「ウォッチメン」あまりにもダークでダーティすぎるヒーローに気分が乗り切れなかった映画 : とにかく映画が好きなんです【本館】

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ヒーロー映画「ウォッチメン」をＷＯＷＯＷで観た。

ヒーロー映画と言いつつも、すごーーーく人間臭い映画だった。

ヒーローだって、良いヤツもいれば、悪いヤツもいる、人を憎むヤツもいれば、恋だってする。

ダークでブラックなヒーロー映画「ウォッチメン」だった

「ウォッチメン」予告編　動画

あらすじ

ニクソン政権冷戦時代のアメリカ。

それまで、数々の戦争で陰ながらアメリカを救ってきたヒーローたち「ウォッチメン」

にもかかわらず、メンバーが1人1人何者かに殺されていく・・・なぜ、ヒーローたちは狙われるのか・・・

感想（ネタバレあり）　普通に殺されちゃうこともある。人間臭いヒーロー、ウォッチメン

ちょっと私にはダークすぎたヒーロー映画「ウォッチメン」だったかな

でも、私なりに十分楽しんで観た

一番衝撃だったのは、ヒーローが殺されちゃうっていうところ

打ちのめされても、ボコボコにされても、不屈の精神で立ち上がるのがヒーロー

「ウォッチメン」はそうじゃない

狙われたら死んでしまう。常に死と向かい合わせの恐怖感があるヒーローがウォッチメン

そこが、他のヒーロー映画とは違っていて、人間臭くて面白いところ

良いヤツだけじゃない。悪いヤツもいるヒーロー集団「ウォッチメン」

バットマンは、いつもどうやってゴッサムシティを守ろうか悩んでいたし、スパイダーマンは、クラスのいじめられっ子だった

その悩みや弱みを克服するのが普通のヒーロー映画なら、この「ウォッチメン」は、女（たとえ妊婦でも）、子供は平気で殺し、そんなに悪いことしてないマフィアの下っ端だってためらわずに殺してしまう

どちらかと言えば、ヒーローというよりもむしろ、ただのケンカの強いヤツ（笑）

しかし、ウォッチメンの全部が全部そういうヤツではなく、事故によって全能で不死身の力を手に入れたＤｒ．マンハッタン（ビリー・クラダップ）は、そんな不条理についていけず、地球を飛び出してしまう

ヒーローたちにも、良いヤツもいれば、悪いヤツもいるんだ

その考え方は面白いなぁと思いながら見てた

監督は、300＜スリーハンドレッド＞のザック・スナイダー

監督は300＜スリーハンドレッド＞、「マン・オブ・スティール」のザック・スナイダー。

来年公開予定の「バットマンＶＳスーパーマン」の監督も務めるらしく。

なるほど。「バットマンｖｓスーパーマン」は、ダークな映画になるんですのぉ

300＜スリーハンドレッド＞よりは、「ウォッチメン」の方が好きだなぁ

ウォッチメン4

私は、いくつになっても性善説を信じたい人間なので、勧善懲悪もののありきたりなヒーロー映画をスカ―ッとスッキリ楽しみたいから、この手のタイプのダークなヒーロー映画はちょっと苦手

でも、「シンシティ」みたいなちょっとおしゃれなアメコミ映画が好きな人とか、「マン・オブ・スティール」、「300＜スリーハンドレッド＞」が好きな人はきっと楽しめる映画だと思う