ウィノナ・ライダー主演の海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」＜シーズン3＞第８章 シーズン最終話『スターコート・バトル』をNetflixで観た。
スターコート・モールで再会した仲間たちだったが、マインドフレイヤーに噛みつかれたエルの足に、マインドフレイヤーの分身が寄生。
なんとかその分身を取り出したところへ、ホッパーが駆け付ける。
スターコート・モールに全員が集合したところで、ホッパーはダスティンのガイドで地下の機械を止めに行く。
しかし、そこへマインドフレイヤーが現れて…。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン３」予告編 動画
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〇「ストレンジャー・シングス 未知の世界」＜シーズン3＞第７章 観ました！！
感想はこちらから →海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」＜シーズン3＞第７章『傷跡』ロシア人たちはその後に起きることを分かっているのか…？ウィノナ・ライダー主演【感想】
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キャスト＆スタッフ
出演者
〇ウィノナ・ライダー…（「おとなの恋は、まわり道」、「ブラック・スワン」、「スター・トレック」、「シザーハンズ」など）
〇デヴィッド・ハーバー
〇ミリー・ボビー・ブラウン
〇フィン・ウルフハード
監督・脚本・製作
〇ザ・ダファー・ブラザーズ製作総指揮
〇ショーン・レヴィ…（「あなたを見送る7日間」、「ナイト・ミュージアム」、「ナイト・ミュージアム2」、「ナイト ミュージアム／エジプト王の秘密」、「インターンシップ」など）
2019年制作 アメリカ 海外ドラマ
感想（ネタバレあり）
まさかの「ネバーエンディング・ストーリー」に号泣
これまで２度、奴らと戦ってきたエルと仲間たち。
さすがに３度目ともなると、怯える子もいなければ、みんな「何をすべきか」を瞬時に理解していて逞しい。
そして、相手がとても強い相手だということもちゃんと理解している。
マインドフレイヤーはエルに噛みついた時に、その「エキス」を足の中に残していた。
これは、スパイ映画的に言うなら追跡装置だろう。
これまでは、人間をスパイにしていたマインドフレイヤーだったが、そのやり方がエルたちにばれてしまったので、実際に身体の中に追跡装置を埋める方法を考えたに違いない。
さらに、その「エキス」は、エルの能力を奪う力も備えていた。
どんなにエルが能力を使おうとしても、何一つ、ピクリとも動かないという状態になってしまった。
果たして、この先、エルの能力が戻ってくることはあるのか。
この最終話で一番感動的だったのは、仲間たちの絆が今まで以上に深まったことだった。
困っている仲間がいれば、誰かが必ず助けに行く。
そんな彼らの行動には胸が熱くなる。
中でも、どちらかといえば、彼らとは仲が良くないビリーが、エルのために命をかけた場面は感動的だった。
そして、仲間たちにとって「ダスティンの空想の彼女」だったスージーが登場した場面も感動的だった。
二人で歌う「ネバーエンディング・ストーリー」には泣いてしまった。
私も、その当時熱狂して観た映画だったからだ。
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「ネバーエンディング・ストーリー」は1985年に公開された映画で、「無」によって支配され、崩壊していくある国を少年が救う物語だ。
そのストーリー展開は、まるで「ストレンジャー・シングス」そのもののようにも見える。
この最終話の最も緊迫した瞬間に、このダスティンとスージーの話が入ってくるのは、ちょっと本筋から離れているようにも見えるが、この時、ダスティンにとって大切な「姫」であるスージーは、ブランク定数を言い当て、世界を救っているのだ。
その時に流れる「ネバーエンディング・ストーリー」のダスティンとスージーのデュエットに、私は思わず号泣してしまった。
これは、ダファー兄弟による「ネバーエンディング・ストーリー」への見事なオマージュだった。
これまでもそうであったように、今回もまた、彼らは一人ずつがそれぞれの持っている力を発揮して地球を救っているのだ。
そして「ホッパーからの手紙」に号泣
そして、 時にはウザく、時にはめんどくさく、それでも、ホーキンスで一番頼りになる人ホッパーが消えてしまうという衝撃的なラストを迎えた。
誰よりもホーキンスを愛し、誰よりも子供たちのことを気にかけていたホッパーは、最後までホーキンスを守っていた。
そして、ホーキンスを離れ、引っ越しをするエルに宛てたホッパーの手紙が泣ける。
その手紙の中で、ホッパーは「失敗しても良い、間違っても良い、変化を恐れずに前へ進め」と言っている。
本当は、ホッパーはエルにマイクというボーイフレンドができたのが寂しかったのだ。
そのことで大人げなく邪魔をしてしまったことで、ホッパーはエルに謝罪の手紙を書いたのだ。
私は、ここでもまた号泣してしまった。
もう大人になってしまったエルに対して、「変化を恐れるな」と言ったホッパーの気持ちが分かるからだ。
自分の手から離れていくのは寂しいけれど、それでもエルには、どんどん前を向いて広い世界を見て欲しいと思ったに違いない。
その日頃はあまり見せないホッパーの優しさに、思わず泣いてしまった。
そして、エルはそのホッパーの言葉を受けてホーキンスを離れて旅立って行く。
あまりにもカッコ良すぎるホッパーの最後だった。
ファンの間では、ラストシーンに出てくる「カムチャッカ半島の刑務所にいるアメリカ人」は、ホッパーじゃないかと言われているけれど、果たしてその説はどうなのだろうか…。
そして、ロシアにデモゴルゴンがいるというはどういうことなんだろうか。
アメリカから輸送したのか…。
それとも、ロシアにももゲートがあるということなんだろうか…。
このシーズン３は、これまでの中で一番面白いシーズンだった。
そして、もう既にシーズン４が待ちきれない！早く作って欲しい…。
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