とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:クライヴ・オーウェン



2016年2月11日から開催されていた第66回ベルリン国際映画祭の授賞式が20日に行われ閉幕した。

審査員には、メリル・ストリープ、クライヴ・オーウェンなど


今年の審査員は、審査員長をアメリカの女優メリル・ストリープがつとめ、他にイギリスの俳優クライヴ・オーウェンや、イタリアの女優アルバ・ロルヴァケルの他、映画評論家や映画監督、写真家などが参加している。

審査員長のメリル・ストリープは、その抱負について、「人種や民族、ジェンダー、宗教に対して開かれた平等な視点で作品をみたい」と語り、他の審査員たちには、「まっ白な状態で偏見なしでみてほしいから、作品や監督の情報が書かれたブックレットを事前に読むことを禁止しました」と伝えたという。

また、同じく審査員をつとめるクライヴ・オーウェンは、「我々が出した決断で何人かの映画監督の運命が変わる。責任重大ですね」と話したそう。

「朝日新聞」デジタル版 ベルリン国際映画祭特集より


 ↓ 審査委員長のメリル・ストリープ(左から2番目)、審査員のクライヴ・オーウェン(左から3番目)
ベルリン国際映画祭審査員

金熊賞(最高賞)は、イタリアの移民問題を扱ったドキュメンタリー映画が受賞


20日に行われた授賞式で、最高賞である金熊賞に選ばれたのは、イタリアのジャンフランコ・ロージ監督によるドキュメンタリー映画「Fear at Sea(火の海)」が受賞した。

イタリアの地中海にある小さな島、ランペトゥーザが舞台。

そもそもは、漁師しかいないような静かな島だったが、アフリカからヨーロッパへ入国する密航者たちの通過点ととして知られるようになり、島民たちに起きるハプニングを12歳の少年の視点で観たドキュメンタリー映画。

最近の、ヨーロッパ映画は、この「移民問題」が本当に多いもんなぁ。

その最前線では、何も知らない村人たちが巻きこまれてるんだなぁ。

その内容を聞いただけで、とても観たくなった。

「Fear at Sea(火の海)」が金熊賞に選ばれた理由について、審査員長のメリル・ストリープは、

「ストーリーテリングに長け、ニュアンスに富み、見る者の心を掴む、優れたドキュメンタリー。今年のベルリン映画祭の主役」と、絶賛したそう。(「映画.com」より

ちなみに、ジャンフランコ・ロージ監督は、2013年の第70回 ベネチア国際映画祭でドキュメンタリー映画「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」が最高賞にあたる金獅子賞を受賞している。

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  ↓ 金熊賞を受賞したジャンフランコ・ロージ監督
ベルリン国際映画祭金熊賞2




その他の受賞作品はこちら↓から

第66回ベルリン国際映画祭 主要部門受賞結果一覧



金熊賞

「Fire at Sea(火の海)(英題)」

ベルリン国際映画祭金熊賞


銀熊賞 審査員グランプリ

「Death in Sarajevo(英題)」

銀熊賞 アルフレッド・バウアー賞

「A Lullaby to the Sorrowful Mystery(英題)」

銀熊賞 監督賞

ミア・ハンセン=ラブ「Things to Come(英題)」

銀熊賞 女優賞

トリーヌ・ディルホム「The Commune(英題)」

銀熊賞 男優賞

Majd Mastour「Hedi(英題)」

銀熊賞 脚本賞

トマシュ・ヴァシレフスキ「United States of Love(英題)」

銀熊賞 芸術貢献賞

リー・ピンビン「Crosscurrent(英題)」(撮影)



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アルフォンソ・キュアロン監督 クライヴ・オーウェン出演「トゥモロー・ワールド」を見た

最後に希望が残ったことにホッとしつつ、しかし、「もしも、本当にこんなことが起きたら・・・」と思うとゾッとする作品だった

「トゥモロー・ワールド」予告編 動画

(原題:Children of Men)



あらすじ


2027年のイギリス

人間が子供を産まなくなってから18年が経っていた。

2008年に大流行したインフルエンザにより、多くの人が亡くなり、世界の大都市が消滅していく中、イギリスはまだ国としての機能を保っていた

そのために、多くの人間がイギリスへと押し寄せるが、イギリス国籍の無い人間は強制退去させられ、イギリス国民でさえ、どこへ行くにもパスポートと通行証が必要だった

ロンドンに住むホセ(クライヴ・オーウェン)は、以前は反政府組織にいたが、現在は普通の暮らしをしていた

しかし、ある時、ホセは元妻ジュリアン(ジュリアン・ムーア)からある願い事をされる

それは、「一人の女の子を助けて欲しい」というものだった

ジュリアンは、反政府組織のリーダーをしており、その子を助けるには難しい立場にいたのだ

それでは、なぜジュリアンは元夫のホセに頭を下げてまで、その子を助けたいのか・・・

その事実にホセは驚愕する・・・


トゥモロー・ワールド


感想(ネタバレあり) 人は滅亡すると分かってまで殺し合いをするのか・・・


人間が子孫をもう残せないと知った時、人々は希望を無くす

その次にするのは、殺し合いだった。それがとても不思議だった

なんでだろう。

もう地球に人類は残っていないんだから、そんなカオスの状態で殺し合いしても無駄なのに、なぜ最後まで殺し合いをするんだろう

トゥモロー・ワールド2

どんなものでも自分の主義主張に利用しようとする人間の愚かさ


この映画「トゥモロー・ワールド」では、イギリスを鎖国化して統制のとれた国にしようと必死になっている政府と、「移民の人権を保護せよ」と訴える反政府組織「フィッシュ」の対立が描かれている

そんな対立の中、フィッシュのリーダー・ジュリアンが守りたかったのは妊婦だった

ジュリアンはどの国にも属さない幻の組織「人権擁護団体」にキーと新しい命を預けようとしていた

ここまでは、よく理解できる。

しかし、そのフィッシュの中に、そのキーと子供を政治的に利用しようと考えた人間が出てきてしまった

それが何とも、悲しく切ない

人類の希望となるはずの新しい命が、戦争の火種になってしまうなんて、あっていいはずがない


トゥモロー・ワールド3

最後に残るのは、絶望半分、希望半分・・・

ジュリアンとホセは、なんとかしてキーと子供の命を救おうとする

それは、二人が以前、子供を無くしたことがあったからこその考えだった

結局、ホセが世界の希望を救ったけれども

キーの子どもが、大人になる頃、世界には何が残っているんだろうか・・・

一人で生き延びていくことはできるんだろうか・・・

希望半分、絶望半分の終わり方だった・・・

トゥモロー・ワールド4



監督は「ゼロ・グラビティ」「大いなる遺産」「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン

主演はクライヴ・オーウェン、「キングスマン:ゴールデンサークル」、「マギーズ・プラン-幸せのあとしまつ-」「メイジーの瞳」「フライト・ゲーム」のジュリアン・ムーア、重鎮 マイケル・ケイン(「ジーサンズ はじめての強盗」「インセプション」)


とにかく、見ごたえのある作品で、最後の最後まで希望が残るのか、絶望が残るのか考えながら見ていた・・・

結局、最後に希望が残ったものの、絶望感は捨てきれず、この後、キーとその子供に明るい未来が開けてくると信じたい・・・


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