とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:セス・マクファーレン



アニメーション映画「SING/シング」【3D字幕版】を映画館で観た。

経営難の劇場が起死回生のために、地域の人を集めて歌のコンテストを実施する。



満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

楽しかった!!

ストーリーはありきたりかなぁと思ったけど、「怒涛のヒット曲メドレー」は楽しいし、最後のステージでは思わず拍手したくなった!!

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「SING/シング」予告編 動画(字幕版)

(原題:SING)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年3月24日 映画館にて観た感想を掲載。

・2018年12月22日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


声の出演

マシュー・マコノヒー
…(「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(声の出演)、「追憶の森」、「インターステラー」、「マジック・マイク」、「アミスタッド」など)

リース・ウィザースプーン
…(「グッド・ライ~一番優しい嘘~」、「デビルズ・ノット」、「わたしに会うまでの1600キロ」など)

スカーレット・ヨハンソン
…(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「犬ヶ島」、「ジャングル・ブック」(声のみ)、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「LUCY ルーシー」、「ヘイル・シーザー!」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、「真珠の耳飾りの少女」、「アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」、「her/世界で一つの彼女」、「ママが遺したラヴソング」など)

〇セス・マクファーレン

タロン・エジャトン
…(「キングスマン:ゴールデンサークル」、「イーグル・ジャンプ」、「キングスマン」、「イーグル・ジャンプ」など)

〇ジョン・C・ライリー



監督・脚本

〇ガース・ジェニングス

2016年制作 アメリカ映画

映画「SING/シング」


あらすじ


劇場主のバスター・ムーン(マシュー・マコノヒー)は経営難に悩まされていた。

そこで、彼が思いついたのは誰でも参加できる「歌のコンテスト」だった。

町中の人に参加してもらい話題になれば、きっと観客が帰って来てくれると信じていた。

そして、早速オーディション開始。

そこには、歌うことが大好きだけど毎日夫と子供の世話に追われてしまっている主婦のロジータ(リース・ウィザースプーン)や、歌には自信があるストリートミュージシャンのマイク(セス・マクファーレン)、ロックミュージシャンの彼氏と参加しているティーンエイジャーのアッシュ(スカーレット・ヨハンソン)など、様々な人たちが夢と希望を持って集まっていた…。

映画「SING/シング」


感想(ネタバレあり)


人種や生い立ちを問わず、全ての人に夢見る自由がある


このところのアメリカのアニメ業界では、「ピクサー」を傘下に入れたディズニーアニメーションが独り勝ちの様子。

興行的にも成功し、批評家のウケが良いのも、ディズニー作品が多い。



最近では、「アナと雪の女王」、「ズートピア」、「ファインディング・ドリー」、「モアナと伝説の海」がアメリカで成功を収めている。

実際、この映画「SING/シング」も「ズートピア」や「モアナと伝説の海」と比べると、ストーリーはありがちで、深みもなく、ちょっと劣るかなという印象を受けてしまう。



