世界で最も有名なミュージカルの1つ。「レ・ミゼラブル」を映画化。
【満足度 評価】:★★★★☆(4.5)
観たい、観たいと思ってやっと観た!!泣いたわーーー。ジャン・バルジャンの波乱の人生に。そして、ラストシーンではアン・ハサウェイが天使に見えた
目次
「レ・ミゼラブル」予告編 動画
(原題:LES MISERABLES)更新履歴・公開、販売情報
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キャスト&スタッフ
出演者
〇ヒュー・ジャックマン…(「ある少年の告白」、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」、「ナイスガイズ!」、「ディバイナー 戦禍に光を求めて」(兼監督)、「3時10分、決断の時」、「ノア 約束の舟」、「ワールド・オブ・ライズ」、「消されたヘッドライン」、「パパが遺した物語」など)
…(「オーシャンズ8」、「未来を花束にして」、「英国王のスピーチ」、「シンデレラ」、「天才スピヴェット」、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」など)
監督
〇トム・フーパー2012年製作 イギリス映画
あらすじ
1815年。フランス革命から26年経ったフランスでは、王政が復活し、市民は貧しい生活を強いられていた。
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は貧しさからパンを盗み、19年の刑に服し仮釈放の身に。
その時、お腹を空かせた彼を迎え入れてくれた司祭の家から、銀食器を盗み出してしまう。
しかし、司祭はそれをとがめるどころか、「持っていきなさい」と差しだされ、ジャン・バルジャンは彼の優しさに改心することを誓う。
1823年。ジャン・バルジャンは市長となり、貧しいながらも幼い娘を養うファンテーヌ(アン・ハサウェイ)に出会う。
しかし、その裏で刑務所の署長だったジャベール(ラッセル・クロウ)は警部となり、仮釈放の身を捨てたジャン・バルジャンの行方を追っていた。

感想(ネタバレあり)
「自由・平等・博愛」の象徴、ジャン・バルジャン
世界的によく知られたミュージカル「レ・ミゼラブル」の映画化。
これまで何度も映画化され、良く知っている物語なのに、いつ見ても話の展開にドキドキし、最後には感動してしまう。
時代はフランス革命。
この時にフランスの革命派が掲げたスローガン「自由・平等・博愛」を、そのまま主人公ジャン・バルジャンの生き方に投影している物語だ。
貧しさゆえにパンを盗んでしまったジャンは「自由」を奪われ、町は貧富の差が激しく、貧乏人は一生貧乏のままであり、ジャンは、「平等」な生活を送るために、それまでの自分の名前を捨てる道を選ぶ。
まさに、フランス革命当時のフランス人が理想とする生き方をしたのが、ジャン・バルジャンだった。

舞台では表現できない景色を再現するのが映画の良さ
みんなが良く知る舞台を映画化するにあたり、「あぁ映画化もありだな」と思うのは、舞台では見えない景色を映像化してくれるところ。
見えない景色がまるでそこにあるかのように私たちに錯覚させるのが舞台なら、舞台で表現しきれない景色を見せてくれるのが映画だ。
この映画では、まずファースとシーンからのけぞった。
そこには、非常に大きな船が浅瀬に横たわり、それを、主人たちが引く場面から始まる。
その巨大な舟からして、「どうだ。これが映画だ!!」と言わんばかりで度肝を抜かれる。
断崖絶壁にジャンが飛び込むシーンも、大きな下水溝にジャベールが飛び込んで自殺するシーンも、マリウスたち青年が革命で闘うシーンも映画では見事に再現できる。
でも、流れる音楽はそのまま。
これはなんという贅沢なんだろうと、映像とミュージカルの融合をじっくりと楽しませていただいた。

次から次へと楽しませてくれるキャスティング
また、この映画の楽しさは、そのキャスティングにもあった。
次から次へと出てくるスターたち。
いつもは、ストレートプレイしか観たことがない彼らが歌っている!!という衝撃。
これまた、贅沢極まりない楽しさだった
主人公のジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンは、歌も踊りもできる俳優だと知っていた。
しかし、ラッセル・クロウや、アン・ハサウェイについては未知数だった。
彼らが歌っているだけで、「うわーーー歌ってるーーー」と思う楽しさ。
特に、アン・ハサウェイの完成度の高さは目を見張るものがあった。
彼女は、この映画でアカデミー賞助演女優賞を受賞するが、それも納得の演技だった。
ラストシーンに出てきた彼女は、まさに天使そのもの。
しかし、私が最も嬉しかったのは、マリウスを演じたエディ・レッドメインだった。
ベネディクト・カンバーバッチと共に、現在のイギリスの輝く至宝となるべき新しいスターの演技力と輝き。
彼の情熱に燃え、輝く瞳は、まさにマリウスそのものだった。

実はイギリス映画だと後で知った…
それにしても、この映画はアメリカ人があまりいないな…と思いながら観ていた。
ヒュー・ジャックマンはオーストラリア人、ラッセル・クロウはニュージーランド人、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム・カーター、サシャ・バロン・コーエンはイギリス人…。
アメリカ人は、アン・ハサウェイとアマンダ・セイフライドのみ…
と思ったら、この映画はイギリス人監督、トム・フーパーによるイギリス映画だった。
てっきり、ハリウッド映画なのかと思っていた
しかも、このトム・フーパーは「英国王のスピーチ」や「リリーのすべて」の監督であり、決してミュージカルが専門というワケではないのがすごい。
フランス革命を舞台にした、いかにもフランス的な作品なのに、フランス系の俳優が1人も出演していないっていうところもまた、イギリス映画らしい。
いやーーー。このミュージカル舞台の映画化はいいな。
他の作品もぜひ、やって欲しい。
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