とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:キム・ソンス



チョン・ウソン主演の韓国映画「アシュラ」を試写会で観た。

汚職にまみれた市長と、それに飼われている悪徳刑事。市長を引きずり下ろしたい検事。

彼らの闘いを描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

豪華な俳優陣の演技は、文句なしに面白かった。

しかし、あまりにも暴力シーンが多すぎて、途中でうんざりしちゃた作品。

最初から最後まで、悪しか出てこないという設定も残念だった。

悪の中にも一筋の善があれば良かったのに…と思う。


「アシュラ」予告編 動画

(原題:아수라(阿修羅))




ネット配信で観る:「アシュラ」(字幕版)

アシュラ(字幕版)

新品価格
¥500から
(2018/2/24 10:51時点)



DVDで観る:「アシュラ」 Blu-ray

アシュラ [Blu-ray]

新品価格
¥3,772から
(2017/6/25 11:21時点)



チョン・ウソン X キム・ソンス「MUSA 武士」

MUSA -武士- [DVD]

新品価格
¥9,800から
(2017/1/18 23:55時点)



キャスト&スタッフ


出演者

チョン・ウソン
…(「ザ・キング」、「監視者たち」、「グッド・バッド・ウィアード」など)

ファン・ジョンミン
…(「哭声/コクソン」、「国際市場で逢いましょう」、「ベテラン」、「甘い人生」、「ユア・マイ・サンシャイン」など)

チュ・ジフン
…(「コンフェッション 友の告白」、「結婚前夜~マリッジブルー~」)

クァク・ドウォン
…(「哭声/コクソン」、「悪魔の倫理学」など)

チョン・マンシク
…(「ありふれた悪事」、「7番房の奇跡」など)

監督・脚本

キム・ソンス
…(「FLU 運命の36時間」、「MUSA 武士」など)

2016年製作 韓国映画

アシュラ

あらすじ


刑事ドギョン(チョン・ウソン)は、アンナム市の市長(ファン・ジョンミン)から賄賂を受け取り、市長の身辺整理の仕事を裏で行っていた。

しかし、ある時、市長を告発する裁判で、市長を糾弾する側の証人を高跳びさせる際、その仲介者との間にいざこざがあり、同僚の刑事を死なせてしまう事故が起きる。

その件以来、市長を糾弾するチャイン検事(クァク・ドウォン)がドギョンに急接近し、ドギョンに市長を引きずり下ろす決定的な証拠を出すように迫って来る。

ドギョンは、市長の仕事を後輩の刑事ソンモ(チュ・ジフン)に任せ、距離をおくフリをするのだが…



アシュラ2


感想(ネタバレあり)


最近の韓国映画で定番の(公務員=悪)の構図


韓国といえば、現在、大統領をめぐる前代未聞の様々なスキャンダルがニュースをにぎわせている。(公開時、2017年6月:当時、朴槿恵(パク・クネ)政権下)

あまりにもいろんな方面に大統領の手がのびていて、いろんなところで大金が動いているんだなぁと思う。



しかし、そうして日本でも韓国の大統領や公務員の汚職が報道される以前から韓国映画の中では、公務員の悪徳ぶりが映画化されてきた。

数え上げれば切りがない程、そういった「公務員=悪」の有様が映画の中で描かれてきたので、韓国では警察官や刑事がみな賄賂をもらっていて、ヤクザな人たちが仕事がしやすいように社会ができていると思ってしまう



