とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:キリアン・マーフィ



クリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」を映画館で観た。

第二次大戦中の1940年5月、イギリス軍がドイツ軍によってフランスの北部ダンケルクに追い詰められた兵士たちを救出するために実行された作戦を映画化。


満足度 評価】:★★★★★

残念ながらIMAXで観ることができなかったけれど、映像と音から伝わる臨場感が凄まじくて、何度も逃げ出したいと思った。

いきなり、戦場に連れて行かれて、「ちょっと、体験していきなさい」と言われているような、それぐらいの臨場感があった

その臨場感が訴えかけるのは、なんとしてでも生きたい、生き延びたいという気持ち

そして、この106分だけでも耐えられない戦場の恐ろしさ



その命の大切さと、戦場の恐ろしさを伝えるために、その臨場感があるんだということがよく分かる作品だった。


「ダンケルク」予告編 動画

(原題:DUNKIRK)





更新履歴・販売情報

・2017年9月11日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年6月23日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、ネット配信、DVD共に販売中。



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キャスト&スタッフ


出演者

〇フィオン・ホワイトヘッド

トム・ハーディ
…(「ヴェノム」、「裏切りのサーカス」、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「レヴェナント 蘇りし者」、「チャイルド44」、「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」、「ウォーリアー」、「レジェンド 狂気の美学」、「インセプション」、「ロンドン・ロード ある殺人に関する証言」など)

マーク・ライランス
…(「レディ・プレイヤー1」、「BIG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 」、「ブリッジ・オブ・スパイ」など)

キリアン・マーフィー
…(「フリー・ファイアー」、「麦の穂を揺らす風」、「真珠の耳飾りの少女」、「白鯨との闘い」、「トランセンデンス」、「インセプション」など)

ケネス・ブラナー
…(「パイレーツ・ロック」、「ワルキューレ」、「シンデレラ」(監督のみ)など)

〇トム・グリン=カーニー


〇ハリー・スタイルズ

〇バリー・コーガン

監督


クリストファー・ノーラン
…(「インターステラー」、「インセプション」など)


2017年製作 イギリス、フランス、アメリカ合作映画



映画「ダンケルク」



あらすじ


第二次大戦中の1940年5月。

ヒトラー率いるドイツに占領されつつあるフランスでは、北部の海岸線にあるダンケルクに40万人の英仏同盟軍の兵士が追い詰められていた。

イギリス政府は、ダンケルクから兵士たちを救出する作戦を実行するが、海軍の船が足りず、民間人に協力を呼びかける。

遊覧船のオーナーのドーソン(マーク・ライランス)は、政府の呼びかけに応じ、息子のピーター(トム・グリン=カーニー)と助手のジョージ(バリー・コーガン)を連れ、ダンケルクへ向かう。

また、兵士が集まる海岸では、ドイツ空軍から攻撃を受けていたためイギリス空軍のファリア(トム・ハーディ)とコリンズ(ジャック・ロウデン)が迎撃に向かう。



映画「ダンケルク」



感想(ネタバレあり)


遠くに見える対岸はイギリス、背中にはドイツ軍


第二次大戦中の1940年5月。

ヒトラー率いるドイツ軍により、英仏連合軍40万の兵士がフランス北部の都市ダンケルクに追い詰められてしまう。

イギリス軍は、彼らの救出に向かうが、軍艦が足りず、民間人に協力を呼び掛けた

これは、その実話を映画化したもの。



この映画ができるまで、そんな実話があったなんて、正直知らなかった。

しかし、確かによく考えてみれば、1940年当時、ドイツは「フランスを制圧した!次はヨーロッパ全土を制圧しよう!!」と言って戦勝ムードに湧いていた時期だった。

そのドイツの勢いは、先日観た映画「ヒトラーへの285枚の葉書」の中でも描かれていたことなので、ヨーロッパ全土を覆っていたナチスドイツ黒い影については想像しやすかった。



