とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ウェズリー・スナイプス



イーサン・ホーク、リチャード・ギア、ドン・チードル主演の映画「クロッシング」をWOWOWで観た。

NY、ブルックリンの三人の警察官の生き様を描くサスペンス映画。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

ブルックリンという街では、本当なら市民の命を守るはずの警察官も生きていくのが大変で、市民守るどころではないっていうのが、衝撃だった。

「クロッシング」予告編 動画

(原題:BROOKLYN'S FINEST)




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キャスト&スタッフ


出演者


イーサン・ホーク


…(「パッセンジャー57」など)

監督



2008年製作 アメリカ映画



あらすじ


ブルックリンで警察官をしているエディ(リチャード・ギア)は、定年退職まであと7日という時に、新人警官と共にパトロールをするという任務を受ける。

日頃から、息をひそめるように生きてきたエディは、残りの数日を何事もなく過ごしたかったが、「最後の任務だ」と押し付けられてしまう。

同じくブルックリンで刑事をしているサル(イーサン・ホーク)は、麻薬捜査をしている。

既に子供が4人いる上に、妻が双子を妊娠したサルは、新しい家に引っ越すことを考えているが、昇給しない安月給では家を買うことができず、犯罪者たちが麻薬売買で手に入れたお金に手をつけるようになってしまう…。

FBI捜査官のタンゴ(ドン・チードル)は、麻薬売買組織に潜入しているが、その組織のボスであるキャズ(ウェズリー・スナイプス)に命を救われ、恩義を感じるようになり、FBIに協力しづらい状況になってきていた…。

エディ、サル、タンゴの三人は、同じ地域で警察官として働いているが、それまで互いに関わることなく過ごしていたのだが…。



クロッシング


感想(ネタバレあり)


「白人警官が黒人の青年を射殺」という事件は、なぜ起きるのか


いや~、NYには住みたくないなぁと思った。

もちろん、NYの中でも最も犯罪率が高い所轄が、この映画の舞台として描かれているので、全てがこんな凄惨な状況だとは思わないけど、それでも嫌だーーーーと思った。

物語の始まりは、1人の黒人青年が白人の警官に殺された事件からスタートする。

なんと、その白人警官は、強盗目的でその青年を殺したという。

なぜ、白人警官は強盗するほどに追い詰められていたのか。

というのが、この映画には描かれている。



クロッシング8



市民の命を守る仕事をしている警官が、日常生活もままならない


どうも、この映画によれば、警察官は給料が少ない上に昇給もない。

退職したところで、年金も大してもらえないらしい。

それで、警察官たちは、生活費がなく追い詰められてしまう。

えぇーーーと思うよね。どうやって生活しろっていうんんだよ!!

