とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:エヴァ・グリーン



コリン・ファレル主演の実写版映画「ダンボ」を映画館で観た。

お母さんと離ればなれになっってしまったサーカスの像・ダンボの物語。


映画「ダンボ」



満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

戦争で片腕を失ったお父さん、お母さんがいない子供たちとダンボ。

大切なものを失った彼らは励まし合いながら、未来への希望を夢見てる。

そして彼らはダンボの空飛ぶ能力に助けられる。

その温かさとかわいいダンボに癒された。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『ダンボ』予告編 動画

(原題: Dumbo)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年4月11日 映画館にて鑑賞。

・2019年5月15日 感想を掲載。




キャスト&スタッフ


出演者

コリン・ファレル


〇ダニー・デヴィート


アラン・アーキン


監督

ティム・バートン
…(「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」、「チャーリーとチョコレート工場」、「ビッグフィッシュ」、「シザーハンズ」など)


2019年製作 アメリカ映画





あらすじ

第一次世界大戦中に片腕を失い、妻も病気で失ってしまったホルト(コリン・ファレル)は、戦後、かつて所属していたサーカスに戻り、子供たちと再会する。

当時は、花形の曲芸馬乗り師だったが、腕を失った今は、象の世話係を任される。

ホルトが戻って間もなく、メスの像が子供を産むが、サーカスは財政難のため、母像は売られてしまい、子像がサーカスに残される。

耳が普通よりも大きなその子像はダンボと名付けられ、ホルトの子供たちと共に過ごすようになるが、母像のことが忘れられず…。



映画「ダンボ」dambo



感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。




ダンボ (2019)


★★★☆ [70点]「あれもこれもダンボがかわいいから、まぁいいか」


かわいかったなぁ~ダンボ。

日々、犬猫動画を観ているだけでニヤけてしまう私としては、かわいいダンボを観ているだけで50%ぐらい満足しちゃった(笑)



この物語の時代設定は、第一次世界大戦後のアメリカ。

多くの人が大切な人を失った時代。



かつては、馬乗り曲芸師だったホルト(コリン・ファレル)も、従軍して片腕を失ってしまう。

さらに、二人の子供たちの母親である妻の死に立ち会うことができず、失意の中にいた。

そして、サーカス団に帰ったホルトに与えられた仕事は、ゾウ親子の世話係だった



しかし、その子ゾウのダンボは、他のゾウに比べて耳が大きく、空を飛べるという特殊な能力を持っていた。



この物語は、片腕と妻を亡くしたお父さんと、お母さん亡くした子供たちと、お母さんと引き離されたダンボが、喪失感の中で、互いに助け合い、明日への希望に向けて、前向きに生きていく話である。

そして、彼らはダンボの他人とは違う「人よりも耳が大きい」という個性に助けられる



マイケル・キートン演じるヴァンデバーは、その個性的なダンボをさらし者にしたり、金儲けに利用するが、ホルト一家は、そのヴァンデヴァーの魔の手からダンボを守るのだ。

そのダンボに対する人々の反応から「人とは違う個性」というのは、さらし者にしたり、利用するものではなく、受け入れて、尊重するものだと、この映画は訴える。



ただ、その悪役ヴァンデヴァーの描き方には、少し物足りなさを感じてしまった。

「強欲は罪」というのは、あまりにもステレオタイプ過ぎているし、誰にでも欲はある

ヴァンデヴァーが、なぜ、強欲になり、血眼になってダンボを追い求めるのかについて、その人間性を描いてくれていたら、もう少し、物語も深く理解できたように思う。

まぁ、その辺が、子供でも安心して観られるディズニー映画というところなんだろうとも思う

そんな物足りなさも、かわいいダンボを観ていれば、まぁいいんじゃないと、思えてしまうんだから、私も甘いなと思う(笑)


Posted by pharmacy_toe on 2019/04/25 with ぴあ映画生活




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ロマン・ポランスキー監督の映画「告白小説、その結末」を試写会で観た。

ベストセラーを執筆後、書けなくなってしまった小説家がファンの女性と出会ってから起きる奇妙なできごとを描いたサスペンス。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

