ディズニーアニメ映画「ズートピア」2D【字幕版】を観た。

何事にも前向きなジュディが困難を乗り越えて夢を叶える姿を描く。

第89回アカデミー賞(2016年)長編アニメ映画賞受賞


満足度 評価】:★★★★☆

様々な種類の動物が共に暮らす夢の国「ズートピア」は、様々な人種が共存する人間の理想郷(ユートピア)だった。

前向きで明るいジュディに励まされながら、ディズニーが描くこれからの理想的な社会のあり方を観た気がした。

「ズートピア」予告編 動画

(原題:ZOOTOPIA)




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キャスト&スタッフ


声の出演

〇ジェニファー・グッドウィン

ジェイソン・べイトマン
…(「ザ・ギフト」、「モンスター上司」、「ディス/コネクト」、「ファング一家の奇想天外な秘密」、「あなたを見送る7日間」、ドラマシリーズ「オザークへようこそ」(製作総指揮・主演)など)

イドリス・エルバ
…(「モリーズ・ゲーム」、「スター・トレック Beyond」、「ジャングル・ブック」(声の出演)など)

J・K・シモンズ
…(「ザ・コンサルタント」、「Re:LIFE リライフ」、「マーダー・オブ・キャット」、「セッション」)

監督

〇バイロン・ハワード

〇リッチ・ムーア


2016年製作 アメリカ映画

第89回アカデミー賞(2016年)長編アニメ映画賞受賞



ズートピア

あらすじ

幼い頃から正義感が強く、警察官になるのが夢だったウサギのジュディ(声:ジェニファー・グッドウィン)は、警察学校を首席で卒業。

念願叶って、夢の町ズートピア1分署の警察官となる。

いよいよ、夢と希望でワクワクした初日。

彼女の与えられた仕事は、駐車違反の取り締まりだった。

他の同僚たちは、ズートピアで起きている連続失踪事件の聞きこみに行っているのに。

初日から現実に押しつぶされそうになるジュディだったが…。




ズートピア3

感想(ネタバレあり)


ジュディに学ぶ「あきらめない力」



私たちが夢に向かって頑張ろうとしている時、誰もが簡単にゴールに到達するわけではない。

時には失敗してしまったり、他人から「お前なんか無理に決まっている」と酷いことを言われたり。

そういう出来事に心を痛め、「もう、無理かも」「私には向いてないかも」と、ついネガティブな方に感情が向いてしまう。

結局、最後のゴールにたどり着けるのは、そんなことがあっても「また、やり直せばいい」「周りの人を見返してやればいい」と気分を切り替え、それでも前に向ける人である。

この映画の主人公ジュディは、そんな「夢見る人」に希望を与えてくれる人である。

夢の警察官になったものの理想と現実の違いにつまづき、自分なりに成果を出したつもりが「余計なことをして」と叱られ、ようやく褒められたと思えば、調子に乗って友人を傷つける。

ジュディの身に起こるそんな出来事の数々は、日頃、私たちも経験していることである。

だから、私たちはジュディに共感し、いつのまにかジュディを自分に置き換え、思わず「がんばれ」と応援してしまう。

そして、ジュディは観客の声援にこたえるように、最後まで諦めずに闘い抜き、夢にまでみた仕事を手に入れる。

最後まで粘って成果を出し、周りを納得させて得た結果だった。

そして私たちは、そんなジュディの頑張りを観て、何があっても最後まで諦めてはいけないんだということに改めて気付かされる。



ズートピア5


人種や宗教によってレッテルを貼る世の中


「ズートピア」とは、人間でいう「ユートピア(理想郷)」のことである。

この映画に登場する動物たちを人間に置き換えてみるとよく分かるが、この映画は、「これからの世界の理想郷」をここに描いている。

冒頭でまだ幼かったジュディが学芸会で見せるのが「肉食動物と草食動物の共存について」。
(小学生にしては、かなり渋い題材だけど(笑))

これは、かつて黒人を奴隷として使っていた白人が黒人を解放し、今では平等に仲良く暮らす「人種差別のない」社会を示している。

そして、「キツネは悪」「ウサギは農家」というステレオタイプのレッテルは、「イスラム教徒は悪」「ユダヤ教徒は宝石屋」という、人種や信仰する宗教によって判断する社会を示している。

外国からみたらアメリカは、雑多な人種が共存する町のように見えても、ジュディが初めてズートピアに上京した時に差別や偏見に悩まされたように、きっと誰もが最初は失望する。

それでも諦めずに前を向いて、様々な人種が協力し合う街にしていきましょうと、この映画は訴える。


ズートピア4

敵を作り出し、恐怖を生み出すことで市民からの支持を得る政治家


しかし、市民が力を合わせて差別・偏見のない世の中にしていこうとしても、政治がそこに影を落とす場合がある。

その象徴として登場するのが羊のベルウェザー副市長である。

彼女は羊だけに見た目はとても優しく、心の温かい副市長である。

しかし、その裏で彼女は肉食動物に毒薬を飲ませ、凶悪犯罪を起こさせ、「肉食動物は悪、草食動物は善」という図式を作り上げていた。

草食動物たちが肉食動物に恐れる頃、彼女は登場し、事態を鎮静化させ街を助けたヒーローとして副市長から市長の座へとのし上がろうとしていた。

それもまた、副市長の「温厚そうな」見た目に市民がだまされ、その裏にある真相を誰も知ろうとしないことが生んだ結果だった。

これは、支持率が低くなると様々な理由を付けて「敵」を作り出し、その敵を挑発したり、戦争を仕掛けたりして、自分の力の強さを誇示しようとする政治家のやり方によく似ている。

私たちは、政治家の言うことに対し、何を言っているのかということよりも「その政治家の真意は何か」に注視することが必要である。


ズートピア2

これまでのアニメが描いてきたステレオタイプを覆す意図


これまで「キツネは悪い人」「羊は良い人」というステレオタイプを作ってきたのは、絵本やアニメだった。

ところがこの映画「ズートピア」では、実は強面のボス(水牛)がセクシーなアプリが好きだったり、キツネが実は良い奴だったり、ナマケモノがスピード狂だったり、羊が実は悪人だったりする様子を描いて、そのイメージを一新しようとしている。

ここがすごく面白いなぁと思った。

そういえば、私たちは子供の頃に「赤ずきんちゃん」や「三匹のこぶた」を観て、オオカミは悪いヤツだと信じ切っている。

ディズニーアニメが、そうした刷り込みや思い込みを積極的に消し去ろうとしていくのがよく分かる。

これからは、そういった差別や偏見そのものをなくしていきたいという思いが、こんなところにも表現されているのかと思った。

様々な人種の人たちが共存する平和の都「ユートピア」を、自分たちが率先して作っていきたいという思いが随所に感じられる作品だった。




私の大好きな主題歌はこれ
▼ ▼ ▼

Shakira - Try Everything





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