とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:シエナ・ミラー



ベン・アフレック主演・監督・製作の映画「夜に生きる」を映画館で観た。

禁酒法時代のアメリカの裏社会で生きる男の生き様を描く


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

バリバリのハードボイルド作品なのかと思いきや、女性に影響されて人生が変わったり、黒人女性と結婚したり、わりとフェミニストで硬派じゃない主人公が魅力的だった。

男を生かすも殺すも女次第。そんなことを感じさせる映画だった。


「夜に生きる」予告編 動画

(原題:LIVE BY NIGHT)




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キャスト&スタッフ


出演者

ベン・アフレック(兼 監督・脚本・製作)
…(「ザ・コンサルタント」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「ジャスティス・リーグ」、「ゴーン・ガール」、「消されたヘッドライン」、「ペイチェック 消された記憶」、「世界で一番パパが好き!」、<監督・主演>「アルゴ」、「ザ・タウン」(兼 脚本)など)

シエナ・ミラー
…(「アメリカン・スナイパー」、「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」など)

エル・ファニング
…(「メアリーの総て」、「パーティで女の子に話しかけるには」、「20センチュリー・ウーマン」、「ネオン・デーモン」、「マレフィセント」など)

ゾーイ・サルダナ
…(「バーバラと心の巨人」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、「スター・トレック BEYOND」、「ファーナス/訣別の朝」、「スタートレック イントゥ・ダークネス」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「アバター」、「スター・トレック」など)

ブレンダン・グリーソン
…(「ロンドン、人生はじめます」、「パディントン2」、「ヒトラーへの285枚の葉書」、「アサシン・クリード」、「未来を花束にして」、「ある神父の希望と絶望の7日間」、「白鯨との闘い」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」など)

クリス・クーパー
…(「カーズ/クロスロード」(声の出演)、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」、「8月の家族たち」、「ザ・タウン」、「シービスケット」、「遠い空の向こうに」など)


2016年制作 アメリカ映画

夜に生きる

あらすじ


禁酒法時代のアメリカのボストン。

警察官の父(ブレンダン・グリーソン)を持ち、厳格な家で育ったジョー(ベン・アフレック)は、親に反発するようにギャングの世界へとのめり込んでいく。

そして、敵対するマフィアのボスの愛人エマ(シエナ・ミラー)と付き合い、二人で駆け落ちしようとするがエマの裏切りにより、そのことがボスに知られ、ジョーは刑務所送りになってしまう。

刑務所から出たジョーだったが、彼を刑務所送りにしたボスと対立するマフィアのボスからマイアミ郊外にあるタンパの酒とドラッグの取引を任され、タンパに向かうが…。


夜に生きる2


感想(ネタバレあり)


現代にも通じる社会問題が織り込まれた作品


禁酒法時代のアメリカを舞台にしたマフィアもの。

ベン・アフレックが監督・脚本・主演・製作を担当。

と聞いて、「ほぉ。男の人というのは、誰もが一度はマフィアものをやりたがるものなのかなぁ」と思った。

マシンガンを連射して、クールに決める姿に憧れるのかなと。



しかし、この「夜に生きる」の主人公のジョーは、そんなステレオタイプのマフィアものとは違っていた

当時は許されていなかった黒人女性との結婚、KKKとの対立、ドラッグが引き起こす社会問題、カジノのもたらす影響、若い女性の自殺など、現代のアメリカでも起きている社会問題を織り交ぜて描かれていたので、非常に見やすかった

それに、ジョー本人もクールで硬派な女好きな男というより、見た目はギャングでも、内面はソフトで何より女性に優しかったから、女性が観ても嫌な気分にならないマフィア映画だった。

(中には暴力的な男性ばかり登場して嫌になってしまう作品もあるので)



夜に生きる3



女性に影響され、翻弄されながらの人生


その中で、私がこの映画を良いなと思ったのは、常に女性に翻弄されながら生きているジョーの人間性だった。

そこが、よくあるタイプのマフィアものとは明らかに違う部分である。

ボストン時代に出会ったエマと付き合っていた頃は、マフィアのボスと対立したり、刑務所に入れられ、挙句の果てにタンパへ送られるなど散々だった。



しかし、タンパでグラシエラと出会ったことで、KKKと対立することにはなるが、仕事に張りが出て、自分の行いの責任について考えるようになる。

さらには、“グラシエラの希望で”貧しい女性たちのための施設をタンパに作ることになるが、これが移民たちの救済施設のような趣もあり、現在のトランプ政権へのベン・アフレック流の批判も感じられる。

