クリス・ヘムズワース主演「ホース・ソルジャー」を試写会で観た。
2001年に起きた『9.11 同時多発テロ』の翌日、アルカイダ掃討のためにアフガニスタンへ向かった12人の陸軍特殊部隊の実話を描く。
【満足度 評価】:★★★★☆
戦闘シーンは迫力満点で見応えがあり、彼らの戦いはズシンと重みが残り、思いのほか感動した映画だった。
いつの時代も、誰にも知られることなく命がけで戦っている人たちがいるんだと改めて思い知らされる実話の映画化。
◆DVDで観る:「ホース・ソルジャー」
◆ネット配信で観る:「ホース・ソルジャー」(字幕版)
◆原作本:「ホース・ソルジャー」(上)
◆原作本:「ホース・ソルジャー」(下)
…(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「マイティ・ソー バトルロイヤル」、「ラッシュ/プライドと友情」、「白鯨との闘い」、「ゴーストバスターズ」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」、「アベンジャーズ」など)
〇マイケル・シャノン
…(「シェイプ・オブ・ウォーター」、「ノクターナル・アニマルズ」、「ラビング 愛という名前のふたり」、「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「マッド・マザー 生贄の少年」など)
〇マイケル・ペーニャ
…(「運び屋」、「アントマン&ワスプ」、「素晴らしきかな、人生」、「アントマン」、「大いなる陰謀」、「フューリー」など)
〇トレヴァンテ・ローズ
…(「ザ・プレデター」、「ムーンライト」など)
〇エルサ・バタキー
〇ウィリアム・フィクナー
2018年製作 アメリカ映画
2001年9月11日 アメリカで同時多発テロが起きる。
その時、陸軍大尉のミッチ・ネルソン(クリス・ヘムズワース)は、現場から退いて管理職に異動したばかりだった。
しかし、居てもたってもいられなくなったミッチは、自分の特殊部隊のチーム 12人を招集し、アルカイダが潜伏していると言われているアフガニスタンへと向かうことを志願する。
翌日には許可が下りたミッチたちチームは、隣国のウズベキスタンへと向かう…。
近年で、時代の流れを変えた事件というのが2つあると思っている。
1つは1989年に起きた「ベルリンの壁」の崩壊。
この時を境に 資本主義 VS 共産主義 の戦いである冷戦が終了した。
もう1つは、2001年9月11日にアメリカで起きた「同時多発テロ」。
この時を境に、世界で起きている戦争が「国 VS 国」から、「国 VS テロ組織」という形へと変化していく。
たとえば、この映画のような「米軍 VS アルカイダ」や、「国連軍 VS ISIS」など。
それぐらい「9.11 同時多発テロ」というのは世界に衝撃を与えた事件だった。
この映画は、その「世界の歴史を変えた事件」の中で、テロ組織「アルカイダ」を追い詰めていった米軍特殊部隊の実話を描いている。
彼らが戦っていたのはアフガニスタンではなく、そこに潜伏するテロ組織であり、これまでの戦争とは明らかに戦い方が違っている。
ただ、アフガニスタンに降り立ってテロ組織を潰せばいいというわけではない。
その彼らが、「どう戦っていくのか」という戦略の立て方、山岳地帯での戦い方の難しさ、リーダーの人間性などを見ているのがとても興味深く面白い映画だった。
そして、この戦いは極秘の中で行われたため、しばらく人に知られることがなく、長い時間を経ての映画化となった。

いくら特殊な訓練を受けた有能な戦士たちだからといって、12人の兵士では、5万人いるといわれるアルカイダと戦えるはずがない。
そこで陸軍の参謀が考えた戦略が、現地でアルカイダと敵対している組織 北部同盟と手を組むことだった。
私は、その戦略には複雑な気持ちになった。
なぜなら、そうやって、米軍が現地の組織に金と武器を与え、利用できるだけ利用し、利用価値が無くなったところでポイ捨てした結果、捨てられた組織の中からアメリカを恨み、テロリストが生れていくケースが多いからだった。
そんな私の心配を見越したからだろうか、ミッチ率いる部隊がアフガニスタン入りした頃、アルカイダが現地の女性や子供たちにどれだけ酷いことをしていたのかを映し出す。
その蛮行の残酷さだけでも目をそらしたくなるものであり、「アルカイダを全滅させる」という彼らの目的を正当化するのに十分、説得力を持ったものだった。
これは、これまで行ってきた朝鮮半島やベトナムのように、北と南の間で線が引かれ、国が北部と南部に分かれて戦うのではなく、アフガニスタンに潜伏するテロ組織「アルカイダ」と、彼らに家族を殺された者たちからなる「北部同盟」との対立を利用して、米軍が北部同盟を支援しながら「アルカイダ」を掃討しようする作戦なのである。
「北部同盟」は、ミッチ率いる米軍にとって、アルカイダの潜伏先へ案内するガイドであり、共に手を組んで戦う同士でもあるのだ。

