ジョー・コール主演の映画「暁に祈れ」を試写会で観た。
タイで刑務所に服役したイギリス人ボクサー ビリー・ムーアの自伝的小説を映画化。

【満足度 評価】:★★★★☆
面白かった!人権なんてありゃしないタイの刑務所の地獄っぷりと、そこでムエタイを覚えて、なんとか這い上がろうとするビリー。
ムエタイが内なる怒りを解き放ち、ビリー自身が目覚める夜明けを迎える。
その力強い成長に感動した
目次
『暁に祈れ』予告編 動画
(原題: A Prayer Before Dawn)更新履歴・公開、販売情報
・2018年11月29日 試写会にて鑑賞。
・2018年12月6日 感想を掲載。
・2019年10月18日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。
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キャスト&スタッフ
出演者
〇ジョー・コール
〇ポンチャノック・マブラン
〇ヴィタヤ・パンスリンガム
〇ソムラック・カムシン
〇パンヤ・イムアンパイ
監督
〇ジャン=ステファーヌ・ソヴェール2017年製作 イギリス、フランス合作映画
あらすじ
タイでドラッグを使用しているところを逮捕され、服役することになったボクサー ビリー・ムーア(ジョー・コール)。その刑務所は人権などまるで感じられないところで、ビリーは苦難の連続からか、そこでもドラッグを使用するようになっていく。
そうしてビリーは地獄へと落ちていく日々を送るが、やがて、ムエタイと出会い、トレーニングを重ねるうちにドラッグを辞めようと決意するようになるのだが…。

感想(ネタばれあり)
この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。
暁に祈れ (2017)
[80点]「地獄で何を思ったか」
見所満載で、とても力強い作品だった!
面白かった!
イギリス人ボクサーのビリーは、タイで麻薬を使用したとして逮捕、収監されるが、その刑務所がとんでもない地獄で…
まず、ビリー本人がとんでもなくダメな人で、麻薬をやって地獄へ送られて、さらに、またその地獄でも麻薬をやってしまう。
とにかく意志が弱い。
しかし、そんなダメダメなビリーを見ているうちに、彼はあらゆることに不安なんだなというのがわかってくる。
言葉のわからないタイでボクシングをしているが、一流にはなれず、麻薬をやっても解決しないのに手を出してしまい、その快楽に溺れるようになる。
そして、刑務所へ入っても、その不安が消えることはなく、さらに、麻薬を常習するようになる。
そんな彼を救ったのが、刑務所で出会ったムエタイだった。
必死になって練習して、相手を打ち負かした時、ビリーは快感を覚えるようになる。
それはビリー自身の内面にある怒りを解き放した瞬間でもあり、麻薬とは違った快楽を感じたのだろう。
そこから、彼はドラッグを断つ努力を始めるようになる。
これは、ビリー本人が麻薬地獄から抜け出せるようにと祈り続け、やがて、その夜明けにたどり着くという、ビリーが人として目覚める話だった。
そのビリー自身の成長の話にも感動だったけれど、タイの刑務所の地獄っぷりも、かなり眼を見張るものがあった。
映画を観る前に丸山ゴンザレスさんのトークショーがあって、撮影で使われた刑務所のレポを観たのだけど、なんだろう…、刑務所というよりも、家畜小屋とか、収容所っていう印象だった。
人権なんて、まるで感じられない。
まさに地獄。
こんなところにいるぐらいなら、ラリってた方がマシっていう気持ちは、分かる気がする。
それでも、ビリーがそこから何とか這い上がって生還しようと思ったのは、彼の中に生きたいという気持ちが残っていたからに違いない。
そのことに、ビリー本人が気づいた時が、ビリーの夜明けの時だった
ごみ溜めのような刑務所の映像には、かなりショッキングな部分もあるけれど、この世のリアルな地獄を観たい人は是非。

見所満載で、とても力強い作品だった!
面白かった!
イギリス人ボクサーのビリーは、タイで麻薬を使用したとして逮捕、収監されるが、その刑務所がとんでもない地獄で…
まず、ビリー本人がとんでもなくダメな人で、麻薬をやって地獄へ送られて、さらに、またその地獄でも麻薬をやってしまう。
とにかく意志が弱い。
しかし、そんなダメダメなビリーを見ているうちに、彼はあらゆることに不安なんだなというのがわかってくる。
言葉のわからないタイでボクシングをしているが、一流にはなれず、麻薬をやっても解決しないのに手を出してしまい、その快楽に溺れるようになる。
そして、刑務所へ入っても、その不安が消えることはなく、さらに、麻薬を常習するようになる。
そんな彼を救ったのが、刑務所で出会ったムエタイだった。
必死になって練習して、相手を打ち負かした時、ビリーは快感を覚えるようになる。
それはビリー自身の内面にある怒りを解き放した瞬間でもあり、麻薬とは違った快楽を感じたのだろう。
そこから、彼はドラッグを断つ努力を始めるようになる。
これは、ビリー本人が麻薬地獄から抜け出せるようにと祈り続け、やがて、その夜明けにたどり着くという、ビリーが人として目覚める話だった。
そのビリー自身の成長の話にも感動だったけれど、タイの刑務所の地獄っぷりも、かなり眼を見張るものがあった。
映画を観る前に丸山ゴンザレスさんのトークショーがあって、撮影で使われた刑務所のレポを観たのだけど、なんだろう…、刑務所というよりも、家畜小屋とか、収容所っていう印象だった。
人権なんて、まるで感じられない。
まさに地獄。
こんなところにいるぐらいなら、ラリってた方がマシっていう気持ちは、分かる気がする。
それでも、ビリーがそこから何とか這い上がって生還しようと思ったのは、彼の中に生きたいという気持ちが残っていたからに違いない。
そのことに、ビリー本人が気づいた時が、ビリーの夜明けの時だった
ごみ溜めのような刑務所の映像には、かなりショッキングな部分もあるけれど、この世のリアルな地獄を観たい人は是非。
Posted by pharmacy_toe on 2018/12/04 with ぴあ映画生活
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