人の命を守ってる場合じゃねーよって、観ている私が言いたくなるような生活だった。

ただし、FBI捜査官は違う。FBI捜査官はかなり良い生活をしてた。

このエリートと、そうじゃない人たちとの格差にも、問題があるように思う。

富めるものは富み、そうじゃないものは、毎日、必死で生きたところで生活は向上しない。

しかも、犯罪者たちは銃で武装していて、いつ殺されるか分からない毎日なんだとしたら、警察官になんてなるもんじゃないなと思ってしまう。

もっと稼げる堅気の仕事をした方が良い。



クロッシング9



「夢と希望にあふれる新人警官」には分からないベテランの苦悩


この映画の中で、一番印象的だったのは、リチャード・ギア演じる定年間近の警察官エディの生き様。

日頃から、定年退職する日だけを考え暮らしてきたエディは、夢溢れる新人警官を嫌い、警察署で話しかけられることすらも嫌い、誰とも関わらずに暮らしている。

この映画を見始めた時は、「なんて負け犬キャラなんだ!!そんな生き方でいいのか!!」と、ちょっとバカにした感じで観ていた。

しかし、観続けていくと、もしも長生きして、めでたく生きて定年を迎えたいのであれば、彼のような生き方をするしかないんだということに気付く。

彼も、かつては夢と希望にあふれた新人警官だった頃もあったはず。

でも、あまりにもたくさんの出来事を体験し、「誰にも関わらないこと」が「最も安全な生き残る術」だということに気付いていしまった。

そのことを知らずに、エディの生き方をバカにしたような新人に腹が立つのも分かる気がするな。

ようやく、生きて定年を迎えられたエディ。

自殺なんてしないで、早くブルックリンを出て、新しい生活を始めて欲しいと心から思った。



クロッシング7



適材適所のキャスティングと監督


制服の警察官、エディを演じるのはリチャード・ギア

めでたく定年退職を迎えた日。

それまで街でケンカを見かけても仲裁することすら嫌がったエディが、ヤク中に囚われた女性たちを助けるという良心を見せる。

男性なら助けないのに、女性は命がけで助けるっていうのが、なんともリチャード・ギアらしい(笑)

リチャード・ギアにしては、珍しい負け犬キャラのこのエディ役。

ファンの方には申し訳ないけど、この負け犬っぷりが良かったなぁ。

しかし、なぜ彼が負け犬になったのかの説明があると、もう少し物語に深みが出て良かったように思う。



クロッシング2


ブルックリンで麻薬捜査をする刑事サルを演じるのは、イーサン・ホーク

家族のために、犯罪者の金に手を付けてしまうサル。

しかし、家族の現状を見ているとサルの汚職も許してしまいたくなってしまう部分もある。

だって、市民を守る仕事をしている人が、家族の命も守れないなんて、なんだかとても矛盾しているように思う。

いろいろ考えさせられる役柄だった。

最近のイーサン・ホークは、こういう男っぽいハードな役が多くていいね。



クロッシング4



FBIの潜入捜査官タンゴを演じるのは、ドン・チードル

最初、麻薬組織の一員として登場したので、「おぉ、ドン・チードルが悪者なんて珍しい」と思ったら、潜入捜査官だった。

さらに、タンゴという役は、FBI捜査官としての自分と、麻薬組織の一員としての自分と、どちらを取るのかという内面の揺らぎがとても印象的だった。

最後の最後に警察官に殺されてしまうとは、なんという皮肉。

ドン・チードルらしい、奥の深い役だったように思う。



クロッシング3



そして、タンゴがFBI捜査官でありながら、その人柄にひかれてしまい、FBIから守ろうとする組織のボス、キャズを演じたのは、ウェズリー・スナイプス

ウェズリーは、やっぱりカリスマがある人だなぁとすごく思った。

彼は、やはりスターさんで輝いているから、こういう麻薬組織のボスっていうのはすごく向いてる役だったし、出番もセリフも少ないながらも、印象的だった。

これは、すごく良いキャスティングだったなぁ。



クロッシング6



監督は、アントワン・フークワ

警察官やFBIの不正を描くことを得意とする監督。



クロッシング5



この映画は2009年製作の映画で、6年ぐらい前の作品になるけど、その後、ブルックリンの警察官の待遇は良くなっているんだろうか。

これじゃぁ、モチベーション上がらないよねぇ。

汚職に走っちゃう気持ちが分かるようじゃダメだよね。

少しでも待遇が良くなっていますように。

これじゃ、他人の命なんて守れないよ。





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1992年制作のウェズリー・スナイプス主演の映画「パッセンジャー57」をWOWOWで観た。

ハイジャックされた飛行機に偶然乗り合わせたテロ対策のセキュリティのプロが空の上で敵と戦うアクション映画。

【満足度】:★★★☆☆

あまりにも能天気な作品で、911が起きる以前のハイジャック映画だなぁ。このころは、これで良い時代だったんだなぁと感じた。

「パッセンジャー57」予告編 動画

(原題:PASSENGER 57)






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あらすじ


ジョン・カッター(ウェズリー・スナイプス)は、航空会社のテロ対策セキュリティのプロ。

新しい仕事のために、LAへ向かう飛行機に搭乗するが、その同じ飛行機でFBIが凶悪犯を移送していた。

飛行機が離陸すると同時に、乗組員の扮装をしていたテロリストたちが凶悪犯と共に、飛行機をハイジャック。

ジョンは、地上にいる友人で、同じ航空会社のセキュリティ部門のスライ(トム・サイズモア)にテロリストにバレないように電話で連絡するのだが…。


パッセンジャー57

感想(ネタバレあり) まぁ。話はダイ・ハードと一緒だなぁ(笑)