その施設の設立は、ボストンにいたころのジョーだったら考えられなかったような出来事だった。



また、タンパにいた頃に、「カジノの建設は悪魔の仕業だ」と訴え続けるロレッタに対しても、よくあるマフィア映画だったら、即刻彼女のことを殺していたはず。

しかし、ジョーは彼女を生かしたことで、彼女のが起こした住民運動が勝ち、念願だったカジノ建設を諦めるという事態になってしまう。



それで、弱腰と言われたジョーはボストンにいるボスに目を付けられてしまう。

結局、ロレッタはこの世を絶望して自殺してしまうのだが、彼女もジョーの人生に影響を与えた一人だった。



夜に生きる4



男を生かすも殺すも女次第


そんなジョーの生き様を見て思ったのは「男性を生かすも殺すも女性次第」だということ。

エマのような「さげまん」タイプと、グラシエラのような「あげまん」タイプ。



もちろん、女性を好きになって付き合う時、その女性がどちらのタイプかなんて気付かないはず。

(女性から見れば明らかに分かっても、男性からは見抜けないかも…)

そこを見極めるポイントは、「俺は君にふさわしい男になるよ」というジョーがグラシエラに言ったセリフにあるように思う。



自分と同等か、もしくはマフィアのボスの愛人で満足しているような女性と付き合えば、自分が成長するスピードも遅くなる。

しかし、常に自分よりも先を行っている女性と付き合えば「その人にふさわしい人間になる」ために、必死になってがんばろうとするし、自分も成長していく

その見極め一つで人生はガラリと変わっていくのではないかと思う。



夜に生きる5



成功する人生を歩みたいなら、それにふさわしい人と共に歩むべき


マフィアの世界で夜に生きるジョーだったが、彼を支えているのは、酒でもドラッグでもなく、彼の周りの女性たちだった。

一見、強面のジョーも、女性たちに影響され、翻弄され人生が変わっていくのを見ているのが楽しかった



マフィア映画というのは、ひたすら人を殺したり、女を道具だと思っている映画が多くて、ちょっとうんざりしてしまうことが多いんだけど、この映画はそうではなかったのが良かった。

それに、確かに主人公はマフィアの男だけれども、人生に対する考え方はマフィアじゃなくても一般の人たちにも当てはまるような話だったのも良かった。



どんな人生を歩みたいのかと考えた時、大切なのは、どんな人と共に歩み、人生を考えていくのか

その時、共にいる人がどんな人なのかによって、人生はガラリと変わってしまうのだ。



どうせ同じ人生なら、成功する人生を歩みたい

それならば、誰と共に歩むのかをじっくり考えた方が良い。

私もパートナーのせいで人生をダメにしている人をさんざん見てきているので、そんな人たちの顔を思い浮かべながら、この映画を観た。



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ブラッドリー・クーパー主演の新作映画「二つ星の料理人」の予告編を観た。

パリで二つ星レストランを追いだされた料理人が、一流のスタッフを集めてロンドンで新たにレストランを開店させるが、過去をまだ清算しきれていなかった話。

【観たい度】:★★★☆☆

ブラッドリー・クーパーよりも、オマール・シーが観たい!

「二つ星の料理人」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:Burnt)




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尻に火が付く料理人!ロンドンで成功できるのか!?


今や、ハリウッドで最も売れている男!ブラッドリー・クーパーの最新作が、この「二つ星の料理人」

その気になるストーリーは、

仏パリの2つ星レストランを追い出された料理人が、英ロンドンで再起を図るさまを描く。

料理人として一流の腕を持ちながらも、ある問題を抱えたアダム・ ジョーンズ(クーパー)は、トラブルを起こしてすべてを失ってしまう。

それでも諦めることなく、自ら集めた最高のスタッフたちとロンドンにレストランを開 いたものの、過去のトラブルを清算できずにいた。

映画.comより



二つ星の料理人


ふむふむ。なるほどね。

そこで、気になったのが、原題の「Burnt」

直訳すれば、「焦げちゃった」って感じ。

それは、料理を「焦がす」ということを示しているのはもちろんだけど、この主人公アダムの「尻に火が付く」ということでもあるのではと思った。

追われているのは、借金取りなのか、マフィアなのか分からないけど、ロンドンで新しい人生を始めようと思ったのに、追い詰められちゃって、尻に火が付いたかなぁと思ったら、なんだか観たくなってきた。

ブラッドリー・クーパーって、若干情けない男が似あうんだよね。

アメリカン・スナイパー」でそのイメージが上がったものの、追い詰められる役がとっても向いてる~(笑)

