とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:スター・ウォーズ



人気シリーズ 第8作 映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を映画館で観た。

反乱軍の戦士レイがファーストオーダーとの戦いのために、伝説のジェダイ ルーク・スカイウォーカーを探し当て、そこから新たな冒険が始まる。


映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」


満足度 評価】:★★★★★

私は、この「最後のジェダイ」が大好きである。

どんなに批判が多くても、私のその思いは変わらない。

それはなぜなのか。

その理由を書いてみた。

この記事の中にはネタバレがあります。映画をご覧になってからお読みください。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想
  6. 関連記事


「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」予告編 動画

(原題:Star Wars:The Last Jedi)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年12月22日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年11月24日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

・2019年12月20日 金曜ロードSHOW!での放送に合わせて加筆・修正。





キャスト&スタッフ



出演者

デイジー・リドリー
…(「ピーターラビット」(声の出演)、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」など)

ジョン・ボイエガ
…(「デトロイト」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」など)

アダム・ドライヴァー
…(「ブラック・クランズマン」、「ローガン・ラッキー」、「パターソン」、「沈黙-サイレンス-」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「あなたを見送る7日間」など)

オスカー・アイザック
…(「サバービコン 仮面を被った街」、「The Promise/君への誓い」、「X-MEN:アポカリプス」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「ドライヴ」、「インサイド・ルーウィン・デイビス 名もなき男の歌」、「ワールド・オブ・ライズ」、「アレクサンドリア」、「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」、「極悪の流儀」など)

マーク・ハミル
…(「ブリグズビー・ベア」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」、「スター・ウォーズ/エピソード6 ジェダイの帰還」など)

キャリー・フィッシャー
…(「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」、「スター・ウォーズ/エピソード6 ジェダイの帰還」など)

アンディ・サーキス
…(「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、<監督のみ>「ブレス しあわせの呼吸」など)

ドーナル・グリーソン
…(「グッバイ・クリストファー・ロビン」、「ピーターラビット」、「バリー・シール/アメリカをはめた男」、「レヴェナント/蘇りし者」、「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」、「FRANK-フランク-」、「不屈の男 アンブロークン」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「ブルックリン」など)

ローラ・ダーン
…(「ドリーム・ホーム 99%を操る男たち」「遠い空の向こうに」、「私に会うまでの1600キロ」、「きっと星のせいじゃない」、「ジュラシック・パーク」シリーズなど)

ベニチオ・デル・トロ
…(「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」、「ロープ 戦場の生命線」、「ボーダーライン」、「ガーディアンス・オブ・ギャラクシー」など)

〇ケリー・マリー・トラン



監督・脚本

ライアン・ジョンソン
…(ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」(第5シーズン)など)


2017年製作 アメリカ映画




あらすじ


スノーク最高指導者(アンディ・サーキス)率いるファーストオーダーに追い詰められつつある反乱軍は、伝説のジェダイの騎士 ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の助けを求め、レイア指揮官(キャリー・フィッシャー)は戦士レイ(デイジー・リドリー)をルークの元へと向かわせる。

その間、反乱軍は少ない兵力でファーストオーダーに立ち向かうが、まるで歯が立たず、逃げようにも追跡されてしまう。

そこで、ファーストオーダーの追跡装置を破壊しようと考えたフィン(ジョン・ボイエガ)は、整備士のローズ(ケリー・マリー・トラン)と共に、ファーストオーダーの戦艦に侵入する計画を立てるが、そのためには侵入コードを突破できるコードブレイカーが必要であることが分かり…。



映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」デイジー・リドリー



感想(ネタバレあり)


賛否両論別れた「最後のジェダイ」。私は絶賛派。


2回観た。この映画が大好きだと思った



いきなり始まったオープニングの戦闘シーンで、ポーがBB8と共にX-ウィングで戦う姿を観ると、その昔、R2-D2を乗せてXウィングで帝国軍に向かっていったルークのことを思い出し、

そのR2とルークの初めての出会いを思い出させるホログラムや、ヨーダが登場するサプライズもあり、すっかりポンコツになってしまったファルコン号が、今でもカッコ良く空を突き抜ける姿には胸が躍る。

それらのシーンには、様々な懐かしさも含め、これまでの「スター・ウォーズ」に対するオマージュを感じ、あぁやっぱりスター・ウォーズは良いなぁと感じる。



ところが公開後のファンの様子を見ると、その評価は賛否が真っ二つに割れていた

なぜなら、そうやってこれまでの「スター・ウォーズ」を受け継いだ部分よりも、今までの「常識」をぶち破った「見たことのないスター・ウォーズ」を描いた部分が多かったからだった

それはまさに、CMのナレーションにある通り「誰も知らないスター・ウォーズがここにある」の言葉通りなのだが、結果としてそれが多くのファンの反発を買うことになってしまった。



しかし、私はまさにそんな「新生スター・ウォーズ」の部分が大好きで、新しい時代と、これまでの伝統が融合しているからこそ、この映画は面白いのだと感じた。



「スター・ウォーズ」は世相に流されない永遠の神話であり続けるべき。

という長年のファンの気持ちもわからなくもないけれど、あらゆる物事が変化していく時代の激流の中で、何も変わらずに踏みとどまることができるのか。

いつか時代に押し出される時がくるのなら、これまで時代を引っ張ってきた「スター・ウォーズ」だからこそ、率先して新しい世界観を見せていくべきではないのか。



そして、ここから新しい時代が幕を開ける。

それはとても素晴らしい幕開けだった



この感想文は、「私の『最後のジェダイ』が大好きな理由」である。



映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」マーク・ハミル



スカイウォーカー家の終焉にみる時代の流れ


この長い歴史を持つ「スター・ウォーズ」をこれまで支えていたのは、スカイウォーカー家の物語だった。

将来有望だったジェダイの騎士 アナキン・スカイウォーカーが暗黒面に落ちてダースベイダーとなり、代わりにその息子ルーク・スカイウォーカーがジェダイを引き継ぎ、娘レイアは姫として君臨する。



ところが、レイアの息子であり、ルークの甥であるカイロ・レンとスノークが率いるファーストオーダーにより、再び宇宙は暗黒面に支配されようとしていた。

カイロ・レンの師匠だったルークはカイロが暗黒面に落ちて以来、姿を消してしまう。

そこで、この『最後のジェダイ』では、その後姿を消してしまったルークを反乱軍に連れ戻し、宇宙に平和を取り戻そうとしていた。



この映画が公開されるまで、多くのファンが期待していたのは『レイはルークの娘説』だった。

カイロ・レンがダークサイドに落ちても、きっとレイがスカイウォーカー家の一員としてジェダイを復活させるに違いないと多くの人が希望を期待していた。



しかし、そんな妄想は見事に打ち破られる。

レイはスカイウォーカー家となんの縁もゆかりもない『ただの人』だったのだ。



一方で、カイロ・レンはレジェンドと言われる両親を持ち、「二世」という重圧に苦しみもがき、スノークにその苦しみを見透かされ、暗黒面へと落ちていく

そのことを自分の中で処理できずに、それを師匠であるルークのせいにして反抗を続け、「スカイウォーカー家の一員である」という呪縛から逃れるように、伝説の英雄である父・ハン・ソロを殺してしてしまう。



それで呪縛から逃れられたと思いきや、そうもいかず、「父を殺した」という思いが、その後も心を悩ませ続けている。

『最後のジェダイ』のカイロ・レンは憂鬱に囚われていた。



新たなフォースの使い手であるレイの登場により、心を乱されたカイロは、師匠であったスノークを殺し、レイと共にファーストオーダーでもジェダイでもない「新しい何か」を作り出そうとしていた。

ところが、そのレイにも突き放されてしまう。



そして、カイロのかつての師匠 ルークは、カイロをジェダイに育てられなかったことを後悔し続け、最後の仕事としてカイロと対決、反乱軍の生き残りたちの命を救い、姿を消してしまう。

ルークがカイロに最後に見せたかったのは「救うべき命の大切さ」である



ジェダイ界のエリートだったはずのカイロは、悪にもなり切れずジェダイにも戻れない

レジスタンスの希望だった伝説の騎士ルークは、その一生を終えてしまう。



ライトサイドにいて、最もジェダイとしての強いフォースを持っているのは「雑草出身」のレイのみとなった

これは、「スカイウォーカー家の崩壊」を示している



フォースとは、スカイウォーカー家だけが持つものではないのだ。

血統も何も関係のない奴隷の人たちにも備わっている。

それが示すのは、エリート制度の崩壊である。



素晴らしい血統や、学歴がなくても、たとえ貧しい家の出身でも、本人のやる気さえあれば、トップの座を勝ち取ることができる



かつてアメリカでは、ロイヤルファミリーといったらケネディ一家だった。

ケネディ一家の子供たちが何をするにも大騒ぎだった時期があった。



しかし現代では、ある特定の血統や一族が優遇されるようなことがあれば、批判の対象になってしまう。

トランプファミリーが批判されているのを見ればよくわかる。



アメリカからロイヤルファミリーが姿を消していくように、「スター・ウォーズ」からもスカイウォーカー家の血統が消えようとしていくのは自然な流れのように思う。



また、スカイウォーカー家の物語は、ジョージ・ルーカスと父の関係を表していると言われている。

その意味でも、このシリーズはジョージ・ルーカスの世界から脱却し、新たなフェーズに入ったのだと言える。

ジョージ・ルーカスの命に限りがあるように、永遠に続くものなど、どこにもないのだ。



映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」アダム・ドライバー



新しい時代を切り開く女性たち


「新生スター・ウォーズ」で、新しい時代を切り開いていくのは、元奴隷の子供たちと女性たちだった。

それもまた、私の心を熱くした。



前回のエピソード7でフォースが覚醒したレイは「ルークの娘だ」と言う大方の予想を裏切り「酒代のかわりに」捨てられ、奴隷として育てられた悲しい過去があったことが明らかになった