そして、この映画「アシュラ」もまた、公務員の悪徳ぶりを描いている。

なので、正直、またか。またこのネタかと思わずにはいられなかった。



アシュラ3



市長が周りを引きずり込む泥沼


「悪」の中心にいるのは市長である。

市長は様々な企業から金をもらい、その金を刑事に横流しして犬のように扱う。

刑事も金が貯まりだすと、仕事を辞めて市長のボディガードに転職する。

そこには、うまいことリサイクルできるシステムができあがっている



市長は悪の沼を作り出し、周りの人間は市長に近づけば近づく程、ずぶずぶとその底なし沼の深みにはまっていく…

自首したら最後、刑務所行きは確実で、裁判なんてことになったら、殺し屋に狙われ命すら危うい。

生きていくために、沼から抜け出すことができないのだ。



市長の犬になった刑事に気付いた検事は、彼を通じて市長を告発しようとする。

しかし、その検事は検事で「市長反対派」という、これまたワイロと利権でつながった沼がある。

結局のところ、どっちに転がってもそこには沼しかない

つまり、市長も検事も警察も、全て「悪」なのである。



アシュラ5



次第に形相が鬼へと変化していくチョン・ウソンの表情に注目


私がこの映画を観ていて面白かったなぁと思ったのは、主人公の刑事ドギョンが悪の沼にはまればはまる程、その顔がドンドン歪んでいくところ

この表情の変化を観ているのが非常に面白かった



そもそも、この映画の面白さは、ストーリー展開とか、描かれているテーマよりも、豪華な俳優たちの演技にあると思った。

その中でも、チョン・ウソンファン・ジョンミンの対決が面白いわけだけど、さらに言えば、そのチョン・ウソンの人間性の変化と合わせて表情の変化が非常に面白かった。



初めは金が欲しくて始めた市長の裏稼業

しかし、自分のミスで先輩刑事を亡くしてしまう。

そこから、歯車が狂い始める。



初めはクールだったドギョンが、次第に焦り始め、そして発狂し、ボコボコに殴られ、もう全てがどうでも良くなってくる…

いつかは抜け出せると思っていた沼から抜け出せないことに気付き、妻も余命が短く、もう失うものは何もないと気付いた瞬間

まさに、ドギョンは鬼の形相をしている

その極限の状況が、キム・ソンス監督の描きたかった「アシュラ」だったんだろうと思う。




アシュラ4



こんな社会でも変われるという希望が欲しかった


しかし、私にとって残念だったのは、ここには悪しか出てこないこと。

市長、刑事、検事と公務員たちが揃っていながら、誰一人として市民の生活を考えていない。

それはちょっとやり過ぎなんじゃないかなと思った。



ドギョンが裏稼業をしながら、病気の妻を気遣うように、100%の悪じゃない、20%の善がいても良かったと思う。

その僅かな善が、この先に希望を持てるような終わり方にしてくれないと、結局、このまま利権社会は変わらない



それとも、韓国は、このまま利権社会で良いと思っているんだろうか。

どこかに希望を持たせてくれないと、絶望のままという気がする。

この後、検事が持っているレコーダーがうまく機能してくれると信じたいが、でも、このままだと、この後に立った市長もまた、利権の沼を作っていくような気がしてならない

私は、この泥沼の社会構造をガラリと変えるような希望の光が観たかった

そこが残念なところだった。



関連記事


〇 「アシュラ」試写会終了後にトークイベントがありました

トークイベントのレポはこちらから →韓国映画「アシュラ」の上映後トークイベントに行ってきました。ゲスト:キム・ソンス監督、橋本マナミ。トーク再現レポ掲載【レポート】





↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





ネット配信で観る:「アシュラ」(字幕版)

アシュラ(字幕版)

新品価格
¥500から
(2018/2/24 10:51時点)



DVDで観る:「アシュラ」 Blu-ray

アシュラ [Blu-ray]

新品価格
¥3,772から
(2017/6/25 11:21時点)






















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


韓国映画「アシュラ」の試写会後に、キム・ソンス監督をゲストに迎えたトーク・イベントがありました。

ここでは、その時に私が書きなぐったメモから思い出せる限り、ここで再現したいと思います。

***********

〇 「アシュラ」観ました!!

映画の感想はこちらから →韓国映画「アシュラ」賄賂にまみれた市長の泥沼。引きずり込まれ、はまってしまった人間たちの泥仕合。そこにあるのは悪のみ。チョン・ウソン、ファン・ジョンミン主演映画【感想】

