カド・メラッド主演のフランス映画「オーケストラ・クラス」を映画館で観た。
行き詰ったプロのバイオリニストが、小学生にバイオリンを教えることで、自分自身を取り戻していく姿を描く感動作。

【満足度 評価】:★★★★☆(4.5)
「バイオリンを習いたい」と目を潤ませるアーノルドの表情にやられまくって泣きっぱなしだった。
音楽で挫折した先生が新しい才能を見つけたことで再起するのも良いし、人種も年齢も関係なく音楽で繋がっていく人の輪も良い。
目次
『オーケストラ・クラス』予告編 動画
(原題:La Melodie)更新履歴・公開、販売情報
・2018年8月24日 映画館にて鑑賞。
・2018年9月25日 感想を掲載。
・2019年10月30日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。
現在、ネット配信、DVD販売中。
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本ページの情報は2019年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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キャスト&スタッフ
出演者
〇カド・メラッド
〇サミール・ゲスミ
〇アルフレッド・ルネリー
〇シレル・ナタフ
〇ユースフ・ゲイエ
〇ザカリア・タイエビ・ラザン
監督
〇ラシド・ハミ2017年製作 フランス映画
あらすじ
プロのバイオリニストのシモン・ダウド(カド・メラッド)は、音楽生活に行き詰ってしまい、フランスの「プロの音楽家が生徒に音楽を教える」という教育プログラムで、小学生にバイオリンを教えることになる。
ところが、授業を開始してみると、生徒たちには落ち着きがなく、とてもバイオリンを教える状況ではない。
それでも、試行錯誤しながら、少しずつ音楽を教えていくシモンだったが、アーノルド(アルフレッド・ルネリー
)という生徒に才能を見出す。
そこから、シモンは教えることに情熱を感じ始めるが、プロとしての音楽活動も再開できるようになり…。

感想
オーケストラ・クラス (2017)
[90点]「音楽に必死な子供の表情に泣けた」
感動!
音楽は子供も大人も人生を豊かにしてくれるものだと思ったし、小学校6年生の子供たちが、一生懸命にバイオリンの練習をしているのを観てるだけで泣けてしまった。
フランスでは、小学校にプロの音楽家を招いて生徒たちを直接指導するというプログラムがあるそうで、主人公のダウド先生は、音楽家として行き詰まったため、小学校のオーケストラクラスでバイオリンを教えるプログラムに参加することに。
しかし、そのクラスに集まった子供たちは、バイオリン弾いたこともなければ、落ち着きもない問題児ばかり。
その上、1年後にはそのメンバーでコンサートをしなければならず…
多くの小学生がそうであるように、この映画に出ているフランスの小学生もみな、落ち着きがない。
子供たちと話していても、モーツァルトとセリーヌ・ディオンの区別もついていない。
そんな子供たちに、どうやってクラシック音楽を教えればいいのか。
頭ごなしに叩き込んでも、身につくものではない。
そこで先生が教えたのは、音を楽しむことだった。
(音楽という日本語は本当に素晴らしい)
楽譜も、バイオリンの指の位置も、持ち方も関係なく、それぞれのスタイルで音を出す。
その、心の中にある音を自分なりに表現することが、音楽を楽しむということだと先生は教える
そこで、そう言っている先生本人も、音楽を楽しんで演奏していないことに気付かされる。
それよりも、子供たちと共に音を作り出すこと、とりわけ、アーノルドの才能を伸ばすことに喜びを感じるようになる。
先生にとって、そのオーケストラクラスは、初めは生活のために仕方なく始めたことだったけれど、子供たちに音楽を教えながら、先生は人生の喜びを取り戻していくのだ。
新しい才能を見つけ、その才能を伸ばし、未来を感じる喜び。
あぁ、先生が教える喜びを知って良かったと思った。
初めは、怖い顔をして気難しそうだった先生の顔が、だんだん柔和な顔に変化していく過程がとても良かった。
人生は一度失敗しても、再度、やり直すチャンスが巡ってくる。
ただただ、大好きな音楽に夢中になって、練習すれば、次の大きなチャンスがやってくる。
そうして、少しずつチャンスをクリアしていくうちに人生は豊かになるのだ。
最後にコンサートを終えた後、子供たちがドヤ顔で、誇らしげだった表情が目に焼き付いてる
「あぁ、やっぱり音楽っていいなぁ」と思った作品だった。

感動!
音楽は子供も大人も人生を豊かにしてくれるものだと思ったし、小学校6年生の子供たちが、一生懸命にバイオリンの練習をしているのを観てるだけで泣けてしまった。
フランスでは、小学校にプロの音楽家を招いて生徒たちを直接指導するというプログラムがあるそうで、主人公のダウド先生は、音楽家として行き詰まったため、小学校のオーケストラクラスでバイオリンを教えるプログラムに参加することに。
しかし、そのクラスに集まった子供たちは、バイオリン弾いたこともなければ、落ち着きもない問題児ばかり。
その上、1年後にはそのメンバーでコンサートをしなければならず…
多くの小学生がそうであるように、この映画に出ているフランスの小学生もみな、落ち着きがない。
子供たちと話していても、モーツァルトとセリーヌ・ディオンの区別もついていない。
そんな子供たちに、どうやってクラシック音楽を教えればいいのか。
頭ごなしに叩き込んでも、身につくものではない。
そこで先生が教えたのは、音を楽しむことだった。
(音楽という日本語は本当に素晴らしい)
楽譜も、バイオリンの指の位置も、持ち方も関係なく、それぞれのスタイルで音を出す。
その、心の中にある音を自分なりに表現することが、音楽を楽しむということだと先生は教える
そこで、そう言っている先生本人も、音楽を楽しんで演奏していないことに気付かされる。
それよりも、子供たちと共に音を作り出すこと、とりわけ、アーノルドの才能を伸ばすことに喜びを感じるようになる。
先生にとって、そのオーケストラクラスは、初めは生活のために仕方なく始めたことだったけれど、子供たちに音楽を教えながら、先生は人生の喜びを取り戻していくのだ。
新しい才能を見つけ、その才能を伸ばし、未来を感じる喜び。
あぁ、先生が教える喜びを知って良かったと思った。
初めは、怖い顔をして気難しそうだった先生の顔が、だんだん柔和な顔に変化していく過程がとても良かった。
人生は一度失敗しても、再度、やり直すチャンスが巡ってくる。
ただただ、大好きな音楽に夢中になって、練習すれば、次の大きなチャンスがやってくる。
そうして、少しずつチャンスをクリアしていくうちに人生は豊かになるのだ。
最後にコンサートを終えた後、子供たちがドヤ顔で、誇らしげだった表情が目に焼き付いてる
「あぁ、やっぱり音楽っていいなぁ」と思った作品だった。
Posted by pharmacy_toe on 2018/08/26 with ぴあ映画生活
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「オーケストラ・クラス」観た
とっても良い映画だった!
挫折した音楽家が小学生にバイオリンを教えることで人生を取り戻す話
その小学生が真っ直ぐな瞳で「音楽を教えてください」と言うその真剣な表情にやられまくって泣きっぱなしだった
音… https://t.co/zhwHM9p2EE2018/08/24 23:55:42
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