とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


キーワード:トム・フーパーを含む記事



コリン・ファース主演の映画「英国王のスピーチ」をWOWOWで観た。

現在の英国エリザベス女王の父にあたるジョージ6世は、幼い頃から吃音で悩まされていたが、オーストラリア出身でスピーチ矯正の専門家であるライオネルの助けをかりながら克服し、真の国王へと成長していく物語。

第83回(2010年)アカデミー賞 作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞 受賞作品。


英国王のスピーチ


満足度 評価】:★★★★☆

人は、心の底から信じてくれる人が1人でもいたら、恐怖や不安に立ち向かうことができるということを教えてくれる物語だった。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「英国王のスピーチ」予告編 動画

(原題:THE KING'S SPEECH)



更新履歴・公開、販売情報

・2016年5月16日 WOWOWで観た感想を掲載。

・2019年10月15日 「映画天国」での放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者

コリン・ファース
…(「メリー・ポピンズ リターンズ」、「マンマ・ミーア!ヒア・ウィーゴー」、「キングスマン:ゴールデンサークル」、「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、「キングスマン」、「リピーテッド」、「マジック・イン・ムーンライト」、「デビルズ・ノット」、「レイルウェイ 運命の旅路」、「真珠の耳飾りの少女」、「裏切りのサーカス」など)

ジェフリー・ラッシュ
…(「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」、「鑑定士と顔のない依頼人」、「やさしい本泥棒」、「シャイン」など)

ヘレナ・ボナム・カーター
…(「オーシャンズ8」、「未来を花束にして」、「レ・ミゼラブル」、「シンデレラ」、「天才スピヴェット」、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」など)


ティモシー・スポール
…(「輝ける人生」、「否定と肯定」など)

〇デレク・ジャコビ

〇ジェニファー・イーリー

マイケル・ガンボン
…(「ヴィクトリア女王 最期の秘密」、「英国総督 最後の家」、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」など)

監督

トム・フーパー
…(「リリーのすべて」、「レ・ミゼラブル」など)


2010年製作、イギリス、オーストラリア合作映画




あらすじ


英国王室の次男ジョージ(コリン・ファース)は、幼い頃から吃音に悩まされていた。

彼が公式行事に出席する機会が増えるにつれ、スピーチをする機会が増えるが、いつもうまく話すことができず、失意の中、行事を終える日々だった。

彼の助けになりたいと考えた妻(ヘレナ・ボナム・カーター)が、ジョージに紹介したのは、オーストラリアから来たスピーチ矯正の専門家ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)だったのだが…。



感想(ネタバレあり)


英国王もただの人


英国王は普通の人だった。

私たちと同じく自分の欠点に悩み、不安や恐怖に怯える人だった

それが、私にはとても衝撃的だった。



王族のように、幼い頃から人目にされされて生きている人は、人前で話すこと何でもないんだろうなぁと勝手に思っていた。

まさか、スピーチ原稿をもらって、絶望的な気分になっているなんて思ってもみなかった。

この映画はその「英国王もただの人だ」と描いたところが素晴らしく、また、彼が「吃音という欠点」を克服していく姿に勇気づけられる作品だった。



映画「英国王のスピーチ」



心と心の距離を近づけるのが治療法


ジョージ6世が幼い頃から悩んでいた「吃音」。

彼は、ライオネルと出会うことで、その悩みを克服していく。

それまで、どんな先生についても治らず、本人も諦めかけていたのに。



ではライオネルは、他の先生と何が違ったのか。

私が思ったのは、ジョージ6世(愛称:バーティ)とライオネルの心の距離近いというのが、吃音の克服を助けた理由なのではないかと思った。



ライオネルは、王族だろうと気にせずに彼をファーストネームで呼び、放送禁止用語を叫ばせ、バーティが心のありのままを吐き出すことにに注力する



そうして見えてきた、家族の中での権力闘争。

幼い頃に受けた乳母からの虐待。

父からの威圧的なプレッシャー。

それがいつの間にか、彼から自信と力を失わせていた。



バーティの心の奥底を見たライオネルは、バーティに自信を持たせるように導いていく



映画「英国王のスピーチ」



目の前に信じてくれる人がいれば、人は強くなれる


吃音を治すために技術的なことを強制するわけではなく(最初に出てきたビー玉の先生はひどかった(笑))、その心と心の距離を近づけていくこと、その過程が素晴らしいなぁと思った。