***********


まずはじめに、キム・ソンス監督から日本語で挨拶がありました。

キム・ソンス監督(以下監督
「こんにちは。私はキム・ソンスです。みなさん、映画を観てくれてありがとうございます。」


その後、司会者の方から、キム・ソンス監督にこの映画について質問がいくつかありました。

司会この映画の登場人物は悪人だらけですが、なぜ、このような映画を作ろうと思ったのですか

監督「私は、フィルムノワールが好きで、その中でもアメリカ、フランス、日本の映画が特に好きでした。

そして、いつか、フィルムノワールのような映画を撮りたいと思っていましたが、

現代的に私なりの解釈で撮りたいと思っていました。

いつしか政治指導者、検事、警察を現代の悪党にして撮ったら面白いだろうと考えるようになりました。」




----------

司会出演者の方たちはどのようにキャスティングをしたのですか

監督「最初に脚本を書き上げた時、周りの人たちから映画化するのは無理だろうと言われました。

チョン・ウソンは昔からの知り合いで、彼に見せたところ、やりたいと言ってくれました。

その後、ファン・ジョンミンがやりたいと言ってくれたので、製作会社も決まり撮影することができました。

撮影の現場はとても楽しかったです。

役者同士の演技に戦慄を感じ、非常にスリルがある現場でした。」

----------

司会撮影が大変だったシーンはありますか?

監督「映画の後半に、雨の中、カーチェイスをするカーアクションのシーンがあります。

その場面から主人公の状況が変わっていきます。

それまで、主人公は感情を表に出しませんでした。

とてもクールな役でした。

それが、あのシーンで感情が爆発します。

非常に狂気に満ちたシーンでした。

その狂気をどのようにしたら伝わるかと考えていたところ、スタッフから雨を降らせたらどうかと提案がありました。

私も良いなと思い、雨を降らせてシーンを撮りました。

しかし、実際雨を降らせたら、とても大変でした。

撮影中は『なんで、雨のシーンにしてしまったんだろう…』と後悔したのですが、良いシーンが撮れたと思いました。」


当日の写真はこちら



----------

司会出演者の方たちとは、どうやってシーンの撮影をしていったのですか

監督チョン・ウソンは、これまで何回も一緒に仕事をしていた仲間でした。

なので、シナリオを書く前から、この映画を撮りたいと彼に話をしていて、とても制作しにくいストーリーなんだという話をしたところ、

ヒョン(兄貴・韓国では男性同士の場合、仲の良い目上の人に対しては親しみを込めてこう呼ぶ)が撮りたいなら参加するよ。

ヒョンが歌いたい歌があるなら、僕はその歌に合わせてダンスを踊らなければいけない。

と言ってくれました。

その言葉があったので、最後まで撮影することができました。」

監督ファン・ジョンミンについては、昔から一緒に仕事をしたいと思っていました。

きっと誰もがそう思うと思います。

しかし、この映画のファン・ジョンミンの役は主演というよりも助演だったので、断られるのではないかと心配していました。

シナリオを見せたところ、『やります』と言ってくれました。

彼がそう言ってくれたので、お金が集まりました。

ファン・ジョンミンが出るとお金が集まりやすいと聞いていましたが、正にその通りでした。

彼は演出の実力もある人です。

なので、撮影中も演出に対しアイデアを出してくれました。

ファン・ジョンミン演じる市長がパンツを脱いで登場する場面があります。

本当は、最初はパンツ一丁で登場する予定でした。

ところが彼は『ここはパンツを脱ぎましょう』と言いました。

あの、パンツを脱いで登場するシーンは、ファン・ジョンミンのアイデアでした。」




----------

ここで、タレントの橋本マナミさんが登場しました。


司会映画『アシュラ』を観た感想はいかがでしたか

橋本マナミ(以下、橋本

「息が止まりそうなぐらい、強烈な映画でした。

しばらく興奮が止みませんでした。」


司会橋本マナミさんから見て、キム・ソンス監督の印象はいかがですか?

橋本「映画を観た時は、怖い方だと思っていました。

実際にお会いすると、笑顔が優しい素敵な方でした。」


司会橋本マナミさんは日本では愛人にしたいNo.1と言われていますが、監督から見て橋本さんの印象はいかがですか?