その戦いの中で、彼らを勝利に導く立役者となったのが、「馬」と「頼りになるリーダー」だった。
それは、この映画の邦題からもわかるけれど、なぜ「馬」だったのか。
米軍が手を組んだ北部同盟がそれほど予算を持っていない組織だということもあるけれど、アフガニスタンという国は山岳地帯であり、大きな道路はアルカイダに支配され、彼らに気付かれないように近づくには、その崖の中を行かなければならない。
そのための「馬」だった。
今どきの戦いで馬!?と思うけれど、実際に映画を観てみると、なるほど、確かに馬でなければ通れないようなところばかりで、馬がいなければこの作戦は成功しなかっただろうと思える。
そして、現地の土地勘もなく、言葉が通じない組織と手を組み、生まれてからこれまで乗ったこともない馬に乗ることになってしまった兵士たちのモチベーションを上げ、チームを導いていったのがリーダーのミッチだった。
ミッチは、陸軍の参謀が「6週間かかる」と言ったところを「3週間で終わらせる」と言って、その役を得た経緯があった。
だから、彼には「急がなければいけない」理由があり、本部からしばしば「成果を出せ」とせっつかれていた。
それでも、彼はメンバーの健康状態を気遣い、一人もかけることなくアメリカへ帰ることを約束し、自分のチームだけでなく、北部同盟のメンバーたちのことも気遣う。
さらに、戦闘状態になれば誰よりも先頭に立って部隊を率いる姿は、「憧れるリーダー像」の全てを兼ね備えていた。
ミッチが最後まで「全員でアメリカに帰る」と言い続けたからこそ、部下たちは彼を信じてついて行ったのだと思ったし、作戦を成功させることができたのだと思った。

よくある戦争映画でうんざりしてしまうのは、「威圧感たっぷり」の上官が出てきて「愛国心」だの「正義とはなんぞや」と講釈をのたまうことで、そういう場面を見るたびに「あぁアメリカって…」と思ってしまう。
しかし、この映画に好感を持ったのは、そういう「愛国心と正義の押し売り」がなかったところ。
「9.11 同時多発テロ」のテレビ中継を見て、事件を引き起こしたテロ組織に腹を立て、その報復のためにアフガニスタンに降り立った彼らだけど、いざ戦闘となれば「早くこんなことを終わらせて家に帰ること」が彼らの目標となる。
そして、彼らにとっての最優先事項は、愛国心でも正義でもなく、目の前にいる仲間たちを守りたいという思いだった。
そんな彼らの姿が、とてもリアルで等身大のような気がして良かった。
敵を目の前にした彼らが、一番大事なのは「生きるか死ぬか」であり、「仲間と一緒に国に帰ること」であり、「お国のため」ではない。
それこそが、現場で戦っているひとたちの思いなんだろうし、だからこそ、必死になって戦っているのだというところに私はとても感動した。
もちろん、優秀な彼らの頭や心の中には「9.11で犠牲になった人たちのために」という思いも当然あっただろうけど、いざ、現地について戦うとなった時に、頭に出てくるのは国で待ってくれている家族のことだろうし、早く帰りたいという思いだろうと思う。
映画の後半は、本当に目の前でミサイルが飛んでいるかのような迫力満点の戦闘場面が続き、それだけでも圧倒される。
そこには「どんなことをしてでも、全員が国へ帰るんだ」という思いを抱えたリーダーが先頭に立って向かっていったからこそ、あの場面は生れるのだし、感動するのだと思った。
どんな状況下でも、彼らのように「世の中に知られることなく」命がけで戦っている人たちが世界には大勢いるのだと思える作品になっている。
最後に、米軍のリーダーミッチと、北部同盟のリーダー ドスタム将軍は、いまだに親友関係が続いているという字幕が流れてホッとした。
それは、北部同盟は「アメリカに利用されるだけ利用されて捨てられた人たち」ではないことを示すメッセージだと思ったからだった。
ということは、あの少年兵たちもテロリストにならず立派な大人になったんだろうと思いたい…。
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◆DVDで観る:「ホース・ソルジャー」
◆ネット配信で観る:「ホース・ソルジャー」(字幕版)
◆原作本:「ホース・ソルジャー」(上)
◆原作本:「ホース・ソルジャー」(下)
2001年に起きた『9.11 同時多発テロ』の翌日、アルカイダ掃討のためにアフガニスタンへ向かった12人の陸軍特殊部隊の実話を描く。
【満足度 評価】:★★★★☆
戦闘シーンは迫力満点で見応えがあり、彼らの戦いはズシンと重みが残り、思いのほか感動した映画だった。
いつの時代も、誰にも知られることなく命がけで戦っている人たちがいるんだと改めて思い知らされる実話の映画化。
目次
「ホース・ソルジャー」予告編 動画
(原題:12 Strong)更新履歴・公開、販売情報
・2018年4月15日 試写会で観た感想を掲載。
・2019年4月7日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。
現在、DVD、ネット配信、共に販売中。
◆DVDで観る:「ホース・ソルジャー」
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◆ネット配信で観る:「ホース・ソルジャー」(字幕版)
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◆原作本:「ホース・ソルジャー」(上)
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ホース・ソルジャー(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 新品価格 |

