とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:アンドレ・デュソリエ



フランス映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」をオンライン試写会で観た。

パリから南仏へ2週間のバカンスに出かけた家族。しかし、高速道路で車が暴走してしまい!?


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

楽しかったなぁ。ひたすら笑いっぱなしの映画だった。

こんなに暑い夏には、こういう何も考えずに笑える映画がピッタリだと思う~!!


「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」予告編 動画

(原題:A FOND / 英題:FULL SPEED)




更新履歴・販売情報

・2017年7月9日 オンライン試写会で観た感想を掲載しました。

・2018年6月19日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正しました。

現在、ネット配信・DVD共に販売中。



DVDで観る:「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」

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キャスト&スタッフ


出演者

〇ジョゼ・ガルシア

アンドレ・デュソリエ
…(「パリよ、永遠に」、「美女と野獣」など)

〇カロリーヌ・ヴィニョ

〇シャルロット・ガブリ

監督

〇ニコラ・ブナム

2016年制作 フランス映画



映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」



あらすじ

美容整形外科医のトム(ジョゼ・ガルシア)と、精神科医で臨月のジュリア(カロリーヌ・ヴィニョ)、小学生で姉のリゾン、同じく小学生で弟のノエの4人家族は、パリから南仏へ2週間のバカンスへ出かけようとしていた。

そこへ、ジュリアに内緒でトムの父で、子供たちのおじいちゃんであるベン(アンドレ・デュソリエ)が合流し、5人はトム自慢の新車メドゥーサに乗り、出発!!

ところが、高速道路に乗った直後から、トムが新車の異常に気付いてしまう!!

なんと、車のブレーキが効かない!?

車のスピードはコンピューターで自動制御するはずなのに、その自慢のコンピューターが故障してしまい、速度も落とせない…。

さて、彼らの乗った暴走自動車は止まることができるのか??



映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」カロリーヌ・ヴィニョ、ジョゼ・ガルシア



感想(ネタバレあり)


家族のバカンス旅行はコメディ映画の定番!?


家族のバカンス旅行をネタにするコメディ映画は多い。

このブログで紹介した作品で言えば、ジェニファー・アニストン主演のコメディ映画「なんちゃって家族」もそのうちの1つ(本物の家族ではないけれど(笑))。

そして、家族でバカンスと言えば、みんなで車に乗って遠出するのが定番。

そのうち、家族ゲンカが始まるか、何かが起きた結果、珍道中になる。



家族ゲンカっていうのは、本人たちは頭に血が上って本気で怒っていたとしても、他人から見たら超笑える話だったりする。

そして、この映画もその例外に漏れず、パリから南仏へ向かう2週間の家族バカンス旅行を描くコメディ映画である。

美容整形外科医のお父さん、精神科医のお母さん、小学生の娘と息子、そして特別ゲストのおじいちゃんの5人。



さらに、この映画の笑いの元である、コンピュータ制御の新車メドゥーサ

彼らが南仏に向かう途中、高速道路でメドゥーサが時速160㎞で暴走してしまう。

自動で速度を制御するはずのコンピューターが故障し、ブレーキまで壊れてしまう。

何をしても車は止まらない…!!



さて、彼らの暴走はどこまで続くのか…。



映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」ジョゼ・ガルシア



最高のボケ!年を取っても心はヤングのおじいちゃんに注目!!


では、なぜ家族旅行はこんなにコメディ映画の題材になることが多いのだろうか。

そもそも家族旅行は多くの人に経験があるから共感されやすい

それに、家族というのは、祖父母も含めると3世代に別れていて、少人数でジェネレーションギャップを描ける良い題材なのだ。

ジェネレーションギャップっていうのは、爆笑ネタになりやすい。



この映画でも、おじいちゃん、両親、子供たち、さらに途中から乗ってきた珍客のメロディーも入れると、4世代になる。

そうやってみると、子供たちとおじいちゃんの反応は全然違うはずなのに、なぜかおじいちゃんと子供たちの考え方が同じだったり!?