監督「先程、お会いした時、会った途端に息が詰まる程強烈な印象を受けました。

私には『アシュラ』以上の衝撃でした。とてもドキドキします。」


----------


司会橋本さんから観て、この映画のそれぞれの役者さんの印象をお聞かせください

橋本チョン・ウソンさんは、汚職刑事で悪いことにはまっていく役で。

市長と検事の間に挟まれて揺れ動く役ですが、その一方で、病気の奥さんを愛している面もある。

この中では一番好きです。

チュ・ジフンさんは、イケメンで魅力を感じますね。

ファン・ジョンミンさんは、悪い人でお金と名誉と政治のために生きている人。

感情移入できませんでした。

クァク・ドウォンさんは、正義のために生きているのかなと思ったのですが、それだけじゃなく悪い面もあって、

拷問のシーンが酷かったので、好きじゃないです。

共感できなかった。」

----------

司会橋本さんが、この4人の中で、もしも、結婚をするなら、恋愛をするなら、愛人になるなら、一夜だけの関係なら誰にしますか?それぞれ、1人ずつ選んでいただけますか?

監督「この4人の中だったら、チョン・ウソンを選んで欲しいと思います。

21年間、同僚として一緒に仕事をしてきましたが、恋愛中は絶対に浮気をしないジェントルマンです。

彼は人間として素晴らしいです。」

橋本「結婚をするなら、チョン・ウソンさんが良いです。」

監督「恋愛なら、チュ・ジフンがおススメですよ。」

橋本「恋愛するなら、チュ・ジフンさんが良いです。

愛人になるなら、ファン・ジョンミンさんが良いです。

お金をいっぱい持っているので。

そして、一夜だけの関係なら、クァク・ドウォンさんが良いです。

本当は、一夜だけの関係じゃなくて、隣のお兄さんのような、困った時に助けてくれそうな感じなので、そういう関係が良いです。」

監督「結婚するなら、チョン・ウソン、恋愛するならチュ・ジフン

他の選択肢は選べないですね。」




----------

司会これまでにあった人生で一番の修羅場を教えてください

橋本「昔、お付き合いしていた人で、すごく年上の方がいたのですが、

普段はとてもかっこいい方で。

一緒に海外旅行に行ったことがあるのですが、旅行先でケンカしてしまって

『別れよう』と言われました。

私も、その時はケンカしていたので『いいよ』と言ったら、

しばらくして、『なんで、別れようなんて言っちゃったんだよぉ~~~』と言いながら床をゴロゴロし始めまして。

その姿を見て、ドン引きしてしまって。

最後まで、カッコよくいて欲しかったんですよね。」

----------

司会もしも、監督が橋本さんを主人公にして映画を撮るなら、どんな作品を撮りたいですか?

監督「この『アシュラ』に出演していた、チョン・ウソンチュ・ジフンファン・ジョンミンクァク・ドウォンの4人と、もう1人、チョン・マンシクを合わせた5人とは、今でもとても仲が良くて、よく会っています。

この関係にとても満足しています。

昨年末にも忘年会で会いまして、その時に『次のシナリオを早く書いて欲しい』と言われました。

しかし、その5人の中に橋本さんが出てくれれば、そこは自然と修羅場になると思うので、シナリオはいらないと思います。」

橋本「私は監督に奪われたいと思います」

監督「この5人に今日の写真を見せたら、大騒ぎになると思います。

橋本さんに会ったら、みんなとても喜ぶと思います。」


↓ 監督がその後も仲良くしているという5人。左からチョン・ウソン、チュ・ジフン、キム・ソンス監督、クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、チョン・マンシク
アシュラ6