◆原作本:「ホース・ソルジャー」(下)
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ホース・ソルジャー(下) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 新品価格 |

キャスト&スタッフ
出演
〇クリス・ヘムズワース…(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「マイティ・ソー バトルロイヤル」、「ラッシュ/プライドと友情」、「白鯨との闘い」、「ゴーストバスターズ」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」、「アベンジャーズ」など)
〇マイケル・シャノン
…(「シェイプ・オブ・ウォーター」、「ノクターナル・アニマルズ」、「ラビング 愛という名前のふたり」、「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「マッド・マザー 生贄の少年」など)
〇マイケル・ペーニャ
…(「運び屋」、「アントマン&ワスプ」、「素晴らしきかな、人生」、「アントマン」、「大いなる陰謀」、「フューリー」など)
〇トレヴァンテ・ローズ
…(「ザ・プレデター」、「ムーンライト」など)
…(「アメリカン・アサシン」など)
〇エルサ・バタキー
〇ウィリアム・フィクナー
監督
〇ニコライ・フルシー2018年製作 アメリカ映画

あらすじ
2001年9月11日 アメリカで同時多発テロが起きる。
その時、陸軍大尉のミッチ・ネルソン(クリス・ヘムズワース)は、現場から退いて管理職に異動したばかりだった。
しかし、居てもたってもいられなくなったミッチは、自分の特殊部隊のチーム 12人を招集し、アルカイダが潜伏していると言われているアフガニスタンへと向かうことを志願する。
翌日には許可が下りたミッチたちチームは、隣国のウズベキスタンへと向かう…。

感想(ネタバレあり)
9.11 同時多発テロ直後に起きた実話の映画化
近年で、時代の流れを変えた事件というのが2つあると思っている。
1つは1989年に起きた「ベルリンの壁」の崩壊。
この時を境に 資本主義 VS 共産主義 の戦いである冷戦が終了した。
もう1つは、2001年9月11日にアメリカで起きた「同時多発テロ」。
この時を境に、世界で起きている戦争が「国 VS 国」から、「国 VS テロ組織」という形へと変化していく。
たとえば、この映画のような「米軍 VS アルカイダ」や、「国連軍 VS ISIS」など。
それぐらい「9.11 同時多発テロ」というのは世界に衝撃を与えた事件だった。
この映画は、その「世界の歴史を変えた事件」の中で、テロ組織「アルカイダ」を追い詰めていった米軍特殊部隊の実話を描いている。
彼らが戦っていたのはアフガニスタンではなく、そこに潜伏するテロ組織であり、これまでの戦争とは明らかに戦い方が違っている。
ただ、アフガニスタンに降り立ってテロ組織を潰せばいいというわけではない。
その彼らが、「どう戦っていくのか」という戦略の立て方、山岳地帯での戦い方の難しさ、リーダーの人間性などを見ているのがとても興味深く面白い映画だった。
そして、この戦いは極秘の中で行われたため、しばらく人に知られることがなく、長い時間を経ての映画化となった。

アルカイダの敵対組織「北部同盟」を利用する米軍
いくら特殊な訓練を受けた有能な戦士たちだからといって、12人の兵士では、5万人いるといわれるアルカイダと戦えるはずがない。
そこで陸軍の参謀が考えた戦略が、現地でアルカイダと敵対している組織 北部同盟と手を組むことだった。
私は、その戦略には複雑な気持ちになった。
なぜなら、そうやって、米軍が現地の組織に金と武器を与え、利用できるだけ利用し、利用価値が無くなったところでポイ捨てした結果、捨てられた組織の中からアメリカを恨み、テロリストが生れていくケースが多いからだった。
そんな私の心配を見越したからだろうか、ミッチ率いる部隊がアフガニスタン入りした頃、アルカイダが現地の女性や子供たちにどれだけ酷いことをしていたのかを映し出す。
その蛮行の残酷さだけでも目をそらしたくなるものであり、「アルカイダを全滅させる」という彼らの目的を正当化するのに十分、説得力を持ったものだった。
これは、これまで行ってきた朝鮮半島やベトナムのように、北と南の間で線が引かれ、国が北部と南部に分かれて戦うのではなく、アフガニスタンに潜伏するテロ組織「アルカイダ」と、彼らに家族を殺された者たちからなる「北部同盟」との対立を利用して、米軍が北部同盟を支援しながら「アルカイダ」を掃討しようする作戦なのである。
「北部同盟」は、ミッチ率いる米軍にとって、アルカイダの潜伏先へ案内するガイドであり、共に手を組んで戦う同士でもあるのだ。

