大人気シリーズ第3弾。
【満足度 評価】:★★★★☆
笑いっぱなしだったなぁ~。間違いなく、「インディ・ジョーンズ」シリーズの中では、これが最高傑作だと思う。
超ボケっぱなしのインディのパパ ヘンリー、最初から最後まで満載のアクションシーン、そして、インディにまつわる様々は謎が明らかにされる…など、あちこちに見どころがちりばめられた作品だった。
目次
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」予告編 動画(日本語字幕なし)
(原題:INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE)更新履歴・公開、販売情報
◆ネット配信で観る:「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」(字幕版)
![]() |
新品価格 |

◆DVDで観る:「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」
![]() |
新品価格 |

キャスト&スタッフ
出演者
〇ハリソン・フォード〇デンホルム・エリオット
監督
1989年製作 アメリカ映画
あらすじ
大富豪ドノヴァンからの依頼により、キリストが「最後の晩餐」で使ったとされる聖杯の在りかについて調査に出発したインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)の父ヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)がヴェニスで行方不明になってしまう。
その話を聞いたインディは、父を探しにヴェニスへ向かう。
すると、父がインディに残した資料から、聖杯について書かれた石板が見つかり…。

感想(ネタバレあり)
アクションが止まらない!!
まさに、最初から最後までがクライマックスで息をつく暇もない程忙しい!!(笑)
例えば、ポップスとかロックのライブに行くと、オープニングはポップな曲で会場を温かくして、ちょっとお客さんが疲れたかなぁってあたりでバラードを入れて、ちょっと呼吸を落ち着かせたりするリズムってあるでしょ。
映画も一緒で、こういうアクション映画って最初から「ワーオー」って感じのビックリするようなアクションを入れて、お客さんの気持ちをつかんだら、中はしっとりさせてちょっと呼吸を落ち着かせて、徐々にラストに向けて、また気持ちを上げていくっていうリズムがある。
しかし、この映画は、止まることを知らない(笑)
休憩が無い(笑)
最初に、ヤング・インディ・ジョーンズ(リバー・フェニックス(涙))のアクションで見せたかと思ったら、すぐにヴェニスに行って十字軍の生き残り(?)みたいな人たちと大走査線(笑)
ほぉ。なんとか助かったと思ったら、今度は、ナチに捕まっているお父さんを助けるために、大脱走(笑)
もぉ、最初から、最後までずっとそんな感じで飽きさせない。
しかも、その間に、ちょいちょい爆笑ネタも差し込んでくるから、観ている方もインディと同じぐらい忙しい(笑)

ヘンリー・”パパ”・ジョーンズが面白すぎる!!
そして、この映画が面白いのは、その止まらないアクションだけじゃない。
インディ・ジョーンズのパパ、ヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)が最高に面白い。
日本のお笑いのボケとツッコミでいうと、これまでのシリーズのインディは確実にボケで、周りの人たちから突っ込まれるタイプ。
しかし!今回登場したパパ・ヘンリーは、インディ以上のボケだった。
インディと共に飛行機に乗って、ナチから逃げている時、「敵機をマシンガンで撃ってください」とインディから頼まれたのに、自分の乗っている飛行機を撃っちゃってインディから怒られたり。
インディと二人でナチに縛られている時、「ロープを焼き切ってください」と頼まれたのに、床を燃やしちゃって火事になっちゃったり(笑)
もう、それがイチイチ面白くて笑えるんだけど、このパパ・ヘンリーが超キュートでかわいかった(≧▽≦)

暴露される様々なインディの謎(笑)
さらに、さらに、この映画が楽しいのは、「インディの謎」について、謎解きのシーンが満載だったこと。
これは、インディ・ジョーンズファンにとっては、とても嬉しいこと。
それらのうちの多くの謎は、少年インディが語ってくれている。
この当時、私は少年インディを演じたリバー・フェニックスが大好きで。
すごく楽しいシーンなのに、今は亡きリバーを観ていると、私には心が痛くなるシーンでもある。
ちょっと脱線したけど、こういう「なぜ、あの人は〇〇なんだろう・・・」って、日頃不思議に思っていることを、謎解き風に教えてくれるのが面白い。
「そっか、ヘビの水槽に落ちてからヘビが嫌いになったのかぁ」とかね。
その中で、最高だったのは、「『インディアナ』は犬の名前だよ」
これは、パパ・ヘンリーの名セリフで、初めて聞いた時は「えーーーっ」って、のけ反ったよね(笑)
あの衝撃は、いつまでも忘れない(笑)

出演者はハリソン・フォード、ショーン・コネリー
主役を演じるのはハリソン・フォード。
この当時のハリソン・フォードは、「スター・ウォーズ」と「インディ・ジョーンズ」3部作に出演し、アクション映画だけでなく、「刑事ジョン・ブック 目撃者」や「ワーキング・ガール」といった評価の高い作品に出演し、この後に続くスター街道の入口に立ったぐらいの頃。
久しぶりに、「インディ・ジョーンズ」シリーズを観ると、「あぁ、そういえば、こんなにアクションやってたよね!!」なんて、当時のアクションスターぶりを再認識してしまう(笑)
それぐらい、今ではアクションがなくても十分に作品が残せるスターになっている。
きっと、多くのアクションスターにとって、ハリソン・フォードのような生き残り方は、手本になってるんだろうなぁ。

そして今回、主役のインディ・ジョーンズ以上に、この映画を盛り上げたのはインディのパパ、ヘンリー・ジョーンズ。
演じたのは、ショーン・コネリー。
恐らく、ショーン・コネリー史上、最高にキュートでかわいい彼が見られる映画なんではないだろうか。
最高に可愛くて、ボケている(笑)
本当に、素敵なヘンリー・ジョーンズだった。
でもねぇ、さすがに馬に乗っているシーンとか、かっこいいんだよねぇ。
そこは見逃さなかったよ(笑)
ショーン・コネリーは、若手の頃、初代「007」シリーズのジェームズ・ボンドとして有名になり、数々の映画に出演。
引退を宣言しても、戻ってくる人もたくさんいるから…。ショーン・コネリーにも戻ってきて欲しいなぁ…。
他の出演作には「アンタッチャブル」、「レッドオクトーバーを追え」、「ザ・ロック」など

昔の映画を振り返ると、寂しい思いもついてくる
この映画の公開時は、少年時代をリバーが演じて、お父さんをショーン・コネリーが演じてなんて、豪華なキャスティングなんだ!!と思った。
でも、今はリバーもいないし、ショーン・コネリーも引退している。
もっと言えば、インディと、パパの相方のマーカスを演じたデンホルム・エリオットも亡くなっている。
振り返ると、ちょっと寂しい思いもする作品だった。
逆に言えば、ハリソン・フォードのように、長年トップの地位を守り続けるっていうのは、本当に大変なことなんだなぁと思う。
関連記事 インディ・ジョーンズシリーズ
↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村

◆ネット配信で観る:「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」(字幕版)
![]() |
新品価格 |

◆DVDで観る:「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」
![]() |
新品価格 |