それは、この映画のおじいちゃんが特別なのか?(笑)



両親は車が暴走してとても焦っているのに、子供は無邪気に暴走する車を楽しんでいたり。



さらに、両親がW不倫でケンカし始めても、子供たちはどこ吹く風だったりするのは、フランス流なのか。

「えぇ~そんなぁ。ママがあの人と…ショック!!」ってならないのが面白い。



でも、そんなママもパパからもらったルブタンの靴をこっそり貧しい移民の人にあげちゃったりして、「ママったら良い人じゃん!!」と思わせるところも。

だいたい、パパは金持ちだからって、毎年ルブタンの靴をプレゼントすれば良いって思ってて、でもそれが、毎年同じ靴だということに気付いていないのが頭にくるよね(笑)

夫婦ゲンカになって当たり前だわ。だから浮気されちゃうんだよ!!(笑)



しかーーし!この映画でとにかく一番面白いのはおじいちゃん

おじいちゃんの行動を観ているだけでもとにかく笑える。

いくつになっても女の人が大好きなおじいちゃん、いつまで経っても「運命の人」探しをしているロマンチスト。

何をやらせても子供みたい(笑)

おじいちゃんは、最高のボケ役だったなぁ。



映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」アンドレ・デュソリエ、ジョゼ・ガルシア



最先端の車”メドゥーサ”に爆笑しながらも、不安も感じるワケで…


美容整形外科医のパパは、最先端の車を買ってご満悦!のはずが…これが、トンデモナイ車で。

この映画を観ていると、フランス車に乗りたくないなと思ってしまうんだけど、大丈夫だろうか(笑)



パパが自慢の新車のメドゥーサはコンピューターで速度を自動制御する。

ところが、このコンピューターが壊れちゃって、車は大暴走!!

整形外科医でお金持ちのお父さんが、最新式の車を得意げに買っちゃうなんて、とてもありがちで分かりやす過ぎる(笑)



でも、フランス車に限らず、最近はこういう「おしゃべりする車」が増えてるじゃない?

危険を察知すると自動ブレーキをかけるとか、速度を落とすとか。

車に限らず、いろいろおしゃべりする家電も増えてるよねぇ。

我が家では、お風呂が沸くとお姉さんの声で「沸きました」と教えてくれるから、思わず「はーい」って返事しちゃうことあるしね(笑)



まぁ、もちろん、これはコメディ映画で大げさに描かれているけど、もしも、こんな風にコンピューターが壊れちゃった時はどうするんだろうか

もちろん、コンピューターが壊れたら、AIを切断してアナログに切り替えられる設計になるだろうと思っている。



ブレーキはきくだろうし、速度も落とせるはずだとは思うけど、安全を制御するためのコンピューターのはずが、一旦故障してしまうと凶器にもなりえる。

アメリカで自動運転の車が試験中に死亡事故を起こした例もある。




しかし、お父さん!!

どうせ最先端の車を買うなら、もっと良い車をを買いなよ(笑)

そんなところでケチっちゃダメだよ(笑)

そんな風に暴走する車にゲラゲラ笑いながら、そんな将来の「安全な車」に不安を感じる映画でもあった(笑)



映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」



暑い夏!笑って笑って元気になろう!!


とにかく、最初から最後まで笑いっぱなし。

なーーーーんにも考えずに楽しめる映画だった。

この夏、すごく暑くて嫌になっちゃう時、クーラーの効いた部屋で、この映画を観たら、夏バテも吹き飛んじゃうかも。



それぐらい、笑って笑って元気になれる作品。

おバカなコメディ映画が好きな人には特におススメ



でも、私、すごく気になったのは、フランスのバカンスって2週間もあるんだよ!!

2週間もお休みできるなんて、なんて幸せな国なんだ!!

そう思ったよ(笑)

羨ましすぎて、こっちが車を暴走させたいくらいだよねっ!!




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夏は家族で爆笑バカンス旅行!!