小説家の「書けない」という恐怖を描く、奇妙で不可思議なサスペンス。

スティーヴン・キングの「ミザリー」に似ているけど、こちらはもっと精神分裂症気味な作品。

そこがポランスキーらしさであり、この映画の面白さだった。



「告白小説、その結末」予告編 動画

(原題:D'apres une histoire vraie)




更新履歴・公開情報

・2018年6月10日 試写会にて鑑賞。

・2018年7月5日 感想を掲載。

現在、公開中。劇場情報は、下記公式サイトより。
 ↓


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キャスト&スタッフ


出演者

〇エマニュエル・セニエ


…(<出演>「7デイズ」、<監督・脚本>「ヒトラーへの285枚の葉書」など)


監督

ロマン・ポランスキー
…(「ゴーストライター」など)


2017年製作 フランス、ベルギー、ポーランド合作映画



告白小説、その結末



あらすじ


心を病んで自殺した母親の実話を綴った小説により、ベストセラー作家となったデルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)は、次回作が書けずに悩んでいた。

そんなデルフィーヌの前に現れた熱狂的なファンの女性エル(エヴァ・グリーン)に支えられ、共同生活を始めるようになるが、エルの壮絶な人生を知り、デルフィーヌは彼女の人生を小説にしようと考えはじめる。

すると、デルフィーヌの身の回りで奇妙な出来事が起き始める…。



告白小説、その結末2



感想


この映画の感想については、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものを紹介します。



告白小説、その結末 (2017)


★★★☆ [70点]「書けない作家の苦悩の果てに」



なかなかポランスキーらしい奇妙な映画だった。

でも、小説家の頭の中というのは、こういうものなのかもしれないなと思った。



人気小説家デルフィーヌはスランプで、なかなか新作が書けない。

そんな彼女の目の前に熱心なファンだというエルが現れ、彼女と親しくなったデルフィーヌはエルと共同生活を始める。

そして、デルフィーヌはエルの波乱万丈な人生を知り、彼女の物語を小説にしようと考える



この話は、映画化もされたスティーヴン・キングの「ミザリー」によく似ている

書けない作家にとって、熱烈なファンからの新作への期待値の高さは相当なプレッシャーであり、それが続くと、やがて精神面が崩壊していく。

この映画では、その「作家の恐怖」がある怪物を生み出してしまうという話だった。



そもそも、デルフィーヌは自殺した母の実話を書いて人気が出た作家である。

実話には人々を説得する力があり、多くの人の心を引き寄せる。

そのため、デルフィーヌは「魅力的な実話」を探していたのだ。



しかし、波乱万丈な人生を送る人など、身の回りにそういるものでもない。

その中で、デルフィーヌは激動の人生を送った人に会いたいという思いが強くなり、その思いがエルと引き合わせる。



「ミザリー」と、この映画を観て思うのは、作家にとって理想的なファンとは、自分が書いたものに対して、時には厳しいことも言い、的確なアドバイスをし、ネタを提供してくれる人なんだなと思った。

もちろん、そんな都合のいいファンなんているはずもなく



ということは、エルとは幻想なのか…??

なんとも精神分裂症的な話だったけれど、それこそがとてもポランスキーらしいと思った



Posted by pharmacy_toe on 2018/06/12 with ぴあ映画生活




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エイサ・バターフィールド主演の映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を映画館で観た。

ミス・ペレグリンと特殊能力を持った子供たちが暮らす屋敷を訪れたジェイクの冒険を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

「人と違うことは素晴らしいこと」という、この映画からあふれ出るメッセージが良い

私も自分で気付いていないところに人とは違う特殊な才能があるんじゃないか??と勝手に妄想し、なんだか奇妙なこどもたちの仲間になった気分でワクワクしながら観た。


「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」予告編 動画

(原題:MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN)




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キャスト&スタッフ


出演者

エヴァ・グリーン
…(「ダンボ」、「告白小説、その結末」、「キングダム・オブ・ヘブン」など)

エイサ・バターフィールド
…(「僕と世界の方程式」、「エンダーのゲーム」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