「宮殿で治療してくれ」という願いを聞かず、「ファーストネームで呼び合う」ことを押し通し、私的な会話は禁止なのにも関わらず「どんな家庭で育ったのか」にこだわる。



しかし、そうした荒療治があったからこそ、バーティは少しずつ心を開き、ライオネルを信頼し、少しずつ自信を取り戻していく。

目の前に信じてくれる人がいれば、人は強くなれる

心が少しでも強くなれば、きっと弱点も克服できる

そう思える映画だった。



映画「英国王のスピーチ」



出演者はコリン・ファースとジェフリー・ラッシュ


主人公のジョージ6世を演じたのは、コリン・ファース



一見落ち着いて見えるジョージも、実は癇癪持ちで心の奥底に様々な怒りを抱えて生きていたことが、話が進むにつれ明らかになる。

何よりもすごいのは、吃音をわざとらしくなく、自然に、本当に昔からそうだったように演じているところ



あの素晴らしさはなんなんだろう。

そして、その鈍感そうに見えて実は繊細、堂々としていそうに見えて、本当はガラスのハートの持ち主というジョージを本当に見事に演じていた。

この映画を見ているうちに、とても不器用なバーティを好きになってしまった。

どんな役を与えられても、その役になりきった上で、コリン・ファースらしさは失わない。

彼らしいジョージ6世だった。



英国王のスピーチ6



そして、バーティを助けるライオネルを演じたのは、ジェフリー・ラッシュ

「オーストラリアから来た田舎者」を本当にオーストラリアから来た俳優が演じるんだぁっていうのが、面白かった。



今回のジェフリー・ラッシュは、飄々としながら、スルッとバーティの心の中に入っていくライオネルがとても素敵だった。

ライオネルがいなかったら、バーティは、吃音を克服することができなかった。

そう思える人だった。



映画「英国王のスピーチ」



監督は「レ・ミゼラブル」「リリーのすべて」のトム・フーパー


監督はトム・フーパー

あらゆる人に等しく優しい。

今後も、どんな作品を作っていくのか、とても興味がわいてくる。



映画「英国王のスピーチ」



第二次大戦の開戦宣言が心温かく見えるマジック


ラストのスピーチは、まるで私がバーティの恋人になったかなのような気分で観ていた。

思わず手を握ってあげてしまいたくなる衝動が…(笑)



しかし、そのスピーチは、国王から国民へ「第二次世界大戦の開戦」を伝えるものだった。

決して心が温かくなるスピーチではないのに、なんだか、とても温かい気持ちになって、拍手したくなってしまうのが、この映画の素晴らしさのように思う



人を肩書きや、役職で判断せず、表面的な文字ずらに惑わされず、そこに描かれている心を見る。

長いスピーチを無事に終了させ、録音ルームから出てきたバーティは、見事に終えたからなのかドヤ顔で、いつもより少し胸がはっていて、自信に満ち溢れていた。



それは、誰よりも国民に愛される国王の誕生の瞬間だった。

人が心を割って話し合い、友情が生まれ、その友情が人を強くする。

私も、そんな人付き合いがしたい。

本当に素晴らしい映画に出会えたと思った。



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ヒュー・ジャックマン主演の映画「レ・ミゼラブル」をNHK BSプレミアムで観た。

