ロバート・ダウニー・Jr主演の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を観た。
ヒーローたちが集結し、地球を悪の手から守るシリーズの第2弾。今回の敵は人間が作り出した人工知能。
【満足度 評価】:★★★★☆
面白かったなぁ。何回観ても、観るたびに新たな発見があって面白い。
この第2弾では、彼ら心をかき乱されてチームワークが乱れ、それぞれが葛藤するシーンが印象的で面白かった
マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「白鯨との闘い」)の弟ロキの杖を求め、ヒドラと闘うアベンジャーズ
無事、杖を手にし、壊滅したアジトでトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ジャッジ 裁かれる判事」))は、ヒドラが人工知能(AI)について研究を進めていたことを知る
その研究内容を見てトニーは、そのAIをアイアンマンたちに埋め込めば最高の軍隊が作れると思い、ブルース・バナー(マーク・ラファロ「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」)と研究を進めるが、ある時、AIが勝手に覚醒してしまい・・・
人気シリーズ第2弾。今回の敵は「人工知能」
面白かったなぁ~。前作よりも遥かに面白かった!!
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、超人ハルクのヒーローたちが集結し、地球を脅かす悪と戦うシリーズの第2弾。
今回の敵は、「人工知能」だ。
それも、ヒドラが作った人工知能ではなく、トニーが自ら研究し、プログラミングした人工知能「ウルトロン」が独り歩きし、巨大な悪となってしまった。
トニーはアベンジャーズでその人工知能との闘いをどう終わらせるのか。

アベンジャーズの長所は「チームワーク」である。
全員が同じ目標(悪を倒す)に向かい、それぞれの長所を生かし闘っている。
しかし、敵からすればそれは弱点に見える。
互いのつながりを断ってしまえば、チームワークも崩れ弱体化する。
そこに目をつけたウルトロンは、他人の心を操る能力を持つスカーレット・ウィッチを使ってアベンジャーズたちの心をかき乱す。
そして、彼らは考える。
「何のために闘っているのか」「果たして自分の行動は正しいのか」
彼らの姿を観て思う。
ヒーローも後悔することがあるのか。失敗することがあるのか。
悩み、葛藤することがあるのか。

ハルクは、ブラック・ウィドウとの恋に悩み
ブラック・ウィドウは、強制的に女として生きる道を断たれた過去の傷が癒えず
キャプテン・アメリカは、冷凍睡眠状態になる前の過去の思い出を捨てきれないでいる…
マイティ・ソーは故郷で起きている不審な動きが気になり…
そのそれぞれの悩みが、仲間や家族・恋人を守ったり、守り切れなかったりすることにつながっている。
ヒーローたちが苦しむ姿に共感し、こちらも同じく心が痛くなり、彼らを応援したくなる。
そして、彼らが自身の悩みや恐怖を克服しつつ、全員が集まり、心を一つにして 対 ウルトロンとの闘いに集中していく。
みんな、それぞれに守りたいものがあるから、戦っている
また、この中でトニーとキャップが対立するシーンもあり、シビル・ウォーを前にして既に分裂か??と思い、ドキドキしてしまった。

彼らの中でも、今回、この映画で一番気になって、見守りたくなったのが、ハルク(マーク・ラファロ)とブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の恋
ハルクは、当然、普通の人間ではないので、あまりにも美しいブラック・ウィドウを傷つけて、ブラック・ウィドウの人生を台無しにしてしまうことを怖がっている
ブラック・ウィドウは、いつもキャプテン・アメリカの恋愛を茶化しているクセに、ハルクの前では、すごくおしとやかになってる
特に、ハルクの気持ちがよく分かるなぁと思った
相手の人生を台無しにしてしまうと分かっているなら、最初から恋愛はしない方が良いと思ってしまう。
ブラック・ウィドウも、そんなハルクの気持ちを理解した上で、一緒にいたいと言う。
お互いが、お互いを思いやり過ぎて、距離が縮まらない
あぁ~じれったいと思いつつも、幸せになって欲しいと願う。

アベンジャーズが再び集結したところで、トニーは人工知能「ヴィジョン」をさらに作り出す。
これは、ウルトロンとは違い、人間たちに好意的な人工知能だ。
しかしなぁ。それって本当に大丈夫なのかなぁと思う。
生まれた時は人間に好意的でも、育っていくうちに、人間を超えたい、支配したいと思うことはないだろうか。
もちろん、そのリスクを踏まえた上で、トニーは自分のプログラムを信じ、ヴィジョンを誕生させた。
彼が、そのヴィジョンにかけた想いは「人工知能と人間の共存」だ。
支配ではなく、共存。
これは、人工知能に限らず、人種間の問題や様々なことにも当てはまる。
人間が全てを支配しようとしてはいけない。
相手の良さを認識した上ので共存が理想的。そう思った。