〇エラ・パーネル

ジュディ・デンチ
…(「ヴィクトリア女王 最期の秘密」、「チューリップ・フィーバー」、「素敵なウソの恋まじない」、「007 スカイフォール」、「プライドと偏見」、「あなたを抱きしめる日まで」など)

〇ルパート・エヴェレット
…(「ベスト・フレンズ・ウェディング」など)

テレンス・スタンプ
…(「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「アジャストメント」、「ワルキューレ」、「プリシラ」など)

監督

ティム・バートン
…(「ダンボ」 など)

2016年製作 アメリカ映画

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち


あらすじ


フロリダに住む高校生のジェイク(エイサ・バターフィールド)は、おじいちゃんのエイブ(テレンス・スタンプ)が何者かによって殺された現場に遭遇してしまう。

ショッキングな現場を目撃してしまったジェイクは精神科医からエイブに昔から聞かされていた場所へ行ってみることを勧められる。

そこは、ミス・ペレグリンと特殊な能力を持った子供たちが暮らす館で、ウェールズ地方にあるという…。


ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち3

感想(ネタバレあり)


永遠に1943年を生きる特殊な能力を持った子供たち


人とはちょっと違った特殊な能力を持った子供たちのちょっとダークなファンタジー映画。

彼らは風船みたいに空中に浮かぶことができたり、触ったものに火をつけることができたり、人形に命を吹き込むことができたり、怪力の持ち主だったりする。



しかし、世間の人たちからは「異能者」として気味悪がられたために、1943年のウェールズにあるミス・ペレグリンの館で普通の人たちとは違う次元で生活していた。

彼らの世界は、永遠に1943年のミス・ペレグリンの館にあった

永遠に同じ時間の同じ場所で生き続けるって発想が面白い。



ところが、彼らの命を狙う悪者のため、その永遠の1943年も終わりを迎えようとしていた…。

それは、彼ら異能者たちの目玉を食べると永遠の命を得ることができると信じているバロンだった。



バロンが引き連れる怪物のホローは、異能者たちには見えない

だから気付かぬうちにホローに襲われ、目玉を取られてしまう。



主人公のジェイクの特殊能力はそのホローが見えることだった。

それは、彼がおじいちゃんから受け継いだものだった。

果たして、ジェイクはその能力で、ミス・ペレグリンと子供たちを救うことができるのか。

それが、この物語である。



ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち2



特殊な能力はあっても、内向的で繊細な子供たち


最初、この映画を観始めた時に思ったのは「X-MEN」だった。

「X-MEN」もまた、プロフェッサーXと特殊能力を持った子どもたちの物語だ。

人間たちと暮らすと気味悪がられてしまう子供たちをプロフェッサーXが学園で保護しているというところまで似ている。



しかし、X-MENは人類を悪から救うために闘っているが、ミス・ペレグリンの子供たちはそんなことはしない

もっと内向的で繊細で控えめだ。

人目に触れないようにひっそりと暮らし、自分たちだけの空間でのびのびと平和に暮らしている。

人類を救おうなんて大それたことは考えていない。



そのちょっと暗めでダークな雰囲気が、まさにティム・バートンの世界観だなと思った。

ティム・バートンの監督作「シザー・ハンズ」の中で、人気者になったシザー・ハンズが、その頂点で急に周りの人たちから気味悪がられてしまい、自分の居場所がなくなり、元いた屋敷に帰っていったように、この子供たちも「自分の居場所」を心得ている

普通の人たちには理解してもらえないから、自分たちだけでひっそりと助け合って暮らしていこう

そんな、ちょっと自虐的で繊細なところがこの映画の切なさであり、魅力でもある



ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち4


人と違うところを誇りにする生き方


しかし、そんな「内向的な」彼らだからこそ、見ていて楽しくなる映画だった。

いかにも薄気味悪いバロンとその仲間たちから、力を合わせて身を守ろうとする姿は自然と応援したくなる。

「X-MEN」は応援するというよりも、こちらが守ってほしくなる存在。

この子たちは、逆に守ってあげたくなる存在だ。



また、彼らの仲の良さ、日々の楽しさがなんだか羨ましかった。

私もジェイクのように人とは違う特殊な能力があって、いつか気付く時が来て、彼らの仲間になれるんじゃないかと思った。

そして、そう思ったらちょっとワクワクした。



「きっと誰にでも人と違う才能があり、それはとても素晴らしいことなんだ」とティム・バートンは言いたかったんだと思う。

人よりちょっと手が長過ぎるとか、口が大きすぎたり、鼻が小さすぎたりすることがその人のコンプレックスになりがちだけれども、むしろそれはその人だけが持つチャームポイント