かつて、アナキン・スカイウォーカーも子供の頃は奴隷だった。

スカイウォーカー家の終焉と共に登場してきたレイは、ジェダイの遺志を継ぐものであり、新たな時代の希望となる。



そして、「最後のジェダイ」の新キャラクターとして登場するのが、整備士のローズだった。

彼女もまた、姉と共に幼い頃から鉱山でファーストオーダーに奴隷として働かされていた。

姉と共に反乱軍で働くことを夢見ながら、初めてフィンに会った時は「真のヒーローに会えた」と大喜びをする。



ローズにそんな過去があったからこそ、カジノ惑星カント・バイトで出会った少年テミリ・ブラックの気持ちがよくわかるのである。

テミリ・ブラックにとっては、ローズと出会ったことが希望となり、それが奴隷の子供たちへと広がっていく。



アジア系である彼女の起用が批判の元になっているが、私は彼女のキャラクターが大好きだった。

真面目で賢く優しい彼女は、とても愛らしいキャラクターだった。



ファーストオーダーと戦う反乱軍を指揮するのも女性たちだった。

レイア・オーガナに英雄・ホルド提督(ローラ・ダーン)。

ホルド提督が指揮官として最後まで反乱軍を守る姿は、何度見ても泣いてしまう



また、レイアも思った以上に活躍してくれて、どのシーンも涙出てしまう。

キャリー・フィッシャーが亡くなってしまったことで、これが最後のレイアになるかもしれないが、どの場面も風格が感じられ、ルークとの再会は特に、涙なくして観られない。



また、ファーストオーダーでストームトルーパーを指揮するキャプテン・ファズマも女性だった。



それぞれが自分自身と戦い、常にベストを尽くし、観る者を感動させる

まさに、新しい時代の幕開けを感じさせる活躍だった



これに対して、ポリティカル・コレクトネス(参照:Wikipedia ポリティカル・コレクトネス)に配慮しすぎだという反論も聞こえてくる。

そうだろうか。



2017年の映画界は女性たちの活躍が目立った年だった。

ワンダーウーマン」や「アトミック・ブロンド」などの、女性が主役のアクション映画や、「ドリーム」のように黒人女性たちの苦悩が描かれた作品が高く評価された。

それらのできごとに触発され、ハリウッドで活躍する女性たちが「男性たちから受けた性被害」について勇気を持って告発し、これまで権力者たちが多くの女性たちにパワハラ、セクハラを行っていたことが明らかになる。

それが一大ムーブメントとなって世界中に広がった年でもある。



その革命的な2017年に公開されたこの映画で、女性たちの活躍が描かれなかったら「時代遅れのスター・ウォーズ」として多くの人たちから批判されたに違いない

人種に関しても同じで、フィンやローズの活躍がなかったら「ホワイトウォッシュなスターウォーズ」だと言われることは目に見えている。



これは、今までのコアなファンだけを喜ばせる作品ではなく、「より多くの人々に愛される」作品を目指した結果だと言える。

それは、常に先頭に立って走らなければならない映画だからこその「改革」なのだ。

どの映画よりも「あるべき姿」を見せてこそ、常にトップを走っている映画なのだと言える。



映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」ケリー・マリー・トランとジョン・ボイエガ


40年の流れの中で変わっていく戦争のカタチ


そして、この「最後のジェダイ」の中で、最も感動し、最も印象的で心を打たれたのは戦争への考え方が変わったことだった。



一番最初にこの映画「スター・ウォーズ」が作られたのは1978年だった。

その頃、世界は冷戦にあり、民主主義と共産主義で真っ二つに割れていた。

「スターウォーズ」も時代を反映し、明らかに共産主義を意識した帝国軍(=悪)と、それに対抗する民主主義の反乱軍(=善)の対立はとてもわかりやすかった。



しかし、40年も経つと時代は変わり、ベルリンの壁は崩壊し、善悪の境界線も変わっていく。

アメリカでは911のテロが起こり、その後も欧米の各地でテロが発生。

「悪をなすテロリストは国内にいる」時代へと突入する。



この「最後のジェダイ」では、その構図を反映し「身内からの反乱」を描く

反乱軍では、オスカー・アイザック演じる「血の気の多い」戦闘員のボーが、ホルド提督に反乱を起こす。

さらに、ファーストオーダーではスノークの忠実な部下、カイロ・レンがクーデターを起こす。



その中で、ボーの反乱に対しホルド提督とレイアが「まったく、やんちゃで困っちゃうわね」ぐらいでおさめ、彼の失敗に対して「寛容さ」を示しているところがとても良かった。

体制に対して反旗を翻したり、抗議を行った人たちに対して寛容であるべきだというのが、そこから伝わってくるからだった。

多くの人たちからの「ボーの今回の行動は、稚拙すぎる」という批判を聞くけれど、彼の行動にはそれなりの意義があったと私は思う。



そして、今回、最も印象に残っているのは、ローズの「大事なことは、敵を憎むことよりも、愛する人を守ること」というセリフだった

これは何度聞いても涙があふれてしまう。



ボーやフィンの無謀な行動は、これまでのスター・ウォーズの戦い方を踏襲したものであり、今までの考え方からするとアリなのだろうと思う。



しかし、時代は変わった。

ひとりの無謀で命知らずのヒーローが生れることよりも、その無謀な作戦の結果、多くの犠牲を出してしまうことを嘆くべきなのである



欧米がこれまで多くの敵国を攻撃してきた結果、そこで暮らしていた国民たちが欧米各国を憎むようになり、「反乱分子のテロリスト」となって、各地に潜みテロを起こす時代になってしまった。

そこから学ぶべきは、思想の違う相手を憎んで攻撃することよりも、自分の仲間たちを愛し助けることなのである



正直、「スター・ウォーズ」がそんなメッセージを発信するとは思っていなかったので、かなりビックリした。



だからこそ、これは「誰も知らないスター・ウォーズ」なのだ

今までと180度方向転換していると言っても過言ではない。

しかし、10年後にこの「最後のジェダイ」を見返せば、きっと、「あれは自然な流れだったね」と思われる作品になっていると確信している



いつか世の中の流れにさからえない時がやってくるなら、自ら先頭を切って方向転換をしていく

たとえ、それが多くのコアなファンを失うような痛みを伴う結果になってしまっても

それが、トップを走り続ける「スター・ウォーズ」の役目であると自覚しているような作品だと思った



本当に最高だった。

私は、この方向転換を大歓迎したい



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「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を映画館で観た。

久しぶりの「スター・ウォーズ」を映画館で観られるだけで、大興奮だった!


スター・ウォーズ


満足度 評価】:★★★★★

「スター・ウォーズ」は、私にとっては、映画というよりも神話のようなもので、この世界にじっくりと浸らせてくれるクリエイターの皆様に感謝したい。

※この感想は、ネタバレを多く含みます。まだ映画をご覧になっていない方は、ご注意ください。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想
  6. 関連記事


「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編 動画

(原題:STAR WARS:THE FORCE AWAKENS)

 


更新履歴

・2015年12月30日 映画館で観た感想を掲載。

・2019年12月13日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。




キャスト&スタッフ


出演者

デイジー・リドリー





…(「アス」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「ジャングル・ブック」(声の出演)など)





監督

J・J・エイブラムス


2015年製作 アメリカ映画



あらすじ


銀河はファースト・オーダーという帝国軍の残党による悪に支配されようとしており、それに対抗するため、反乱軍(レジスタンス)は行方不明になっているルーク・スカイウォーカーの居場所を探していた。

レジスタンスの将軍・レイア姫(キャリー・フィッシャー)は、ルークの居場所を示した地図があるという情報を聞きつけると、もっとも優秀で信頼のおけるレジスタンスのパイロット、ポー(オスカー・アイザック)に地図を手に入れるように命じる。

そして、無事地図を手に入れたポーだったが、ファースト・オーダーに地図のことを知られてしまい、追われる身となってしまったため、地図の保管を相棒のドロイドBB-8に託し、自身はファースト・オーダーの囚われの身となる。

ファースト・オーダーの囚われの身となってしまったポーだったが、ストーム・トルーパーの一員で、洗脳されることなく良心を残したフィンによって助けられ、ファースト・オーダーの基地から抜け出すことに成功する。

一方、BB-8は取り残された砂漠の星でジャンク屋に解体されそうになっていたところを、レン(デイジー・リドリー)に助けられる。

そして、ポーはフィンと共にBB-8の元へ向かうのだが…。





感想(ネタバレあり)


ファルコン号が飛んでいる!!それだけで泣けた!!!