怒涛のアクションと人間臭いヒーローたち。それがこの映画の魅力
次から次へと怒涛のアクションシーンが続き、2時間半の長時間、観客を飽きさせない。
ヒーローがいて、敵がいて、ただ闘うだけだったら、そんな作品はいっぱいある
ヒーローにも、そこにいる理由があって、人に言えない悩みもあって、失敗してしまうこともある。
ヒーローも人間(マイティ・ソーは宇宙人だけど)で、挫折や悩みを克服することで、人としても、ヒーローとしても成長していく。
ヒーローではないオフタイムの彼らのそんな人間臭さもこの映画の魅力の一つだ。
そして、マーベル映画恒例、ラストのエンドクレジット後に流れる次回予告(笑)
次回の敵は、紫の顔をしたサノス。
公開は2018年の予定。あーーー。待ちきれない。早く観たいわーーーー。
〇シリーズ第1弾
「アベンジャーズ」見れば見るほど知れば知るほど面白い。完璧じゃないヒーローたちが対立しながらも心を1つにしていく物語。ロバート・ダウニー・Jr主演映画【感想】
〇シリーズ第3弾
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」人気シリーズ第3弾!完璧じゃなく人間臭いヒーローたちが手を取り合って悪に立ち向かう姿に感動!敵は最強最悪の独裁者!【感想】
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ヒーローたちが集結し、地球を悪の手から守るシリーズの第2弾。今回の敵は人間が作り出した人工知能。

【満足度 評価】:★★★★☆
面白かったなぁ。何回観ても、観るたびに新たな発見があって面白い。
この第2弾では、彼ら心をかき乱されてチームワークが乱れ、それぞれが葛藤するシーンが印象的で面白かった
目次
「アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン」予告編 動画
(原題:THE AVENGERS: AGE OF ULTRON)更新履歴・公開、販売情報
・2015年7月11日 WOWOWで観た感想を掲載。
・2019年11月19日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。
キャスト&スタッフ
出演者
〇ロバート・ダウニー・Jr
…(「スパイダーマン:ホームカミング」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、「ジャッジ 裁かれる判事」、「アイアンマン」、「シャーロック・ホームズ」など)
〇クリス・エヴァンス
…(「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」など)
〇マーク・ラファロ
…(「スポットライト 世紀のスクープ」、「コラテラル」、「フォックスキャッチャー」、「はじまりのうた」、「アベンジャーズ」、「シャッター アイランド」など)
〇クリス・ヘムズワース
…(「ラッシュ/プライドと友情」、「白鯨との闘い」、「ゴーストバスターズ」、「アベンジャーズ」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」など)
〇スカーレット・ヨハンソン
…(「SING/シング」、「ジャングル・ブック」(声のみ)、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「LUCY ルーシー」、「ヘイル・シーザー!」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、「真珠の耳飾りの少女」、「アベンジャーズ」、「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」、「her/世界で一つの彼女」、「ママが遺したラヴソング」など)
〇ジェレミー・レナー
…(「ウインド・リバー」、「メッセージ」、「アベンジャーズ」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」、「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」、「ザ・タウン」など)
…(「スパイダーマン:ホームカミング」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、「ジャッジ 裁かれる判事」、「アイアンマン」、「シャーロック・ホームズ」など)
〇クリス・エヴァンス
…(「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」など)
〇マーク・ラファロ
…(「スポットライト 世紀のスクープ」、「コラテラル」、「フォックスキャッチャー」、「はじまりのうた」、「アベンジャーズ」、「シャッター アイランド」など)
〇クリス・ヘムズワース
…(「ラッシュ/プライドと友情」、「白鯨との闘い」、「ゴーストバスターズ」、「アベンジャーズ」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」など)
〇スカーレット・ヨハンソン
…(「SING/シング」、「ジャングル・ブック」(声のみ)、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「LUCY ルーシー」、「ヘイル・シーザー!」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、「真珠の耳飾りの少女」、「アベンジャーズ」、「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」、「her/世界で一つの彼女」、「ママが遺したラヴソング」など)
〇ジェレミー・レナー
…(「ウインド・リバー」、「メッセージ」、「アベンジャーズ」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」、「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」、「ザ・タウン」など)
あらすじ
マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「白鯨との闘い」)の弟ロキの杖を求め、ヒドラと闘うアベンジャーズ
無事、杖を手にし、壊滅したアジトでトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ジャッジ 裁かれる判事」))は、ヒドラが人工知能(AI)について研究を進めていたことを知る
その研究内容を見てトニーは、そのAIをアイアンマンたちに埋め込めば最高の軍隊が作れると思い、ブルース・バナー(マーク・ラファロ「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」)と研究を進めるが、ある時、AIが勝手に覚醒してしまい・・・
感想(ネタバレあり)
人気シリーズ第2弾。今回の敵は「人工知能」
面白かったなぁ~。前作よりも遥かに面白かった!!
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、超人ハルクのヒーローたちが集結し、地球を脅かす悪と戦うシリーズの第2弾。
今回の敵は、「人工知能」だ。
それも、ヒドラが作った人工知能ではなく、トニーが自ら研究し、プログラミングした人工知能「ウルトロン」が独り歩きし、巨大な悪となってしまった。
トニーはアベンジャーズでその人工知能との闘いをどう終わらせるのか。