しかし、「SING/シング」、「ズートピア」、「モアナと伝説の海」には、共通したメッセージがある。

それは、「人々の多様性」への寛容さと、全ての人に平等に与えられるチャンスである。



ズートピア」がそうだったように、「SING/シング」に登場する様々な種類の動物たちは、多様な人種を示している

人種や生い立ちを問わず、全ての人に夢を見る自由があり、また、その夢を叶えるチャンスが与えられる

それこそが、まさに、「アメリカンドリーム」だと、この「SING/シング」は訴えている。



そのハリウッドの原動力ともなっている、昔からアメリカの人々が追い求める基本的な権利は、政権が変わったところで失ってはいけないものだと言いたいのかもしれない。

特に、アメリカのこれからの時代を担っていく子供たちにこそ、「夢を追い求める気持ち」を失わないで欲しいとの願いがそこに込められているように思う。



映画「SING/シング」

様々な世代にまたがった「怒涛のヒット曲メドレー」が楽しい


「SING/シング」は、一度夢を失いかけた人が再び夢を追い始める話である。



かつては大盛況だった劇場が、今では借金まみれになってしまい、手放さなくてはいけなくなってしまった劇場主。

歌手になりたいと思いながら、これまで挑戦できなかった人たち。

そんな彼らが寄せ集まり、とりあえず勇気を持って行動しようという物語であり、人種の多様性以外にその裏に込められたメッセージなどはない。



とても分かりやすいストーリーではあるが、単純すぎて少し退屈な部分もある。



しかし、そのバックに流れる音楽がそんな退屈さを吹き飛ばしてくれる。

テイラー・スウィフトや、ケイティ・ペリー、サム・スミス、ジョン・レジェンドなどの最新ヒットから、ビートルズ、フランク・シナトラという往年の名曲まで

あらゆる世代が「あ、この曲知ってる」とピンとくるような、「怒涛のヒット曲メドレー」がとにかく楽しい。

日本人にとってはお馴染みの「きゃりーぱみゅぱみゅ」の曲だって流れてくる。
(あの5人組アイドルたぬきは面白かった)



映画「SING/シング」

「夢追い人」たちの境遇に共感


音楽が様々な世代の心にヒットするように構成されているとするなら、登場人物たちもまた、様々な人々の心にヒットするように作られている。



主人公のバスターは「あれをやりたい」「これをやりたい」というアイディアは豊富だけれども、どれも思うようにいかず、失敗してしまう。

しかし、人が良くて憎めない性格ゆえに周りの人たちは彼を助けたくなってしまう。



主婦のロジータは、毎日子供たちと夫の世話に追われ、なかなか自分の時間が作れない。

そんな時、コンテストの記事を見て、歌を歌うことが好きだった自分を思い出す。



ティーンエイジャーのアッシュは、ボーイフレンドと共にバンドを組んで二人で成功することが夢だった。

しかし、アッシュだけがオーディションに合格したことでボーイフレンドは彼女の元を去ってしまう。



青年ジョニーは、父や兄たちと共に泥棒稼業に足を突っ込むが、歌手になる夢を捨てきれない。

ところが、高圧的な父に負けてしまい、そのことを言い出せずにいる。



歌が大好きなミーナは、誰よりも素晴らしい才能の持ち主でありながら、極度のあがり症で人前でその才能を披露することができない…。



その様々な理由の「夢追い人」を登場させることで、観客の多くはは登場人物の誰かに共感し、彼らを自分に置き換えながら応援するようになる



きっと誰もが一度は夢を見たことがあったはずで、その時のことを思い出しながらこの作品をみて、最後はまるで自分が成功したかのような気分になれるし、「私ももう一度がんばってみよう」と思える

それが、この作品の強みだと思った。



映画「SING/シング」

「歌」とは歌う人も聴く人も幸せにするもの


「怒涛のヒット曲メドレー」を楽しみ、「人前で歌を歌う夢」を叶える姿に胸を熱くする。

その両面から見て、「歌」とは聴く人も、歌う人も幸せにできるものだと感じた。



だから、古代の昔から音楽はなくならないのだし、カラオケ店はいつの時代も繁盛する。

「歌」とは多くの人を幸せにする力を持っているものだと改めて感じた作品だった。



だからこそ、私たちは毎日音楽を聴き、歌手を夢見る人たちは後をたたない。

そして、だからこそ、この映画のタイトルは「SING」なのだと実感する。



人生いろいろあるけど、楽しいのが一番!!

っていう楽天主義100%なところも、この映画の魅力。



そうなんだよね。

ゴタゴタ言ったって、結局、楽しんじゃうのが一番だよねって私も思う。









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チャニング・テイタム主演、スティーヴン・ソダーバーグ監督の映画「ローガン・ラッキー」を東京国際映画祭で観た。

何をやってもダメダメなローガン兄妹が、スピードウェイから現金を強奪するクライム・コメディ。


満足度 評価】:★★★★☆

面白かったなぁ!文句なしの娯楽作!

笑って、笑って、時にはジーンとするコメディ映画。

おバカちゃんしか出てこないから、難しいことは何もない(笑)

何も考えずに、頭を空っぽにしたい時におススメの作品!!



