とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ジェイソン・アイザックス



スティーヴ・ブシェミ主演の映画「スターリンの葬送狂騒曲」を映画館で観た。

1953年、スターリンが急死したのち、ソ連の最高幹部の間で繰り広げられた跡目争いをブラックユーモアたっぷりに描く。



満足度 評価】:★★★★☆

笑いすぎた!

スターリンの恐怖政治に始まり、現在のプーチン政権まで受け継がれるロシアの「邪魔者は殺せ」な体質をブラックジョークたっぷりに描く社会派コメディ。

そこは政治の中枢というよりもマフィアの世界だった!



目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『スターリンの葬送狂騒曲』予告編 動画

(原題:The Death of Stalin)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年8月18日 映画館にて鑑賞。

・2018年9月13日 感想を掲載。

現在、全国順次公開中。詳しい上映劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓


原作本「スターリンの葬送狂騒曲」

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キャスト&スタッフ


出演者

〇スティーヴ・ブシェミ

〇サイモン・ラッセル・ビール


〇マイケル・ペイリン




…(「シンプル・フェイバー」など)



〇アドリアン・マクローリン


監督

〇アーマンド・イアヌッチ

2017年製作 イギリス映画




スターリンの葬送狂騒曲




あらすじ

1953年。それまでソ連で絶対的権力を握っていた書記長のスターリン(アドリアン・マクローリン )が急死。

その瞬間から、それまでスターリンの忠実な部下だった幹部たちは、「次の統治者」の座を巡り争奪戦を繰り広げる…。



スターリンの葬送狂騒曲2



感想(ネタばれあり)


知識がなくても笑って楽しめる!ソ連でおきた後継者争い


正直なことを言えば、旧ソ連、現ロシアのことをよく知らない。

だから、この映画を観るにあたり、かなり自分の知識が不安だった。

スターリンは名前を聞いたことがある程度だし、フルシチョフのことは「名前を聞いたことがあるかなぁ~」程度。



さすがに、全く知らないのもよくないだろうと思い、映画を観る直前にカフェでWikipediaを開き、当時の幹部たちの名前を調べ、それぞれの役割をなんとなく頭に入れて臨んだこの作品だった。



当然、そんな付け焼き刃な知識は大して助けにならなかったけれど、この映画は、それでも十分楽しめた。

スターリンもフルシチョフも、彼らを大して知らなくても、映画を観ていれば、どんな人なのかが良くわかるからだ。

そんな「浅い予習」も全く役に立たなかったかといえば、そうでもなく、私の中でぼんやりと出来上がっていていたそれぞれのキャラクターに、この映画が鮮やかな色付けをして、イキイキとしたものにしてくれた。



私と同じように、タイトルの「スターリン」という文字を見て、「どんな人か分からないから、理解できるか不安だ」と言う人もいるかもしれない。

それならば、私のようにざっとWikipediaのページを読んでから挑むのもありだし、全く知らなくても大丈夫。



なにせ、この映画を作ったのはイギリスだ。

歴史的リアリティよりも、1953年にソ連で起きたスターリンの跡目争いのドタバタを楽しみ、笑える作品に仕上がっている

だからこそ、ぜひ、気構えることなく、たくさんの人に見て欲しい作品だ。



第二次世界大戦でドイツに勝利したソ連は、書記長 スターリンの力により、世界でアメリカに次ぐ第二位の強国になる。

しかし、そのスターリンは「気に入らない人間は全員殺せ」という恐怖政治の元、巨大な領土と国民を支配し、殺されたくない国民は、共産党に歯向かうことく「偉大なる書記長」のために息をひそめて暮らしていたのだ。