※この感想には多くのネタバレを含みます。まだご覧になっていない方はご注意ください。

 エピソード7がついに始まった!!



ここで正直に告白しますが、レンが砂漠の街でファルコン号を見つけ、フィンとBB-8を連れて星を脱出した後、ハン・ソロが乗り込んでくるシーンは嬉しさのあまり泣いてしまった!!

「あぁ、ファルコン号が飛んでいる」

「あぁ、ハン・ソロとチューイだっ!!!(T―T)」



それだけで、嬉しくて、思わず泣いてしまった。



スター・ウォーズ8



歴史は繰り返す


さて、スター・ウォーズ、最後の三部作の序章は「歴史は繰り返す」といったところ。



かつて、オビワンとヨーダの弟子だったアナキンがダースベーダになったように、そのアナキンの孫であり、ルークの弟子だったベンがダークサイドへ落ち、カイロ・レンと名乗るようになり、スノークの手先となってしまったところからスタート。



彼が「なぜ」ダークサイドへ落ちたかについての説明は特に無い。

それは、今後描かれることと思うけど、やはり、レイア姫とハン・ソロというレジェンドを両親に持つと、息子はそれだけでも辛いはずだ。



映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」



レイの両親は?なぜ、彼女はフォースの使い手なのか?


そして、そのカイロ・レンに対し果敢に対抗して向かっていくのが、「レイ」だ。

彼女は自分の内側に秘めたフォースの存在に気付く。



あのルークでさえ、ヨーダの教育なしではフォースをうまく使いこなすことができなかったのに、彼女は自分でフォースの存在に気付いてカイロ・レンと互角に戦うんだから、それなりの血筋の持ち主と思われる。

では、「レイ」の両親は誰なのか、本当に「誰でもない」ただの「レイ」なのか。



話の流れからして、レイアがルークを迎える使者としてレイを送り、「フォースと共にあらんことを」と彼女に告げたとなると、これは「レイはルークの娘なのか???」と思わずにはいられない。



映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」



心優しきフィンは、なぜダークサイドに洗脳されないのか…?


さらに、もう一人。謎の新キャラとして「フィン」に注目したい。



スノークやカイロ・レンといった悪のフォースの使い手たちが支配するストームトルーパーたちの中で、「なぜ、彼だけが悪に洗脳されなかった」のか

ここは、非常に興味深いところだ。

やはり、彼も「フォースの使い手」なのか…。



そして、フィンはレイと恋に落ちるのか…。

非常に気になるところだ。



映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」



40年前の作品と違和感のない作りに感動


毎回のことだけど、私たちをこんなにどっぷりとスター・ウォーズの世界に浸らせてくれるのは、素晴らしい美術セットのおかげ。

一番最初にこのシリーズが作られたのは、1977年に公開されたエピソード4で、それから40年経ってている。



この40年の間に技術は大躍進したし、かけられる製作費も全然違うから、現在、当時のエピソード4を見ると、このセットはちょっとチープだなって思ってしまう部分もある。

でも、ファンとしては、そのチープさも含めての「スター・ウォーズ」なのだ。



今回の「エピソード7」では、そのチープさもしっかりと残した美術セットになっていることに驚いた!



とくに、ファースト・オーダーの基地の中のチープ具合とか、わざと40年前のテイストを残して作っている。

だから、エピソード4から続けてエピソード7を見ても、違和感ない感じに仕上がっている。



その細部へのこだわりっぷりにも感動してしまった。

本当にすごい!



映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」



見せるべきところは最先端の技術で


ただし、戦闘シーンの仕上がりは、最先端になっている。

3Dで制作されているから尚更かもしれないけど、ロックしてからミサイルが飛ぶときの飛び具合とか、Xウィングの飛び具合とか、立体感がハンパない。

そこも、さすが、ルーカス・フィルムだっと思ってビックリした。



そして嬉しいのが、ドロイドの進歩だった。

C3-POと、R2D2に再会できたのは、すごく嬉しいけど、彼らの弟(?)的立場の新キャラBB-8がめちゃくちゃかわいい。

是非、彼をペットにしたいと本気で思い始めている(笑)



映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

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次は3年後・・・??


言いたいことはだいたい語り尽くせただろうか。



今回の「エピソード7」は、「まずは登場人物」の紹介といった感じがした。

恐らく、次回には、「カイロ・レンがなぜダークサイドへ落ちてしまったか」や「レンの両親は?なぜ、幼い頃に一人置き去りにされたのか」などの謎について描かれていくことと思う。



それにしても、相方を失ったチューイが可愛そうだった…。



次の「エピソード8」は3年後かなぁ…。

もっと早く観たいなぁ…。待ちきれないよ…。

それまでエピソード7を何度も見て、次の展開を妄想しながら待っていよう…





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「スター・ウォーズ」シリーズ


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エピソード2
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」アナキンの心に芽生える悲しみ・怒り・孤独が闇へとつながり悪の帝王〔ダースベーダー〕を生み出す土壌に【感想】

エピソード3
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの逆襲」ダース・ベイダー誕生。新興宗教に心酔する優秀な若者のごとく闇に落ちていくアナキン。人気映画シリーズ中必見の一本【感想】

エピソード4
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」『ローグ・ワン』の続き。ダース・ベイダーに見るアナキンの心の乱れ。ルーク、レイア、ハン・ソロ、オビ=ワンの出会い【感想】

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オールデン・エアエンライク主演の「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を映画館で観た。

若き日のハン・ソロの相棒のチューイやファルコン号との出会いや、冒険を描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

ソロとチューイやファルコン号との出会いは観ていて楽しかった。

ソロ本人も無意識のうちに奴隷たちを解放し、それこそがソロの運命だと感じさせる展開も良かった。

しかし、もう少し丁寧に描いて欲しかった。



目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」予告編 動画

(原題:Solo: A Star Wars Story)



更新履歴・公開情報


・2018年7月1日 映画館で鑑賞

・2018年7月19日 感想を掲載。

・2019年4月27日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、ネット配信、DVD共に販売中。

映画のより詳しい情報はこちら
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キャスト&スタッフ


出演者

〇オールデン・エアエンライク

ウディ・ハレルソン


〇ドナルド・グローヴァー

〇タンディ・ニュートン

〇ヨーナス・スオタモ



監督

ロン・ハワード
…(「インフェルノ」、「白鯨との闘い」、「ラッシュ/プライドと友情」、「アポロ13」、「ビューティフル・マインド」、「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」など)


2018年製作 アメリカ映画



映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」



あらすじ


コソ泥ののソロ(オールデン・エアエンライク)は、幼なじみで恋人のキーラ(エミリア・クラーク)と共に警察から追われる身となってしまったため、国を出て新たな人生を始めようとしていた。

しかし、ソロは無事に出国できたがキーラは捕まってしまう。

離ればなれになってしまったソロとキーラだったが、ソロは帝国軍のパイロットになったものの、そこから脱走し、再び追われる身となる。

そこで、ソロはランド・カルリジアンをカモにして金を儲け、宇宙船を手に入れようとするのだが…。



映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」オールデン・エアエンライク




感想


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018)
★★★☆ [70点]「ハン・ソロを導く運命の始まり」

いろいろと評判悪かったので心配していたのだけど、思った以上に面白かった!!

宇宙一のハッタリ男 ハン・ソロの誕生物語。



生涯の親友 チューイ、相棒 ファルコン号や、ランドとの出会いと、彼の切ない初恋もあり、

なぜ、いつも逃亡生活を送ることになったのか などなど、ハン・ソロの人となりが分かって面白かった。


けれど、私がより興味を持ったのは、この物語がスター・ウォーズの本筋につながっていく部分だった。

貧しい人たちは、生活のためにアカデミーに通うと、それが帝国軍の入り口になっていて、宇宙船の操縦を覚えて逃げ出したソロは、脱走兵という扱いになってしまう。



町は貧しい人たちと奴隷たちに溢れ、ソロたち一行は、行く先々で奴隷たちを解放するようになっていく。

解放された奴隷たちのその後の行動がソロの行く末とつながっていて、ソロは自分では予期していないところで、大きな運命に導かれているんだなぁということがわかって面白かった



けれど、私の目はマーベルの華やかで洗練された世界に慣れてしまったようで、この映画の画面はあまりにも暗くて、ちょっと古臭く感じてしまった

後半部分もバタバタと帳尻合わせをして終了した感じがして、イマイチ盛り上がりにかけた印象だった

スター・ウォーズだからと、ちょっとハードルを上げすぎなのかもしれないな。


Posted by pharmacy_toe on 2018/07/03 with ぴあ映画生活



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マーク・ハミル主演の映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」をWOWOWで観た。

ダース・ベイダーから「私はお前の父だ」と知らされたルークは、修行を終えるため、再びヨーダの元へ向かう…。

満足度 評価】:★★★★★

エピソード4~6の総まとめ。

全滅したと思われたジェダイの騎士が誕生し、反乱軍と帝国軍の最後の闘いが始まる。

「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」予告編 動画

(原題:RETURN OF THE JEDI)



