(2017年6月13日 2回目鑑賞後に記事を加筆・修正しました)
【満足度 評価】:★★★★☆
「ジュラシックワールド」予告編 動画
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キャスト&スタッフ
出演者
〇クリス・プラット…(「ジュラシック・ワールド/炎の王国」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、「パッセンジャー」、「マグニフィセント・セブン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「her/世界でひとつの彼女」、「人生、サイコー!」など)
〇ブライス・ダラス・ハワード
〇ヴィンセント・ドノフリオ
…(「デス・ウィッシュ」、「マグニフィセント・セブン」、「ジュラシック・ワールド」、「ジャッジ 裁かれる判事」など)
〇オマール・シー
…(「ショコラ」、「インフェルノ」、「二つ星の料理人」、「パーフェクト・プラン」、「サンバ」、「最強のふたり」など)
〇ニック・ロビンソン
〇イルファン・カーン
…(「インフェルノ」、「めぐり逢わせのお弁当」、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」、「スラムドッグ$ミリオネア」など)
監督
〇コリン・トレヴォロウ2015年制作 アメリカ映画

あらすじ
「ジュラシック・パーク」から20年、飼育している恐竜をリニューアルし、新たに「ジュラシック・ワールド」として開園。
連日満員の大人気テーマパークとなっている。
そんな中、責任者のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、資金調達のため株主たちを喜ばせるために、T-レックスの遺伝子組み換えを行った新種のインドミナス・レックスをデビューさせると発表。
ラプトルの飼育係で、恐竜の恐ろしさをよく知るオーウェン(クリス・プラット)は、それに反対をするがクレアは話を聞こうとしない
そして、ある日、そのインドミナスが、檻から脱走してしまう・・・

感想(ネタバレあり)
こんなテーマパークに行ってみたい!!「ジュラシック・ワールド」
もしも、地球のどこかにこんなテーマパークがあったら行ってみたい!!
それが、「ジュラシック・ワールド」である。
前回シリーズから20年。
人間が自らの好奇心から神の真似事をし恐竜を新たに作り出した結果、見事にそのしっぺ返しを食らうという人間の強欲さと自業自得を描くテーマはこれまでと一切変わらない。
それでも、こんなテーマパークに行ってみたい!!と思わせる禁断の魅力がこの映画の中には溢れている。
なぜなら、絵でもない、映像でもない、リアルな恐竜がそこにはいるから。
息をして、餌を食べ、咆哮をあげる。
動物園の爬虫類館では決して味わうことができない「生の恐竜たち」にワクワクドキドキしっぱなし!!
百聞は一見に如かず。
図鑑を見て知るよりも、実物を見たいじゃないか!!
そんな人間の好奇心に見事にマッチしているテーマパークである。
しかし、私たちは20年前に恐竜の姿も、その恐ろしさも知ってしまった。
前回と同じ恐竜が出てくるのであれば、イマイチ盛り上がれない。
そこで、20年間の沈黙をへて、恐竜をバージョンアップさせたのが、この「ジュラシック・ワールド」である。

「よりワンランク上のものを」という欲望が人間の技術を進化させる
ディズニーランドや、USJなど人気のあるテーマパークは、定期的に新規アトラクションを投入し、常にリピーターを確保する努力を怠らない。
この人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」でも常に新しいアトラクションの投入を検討している。
特に株主や来場者たちが喜ぶのが「より刺激のあるもの」だった。
もっと具体的に言えば「Tレックス(ティラノサウルス)よりも凶暴な恐竜」を望んだのである。
そこで、学者たちが試行錯誤して生み出したのが、ハイブリッド種「インドミナスレックス」である。
これは、このテーマパークだけに限らない。
何事も、ゲーム、映画、マンガ、テレビ、などなど娯楽という娯楽は「より刺激のあるもの」がヒットし、常に、その刺激を表現することで技術的に大きく進歩してきた。
ということは、今後、「インドミナスレックス」を越える新種が登場する可能性もあるということなのか。
「インドミナスレックス」の存在は、常に私たちが欲望のために技術を進化させてきたことを教えてくれる。

インドミナスレックスの暴走は人間が欲望のおもむくままに自然を冒涜したツケ
そうして、人間の欲望のおもむくままに自然を冒涜し、新たなミックスを生み出した結果、そのツケが回って来る。Tレックスに様々な種類の恐竜(ヴェロキラプトル)や爬虫類(アマガエル)、魚(イカ)のDNAを掛け合わせた結果生み出された「インドミナスレックス」は、人間の想像を超える動きをするようになってしまう。
赤外線センサーをくぐり抜け、擬態をすることで、人の目からは判断しにくい姿に変形する。
こうなると、もう太刀打ちできない。
身体を覆う鎧のような皮膚はどんなに銃で撃っても跳ね返し、檻の中で育ったために食物連鎖を知らず、目の前にあるもの全てを敵だと認識する。
そのため、食べる必要がないものもとりあえず殺すという巨大な殺人兵器が出来上がる。
これは、世に出回る「遺伝子組み換え生物」への皮肉なのか。
私たちが日頃食べている食品でも「よりおいしい物」を目指して、日夜品種改良を繰り返すが、それが本当に私たちの身体に入れても大丈夫なものなのか。
思わぬ弊害が生まれることはないのか。
そんなことを考えさせてくれる。
それ以前に、この映画が作られたキリスト教圏からしたら、人間がクローンを生み出すこと事態「神を冒涜する」行いで、その報いを受けなければならない。

バージョンアップした恐竜たちが楽しい!!
とはいっても、そんな難しいことは考えずに、とりあえず楽しんじゃえば?と思う。
この20年間の間に「人間の強欲さと、それに対する報い」を描くテーマは一貫していても、恐竜はかなりバージョンアップした。
前回から登場する鉄板の肉食恐竜 Tレックスやヴェロキラプトルは前よりもちょっとバージョンアップしてオシャレになったし、ハイブリッド恐竜のインドミナスレックスや、海洋性恐竜のモササウルスが登場した。
私の中のヒットはクリス・プラット率いるヴェロキラプトル4兄弟だった。
爬虫類が人間の声を聞き分けるというのはちょっと信じがたいけど、頭が良くて、音でコミュニケーションを取り合っていたラプトルだったら、ちょっとあり得るかもと思ってしまう。
特に最後までインドミナスレックスと勇敢に戦った副隊長のブルーはかっこ良かった!!
それに、このジュラシック・ワールドで今のところ最強なのが海洋恐竜のモササウルス。
あのクジラのお化けみたいな恐竜もよかった!!

続編は2018年6月全米公開予定
この「ジュラシック・ワールド」の大ヒットを受け、2018年6月には続編が公開される。
現在(2017年6月)、ハワイで撮影中。
クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードの続投は決定しているけど、内容の詳細やタイトルについてはまだ公開されず、下のビジュアル(↓)だけが明らかになっているけど、この少女がどんな役割をはたしているのかは不明。
どんな話になるんだろう~とワクワクしながら、あと1年間待ちたい。

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