とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:クリストファー・エクルストン



ニコラス・ケイジ主演の映画「60セカンズ」をNHK BSプレミアムで観た。

「72時間以内に弟の命と引き換えに50台の高級車を盗み出せ!」

命がけのミッションに挑む天才車泥棒と仲間たちを描いたアクション映画。


映画「60セカンズ」



満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

高級車ばかりを狙う窃盗団を描きつつ、当時の時代背景や兄弟愛、ダメな弟の成長物語もあわせて描いたこの作品。

なんと言っても目玉はカーチェイス、カーアクション。

美しい高級車が街中を疾走する姿にワクワクドキドキしながら最後まで楽しめた作品だった。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「60セカンズ」予告編 動画

(原題:GONE IN 60 SECONDS)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年3月16日 NHK BS プレミアムで観た感想を掲載。

・2019年10月14日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。



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本ページの情報は2019年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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キャスト&スタッフ


出演者

ニコラス・ケイジ
…(「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」、「スノーデン」、「キック・アス」、「コンテンダー」、「バーディ」など)

ジョヴァンニ・リビシ
…(「閉ざされた森」など)

ロバート・デュバル
…(「アウトロー」、「クレイジー・ハート」、「ジャッジ 裁かれる判事」など)

アンジェリーナ・ジョリー
…(「不屈の男 アンブロークン」(監督のみ)、「マレフィセント」、「ソルト」、「ボーン・コレクター」など)

〇デルロイ・リンドー

〇ウィル・パットン

ティモシー・オリファント
…(「パーフェクト・ゲッタウェイ」など)

〇スコット・カーン

…(「アンコール!!」など)

ヴィニー・ジョーンズ
…(「マグニフィセント・セブン」、「ミッドナイトマン」など)

監督

〇ドミニク・セナ

2000年制作 アメリカ映画




あらすじ


メンフィス(ニコラス・ケイジ)は車窃盗のレジェンドだが、現在は足を洗い堅気の生活をしている。

しかし、メンフィスに憧れ、未だに車窃盗をしている弟のキップ(ジョヴァンニ・リビシ)がヘマをしてアジトが警察に見つかってしまう。

キップが逮捕されることがなかったものの、マフィアのカリートリー(クリストファー・エクルストン)に納品するはずの高級車50台が全て押収されてしまう。

そして、メンフィスはカリートリーに「弟の命を助けたければ3日以内に予定の車50台を全て納品せよ」と脅迫される。

そこでメンフィスは、弟のために一度は足を洗った世界に引き戻されることになるのだが、既にキャッスルベック刑事(デルロイ・リンドー)に目を付けられており…。


映画「60セカンズ」


感想(ネタバレあり)


高級車窃盗が最も盛んだった時代


そういえば、ベンツばかりを狙う窃盗団っていたなぁ~と、この映画を観ながら思い出した。



港にたくさん並んだベンツたち。

その全てが、新車で納品されたものではなくて、実は盗難車だったという映像を観た時には、「うゎっ!!凄いな!!!」と思ったものだった。



こんなことを言ったら高級車ユーザーの方には失礼かもしれないが、国産車を買うだけでも大変な思いをする平民からしたら、「高級車のみを狙う窃盗団」を他人事のように見てしまい、むしろ、その窃盗の技術が凄いなと思っていた。

もしかして、それってちょっとしたひがみや妬みなのかもしれないが、被害者を思い「あぁお気の毒」と感じるよりも、「わーぉー!!こんなに盗んじゃってすごいなぁ」っていう気持ちの方が大きかった。



そんな、高級車を買えない平民の思いを代弁した映画が、この「60セカンズ」である。



この映画が制作されたのが2000年なので、当時はまだ高級車の盗難が頻繁に起きていた時期だったんだろう。

主人公のメンフィスは「どんな車でも60秒で盗み出す」車泥棒の天才である。

その彼が8時間で高級車50台を盗むミッションに挑戦する。



どの車がどれだけ素晴らしいのか私は知らないけど、ベンツやフェラーリやポルシェが私の手の届かない高級車だということは知っている。

そんな高級車たちを見事に鮮やかに盗んでいく姿はとても痛快で、ちょっとカッコイイとすら思ってしまう私は、本当にひがみ根性丸出しの平民なんだなと思ってしまう(笑)



映画「60セカンズ」



兄の背中を見て成長する弟の物語


この物語は、そんな「痛快で鮮やかな車泥棒」を描く映画だが、主人公の兄弟愛と弟の成長物語も合わせて描かれている。



弟のキップは、車泥棒を引退して、堅気の仕事をしているメンフィスをダサいと思っていた。

しかし、車泥棒がクールだと思っている上に、仲間を思いやれない無責任なキップは、ダサいと思っていた兄を命がけのミッションに巻き込んでしまう。



けれど、巻き込まれてしまったメンフィスは、どうしようもない弟のためにその仕事を引き受け、自分よりも仲間たちが警察に捕まらないような配慮を忘れない。

それ以前に、メンフィスが車泥棒を辞めたのもキップのためだった。

そういう兄メンフィスの姿を見て、ようやく、キップは自分の幼さを思い知る。



そんなキップの成長物語はちょっと甘い気もするけど、「この人は大したことがない」と思っていた人が、実は自分よりもずっと大人で、逆に自分の幼さを思い知るということは誰にでもあること

兄貴はクールな人生を捨てたダメな奴と思っていた弟が、兄の良さ、偉大さを知る姿に共感し、心が温かくなった



映画「60セカンズ」



キラキラしたアンジェリーナ・ジョリーとニコラス・ケイジならではの役名


そして、久しぶりに観てみると、キャストがみんな若い。

一番思ったのが、アンジェリーナ・ジョリーはこの時の方が今より良かった!!