世界で最も有名なミュージカルの1つ。「レ・ミゼラブル」を映画化。

満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

観たい、観たいと思ってやっと観た!!泣いたわーーー。ジャン・バルジャンの波乱の人生に。そして、ラストシーンではアン・ハサウェイが天使に見えた

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「レ・ミゼラブル」予告編 動画

(原題:LES MISERABLES)



更新履歴・公開、販売情報

・2016年6月20日 NHK BS プレミアムにて鑑賞。

・2019年9月28日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

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キャスト&スタッフ


出演者

ヒュー・ジャックマン


アマンダ・セイフライド


〇サシャ・バロン・コーエン

監督

トム・フーパー
…(「リリーのすべて」、「英国王のスピーチ」など)


2012年製作 イギリス映画



あらすじ


1815年。フランス革命から26年経ったフランスでは、王政が復活し、市民は貧しい生活を強いられていた。

ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は貧しさからパンを盗み、19年の刑に服し仮釈放の身に。

その時、お腹を空かせた彼を迎え入れてくれた司祭の家から、銀食器を盗み出してしまう。

しかし、司祭はそれをとがめるどころか、「持っていきなさい」と差しだされ、ジャン・バルジャンは彼の優しさに改心することを誓う。

1823年。ジャン・バルジャンは市長となり、貧しいながらも幼い娘を養うファンテーヌ(アン・ハサウェイ)に出会う。

しかし、その裏で刑務所の署長だったジャベール(ラッセル・クロウ)は警部となり、仮釈放の身を捨てたジャン・バルジャンの行方を追っていた。


映画「レ・ミゼラブル」


感想(ネタバレあり)


「自由・平等・博愛」の象徴、ジャン・バルジャン


世界的によく知られたミュージカル「レ・ミゼラブル」の映画化。

これまで何度も映画化され、良く知っている物語なのに、いつ見ても話の展開にドキドキし、最後には感動してしまう。



時代はフランス革命。

この時にフランスの革命派が掲げたスローガン「自由・平等・博愛」を、そのまま主人公ジャン・バルジャンの生き方に投影している物語だ。



貧しさゆえにパンを盗んでしまったジャンは「自由」を奪われ、町は貧富の差が激しく、貧乏人は一生貧乏のままであり、ジャンは、「平等」な生活を送るために、それまでの自分の名前を捨てる道を選ぶ。