この映画は、主人公の青年(というか、ほぼ少年)トミーが市街地を走っているシーンからスタートする。

そこでは銃撃戦が行われていて、英仏同盟軍がなんとかドイツ軍をこれ以上に先に進ませないようにと、必死で防御している。

そこからトミーが走り切った先には海岸が広がり、多くの兵士がそこへ避難していた。

その逃げるトミーの様子から分かるのは、その海岸のすぐそばまでドイツ軍が来ているということだった。



目の前は海、背中にはドイツ軍

海の向こう側にはイギリスが見えているのに、泳いで渡るには遠すぎて、迎えの船は満員だし、ケガ人しか乗り込むことができない。

そこは広い海岸で、身を守る障害物などない。

その状況の中で、1週間をかけて兵士たちの救出作戦が行われた。



映画「ダンケルク」



まるで戦場に突き落とされたような臨場感が観客に伝えるもの


私が、何よりも凄いと思ったのは、この映画の臨場感だった。

ドイツ機が撃ち込んでくる空襲の音や、迫りくるドイツ機の迫力ある映像。

低空飛行するドイツ機が爆弾を落としていく時には、まるで自分にも当たるんじゃないかと思うぐらいに臨場感のある音がして、思わず頭を抱えてしまった



そして、なんとか船に乗り込んだはいいけれど、Uボートによる魚雷攻撃を受けて船が沈んでしまう。

そこから一気に大量の水が流れ込んでくる恐ろしさ

私は、泳ぎが得意で長時間水の中にいられる自信があるけど、それでも「今すぐ溺れるんじゃないか…」という恐怖心で、その場から逃げ出したくなった。



そして、その裏で流れる音楽と音。

緊迫した状況になると、効果音のような時計の秒針を思わせる音がチクタクと鳴り続ける

ただでさえ緊迫した状況で、その音が、さらにその気持ちを逆なでする

その後、不安な時には不安な音が鳴り響き、緊迫した状況になると秒針の音が戻ってくる。



あの音を思い出しただけで、今でもドキドキする



その、まるで疑似体験をしているようなリアルの臨場感が観客に伝えるのは、戦場の恐ろしさである。

本物の戦争とは、誰かヒーローがいて、敵をバタバタと倒すものではなく、人間と人間が殺し合う場であり、空爆は生身の人間に向かって容赦なく行われ、魚雷は船を沈ませ、多くの人間が船と共に沈んでいく

その『戦場の恐怖』を伝えるため、この映画は、迫力ある映像と音を使い、よりリアルな臨場感を演出しているのだ。



映画「ダンケルク」



「ダンケルク」は、勇気ある撤退の物語


また、この映画が他の戦争映画とちょっと毛色が違うのは、『軍の撤退』を描いていること

例えば、ノルマンディ上陸作戦のようなヒトラーに向かって進軍していく話は、何度も映画で観ている。

それは、悪を倒すために命を懸けて立ち向かって行く男たちの姿には、子供の頃から慣れ親しんだアメコミのヒーローものに通じるものがある。



しかし、この映画は、それらの戦争映画とはちょっと違う。

今、戦況が悪化しているから、生きるために国に帰りましょうという映画である。

これは、今まであまり観なかったことである。



そこで感じるのは、『勝つか負けるか』ではなく、『生きるか死ぬか』である。

『勝つか負けるか』を考えた場合、明らかにイギリス軍は『負けている』

それならば、まだ命ある兵士を助けるため、そこから撤退して『生きる道』を選択したのだ。



とても印象的だったのは、無事、イギリスにたどり着いた兵士の1人(ハリー・スタイルズ)が、電車の中で主人公のトミーに向かって「住民と目を合わせるな。なんで帰ってきたんだと言われるぞ」と言って、窓に背を向けるシーンがある。

ところが、実際はそんなことはなくて、電車が着いた駅では多くの市民が彼らのことを歓迎し、「よく帰ってきた」と喜びの声を上げていた

兵士にとって撤退はとても恥ずべきことでも、国民はそんな風に思っていなかったのだ

命よりも大切なものなどこの世にはないのだ。



この『勇気ある撤退』が、観客に訴えるのは、そんな一人一人の命の大切さだ

『負ける』と分かっているのなら、一人でも多くの命を救うために撤退する勇気を持つ

そして、仕切り直し、再び体力をつけて次の勝機を狙う。



イギリス軍が連合軍の一部となってノルマンディ上陸作戦が行われ、ヨーロッパの戦況が変わるのは、ここから4年後の1944年のことである。

この時、命を救われた多くの兵士がいたからこそ、ノルマンディ上陸作戦を実行することができたのだ



映画「ダンケルク」


「1人でも多くの兵士を助けたい」という民間船の気持ちが胸を打つ


この映画の中で、最も感動するのは、民間人の協力である。

映画の中では、マーク・ライランス演じるドーソンがイギリス政府の呼びかけに応え、自分が持つ遊覧船に救命胴衣を乗せ、息子のピーターと、お手伝いのジョージを連れ、ダンケルクへと向かう。



