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ソル・ギョング、オム・ジウォン主演の映画「ソウォン/願い」をWOWOWで観た

韓国で実際にあった幼女暴行事件を元に映画化した作品。

暴行事件に遭った少女とその家族が、深い悲しみから立ち直っていくまでを描く。

もぉぉぉぉぉぉぉぉ泣いたぁぁぁぁぁぁぁぁ。

最初から最後まで泣き続けた。

目を背けたくなるシーンもあるし、辛いこともあるけど、是非全ての人に観て欲しい一本

「ソウォン/願い」予告編 動画

(原題:소원)



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キャスト&スタッフ


出演者

ソル・ギョング


〇イ・レ



監督

イ・ジュニク
…(「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」など)


2013年製作 韓国映画



あらすじ

小学生のソウォンは、朝、登校している最中に、学校の近くで暴行されてしまう

警察から連絡を受けた父ドンフン(ソル・ギョング(「1987、ある闘いの真実」「名もなき野良犬の輪舞(ロンド)」「殺人者の記憶法」など))と、母ミヒ(オム・ジウォン(「MASTER マスター」など))が病院へ向かうと、ソウォンは血だらけの姿でベットの上でぐったりとしていた

その後の緊急手術で一命をとりとめたソウォンだったが、心の病からか、一言も言葉を発さないようになってしまう

その事態を重く見た母ミヒは、心理療法士の先生(キム・ヘスク)に心のケアをお願いすることに・・・

ソウォン



感想(ネタバレあり)


絶望の淵にいる少女の心を救ったのは、笑うことだった


薄汚い中年男の吐き気がするような欲望の果てに、一人の少女の傷つくことで、彼女はもちろんのこと、その周りにいるどれだけたくさんの人が辛い思いをして、地獄のような日々を送らなければならないのか

残念なことに、裁判所は彼らの味方をするどころが、さらに心をえぐるような判決を出す

それでは、どのようにして彼らはその地獄のような日々から抜け出すことができたのか

一番の力は、「笑うこと」だった

ソウォンが大好きなアニメのキャラクターの着ぐるみが踊っているのを見て笑った

それが、ソウォンの復活の兆しとなる

そして、その笑っているソウォンを観て、両親も心が救われていく

「笑い」が悲しみを癒し、心を救う一番薬だということに気付かされる場面だった

ソウォン2



事件から広がる心の傷は、思いのほか広く深い

ソウォンに起きた事件で、心が深く気付付けられたのは、家族だけではない

両親の友人たちや、ソウォンの同級生までもが、彼女を救えなかったことを悔やむ日々を過ごしている

小学生の男の子が、「どうして僕はソウォンを救ってあげられなかったんだろう」とワンワン泣く姿には、強く心を打たれた。

こんな小さい子までもが、罪悪感にさいなまれている

しかし、彼らもソウォンが元気になっていく姿を見て、徐々に心が救われていく

ソウォン3



納得のいかない判決に怒り

最後まで納得がいかないのは、この暴行事件の犯人が懲役12年だったということ

たったの12年

12年なんてあっという間、8歳のソウォンにとっては、12年後は20歳

彼女は、一番美しい時を出所した犯人に怯えながら生きていかなければならないのか・・・

判決を受けて、お父さんが犯人を殺しに行こうとした瞬間、それを止めるソウォンがあまりにも切なく悲しい

しかし、あそこでソウォンが止めなければ、誰も止めなかったのではなか

それぐらい、あまりにもむごい判決だった


ソウォン4



それでも前向きに生きようとする家族に救われる

そんなことがあっても、家族に新しい命を迎え、笑顔で生きていこうとする彼らの姿に心が救われる

映画の一番最後に画面に流れた一文が、いつまでも心に残る

「本当に辛いことがあった人が笑顔でいるのは、周りの人たちに辛い思いをして欲しくないためです」

この一文が、この映画の全てを表している

何よりも、ソウォンの笑顔が、彼ら一家を救う力の源だった

この映画は、実際にあった出来事を元に制作されたらしいけど、被害に遭った女性が、今でも毎日元気で幸せに生きていることを心から願う

是非、一人でも多くの人に観て欲しい作品だ





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