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アンドレ・デュソリエ主演の映画「パリよ、永遠に」をWOWOWで観た。

1944年、ドイツ占領下のパリ。今にもナチスがパリを壊滅状態にしようとしていた時、あるホテルの一室で、その作戦を止めるためにナチスの将軍とスウェーデン総領事との間で駆け引きが行われていた。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

今の美しいパリをナチの攻撃から守るために、裏にはこんな出来事があったなんて知らなかった。

この出来事を知った後では、今までテレビや映画で観てきたパリの景色が違って観えるし、それだけでもお得感のある作品だった。

出演アンドレ・デュソリエ、ニエル・アレストリュプ

監督:フォルカー・シュレンドルフ 2014年製作 フランス、ドイツ合作映画


「パリよ、永遠に」予告編 動画

(原題:Diplomatie)




「パリよ、永遠に」 DVD

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あらすじ


1944年ナチスドイツ占領下のパリでは、コルティッツ将軍(ニエル・アレストリュプ)の元で、パリ壊滅作戦が行われようとしていた。

しかし、その時、スウェーデン総領事のラウル・ノルドリンク(アンドレ・デュソリエ(「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」))がホテルの一室にいる将軍を訪ねてきた。

フランス軍司令部と交流のある彼は、その壊滅作戦を止める仲介役として訪ねてきたという。

ナチス軍が末期だとはいえ、命令に逆らえば、妻子を殺される身にある将軍は、彼の申し出を一切受け入れようとしない。

そこで、ノルドリンクは、将軍の妻子をフランスから逃がすという条件で、彼の提案を受け入れるよう説得するのだが…。


パリよ、永遠に

感想(ネタバレあり) 登場人物はたった二人の男性


ほぉーーー。こんなことが実際にあったんだぁ。すごいなぁ~

というのが、見終わった後の素直な感想だった。

登場人物はたったの2人。

ナチスドイツのコルティッツ将軍と、スウェーデン総領事のノルドリンク。

コルティッツ将軍は、ヒトラーの命令により、パリを壊滅する作戦を実行しようとしていた。

そこへ現れたノルドリンクは、将軍がナチスの中でも良心的であることを知っており、説得すればこの作戦も止めることができると確信していた。

実際に、将軍はナチスが大勢のユダヤ人を殺害した時に、自分もまたそのうちの1人だったことに嫌気がさし、「もう無駄な血は流さない」と心に誓っていた。

しかし、命令に逆らうと妻子を殺すと言われ、ヒトラーの命令を聞かざるを得ない状況に陥っていた


パリよ、永遠に2

ヒトラーに嫌気が刺しているナチスの将軍と瞬時に相手の心を読む交渉人


そこでノルドリンクは将軍に「妻子をパリから助け出してスイスへ逃がす」と提案する。

しかし、これは、ノルドリンクがその場で考えた巧妙な嘘だった

この嘘が、私はこの映画の中で、最も心が痛いところだった

ナチの一員とはいえ、「無駄な血を流す」ことに嫌気がさしているコルティッツ将軍は、決して悪い人間ではない。

その人間をだますようなことをしていいのだろうか…と考える。

その気もないのに、「安全に逃がします」と言っている。

でも、将軍が作戦を止めなければ、パリは壊滅状態になってしまう…。

それならば、やはり、嘘をつき通すべきなのか


パリよ、永遠に3

もしも、パリから〇〇がなくなっていたら…と考える


では、もしも、そのまま将軍がパリ壊滅作戦を実行していたら、パリはどうなってしまうのだろうか。

実際にパリへ行ったことがない私ですら、容易に想像がつく。

あの美しいエッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院やルーブル美術館がなくなってしまったら。