ブラッドリー・クーパーのその他の出演作には、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(声のみ)など。

共演は、「アメリカン・スナイパー」でも共演した、シエナ・ミラー、「あしたは最高のはじまり」「ショコラ~君がいて、僕がいる~」「最強のふたり」「サンバ」、「パーフェクト・プラン」のオマール・シー、「リリーのすべて」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルウマ・サーマンに、エマ・トンプソンウォルト・ディズニーの約束」、「ラッシュ/プライドと友情」「黄金のアデーレ 名画の帰還」のダニエル・ブリュールなど豪華な出演者だち。

これだけ、豪華な出演者を集めることができたのは、「8月の家族たち」の監督ジョン・ウェルズ

なるほど、「8月の家族たち」も出演者が豪華だった。

と、いろいろ調べていたら観たくなってきた~。この映画は、6月11日公開予定。


二つ星の料理人2



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ライアン・レイノルズ主演の映画「ワイルド・ギャンブル」をWOWOWで観た。

WOWOWが劇場未公開の作品をどこよりも早く放送する「ジャパンプレミア」の一本。

カジノで意気投合した男性二人組が、カジノの旅に出るロードムービー。

【満足度】:★★★☆☆

全体的には、可もなく不可もなく。でも、ちょいちょい面白いなぁと思うシーンもあった。

「ワイルド・ギャンブル」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:Mississippi Grind)





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あらすじ


不動産業をしている中年男のジェリー(ベン・メンデルソーン)は、ギャンブル漬けの毎日で、借金まみれ。

妻と娘は自分から去ってしまい、それでもギャンブルを辞めることができない。

ある時、地元のカジノで若い男、カーティス(ライアン・レイノルズ)と知り合う。

ジェリーは、カーティスと知り合ってから、ギャンブルでの勝ちが増えているように思い始める。

そして、カーティスから「ニューオーリンズにあるカジノへ行かないか」と誘われたジュリーは、仕事も捨ててカーティスと共に旅に出てしまう…。

映画「ワイルド・ギャンブル」


感想(ネタバレあり)


人生のギャンブルに出る男たちの物語


主人公のジュリーは、仕事も、結婚も、ギャンブルも、何をやってもうまくいかない八方ふさがりな状態。

しかし、カーティスと出会ってから運気が変わり始める。

そして、カーティスから人生の大博打を持ち掛けられる。

「仕事を投げ出して、カジノへ旅に出る」というお誘い。

今、仕事をしている状態でさえ、借金を返せていない状況の中、仕事を辞めてしまえば、一切返せなくなる。

しかし、そこはやはりギャンブラー!

ジュリーはカーティスの誘いを受けて、何もかも捨てて旅に出てしまう。

この映画は、二人のギャンブラーを描いた物語であるけど、人生も賭けに出た男の話でもある。

残念ながら私はギャンブルは一切やらないし、100%儲かるという確証がなければ手を出さないので(それはギャンブルではない(笑))、そのスリリングさがイマイチ分からなかったし、共感できる部分もなかった。

映画「ワイルド・ギャンブル」ライアン・レイノルズとベン・メンデルソーン

そばにいると幸運になれる気がする人


それでも、私はこのジュリーがカーティスと出会って、「この人は、自分に幸運を運んできてくれる天使だ」と思う気持ちは分かる気がした。

そいういう人っているよね。

この人といると、すごく前向きな気持ちになれるとか、なんか勝てる気がするっていう人。

なんなんだろう、あの感覚。

多分、その相手の人が、他の人よりもちょっと自信ありげだったり、ちょっと強気だったりするだけだと思うんだけど、世の中、最終的には、そういう「他の人より、よっと強気だったり、自信ありげな人が勝つ」もんだと思う。

