とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ジョー・コール



ジョー・コール主演の映画「暁に祈れ」を試写会で観た。

タイで刑務所に服役したイギリス人ボクサー ビリー・ムーアの自伝的小説を映画化。


映画「暁に祈れ」


満足度 評価】:★★★★☆

面白かった!人権なんてありゃしないタイの刑務所の地獄っぷりと、そこでムエタイを覚えて、なんとか這い上がろうとするビリー。

ムエタイが内なる怒りを解き放ち、ビリー自身が目覚める夜明けを迎える。

その力強い成長に感動した

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『暁に祈れ』予告編 動画

(原題: A Prayer Before Dawn)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年11月29日 試写会にて鑑賞。

・2018年12月6日 感想を掲載。

・2019年10月18日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
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キャスト&スタッフ


出演者

〇ジョー・コール

〇ポンチャノック・マブラン

〇ヴィタヤ・パンスリンガム

〇ソムラック・カムシン

〇パンヤ・イムアンパイ


監督

〇ジャン=ステファーヌ・ソヴェール


2017年製作 イギリス、フランス合作映画




あらすじ

タイでドラッグを使用しているところを逮捕され、服役することになったボクサー ビリー・ムーア(ジョー・コール)。

その刑務所は人権などまるで感じられないところで、ビリーは苦難の連続からか、そこでもドラッグを使用するようになっていく。

そうしてビリーは地獄へと落ちていく日々を送るが、やがて、ムエタイと出会い、トレーニングを重ねるうちにドラッグを辞めようと決意するようになるのだが…。



映画「暁に祈れ」


感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


暁に祈れ (2017)


★★★★ [80点]「地獄で何を思ったか」


見所満載で、とても力強い作品だった!

面白かった!



イギリス人ボクサーのビリーは、タイで麻薬を使用したとして逮捕、収監されるが、その刑務所がとんでもない地獄で…



まず、ビリー本人がとんでもなくダメな人で、麻薬をやって地獄へ送られて、さらに、またその地獄でも麻薬をやってしまう

とにかく意志が弱い



しかし、そんなダメダメなビリーを見ているうちに、彼はあらゆることに不安なんだなというのがわかってくる。

言葉のわからないタイでボクシングをしているが、一流にはなれず、麻薬をやっても解決しないのに手を出してしまい、その快楽に溺れるようになる。



そして、刑務所へ入っても、その不安が消えることはなく、さらに、麻薬を常習するようになる。

そんな彼を救ったのが、刑務所で出会ったムエタイだった。



必死になって練習して、相手を打ち負かした時、ビリーは快感を覚えるようになる。

それはビリー自身の内面にある怒りを解き放した瞬間でもあり、麻薬とは違った快楽を感じたのだろう



そこから、彼はドラッグを断つ努力を始めるようになる。

これは、ビリー本人が麻薬地獄から抜け出せるようにと祈り続け、やがて、その夜明けにたどり着くという、ビリーが人として目覚める話だった。



そのビリー自身の成長の話にも感動だったけれど、タイの刑務所の地獄っぷりも、かなり眼を見張るものがあった。

映画を観る前に丸山ゴンザレスさんのトークショーがあって、撮影で使われた刑務所のレポを観たのだけど、なんだろう…、刑務所というよりも、家畜小屋とか、収容所っていう印象だった。

人権なんて、まるで感じられない

まさに地獄



こんなところにいるぐらいなら、ラリってた方がマシっていう気持ちは、分かる気がする。

それでも、ビリーがそこから何とか這い上がって生還しようと思ったのは、彼の中に生きたいという気持ちが残っていたからに違いない。

そのことに、ビリー本人が気づいた時が、ビリーの夜明けの時だった



ごみ溜めのような刑務所の映像には、かなりショッキングな部分もあるけれど、この世のリアルな地獄を観たい人は是非。



Posted by pharmacy_toe on 2018/12/04 with ぴあ映画生活


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キウェテル・イジョフォー主演の映画「シークレット・アイズ」をWOWOWで観た。