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キャスト&スタッフ


出演者

マーク・ハミル
…(「ブリグズビー・ベア」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」など)

キャリー・フィッシャー
…(「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」など)

ハリソン・フォード
…(「ブレードランナー 2049」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「アデライン、100年目の恋」、「インディ・ジョーンズ」シリーズ、「42 ~世界を変えた男~」、「エアフォース・ワン」、「ブレードランナー」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」など)

アレック・ギネス
…(「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」など)

監督

〇リチャード・マーカンド

製作総指揮・脚本

ジョージ・ルーカス
…(「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(監督・製作・脚本)、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」(製作総指揮)、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」(監督・製作総指揮・脚本)など)


1983年 アメリカ映画

スター・ウォーズエピソード6ジェダイの帰還



あらすじ


帝国軍からの逆襲に遭い、辛くも逃げ切ったルーク(マーク・ハミル)と、レイア(キャリー・フィッシャー)だったが、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)が賞金稼ぎのボバ・フェットにつかまりジャバ・ザ・ハットの元へと連れ去られてしまう。

ルークとレイアはハン・ソロを救出するために、ルークの故郷タトゥイーンへと向かう…。

同じころ、帝国軍はデス・スターを再び建設するが、反乱軍はスパイを送り込み、今回も設計図を入手し、デス・スターを破壊する計画を立てる。

そして、ダース・ベイダーと皇帝シスはルークを仲間に入れようと画策し…。

スター・ウォーズエピソード6ジェダイの帰還4



感想(ネタバレあり)


ルークがジェダイの騎士になるまでの長い旅の終わり


このエピソード6「ジェダイの帰還」はスター・ウォーズの第2章エピソード4~6の総まとめの回。

エピソード4~6はアナキンの息子ルークがフォースを知り、ジェダイの騎士になるまでが描かれている。

このエピソード6でその長い旅も終了する。

エピソード5では、ジェダイの修行を終えないままダース・ベイダーと対決し、しかも、ダース・ベイダーが父だと発覚してしまったルーク。

さらに、その父から「共に帝国で銀河を支配しよう」と誘われて動揺。

しかし、最後の最後に父の元から去りレイアの元へと帰っていく。

そこまでがエピソード5。

このエピソード6では、ルークはジェダイの修行を終了させ、ダース・ベイダーと最終決着をつけるのが最大の見どころになる。

そして、それまで恋心を抱いていたレイアが、実の妹だと悟るのもこのエピソード6である。

父と子の最終決戦の回なんだなぁ~。


スター・ウォーズエピソード6ジェダイの帰還5



ルーク vs ダークサイド


そのため、ジェダイの修行を終えようとヨーダの元へ向かったルーク。

すると、ヨーダからは「ダース・ベイダーを倒せば、一流のジェダイの騎士になれる」と告げられる。

そう言い残すとヨーダは900歳(!?)の命を終えてしまう…。

あぁーーヨーダーーーー!!

ということは、ルークがこの銀河系でただ1人残るジェダイの騎士となってしまった。

それも、「ダース・ベイダーとの対決を終えて」からの話で。

そして、彼はその足でダース・ベイダーとの直接対決に向かう。

ルーク vs ダース・ベイダー vs 皇帝シス

ちょっと説得すれば簡単に寝返ると考えていた皇帝シスだったが、ルークは意外と頑固で意志が固く、帝国に協力する気がない。

それどころか、ダース・ベイダーの中にいるアナキンを呼び戻そうとしている。

そこでブチ切れちゃったのが、皇帝シス。

さすがダークサイド。キレるトップスピードがハンパない(笑)

手からビリビリ電源を出してルークを苦しめ始めた。

この暗黒面ならではの「怒りを我慢できない性分」が逆に命取りとなってしまう…。


スター・ウォーズエピソード6ジェダイの帰還2



ダース・ベイダー vs アナキン・スカイウォーカー


ルークに会うまでは、自分の息子を説得して帝国の仲間にしようと思っていたダース・ベイダー。

ルークに対し、これまでに会ったことがないぐらい強いフォースを感じたダース・ベイダーは、ルークのフォースがあれば銀河系はわが物だと思ったはず。

暗黒面の人たちの欠点はそこね。

人に対し、「フォースがあるかないか」「そのフォースが強いか弱いか」で判断する。

彼らにとっては、「ハン・ソロ」とか「レイア」とかフォースが無い者、もしくは発展途上の者には興味がない。

人間の感情面や、情緒面、協力性は一切評価しないから、その人間がどう動くか想像できず、部下を力で支配しようと考える。

ルークの場合もそうだった。

ルークがレイアやハン・ソロの仲間を大切にしたいという気持ちを計算に入れないない。

だから、彼が頑なに断る理由が分からず、シスは力でねじ伏せようとしてしまった。

その痛めつけられている様子を見て、ダース・ベイダーはかつて自分も人間・アナキンだった頃を思い出し、息子の辛い気持ちを理解し始める。

アナキンは、「母親の愛」や「妻パドメの愛」を失ったことでダークサイドに落ちた人間だけれども、「息子への愛」が彼の人間らしさを取り戻すことになった。

ちょっとベタだけれども、人間の「愛」という感情はフォースをしのぐ最強の武器なのだ。

ルークを救いたい一心で、ダース・ベイダーは命がけでシスを奈落の底へと落としてしまう。

こうして、最後まで信念を貫き通したルークはジェダイの騎士となり、ダース・ベイダーはこの世を去っていった…。


スター・ウォーズエピソード6ジェダイの帰還3



ルークの最終決戦からエピソード7へ…


エピソード6はそれだけではなく、ジャバ・ザ・ハットからハン・ソロを救うシーンとか、イウォークが大活躍する戦闘シーンとか、見どころは他にもあるんだけど、私の中で一番心に残るのは、やっぱり、このルークの最終決戦だった。

そして、時は流れ話はエピソード7へ…。

レイアとハン・ソロの間には息子・ベンが生まれるが、ベンは後にダース・ベイダーの信奉者となりカイロ・レンへと…。

その混乱した状況から世界を救うのがレイであり、彼女はルークの娘なのか??

エピソード7は、レイのフォースが覚醒する物語である。

それは、帝国が最も恐れていたことだった…。

あぁぁこの続きもすごく楽しみだなぁ。

今年は、エピソード8が公開になる予定。

今から楽しみ過ぎる…。





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マーク・ハミル主演の映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」をWOWOWで観た。

エピソード4で帝国軍の究極兵器デス・スターを破壊した反乱軍だったが、帝国軍の激しい逆襲に遭ってしまう…。

満足度 評価】:★★★★★

「スター・ウォーズ」シリーズの中で、最も内容が濃く充実しているのが、この「帝国の逆襲」

特に、ダース・ベイダーとルークの対面と葛藤は必見もの。

「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」予告編 動画

(原題:THE EMPIRE STRIKES BACK)




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キャスト&スタッフ


出演者

マーク・ハミル
…(「ブリグズビー・ベア」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」など)

キャリー・フィッシャー
…(「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」など)

ハリソン・フォード
…(「ブレードランナー 2049」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「アデライン、100年目の恋」、「インディ・ジョーンズ」シリーズ、「42 ~世界を変えた男~」、「エアフォース・ワン」、「ブレードランナー」、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」など)

アレック・ギネス
…(「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」など)

監督

〇アーヴィン・カーシュナー

1980年製作 アメリカ映画

スター・ウォーズエピソード5帝国の逆襲

あらすじ


はるか彼方の銀河系で、帝国軍により世界が暗黒面に支配されつつある頃、反乱軍は帝国軍の究極兵器デス・スターを破壊。

これで反乱軍が有利かと思われたのつかの間、ダース・ベイダー率いる帝国軍の逆襲に遭い、反乱軍は秘密基地を破壊されようとしていた。

それを察知した反乱軍は秘密基地を脱出。

その後、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)はジェダイの騎士になるために、オビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)の師匠であるヨーダの元へと向かう。

その一方で、レイア姫(キャリー・フィッシャー)は、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)と共にファルコン号で秘密基地から脱出するが、ダース・ベイダーが仕掛けた罠にかかろうとしており…。


スター・ウォーズエピソード5帝国の逆襲5

感想(ネタバレあり)


ルークとレイアの誕生秘話…


「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観た時の感想でも書いたけど、この「スター・ウォーズ」シリーズの根底に流れているのは、親と子の物語である。

アナキン・スカイウォーカーは幼い頃からジェダイの騎士になるために最愛の母と離れて暮らすことを余儀なくされる。

しかし、その後、愛する母はならず者に殺されてしまう。

さらに、愛する妻パドメも失い、世の中に対する怒りが彼をダース・ベイダーにしてしまう。

そのアナキンとパドメの間に生まれたのがレイアとルークの双子だった。

パドメは彼らを産んだ後、アナキンが暗黒面に落ちたことを知り生きることを拒否。

そのため、レイアとルークは共に本当の親を知らずに生きてきた。

そして、このエピソード5では、その真実がダース・ベイダー(=アナキン)とルークに知らされる。


スター・ウォーズエピソード5帝国の逆襲4

ルークのフォースを欲しがるダース・ベイダー


ルークにとって父とは、幼い頃から育ててくれたオーウェン叔父さんだった。

オーウェン叔父さんはアナキンの異父兄であり、ルークが生まれた頃に父は死んだと聞かされ、彼もその話を信じていた。

その後、オビ=ワンと出会うと、ルークは父が優秀なジェダイの騎士だったと知らされる。

その話を聞かされて間もなく、オビ=ワンはダース・ベイダーにより殺されてしまったため、結局、父がどんな人だったのか聞くことができないまま、「父のような立派なジェダイの騎士」になることを目標としてきた。