本当に、そこはほんのちょっとの差なんだけど、意識を上げるだけで、本当に人生って変わるもんだと私も思う。

それで、実際にジュリーも、カーティスと行動することで、ちょっと強気になる。

それまでは電話することもなかった、元奥さんの家に寄るシーンが最も象徴的。

もちろん、元奥さんを激怒させて追いだされてしまうけど、これは、ジュリーにとっては、とても大きな進歩だったと思う。

映画「ワイルド・ギャンブル」ライアン・レイノルズとベン・メンデルソーン

自分の主張は、周りをだましても最後まで守り通す強さ


もちろん、ちょっと強気になっただけで、ひたすら幸運になるわけではない。

私が、この映画の中で一番印象に残っているのは、最後の大勝負のニューオーリンズのカジノの前に、二人で行ったドッグレース。

今までより、ちょっと強気だったジェリーは、大穴狙いで行こうと主張する。

しかし、カーティスは全てを見極めた上で、「来るのはミシシッピ・グリンド(Mississippi Grind(原題))だ」と、主張する。

結局、ジュリーの主張を通すが、結局1着だったのは、ミシシッピ・グリンドだった。

カーティスは、残った金を半分にしてジュリーを帰してしまうが、実は、その裏でミシシッピ・グリンドを買っていた。

ここのシーンが、私の中で一番上がったシーンだった。

ギャンブルで最終的に勝つのは、それまでの運気上昇に乗って何の根拠も無く「大穴で行く!」と言い切る人間ではなく、その場を冷静に判断し、裏でしっかり保険もかける人間なんだ。

仲間をもこっそり裏切る狡猾さが、ギャンブルには必要なんだなぁ。

結局、この時のミシシッピ・グリンドの勝ちは、最後に二人に大きな強運をもたらすこととなった大きな勝利だった。

その意味での原題『Mississippi Grind』なだけに、それを一切残さなかった邦題の『ワイルド・ギャンブル』はとても残念に思う。

映画「ワイルド・ギャンブル」ライアン・レイノルズとベン・メンデルソーン

中堅助演俳優、ベン・メンデルソーンと、「デップー」で人気急上昇中、ライアン・レイノルズの共演


主役のジュリーを演じるのは、ベン・メンデルソーン

いつも、主役を演じるというよりも、脇で支えるタイプの俳優さんのイメージなので、主役っていうのは、ちょっと意外だった。

他の出演作には、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」、「ダークナイト・ライジング」など

映画「ワイルド・ギャンブル」ベン・メンデルソーン


そして、ジュリーの相方を演じるのは、ライアン・レイノルズ

最初から最後まで、正体不明な、雲をつかむような男で、結局、何者なんだ??と思わずにはいられないカーティスが良かった。

正直、この映画はライアン・レイノズルの演技がなければ、ちょっとツライかも。

それぐらい、影響力のある演技だった。

そして、ライアン・レイノルズは、現在「デッドプール」の大ヒットにより株が急上昇中。

もしかしたら、この映画はライアン・レイノルズ、幻の劇場未公開作品になるかも…。

他の主演作には「デッドプール2」、「ライフ」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「黄金のアデーレ 名画の帰還」、「白い沈黙」、「あなたは私の婿になる」など。

また、出番は少ないながら、カーティスの恋人役にシエナ・ミラーが出演している。

謎の男、カーティスの全てを理解している感じが良かった。

他の出演作には、「アメリカン・スナイパー」、「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて


映画「ワイルド・ギャンブル」ライアン・レイノルズ

「人は自信のない時に猫背になりがち」に共感


ジュリーの車では、自己啓発のCDが常に流れている。

これが、どうも気が休まらなくて嫌なんだけど(笑)

恐らく、ジュリーとしてはメンタル面を鍛えて、もっとギャンブルで勝てるようになりたいと思ったんだと思うけど。

その中で、「人は、自信がない時には自然と猫背になる」という一節があって、カーティスは常に姿勢の悪いジュリーのそこを指摘する。

それ、すごく頭の中に残ったなぁ。

そうなんだよね。どうも気持ちが後ろ向きな時って、猫背になりがち。

姿勢を良くするだけで、頭の回転がちょっと早くなったような気さえする。

「自信を持ちたくなったら、姿勢を治す」っていうのを、今後も実践しようと思った。



ゆるめの映画ネタはこちら→「とにかく映画が好きなんです」【別館】

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この【本館】よりも、もっとユルッとした裏アカです。

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スディーヴ・カレル主演の映画「フォックスキャッチャー」をWOWOWで観た。

アメリカのデュポン財閥の御曹司、ジョン・デュポンが起こした殺人事件の実話を映画化。

満足度 評価】:★★★★☆

決して楽しい作品ではないけど、「この人は何を考えているんだろう…」って考えながら、想像するのが面白かった。

とはいえ、考えたところで、答えはなかなか見つからないけど…。


「フォックス・キャッチャー」予告編 動画

(原題:FOXCATCHER)





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あらすじ


マーク・シュルツ(チャニング・テイタム)はロス五輪のレスリングの金メダリストである。

同じくレスリングの金メダリストで、兄のデイヴ(マーク・ラファロ)と共に、貧しいながらも練習に励む毎日。

ある時、大富豪のジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)から、マークへ「話があるから、飛行機に乗って、我が家へ来てほしい」という電話がかかってくる。