そんなティム・バートンの視線は、いつも優しくて温かい


それこそが、子供の頃はいつもクラスの片隅で絵を描いて暮らしていた根暗なオタクのティム・バートンだけが持つ、特有の優しさなんだと思う。

ティム・バートンもまた奇妙な子供たちだったんだろうなと思う。



ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち5


「異質な者」も同じ空間で生きられるのが理想的な世界


なぜ、舞台が1943年なんだろう。

この頃の世界は第二次大戦中であり、ナチスによるユダヤ人への迫害が起きていた時代だ。

どんなに素晴らしい才能があっても、ユダヤ人というだけで殺されてしまった人たちがたくさんいた時代

奇しくも、ミス・ペレグリンの館を破壊したのもドイツ軍の爆弾だった。



この映画で「人とは違うこと」とは、マイノリティのことを象徴している

LGBTや人種やセクシャリティなどの「異質な者(マイノリティ)」に対して寛容ではない人々が増えている現代だからこそ、彼らを通して人とは違うことの素晴らしさを訴えかけている。



ナチスドイツがヨーロッパを支配しようとしていた頃、多くのユダヤ人やロマ族の人々、ゲイの人々が虐殺されていた。

それはヨーロッパで最も不寛容な時代だった。



ところが現在のヨーロッパ。

今度は、移民を排斥しようとしている動きが起きている。

1943年という舞台設定は、この時代へと逆行しようとしている現代の風潮を皮肉っているのかもしれない



ティム・バートンは、彼ら一人一人の持つユニークな才能にもっと気付いて欲しいと訴える

そして「あなたにもきっと、人とは違う素晴らしい才能があるに違いない」と語りかける



「自分たちとは違うから」という理由で才能ある人を排除するということは、その国から貴重な人材がなくなっていくことに等しい

この映画の最後で、「自分が唯一無二の存在であること」に気付いたジェイクが、様々なループを乗り越え、エマの元へと走っていった姿に思わず感動し、涙が溢れてしまった。

むしろそんなことをしなくても、「異質な人」もそうでない人も同じ空間で共存できることが最も望ましい姿であり、それが、現代に求められる多様性(ダイバーシティ)の世界なのである







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ブログネタ
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オーランド・ブルーム主演の映画「キングダム・オブ・ヘブン」をWOWOWで観た。

聖地エルサレムを巡るキリスト教十字軍とイスラム教徒との宗教戦争を描く。

パリで同時多発テロが起きた翌日に、なんとなくHDDに撮れていた映画を見始めたら、キリスト教とイスラム教の聖戦だったことに何か運命のようなものを感じて、これは観なければいけないという気分で最後まで観続けた。

人は、千年も前から同じことを繰り返し、未だに和平なんか夢のまた夢で、新たな戦争が起きようとしていることを思うと、なんだか愕然としてしまった。

「キングダム・オブ・ヘブン」予告編 動画

(原題:KINGDOM OF HEAVEN)




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キャスト&スタッフ


出演者

オーランド・ブルーム
…(「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」、「ケープタウン」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ホビット」シリーズなど)








監督



2005年製作 アメリカ映画


あらすじ


十字軍の騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)は、生まれてから会ったことがない息子バリアン(オーランド・ブルーム)に会い、「キリスト教とイスラム教が共存する天国の王国」を目指し、共にエルサレムへ向かう。