その途中で、避難中に魚雷に遭い、精神が錯乱してしまった兵士(キリアン・マーフィー)を拾う。

その兵士とドーソンのやり取りがとても印象的だった。

兵士は、今すぐにでもイギリスに帰りたいのに、ドーソンはダンケルクへ向かうと言う。



「ダメだ。ダンケルクは火の海だ。死にに行くようなものだ。なんで、そんなことをするんだ」

と、兵士がドーソンに問いかけた時、ドーソンは

これは、我々の世代が始めた戦争で、息子のような子供たちを戦地に送ってしまった。

我々には、戦争を始めた責任がある




ドーソンは、かつて長男を戦争で亡くした経験があり、同じような年頃の子供たちを1人でも多く救いたいという気持ちがあった。

それでも納得できない兵士は、船内で暴れ、ジョージを突き飛ばしてしまう。

そんな兵士の様子を見たピーターは、「彼は臆病者なの?」と父に訪ねた時、「そうじゃない。戦場で怖い目に遭ったんだよ」とピーターに応える。

恐らく、その時兵士はPTSDだったと思われるが、ドーソンは、そんな兵士たちをたくさん見てきたし、その兵士もドーソンにとっては息子の一人なのだ。



それは、ドーソンだけが思っていたことではなく、その「1人でも多くの息子を救いたい」という思いは、その時ダンケルクに向かった多くの民間船も同じ気持ちだったんだろうと思う。



そして、彼らがダンケルクに着いた時、他にも多くの民間船がダンケルクの海岸に到着していた。

海岸を埋め尽くすように集まった多数の民間船の姿は、とても感動的だった

ドーソンのような遊覧船や、漁船、小さなヨット、プレジャーボートまで、様々な船が危険をかえりみず、戦地へと向かっていた。

彼らは、本当に勇気ある人々だ。



その様子を見て思い出したのは、映画『パイレーツ・ロック』だった。

1960年代、イギリスのラジオでロックを流すことが禁じられていた時代。

地上のラジオ局がダメなら、海上ならいいだろうと、船の上にあるラジオ局からロック音楽を流していたDJたちの実話を映画化した作品。

この映画では、最後に船が沈没するという時に、「近くにいる人は助けに来てください」と呼びかけると、彼らが違法で、国から目を付けられていると知りながらも、多くの民間船が彼らを助けに向かった

その時に集まった船の様子が、この「ダンケルク」に集まった船の様子とまるで一緒だったのだ。

もしかしたら、その時のダンケルクの「いざとなったら助けるために駆け付ける」という精神は、その後もそうやって受け継がれているのかなと思った


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音と映像で伝える戦争の恐ろしさも凄いし、勇気ある撤退からは命の大切さを感じるし、民間人の船からは、助け合うことの素晴らしさを教えられる

わずか106分という短さの中に、様々なできごとが濃縮して詰め込まれ、そこからは多くのメッセージを感じ取ることができる。

親世代の人間が勝手に戦争を初めて、子供たちを戦場に送り込んでいる



そして、送り込まれた戦場で感じるのは、勝つか負けるかではなく、『生きるか死ぬか』である

何よりも大切なのは、一人でも多くの人間が生き延びることである。

親世代の人間が、殺し合いを望むなら、本人たちが殺し合えば良い。



そんなことを痛切に感じさせる作品だった。

一人でも多くの人に観て欲しい映画である。




関連記事

〇イギリス政府側からの視点で描いた「ダンケルク」



〇戦時中、国民を励ますために「ダンケルク」を映画化しようとする人々の奮闘を描く

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ケン・ローチ監督、キリアン・マーフィ主演の映画「麦の穂をゆらす風」をWOWOWで観た。