そして多くの人が亡くなり、セーヌ川が血で染まっていたのかもしれない。

きっと、今でも世界中の人が憧れる美しいパリはなくなっていただろう

そう考えれば、ある一家を見捨てることと、数万人を助けること。

どっちを優先すればいいのか、答えは一目瞭然。

やはり、ノルドリンクは嘘をついて正解だったと言わざるを得ない

その計算を瞬時に行い、駆け引きの材料として提供する回転の速さと巧妙さが、この映画の最も面白いところだった。

パリよ、永遠に4

個人の利益と国益の間にある線引きを考える


日本でも、政治家の不祥事を見ていれば分かるけど、政治家や高官たちが、常に国益のために動いていると思ったら大間違い。

常に、自分に舞い降りる利益と、国益を天秤にかけながら動いていると感じた作品だった。

もしも将軍の妻子の命が危険な状態になかったら、壊滅作戦はもっと早く中止になったかもしれないし、ノルドリンクも違う餌をぶら下げて交渉していたかもしれない

でも、それは当然のことなのかもしれない。

自分の家族の安全も守れないような人に、国の安全を守れるはずがないと思う。

もちろん、必要以上の贅沢はいけないけれど。

まぁ、とにかく、パリが助かってよかったと胸をなでおろし、こんな事実があったのかと驚いた。

命がけで国を守るっていうのは、本当に大変なことなんだなぁと改めて考えさせれた作品だった



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ヴァンサン・カッセルレア・セドゥ主演の映画「美女と野獣」をWOWOWで観た。

2014年に制作された、誰もが知っている美女と野獣の実写版映画。

満足度 評価】:

美術や衣装のあまりの美しさにため息をつきながら見た作品だった。

おとぎ話を元にしたファンタジーでありながら、強欲であることへの罪と清貧さが美徳として描かれているあたり、さすが、大昔のフランスで描かれた物語だなぁと感心。

若干、心理描写で描き切れていない部分があって、ストーリー展開が強引なところがあったけど、これはこれで、それなりに面白かったあぁ。

「美女と野獣」予告編 動画

(原題:LA BELLE ET LA BETE/BEAUTY AND THE BEAST)




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キャスト&スタッフ


出演者

ヴァンサン・カッセル
…(「たかが世界の終わり」、「ジェイソン・ボーン」、「チャイルド44」、「リオ、アイラブユー」、「バースデイ・ガール」、「避暑地で魔が差して」など)

レア・セドゥ
…(「たかが世界の終わり」、「007 スペクター」、「ロブスター」、「あるメイドの密かな欲望」、「若き人妻の秘密」など)

エドゥアルド・ノリエガ

アンドレ・デュソリエ
…(「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」、「パリよ、永遠に」など)

監督・脚本

〇クリストフ・ガンズ

2014年制作 フランス、ドイツ合作映画

あらすじ


フランスの田舎町にする一人の商人が、町へ出かけた帰り、道に迷い、大きな屋敷へ迷い込む。

そこには、豪華な装飾品や、家具の数々。

一晩、そこで過ごした彼は、屋敷の庭に咲いていた薔薇があまりも美しすぎて、一輪摘んでしまう。

その彼の行いに、屋敷の主人(ヴァンサン・カッセル)が激怒。

「私の一番大切なものを奪ったな。家族に追われを言うために、一日だけ時間を与えるから、必ずここへ戻って来い」という。

商人は、その約束を守るために家へ帰るが、その話を聞いた末っ子のベル(レア・セドゥ)は、父の身代わりとして、父には内緒で屋敷へと向かってしまう・・・

美女と野獣

感想(ネタバレあり)


美女と野獣はいかにもフランス生まれのおとぎ話


誰もが知っている「美女と野獣」の物語の実写版を観た。

昨日がハロウィンで、コスチュームプレイに浸りたい気分だったし(笑)、フランス映画を観たいなぁって気分になっていたので、その気分にちょうどいい作品がこれだった。

観終わって真っ先に思ったのは、このおとぎ話がいかにもフランスらしい話だなぁってこと。

主人公である野獣(かつての国王)は、あまりにも強欲だったために、その築き上げた人生の全てを失うことになった上、呪いをかけられてしまった人。

「贅沢は敵だ!清貧こそが美徳なり!」

という、この強欲さへの嫌悪感は、いかにも昔々のフランスで書かれたおとぎ話だなぁと感心した。

「レ・ミゼラブル」と同じ土壌で育った文化の香りがするよね。

きっと本当に長い、長い間、フランスの国民たちは、贅沢をする貴族たちがみんなこんな目に遭えばいいと思っていたに違いない(笑)