話は、まるで「ダイ・ハード」と同じテイスト。

たまたま事件に居合わせちゃった運の悪い男が、バタバタとテロリストをやっつけていく映画(笑)

調べてみたら、「ダイ・ハード2」と「ダイ・ハード3」の間に制作されたのが、この映画ということで、当時はこんなテイストが流行っていたんだなぁっていうのが良く分かる。

でも、テロリストが特に大義もなかったり、一旦逮捕したテロリストをまた飛行機に戻しちゃったり(笑)

あちこち、めちゃくちゃ詰めが甘いんだけど、どの大らかな感じも、この時代の特徴かなぁって思った。

なぜなら、911のハイジャックテロ事件が起きたのは2001年。

この映画が制作されたのは、911が起きる約10年前。

恐らく、ハイジャックと言ったら、誰しもがこの程度のイメージしか持たなかっただろうなぁと思う。

911以降は、こんな緩いハイジャック映画を作ったら、映画よりも事実の方が衝撃できっと誰も見ない。

パッセンジャー57_2

観るべきところは、空手5段!ウェズリー・スナイプスのアクション


ということで、911の本当のテロの恐ろしさを知ってしまった私は、こんな緩いテロリストは、SWAT入れてさっさと殺してしまいましょう と思う(^^;

しかし!そんな中で、キラリと光るのは、ウェズリー・スナイプス(「クロッシング」)。

えらく久しぶりにウェズリーを観て、「おや、この人のアクションはこんなにキレがあるんだっけな??」と思ったワケで。

テロがどうのとか、ハイジャックがどうのというよりも、ウェズリーのアクションばかりを観ていたのよ。

結局。

それで、気になって、ちょっと調べてみたところ、このウェズリー。

なんと、空手5段の腕前だと。おーほーー

何がすごいって、あの狭い飛行機の中で、あの長い手足を使ってとてもきれいにまわし蹴りをヒットさせてしまう姿にちょっとほれぼれした。


パッセンジャー57_4

ウェズリーがスクリーンから消えたワケ


ところが、残念なことに、このウェズリー・スナイプスは、この映画の頃が絶頂期直前。

この後、1996~2000年ぐらいにかけて絶頂期を迎えるけど、その後急降下する。

2006年頃には脱税容疑がささやかれはじめ、2010年には実刑判決を受け、2010年から2013年の3年間服役する。

というワケで、こんなに美しいアクションができるウェズリーも、最近はその姿を観ることが無かったのもそれが理由だった。

2014年には、「エクスペンダブルズ3」に出演して復帰を果たしている。

かつての栄光を取り戻すことができるのか…。

パッセンジャー57_3

トム・サイズモアがスクリーンから消えたワケ


そして、この映画の出演者で逮捕されたのは、ウェズリーだけではない。

彼の友人・スライを演じたトム・サイズモアも、同じく、この後絶頂期を迎え、その後逮捕されてしまう。

トム・サイズモアはこの映画に出演した頃から人気が上がり始め、「プライベート・ライアン」、「パール・ハーバー」、「ブラックホーク・ダウン」などに出演して絶頂期を迎える。

しかし、その後、パートナーへのDV、薬物所持で数回逮捕され、最近では小さい映画の小さい役しかこないしていないようだ。

パッセンジャー57_5

ハリウッドで同じ地位をキープし続けることの難しさ


映画そのものの感想から随分離れた話になってしまったけど、10年以上前の作品を観ていると、「あら、この人はどうしたかな?」「最近見ないな…」と思うことがとても多い。

それだけ、ハリウッドで一定の地位を維持していくことは、とても大変なことなんだと思うけど、演技に集中していいてくれれば、こんなことにはならなかったのに…と思うことばかりなので、とても残念。

まぁ、そういう意味でも、この映画のウェズリーと、トム・サイズモアの共演っていうのは、なかなか見ることができない貴重な作品になったよね。

二人とも復活して、昔みたいに活躍してほしいなぁ。



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