----------

司会2017年が明けたばかりですので、2017年の目標をお聞かせいただけますか

橋本「今年もバラエティやドラマに出させていただきたいです。

以前から極妻に憧れているので、極妻に出られるように精進したいと思います。」

監督「今年の9月に撮影に入る予定です。

映画が成功するように、しっかりと準備したいと思います。」

----------

司会最後に、この映画の見どころをそれぞれお聞かせいただけますか

橋本「この映画は、全てが男らしく突き抜けていて、ゾクゾクする映画です。

是非、映画館で観て欲しい映画です。」

監督「今日、見に来てくれた方々、年明けから、こんなに辛い映画を見に来てくれてありがとうございます。

本来だったら、痛快なアクション映画にすれば良かったのですが、暴力の実態を見せたいと思いました。

暴力の痛みを感じて欲しいと思いました。

居心地の悪い感じがしたと思いますが、気持ちは通じていると思います。

まだご覧になっていない方には、

あえて何も言いません。

何も知らない状態で観て欲しいと思います。

演技の上手い人たちが出ている映画です。

演技の晩餐会を観ているような気分になる映画です。」


アシュラ





----------


以上です。

写真は、ニュースサイトに上がっていたので、そちらをご参照ください。

監督のお話の中で、フィルム・ノワールの現代的解釈が、この「アシュラ」だというのが面白かったですね。

やはり、ここ数カ月間の大統領スキャンダルのように、現代の韓国での最大の悪は「役人」なんだなという印象が、さらに強くなりました。

また、「感情が爆発した時の狂気を表現するために雨を降らせよう」という考え方も、「友へ チング」の頃から、韓国では定番の気がします。

そして、ノーパンで登場したのは、ファン・ジョンミン本人の考え方だというのも、意外で面白かったです。

監督自身から、こんなにたくさんのお話を聞ける機会はなかなかないので、とても充実したトークイベントでした。

ぜひ、また、こんなイベントがあると良いなぁと思います。



***********

〇 「アシュラ」観ました!!

映画の感想はこちらから →韓国映画「アシュラ」賄賂にまみれた市長の泥沼。引きずり込まれ、はまってしまった人間たちの泥仕合。そこにあるのは悪のみ。チョン・ウソン、ファン・ジョンミン主演映画【感想】

***********



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村






















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


ブログネタ
韓国映画 に参加中!
チャン・ヒョク、スエ 主演、キム・ソンス監督の映画「FLU 運命の36時間」をWOWOWで観た

面白かったな~。この映画。

中国から鳥インフルエンザ変異型が韓国へ渡ってきて、パンデミック発生!!

ついこの間のMERSの韓国での流行を思い出しながら観た。

怖かったし、緊迫感もあったし、チャン・ヒョクもかっこ良かったな~

「FLU 運命の36時間」予告編 動画

(原題:감기(風邪))



ネット配信で観る:「FLU 運命の36時間」(字幕版)

FLU 運命の36時間 (字幕版)

新品価格
¥400から
(2018/7/16 11:30時点)



DVDで観る:「FLU 運命の36時間」

FLU 運命の36時間 Blu-ray

新品価格
¥3,974から
(2015/9/8 00:46時点)



あらすじ


韓国ソウルの郊外にある盆唐地区へ、あるコンテナが到着する。

その中には、中国香港からの不法入国者がギュウギュウ詰めにされているはず。

しかし、扉を開けてみると、中は死体の山となっていた・・・

そして、ただ一人の生存者が、そこから逃げ出して行方をくらましてしまう・・・

ちょうど同じ時、盆唐地区の救急隊員ジグ(チャン・ヒョク)は、車の事故から女医イネ(スエ)を救ったことで、彼女とその娘ミルと親しくなっていた

その翌日、ジグはミルから、あるショッピングモールへ呼び出しを受けるが、そこは、前日に着いたコンテナの生存者から発生した謎の風邪が蔓延し始めていた・・・

flu

感想(ネタバレあり)