エピソード1から順を追って観た人は、ここまでのストーリーを知った上で、このエピソード5を観ることになる。

ダース・ベイダーとルークが親子だと先に知ったのは、ダース・ベイダーだった。

シスの帝王からその事実を聞かされ、自分のフォースがルークによって乱される理由を悟る。

そして、ダース・ベイダーはそのルークの強いフォースがあれば、帝国をさらに強くすることができると感じ、ルークを帝国に誘い込もうと考える。

それは、昔から誰よりも野心家だったアナキンが考えそうなことで、自然な流れだと思った。


スター・ウォーズエピソード5帝国の逆襲2

ルークのフォースはレイアを求める


エピソード1から順を追って見てきた人はダース・ベイダー(=アナキン)がルークの父だと知っている。

それでも、ルークがダース・ベイダーに近づくと緊張感が生まれるし、ドキドキしてしまう。

ルークはまだジェダイの騎士として認められていない状態でダース・ベイダーと直接対決を始めた時、ダース・ベイダーはかつて、自分がクローン戦争の時に右手を失くしたように、ルークの右腕を切り落とす。

これは、「お前も私と同じように苦しみを味わえ」という父からのメッセージだったのか。

そして、いよいよ、ルークはダース・ベイダーから「私はお前の父だ」と告げられる。

これは、映画史に残る名場面の1つ。

この映画が公開されてから、何度もこの映画を観て、さらに、エピソード1から順追って観て、それでも、このセリフの場面になるとドキドキする。

ルークは、腕を失くした痛みと、父からのショッキングな告白に大きく動揺する。

それはそうだな。こんな時に混乱しない奴がいたら会ってみたい(笑)

そして、「共に銀河を制覇しよう」という言葉に揺らぎ、手を差し伸べるダース・ベイダーに心が揺れ動く。

しかし、彼が求めたのはダース・ベイダーではなく、レイアだった。

彼のフォースはレイアを求めていた。


スター・ウォーズエピソード5帝国の逆襲3

信念を貫き通すには痛みを伴う


この「エピソード5」で描かれるのは、どんなに才能あふれる人間でも、全ての誘惑を断ち切り、自分が正しいと思うことを貫き通すには、かなりの痛みが伴うということ。

それは、たとえ誘惑してくる相手が、自分の親だったとしてもだ。

その痛みを通り越してこそ、信念を貫き通すことができる。

人間は一生、修行なんだなぁ。

誰だって、親が言っていることが正しいと思ってしまう。

でも、ある程度の年齢を過ぎると、自分が親になる年齢になっていることに気付く。

その時は、「親のものではない自分軸」を持たないと、いつまで経っても自立できない。

これは、ルークにとって痛くて悲しい自立の物語なのだ。

親の全てに反抗するわけではなく、その中から「自分の信念」にとって「正しい行い」を選択し貫き通すべきだと感じた。


そして、物語は「エピソード6」へ。

ハン・ソロは賞金稼ぎのボバ・フェットにさらわれてしまい、ルークはジェダイ・マスターになる修行が終わっていない、まだ、レイアは実の父の正体も知らず、彼らとダース・ベイダーとの決着もついていない…。

全ての物語が決着するエピソード6がさらに楽しみだーーー。



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マーク・ハミル主演の映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」をWOWOWで観た。

1977年に製作された「スター・ウォーズ」シリーズの第1作。「スター・ウォーズ」の歴史の全てはここから始まっている。

満足度 評価】:★★★★★

全てはここから始まっているんだぁと思うと、それだけで全てのシーンが愛おしく、感慨深い。

ここに描かれる全ての世界観が好き。


「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」予告編 動画

(原題:STAR WARS EPISODE IV A NEW HOPE)




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キャスト&スタッフ


出演者

マーク・ハミル
…(「ブリグズビー・ベア」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」)

キャリー・フィッシャー
…(「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」)

ハリソン・フォード
…(「ブレードランナー 2049」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「アデライン、100年目の恋」、「インディ・ジョーンズ」シリーズ、「42 ~世界を変えた男~」、「エアフォース・ワン」、「ブレードランナー」など)

〇アレック・ギネス

監督・脚本・製作

〇ジョージ・ルーカス

スター・ウォーズエピソード4新たなる希望

あらすじ


銀河系を支配する帝国は、惑星を1つ丸ごと消すことができる究極の兵器デス・スターを建築し勢力を強めていた。

元共和国のレイア姫(キャリー・フィッシャー)はデス・スターの設計図を手に入れ、反乱軍に届けようとしていた。

それを知った帝国軍のダース・ベイダーはレイア姫を拘束するが、彼女は既にそのデータをドロイドのR2-D2に渡し、R2-D2はレイア姫からのメッセージと共に元ジェダイの騎士のオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)へ届けようとしていた。

しかし、その道中でR2-D2が襲われたところを、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)に助けられ、ルークと共にオビ=ワンの元へ向かう…

スター・ウォーズエピソード4新たなる希望3

感想(ネタバレあり)


「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の続きからスタートするエピソード4


「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観た後に、この映画を観ると非常に感動する。

当たり前だけど、ちゃんと「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の続きからスタートしているから。

ラストでレイア姫が「希望です」と言ったその通り、それを受け継いで「希望」 の物語になっているから。

もちろん、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の方が後付けで作られているんだから、辻褄が合うように作られているのは当然だけど、冒頭から、なんの違和感もなくスッとエピソード4に入れるところが素晴らしいなと思った。

「希望」とは、アナキン・スカイウォーカーが暗黒に落ちてから続く帝国の時代を終わらせること。

ジン・アーソの父が娘のあだ名「スターダスト」の名前をつけてひっそりと仕込んだデス・スターの弱点。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で語られた秘話がここで明らかになる。


スター・ウォーズエピソード4新たなる希望2

帝国を倒すための希望を手にしたレイア


エピソード3で、アナキンとパドメの間に生まれた二人の子供、レイアとルーク。

レイアは元共和国の議員の娘として育てられ、ルークはアナキンが育った実家に預けられた。

その後、レイアは共和国復活の象徴ののように育てられ、ルークはオビ=ワン・ケノービが遠くから監視する中で育てられた。

そして、今回、レイアはデス・スターの設計図を手に入れたことで帝国を倒し、反乱軍が勝つことで共和国の復活を考えていた。

デス・スターはそのための「希望」だった。

ここへ来るまでの間に、長い長い物語がいくつもあった。

そして、また新しい第2章が始まろうとしている。

スター・ウォーズエピソード4新たなる希望5

ルーク、レイア、ハン・ソロ、オビ=ワンとの出会い


しかし、なんといっても、このエピソード4は「出会い」の物語である。

ルークがオビ=ワンと出会い、自分の中に隠れているフォースを知る。

そして、レイアやハン・ソロと出会う。

もちろん、ダース・ベイダーにも。

当然、ルークもレイアもダース・ベイダーも2人がダース・ベイダーの子供だと知るわけもなく。

でも、私はそのことを知っていて。

そういう視点で観ると、なんだか既に切なくて。

しかもルークはレイアにちょっと惚れてしまっていて。

生き別れた双子なのに…と思うと、これもまた切なくて。

ダース・ベイダーはルークのフォースが強いことを既に感じていて。

ダース・ベイダーにも制御できない程のフォースをルークは既に備えていて。

ここからの2人の物語を思うと、そんなダース・ベイダー(アナキン)もちょっと切なく見えてしまう。


スター・ウォーズエピソード4新たなる希望4

エピソード1から順番に観たからこそ感じる「ダース・ベイダーに残るアナキンの心」


そう思うと、やっぱり、「スター・ウォーズ」の正しい見方としては、作られた年の順にみるのではなく、エピソード1から順に時系列で観るのが良いと思う。

エピソード1~3 → ローグ・ワン → エピソード4…

すると、アナキンがダークサイドに落ちてから、このエピソード4で久しぶりにオビ=ワンと再会するけど、あっという間にオビ=ワンは消えてしまい

それは、私はオビ=ワンがルークとダース・ベイダーを引き合わせるためだけに登場したんだと思い

ダース・ベイダーは、オビ=ワンのその思いに気付かず

でも、自分よりも強いフォースを感じるルークに心を乱され始める…

ここで、エピソード4からいきなりこの映画を観たら、ダース・ベイダーはただの悪役ロボットだけど、彼の中身はアナキンなんだと知ってから見ると、人間らしさが見えてきて、心が締め付けられるんだよね。

だから、ダース・ベイダーのバックボーンをキチンと知るためにも、エピソード1から見るべきだと思った。


さて、この後のエピソード5は、帝国の逆襲へと続くわけで。

あの名シーンも出てくるんだなぁ~。

あぁぁぁぁアナキン…そしてルーク…早くエピソード5が観たい…。



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「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を映画館で観た。