第59回カンヌ国際映画祭(2006年)パルム・ドール(最高賞)受賞作品。

1920年から、アイルランドで始まったイングランドからの独立を求める運動を描く。

満足度 評価】:★★★★☆

当時、イングランドから自由を求めていた若者たちを、とても力強く描いた作品。

だけど、私はなんだかとっても空しかったなぁ。


「麦の穂をゆらす風」予告編 動画

(原題:THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY)





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キャスト&スタッフ


出演者

キリアン・マーフィー
…(「ダンケルク」、「フリー・ファイヤー」、「真珠の耳飾りの少女」、「白鯨との闘い」、「トランセンデンス」、「インセプション」など)

〇ボードリック・ディレーニー

〇リーアム・カニンガム

監督

ケン・ローチ
…(「わたしは、ダニエル・ブレイク」、「この自由な世界で」、「ジミー、野を駆ける伝説」など)


2006年製作 アイルランド映画


あらすじ


1920年のアイルランド。

医者になったばかりのデミアン(キリアン・マーフィー)はロンドンでNo.1の病院で働けることとなり、意気揚々としていた。

しかし、ちょうどその頃から英軍が集会を禁止したり、英語を話さない人間をリンチの末に殺したり、力でねじ伏せようとし始める。

その様子を見たデミアンは、ロンドン行を中止し、兄・テディが所属していた義勇軍に入り、ロンドンからの自由を求める運動に参加するようになる…。


麦の穂をゆらす風


感想(ネタバレあり) 独立戦争から内戦へと発展していく空しい時代


この映画を観終わった後、しばらく、ぼんやりと空しさを感じていた。

ここで描かれるのは、1920年当時のアイルランド独立戦争。

やっぱり、こういうの観てしまうと、「暴力では何も解決しない」と思うんだよね。

しかし、このアイルランドとイングランドの関係性は、そんな生易しいものではない。

主人公のデミアンは、何よりも、イングランドからの解放を目指していた。

一方で、デミアンの兄、テディは、途中までデミアン同様イングランドからの100%独立を目指していたが、途中から軟化路線へと変更し、「イングランド支配下での自由」を認めるようになる。

後半は、このデミアンとテディの兄弟の対立を中心に描かれる。

イングランドを「完全拒否」するか、それとも「一部受け入れ」するのか。

同じ「解放」を夢見て、共に戦ってきた兄弟でさえ、意見が割れ、対立し、殺し合うようになる。

彼ら兄弟は、独立戦争の末に自由を得たが、イギリス配下であることに納得のいかない国民を中心にアイルランド軍との内戦へと発展していった当時を象徴するように描かれている。