キレがあって、ちょっとクレイジーで個性的。



ボーン・コレクター」、「17歳のカルテ」、そしてこの「60セカンズ」に出演していたこの頃が、一番輝いていたように思う。

あんなバーテンのお姉さんがいたら素敵!!



そして、ニコラス・ケイジが若い!!

で、今さらなんだけど、彼は車好きなんだろうか。

「ザ・ロック」の時もフェラーリを乗り回していた。



さらに、どうでも良いことなんだけど、役名のメンフィス。

メンフィスとは土地の名前だけど、そこはプレスリーが暮らしていた町として有名。



ちなみに、ニコラス・ケイジはプレスリーのコレクターとして有名。

ということは、ニコラス・ケイジがキャスティングされてから付けられた役名なのか??

どうでもいいことなんだけど、すごく気になった。



映画「60セカンズ」



時には頭を使わずに楽しめる映画も観たい


公開当時にこの映画を観て、話も知っていたこともあって、久しぶりに観ることに、正直、そんなに期待はしていなかったんだけど、思った以上に楽しめた。

テンポがよく、カーチェイスのアクションが随所に挟みこまれているし、アンジェリーナ・ジョリーはキラキラ輝いているし、それに、なんと言っても、ラストのニコラス・ケイジが乗るムスタング「エレノア」のカーチェイスはワクワクドキドキだった!!



と思うと、最後の最後にメンフィスとカリートリーが格闘するシーンで終わるのではなくて、車の映画なんだから、ド派手なカーアクションで終わって欲しかったなと思うし、最後の最後に刑事が「兄弟愛に免じて」メンフィスを見逃しちゃうのも、なんだか甘くて残念だった。

最後の最後まで「捕まえられるものなら捕まえてみろ」ぐらいのクレイジーさが欲しかったところ。

とはいえ、退屈せずに観れたし、時には、こんな風に頭を全く使わずに楽しめる映画も良い。



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テレンス・スタンプ主演の映画「アンコール!!」をU-NEXT で観た。

合唱団に参加することで救われる人々の姿を描いた感動作。


満足度 評価】:★★★★☆

72歳の頑固爺さんが、長年支えてくれた妻に感謝の気持ちを伝えたいが、口下手な彼は伝えることができず、妻の大好きな歌に想いを込める‬。

そのテレンス・スタンプが歌う場面が本当に感動的で、その想いに心を強く打たれた‬。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『アンコール!!』予告編 動画

(原題:Song for Marion)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年9月11日 U-NEXT にて鑑賞。

・2019年10月1日 感想を掲載。

現在、ネット配信で販売中。



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キャスト&スタッフ


出演者




…(「60セカンズ」など)


監督

〇ポール・アンドリュー・ウィリアムズ


2015年製作 イギリス映画



映画「アンコール!!」


あらすじ


72歳のアーサー(テレンス・スタンプ)は、気難しくて偏屈な頑固爺さん。

しかし、妻のマリオン(ヴァネッサ・レッドグレイブ)だけには甘えてしまうツンデレタイプ。

そんな性格のせいか、息子のジェームズ(クリストファー・エクルストン)とも、対立してばかり。

ところが、ある日、マリオンの病気が再発してしまい、余命わずかだと宣告されてしまう。

マリオンは身体がつらいはずなのに、それでも合唱団の練習には楽しそうに通い続けていた。

合唱団を指導するエリザベス(ジェマ・アータートン)は、合唱コンクールにエントリーすることを決め、その選考会でマリオンが歌っている姿を見たアーサーは、その歌声に感動してしまい…。



映画「アンコール!!」テレンス・スタンプ




感想(ネタばれあり)


昭和の頑固おやじ「歌なんて歌ってられるか!」


とても個人的なことだけれど、数ヶ月前、高齢の父が病気をしてしまい、入院してしまった。

近々退院をする予定なのだけど、退院後もリハビリに通わせたくて、地域のケアプラザにリハビリの受け入れ先を探してもらっている。



その中で、父が頑なに嫌がっているのが「歌を歌ったり、ゲームをしたりするデイサービス」だ。

たとえ、一日の工程の中にリハビリテーションが含まれていても、その後に歌やゲームがあるようなデイサービスには行きたくないと言う。

昔から、合唱団に通ったりした人はきっと楽しんで参加するのだろうけれど、父は痴ほう症になっているわけでもなく、「そんなものは男がすることじゃない」というプライドというか、頑固さがあって、その場にいても楽しめないんだろうと思う。