「スター・ウォーズ」シリーズ エピソード3とエピソード4の間、第2章で反乱軍が帝国を倒す鍵となった「デス・スターの設計図」を手に入れるまでの裏話を描く。

満足度 評価】:★★★★☆

たまたまレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが亡くなった日にこの映画を観た。

レイア姫を思うと胸が締め付けられるような思いだった。

このビハインド・ストーリー「ローグ・ワン」があって、「スター・ウォーズ」の物語に奥行きと広がりができた。

「スター・ウォーズ」の根底を流れているのは、親と子の物語であるということを強く感じた作品だった。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」予告編 動画

(原題:ROGUE ONE A STAR WARS STORY)




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キャスト&スタッフ


出演者

フェリシティ・ジョーンズ
…(「ビリーブ 未来への大逆転」、「インフェルノ」、「博士と彼女のセオリー」など)

ディエゴ・ルナ
…(「ビール・ストリートの恋人たち」、「エリジウム」、「天国の口、終わりの楽園」、ドラマシリーズ「ナルコス:メキシコ編」など)

ベン・メンデルソーン

〇ドニー・イェン

マッツ・ミケルセン
…(「ドクター・ストレンジ」など)

〇チアン・ウェン

リズ・アーメッド
…(「ヴェノム」、「ジェイソン・ボーン」、「ミッシング・ポイント」、「ナイトクローラー」など)

フォレスト・ウィテカー
…(「メッセージ」、「サウスポー」、「96時間/レクイエム」、「ファーナス/訣別の朝」、「ケープタウン」、「贖罪の街」、「クリスマスの贈り物」など)

監督

〇ギャレス・エドワーズ
…(「GODZILLA ゴジラ」など)

2016年製作 アメリカ映画

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

あらすじ


ジェダイの騎士だったアナキン・スカイウォーカーが「ダース・ベイダー」となり銀河系に暗闇と恐怖をもたらしてから20年。

帝国はますます勢力を拡大し、惑星一個分を一度に破壊できる究極の兵器「デス・スター」を開発・製造した。

かつて銀河系に平和をもたらしていたジェダイは気配を消し、勝ち目なしと思われた反乱軍だったが、その「デス・スター」の設計者であるゲイリン・アーソ(マッツ・ミケルセン)から、デス・スターを一撃できる弱点を仕込んだという情報を得る。

そこで、反乱軍はゲイリンとコンタクトするために、彼の娘、ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)に兵士・キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)をゲイリンの元へ案内するよう命令する。

そのため、ジンは父の居所を探るため、かつて父と共に戦い、幼いジンを育てたソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)の元へと向かう…。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 メイキング動画





感想(ネタバレあり)


エピソード3と4の間で建設されたデス・スターをめぐるストーリー


そもそも「スター・ウォーズ」シリーズが大好きな私は、あのエピソード4でレイア姫がR2D2に託し、隠居していたオビ=ワン・ケノービを目覚めさせた設計図に、こんな裏話があったのかと思うと、それだけで感動した。

「クローンの戦い」で、シスの帝王に洗脳されたアナキン・スカイウォーカーは、ヨーダとオビ=ワン以外のジェダイを抹殺。

さらに、愛する妻のパドメを失った深い悲しみからダークサイドに落ち「ダース・ベイダー」として、強力なフォースで銀河系を闇で支配してしまう。

それから20年。

帝国軍は、惑星一個を一撃で消し去ることができる究極の兵器・デス・スターを建設。

そのデス・スターを設計したのが、科学者のゲイリン・アーソだったが、彼は帝国軍に協力したことを深く悔いており、一発でデス・スターを破壊することができる弱点を仕込んでいた。

そのことを知った反乱軍は、ゲイリン・アーソとコンタクトを取るために、彼の娘ジン・アーソにゲイリンの元へ兵士を案内させる計画を立てる。

20年ぶりに父と再会したジン・アーソだったが、弱点の場所を知るために設計図が必要であると分かり、とても勝ち目のない兵力で帝国軍の中へと突き進んでいく…。

これは、「スター・ウォーズ」第2章でレイア姫がR2D2に託し、それが隠居していたオビ=ワン・ケノービを再び表舞台に立たせ、ルークをジェダイとして覚醒させた設計図の裏話である。

この「ローグ・ワン」の中でもレイア姫の育ての親ベイル・オーガナが登場している。

彼は、そのワンシーンの中で設計図が手に入る話を「最近姿を消いしているジェダイの彼」と「全てを理解している彼女」に伝えると言っている。

それは「オビ=ワン・ケノービ」と「レイア」のことだなとスター・ウォーズファンは思ったはず。

その話を養父から聞かされたレイアは、「反乱軍を倒す希望」として、設計図をオビ=ワンに託すこととなる。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー2

デス・スター設計者の娘ジン・アーソが父の汚名をそそぐ


その設計図を手に入れるまでの仲介役として登場するのが、この「ローグ・ワン」の主人公・ジン・アーソである。

彼女は、幼い頃に目の前で母を帝国軍の将軍オーソン・クレニックに殺され、と同時に父をクレニックに連れ去られるという経験をしている。

その後、父の友人ソウ・ゲレラに育てられるが、そのソウ・ゲレラにも捨てられ自然と反骨精神を養っていった。

結局、反乱軍に逮捕され、父が帝国の兵器デス・スターの設計者だと知り、父の汚名をそそぐために、帝国軍へ乗り込んでいく。

第1章のヒロイン パドメ、第二2章のヒロイン レイア、第3章のヒロイン レイ、そしてこの「ローグ・ワン」のジン・アーソと、「スター・ウォーズ」シリーズのヒロインたちはみな逞しく、毅然とした態度で敵と戦っている。

そんな女性たちの強さも、この「スター・ウォーズ」シリーズの魅力の1つだ。


ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー3

「スター・ウォーズ」に受け継がれる親と子の悲しい運命の物語


そして、この「ローグ・ワン」を観て思いを強くしたのは、「スター・ウォーズ」とは親と子の物語だということ。

アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーとなって銀河系を暗闇にし、その暗闇に平和をもたらすのが息子のルークと娘のレイア。

ダース・ベイダーが作らせたデス・スターにしても、破壊するための設計図を手に入れるのはレイアであり、実際に破壊するのはルークである。

そして、その設計者はゲイリン・アーソであり、設計図をレイアに渡すのは彼の娘 ジン・アーソである。

そして今、最新シリーズではレイアとハン・ソロの息子カイロ・レンが、アナキンと同じくダークサイドに落ちようとしている…。

となると、カイロ・レンを救うことができるのは、ただ1人。

それは、ルークの子供であり。

となると、レイはルークの娘なのか…。

「スター・ウォーズ」の子供たちは、それぞれに「選ばれし者」の運命を背負って生まれ、目の前に親という高い壁が立ちはだかり、成長しながらその壁を超え、うち破り、最後まで闘い抜く姿が描かれている物語なのだ。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー4

スピンオフによって世界観が広がる「スター・ウォーズ」シリーズ


「ローグ・ワン」を全て観終わり、最後に次の「エピソード4」につながる設計図をレイア姫が手にし、「それは何ですか?」と兵士に聞かれると、一言「希望です」と言った時、その親子にまつわる壮大な物語が私の中で広がった。

しかも、それはたまたまレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが亡くなった日だった。

彼女が亡くなった日に、設計図を手にしながら「希望です」と言った姿に、胸が締め付けられるような思いがした。

そして、そこからまた壮大な物語が始まるんだなぁと思った。

ルーク、ハン・ソロとの出会い、そして希望と平和。

この設計図の裏話があったことで、エピソード3とエピソード4がつながり、話が大きく広がっていった。

このスピンオフ企画とても良いので、どんどん作って欲しいと思った。

そういえば、次のスピンオフとして若きハン・ソロの冒険が描かれると聞いている。

次は、どんな風にこの「スター・ウォーズ」の世界が広がっていくのか、とても楽しみだ。


ここに、キャリー・フィッシャーのご冥福をお祈りいたします。



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人気シリーズ「スター・ウォーズ エピソード3/シスの逆襲」をWOWOWで観た。

アナキン・スカイウォーカーがダースベーダーになるまでを描く。

満足度 評価】:★★★★☆

スターウォーズシリーズを観る上で、絶対に欠かせないエピソード。

1人の青年が独裁者へと変貌していく姿は必見。

「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH)




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〇 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」アナキンの心に芽生える悲しみ・怒り・孤独が闇へとつながり悪の帝王〔ダースベーダー〕を生み出す土壌に【感想】

***********

キャスト&スタッフ



出演者
ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「レオン」など)

ヘイデン・クリステンセン
…(「クライム・スピード」、「海辺の家」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「キャプテン・マーベル」、「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

クリストファー・リー
…(「リスボンに誘われて」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

〇イアン・マクディアミッド
…(「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

監督・脚本・製作総指揮


ジョージ・ルーカス


2005年製作 アメリカ映画


スター・ウォーズエピソード3シスの復讐

あらすじ


分離主義者と共和国との対立が激化する中、共和国のパルパティーン議長(イアン・マクディアミッド)が誘拐されてしまう。

オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)はパルパティーン議長を救うため敵陣に乗り込み、ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)を倒し、無事に議長を救出するが、主犯のグリーバス将軍を逃がしてしまう。