スペイン・アルゼンチン合作映画「瞳の奥の秘密」のハリウッドリメイク。

2002年に起きたレイプ殺人事件がFBIの内部事情により、容疑者を逮捕しないまま捜査終了となり、13年ぶりに捜査を再開させ、犯人逮捕に執念を燃やすサスペンス映画。


満足度 評価】:★★★☆☆

2001年に起きた911アメリカ同時多発テロと、その陰で黙殺されてしまったレイプ殺人事件を並行して描くことで、「家族を殺された遺族の想い」を描く。

いつもキラキラとしたイメージのジュリア・ロバーツが、ガラリと変わってゲッソリしたところが印象的であり、そこがキーポイントにもなっている作品。

テロにしろ、レイプ事件殺人事件にしろ、周りがどれだけ同情して気持ちを理解したつもりでいても、遺族の悔しい気持ちというのは遺族にしか分からないんだなと思った。


「シークレット・アイズ」予告編 動画

(原題:SECRET IN THEIR EYES)




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キャスト&スタッフ


出演者

キウェテル・イジョフォー
…(「死の谷間」、「ドクター・ストレンジ」、「トリプル9 裏切りのコード」、「オデッセイ」、「それでも夜は明ける」、「ソルト」、「アミスタッド」など)

ニコール・キッドマン
…(「ある少年の告白」、「アクアマン」、「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」、「パーティで女の子に話しかけるには」、「LION/ライオン~25年目のただいま~」、「パディントン」、「シークレット・アイズ」、「リピーテッド」、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」、「バースデイ・ガール」、「レイルウェイ 運命の旅路」、「ザ・インタープリター」、「ファング一家の奇想天外な秘密」など)

ジュリア・ロバーツ
…(「ワンダー 君は太陽」、「マネー・モンスター」、「幸せの教室」、「8月の家族たち」など)

アルフレッド・モリナ
…(「フロントランナー」、「ダ・ヴィンチ・コード」、「スパイダーマン2」、「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」など)

マイケル・ケリー
…(「アジャストメント」、ドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」など)

〇ジョー・コール

〇ディーン・ノリス

監督・脚本

〇ビリー・レイ


2015年製作 アメリカ映画

シークレット・アイズ



あらすじ


2002年、911 同時多発テロ事件から4ヶ月後のロサンゼルス。

FBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、同僚のジェス(ジュリア・ロバーツ)たちに、エリート検事のクレア(ニコール・キッドマン)を加え、特別捜査班を作り、さらなるテロを防ぐために町の中心部ににあるモスクを監視していた。

そんな彼らの元に、そのモスクの近くで若い女性の遺体を発見したとの通報があり、現場に向かうが、それはジェスの娘であるキャロリンがレイプされた上に殺された遺体だった。

ところが、その事件はあと一歩のところで、FBIの内部事情により黙殺されてしまう。

それから13年、既にFBIを退職していたレイだったが、その事件を解決するために現場へと復帰するのだが…。

シークレット・アイズ3




感想(ネタバレあり)