理由も分からないままジョンを訪ねたマークは、彼から、「我が家でレスリングの練習をしないか」という誘いを受ける…。

フォックスキャッチャー

感想(ネタバレあり) 上流階級のスポーツ「キツネ狩り」をベースにして考える


欧米の上流階級の人たちの間で行われる「キツネ狩り」というスポーツがある。

日頃、キツネ狩りのために鍛えた猟犬たちを、キツネのいる森へ放ち、追い詰め、最後には猟犬がキツネを殺すことでゲームが終了する。

猟犬の管理者は、マスターと呼ばれ、そのゲームに勝つことで、名声を得ることができる。



そのキツネ狩りのルールをベースに、この映画を考えると、とても分かりやすい。

まず、猟犬は、マークやデイヴなどのレスリング選手たち。

デュポンがレスリング選手たちの練習場に「フォックスキャッチャー(キツネを狩る者)」と、名付けたのは、まさに文字通り。

キツネ狩りは、狩場というキツネの住む森で行われるが、この映画での狩場は、それはレスリング場にあたる。

獲物は、明らかに敵国の選手。

レスリング場で、敵を追い詰め、打ち負かしたものだけが、「金メダル」という栄光を手にすることができる。

そして、キツネ狩りでは、猟犬たちを管理する者が名声を手にするように、栄光を手にしたレスラーのコーチも同じく名声を手にすることができる。

いや、デュポンのシナリオでは、そこで名声を手にするはずだった。

だからこそ、マークとデイヴに、わざわざ頼みこんで、オリンピックの試合で、リングサイドのコーチの椅子を手に入れたのだった。

しかし、彼が莫大な費用をかけて挑んだゲームで、期待の猟犬・マークは負けてしまう。

もちろん、デュポンのシナリオ通りの名声は、手に入らなかった。

フォックスキャッチャー2

気に入らないことがあるとブチ切れる性質


デュポンは、幼い頃から、欲しいものは何でも手に入れてきた。

ヘリコプターも、自家用ジェットも、戦車もマシンガンだって持っている。

欲しいものは何がなんでも手に入らないと気が済まない性質のよう。

デュポンと母親の会話で、とても印象に残っているセリフがある。

「あなたの鉄道模型を手放して欲しいんだけど…」

と、なんの脈絡もなく、お母さんが話しだす。

この時、「あぁ、お母さんは認知症なんだなぁ」と思った。

同時に、その鉄道模型を手放そうとしたときに、かなりのひと悶着があったんだろうなぁという想像がついた。

なぜなら、そんな認知症かと思われるお母さんが、デュポンの気を損ねてはいけないと了承をとっている。

かつて、お母さんは、デュポンがその鉄道模型にもう興味がないと判断したんだろう。

鉄道博物館が欲しがるのなら、喜んで寄付しようと思った時、デュポンは、何の相談もなく、寄付するということに大激怒したのではないか。

その時の出来事が母にとっては心の傷となり、認知症らしく、大昔のその時のことを思いだしては、そのセリフを繰り返すではないか。

認知症の母親でも忘れられないぐらいの印象的な出来事…。

デュポンは、それを「あぁまたその話か」とでも言いたげに否定していたけど、彼は同じことをレスリングでも繰り返す。

フォックスキャッチャー3

どうしても欲しかった「名声」は、いくら金を積んでも手に入らない


デュポンが欲しかったのは、「オリンピックで金メダリストを育てた」という名声。

まさに、この上ない栄冠と思ったことだろう。

しかし、残念ながら、それはお金を積んで手に入るものではなかった。

そして、さらに気に入らないのは、デイヴはマークを敷地から逃がすという大失態まで犯したことだった。

当然、飼い主に噛みつりく猟犬など必要がない。

世の中、思い通りにいかない時は、激怒すれば誰かが彼の言うことを聞いてくれる。

そういう環境で育ったんだろうな。

デイヴは、飼い主であるデュポンから殺されてしまう。


フォックスキャッチャー4

ビックリする程いつもと違う3人の主演俳優たち


主人公のジョン・デュポンを演じるのは、スティーヴ・カレル

メイクや付けっ鼻のせいもあるけど、いつもと全く違う暗ーーーいスティーヴ・カレルが怖くて、気持ち悪くてドキドキした。

でも、それはそれで、このスティーヴ・カレルは好きだなぁ。

他の出演作には「ビューティフル・ボーイ」、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」、「30年後の同窓会」、「カフェ・ソサエティ」、「プールサイド・デイズ」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」などなど