ジェダイ・マスターのオビ=ワンはグリーバスの逮捕に向かうが、その間、パルパティーン議長の警護についたアナキンは、次第にパルパティーンと親しくなり、次第に彼の言動に心酔するようになってしまう…。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐3


感想(ネタバレあり)


優秀な若者の野心につけこむ闇


エピソード3の見どころは、なんと言っても「アナキンがダースベーダーになる」までの過程。

これまで、幼い頃に別れた母を殺されたり、稀れに見るフォースの持ち主であるにも関わらずジェダイとしてなかなか認められない焦りなどを感じてきたアナキン。

その彼にとって、「真の理解者」が現れる。

彼の能力の高さと、孤独、心の闇を誰よりも知る者。

それが、闇の帝王ダース・シディアスだった。

「誰よりも認められたい」「もっと大きな権力を手に入れたい」と願う彼の野心が、彼の心に隙を作っていた。

何よりも彼のたぐいまれなフォースの力を必要としていたダース・シディアスは、その心の隙間からアナキンの心を鷲掴みにしていった。

その様子はまるで、有名大卒の優秀な若者を新興宗教に洗脳させるインチキ教祖のようだったのが非常に興味深かった。

優秀だから、優秀であればあるほど、「認められたい」という願望が強く、その野心が心に隙を作るんだなと感じた。


スター・ウォーズエピソード3シスの復讐5

「認められたい」「世界を手に入れたい」という野心の裏側にある闇


この世で稀に見るフォースの持ち主だと、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンに言われたアナキン・スカイウォーカー。

幼い頃は奴隷として暮らし、苦労を共にした母とは、彼がジェダイの修行を受けるために別れて暮らすこととなるが、その後、殺されてしまう。

その最愛の母が殺された時に、彼は悲しみ・憎しみ・怒りという感情を知り、またその怒りが制御できずに母を殺した関係者を全て無実の人間も含め虐殺してしまう。

それが、彼にとって初めてできた心の闇だった。

その後、ジェダイとして精進するも、彼の持つ類稀なフォースの才能を「認められたい」、「もっと大きな世界を支配したい」という野心が芽生えるようになる。

そんな彼の野心に付け込んだのが、悪の枢機卿ダーク・シディアスだった。

初めは、彼と同じ共和国側の人間として近づき、徐々に彼の心を洗脳していく。

アナキンにとっては、師匠のオビ=ワンよりもダーク・シディアスの方が、彼の本当の心の内を理解してくれていると感じるようになっていく。

何よりも、彼には果てしない底なしの野心の沼があり、それを理解できたのはダーク・シディアスだけだったのだ。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐6

理解者を失うという恐怖感


そして、彼に追い打ちをかけたのは「パドメを失う」という恐怖感だった。

愛する母を失うという経験をして以来、アナキンの心の拠り所はパドメだった。

しかし、身分違いにより禁じられた恋だった二人は、秘密裏に結婚をし、2人の間には子供ができていた。

一見、幸せの絶頂のような2人。

ところが、そんな中、アナキンは毎晩パドメが死んでしまう夢にうなされてしまう。

それは、母が殺された時と同じだった。

日々、募っていくその恐怖がアナキンを怯えさせ、その心の拠り所がダース・シディアスへと向かっていってしまう。

そんな夢を見てしまうのも、「偉大なるフォースの持ち主」のアナキンだからこそであり、そのレベルで理解できるのはジェダイならばヨーダのみ。

ところが、ヨーダは彼に解決の道を示してくれなかった。

しかし、ダース・シディアスは「私を信じればパドメは救われる」と明確な道を示してきたから、彼の心はダークサイドへと落ちていってしまう。

そこは、ヨーダがダース・シディアスがという話ではなく、アナキンの心の弱さがダークサイドへと落としていく要因になってしまった。

結局は、アナキンがダークサイドに落ちた悲しみから、パドメは意識を失い、そのまま目覚めることなく亡くなってしまう。

それを知ったアナキンは、深い悲しみの底に落ち、暗黒の帝王「ダース・ベイダー」として君臨することとなった。

それから先、オビ=ワンは弟子が暗黒の帝王になったことと、「あの時、とどめを刺しておけば良かった」という思いに悩まされ続けるに違いない。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐4

第1章の終わりと第2章の始まりと、その間のスピンオフ


パドメは亡くなる直前に双子を出産。

息子のルークと娘のレイアと名付けられる。

レイアは共和国の議員一家に、ルークはアナキンの母の息子、アナキンにとって義理の弟の手に預けられる。

そこから、スター・ウォーズ第2章が始まる。

その第2章が始まる前のスピンオフ作品して制作されたのが「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」だ。

このエピソード3のラストにもチラッと出てくるデス・スターの設計図にまつわる物語のはず。

どんな話になっているのか、とても楽しみ。

そして、その後はエピソード4から先をもう一回、ちゃんと見直したい。

エピソード2で、「私はいつかお前に殺されると思う」と冗談ぽく言った話が現実になってしまったオビ=ワンとダース・ベイダーの対決。

そして、「I'm your father」の名言で知られるダース・ベイダーとルークの対決。

いろんな出来事の積み重ねがあって出来上がっている世界観なんだなぁと思う。

そして、やっぱり、私はこの世界観が大好きだ。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐2





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大人気SF映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」をWOWOWで観た。

前作から10年後の世界。後にダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーも青年となり、悲しみ・憎しみ・怒りを経験し、成長していく…。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

若干の中だるみを感じるエピソード2。

あくまでもこれはエピソード1から3へのつなぎ。

しかし、R2-D2が飛んだり、C-3POと再会したり、マスター・ヨーダがライトセーバーで戦ったりというファン向けの見せ場は満載。

「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE II - ATTACK OF THE CLONES)




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キャスト&スタッフ


出演者

ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「レオン」など)

ヘイデン・クリステンセン
…(「クライム・スピード」、「海辺の家」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「キャプテン・マーベル」、「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

〇クリストファー・リー
…(「リスボンに誘われて」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

監督・脚本・製作総指揮

ジョージ・ルーカス

2002年製作 アメリカ映画



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃



あらすじ


共和国と通商連合の対立が激化する中、アミダラ女王(ナタリー・ポートマン)に身の危険が迫っていた。

オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)は、アミダラ女王の護衛につく。

しかし、そんな中アミダラ女王の命を狙うロボットが彼女を襲い、オビ=ワンはその刺客を調査し、アミダラ女王は故郷の星へ帰り、アナキンはアミダラのボディガードして同行する。

ところが、アナキンは故郷に残してきた母の命が危ういことを感じてしまい…。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃2



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〇 「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」悲劇の独裁者アナキン・スカイウォーカー誕生。ヨーダは既に「見えざる脅威」と見抜く!リーアム・ニーソン主演映画【感想】

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感想(ネタバレあり)


「アナキンの覚醒」から「ダースベーダー誕生」までのつなぎエピソード


エピソード1からエピソード3のシリーズの中で、若干の中だるみを感じるこのエピソード2。

これは、エピソード1で覚醒したアナキン・スカイウォーカーが、エピソード3でダースベーダーとなるまでのつなぎであり、伏線の回だからこそ。

このエピソード2では、アナキンがこれまでにない怒りや悲しみを経験し、心に闇が生まれた瞬間が描かれている。

その心の闇が重なって大きな闇が広がるまでの伏線の回になっている。

どんなに優秀なフォースと才能を持っていても、感情面の乱れは制御できない。

その心の僅かな隙間に差し込む闇が、次第に彼の心を支配していこうとする。

その感情面の揺れを描いているのが、このエピソード2だった。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃3



ジェダイ・マスターの手に追えない大物アナキン・スカイウォーカー


エピソード1では、マスター・ヨーダが「彼の将来が見えない」と言って、ジェダイにするのを拒んだのがアナキンだった。

しかし、「彼にはただならぬフォースを感じる」と言い、彼を教育することで立派なジェダイにできると言い張ったのはクワイ=ガン・ジンだった。

ところが、彼を見出した本人であるクワイ=ガン・ジンはその後ダース・モールに殺されてしまう。

そのため、クワイ=ガンに代わってアナキンの教育係となったのは、クワイ=ガンの弟子オビ=ワン・ケノービだった。

しかし、やんちゃな性格で無謀なことを繰り返すアナキンは、オビ=ワンにとって手に負えない存在となっていった。

そのことから、アナキンは「自分のフォースは師匠よりも上だ」と過信し、マスマスつけ上がっていくことになる。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃4



「母の死」が心の奥に潜む闇を広げる


エピソード3でダースベーダーとなるアナキンの心に巣食った闇を作ったのは「母」だった。

アナキンの心には、エピソード1で既に闇が芽生えていた。

それは、愛する母との別れだった。

そして、このエピソード2では、その母が彼の目の前で亡くなっ
てしまうという悲しい出来事が起きる。

彼は深い悲しみに囚われ、悲しみは怒りとなり、母を酷い目に逢わせた人間を皆殺しにするという事態にまで発展してしまう。

それは、アナキン自身も自分の心の奥に潜む「怒り」の大きさに驚いた出来事だった。

その自分に潜む「怒り」の恐ろしさについて、彼はパドメ(アミダラ女王)に相談している。

しかし、パドメはまだ彼の心に潜む闇の大きさに全く気付いてなく、「怒りは誰もが抱く感情」だと言って彼を慰めている。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃5