身内で互いを殺し合っている。

実際に、こういう兄弟もいたんだろうな。


麦の穂をゆらす風2

「貧困」は戦争では解決しない


本来、彼らにとって、最も解決しなければいけない問題は「貧困」だった。

イギリスのせいで「貧困」と考えるか、「貧困」をイギリスに助けてもらうと考えるか。

でも、結局どの道を選んでも、最終的には互いに殺し合う道を選んでしまう。

なんでだろう。

人間には「生きる」か「死ぬか」しかないんだろうか。

互いに、意見を交わして、受け入れらる部分は受け入れるっていう考え方は無かったんだろうか。

もう、その「何をやってもどうにもならない」感が切なくて、切なくて。

ちょっとしたことで、「人を殺してしまう」道を選んでしまう、その安易さが悲しい話だった。

そうだよな。

この映画は戦争を描いているんだ。

空しくて当然なんだ。

麦の穂をゆらす風3

キリアン・マーフィ X ケン・ローチ


主役のデミアンを演じるのは、キリアン・マーフィ

いつも、脇でしっかりと物語を固める役が多い、キリアン・マーフィ。

この映画では、優しくて賢く、自分の考えを最後まで貫き通すデミアンを作り上げていた。

真摯な姿勢のデミアンが良かったなぁ。

キリアン・マーフィの他の出演作には、「フリー・ファイヤー」、「真珠の耳飾りの少女」、「白鯨との闘い」、「トランセンデンス」、「インセプション」など

監督は、イギリスのケン・ローチ

イギリスの労働者階級の人たちの作品を得意分野としている監督。

この映画も、WOWOWのケン・ローチ特集の一本だったような…。

他の監督作品には、「この自由な世界で」、「ジミー、野を駆ける伝説」など


麦の穂をゆらす風4

せめて、デミアンたちの死が無駄にならないように


最近では、イギリスとアイルランドの関係も落ち着いているよう。

隣り同士なんだから、仲良くしなよと思うけど、兄弟が対立するように、近いからこそケンカしてしまう事情もあるんでしょう。

でも、今が平和なら尚更、この頃のデミアンのような自由のために戦った人たちの死を無駄にすることなく、これからも平和な道を進んで欲しい。

今さらだけど、この映画の景色がすごく綺麗だったので、アイルランドに旅行へ行きたいなぁと思ったよ(笑)



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クリス・ヘムズワース主演の映画「白鯨との闘い」を試写会(2D)で観てきた。

鯨油獲得のために捕鯨船に乗って航海に出た男たちが出会ったのは、かつて見たたことのない大きな「白鯨」だった。

【満足度】:★★★☆☆(3.5)

そこそこ面白かったんだけど、決定的な一打がないままに終了してしまった感あり。

非常に惜しい映画だった。

「白鯨との闘い」予告編 動画

(原題:IN THE HEART OF THE SEA )




原作本・ノンフィクション「白鯨との闘い」

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比べて観る!?1956年制作「白鯨」

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あらすじ


アメリカ マサチューセッツ州にある島・ナンタケットは、捕鯨が盛んであり、一等航海士のオーウェン(クリス・ヘムズワース)は、捕鯨の経験が多く、次は捕鯨船エセックス号の船長になると言われていた。

しかし、地元の名士・ポラードの息子、ジョージ(ベンジャミン・ウォーカー)が経験も無いままコネで船長となり、オーウェンが船長になるのは、次回へと持ち越しになってしまった。

その事実に納得のいかないオーウェンであったが、必ず船を鯨油でいっぱいにして一年で帰ると約束し、ジョージ船長の元、エセックス号で捕鯨の旅へと出発するのだが…。


白鯨との闘い2

感想(ネタバレあり) 見どころは「白鯨との格闘シーン」のみ


そこそこ面白い映画だった~。

特に、白鯨が登場してから、エセックス号の船員たちが格闘するシーンは、本当に「手に汗握る」シーンの連続で、すごくドキドキしながら観ていた。

そのスペクタクル感は、さすが、ロン・ハワード。

人を引き付けるのが本当にうまい監督さんだなぁって思う。

そこの迫力満点のシーンを観るだけでも、映画館で観る価値はある作品だと思う。

しかし、この映画の見どころといえば、その「白鯨との格闘のシーン」のみ。

それも、だいたい映画の1/2ぐらいのところで終わってしまい、それ以外の部分でこれといった目玉も無いまま話は終了してしまう。

結局のところ、「白鯨との闘い」でお客さんの心を掴んだものの、「とどめの一撃」が無い。

白鯨との闘い3

ロン・ハワードが伝えたかったことは何だったのか…


そして、観終わってから思うのは、「結局、何が言いたかったの?」

「人々を恐れさせた白鯨」なのか、それとも、「踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまった人間へ自然からの警告」なのか、それとも漂流していた人たちがやってしまった「神を冒涜する行い」なのか…。

どれも、焦点が合わないままに、なんとなく描かれているので、監督、ロン・ハワードの「どうしてもこれだけは描きたかった」という思いが心に残らない。

1956年制作のグレゴリー・ペック主演の「白鯨」を、昔、テレビで観た記憶がある。

そこでは、海の悪魔・白鯨(モビー・ディック)に憑りつかれたエイハブ船長が綱のついた銛で何度も白鯨と格闘した末に、白鯨と共に綱でグルグル巻きにされたエイハブ船長が海に消えていくというシーンが強烈でいまだに記憶に残っている。

今回の「白鯨との闘い」では、それ程の強烈なシーンは無く、白鯨の怖さも強く印象に残るという程ではない。

実話を映像化することに集中するあまり、結果として全てが平たく描かれてしまったような気がする。

これが実話だとするなら、私たちは彼らの経験から何を学ぶべきなのか。

自然への畏怖なのか、全ての動物を敬う気持ちなのか。

それとも、最後まで仲間を見捨てない船乗りの仲間への思いなのか…。

監督、ロン・ハワードのこの映画に対する強いこだわりを見せて欲しかった。

白鯨との闘い5

注目の若手俳優をベテラン名匠監督が演出


主役の一等航海士オーウェンを演じるのは、クリス・ヘムズワース

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ホース・ソルジャー」「アベンジャーズ」「マイティ・ソー」「ラッシュ/プライドと友情」と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。

