ヒラリー・スワンク主演の映画「サヨナラの代わりに」をU-NEXT で観た。

ALSを発症してしまったピアニストのケイトと、彼女を介護することになった大学生ベックの心の交流を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

病気を描いているけど、泣かせようとせず、重くもなく軽く観られるのが良い‬。‪

互いに正反対の人と出会い、共に過ごすうちに、自分らしさを取り戻していく‬。

飾ることなく自分らしく付き合える相手って大切!と思った‬

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『サヨナラの代わりに』予告編 動画

(原題:You're Not You)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年9月3日 U-NEXT にて鑑賞

・2019年9月20日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。



見逃しちゃった?でも大丈夫!映画「サヨナラの代わりに」は、現在U-NEXT で配信中

本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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キャスト&スタッフ


出演者


…(「スノー・ロワイヤル」など)

〇ジョシュ・デュアメル
…(「ニューイヤーズ・イブ」など)

〇ロレッタ・デヴァイン


〇フランシス・フィッシャー

〇ジェイソン・リッター



監督

ジョージ・C・ウルフ
…(「最後の初恋」など)


2014年製作 アメリカ映画



映画「サヨナラの代わりに」



あらすじ


ピアニストのケイト(ヒラリー・スワンク)は、ある日突然、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症してしまう。

発症から1年半後、車椅子生活を余儀なくされたケイトは、介護人が必要な生活になるが、夫のエヴァン(ジョシュ・デュアメル)が選んだ相手とは相性が悪く長続きしない。

そこで、ケイトは自分で面接をしたのだが、彼女が選んだ女子大学生のベック(エミー・ロッサム)は、二日酔いで平気でやって来るのようなだらしない女性であり、エヴァンは猛反対する。

しかし、それでもケイトはベックを雇い続け、やがて、ケイトとベックの間に友情が芽生えるようになっていく…。



映画「サヨナラの代わりに」ジョシュ・デュアメル




感想(ネタばれあり)


対照的なふたりの女性版「最強のふたり」


ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症してしまった元ピアニストのケイトは、几帳面で真面目な性格の女性だ。

そんなケイトの介護をすることになったのが、女子大学生のベックだ。

ベックはケイトと対照的に、自堕落な生活を送り、面接の時間にも遅刻し、二日酔いの状態でケイトの前に現れような女性だ



そんな対照的な二人の心の交流を描くこの作品は、まるでアメリカ版「最強のふたり」のような映画だった。



しかし、この映画のケイトは、身体が麻痺していて、車椅子生活をしているところは「最強のふたり」と同じだが、彼女は病気で余命宣告を受けているところが「最強のふたり」と違っている。

つまり、ケイトは、近いうちに命の終わりがくること知っているところが、大きく違っている。



そして、自堕落な生活を送り、見るからにアバズレなベックは、そんな余命わずかなケイトと生活を共にすることで、様々なことを学び、それまで見失っていた自分を取り戻していく。



映画「サヨナラの代わりに」エミー・ロッサム



そばにいて欲しいのは自然体でいられる相手


では、なぜ、ケイトは自分とは正反対で、いかにも気が合わなそうなベックを選んだのだろうか。



それまで、裕福な家庭で暮らし、余命わずかなケイトは、まるで腫れ物に触るかのような箱入りの扱いを受けてきた。

それは、夫のエヴァンがケイトのことを心配し、彼が側にいられない間も、専門家による最高級のサービスを受けられるようにと考えたからだった。



けれど、ケイト本人が望んでいたのは、もっと人間らしい扱いだった

もっと気を遣わずに、自然体でいられる相手にそばにいて欲しかったのだ。



だから、面接時間でさえ遅刻してくるような人の方が、気軽に付き合えると思ったのだろう。

大切に、大切に扱われると疲れてしまうんだろうと思う。



そのケイトの気持ちはとてもよく分かる。

勝手なことを言っているかもしれないけれど、できれば放っておいて欲しいのだ。



ピアニストとして成功していた彼女は、それなりにプライドも高かっただろうと思う。

必要な時は手を貸して欲しいけれど、いつもそばにいられると息がつまってしまうのだ。



ベックのような人だったら、ほったらかしにされるかもしれず、それが、ケイトとしては都合が良かったのだと思う。

つまり、ケイトは「仕事ができない介護人」かつ、「自分を腫れ物扱いしない人」が欲しかったのだ。



ところが、予想外にベックと気が合って、二人の間に友情が芽生えていくようになっていく。



映画「サヨナラの代わりに」ヒラリー・スワンク



本当の自分らしさはどこにあるのか…


そして、ケイトはベックと付き合っていくうちに、ベックもそれなりに裕福な家庭で育ったことを知る。

もともと自堕落な生活をしていたわけではなく、裕福な家庭で育ったのだが、彼女には歌手になりたいという夢があった。

その夢のため、過干渉な親元を離れ、親からの支援も断り、自分で稼いで生活していたのだ。



けれど、ステージにあがると緊張して声が出ないという致命的な欠点があり、歌手として全く芽が出ず、そのストレスから自堕落な生活を送ってしまうのだ。



そんな時にベックが出会ったのが、ケイトだった。

ケイトもまた、過干渉な親とうまくいかないという家庭環境があった。

初めからお互いに家庭環境を暴露し合ったわけではないけれど、背景に共通する部分があったから気が合ったのだろうと思う。



ケイトはベックの気持ちがわかるからこそ、「自堕落なベックは本当のベックでない」と思い、「本当のベック」と付き合うようになる

そうして、ベックはケイトの影響を受けて「自分らしさ」を取り戻し、互いに気を遣わずにいられる存在になっていく



そんな「腹を割った」二人の間柄だからこそ、ケイトは最後の決断をベックに任せるのだ。

そして、ベックはケイトから「生きている時間の大切さ」を教えられ、再び歌手になる夢を追い始める。



映画「サヨナラの代わりに」ヒラリーとエミー



呼吸器をつけた生活の素晴らしさを描いて欲しかった



ただ、私としては、ケイトには延命措置を受けて欲しかった

人口呼吸で生きていくことが辛いという気持ちはよく分かる。



けれど、ホーキング博士がそうであったように、言葉が話せなくても、会話をする手段はたくさんある。

先ほども言った通り、ピアニストとして成功しているケイトはプライドが高いのもあるでしょう。

それでも、呼吸器をつけて生きていくことの素晴らしさを、私は映画で描いて欲しいと思った



以前は延命措置をすることにそれ程思い入れはなかったのだけど、ドキュメンタリー映画の「ギフト 僕がきみに残せるもの」を見て以来、そう思うようになった。

最近では、「ブレス しあわせの呼吸」という映画もある。



「呼吸器をつける生活をするぐらいなら死んだほうがまし」という考え方ではなく、「呼吸器をつけたことで世界が広がった」という考え方をする人が増えれば良いなと個人的に思うようになった。

映画で描くことで、そういうポジティブな考え方がもっと普及すると良いなぁと思っている。

だから、この映画でも、最後には呼吸器をつけて欲しかったのだ。



そこは、個人的にとても残念なところだったけれど、ケイトとベックの心の交流には心が温かくなるし、飾らない自分でいられる相手の存在っていいなと思える映画だった。


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