唯一の心の拠り所 パドメ


そんなやんちゃで無謀な一面も持ちながら、「母の死」で苦しむ繊細さを見せるアナキンを理解したのは、パドメだった。

彼にとっての「真の理解者」は、母と、クワイ=ガン・ジンとに続いて3人目である。

しかし、そのうちの2人を失ってしまったアナキンにとって、パドメは唯一の理解者となってしまった。

そのことが、この次のエピソード3で彼をダースベーダーにする大きな引き金となってしまった。

もしも、エピソード1でクワイ=ガンがアナキンを引き取る時に母も一緒に引き取って、共に暮らしていたなら彼は暗黒の帝王になどはなっていなかったはず。

ところが現実は、彼は1人であり、彼の天賦なる才能を誰も理解できず、母も失い、孤独になりつつあるところに差し込んだ一筋の光がパドメだった。

その心の揺らぎと変化を描いているのが、このエピソード2だったのだ。

なので、後々、「なぜ、彼がダースベーダーになったのか」を知るために必要だったが、このエピソード2なのだ。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃6



ファンを飽きさせない小ネタのオンパレード


そんな「感情面の揺らぎ」を描くことでファンを飽きさせないために、ジョージ・ルーカスはファンを楽しませるための小ネタを随所に用意している。

エピソード1では未完成で丸裸だったC3-POがようやく完成し、R2-D2とのコンビができたり。

そのR2-D2がパドメを助けるために空を飛んだり。

まだ若いマスター・ヨーダがライトセーバーを持って敵と戦ったり。

「スター・ウォーズ エピソード5」以降で、ハン・ソロを悩ます賞金稼ぎボバ・フェットの息子時代と、彼の父親ジャンゴ・フェットが同じく賞金稼ぎとして登場したり。

このあたりの「マニアが喜ぶネタ」をうまい具合に仕込んでいる回でもあった。

そんなシーンを観るためだけでも、観る甲斐があるのが、このエピソード2だった。

さらに、映画ファンとして個人的に観て良かった!と思ったのは、まだ無名のジョエル・エドガートンがアナキンの義弟の役で出演していたこと。

そのシーンで思わず「ジョエル・エドガートン!!」と叫んでしまった(笑)

いや~。大物俳優になって良かったねぇ~。





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「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」をWOWOWで観た。

「ローグ・ワン」を観る前に、「スター・ウォーズ」シリーズを改めて時系列で整理しておこうと思った。

満足度 評価】:★★★★☆

ファントム・メナス(見えざる脅威)とは、後にダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーの将来を憂いたもの。

ジェダイマスターのヨーダが、アナキンとの初見で「彼の将来が見えない」と言った時の表情がこの映画の全てを語っていると思った。

アナキン・スカイウォーカー 恐るべき才能。銀河に君臨す。

「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE)




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キャスト&スタッフ


出演者

リーアム・ニーソン
…(「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」、「誘拐の掟」、「96時間」、「96時間 リベンジ」、「96時間/レクイエム」)

ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「レオン」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

キーラ・ナイトレイ
…(「プライドと偏見」、「ラブ・アクチュアリー」、「はじまりのうた」、「イミテーション・ゲーム」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」)

〇テレンス・スタンプ
…(「プリシラ」など)

〇ジェイク・ロイド

監督・脚本・製作総指揮

ジョージ・ルーカス

1999年製作 アメリカ映画

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス

あらすじ


銀河系共和国軍と対立していた通商連合との話し合いが決裂したため、その調査に向かっていたジェダイの騎士クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)と、オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)。

その間も通商連合は他の惑星に攻撃をしかけ続け、クワイ=ガンとオビ=ワンは共和国のアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)を救出し、惑星を脱出する。

しかし、脱出した後も彼らが乗った宇宙船は攻撃を受け、その近くにあった惑星タトゥイーンに降り立つが、クワイ=ガンは、その惑星で出会った少年アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)に尋常ではないフォースの強さを見出す…。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス4

感想(ネタバレあり)


「ローグ・ワン」を観る前に頭の中の整理を…


近々、現在公開中の「ローグ・ワン」をこれから観ようと思っている。

しかし、その前に、「ローグ・ワン」が描かれる時代(エピソード3と4の間)までに何があったのか、頭の中を整理しようと思い、久しぶりに、この「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を観た。

「スター・ウォーズ」をよく知らない人のために簡単に説明すると、「スター・ウォーズ」の悪役として良く知られるダースベーダー。

彼はダースベーダーになる前はアナキン・スカイウォーカーという青年だった。

この「エピソード1」は、そのアナキン・スカイウォーカーがフォース(超能力のような力)の使い手としてジェダイの騎士(フォースを良いことに使える人たち)たちに見出される物語である。

久しぶりに観て、あぁ、そうだったよね。アナキンは最初は少年だったよね。とか、そうだ。ジャージャーいたよね。とか、やっぱりいろいろ思い出すから観て良かったなぁと思う。

そして、この先の展開を知らずにこの映画を観始めた訳ではなく、この先の悲しい展開を知っていながら観るために、その展開に向けての伏線がキチンと頭に入ってくるのも久しぶりに観た利点だった。

尋常ならざるアナキンの天賦の才能だったり、クワイ=ガン・ジンがアナキンを見る視線1つ1つ、ヨーダがアナキンと会った時の感想などなど。

やっぱり、ヨーダは最高のジェダイマスターなんだなと再認識した作品でもあった。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス5

アナキン・スカイウォーカー誕生


なんと言っても、この「エピソード1」の最大のテーマは、後にダースベーダーとなり、世界を闇で支配するアナキン・スカイウォーカーの誕生でしょう。

クワイ=ガン・ジンとアミダラが導かれるようにタトゥイーン星に向かい、生まれつき恐るべしジェダイの力を持った少年アナキンと出会う。

まさに、それは運命の瞬間だった。

そして、クワイ=ガンは彼のフォースの力を信じて、彼を育てようと決意する。

それこそが「アナキン・スカイウォーカー」誕生の瞬間だった。

しかし、この時、クワイ=ガンがもう少し落ち着いて、マスターヨーダの意見を聞いて、アナキンを母親の元に返していれば、ここから先に起きる悲劇はなかったのに…。

そんなことを言ったら、「スター・ウォーズ」そのものがなくなってしまうけど…。

残念ながらクワイ=ガンが見出したのは、明るい未来ではなく、ファントム・メナス(見えざる脅威)だと、私たちは知っている。

そして、そのことに薄っすらと気付き始めていたのは、マスターヨーダのみだった…。


スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス3

アナキンの中にすでに芽生えていた心の闇


一方で、見出された側の「アナキン・スカイウォーカー」にとって、この「エピソード1」は、「出会いと別れ」の物語だった。

彼のフォースの才能を見出したクワイ=ガン、まるで天使のように美しいアミダラ女王との出会い。

そして、常に彼を守ってきた母との別れ。

この愛する母との別れがアナキンの心に最初に生まれた「闇」だった。

初めて母と別れて暮らすこと、知らない大人に囲まれて質問攻めにされる恐怖。

それらが闇となって心に広がっていることをヨーダは見抜いていた。

だからこそ、クワイ=ガンにはアナキンをジェダイにすることに反対するが、クワイ=ガンはそれを教育で治せると信じていた。

この時から、アナキンには感情的に問題点があることをヨーダは察していたのだ。

そして、その「母のいない寂しさ」が「パドメ(=アミダラ)への想い」と推移していくが、そのことが後に彼の「闇」を作り出す元凶になってしまう。

アナキンとは、これまでも、この先も常に心に寂しさを抱えた少年だったのだ。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス2

アナキンの将来に不安を感じていたマスターヨーダ


アナキンを見出すと共に、この銀河系には急速にダークサイドが広がっていた。

それは、後にダースベーダーを利用し、世界を闇で支配する「シス」の復活があったためだった。

その時、「ジェダイはなぜ、誰一人としてシスの復活に気付かなかったのか」という問いかけに対し、ヨーダは「ダークサイドはとても見えにくい」と語っている。

人の心の闇は、ジェダイでも見抜けないところで広がっているという意味なのか。

そして、その後にアナキンと対面したヨーダは「彼の将来が見えない」と語っている。

それこそが、まさに「アナキンは将来ダークサイドに落ちる」とヨーダには見えたのではと思った。

しかし、なぜその時、ヨーダは強制的にアナキンを帰さなかったのか。

それもまた、この銀河系が抱えた運命だった。

この後、エピソード3まで「アナキンがダースベーダーになるまで」が描かれる。

見どころは、彼の「心の闇の変化」だ。



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〇 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」アナキンの心に芽生える悲しみ・怒り・孤独が闇へとつながり悪の帝王〔ダースベーダー〕を生み出す土壌に【感想】

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