「ローガン・ラッキー」予告編 動画

(原題:Logan Lucky)




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キャスト&スタッフ


出演者

チャニング・テイタム(兼 製作)
…(「キングスマン:ゴールデンサークル」、「ジュピター」、「フォックスキャッチャー」、「ヘイトフル・エイト」、「ヘイル・シーザー!」、「22ジャンプストリート」、「マジック・マイク」など)

アダム・ドライヴァー
…(「ブラック・クランズマン」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「パターソン」、「沈黙-サイレンス-」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「あなたを見送る7日間」など)

ダニエル・クレイグ
…(「ディファイアンス」、「007/スカイフォール」、「007/スペクター」、「ドラゴンタトゥーの女」など)

キャサリン・ウォーターストン
…(「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」、「エイリアン:コヴェナント」、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」、「スティーブ・ジョブズ」など)

セバスチャン・スタン
…(「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」など)

〇ヒラリー・スワンク


〇セス・マクファーレン

〇ケイティ・ホームズ

監督

スティーヴン・ソダーバーグ
…(「マジック・マイク」、「コンテイジョン」、「トラフィック」、「エリン・ブロコビッチ」など)


2017年製作 アメリカ映画



ローガン・ラッキー



あらすじ

ジミー・ローガン(チャニング・テイタム)は、片足が少し不自由なことを隠してスピードウェイの工事現場で働いていたことがばれてしまい、仕事をクビになってしまう。

離婚した妻(ケイティ・ホームズ)との間にいる娘と暮らすためにはお金が必要だが、仕事がない。

そこでジミーは、弟のクライド・ローガン(アダム・ドライヴァー)と共に、サーキットの金庫から現金を強奪する計画を立てる。

しかし、それには優秀な金庫破りが必要なため、ローガン兄妹はその地域で一番の名手、ジョー・バング(ダニエル・クレイグ)を誘うが、彼は刑務所の中にいて…。



ローガン・ラッキー5



感想(ネタばれあり)


おバカちゃんたちの銀行強盗を腹の底から楽しむコメディ映画



文句なしの娯楽作!

おバカちゃんしか出てこないから難しいことは何もないし、何も考えずにただ笑えば良い!!



ウェストバージニア州の小さな田舎町で暮らす3兄妹のジミー(チャニング・テイタム)、クライド(アダム・ドライヴァー)、メリー(ライリー・キーオ)が、町にあるサーキット場からレースの当日に売り上げを強奪しちゃおうっていうクライム・コメディ。

なぜ、彼らは強盗しようと思ったのか。

ジミーはそのサーキット場で行われている工事現場をクビになってしまうけど、地元には仕事がない。

しかし、離婚した妻との間にいる娘が遠くに引っ越そうとしていて、娘に会いに行くには金がかかる!!

そこで、サーキット場に詳しいジミーは、あがりの現金を強奪することを思いついた。



そんなお兄ちゃんに協力するのが、弟のクライドと妹のメリー。

しかし、現金を強奪するのに、『金庫の開け方が分からない!!』(笑)

そこで、彼らが思いついたのが、金庫破りの名人・ジョー・バング(ダニエル・クレイグ)だった。



その話を聞いて、「オーシャンズ」シリーズを思い浮かべる人もいると思うけど、私としては、「オーシャンズ」シリーズよりも、この「ローガン・ラッキー」の方が面白かったし、好き

こっちの方が笑えるし、楽しかった。

それに、いろんなスターが登場するところは、「オーシャンズ」も「ローガン・ラッキー」も変わらない。



登場人物たちのおバカっぷりに笑い、スターたちのおバカ演技を楽しみ、頭を空っぽにして楽しむ!!

この「ローガン・ラッキー」は、そんなタイプの映画だった!!



ローガン・ラッキー2


悪運なんて、強盗を成功させて吹き飛ばせ!!



主人公のローガン兄弟は、地元でも「悪運兄弟」として有名だった

高校時代、アメフトのスター選手だった長男ジミー。

将来はスター選手の道も約束されていたのに、膝の故障をして、選手生命を絶たれてしまう。



次男のクライドは、スター選手だった長男の影で暮らしていて、自分も違う道で名をあげるために入隊する。

しかし、そのクライドは戦地で片手を失ってしまう。



そんなツイてない二人は、地元で「呪われたローガン兄弟」(Logan Cursed)と言われるようになる



そこで、2人はその悪運を一発逆転で幸運に変えよう!と考えた。

二人にとって、この強盗は「Logan Cursed」を「Logan Lucky」へと運を変えるためのものでもあった!!