1953年、そのスターリンが急死する。

ソ連で30年間続いたスターリンの恐怖政治が終わり、共産党幹部は跡目争いを始めるのだ。



スターリンの葬送狂騒曲3



大国の後継者を決めたのは小さな部屋での密室政治


なぜ、彼らは後継者争いをするのか

それは、スターリンが後継者の指名もしないまま急に倒れ、そのまま亡くなってしまったからだ。



そこで、まっさきに行動したのが、警備隊隊長のベリヤだった。

彼は、スターリンの「死のリスト」(処刑する人の名前が書いてあるリスト)を実行する実働部隊で、スターリンの恐怖政治で最も重要なポジションを握っていた。



しかし「後継者になりたい」ベリヤは、スターリンが亡くなった途端に手のひら返しをし、「政治犯に恩赦を与えて釈放する」と宣言する。

それは明らかに「国民から支持を得るための点数稼ぎ」でしかない。



そんなベリヤの行動に危機感を感じたのは、周りにいる共産党幹部だった。

その中で、反ベリヤの行動をしたのがフルシチョフだった。



フルシチョフは、その数年後にスターリンを批判し、ソ連の指導者となる人間なのだが、ベリヤを指導者にさせないために、副首相のマレンコフをその場しのぎの書記長に推す

そして、それを実現するために、党幹部たちに話を持ち掛け、自分の味方になるように働きかけるのだ。



つまり、この後継者問題は、共産党幹部の中で、もっとも支持を得られた人間が「大国ソ連」の書記長になれるという、巨大な国の小さな小さな部屋で行われた密室政治なのだ。



スターリンの葬送狂騒曲5



国民の意志など誰も気にしていない幹部たち


そんな密室政治で後継者が選ばれているなんて思いもしないのが、気の毒な国民だ。

国民は「偉大な書記長」が亡くなったことを嘆き、最後のお別れを言うために、モスクワの赤の広場へと押し寄せていた。

それまでのソ連の恐怖政治からしたら、そうやって書記長への愛情を示し、国への忠誠を示すのが当然だろう。



にもかかわらず、ベリヤはその国民のロシアへの流入を阻止しようとし、幹部たちはそれとは反対に国民をロシアへ受け入れる。

また、国民から人気の高いスターリンの家族、娘のスヴェトラーナーとワシーリーは、モスクワから追放されてしまう。

スターリンの家族の存在は、後継者争いをややこしくし、邪魔なだけなのだ。



警備隊 最高責任者のベリヤも、共産党幹部たちも、誰もスターリンの死を悼むものなどなく、国民が何を望むかなど考えていない

彼らの頭の中にあるのは、「自分の次のポジション」だけなのだ。



それはもう、一国の指導者を決める話というよりマフィアの跡目争いとまるで一緒だ。

最終的には、その密室で最も力を集めることができた人間が勝つのだ。

映画を観ながら、何度も「これは、国の指導者を決める話だよねぇ…」と思ったし、呆れてしまった。



スターリンの葬送狂騒曲4




スターリンは亡くなっても「恐怖政治」は今でも生きている


そして、最高責任者が決められた後、「邪魔者は殺せ」という処刑が行われる。



彼らは、それまでスターリンが行ってきた恐怖政治にうんざりし、違う路線で国民の支持を集めようとしていたはずだ。

それなのに、結局のところ、政権が変わったところで「邪魔者は殺せ」というスタイルは一貫して変わらないのだ。



その彼ら血に流れる「処刑」のDNAは、ソ連がなくなって民主化された現在のロシアにも受け継がれていると感じる。

それは、プーチン政権を批判した人物の多くが殺されていることからもわかる



記憶に新しいところでは、先日、イギリスに潜伏していた元ロシアの諜報部員とその家族が、何者かに暗殺未遂される事件が起きた。

その事件に対し、イギリス政府はロシア政府を非難している。

「犯人はロシア以外考えられない」と。



この映画は、その事件が起きたイギリスで製作された作品だ。

ということは、この映画はそのイギリスからの「ロシアは政権を批判したら殺される国だ」という強いメッセージではないのか。



この映画がロシアで上映禁止になったことを考えると、ロシアも、この映画をそう受け取ったのだろうと感じた。



「邪魔者は殺せ」という恐怖政治は、スターリンの時代から始まり、そのスタイルを変え、まだロシアの中で生きている…

それを笑いを交えながら語るこの映画は、本当にすごい映画で、さすが、ブラックユーモア好きなイギリスだなと思った。



そして、この映画の邦題「スターリンの葬送狂騒曲」はピッタリと思った。

まさに、そのものずばりだったからだ。



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原作本「スターリンの葬送狂騒曲」

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ブラッド・ピット主演、デヴィッド・エアー監督、第二次大戦の戦車戦を描いた「フューリー」を見た。