事件は「911同時多発テロ」の直後に起きた


あの世界を震撼させた「911 同時多発テロ」から16年の月日が経とうとしている。

もう16年も経ったのか…と思いつつも、あの衝撃は少しずつ薄れていこうとしている。

しかし、あの日、被害に遭った人たちや、遺族にとっては今も憎しみが残り続ける。

この映画は、その彼らの思いがどれ程のものであるかを描いた作品だった。

事件は、911から4ヶ月経った2002年のロサンゼルスで起きる。

さらなるテロが起きることを未然に防ぐために、FBI捜査官たちはモスクを監視していたが、その捜査官の娘がレイプされた上に殺されてしまう。

その時、容疑者として浮上したのは、FBIがタレコミ屋として利用していた青年、マージンだった。

FBIはレイプ殺人よりも、テロ防止を優先し、マージンを泳がせ続ける。

主人公のレイは、その当局の判断に嫌気がさし、FBIを退官してしまう。

それから13年、レイはその間も犯人を追い続けていた。

シークレット・アイズ4



キャロリンを大人の世界に引き込んでしまったという悔みが執着心へ


そもそも、犯人のマージンは、なぜ、キャロリンに目をつけたのか。

「自分はバックにFBIが付いているから何でもしていい」という優越感は無かったか。

また、バーベキューパーティに呼ばれたことで、自分と違って良い環境で育ち、明るく美しいキャロリンに対し、対等の立場に立てたかのような勘違いは無かっただろうか。

そのキャロリンに拒絶されたことで、逆上したのかもしれない。

主人公のレイからすると、そんな世界に親友の娘であるキャロリンを巻き込んでしまったと思ったのではないか。

これまで、可愛がってきたキャロリンが殺されたということに、自分も責任の一端があると感じたのではないか。

もし、バーベキューパーティーの日に、もっとキャロリンに注意を払っていたら、こんな事件は起きなかったのではないか。

日頃からキャロリンを可愛がっていたからこそ余計に、「何かできることがあったはずだ」と、悔やんだのだろう。

だからこそ、レイはこの事件に執着し、徹底的に追い続ける。

何もしてあげられなかったからこそ、せめて、犯人はこの手で逮捕したい。

その思いが、「マージン」逮捕の執着へとつながっていく。


シークレット・アイズ5



娘をレイプされ、殺されてしまった母の被害者に対する思い


娘を殺されたジェスにとって、その思いは比ではない。

レイは一度ジェスに「マージンを殺してしまおう」と持ち掛けたことがある。

しかし、ジェスはそれを拒絶する。

殺してしまえは、苦しみは一瞬で終わってしまう。

レイプされた後に殺されたキャロリンのことを思うと、一瞬で終わるなんて許せない。

加害者であるマージンには、散々辛い思いをさせて、地獄を見せてやらなければ気が済まない。

そして、ジェスは13年かけて、マージンに対し地獄を見せ続ける。

ここで生きているぐらいなら、いっそのこと死んでしまいたいと思う地獄。

その「加害者に地獄を見せてやりたい」と思う気持ちこそが、娘を殺された母親の正直な気持ちだろうと思った。

実際に殺されてしまったら、「汝の敵を愛せよ」なんて、そんなのはきれいごとだ。

ジェスの行為は明らかに常軌を逸した行為だけれども、彼女の気持ちは理解できる。

もしも、レイがジェスの異常(瞳の奥にある秘密)に気付かなかったら、この地獄は一生続いていたんだろうと思う。


シークレット・アイズ2



私たちには16年前の出来事でも、遺族にとっては昨日のようなできごと


レイやジェスの気持ちは、911で家族を亡くした遺族たちの気持ちと重なるところがある。

私たちにとっては、「16年前のできごと」でも、遺族の方たちには、まるで昨日のような出来事であり、まだまだ気持ちは現在進行形のままなのだ。

気持ちを整理するとか、悲しみに向き合うとか、そういうレベルの問題ではない。

遺族にとっては、この苦しみが一生続くのだ。

レイはジェスのために、「13年目の区切り」を付け、検事のクレアはその判断に対し、「見て見ぬふり」をする。

私からすると、ジェスの行為は、明らかに「常軌を逸している」けれど、彼女の精神状態は、私のように毎日を平和に送っている人には理解できないところまで行ってしまっているのだ。

それが、レイプ犯やテロリストたちに家族を殺された遺族にしか分からない思いであり、痛みなのだ。

どれだけ、レイがキャロリンのことを可愛がり、思いやったところで、その思いはジェスの悲しみには遠く及ばない。

家族を殺された遺族の思いは、遺族にしか分からない。

それを痛切に感じた作品だった。





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