「チームワーク」は長所であり、短所でもある
アベンジャーズの長所は「チームワーク」である。
全員が同じ目標(悪を倒す)に向かい、それぞれの長所を生かし闘っている。
しかし、敵からすればそれは弱点に見える。
互いのつながりを断ってしまえば、チームワークも崩れ弱体化する。
そこに目をつけたウルトロンは、他人の心を操る能力を持つスカーレット・ウィッチを使ってアベンジャーズたちの心をかき乱す。
そして、彼らは考える。
「何のために闘っているのか」「果たして自分の行動は正しいのか」
彼らの姿を観て思う。
ヒーローも後悔することがあるのか。失敗することがあるのか。
悩み、葛藤することがあるのか。

それぞれが抱える葛藤と悩み
ハルクは、ブラック・ウィドウとの恋に悩み
ブラック・ウィドウは、強制的に女として生きる道を断たれた過去の傷が癒えず
キャプテン・アメリカは、冷凍睡眠状態になる前の過去の思い出を捨てきれないでいる…
マイティ・ソーは故郷で起きている不審な動きが気になり…
そのそれぞれの悩みが、仲間や家族・恋人を守ったり、守り切れなかったりすることにつながっている。
ヒーローたちが苦しむ姿に共感し、こちらも同じく心が痛くなり、彼らを応援したくなる。
そして、彼らが自身の悩みや恐怖を克服しつつ、全員が集まり、心を一つにして 対 ウルトロンとの闘いに集中していく。
みんな、それぞれに守りたいものがあるから、戦っている
また、この中でトニーとキャップが対立するシーンもあり、シビル・ウォーを前にして既に分裂か??と思い、ドキドキしてしまった。

ハルクとブラック・ウィドウに幸福を
彼らの中でも、今回、この映画で一番気になって、見守りたくなったのが、ハルク(マーク・ラファロ)とブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の恋
ハルクは、当然、普通の人間ではないので、あまりにも美しいブラック・ウィドウを傷つけて、ブラック・ウィドウの人生を台無しにしてしまうことを怖がっている
ブラック・ウィドウは、いつもキャプテン・アメリカの恋愛を茶化しているクセに、ハルクの前では、すごくおしとやかになってる
特に、ハルクの気持ちがよく分かるなぁと思った
相手の人生を台無しにしてしまうと分かっているなら、最初から恋愛はしない方が良いと思ってしまう。
ブラック・ウィドウも、そんなハルクの気持ちを理解した上で、一緒にいたいと言う。
お互いが、お互いを思いやり過ぎて、距離が縮まらない
あぁ~じれったいと思いつつも、幸せになって欲しいと願う。

解決策は人工知能との共存
アベンジャーズが再び集結したところで、トニーは人工知能「ヴィジョン」をさらに作り出す。
これは、ウルトロンとは違い、人間たちに好意的な人工知能だ。
しかしなぁ。それって本当に大丈夫なのかなぁと思う。
生まれた時は人間に好意的でも、育っていくうちに、人間を超えたい、支配したいと思うことはないだろうか。
もちろん、そのリスクを踏まえた上で、トニーは自分のプログラムを信じ、ヴィジョンを誕生させた。
彼が、そのヴィジョンにかけた想いは「人工知能と人間の共存」だ。
支配ではなく、共存。
これは、人工知能に限らず、人種間の問題や様々なことにも当てはまる。
人間が全てを支配しようとしてはいけない。
相手の良さを認識した上ので共存が理想的。そう思った。

怒涛のアクションと人間臭いヒーローたち。それがこの映画の魅力
次から次へと怒涛のアクションシーンが続き、2時間半の長時間、観客を飽きさせない。
ヒーローがいて、敵がいて、ただ闘うだけだったら、そんな作品はいっぱいある
ヒーローにも、そこにいる理由があって、人に言えない悩みもあって、失敗してしまうこともある。
ヒーローも人間(マイティ・ソーは宇宙人だけど)で、挫折や悩みを克服することで、人としても、ヒーローとしても成長していく。
ヒーローではないオフタイムの彼らのそんな人間臭さもこの映画の魅力の一つだ。
そして、マーベル映画恒例、ラストのエンドクレジット後に流れる次回予告(笑)
次回の敵は、紫の顔をしたサノス。
公開は2018年の予定。あーーー。待ちきれない。早く観たいわーーーー。
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〇シリーズ第3弾
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」人気シリーズ第3弾!完璧じゃなく人間臭いヒーローたちが手を取り合って悪に立ち向かう姿に感動!敵は最強最悪の独裁者!【感想】
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