美女と野獣2

本当に衣装と美術が素晴らしかった


その野獣が暮らす屋敷も、家の中の装飾品や、家具、衣装や庭のガーデニングまで、一つ一つが本当に丁寧で美しい。

ベルが屋敷で毎日着させられたドレスの刺しゅうも、一点、一点がため息が出る程に美しかった。

こういう、美に対するこだわりもまた、フランスらしくて素敵だった。

だから、私は時々、無性にフランス映画を観たくなる。

洗練された美しさを見ていると、なんだか心の中までキレイなったような錯覚を感じるから(笑)


美女と野獣4

お膳立てはできてるのに、肝心の心理描写が薄すぎる


お話のベースもしっかりしていて、美術や衣装も美しかったのに、ただ一つだけ残念なところあった。

それは、ベルの野獣への思い。

「本当にお前のことを愛する人が現れた時、その呪いが解ける」

これは、この映画の肝。

なのに、ベルが野獣を思う気持ちが、一切伝わってこない。

これが、すごく残念だった。

逆にしてもしかりで、野獣がベルを思う気持ちが伝わってこない。

なんとなく森の中で出会い、なんとなく一緒に同棲を始めてしまったなりゆきカップルのようにしか見えなかったのがとても残念だった。

ここが、この映画の肝だったのに・・・。

たった一滴の涙で、「この人は野獣を愛してるんだ」なんて説得力がなさすぎるし、女はそんな簡単な生き物ではない(笑)


美女と野獣3


美女と野獣は、実写版 → アニメ → 実写版 の順番で


私が初めて、この「美女と野獣」の物語を知ったのは、大昔にテレビでジャン・コクトーの撮った白黒の実写版映画「美女と野獣」を観た時だった。


ジャン・コクトー版「美女と野獣」

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当時は特撮なんて技術はもちろんなかったのに、呪いをかけられた屋敷では、人間の手が燭台になっていたりして、ちょっとゾッとする薄気味悪さがあった、そして、あまりにも孤独な野獣と、際立って美しい薔薇園が印象に残っている。

そして何より、野獣の呪いが解けた後、人間に戻った国王を演じたジャン・マレーがビックリするほどに美しかった。

本当に、人間じゃないと思うぐらいに美しかった。

私の中では、「美女と野獣」と言えば、そのジャン・コクトー版の印象が強かったせいか、ディズニーで制作されたアニメ版の「美女と野獣」では、少し物足りない感じがしたんだよね。


ディズニーアニメ版「美女と野獣」

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それで、今度は再び実写版の「美女と野獣」

かつての実写版を観てからも、アニメ版を観てからも、随分月日が経ったので、今回は新鮮な気持ちで観ることができた。

美女と野獣5

フランスを代表する俳優と女優の共演


今回、野獣を演じたのは、ヴァンサン・カッセル(「たかが世界の終わり」「バースデイ・ガール」「リオ、アイラブユー」「避暑地で魔が差して」)。

もう、フランスの俳優と言ったら、ジャン・レノか、この人かっていうぐらい、国際的な作品にたくさん出演している俳優さん

王様は呪われて野獣になるので、なにも、野獣的な俳優をキャスティングしなくても良かったのに(笑)

むしろ、ジャン・コクトー版のように、野獣の呪いが解けたら、180度違うタイプの美しい王様が出てきた、とすれば、おとぎ話度、ファンタジー度がアップするよね。

ベルを演じるのは、今回、「007 スペクター」でボンドガールに選ばれたレア・セドゥ(「たかが世界の終わり」「ロブスター」)。

ボンドガールに選ばれる程にゴージャスな彼女には、ベルの清貧さが残念ながら出せていないけど(^^;

レア・セドゥの演技をしっかり観たことがなかったので、いい機会だった。

なるほど、美人というよりも、個性がある女優さんで意志の強そうな感じが気になるので、今後も注目してみていきたいな。

美女と野獣6


良いなぁ、素敵だなぁと思うところもあれば、残念だなぁと思うところもあったけど、全体的には楽しんで観た印象。

最近、フランス映画熱が高くなっているので、ちょっと力を入れて、積極的にフランス映画を観ていきたいところ。

いろいろ見てみよう~♪





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