満足度 評価】:★★★★☆

「あぁ戦争って、なんてくだらない。何のための命なんだよ」って、率直に思った

人は、なぜ戦争をするのか、人間は何のために戦うのか、なぜ戦場では人を殺すのかについて考えさせれらる映画だった

「フューリー」予告編 動画

(原題:Fury)




更新履歴・販売情報

・2015年8月10日 WOWOWで観た感想を掲載。

・2018年7月16日 NHK BS プレミアムでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、ネット配信、DVD共に販売中。


ネット配信で観る:フューリー(字幕版)

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DVDで観る:「フューリー」 Blu-ray

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キャスト&スタッフ


出演者

ブラッド・ピット
…(<出演>「マリアンヌ」、「マネー・ショート」、<製作>「ビューティフル・ボーイ」、<製作総指揮>「オクジャ okja」、「ムーンライト」など)


…(「ノア 約束の舟」など)




監督



2014年製作 アメリカ映画



フューリー



あらすじ


1945年4月。第二次大戦中のドイツ

事務員として雇われたはずの新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)だったが、戦地に赴くと、ドン・コリア―軍曹(ブラッド・ピット)が率いる戦車・フューリーの副操縦士として任務に就くことになった

ノーマンにとっては、初めての戦地で人を殺したこともなく、戦車に乗ったことも無い。

しかし、フューリーに乗り込む兵士、バイブル(シャイア・ラブーフ)、ゴルド(マイケル・ペーニャ)たちは、皆ベテランの猛者揃い。

初めて戦車に乗ったその日に、副操縦士の席に座り、前線へと向かうこととなり、連合軍の味方兵士の死を目の当たりにし、パニックに陥ってしまう・・・



フューリー2



感想(ネタバレあり)


私たちの当たり前の日常と、戦場での当たり前の日常


いつものように机に向かって座り、PCの電源を入れて、作業を始める。

上司に言われた通りに書類を作り、自分で考えたアイディアも出したり。

ルーティンとは違う仕事が舞い込めば残業もするし、責任を持って最後まで片づける。



それが仕事だし、仕事を最後まで遂行するすることが「責任を負う」ということであり、当たり前のこと。

その途中で「その仕事をやりたくないんです」と言って無責任に投げ出せば、クビになることだってある。



第二次大戦中、ドイツに送り込まれた連合軍の兵士たちは、銃を構え、上司に言われた通りに前線へと向かい、目の前にドイツ兵が現れれば殺す。

予想もしないところから、ドイツ兵たちが現れれば、一人残らず殺すことが任務であり、命を懸けてでも最後まで全うする。

「そんな人殺しはやりたくありません」と言えば、クビになるどころか、逆に殺されてしまう



戦争という「異常事態」に送り込まれた兵士たちにとっては、それが仕事であり、当たり前のことだった。



フューリー3



強い責任感を持って行動する人ほど、死が近くなるのが戦争


その、どうにもならない現実を見ていて苦しくなる。

戦車フューリーのリーダー・ドン(ブラッド・ピット)は、戦車が地雷を踏んで動けなくなった時に、ドイツの歩兵隊300人が攻めてくるという事態になり、決断を迫られる。

「とどまるか」「逃げるか」



そこで、ドンは壊れた戦車にとどまって、最後まで戦うことを選択する。

そこにとどまったら確実に殺されてしまうよ」と思う。

でも、だからといって、「逃げればいいじゃないか」なんて、無責任なことは言えない。



もし、自分が大きなプロジェクトを与えられ、明日はいよいよプレゼンだ!という時、
「これは自分ではやりきれないから辞めます」と言って、逃げ出せるだろうか。



単純に戦争と仕事を同じレベルで考えるのはおかしいと思う人もいるかもしれない

でも、人として「与えられたタスクをやり通す責任」について考えるなら、どんな状況においても、仕事だろうと戦争だろうと、同じ結論を出すと思う。



うまいこと逃げられたとして、その日はやり過ごせても、周りからどう思われるか、それよりも戦場では生き延びていけるだろうか。

誰よりも正義感が強く、責任感があって真面目な人ほど戦争では悲しい目に遭うんだと思うと心が苦しい。

でも、それが戦争なんだなとも思う。



フューリー4



心に残るのは英雄への賛美ではなく、喪失感と空しさ


リーダーのドンは、戦場でウォーダディ(War daddy)というニックネームで呼ばれていたことからもわかる通り、父親のような貫録たっぷりだった。

そして、どんな状況でも冷静沈着な姿は最後まで頼りになるリーダーだった。

彼の後姿と戦う様は「見てろ。これが戦争だ」と言わんばかりの狂気をも感じさせた。



戦争が終わりに近づいているのを感じながら、女・子供も戦争に使うドイツに嫌気がさし、連合軍もまた、戦場では捕虜を殺し、女性をレイプし、食べ物を搾取する。

そんな連合軍の姿を描くことで、単純に「英雄」としてのフューリー隊を描いているわけではないのが分かる。



なにより、最後の最後で助け出されたノーマンが「お前は英雄だ」と言われた時に、思わず出てしまった複雑な表情を見ているとよく分かる

彼らは自分たちが英雄だとは思っていない



与えらえた任務を遂行したら、家族のように思っていた仲間たちを失い、その喪失感から抜け出せない兵士なのだ。

そのノーマンの表情と共に喪失感・空しさが心に残る映画だった。



フューリー6



それぞれの持ち味がピッタリとはまったキャスト&スタッフ


監督はデヴィッド・エアー、「フェイクシティ ある男のルール」「エンド・オブ・ウォッチ」「サボタージュ」などなどの作品がある。

私は、デヴィッド・エアー作品を観るのは、この「フューリー」が初めてだった。

どうもラインナップを見ると、男臭い映画が多いようで。ちょっと今後、気にしてみようかなと思う。
(その一年後、「スーサイド・スクワッド」を観ました。)



主役のリーダー ドン・コリアーをブラッド・ピットが演じているが、彼が粗野で男臭い役を演じるのは、とても珍しい。

慣れない役を演じてでも、この第二次大戦のリアルな戦場を見せたかったのではと思った。

新兵ノーマンを見つめる姿はまるで父親のようでもあり、貫録もあって、歳をとってからも積極的に新しい役にチャレンジする姿がとても素敵だった。



そして、今回新兵ノーマンを演じるローガン・ラーマン

ローガンが持つピュアな雰囲気がとてもこの映画にあっていて良かった。

今後の成長が楽しみな俳優さんの1人になった。



 ↓ ブラッド・ピットとローガン・ラーマン
フューリー5



ゆるめの映画ネタはこちら→「とにかく映画が好きなんです」【別館】

映画のコラムやイベントに参加した話、音楽やご飯ネタなども掲載しています。

この【本館】よりも、もっとユルッとした裏アカです。

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ダニエル・ラドクリフ主演の映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を日テレの金曜ロードショーで観た。

大人気「ハリー・ポッター」シリーズの最終話。いよいよ、ハリーとヴォルデモートの最終決戦が始まる。

満足度 評価】:★★★★☆

シリーズの中で、これが一番見応えがあって面白かったなぁ。

シリーズものっていうのは全てがそうだけど、観終わった後に達成感よりも寂しさが残る。

あぁ、もうハリーに会えないのかっていう寂しさが一番にきた。

でも、作品自体にはこの終わり方で大満足。もう一回第一話から観たい(笑)


出演
ダニエル・ラドクリフルパート・グリントエマ・ワトソンレイフ・ファインズアラン・リックマンヘレナ・ボナム・カーター、ジェイソン・アイザックス、マギー・スミス

監督:デヴィッド・イェーツ 2011年製作 イギリス・アメリカ合作映画

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」予告編 動画

(原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II)




「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 DVD

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〇前作 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」ヴォルデモートを倒す旅に出る3人。しかし、まさかの仲間割れ!?人気シリーズ第7弾。ダニエル・ラドクリフ主演映画【感想】

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あらすじ


ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の魂が納められた分霊箱を探す、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)の3人。

残された分霊箱の1つが魔女ベラトリックスの貸金庫に隠されていることを知ったポッターだったが、その銀行に行けるのはゴブリンだけ。

そのため、ハリーはベラトリックスに囚われていたところを助けたゴブリンに道案内をするように頼むが、その代わりにグリフィンドールの剣を欲しいと言われてしまい…。


ハリー・ポッターと死の秘宝PART2


感想(ネタバレあり) ヴォルデモートとの最終決戦。ハリーの力になったものとは


ハリー・ポッターシリーズの最終話は、ヴォルデモートとの直接対決。

分霊箱を探す旅に出たハリーたち3人だったが、最後の箱はホグワーツ魔法学校にあることを知る。

長い旅の終着駅は、その全ての始まりであるホグワーツだった。

しかし、そのホグワーツも闇の使いであるスネイプ先生が校長に就任し、近づくことさえ難しい場所となっていた。

世界中のいたるところが、ハリーたちにとって不利な状態の中、彼はいかにしてその闇を突破したのか。

そして、彼がその時に必要としたものは何だったのか…。

ハリー・ポッターと死の秘宝PART2

仲間たちの「愛する人を守りたい」という想い


世界が闇に覆われ、窮地に追い込まれたハリーにとって、最も心強かったのは仲間たちの助けだった。

常に共に戦ってきたハーマイオニーやロンはもちろんのこと、学校の友人たちや、不死鳥の騎士団のメンバーたち。

また、その友人たちも、ハリーだけでなく身近にいる愛する人を守りたい。助けたい。という想いで戦った結果、それがハリーを助けることにつながっていった。

そこがいいなと思った。

みんながみんな「ハリーのために」となると、負けたり傷ついたり、大切な人が亡くなったりしたら、「ハリーのせいで」となる。

しかしそれが、「愛する人のために」となると、戦う意味も違うし、自分が闘った結果を人のせいにしたししない。

ロンがハーマイオニーのために戦ったり、ネビルがルーナに愛の告白をするために必死で戦ったように。

「愛する人のために」闘う人は誰よりも強く、悪をも凌駕する。


ハリー・ポッターと死の秘宝PART2

最後の鍵を握っていたのはスネイプ先生の片想い


そして、この「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」でハリーを最も助けた功労者は、スネイプ先生だろう。

今回は、そのスネイプ先生の隠された過去も明かされる。

前々回、最後にスネイプ先生がダンブルドアを殺したものの、私は彼が悪の使いだとは思っていなかった。

きっと、理由があって、そんなことをしているんだろう…と思っていたけど、なんと、スネイプ先生がずっとハリーのお母さんへの想いを隠し続けていたとは…。

このスネイプ先生の純愛話にはビックリだった。

だから、ハリーがホグワーツに入学した時から、人知れずハリーを守っていたのはスネイプ先生だった。

その愛する人の息子を命がけで守るために、自分から身を投げ出すとは。

ちょっとぉ。スネイプ先生~><

これまでハリーのお父さんの悪口を言ったりしていたのは、嫉妬心からだったんだねぇ。

そんなスネイプ先生の人間性のある一面を観れただけでも、この最終話は良い回だった。

 ↓ ラストの鍵を握るのはスネイプ先生(アラン・リックマン
ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 ラストの鍵を握るのはスネイプ先生(アラン・リックマン)

最後に一番力になったのは、ハリー・ポッター自身の勇気


そして、今回最も必要だったのは、ハリー・ポッター自身の勇気だった。

自分が「選ばれし者」だという自覚と、ヴォルデモートの前に身を投げ出す勇気。

そして、ヴォルデモートの魂が宿る分霊箱の1つがハリーだったという衝撃。

あの稲妻の後は、そういう意味だったんだねぇ。

自分の肉体が消えていく寸前に、魂をハリーの身体に隠していたなんて。

それを知ったハリーは、死ぬ覚悟でヴォルデモートの前に現れる。

自分がそうすることで、全てが終わると信じて。

「あぁ、ハリーも大人になったんだなぁ」という、ちょっと寂しい思いも抱きつつ、ヴォルデモートに対峙するハリーを観ていた。

それは、自分の命を投げ捨ててでも、周りにいる人たちを助けたいという想いとそれを実行する勇気。

それが、ハリーの旅立ちの時だった。

ハリー・ポッターと死の秘宝PART2

世界最強にして最恐のヴォルデモートを演じた名優レイフ・ファインズ


そして、このシリーズの長きに渡りヴォルデモートを演じていたのはレイフ・ファインズ

イギリスの名優の1人であるにも関わらず、特殊メイクにより顔の半分が変わって、始めてみる人は、これがレイフ・ファインズだとは分からないような役を演じてきた。

しかし、本当の表情はその特殊メイクの下にあっても、レイフ・ファインズがこの役を喜んで演じていただろうということは良く分かる。

世界最強の悪を演じられる機会もなかなかない。

映画の世界でも、ダースベーダーと並んで取り上げられる極悪人の一人となった。

このヴォルデモートが醸し出す薄気味悪さの全ては、レイフ・ファインズによる演技力の賜物だろうと思う。

レイフ・ファインズの他の出演作には、「クイズ・ショウ」、「イングリッシュ・ペイシェント」、「ナイロビの蜂」、「レッド・ドラゴン」、「007」シリーズ(M)、「愛を読む人」、「グランド・ブダペスト・ホテル」など。


 ↓ 最初から最後まで一貫して恐ろしい悪を演じたレイフ・ファインズ
ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 最初から最後まで一貫して恐ろしい悪を演じたレイフ・ファインズ

世界を闇から救うのは愛と勇気


結局のところ、世界を闇から救ったのはハリーとその仲間たちによる、「愛」と「勇気」だった。

世界が闇に包まれようとしている時、一人一人の正義に対する想い、周りの人を愛する気持ちがあれば、きっとその困難に立ち向かうことができる。

この「ハリー・ポッター」シリーズは、一人ぼっちだったハリーが長い年月をかけ、仲間を作り、悪と戦い、1人の責任ある大人として成長するまでを描いた。

2001年からスタートして約10年。

その間に8本の大作映画を作り上げたその労力も素晴らしい。

よく、途中で分裂したり、離脱者を出すことなく最後まで作り上げたなぁと感心する。
(途中でダンブルドア校長役の俳優が亡くなるというアクシデントはあったけど)

ハリーに会えなくなってしまうのは、なんだかとても寂しいけど、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の予告編を観ていると、そろそろ新しい旅をしても良い頃なのかなと思う。


ハリー・ポッターと死の秘宝PART2-2



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ブログネタ
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ブラジル、アメリカ合作のオムニバス映画「リオ、アイラブユー」をWOWOWで観た。

劇場公開されていない作品をWOWOWがどこよりも早く日本で初上映する「WOWOWジャパンプレミア」で放送された作品。

劇場公開されていないにも関わらず、意外な掘り出し物が眠っているコーナーなので毎週観るようにしている。

今回は、ブラジルのリオデジャネイロを舞台に様々な愛の形を綴るオムニバス映画だった。

満足度】:★★★☆☆

いろんな愛の形が出てくる中で、どれもそれなりに考えさせられたり、笑ったり、驚いたり・・・。

様々な人種と言葉が入り混じるリオならではの多色刷りな感じが面白かった。

多種多様なエピソード満載なので、きっと、誰もが「これ、いいな」と思うお気に入りのエピソードが見つかるのでは・・・と思う。

「リオ、アイラブユー」予告編 動画

(原題:Rio, I Love You(Rio, Eu Te Amo))

 



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あらすじ


リオデジャネイロを舞台に繰り広げられる、様々な愛の形。

忘れられない愛、戦う愛、踊りで表現する愛、砂の像で表現する愛・・・などなど

それぞれの愛をオムニバス形式で綴っていく・・。


リオ、アイラブユー


感想(ネタバレあり)観ていて楽しいオムニバス映画


スターはいっぱい出てくるし、リオデジャネイロの景色はきれいだし、観ていて楽しい映画だった。

「リオの愛」をテーマにしたショートムービーをつなぎ合わせて一本の映画にしたオムニバス映画。

その中でも、それぞれが面白かったけど、中でも私が面白かったのは、韓国のイム・サンスが監督した「リオの吸血鬼」の話と、ハーベイ・カイテルが少年と交流する「神様からの電話」がとても心に残ってる。


リオ・アイラブユー5

さすがの吸血鬼もブラジルでは陽気になる


ブラジルとかリオって聞いて想像するのは、熱い、サンバ、ダンス!!

あぁやっぱり、韓国人のイム・サンスも、やっぱりリオにはそんなイメージがあるんだなぁと思ったのが「リオの吸血鬼」(タイトルは私のイメージから)

昼間は、金持ちを相手にウェイトレスをしてるおじさんが、夜はセクシーな吸血鬼に変身する。

吸血鬼っていうと、すごくダークなイメージがあるんだけど、この映画に出てくる吸血鬼は違う。

おどけたポーズで、サンバを踊っちゃう(笑)

これは、「所変われば人変わる」じゃないけど、ダークでクールな吸血鬼も、ブラジルに行けば踊らずにはいられないんだってお話。

そうだよね。ブラジルってそんなイメージだよね!!と思わず笑ってしまった作品だった。

リオ・アイラブユー3

神様からの電話


そして、もう一つは、有名俳優という役柄のハーベイ・カイテルが撮影でリオデジャネイロに滞在している時に、公衆電話で出会った少年との交流の話。

「神様からの電話を待っている」という少年に、「神様の電話番号を教えてあげる」と言いながら、自分の電話番号を教えたハーベイ・カイテル。

「ペレのサインボールが欲しい」という少年の願いを叶えたら、他の少年たちからの願いの電話が鳴りやまなくなってしまったというお話(笑)

ストリートチルドレンの心のからの願いを叶えたはずが、相手はもっと逞しかったというオチが面白かったエピソード。

裕福なアメリカ人俳優と、リオデジャネイロの貧しいストリートチルドレンを電話でつなぐという構図を深刻にではなく、明るく絵がいているところが良かった。

神様に向かって、「ブラジル語をもっと勉強しなよ」なんて言っちゃう子供がすごく可愛かったな(笑)

ハーベイ・カイテルって、すごく大物俳優なのに、こういう小さな作品もすごく大切にするところが良いなぁといつも思う。

すごく素敵な俳優さん。

リオ・アイラブユー2

豪華な俳優陣と、豪華な監督陣


出演は、ハーベイ・カイテル(「マダムのおかしな晩餐会」、「贖罪の街」、「グランド・ブタペスト・ホテル」、「グランド・フィナーレ」)の他に、ジョン・タトゥーロ(「ジゴロ・イン・ニューヨーク」、「バートン・フィンク」)、ヴァネッサ・パラディ(「ジゴロ・イン・ニューヨーク」)、ヴァンサン・カッセル(「たかが世界の終わり」、「美女と野獣」、「バースデイ・ガール」、「避暑地で魔が差して」)、エミリー・モーティマー(「Dear フランキー」)、ジェイソン・アイザックス(「フューリー」、「ハリーポッター」シリーズ)などなど

次から次へと有名俳優たちが出てくるのを観ているのも、また楽しい。

ヴァネッサ・パラディの歌を久しぶりに聴けたのも良かったし、無口なヴァンサン・カッセルも良かったなぁ。

監督たちも、先程のイム・サンスの他に、フェルナンド・メイレレス(「シティ・オブ・ゴッド」「ナイロビの蜂」)、ギジェルモ・アリアガ(「あの日、欲望の大地で」)、ジョン・タトゥーロは自身のエピソードの監督も兼任、など。

こちらも豪華だねぇ~。

リオ・アイラブユー4

「アイラブユー」シリーズ3作目はリオ


この映画は、2006年の「パリ、ジュテーム」、2008年の「ニューヨーク、アイラブユー」に続く、三作目とのこと。

その前作2作品を私は見ていないんだけど、すごく観たくなった~。

ついでに、「京都、あいしてる」っていうの作ってくれないかな。

東京だとありがちなので、ここは、あえて京都を舞台にしたオムニバスが観たい。

観光地京都の、人種のるつぼ的な作品になると良いなぁと思うんだけど・・・。

あぁ、妄想が広がる(笑)

作品の中に「ブラジルの偽造パスポートはとても高い。白人でも黒人でもアジア系でも、なんでもブラジル人で通るから」っていうセリフがあったけど、

こうして、いろんな監督が考えた「リオ」のオムニバスを観てみると、本当に、ブラジルは多民族国家なんだなぁって改めて思った。

そういう、国や、地域の特色が浮かび上がってくるのも、こういうオムニバス映画の面白さかなと思う。



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