しかし、道の途中で同じキリスト教の対立勢力に襲われ、ゴッドフリーは命を落としてしまう。

しかし、ゴッドフリーの希望である「天国の王国」を目指し、バリアンはエルサレムへと向かう・・・。



キングダム・オブ・ヘブン



感想(ネタバレあり)


夢の聖地を作る戦いではなく、単に富と領土を奪い合う戦いへと変貌していく・・・


あぁぁぁぁぁぁぁ。残念なことに、人間は1,000年前から何も変わっていないことが分かってしまった。

本来、宗教とは弱気を助け、悪しきを挫くものであったはずなのに、その頃から、戦争の言い訳として使われるようになってしまった。

彼らの起こす戦争は、聖地のためでなく、人々を守るものでもなく、富と領土を守るためのものだった。

その空しさに気付いたバリアンは、多くの民を救うために、エルサレムを解放する。

彼のその判断は、多くの民から感謝されることになる。



キングダム・オブ・ヘブン2



多くの血を流してまで守らなければならないものなど無い


私も、この映画の終わり方に大賛成だと思った。

多くの血を流してまで、守らなければならない聖地っていうのは、一体なんなんだろう。

元々、そこを統治していたエルサレム王(仮面の男)(エドワード・ノートン)が目指していたのは、キリスト教とイスラム教の共存だった。

もしも、共存できず、多くの血を流すことになるのであれば、そこまでしてそこにいる必要は無い。

世界中、どこにいても祈りを捧げることはできるのだから。

それよりも、バリアンは善行をなす(この場合は、無実の人を助けること)ことが、最善だと考えた。

人の命をかけてまで、守り抜かなければならない信仰心なんて、そこには神はいないと私は思う。



キングダム・オブ・ヘブン3



イスラム教 = 悪 としない描き方に好感


それに、私は、この映画がイスラム教徒を悪として描かなかったことが、気持ち良く見られた要因の一つだったと思った。

エルサレム王に仕えたバリアンが、とても優秀な騎士だったように、イスラム教徒の中にも、紳士だった騎士もいて、頭の良いリーダーもいて、敵に慈悲をかけることもできる。

それは、今の時代にも言えることで、全てのイスラム教=悪と考えるのは、ますます関係を悪化させるだけだと考える。

時には互いのリーダーが、この映画のラストのように白旗を振って相手の要求は何かを聞くことが、最善の道につながることもあるのではないか。

もちろん、相手はテロリストではなく、もっと上にいる指導者レベルの話で。

結局、この映画が描かれた約1,000年前の状況と、今の状況では、大して進歩していないんだから。



キングダム・オブ・ヘブン4



名だたる俳優たちの中、主役を演じたのは大作初主演のオーランド・ブルーム


騎士バリアンを演じるのは、オーランド・ブルーム

父、ゴッドフリーの血をひき、最後までエルサレムで弱き民を守り続けた騎士を演じた。

なんだか、オーランド・ブルームが出てくると、弓をひくイメージがチラついちゃうのは、なんだか気の毒だけど(笑)、今回はとても男らしい棋士を堂々と演じていて良かった。

彼以外にも、有名な俳優がたくさん出ていて気の休まる時がなかった映画だったんだけど、私は、その中でも、リーアム・ニーソンが出番が少ないながらも、一番印象的だったなぁ~。

バリアンの父でありながら、彼が大人になるまで名乗らなかったことを詫び、攻撃に遭えば、命尽きるまで部下と息子を守り続けた、懐の深い騎士ゴッドフリーが素敵だった。



キングダム・オブ・ヘブン5



一日も早い和平実現を


私には、これといって信仰している宗教もないし、困った時の神頼みしかしないような不心得者なので、この映画の心情的な部分を理解できていないところも多々あるかもしれない。

私もこの地球に住む人間の一人であり、無実の人の命を奪うような、無差別テロは一日も早く無くなって欲しいと心から願っている。

少なくとも、神のために無実の人も殺していいと言っている宗教なんてあるはずがない。

この映画の中で騎士ゴッドフリーと、エルサレム王が心から望んでいた、キリスト教徒とイスラム教徒が共存する「キングダム・オブ・ヘブン(天国の王国)」が、一日も早く聖地にできることを心から願う。





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