ジョン・デュポンが、どうしても金メダルをとらせたかったレスリング選手マーク・シュルツを演じるのは、チャニング・テイタム

最初、金メダリストなのに、地味で暗くて、オーラの欠片もない姿で出てきた時はビックリした。

あのマジック・マイクが地味で暗くてオーラの欠片もないなんて(笑)

きっと、そんな彼が見られるのも、この映画だけだと思う。

この映画でも、そんなチャニングは最初だけで、途中から、いつものチャラ男に戻っちゃうから(笑)

他の出演作には、「キングスマン:ゴールデンサークル」、「ローガン・ラッキー」、「マジック・マイク」、「22ジャンプストリート

そして、マークの兄、デイヴにはマーク・ラファロ

今回は、緑色の巨人になったりしない方のマーク・ラファロ

そもそも、彼は演技ができる人だって知ってるけど、一番最初に画面に登場してきたシーンで、身体のシルエットから、明らかに素人じゃないレスリング選手の体型になってたからビックリした。

今年(2016年)のアカデミー賞でも、映画「スポットライト 世紀のスクープ」の演技で助演男優賞にノミネートされている。

他の出演作には、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「ゾディアック」、「コラテラル」など

マークの妻の役には、シエナ・ミラー(「アメリカン・スナイパー」、「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」など)、ジョンの母親はヴァネッサ・レッドグレーブ(「アンコール!」、「大統領の執事の涙」など)が演じている。

フォックスキャッチャー5

「身の丈」が「進撃の巨人」レベルの財閥御曹司


子供の頃に、どうしても欲しいものがあって、親にねだった時に、それが本当に必要かどうか以前に、「家庭の事情」で買えない物ってあるじゃない??

あぁいう時って、子供ながらに我が家の経済事情を知ってしまって、それなりにブルーになったりしたもんだけど、今思えば、そうやって、「自分の身の丈」を知るために必要なことだったんだよね。

この映画のジョンは、その身の丈が「進撃の巨人」レベルだった。

もう、その辺にいる普通の人間なんて、食ってしまえぐらいのレベルなんだよ。

でも、それじゃぁ、人間界では暮らしていけないんだよねぇ。

財閥に生まれ、何不自由なく育っても、一般人と同じレベルで暮らしていくのは、とても辛そうだね。



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ブラッドリー・クーパー主演、クリント・イーストウッド監督の映画「アメリカン・スナイパー」をWOWOWで観た。

アメリカ軍で史上最高の狙撃手(スナイパー)と言われたクリス・カイルの自叙伝を映画化。



満足度 評価】:★★★★☆

ひどく心を揺さぶられ、しばらく放心状態になった映画だった。

なぜ、人はここまでして殺し合うのか。

「アメリカン・スナイパー」予告編 動画

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キャスト&スタッフ


出演

ブラッドリー・クーパー
…(「運び屋」、「アリー/スター誕生」(兼 監督)、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(声のみ)、「リミットレス」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(声のみ)、「ハング・オーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」など)

シエナ・ミラー
…(「夜に生きる」、「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」など)

〇ルーク・グライムズ

〇ジェイク・マクドーマン

〇ケビン・ラーチ

監督

クリント・イーストウッド
…(「運び屋」、「ハドソン川の奇跡」、「ジャージーボーイズ」、「インビクタス/負けざる者たち」、「グラン・トリノ」、「硫黄島からの手紙」、「父親たちの星条旗」、「ブラッド・ワーク」など)


2014年製作 アメリカ映画


あらすじ


アメリカ海軍のSEALSに所属するクリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)は、NYを襲った「911」のテロの直後、結婚式を挙げたばかりの時にイラクへ派遣される。

現場ではスナイパーとして活躍し、多くの海兵隊を救ったことから、伝説(レジェンド)と言われるようになる。

その後も、計4回、イラク派兵されるようになる間に、長男と長女が生まれ、平和な家庭を築いているように見えていたが、カイルの心は、戦場で疲弊し、少しずつ蝕まれていた…。

アメリカン・スナイパー

感想(ネタバレあり)