そのため、彼らはローガン兄弟に負けないぐらいおバカな三兄弟のバング兄弟も巻き込み、サーキット場で最も売り上げが上がる日を狙うことになった。



私たちも日常生活の中で悪いことが続いたりすると、「呪われているかも」と考え、神社に行こうとか、お墓参りしてお墓の掃除をしようとか、何か良いことをして運気をあげようって考える。

しかーーーし!!

この、ローガン兄弟は発想が真逆だからね(笑)

強盗を見事成功させて、お金をガッポリもらって、運気も上げようって考えるんだから、やっぱりどうかしてる

そんな「どうかしてる」ところが、この映画の面白さでもある



もう、彼らの会話を全部スクショしておきたいぐらい面白かったんだけど、そんな脚本を書いたレベッカ・ブラントにとっては、これが初めて書いた脚本なんだとか。

やっぱり、この人も「どうかしてる」わ(笑)



ローガン・ラッキー3


どんなスターも観客を笑わせるための駒にしか過ぎない



そして、この映画の見どころの一つは、スターたちの共演。

ソダーバーグの手にかかると、どんなスターもただの映画を彩るただの駒にしかすぎない

それは、これまでのソダーバーグ作品、「トラフィック」、「オーシャンズ」シリーズ、「コンテイジョン」でもそうだった。

しかし、この「ローガン・ラッキー」は今までの駒とはちょっと違う。



彼らスターたちが笑える駒となってスクリーンに登場するのだ。



中でもダントツで面白いのが、ダニエル・クレイグだった!!

ダニエル・クレイグって言ったら、現007で、いつビチッとスーツで決めててカッコイイ!!

そんなイメージなのに、今回の彼はシマシマのベビー服(笑)を着て、品の無い笑いをする化学オタクの金庫破り

しかし、未だかつて、こんなに笑えるダニエル・クレイグを私は見たことがない!!




元アメフトの高校生スターだったチャニング・テイタムはいかにもそんな感じだし、戦場で腕を落としてきたアダム・ドライヴァーは哀愁漂ってて、どことなく暗黒面が出ちゃってる(笑)

「俺のOSがぁぁぁぁぁ」と叫びまくるセバスチャン・スタンには爆笑だったし、まさか、ヒラリー・スワンクに笑わされるとは思っていなかった。



それぞれのスターがキッチリと見せ場を作って笑わせて楽しませてくれる

それが、この映画の面白さの1つでもある。



ローガン・ラッキー4


思い切り笑った後に残る。「家族」への想いとカントリー・ロード



私がこの映画を観た時、映画祭の後半で、毎日続く映画館通いにちょっと疲れていた時だった。

正直、「寝ちゃったらどうしよう」なんて不安を抱えたまま観始めたら、寝ちゃうどころか、笑って笑って元気になって帰ってきた

映画っていうのは、問題提起をして、考えさせるような作品も必要だと思うけど、時にはこんな風に何も考えずに笑える映画も必要だって、身をもって体験してきた(笑)



それに、笑うだけじゃない、私の疲れた体にジミーの娘が歌うカントリーロードが染み渡り、ちょっと泣きそうになった。

これは、単なるおバカなコメディ映画というだけでなく、古き良きアメリカが残る田舎町で、助け合いながら暮らしている家族を称える映画でもあるのだ。



最近のアメリカでは、家族を描いた作品がとても増えている。

それは、テロや銃乱射など悲惨な事件が増えていく中で、愛し合っている家庭からは殺人犯は生まれない

だから、もっと家族を大切にするべきという思いから来ているのだと思う。



この映画でも、初めは「呪われたローガン兄弟」(Logan Cursed)と言われていた彼らが、共に助け合ってお金を手にし、ローガン・ラッキーへと運を上昇させる話だった。

家族とは、どんなに辛いことがあっても帰りたくなる場所。

運気を下げるものではなく、運気を上げるものである。

そんな想いが、「カントリー・ロード」の歌に込められているのでは…と思った。





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