勝利へと導く「馬」と「リーダー」
その戦いの中で、彼らを勝利に導く立役者となったのが、「馬」と「頼りになるリーダー」だった。
それは、この映画の邦題からもわかるけれど、なぜ「馬」だったのか。
米軍が手を組んだ北部同盟がそれほど予算を持っていない組織だということもあるけれど、アフガニスタンという国は山岳地帯であり、大きな道路はアルカイダに支配され、彼らに気付かれないように近づくには、その崖の中を行かなければならない。
そのための「馬」だった。
今どきの戦いで馬!?と思うけれど、実際に映画を観てみると、なるほど、確かに馬でなければ通れないようなところばかりで、馬がいなければこの作戦は成功しなかっただろうと思える。
そして、現地の土地勘もなく、言葉が通じない組織と手を組み、生まれてからこれまで乗ったこともない馬に乗ることになってしまった兵士たちのモチベーションを上げ、チームを導いていったのがリーダーのミッチだった。
ミッチは、陸軍の参謀が「6週間かかる」と言ったところを「3週間で終わらせる」と言って、その役を得た経緯があった。
だから、彼には「急がなければいけない」理由があり、本部からしばしば「成果を出せ」とせっつかれていた。
それでも、彼はメンバーの健康状態を気遣い、一人もかけることなくアメリカへ帰ることを約束し、自分のチームだけでなく、北部同盟のメンバーたちのことも気遣う。
さらに、戦闘状態になれば誰よりも先頭に立って部隊を率いる姿は、「憧れるリーダー像」の全てを兼ね備えていた。
ミッチが最後まで「全員でアメリカに帰る」と言い続けたからこそ、部下たちは彼を信じてついて行ったのだと思ったし、作戦を成功させることができたのだと思った。

「愛国心」や「正義」を押し売りしない戦争映画
よくある戦争映画でうんざりしてしまうのは、「威圧感たっぷり」の上官が出てきて「愛国心」だの「正義とはなんぞや」と講釈をのたまうことで、そういう場面を見るたびに「あぁアメリカって…」と思ってしまう。
しかし、この映画に好感を持ったのは、そういう「愛国心と正義の押し売り」がなかったところ。
「9.11 同時多発テロ」のテレビ中継を見て、事件を引き起こしたテロ組織に腹を立て、その報復のためにアフガニスタンに降り立った彼らだけど、いざ戦闘となれば「早くこんなことを終わらせて家に帰ること」が彼らの目標となる。
そして、彼らにとっての最優先事項は、愛国心でも正義でもなく、目の前にいる仲間たちを守りたいという思いだった。
そんな彼らの姿が、とてもリアルで等身大のような気がして良かった。
敵を目の前にした彼らが、一番大事なのは「生きるか死ぬか」であり、「仲間と一緒に国に帰ること」であり、「お国のため」ではない。
それこそが、現場で戦っているひとたちの思いなんだろうし、だからこそ、必死になって戦っているのだというところに私はとても感動した。
もちろん、優秀な彼らの頭や心の中には「9.11で犠牲になった人たちのために」という思いも当然あっただろうけど、いざ、現地について戦うとなった時に、頭に出てくるのは国で待ってくれている家族のことだろうし、早く帰りたいという思いだろうと思う。
映画の後半は、本当に目の前でミサイルが飛んでいるかのような迫力満点の戦闘場面が続き、それだけでも圧倒される。
そこには「どんなことをしてでも、全員が国へ帰るんだ」という思いを抱えたリーダーが先頭に立って向かっていったからこそ、あの場面は生れるのだし、感動するのだと思った。
どんな状況下でも、彼らのように「世の中に知られることなく」命がけで戦っている人たちが世界には大勢いるのだと思える作品になっている。
最後に、米軍のリーダーミッチと、北部同盟のリーダー ドスタム将軍は、いまだに親友関係が続いているという字幕が流れてホッとした。
それは、北部同盟は「アメリカに利用されるだけ利用されて捨てられた人たち」ではないことを示すメッセージだと思ったからだった。
ということは、あの少年兵たちもテロリストにならず立派な大人になったんだろうと思いたい…。
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映画 『ホース・ソルジャー』| ★4.0 | https://t.co/u3PZJCTrfg |【戦地の未来を握るのはリーダーと馬】戦闘シーンは迫力満点で見応えがあり、
2018/04/14 17:17:21
彼らの戦いはズシンと重みが残り、思った以上に感動した作品だっ… https://t.co/nkuNrwQOBP
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