なんとか命だけでも助かって帰ってきて欲しいと願う


なぜ、そこまでして殺し合うのか。

そんなに辛い思いをするならやめてしまえと思う。

しかし、実際に、イラク側の「虐殺者」と言われる人間の、人間とも思えない行為を目の当たりにすると、「あんな奴殺してしまえ」とも思ってしまう。



この映画で描かれているように、国の命令で派兵され、最前線で闘っている人たちの姿を見てしまうと、「戦争なんて今すぐやめなさい」なんて言葉は出てこない

それは、単なるきれいごとであり、「なんとか、命だけでも助かって帰ってきて」としか言いようがない

目の前に銃を持った敵がいる以上、命がけで闘わないと国へ帰れないのだから



この映画で描かれる戦闘シーンは、どれもすごくリアルで、見ているだけで息苦しくなるようなシーンばかりだった。

今、この瞬間も、あぁいう現場で「アメリカの正義」という大義名分の元、命がけで闘っている人がいるのかと思うと、すごく心が痛む。



アメリカン・スナイパー2



本土に帰ってきたからといって、平和で穏やかな日が戻ってくるわけではない


戦場で、ものすごく悲惨な体験をした彼らは、家に帰ったからといって、彼らに平和が訪れるわけではない。

その後は、PTSD(心的外傷後ストレス症候群)という心の病と闘わなければならない



私がこの映画の中で、一番ゾッとしたのは、退役したクリスが居間でテレビを見ているシーン。

その時、明らかに戦場と思われるシーンの音がしていたので、クリスはまた戦場のビデオを見ているのだろうと思った。

そんなものを見るのをやめたらいいのに…と思っていたら、実際には、テレビには何も映っていなかった



あの時、クリスの目には戦場が映っていたんだろうか…。

ただ虚ろな目をして前をジッと見ているクリスの姿を見て、すごくゾッとして恐ろしくなってしまった。

そんな風に人の精神状態を破壊してしまう戦争は本当に怖い



アメリカン・スナイパー3



必要なのは、「英雄」という勲章よりも、心のケア


どうも、聞いたところによると、この映画のラストシーンは、当初用意していたものと違ったものになってしまったらしい。

まさに、「事実は小説より奇なり」で、実際に起きる出来事というのは、私たちの想像を遥かに超える結末を作り出す



ラストの事件は映画化が決まってから起きたことだと考えると、まるで、「何よりも必要なのは、PTSDをケアすることだ」と私たちに伝えたくて、神様は事件を起こしたのでは…とすら考えてしまう。

クリスは、全米で最も敵を殺した数が多かった兵士という理由で、英雄、レジェンドと言われた



しかし、アメリカに帰ってきても、心穏やかに生活できないなんて、本当のレジェンドなんだろうか

最高級のケアを用意されてこその英雄ではないのか



ラストシーン、沿道で多くの人たちが国旗を振り、彼を見送っている姿を見ながら、それは国が宣伝したことで集まった人々なんだろうが、そうやって国が作り上げて、国民に伝える「英雄」と、実際に日常生活を送るのでさえ、心穏やかではいられなかった「実像」のギャップがあまりにもあり過ぎて、無性に腹が立ってしまった

なんだかすごく悲しい。



アメリカン・スナイパー4



最高の演技を見せるブラッドリー・クーパーと、衰え知らずのクリント・イーストウッド


主演のクリス・カイルを演じるのは、ブラッドリー・クーパー

いつものスマートなブラッドリー・クーパーとは違って、かなりマッチョな体になっていたので、この映画に合わせて相当ウエイトを増やして役作りしたのがうかがえる。

いつもの線の細いブラッドリー・クーパーだったら、SEALSのメンバーに見えなかったと思う。

プラス、今までに無いブラッドリー・クーパーの演技を見られて良かった。



クリスの奥さん・タヤを演じるのは、シエナ・ミラー

正直なところ、シエナ・ミラーがクリント・イーストウッド作品に出るなんて、大抜擢!!と思った (^^;

私は、この利己的な奥さんとは全く意見が合わないなと思って観ていたけど、それが、シエナ・ミラーっぽくて、彼女にとっては良かったんじゃないかなと思う。



そして、監督はクリント・イーストウッド

現在、85歳。衰えるということを知らないガンマン。

常にアメリカを愛し、そして憂う。

アメリカの今後が心配で死ねないのでは…と思う。

だから、いつまでも現役でいて欲しい。クリント・イーストウッドは、アメリカの宝だから。



アメリカン・スナイパー5



何が英雄で、何が偉いのか正直分からない


しかし、個人的な意見を言わせてもらえば、160人も人を殺したから、彼がレジェンドで英雄っていうのは、最後まで納得のいかないことだった

敵を一人でも多く殺した分、一人でも多くの海兵隊が助かったということなのは分かるし、理解できる。



160人という数字にこだわれば、その上をいこうとして、中身の無い殺しをする人間が出てこないだろうか。

そこは軍法会議にかけるから問題ないんだろうか。



人の生き死にがかかっているときに、それが意義ある殺しだったのかどうかなんて、確認できる人がいるんだろうか。

戦場シーンの衝撃が大きかった分、数多くのモヤモヤが心に残る映画だった。





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シエナ・ミラー主演の映画「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」をWOWOWジャパンプレミアで観た。