そして、その後ジャンを執拗に追いかけたジャベールに復讐をして殺すチャンスがあったのに、「博愛」の気持ちから、彼はジャベールを釈放する。



まさに、フランス革命当時のフランス人が理想とする生き方をしたのが、ジャン・バルジャンだった。

そこまで話の内容をよく知っていても、やはり最後に人を愛すること、人から愛されることを知ったジャンが安らかに眠るシーンでは、感動し、涙が溢れてしまった



映画「レ・ミゼラブル」



舞台では表現できない景色を再現するのが映画の良さ


みんなが良く知る舞台を映画化するにあたり、「あぁ映画化もありだな」と思うのは、舞台では見えない景色を映像化してくれるところ

見えない景色がまるでそこにあるかのように私たちに錯覚させるのが舞台なら、舞台で表現しきれない景色を見せてくれるのが映画だ。



この映画では、まずファースとシーンからのけぞった。

そこには、非常に大きな船が浅瀬に横たわり、それを、主人たちが引く場面から始まる。

その巨大な舟からして、「どうだ。これが映画だ!!」と言わんばかりで度肝を抜かれる。



断崖絶壁にジャンが飛び込むシーンも、大きな下水溝にジャベールが飛び込んで自殺するシーンも、マリウスたち青年が革命で闘うシーンも映画では見事に再現できる。

でも、流れる音楽はそのまま。

これはなんという贅沢なんだろうと、映像とミュージカルの融合をじっくりと楽しませていただいた



映画「レ・ミゼラブル」



次から次へと楽しませてくれるキャスティング


また、この映画の楽しさは、そのキャスティングにもあった。

次から次へと出てくるスターたち。

いつもは、ストレートプレイしか観たことがない彼らが歌っている!!という衝撃。



これまた、贅沢極まりない楽しさだった

主人公のジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンは、歌も踊りもできる俳優だと知っていた。



しかし、ラッセル・クロウや、アン・ハサウェイについては未知数だった。

彼らが歌っているだけで、「うわーーー歌ってるーーー」と思う楽しさ。



特に、アン・ハサウェイの完成度の高さは目を見張るものがあった。

彼女は、この映画でアカデミー賞助演女優賞を受賞するが、それも納得の演技だった。

ラストシーンに出てきた彼女は、まさに天使そのもの。



しかし、私が最も嬉しかったのは、マリウスを演じたエディ・レッドメインだった。

ベネディクト・カンバーバッチと共に、現在のイギリスの輝く至宝となるべき新しいスターの演技力と輝き。

彼の情熱に燃え、輝く瞳は、まさにマリウスそのものだった。



映画「レ・ミゼラブル」



実はイギリス映画だと後で知った…


それにしても、この映画はアメリカ人があまりいないな…と思いながら観ていた。



ヒュー・ジャックマンはオーストラリア人、ラッセル・クロウはニュージーランド人、エディ・レッドメインヘレナ・ボナム・カーター、サシャ・バロン・コーエンはイギリス人…。

アメリカ人は、アン・ハサウェイアマンダ・セイフライドのみ…

と思ったら、この映画はイギリス人監督、トム・フーパーによるイギリス映画だった。

てっきり、ハリウッド映画なのかと思っていた



しかも、このトム・フーパーは「英国王のスピーチ」や「リリーのすべて」の監督であり、決してミュージカルが専門というワケではないのがすごい。



フランス革命を舞台にした、いかにもフランス的な作品なのに、フランス系の俳優が1人も出演していないっていうところもまた、イギリス映画らしい。

いやーーー。このミュージカル舞台の映画化はいいな。

他の作品もぜひ、やって欲しい。


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エディ・レッドメイン主演の映画「リリーのすべて」を劇場で観てきた。

世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベと、その妻、ゲルタとの愛を描く。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

愛が深ーーーーーーい。

でも、この二人の間に私が入る隙がなかった映画だった。

「リリーのすべて」予告編 動画

(原題:THE DANISH GIRL)




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キャスト&スタッフ


出演者

エディ・レッドメイン
…(「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、「レ・ミゼラブル」、「ジュピター」、「博士と彼女のセオリー」など)

アリシア・ヴィキャンデル(アリシア・ヴィカンダー)
…(「チューリップ・フィーバー」、「光をくれた人」、「ジェイソン・ボーン」、「コードネーム U.N.C.L.E.」、「フィフス・エステート/世界から狙われた男」、「エクス・マキナ」、「二つ星の料理人」、「ピュア 純潔」など)

ベン・ウィショー
…(「メリー・ポピンズ リターンズ」、「パディントン2」、「未来を花束にして」、「パディントン」(声の出演)、「ロブスター」、「白鯨との闘い」、「007 スカイフォール」、ドラマシリーズ「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」など)

アンバー・ハード
…(「アクアマン」、「サスペクツ・ダイアリー」、「ラスト・ミッション」など)

〇セバスチャン・コッホ

マティアス・スーナールツ
…(「フランス組曲」、「ベルサイユの宮廷庭師」、「ラスト・ボディガード」など)

監督

トム・フーパー
…(「レ・ミゼラブル」、「英国王のスピーチ」など)

2015年製作 イギリス、ドイツ、アメリカ合作映画



あらすじ


1926年のデンマーク。アイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は風景画家。

その妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)は人物画家。

ある時、ゲルダのモデルが来れなくなったため、彼女はアイナーにストッキングとバレエシューズを履いて、モデルの代わりをするようお願いする。

アイナーはゲルダの言われるままに女装をするが、その時、自分の中で何かが感じ始める。


リリーのすべて


感想(ネタバレあり)


目覚めはある日突然訪れる


この映画を観て、初めにビックリしたのは、アイナーは自分の中に女性の性があることを、大人になるまで自覚せず、ある時女装をしてみて初めて目覚めたこと。

「えぇ!?ある時いきなり目覚めるものなんだ!!