未知のウイルスが大流行するっていうのはSFではなく現実的な話


現実の話として、パンデミックにはならなかったものの、この間のMERSの流行もあったし、エボラ出血熱もアフリカから他の大陸へ渡り始めている。

未知のウイルスがある日突然大流行するっていう話は、あながち非現実的なものでも、SFの世界だけでの話でもなくなってきた。

そう思いながら、観ていると、この映画で起きているようなパンデミックが、「実際に起きてもおかしくはないな」と思う

だからこそ、もし自分がこの立場だったらどうしよう・・・とか、本当に感染力の強い未知のウイルスが発生したらどうしよう・・・とか考えながら観てしまう

そう思うと、怖いよねぇ、嫌だよねぇ。

もう、こうなったら、いっそのこと死んでしまった方がいいかもね・・とか、考えてしまう・・・



flu2



日本人と似ているようで、日本人とは違う行動をするのが韓国人

この鳥インフルエンザの変種によるパンデミックを描いた映画は、とても面白い映画だった

中でも、登場人物たちの行動を観察するのが、特に面白かった

韓国人と日本人は、見た目はよく似ていても、性格的に少し違うところがあるから、韓国と日本で同じことが起きても、恐らく、日本ではこうはならないなと思うことが度々

例えば、スキンシップ

韓国人は、「アジアのイタリア人」と呼ばれる程、とても情熱的な国

だから、スキンシップの回数が日本人より遥かに多く、とても濃密

恋人同士だけでなく、親子同士でキスをするのも、ハグをするのも当たり前。

他人同士であっても、人と人の距離は日本人のそれよりも、ずっと近い

だから、彼らのスキンシップ過多な行動を観ていると「あぁ、これはウィルスが大流行するわ」って、つくづく感じながら観てた



flu3



肉親とハグをするのが当たり前の国での出来事

そのことで印象に残ったシーンが一つ

感染地区の制圧に向かった兵士たちのうちの一人が、感染者の中に自分の母親を見つけてしまう

本当は、その地区に住んでいないのに、たまたまその日はそこに住んでいる友人を訪ねたという

兵士はその瞬間に、自分の母親はこの後殺される運命にある、と知ってしまう

そして、彼は思わず防護マスクをはずして母親の顔に自分の顔を寄せ抱きしめてしまう

その「思わず防護マスクをはずしてハグ」という行為が、日本人からしてみたら「あぁバカなことして」って非難されるようなことなのかもしれない

でも、それを韓国人がするのは、すごく当たり前のことなんだろうなと、納得しながらそのシーンをみた

もしかして、だからこそ、MERSが近親者の間で急激に流行ったんじゃないかなと思う

日頃から、ドラマや映画で観ていて羨ましいとすら感じている、韓国人の情熱的な感情表現も、こういう時には、本当にあだになってしまうのかもしれない



flu4



ありがちなストーリーを面白くしたのは、俳優たちの力

正直な話をすれば、話の内容はアメリカ映画の「アウトブレイク」とさして内容は変わらない

◆「アウトブレイク」DVD

アウトブレイク [Blu-ray]

新品価格
¥1,391から
(2015/9/8 00:51時点)





でも、それでも面白いと思えたのは、収まることのない未知のウイルスへの恐怖と、個性ある登場人物たちの存在だった

主役の救急隊員ジグは、ある日一目ぼれしてしまった女性イネと、その娘ミルを、自分の命すら捨てる覚悟で守ろうとする

そのジグを演じたのは、「愛の棘」「英語完全征服」「僕の彼女を紹介します」のチャン・ヒョク

「僕の彼女を紹介します」DVD

僕の彼女を紹介します [DVD]

新品価格
¥927から
(2015/9/8 00:52時点)



そして、彼が一目ぼれする女医イネには「夏物語」のスエ

「夏物語」DVD

夏物語 スタンダード・エディション [DVD]

新品価格
¥1,000から
(2015/9/8 00:53時点)



チャン・ヒョクの、その母と娘を命がけで守りますっていう姿が、すごくかっこ良かったよねぇ

プラス、何よりも自分の娘ミルを守ろうとする母役のスエも良かった

女医イネがミルを守ろうとする姿に、何度も泣きそうになった

そして、監督は「武士-MUSA-」「英語完全征服」のキム・ソンス

「武士-MUSA-」DVD

MUSA -武士- [DVD]

新品価格
¥3,980から
(2015/9/8 00:55時点)



良い俳優さんがいて、良い女優さんがいて、面白いストーリーがあって、最初から最後まで、緊張感が解けることなく楽しめる作品になっていた



flu5



きっと、いつの時代もヒーローが現れると信じてる

きっと、今すぐではなくても、ある日、こんな風に、誰も知らないインフルエンザがどこからか生まれて、大流行しちゃうってことがあるかもしれないよね

明日かもしれないし、10年後かもしれない。

しかし、私は楽天家だから、たとえそんなことが起きたとしても、この映画のように、ウィルスに勝つ血清を作ってくれる科学者がヒーローのように現れると信じてる





↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





ネット配信で観る:「FLU 運命の36時間」(字幕版)

FLU 運命の36時間 (字幕版)

新品価格
¥400から
(2018/7/16 11:30時点)



DVDで観る:「FLU 運命の36時間」

FLU 運命の36時間 Blu-ray

新品価格
¥3,974から
(2015/9/8 00:46時点)





↓ 「FLU 運命の36時間」も放送しているWOWOW_新規申込








↓ 古本、CD、DVD、ゲーム買取のもったいない本舗




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック