とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ジェニファー・ガーナー



マシュー・マコノヒー主演の映画「ダラス・バイヤーズクラブ」をU-NEXT で観た。

1985年にHIV陽性と診断された男性が、余命30日と診断された後、海外から認可されていない薬を輸入し、自ら設立した「ダラス・バイヤーズクラブ」を通して配布し、多くのHIV陽性患者を救った実話の映画化。


映画「ダラス・バイヤーズクラブ」



満足度 評価】:★★★★☆

マシュー・マコノヒーの鬼気迫る演技に引きこまれた映画だった‬。

主人公が生きることに燃やす執念に圧倒された‬‪。

人は絶望の中にいても強い意思があれば生きていける‬。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『ダラス・バイヤーズクラブ』予告編 動画

(原題:Dallas Buyers Club)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年9月12日 U-NEXT でにて鑑賞。

・2019年10月10日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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本ページの情報は2019年10月時点のものです。最新の配信状況はU- NEXTサイトにてご確認ください。

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キャスト&スタッフ


出演者

マシュー・マコノヒー
…(「SING/シング」(声の出演)、「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(声の出演)、「追憶の森」、「インターステラー」、「マジック・マイク」、「アミスタッド」など)



〇ダラス・ロバーツ

〇グリフィン・ダン


監督

ジャン=マルク・ヴァレ
…(「私に会うまでの1600キロ」、ドラマシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ」など)


2013年製作 アメリカ映画






あらすじ


1985年 テキサス生まれのロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)は、HIV陽性と診断され、余命30日と宣告されてしまう。

しかし、その後、メキシコでアメリカでは認可されていない薬に、HIVに有効な治療薬があると知り、密輸を始める。

そして、治験で知り合ったレイヨン(ジャレッド・レト)と共に「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。

クラブの会員から会費を募り、集めたお金でHIV治療薬を密輸し、会員に無料で配るサービスを開始するが、彼らは医者や税関から妨害されるようになり…



映画「ダラス・バイヤーズクラブ」マシュー・マコノヒー






感想(ネタばれあり)


1985年 HIVへの偏見と戦った患者 ロン・ウッドルーフの実話


そういえば、最近「エイズで亡くなった」という話を聞かなくなった。

海外では、自分がHIV陽性だと公表する有名人(たとえば、チャーリー・シーン)も増えてきた。

それぐらい、最近ではHIVを抑えるいい薬が増え、相変わらず怖いことには違いないけれど、「死ぬ病気」というイメージもだいぶ払拭されてきたのではと思う。



しかし、この映画が描かれている1985年当時、「エイズ」に対するイメージは、今とはまるで違っていた。

私が「エイズの怖さ」を知ったのは、映画トム・ハンクス主演の「フィラデルフィア」を観た時だったが、あの映画が公開されたのは1994年のことだった。



その頃でさえ、まだエイズに対する誤解も多く、主人公のトム・ハンクスは「触ったらエイズに感染する」という偏見を受け、苦悩する姿が描かれている。

この「ダラス・バイヤーズクラブ」は、その10年も前のできごとで、医者さえも「熱心にHIV陽性患者を助けようとしない」姿が描かれている。

それは、「ゲイが感染す病気だ」と思われていて、ゲイの社会的地位が今よりもずっと低かったからだ。



医者さえも、そんな認識であることに絶望を感じたロン・ウッドルーフは、メキシコでHIVに有効な治療薬と出会い、密輸をするようになる。

そして、HIV陽性患者から会費を集めて「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立し、会費を払った人には無料で治療薬を配るというサービスを開始する。



それは、彼自身が助かるための慈善事業だった。

その結果、多くの人の命が助かり、ロン自身も余命30日と言われたのが、7年生き延びることになった。

その物語は、実話を元に描かれている。



現在、HIVに有効な薬が増えたのは、ロンのような差別と偏見に苦しめられた人たちの、生きることへの執念と必死な思いがあったからに違いない



映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ロン・ウッドルーフ



本当の悪者は誰なのか


なぜ、そもそも、ロンは自分で薬を密輸しなければいけなかったのか。



アメリカでHIV患者用に作られていた薬は毒性と副作用が強く、逆に命を縮める可能性があり、医者が大手製薬会社と結託して、その毒性の強い薬を使い続け、他社の新薬を使わせなかったからだ。

その結果、多くのHIV患者が命を落とすことになってしまった。



そもそも、その当時は「ゲイがかかる病気だ」と思われていたエイズに対して、真剣に治療しようとする医者も少なかった。

ロン本人も、HIVだと診断された時に「おれはゲイじゃない!」と言って驚いていた。



1980年代から急激に増え始めたHIVに対し、1985年は医師も知識が浅く、患者に対して偏見を持ち、気休め程度に治験をすることで「死ぬのを待つ」ような状態だった。



その差別や偏見を見ていると、フランス映画の「BPM ビート・パー・ミニット」を思い出す。

決して、ゲイだけが感染する病気ではなく、異性愛者も感染するし、血液製剤から感染してしまった気の毒な人もいる。

今でこそ、有効な薬が増えたけれど、その開発が遅れたのは患者への偏見があったからだと、「BPM ビート・パー・ミニット」を見ているとよく分かる。



それにしても、私腹を肥やすために、患者に最も有効な治療をしようとしない医者には本当に腹が立ってしまう

国や病院はロンを悪者扱いするけれど、「本当の悪」は、本気で開発しようとしない製薬会社、その製薬会社と結託する医者、製薬会社から圧力がかかっている国だと思った。



多くの人の命を救ったロンは、むしろ神のような存在に見えた。



映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ジェニファー・ガーナー



ロンに与えられた試練と運命


製薬会社、医者、国など、多方面から様々な圧力がかかるなか、それでも「生きたい」と願い、生きるためならどこへでも行くし、どんなことでもしてしまうロンの生への執念には圧倒されてしまう



正直、HIVに感染する前のロンは、女性をモノ扱いするし、ゲイと黒人に偏見たっぷりの典型的なテキサス男で、あまり好きになれないタイプだった。



けれど、エイズに感染することで、人格が変わっていく。

それまで毛嫌いしていたトランスジェンダーのレイヨン(ジャレッド・レト)をビジネスパートナーにし、それまで自堕落な生活をしていたのに、食品添加物さえも口にしなくなった。



そんなロンを見ていると、人はいくつになっても、どんなに荒んだ生活をしていても、本人が変わろうと思えば変われるんだと思った。



彼がHIVに感染したのは、「女遊び」と「ドラッグ」という自堕落な生活への自業自得なのかもしれない。

けれど、人は失敗してもやり直しできるし、彼が変わったことで、多くの人が救われることになった



「明日、死ぬかもしれない」という絶望的な状況の中でも、「生きたい」と願い、その地獄の底から這い上がっていく姿にはとても感動した

人はどんな状況にあっても変われるんだ。

ロンがHIVになったのは、神が与えた試練であり、人々を救う運命だったのかもしれない。



映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ジャレッド・レト



もっと早く耳を傾けていたら…


生きることへ執念を燃やすロンは、とても意志の強い人だった。

そんな彼とは対照的に、ビジネスパートナーのレイヨンは繊細で弱い人だった。



その弱さがレイヨンの命を縮めることになってしまったけれど、病院は、強い人も、弱い人も、等しく生きられるように治療するのが仕事だ。

けれど、病院は彼らを救うどころが、まるで実験のマウスのように扱うだけで、救いの手を差し伸べることはなかった。



もしも、医師や製薬会社がロンやレイヨンの言うことに真剣に耳を傾け、開発に力を入れていたら、もっと早く、もっと多くの人たちが助かったのではと思うと非常に残念だ



どんな人にも多かれ少なかれ偏見はあるかもしれないが、医者や病院はそうであってはいけないと思った。



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レオナルド・ディカプリオ主演の映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」をWOWOWで観た。

パイロット、医者、弁護士となりすまし、莫大な小切手詐欺をしたティーンエイジャー、フランク・ウィリアム・アバグネイルの実話を描く


満足度 評価】:★★★★☆

久しぶりに観たら、物語も面白かったけど、この頃は、まだメジャーじゃなくて、この後メジャーになった女優さんたちがチョイ役でわんさか出てるのが楽しかった。

みんな、スピルバーグを経て大物になっていくんだね。

物語は、壮大なスケールで行われた詐欺師フランクとFBI捜査官カールの「鬼ごっこ」

しかし、その裏には両親が離婚した寂しさが垣間見える少年の顔が見えた。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:CATCH ME IF YOU CAN)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年2月17日 WOWOWで観た感想を掲載。

・2019年5月20日 NHK BS プレミアムでの放送に合わせて加筆・修正。

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キャスト&スタッフ


出演者

レオナルド・ディカプリオ
…(「レヴェナント:蘇りし者」、「インセプション」、「ワールド・オブ・ライズ」、「華麗なるギャッツビー」、「ジャンゴ 繋がれざる者」など)

トム・ハンクス
…(「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」、「インフェルノ」、「ハドソン川の奇跡」、「ブリッジ・オブ・スパイ」、「ウォルト・ディズニーの約束」、「キャプテン・フィリップス」、「幸せの教室」、「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」など)

クリストファー・ウォーケン
…(「イーグル・ジャンプ」、「ファング一家の奇想天外な秘密」、「ジャングル・ブック」(声の出演)、「ジャージー・ボーイズ」、「ニック・オブ・タイム」など)

ナタリー・バイ
…(「たかが世界の終わり」、「復讐のセクレタリー」、「シリアルキラーNo.1」、「ママはレスリング・クイーン」、「私はロランス」など)

マーティン・シーン
…(「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」、「ディパーテッド」など)

エイミー・アダムス
…(「メッセージ」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「人生の特等席」、「ジュリー&ジュリア」、「her/世界で一つの彼女」、「ザ・ファイター」、「ナイト ミュージアム2」など)

エリザベス・バンクス
…(「崖っぷちの男」、「ピッチ・パーフェクト」、「ハンガー・ゲーム」、「ハンガー・ゲーム2」、「ハンガー・ゲーム:FINAL レジスタンス」、「ハンガー・ゲーム:FINAL レボリューション」、「シービスケット」など)

ジェニファー・ガーナー
…(「ドラフト・デイ」、「Dearダニー 君へのうた」、「ダラス・バイヤーズクラブ」など)

エレン・ポンピオ
…(「ムーンライト・マイル」など)


監督


2002年製作 アメリカ映画



映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」



あらすじ


フランク・ウィリアム・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)は、16歳の時に父(クリストファー・ウォーケン)と母(ナタリー・バイ)が離婚してしまう。

その時に家出をしてしまう。

手持ちの金が無くなってしまったフランクは父からもらった小切手を使おうとするが、これが不渡りに。

そこから小切手を偽造することを思いつく。

それがうまくいくと、今度はパイロットや医者、弁護士になりすまし、さらに小切手を増産する。

いつしか、彼の行動がFBIの小切手詐欺捜査官カール(トム・ハンクス)に知られることとなってしまう。

そこから、フランクとカールの追いかけっこがスタートする…。

映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トム・ハンクス、レオナルド・ディカプリオ



感想(ネタバレあり)


私はフランクの頭の良さが羨ましい


私は上手に嘘をつくことができない。

いつでも、どこでも本音で話してしまうため、適当に作り話をでっち上げてごまかすことがとても苦手だ。

たとえそれが、生きていく上で身につけた方が良いスキルだとしても。



だから私は、フランクの頭の良さが羨ましいと思った。



主人公のフランクは16歳の時に家出をする。

もちろん、高校はまだ卒業していない。



そのティーンエイジャーの彼が、パイロット、医者、弁護士と様々な職業になりすまし、行く先々で小切手詐欺を繰り返す。

FBIのカールに居所がばれてしまうと、また居場所を変え、職業も変える。

彼は、そんな生活を4年間も送っていた。



きっとフランクはおしゃべりが上手だったんだと思う。

口が上手い人っていうのは、頭が良い人だし、詐欺師にも向いていると思う。



映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」レオナルド・ディカプリオ


両親が離婚し家出、そこから詐欺師へと華麗なる転身をしたティーンエイジャー


彼が詐欺師になってしまったきっかけは、両親の離婚だった。

しかし、小切手の偽造に成功し、その後も着々と詐欺の金額を増やして行けた秘訣は、人は偉い肩書や職業に本当に弱いという事実に気付いたことだった。



それはお父さんからの教えだった。

「ヤンキースがなぜ強いか知っているか?対戦相手がユニフォームのピンストライプに目を取られて打てないからだ」

につながっている。



パイロットや医師、弁護士など、「普通の人がなれない職業についている人」はそれだけで「この人はすごい人だ」というレッテルを貼ってしまいがちだ。



パイロットや医師のユニフォーム、弁護士の弁護士バッチなどを身に着けていればそれだけで、そこに気を取られ、「まさか小切手が偽物のはずがない」と思ってしまう。

それも、今ほどセキュリティが厳しくない時代だったから尚更だ。



人々が今ほど疑り深くなく、性善説で生きていた時代、フランクは人間の弱点をうまくつき、詐欺師として成功する。

これが高校生の犯行だったなんて、本当に天才的な頭脳の持ち主だったんだろう。



映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」レオナルド・ディカプリオ、クリストファー・ウォーケン


FBIと鬼ごっこをしたフランクは「かまってちゃん」だった!?


しかし、されどフランクはティーンエイジャー。

年上の私からしたら、今でいう「かまってちゃん」だったのかなと思う。



誰もが人恋しくなるクリスマスに独身のFBI捜査官のカールに電話し、ヒントを残していく。

それは、鬼ごっこで鬼を挑発する時にいう「捕まえられるなら、捕まえてみろ(CATCH ME IF YOU CAN)」だったんだと思う。



しかし、いつまでも捕まえに来ないから、時々疲れてはカールに電話をしていたのかな。

そんなティーンエイジャーらしい姿が、ちょっと切なかった。



心の奥底では、「誰かに捕まえて欲しい」という思いがあったに違ないないと思う。

そうじゃなかったら、カールに電話なんてしない。



フランスからアメリカに帰ってきた彼が、真っ先に向かった先がお母さんの家だったというのも、その「かまってちゃん」の表れかと。



そりゃそうだよなぁ。

そんな生活を送っていたら、「もう止めてくれよ」と思うに違いない。



映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」レオナルド・ディカプリオ


「かまってちゃん」も無事に居場所を見つけてゲームオーバー


ラストで、逮捕して終了だったかなと思ったら、その続きがあって良かった。



「やれるもんならやってみろ」とFBIを挑発していた不良少年は、フランスで逮捕されてしまう。

特殊な印刷機を使ったことが決定的な手がかりだった。



しかし、逮捕されてから、フランクはカールの指導の元、FBIで働くこととなる。

彼が世界中を回って小切手を偽造したそのスキルをいかし、小切手犯罪課のアドバイザー的立場になる。



高校も卒業していないティーンエイジャー詐欺師がFBI職員に。

やっぱり、フランクは天才だったんだな。



そして、その後、人間的にも更生し、結婚をして、子供もいるんだとか。



親の離婚で愛情に飢えてしまったかまってちゃん。

持ち前のスキルで、ようやく居場所を見つけた。

最後が心温まる終わり方で良かったなと思える作品だった。







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ブライアン・クランストン主演の映画「アイ’ム ホーム 覗く男」をWOWOWで観た。

いつも乗っている電車が停電になってしまったことで、帰りが遅くなってしまった男が、帰るに帰れずガレージの二階から家族の様子を覗きながら躊躇しているうちに、そのままガレージの2階で暮らし始めるという人間ドラマ。

劇場未公開の作品をどこよりも早く放送する「WOWOWジャパンプレミア」の一本。


満足度 評価】:★★★☆☆

詰めが甘いなと思うところもあったけど、それなりに楽しめた作品だった。

社会からドロップアウトして全てを放棄したつもりが、捨てられていたのは自分自身だった…。

人が生きていくために「一番必要なことはなにか」を考えさせられた。


「アイ’ム ホーム 覗く男」予告編 動画

(原題:Wakefield)




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キャスト&スタッフ


出演者

ブライアン・クランストン
…(「30年後の同窓会」、「犬ヶ島」、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」、「幸せの教室」、「ドライヴ」、「コンテイジョン」、ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」など)

ジェニファー・ガーナー
…(「ドラフト・デイ」、「Dearダニー 君へのうた」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」など)

〇ベヴァリー・ダンジェロ

ジェイソン・オマラ
…(「ラブ&マネー」など)

〇イアン・アンソニー・デール

監督

ロビン・スウィコード
…(「ジェイン・オースティンの読書会」など)


2016年製作 アメリカ映画



アイ’ムホーム覗く男



あらすじ


弁護士のハワード(ブライアン・クランストン)は、いつも乗っている電車が停電し、帰りが遅くなってしまう。

そのとき「もしかしたら浮気を疑われるかもしれない」と思ったハワードは、家のガレージの2階にあるカウチに座り、そこから家族の様子を眺めながら「どうやって帰ればいいのか」と考えていた。

すると、そのまま寝てしまい気付くと朝になっていて、妻のダイアナ(ジェニファー・ガーナー)が会社や警察に電話をしており、出るに出られなくなってしまう。

そうして、ハワードは出るに出られないまま、その日からガレージの2階で家族の様子を覗きながら生活を始めてしまう…。



アイ’ムホーム覗く男5



感想(ネタバレあり)


家族の生活を覗き続ける男



会社の仕事にうんざりし、かといって、家に帰るのも面倒な時、電車に乗りながら「あぁ、このまま誰も知っている人がいないところへ行きたい」と思うことはないだろうか。

私には、そんな経験が何度もある。

しかし、そういう時に私を思いとどまらせるのは、「会社や家族に迷惑がかかる」という思いだ。



その日の業務を思い浮かべ、締め切りの作業を思い出し、顧客に迷惑がかかることを思うと、いきなりいなくなるなんてことができなくなってしまう。

それに、たとえ家族に腹が立つことがあったとしても、「帰って寝るベッドがある」と思うと、最終的には家に帰るのだ。



この映画の主人公のハワードは、「停電」をきっかけに生活の全てを放棄し、家族や職場から姿を消してしまう。

そこまでは、割とよくある話である。

この映画がユニークなのは、姿を消したはずのハワードが、悪態をつきつつガレージの2階からひっそりと家族のことを覗いているというところである。



ドロップアウトした男が、家族と「一定の距離」を保ちつつ、陰湿にも家族の生活を覗き続ける。

一体、この時のハワードの心理状態とはいかがなものなのか

その心の底を探りながら、「覗くハワードの心境」を「観客が覗く」

そこに、この映画の面白さがあるのである。



アイ’ムホーム覗く男4


「ブレイキング・バッド」のブライアンが再びドロップアウトして金を放棄する



ドロップアウトする弁護士・ハワードを演じるのは、ブライアン・クランストンである。

ブライアンは、ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」で、高校教師という仕事をドロップアウトし、ドラッグ製造ビジネスを始め、ドラッグ業界のキングにまで登りつめる男 ウォルターを演じてメジャー俳優の仲間入りをした。

そのブライアンが、このハワードを演じるところに面白さがある



きっと、ブレイキング・バッド」ファンなら誰もが、このハワードとウォルターの「ドロップアウト」っぷりを比べながら観るに違いないからだ。



たとえば、高校教師だったウォルターが、なぜドロップアウトしてドラッグビジネスに足を突っ込んだのかといえば、その時ステージ4の肺がんにかかっていて、治療にお金がかかるため、お金が欲しかったからだ。

そうして、はじめはよくある普通の高校教師だったウォルターはドラッグビジネス業界で頭角を現し、金の亡者へと変貌していく。



この映画のハワードは、そんなウォルターとは対照的である。

元々、裕福な暮らしをする弁護士だったハワードは、社会からドロップアウトしたことで、むしろ「お金のしがらみをすべて放棄」してしまう

一切金を使わず、食べ物は近所のごみ箱を漁って拾い、洗濯や風呂は近所の海(川?)で済ませてしまう。



同じドロップアウトでも、ウォルターとハワードでは、向いている方向が正反対だった。

そんな風に、ブレイキング・バッド」とは、似ているようで似ていないブライアン・クランストンを味わえるところに、この映画の面白さはあるのである。



アイ’ムホーム覗く男2


「私がいなくなって家族は困るだろう」というのは傲慢な思い込み



NYの弁護士事務所で働くハワードは、それまで一家の大黒柱として働いていた。

美しい妻と、二人のかわいい娘のためにNYの郊外にある高級住宅街に家を建て、それなりに裕福な生活を送っていた。

恐らく、そんな彼からしたら「私がいなくなったら、家族も事務所も大変な思いをするはず」だと思っていたに違いない

だからこそ、社会からドロップアウトしても、家族のことを観察し続けたのである。



しかし、そんなハワードに対し、現実はとても残酷だと思った。

いなくなった当初は、妻のダイアナも取り乱し、会社や警察に電話をかけ、「もしかしたら、どこかで事故に遭っているかもしれない」ぐらいの気持ちで必死に探していた。

ところが、妻も娘も涙を流すこともなく、数日も経てば「いつもと変わらない日常」を取り戻し、ハワードのことを探し続けるどころか、「夫・父のいない日常」をエンジョイするようになる。



ハワードからしたら「私がいなくなって困っているだろう。しめしめ」ぐらいの気持ちでいたかもしれないけれど、むしろ、どんどん家族から忘れ去られる存在になっているのは、ハワード自身だったのだ。

ということは、私も家出したいと思ったときに「職場や家族に迷惑がかかる」と思って思いとどめるのは勝手な思い込みであって、職場も家族も、それほど心配していないということなのだ。

もちろん、それは家族や職場にもよるけれど、家族の様子を目の前で知ってしまうハワードには、かなり残酷な話だなと思った。



アイ’ムホーム覗く男3


生きていくために不要なものと必要なもの



そんな「残酷な現実」を知ってしまってから、ドロップアウトしたハワードを支えていたのは「意地」である。

「夫なし」でも、夏はいつも通りバカンスに出かけ、ハロウィンパーティを楽しみ、クリスマスの準備をする家族に対し、「勝手にしろ」と思っていた。

そんなハワードを目覚めさせたのは「風邪」だった。



高熱を出し、寝込んでしまったハワードを助けたのは、お隣のダウン症の子供たちだった。

もしも、彼らが助けてくれなかったら、そのまま死んでいたかもしれない。

ハワードは、それを「神の恵み(Mercy)」だと確信する。



そうしてようやく「一人では生きていけない」ことを悟るのである。



これは、これまで裕福で贅沢な生活をしてきたハワードが、全てを失い、無一文の生活をすることで、「最も大切なこと」に気付く物語なのだ。

彼はガレージ暮らしを通じて、お金が無くても、贅沢な食事がなくても、美味しいワインがなくても生活していけることを知る。

そこは高級住宅街だけに、ごみ箱はまだまだ食べられる食べ物にあふれ、食うに困ることもない。

しかし、助けてくれる「人の愛情」がないと生きていけないのだ。



だからこそ、彼はこのドロップアウト生活を「神に与えられた慈悲」と考えたのだ。

今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではなく、愛情を一度手放してしまうと、どんどん忘れ去られてしまう。

そのことを学ぶため、神は彼に試練を与え、ダウン症の子供たちを通してハワードの命を助ける。

そんな「神の意志」を理解したハワードは、神に感謝しながら、家族の元へと帰っていくのである。



私たちが日頃から「当たり前」だと思っていることに、「当たり前」なことは何一つない

全てが、感謝すべきことなのである。

大きな家で暮らせることも、NYの法律事務所で仕事をできることも、贅沢な食事を食べられることも、口うるさい家族も、全てが感謝すべきことなのだ。



ただ、私としては、最後に「その時の家族の反応」が観たかった

そして、「生きていることの素晴らしさ」を知ったハワードの生活はどう変わっていったのかを知りたかった。

そこが全く描かれなかったのは残念だけど、ハワードは再び家族に迎えられ、「弱者に優しい弁護士」になったと思っている。






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アル・パチーノ主演の映画「Dear ダニー 君へのうた」をWOWOWで観た。

かつて大スターだった男の誕生日に34年ぶりに届いたジョン・レノンからの手紙。その手紙を受け取った男は、自分の人生を見つめ直す…。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

良い映画だなぁとは思ったけど、大好きという程でもなかった。

大スターに限らず、人は時々立ち止まって、これまでの人生を振り返る時間が必要かもと思った。


出演アル・パチーノアネット・ベニングジェニファー・ガーナーボビー・カナヴェイル、クリストファー・プラマー

監督:ダン・フォーゲルマン

「Dear ダニー 君へのうた」予告編 動画

(原題:DANNY COLLINS)




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あらすじ


ダニー・コリンズ(アル・パチーノ)は、かつて、ヒット曲を何本も飛ばした大スターだ。

そんな彼が、友人であり、マネージャーのフランク(クリストファー・プラマー)からもらった誕生日プレゼントは、43年前にジョン・レノンがジョニー宛てに書いた一枚の手紙だった。

ダニーがまだ10代の頃、雑誌のインタビューを受けた際に「ジョン・レノンのファンだ」と言ったことから、その記事を読んだジョン・レノンがダニー宛てに書いた手紙だった。

その手紙を受け取った雑誌の編集者は、その手紙をジョン・レノンのコレクターに高額で売ってしまっていた。

巡り巡って、受け取った手紙には、「人生を無駄に過ごすな。音楽に誠実であれ」と書かれており、それを読んだダニーはこれまでの人生を振り返る…。


Dearダニー君へのうた


感想(ネタバレあり) 43年ぶりに届いたジョン・レノンからの手紙


この映画の主人公のダニーは大スター。

かつて何曲もヒット曲を飛ばし、コンサートでは、未だに過去のヒット曲で会場は大盛り上がりだ。

そんなダニーが誕生日にジョン・レノンからの手紙を受け取る。

「人生を無駄に過ごすな。音楽に誠実であれ。人間は売れることで堕落するのではない。堕落するのは自分自身の問題だ」

と書かれていた。

それは、ダニーが日頃から思っていたことであり、その手紙を読んでから、自分の人生を見直し始める…。


Dearダニー君へのうた2


これまで会ったことのない息子に会う旅


ジョン・レノンからもらった手紙きっかけで、人生を振り返ったダニーが真っ先に向かったのは、今まで一度も顔をみたことがない息子・トムのところだった。

トムは、かつてダニーがロックスターだった頃に、一晩限りの関係を持った女性の息子であり、それ以来、小切手を送ったり、チケットを送ったりしたことはあっても、会おうとしたことは一度もなかった。

この時、真っ先に息子に会いに行こうと決めたのは、きっと日頃から、その息子のことが気になっていたに違いないと思う。

どんな学生生活を送っているだろうか、結婚したらしいけど、相手はどんな人だろうか…。

しかし、立ち止まることのない忙しい日々に、その思いはかき消されてしまったんだろう。

それが、ダニーにとっての深い後悔だったんだと思う。

Dearダニー君へのうた3

「人生を無駄にするな。音楽に誠実であれ」とは真逆の人生を送ってきたダニー


その後、ようやく会えた息子には門前払いされ、それでも負けじと通い詰める。

しかし、息子はいろんな問題を抱えていることを知る。

娘は障害を抱え、妻は早産の可能性がある妊婦であり、自分自身も白血病と闘っていた。

ダニーはそんな彼らの日常を知り、惜しみなく金を使い、影響を受け、30年ぶりに作曲活動を始める。

そういう、「自分もがんばらなきゃ」と背筋が伸びる関係ってすごく良いなと思う。

目の前にいる人が一生懸命だと、自分もがんばらなきゃと思う。

そして、その人のために何かできることはないかと考え始める。

これまで、音楽と酒とドラッグに明け暮れてきたダニーは、ジョン・レノンの手紙にあった「人生を無駄にするな。音楽に誠実であれ」という生活とは正反対の暮らしをしてきた。

しかし、ダニーは息子のトムに会ったことで、ようやく、自分が何をするべきかを悟り始める

Dearダニー君へのうた4

これまでの人生が正しかったのか。後悔はないか


これは、ダニーに限らず誰でも、60歳や65歳をになり定年退職を迎えた頃には、嫌でも人生を振り返ることになる。

そして、考える。

「これまでの自分の人生は正しかったのだろうか。これから先、どう生きるか。そして、この世に何を遺していくべきか」

その時に、間違っていると感じたり、後悔する思いがあるなら、軌道修正するべきだろう。

しかし、30年も40年も同じ生活をしてきた人が、軌道修正するのは簡単なことではない。

もう、できないこともあるだろう。

だから、この映画のジョニーのように、1つでも良いから、新しいことにチャレンジするのが大切なことなんだろうと思う。

1つの扉を開けたら、次の扉が開いて、次のステージが待っている。

そうやって、ゆっくりと思い残すことがないように、残りの人生を生きていけば、きっとその先に大きなステージが開けてくるように思う。



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ケビン・コスナー主演の映画「ドラフト・デイ」をWOWOWで観た。

アメリカのナショナルフットボールリーグ(NFL)(←アメフトの全米リーグ)のドラフトが行われる日。あるチームのGM(ゼネラルマネージャー)の一日を描く。

面白かったな~。この映画。とてもテンポが良く、程よい緊張感があって、観終わった後には、爽快感がある、スポーツ映画らしい作品だった。

そして、ケビン・コスナーはやっぱりかっこいい。

【満足度】:★★★★☆

「ドラフト・デイ」予告編 動画

(原題:DRAFT DAY)






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あらすじ


アメリカのナショナルフットボールリーグ(NFL)のチーム、『ブラウン』は7位の指名権を持って、ドラフトの日の朝を迎えた。

『ブラウン』のGM、サニー(ケビン・コスナー)の元には、朝から指名して欲しい選手や、選手のエージェントからの電話が絶えない。

そんな中、他チームのGMから「指名順位を1位とトレードしないか」という電話がかかってくる。

さらに、「7位と1位の順位の交換だけではなく、これから3年間の1巡目の指名権も合わせてトレードしたい」と言う。

とても不利なトレードだと思われた中、サニーはそのGMの条件を聞き入れるのだが…。

ドラフト・デイ


感想(ネタバレあり) アメフトのドラフトについての豆知識


ぶっちゃけ、アメフトって全然分からない。

人生は何事も映画から学ぶことにしている私は、ちょっと昔に観た映画「エニイ・ギブン・サンデー」(オリバー・ストーン監督)で、「アメフトのスター選手はクレイジー」っていうイメージを持ち(笑)、オフェンス(攻撃)とディフェンス(守り)に分かれてて、QB(クォーターバック)ってポジションは、花形選手。

その程度のイメージしかない(笑)

ちなみに、「エニイ・ギブン・サンデー」はとても面白い映画なので、是非。

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そんな私みたいな知識がない人のために、映画が始まる前に、アメフトのドラフトについて軽く説明があった。

アメフトのドラフトについて

1.アメフトのドラフトは、前年の最下位のチームから順番に指名権が与えられる。
  つまり、リーグ最下位のチームは、指名順位が1位で、逆に優勝したチームは、指名順位が最後となる。

2.ただし、持っている指名順位は、他チームとトレード(交換)することができる。
  その時のトレードの条件として、指名順位だけでなく、合わせて、選手や、来年以降の指名順位のトレードも可能。
  この映画で言えば、ケビン・コスナー演じるGMサニーは最初、7位の指名権を持っていた。
  しかし、指名順位1位のチームとそれを交換する。
  さらに、3年間分の1巡目指名権も一緒に交換してしまった。
  ということは、サニーのチームは、来年も再来年も、ドラフトでは1巡目に指名できないことになってしまった。


この2点について、初めに軽く説明があったから、すごく助かった。

そうじゃなかったら、多分、「これは何をやっているの??」と思っていたはず。

ドラフト・デイ2

アメフトのドラフトは、はったりをかまし合い、だまし合い、駆け引きをする場所


初めから、ちょっとややこしい話になってしまったけど、

この映画では、そのドラフトの指名順位のトレードを時間ギリギリまで繰り返し、GM同士が、はったりをかまして、駆け引きして、だまし合い、「最後に笑うのは誰か」を楽しむ映画だった。

主人公のサニーは、NFLの「ブラウン」のGM。

今日はとても大切なドラフトの日なのに、秘密の社内恋愛の末、恋人・アリ(ジェニファー・ガーナー)に、「妊娠した」と告げられ、突然の告白に戸惑っていると、彼女との関係がギクシャクしてしまう。

そして、ドラフト指名選手たちからアピールの電話が鳴りっぱなしで、オーナーには「スター選手を獲らないとクビにする」と脅され、母親までもドラフトのことに口に出し、twitterに指名順位をトレードしたことを明かされてしまう。

つまり、サニーにとって「ドラフトの日」は、彼の周りで起きている全ての最悪が一緒にやってきた日となってしまった。


ドラフト・デイ3

人生、全てがうまくいかない時は、簡単なことから修正すると、周りもうまくいき始める


ここで、面白いなぁと思うのは、人生って、一つの糸がからまり始めると、全てうまくいかない時ってあるよね。

からんだ糸は、絡んだ中央をいきなり直すよりも、周りの糸から少しずつたぐり寄せて直していくとうまくいくように、人生もうまくいかない時は、一番簡単なことから、少しずつ直していていくと、頭が整理されるのか、だんだん周りの物事がうまくいくようになることってあるよね。

この映画も正に、そんな感じ。

サニーも、まずは身近な関係(アニーとの仲、母親との仲)から修正していくことで、どんどん頭が整理されて、ドラフト本番で、とんでもないはったりに成功する

結局は、最初から彼が欲しかった選手が手に入り、気が乗らない選手はやめたんだよね。

そのラスト30分ぐらいのドラフトのシーンが、最高に面白かった!!!

はったり(ブラフ)のかまし合いは、まるで、ポーカーのトッププレーヤー同士の対決観ているような気分!!!

腹の中の探り合いとだまし合いの30分!!

全てが終わった後は、気持ちの良い爽快感もあって、「あぁ、スポーツ映画なんだなぁ。これ」と思った(笑)

ドラフト・デイ4

ケビン・コスナーの完全復活を待っている


主人公のサニーを演じるのは、ケビン・コスナー

ちょっと、最近、ぱっとしないなぁと思っていたけど、この映画の彼は、久しぶりにかっこ良かった。

これをきっかけに、かっこいいケビン・コスナーが帰ってくることを期待している。

他の出演作には「モリーズ・ゲーム」、「ドリーム」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「ラスト・ミッション」、「マン・オブ・スティール」、「ボディ・ガード」、「フィールド・オブ・ドリームス」、「アンタッチャブル」などなど

サニーの恋人役には、ジェニファー・ガーナー

ケビン・コスナーの恋人役には、ちょっと役不足な感じが…。

男勝りっていう感じでもなく、賢い切れ者って感じでもなく。

ちょっと、キャラクター設定も中途半端だったかなぁ。

他の出演作には、「Dearダニー 君へのうた」、「ダラス・バイヤーズクラブ」、「アイ’ム ホーム 覗く男」など

監督は、アイヴァン・ライトマン

「ゴーストバスターズ」シリーズ、「デーヴ」などのベテラン監督さん。

ドラフト・デイ5

なんでもエンターテインメントにして楽しめちゃうのがアメリカの良いところ


ドラフトっていうと、ホテルの宴会場で監督たちが円卓囲んでくじを引いている日本の野球のドラフト会議のイメージが強い。

この映画を観てビックリしたのは、ドラフトがまるでアカデミー賞みたいなお祭りになっていること。

さすが、アメリカはどんなことでもエンターテインメントにして、人を楽しませることが得意なんだなぁって思った。

さらに、アメフトのことなんか全く興味の無かった私が、「アメフトをちょっと見てみたいな」と思った自分にビックリだった(笑)

「いいから、いいから、一緒に楽しんじゃおうぜぇ~」っていう、アメリカらしさ満点の映画。

そりゃそうだよね。

よく考えたら、監督は「ゴースト・バスターズ」のアイヴァン・ライトマンだった。

是非、楽しんで欲しい作品。


ドラフト・デイ6



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