っていうのが、衝撃だった。



物心ついたときからから同性が好きだと認識するものだと勝手に思っていた。

「女装した瞬間」がスイッチになることもあるんだ。

ということは、たとえば、宝塚や歌舞伎の方の中で、ある時、男装、または女装した瞬間に、「私の中の別の自分」に目覚めることがあるのかなと思った。



これは、周りの人たちも複雑だろうと思う。

この映画のようにアイナー とゲルダみたいに、本当に深く愛し合って結婚したかのように思われる二人だったら、尚更、複雑だと思う。

ある時、突然、自分の夫が心は女性だったことに気付くなんて。



無理だよ。絶対。

私だったら、その瞬間、目の前真っ暗になる。



でも、ゲルダはそうじゃない。

それでもアイナーを気遣い、彼の選択を常に支持し続ける

この愛の深さも、衝撃的だった。



リリーのすべて2



二人の間の深い愛情がうらやましい


これは、本当にすごい話だと思った。

しかし、どうしても私には、彼らの深層心理が理解できず、思い切り映画の中に入り込むことができなかった。



それは、私がどうしようもなく、ただの女だからなのかもしれないし、ゲルダほどに深い愛情を感じたことがないからなのかもしれない。

どうにも、この映画の世界に、今一歩入り込めず、遠くから彼らの姿を眺めているような感じになってしまった。



アイナーとゲルダが何をしても、あぁそうなのかぁと思ったまま終了してしまった。

ラストでは、劇場の中ですすり泣きが聞こえてきたんだけど、ちょっと分からなかったなぁ。

けれど、そんな二人だけど、私はこの二人が羨ましかった

こんなに全てを理解してくれる人が、側にいるってことがうらやましかった



リリーのすべて3



難しい演技を自然に演じる出演者


しかし、そんな中、エディ・レッドメインと、アリシア・ヴィキャンデルの演技は、確かにすごかった。

アイナーが女性に目覚め、リリーとなった瞬間の目の輝き

ゲルダが戸惑いながらも、静かにリリーを受け入れていく姿



アイナーはさっきまで男だったのに、リリーになった時から、急に恥じらうようになって、顔を赤らめたりするところなんて、女性以上に女性らしい。

身体の曲線から、手つきまで。

このアイナーの繊細さが、私には足りない。

だから、理解できなかったのかもしれない。



リリーのすべて4


若手男優でトップクラスの演技力 エディ・レッドメイン


主役のアイナー(=リリー)を演じたのは、エディ・レッドメイン

この映画の中で、エディ・レッドメインはすっかりアイナーになりきっていて、本当に内面から「女性になる喜び」を表現していた。

どうやって、その気持ちを理解して、こんなに自然に表現しているんだろうってすごく不思議だった。

本当にとても演技がうまい人なんだなぁと再認識することになった。



リリーのすべて5



一気に注目度が上がっているオスカー女優 アリシア・ヴィキャンデル


妻のゲルタを演じたのは、アリシア・ヴィキャンデル

この映画でアカデミー助演女優賞を受賞している。

夫の浮気相手が女性ではなく、男性であり、それを目撃してしまった衝撃の表情が頭から離れない。

そこで観客は、これはリリーとゲルタの葛藤の物語なのかだと気づく。

しかし、最後の最後までリリーを100%理解するゲルタの愛の深さには、本当に教えられることが多かった。



リリーのすべて6



自分の幼稚さを認識し、愛を教えられた作品


なんだか、この映画は、私の愛に対する考え方がとても幼稚だったと認識することになった作品だった。

男性が女性に目覚めることも、それを深いところで妻が理解することも、私にはどうしても入り込めなくて。



でも、それでも、そんな他人が到底理解できないところで、深く分かり合っているアイナーとデルタの夫婦がすごくうらやましかった。

こんな愛もあるのかと。

それだけでも、この映画はすごい映画なんだなぁと思う。

そして、私には、まだまだ人生修行が必要らしい。







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「映画「リリーのすべて」オリジナル・サウンドトラック」

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3月18日公開予定の映画、エディ・レッドメイン主演、共演のアリシア・ヴィキャンデルはアカデミー賞助演女優賞を受賞した「リリーのすべて」の予告編を観た。