この人は、本当にハンマーとか、槍とか、銛とかがよく似合う(笑)

この映画でも、「やっぱり銛を持たせたら一番だよね」なんて、妙に納得してしまった(笑)

そのオーウェンに対抗して船長としてエセックス号に乗船するポラード船長を演じるのはベンジャミン・ウォーカー(「リンカーン/秘密の書」)

オーウェンの友人であり、右腕となるジョイにキリアン・マーフィ

こういう時代ものの作品には、なぜかイギリス俳優さんがいると、とても心強いよね。

安定の演技のうまさでホッとする。

他の出演作には「フリー・ファイヤー」「トランセンデンス」「インセプション」「真珠の耳飾りの少女」など。

そして、監督はロン・ハワード

他の監督作に「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」「アポロ13」「ラッシュ」「天使と悪魔」「シンデレラマン」「ビューティフル・マインド」など

白鯨との闘い4



ロン・ハワードが、本当にあった出来事をしっかりと映画化したかった気持ちも分かるけど、もっと白鯨の恐ろしさに集中した映画だったらもっと面白かっただろうと思う。

なんか、本当に惜しい映画だったな。残念



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クラウドに人工知能がアップロードされた場合、世界はどうなるのか

世界中のネット上にある知識を、その人工知能が集約したら、いったい何ができるのか

医療の世界は、警察は、地球の環境は・・・色々考えながら見たよね


「トランセンデンス」予告編 動画

(原題:Transcendence)



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感想(ネタバレあり)「マトリックス」の一歩手前の世界。「この世界観ありだよねぇ~」と思えば一気に楽しめる


この映画を面白いと思うか、そうでないかは、

「人工知能をインターネットにアップロードした世界」があり得ると思うか、そうでないかにかかっていて、

「その世界、あり得るんじゃないか」って思えたら、この映画をけっこう楽しんで見られると思う

「そんなのあるわけないじゃん」って思ってしまったら、ずーーーーっとつまらないと思う(笑)


ストーリーは、人工知能の研究をしている科学者が亡くなってしまい、

その科学者の妻が、愛した夫の知能を永久に保存しておくために、ネットにアップロードすることに。

すると、その知能がインターネットの世界で勝手に学習をして次々と世界を変えようとしていくお話

「マトリックス」の一歩手前かな。あそこまで出来上がっていない世界


トランセンデンス

しかし、あまり飛躍しすぎると気持ちがクールダウンしちゃう


ストーリーの組み立て方に、かなり説得力があったので、ふんふん。そういうのあるかもね

と、思いながら、かなり面白く見てた

でも、話の後半になって、現実味のない展開になってきて、ちょっとがっかりしちゃったかな

例えば、人工知能のウィルが、けが人を治療すると、すごいスピードで怪我が治っていくところ

技術は進歩して、けがを治す技術は上がっても、人間の治癒力自身はそう簡単に進歩しないので、

死にそうだった人間が、急に立ち上がるとか、そういうのは、嘘っぽいのでやめて欲しかった

「あぁこれは起きそうだなぁ」って現実的に考えられるところで止めて欲しかった

ジョニー・デップ演じるちょっと不気味な人工知能


ジョニー・デップ(「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」「ネバーランド」など)は、自分というのをよくわかっている俳優さんで、

ウィルという役を、しっかり理解した上で、ジョニー・デップなりの、

「ちょっと不気味な人工知能」を作り出してたんだよねぇ

やっぱり、すごい俳優さんです

しかーし、妻役の女優さん(レベッカ・ホール「ザ・タウン」)は、ちょっと役に合っていなかった気がして残念

もうちょっと、説得力のある女優さんを使ってほしかったな


人工知能の行く末について、妄想しながらみるも良し

ITが苦手なら、ジョニー・デップを楽しみにみるも良し

何より、この世界を受け入れながら見ることが大切

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