政治家になると、やがて政治家の権力の味を覚えてしまう。
そして、そこからのし上がって副大統領に登りつめると、大統領をうまいこと操るようになる。
そんなあらすじを聞くと「政治の映画か…難しそうだな…」と思うかもしれない。
確かに、この映画は政治を描いた社会派作品で、政治家もたくさん出てくる。
でも、これは社会派であると同時にコメディ映画でもあって、声を出して笑ってしまうぐらいに面白い。
で、笑って楽しみながらも、次第に当時チェイニーがしていた悪業の数々を思い知らされる
特に、911後のイラク戦争で何が起きていたのかについては、とても衝撃的だった。
中には、余りにも一方的過ぎる視点で描かれている部分もあったけれど、でも、元副大統領について、これだけ茶化して映画にしてしまうアメリカの懐の深さを感じる作品になっている。
そして、アカデミー賞でも話題のクリスチャン・ベール。
もう、正直、クリスチャン・ベールだってことを忘れてしまうクォリティの高さ。
役作りでは、口の曲げ方までチェイニーの真似をする徹底ぶりだったそうで、迫力がもの凄かった。
おかげで、チェイニーという人の非道で、狡猾でありながら薄っぺい人間性をより感じられたと思う
社会派ということに対して、あまり構えることなく、肩の力をを抜いて楽しんだらいいんじゃないかな。
あの当時、アメリカの裏側で何が起きていたのかを、ぜひ、感じて笑って欲しい作品
Posted by pharmacy_toe on 2019/02/21 with ぴあ映画生活

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「 #映画バイス 」試写
町山さんの解説付き
元副大統領ディック・チェイニーを描く社会派コメディ
声を出して笑ってしまう面白さ!
こんなに政治家をバカにした作品を本人が生きているうちに製作したのも凄いし、彼を演じたクリスチャン・ベ… https://t.co/9p60CCdPcc2019/02/18 22:58:13
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