世界で初めて性別適合手術に成功したデンマーク人画家の実話を映画化。

第88回アカデミー賞で主演男優賞、助演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞の4部門でノミネートされているこの作品が気になって、予告編を観てみた。

【観たい度】:★★★★☆


*** 受賞歴 ***

第88回 アカデミー賞(2016)
 最優秀助演女優(アリシア・ヴィキャンデル)賞 受賞

***********

「リリーのすべて」予告編 動画

(原題:THE DANISH GIRL)





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自分らしい生き方を手に入れた人は誰よりも美しい


主人公の風景画家アイナーは、妻で同じく画家のグレタのために、来られなくなってしまったモデルの代わりに、女性用のストッキングと靴を身につける。

このことがきっかけで、アイナーは自分の中の女性に気付き始める…。

この映画は、1930年に世界で初めて性別適合手術に成功したデンマーク人画家と、彼を理解し、支え続けた妻の物語。

生まれもった身体の性別と、内面の性別が違っている人に対して、軽々しく「気持ち分かるわぁ」とか、私は言えない。

きっと私たちには想像もつかないような怒りや絶望を抱えて日々を生きてるのではと、勝手に想像していた。

しかし、この映画の予告編を観て、ちょっと意識が変わった。

それは、主人公のアイナーが、本当の自分は女性だと気付いてから女性へと変貌していく過程で、すごく輝いた笑顔をしている表情を観たからだった。

その笑顔を見る限り、彼らは怒りや絶望の中で生きていると、私が勝手に思い込んでいただけで、他の人たちと何ら変わりのない普通の人じゃないかと思った。

人生がうまくいかず、思い通りに生きられず、日々葛藤したり、怒ったり、絶望したりっていうのは、誰もが抱えていること。

性同一性障害だから、日々葛藤の中で生きているわけではない。

性同一性障害であっても、そうでなくても、自分らしい生き方を手に入れた人は、誰よりも輝いている。

そんなことを、この予告編を観ながら考えた。

リリーのすべて

死角の無いキャスティングとスタッフ


主人公のアイナーを演じるのは、エディ・レッドメイン

いかにも繊細そうなエディ・レッドメインが、このアイナーという役にピッタリ。

映画を観ていなくても、主演男優賞にノミネートされる理由が分かる気がする。

他の出演作には、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、「博士と彼女のセオリー」、「レ・ミゼラブル」

そして、アイナーを支える妻には、スウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル

他の出演作には、「光をくれた人」、「コードネーム U.N.C.L.E」、「フィフス・エステート/世界から狙われた男」、「ピュア 純潔

奥さんこそ、夫が女性になることに対し、想像もつかないような葛藤の中生きていたと思うけど、そこを、どう表現するのか、ちょっと楽しみ。

監督は、「英国王のスピーチ」、「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー

日本公開予定は3月18日。楽しみだなぁ~。

主演のエディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデルへのインタビュー動画

(2月26日追記)

「なぜ、エディ・レッドメインは難しい役ばかり演じるのか」など、とても短い動画の割に、演技への二人の思いが詰まったインタビューなので、是非。




「リリーのすべて」 本編映像とインタビューを収めた特別映像

(3月6日追記)

主人公を演じるエディ・レッドメイン、妻役のアリシア・ヴィキャンデル、監督のトム・フーパーへのインタビューと本編映像を含めた特別映像






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