夫に疲れ、人生に疲れた女性二人が、家出して旅に出るロードムービー。

すっごい面白い映画というワケではないけれど、登場人物たちに共感したり、きれいな景色を見たり、心を痛めたり。

それなりに楽しめた映画だった

「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」予告編 動画

(原題:Just Like a Woman)




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キャスト&スタッフ


出演者

シエナ・ミラー
…(「夜に生きる」、「アメリカン・スナイパー」など)

ゴルシフテ・ファラハニ
…(「パターソン」、「ワールド・オブ・ライズ」など)

〇バハー・メースク

〇ティム・ギニー


監督

ラシッド・ブシャール
…(「贖罪の街」など)


2012年製作 イギリス、アメリカ、フランス合作映画




あらすじ


マリリン(シエナ・ミラー)は、OLをしながら、ベリーダンスのプロを目指している。

しかし、ある日突然、仕事をクビになってしまう。

失望の中、家に帰ると、失業中の夫が浮気している現場を目撃してしまう。

そして、そのまま家を飛び出し、サンタフェで行われるベリーダンスのオーディションへ向かう。

マリリンの友達のモナ(ゴルシフテ・ファラハニ)は、夫との間で子供ができず、そのことで義母になじられる毎日。

しかし、ある日、毎日義母に飲ませている薬の量を間違えてしまい、その翌日、義母は昏睡状態に。

義母が病院に運ばれている間に家を飛び出したモナは、友人のマリリンと遭遇する。

そして、二人でサンタフェを目指す旅に出ることに・・・。

映画「マリリンとモナ」



感想(ネタバレあり)


嫌なことがあるなら逃げ出しても良い


もしも、八方ふさがりで、周りに嫌なことばっかりだったら、逃げ出しても良いと思うんだよね。

夫が嫌だったら離婚すればい良い、仕事が嫌だったら辞めれば良い。

短い人生、悩んでいる時間がもったいないと思う。

だから、この映画のマリリンとモナみたいに、思い切って家を飛び出して、新しいことにチャレンジするのってすごくいことだと思うんだよね。

その結果がどうだったとしても。

映画「マリリンとモナ」シエナ・ミラー



ただ、一人の女性として生きるために


この映画の原題は、「Just like a woman」

日々の生活、夫との不仲や仕事に追われ、女性であることを忘れてしまった二人が、「ただ一人の女性として」生きるために、新たな自分を見つける旅だった。

そこで、彼女たちの固まった心を解放する場所に選ばれたのが、サンタフェ。

日本人にとっては、サンタフェと言われれば、宮沢りえの写真集の撮影地っていうイメージが強いけど、今回のサンタフェの景色の美しさったら。

本当に、開放的な気分になるには一番の場所だったよね

映画「マリリンとモナ」シエナ・ミラー、ゴルシフテ・ファラハニ



アラブへの偏見は本当にあることなのか・・・


この映画の中で気になったのは、ベリーダンスの練習をしているマリリンに向かって、本当にごく普通のアメリカ人一家が、「アラブの音楽がうるさい。気に入らない」と言って、マリリンを襲撃したシーン。

あれは、何かをデフォルメして描いているわけではなく、本当にそう思う人たちがいるってことなんだろうか・・・。

日本だったら、ベリーダンスと言えば、セクシーダンスとして有名だから、踊れればすごいと言われ、男の人たちはデレデレした顔で喜ぶダンス(笑)だと思うけど

国が違えば、こんなに違うんだろうか・・・。

とても残念であり、気になるシーンとして心に残っている。


映画「マリリンとモナ」シエナ・ミラー、ゴルシフテ・ファラハニ



旅の終わりは、新しい旅への始まり


結局、襲撃事件で怪我したこともあって、マリリンは今回のオーディションをあきらめ、モナは逃げることをやめて、二人はシカゴへ戻ることになったけど、プロのダンサーになる以上に得られたものがたくさんあったように思う。

きっと、シカゴへ戻ればマリリンは離婚するし、モナは警察へ行った後で離婚するでしょう。

そして、二人は、また「ただ一人の女性として」新たな人生を歩み始めるでしょう。

そう思える前向きな終わり方が良かった映画だなぁ~





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