だから、この映画の中で、アーサーが合唱団のことを頑なに嫌がるのも分かる気がした。



たとえ、愛する妻のマリオンが、身体がしんどいのにも関わらず、楽しそうに合唱団に通っている姿を見ても、その妻の気持ちが理解できない。

その一方で、きっとマリオン本人は、アーサーも一緒に楽しんで欲しいという思いがあるんだろうけれど、その思いを強要せず、送り迎えだけ頼んでいるのは、そんなアーサーの気持ちを理解しているからだろう。



とはいえ、偏屈で頑固なアーサーの気持ちを理解できるのはマリオンだけで、アーサーはマリオンを通じて社会とつながっている

だから、マリオンを通さずに息子のジェームズと会話しても、すぐにケンカになってしまう。



私の父もそうなのだけど、アーサーが合唱団に入れないのも、マリオンを通じてしか社会とつながれないのは、愛情表現がへたで、口下手だからだ。

歌を歌うことに対して「気恥ずかしい」という思いがあって、照れ隠しのように「歌ってられるか」と言ってしまう。



この映画では、そんなアーサーが、「歌」によって救われていく姿を描いている



映画「アンコール!!」テレンス・スタンプ2



感情を込めて歌った歌は人を感動させる


きっかけは、妻のマリオンが合唱コンクールの選考会で歌った「トゥルー・カラーズ」だった。

この「トゥルー・カラーズ」は、シンディ・ローパーの歌だが、合唱団用に、マリオンのソロをメインにしてアレンジしているものだった。

その「トゥルー・カラーズ」は、「私はあなたの本当の良さを理解しているから大丈夫よ。だって私はあなたのことを愛しているから。」という思いを歌ったもので、それは偏屈なアーサーを愛しているマリオンにピッタリの歌だった。





その歌を、マリオンがアーサーを見つめながら歌っているのを聞いて、アーサーはとても感動する。

けれど、素直にマリオンに対して「感動したよ」とは言えない。

しかし、そんな素直じゃないところも含めてマリオンはアーサーを理解し、愛していた。



私も、前からシンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」は好きだったけれど、「こんなにいい歌だったのか!!」と改めて思い、感動した場面だった。

たとえ、周りの人たちが理解できなくても、私はあなたのことを理解しているし、他の人が知らない良いところをたくさん知っている。

それこそが「愛なんだ」と感じさせてくれ、とても感動した場面だった。



アーサーは、この時の感動をきっかけに「歌は人を感動させるものだ」と知り、音楽に興味を持ち始める。



映画「アンコール!!」ヴァネッサ・レッドグレイブ



心の支えを失ったアーサーが吸い寄せられた「歌」


しかし、そんなアーサーの唯一の理解者だったマリオンも亡くなってしまう。

そして、マリオンを失い、アーサーは改めてその偉大さに気付かされ、大声を出して泣いてしまう。

息子との仲もうまくいっていない彼は、マリオンを亡くした途端に孤独になってしまうのだ。



そうして、吸い寄せられるように、マリオンのいない合唱団に通い始める。

そこで、アーサーは合唱団を指導しているエリザベスに誘われて歌い始めるのだが、そこで気付いたことがある。



「歌」とは、普段、口にはしにくいことを伝えるのにピッタリなのだ。

アーサーのように口下手な人にとって、「歌」なら、普段、言いにくいことを言えてしまうのだ。



そのことに、マリオンが生きている時に気付けば良かったのだけど、きっとマリオンが生きている間は合唱団に参加するなんてできないだろうから、そこがアーサーの難しいところであり、そこで、アーサーは亡くなったマリオンに、生前言えなかった思いを込めて「愛」を歌うのだ。



映画「アンコール!!」ジェマ・アータートン



音楽には人を救う力がある


アーサーにとって、世界の中心にはマリオンがいた。

そのマリオンが亡くなって、アーサーの世界は真っ暗になってしまった。

そして、アーサーは改めてマリオンの偉大さに気付くのだ。



この映画は、その偉大なマリオンを亡くしたアーサーが歌と出会って、再び人生を取り戻すまでを描いた作品だった。



今まで、人に感情を伝えることが苦手で、息子と衝突を繰り返していたアーサーも、その息子に歌う姿を見せることで、息子との仲も修正していく。



私は、ラストでアーサーが歌っている姿を見て、「歌」というのは、うまい下手よりも、どれだけ感情が込められているかが大事なんだと改めて思った。

そこはさすが、大ベテラン俳優のテレンス・スタンプだから、感情たっぷりにマリオンへの愛を歌うのだ。

歌詞の一つ一つにアーサーの思いがとても丁寧に込められていて、本当に感動して、私は号泣してしまった。



辛いことがあって落ち込んでいる時、私は音楽を聴いたり、ライブに行って叫んだりする。

音楽には、人を救う力があるからだ。



目の前が真っ暗で、人生が絶望的だと思っても、音楽はいつも変わらず、私たちを励ましてくれる。

だからこそ、音楽は素晴らしく、人々は音楽を求め、この世からなくなることはない。

そんな「音楽の力」を感じた作品だった。





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