とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:セドリック・クラピッシュ



セドリック・クラピッシュ監督のフランス映画「おかえり、ブルゴーニュへ」を映画館で観た。

フランスのブルゴーニュ地方の美しい景色を背景に、父を亡くしたワイン農家の3人兄弟が、その後の経営について、ぶつかったり助け合ったりしながら解決していく姿が描かれる。



満足度 評価】:★★★★☆

広大なブドウ畑の輝く緑に目と心が癒され、しみじみ沁みる良い映画だった。

一年かけて収穫したブドウを長い時間じっくり熟成させて美味しいワインができるように、人生や家族も、じっくり熟成させてこそ良いものになる。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『おかえり、ブルゴーニュへ』予告編 動画

(原題:Ce qui nous lie)
 

更新履歴・公開、販売情報

・2018年12月7日 映画館にて鑑賞。

・2018年12月17日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
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キャスト&スタッフ


出演者

…(「間奏曲はパリで」など)

…(「次は、心臓を狙う」など)

〇フランソワ・シビル


監督



2017年製作 フランス映画



映画「おかえり、ブルゴーニュへ」



あらすじ


フランスのブルゴーニュ地方にあるワイン製造農家の長男ジャン(ピオ・マルマイ)は、代わりばしない毎日が退屈で「世界を知るために」ブルゴーニュを出て旅に出る。

それから10年が経ち、父が重病だという知らせを受けブルゴーニュへ帰郷する。

実家では、妹 ジュリエット(アナ・ジラルド)が父と共にワイン農家の経営を続け、結婚して近所に住む弟 ジェレミー(フランソワ・シビル)は姉の仕事を手伝っていた。

そこへ、突然現れたジャンに対し、ジュリエットとジェレミーは複雑な反応を見せ…。



映画「おかえり、ブルゴーニュへ」



感想(ネタばれあり)


ブルゴーニュ地方のブドウ農園を営む家族の一年間


舞台はフランスのブルゴーニュ地方。

見渡す限り、どこまでもブドウ畑が広がる美しい景色。

そのブドウ畑では、秋にブドウを収穫してワインを仕込み、来年も美味しい実をつけるようにと畑に冬支度をし、青い芽をつける頃に春がやってきて、夏には実をつける。

そして、また収穫の季節がやってくる。



そんな美しいブドウ畑の景色を描きながら、その農家を営む一家の3人兄弟。

10年前に「退屈な毎日から逃れて世界を知りたい」と言って家を出た長男。

そんな兄がいない家で、父と一緒にワイン造りを続けている妹。

そして、最近地元の有力者の娘と結婚した後もワイン造りをする姉の手伝いをしている弟。



しかし、ある年の夏、父が重病で危篤状態になり、その知らせを聞いた兄が帰ってきた。



この物語は、そんな移り変わるブドウ畑の1年を描きながら、それと並行して、その農家を営む家族の姿を描く。

そんな彼らを観て、ワイン造りが長い年月をかけてじっくりと熟成するように、家族や人生も時間をかけてじっくりと熟成させるものなんだなぁと思った。



映画「おかえり、ブルゴーニュへ」



ブドウ畑がつないだ兄弟の絆


ある日突然、疎遠だった兄 ジャンが帰ってきて、妹 ジュリエットと、弟 ジェレミーは動揺する。

そりゃそうだ。

ジュリエットとジェレミーからしたら、ジャンは自分たちを捨てた長男だ。



そして、今は、どこでどうしているのかすらよく分からない。

そんなジャンとギクシャクした関係のまま、父が亡くなってしまう

そして、「莫大な相続税」と直面することになる。



彼らは、その相続税の支払い方法と考えつつ、ワイン農家の経営を続け、少しずつ兄弟の関係を修復していく。

幼い頃からワイン農家で育った彼らにとっては、「ワインを造ること」が共通の言語であるため、ワイン造りを通して気持ちを通じ合えるのだ。



ジャンは、代わり映えしないブドウ畑の景色が嫌だといって出て行っても、結局、ワインから離れられないのだ。



両親から教えられたワインの飲み方、味わい方を思い出しながら、その畑を受け継いだジュリエットを中心に家族の関係が修復されていく。

彼らのブドウ畑は父の形見であると同時に、バラバラだった家族をつないだのだ。



映画「おかえり、ブルゴーニュへ」



ワインも人生も家族も、毎日少しずつじっくりと熟成させていく


この映画で面白かったのは、じっくりとワイン造りを見られることだった。

ワインを造っていく上で、様々な工程があり、その中で時には、勘が当たって美味しいワインができることもあれば、逆に勘が当たらずに失敗してしまうこともある。

そうやって、成功と失敗を繰り返し、経験を積み重ねて、そのワイナリー独自の味が作り上げられていく



そして、長い長い時間をかけて熟成していくのだ。



そんなワイン造りの工程は、人生ととても似ていると思った。

成功することあれば、失敗することもあり、そうやって積み重ねて自分だけの個性ができていく。

そして、兄弟それぞれの人生が積み重ねって、家族になるのだ。



オーストラリアでワインを造るジャンも、父のワインを受け継ぎながら試行錯誤を重ね、自分らの味を加えていくジュリエットも、義父母に反発しながら、自分の人生を歩もうとしているジェレミーも、彼らの中心にはお父さんのブドウ畑があって、そのブドウ畑を中心に、それぞれが毎日少しずつ、人生を熟成させているのだ



おかえり、ブルゴーニュへ5



毎日、何も変わっていないようで、全く同じ日は一日もない


10年前、変わり映えしない毎日が嫌で、ブルゴーニュを出てしまったジャン。



しかし、毎日変わっていないようで、全く同じ日は一日もない

春に芽生えたブドウが少しずつ成長して夏には実をつけるように、人生も少しずつ前進している。



この兄弟が、父の死をきっかけに農家を存続させるかさせないかの決断にせまられたように、誰しも、人生には決断しなければいけない時がある

でも、だからといって、答えは急がなくても良い

ジャンが答えを出すまで1年間かかったように、時にはぶつかり、時には葛藤しながら、じっくりと時間をかけながら、前に進めばいい。



毎日、5分10分という時間に追われて過ごしていると、時には立ち止まって考えるということを忘れてしまう

そんな毎日だからこそ、この映画のように自然の大きな流れに身を任せて時間をかけることも必要なのではと思った。



じんわり、じっくりと沁み入る映画なので、多くの人に観て欲しい作品。





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ロマン・デュリス主演の映画「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」をWOWOWで観た。

スパニッシュ・アパートメント」、「ロシアン・ドールズ」に続く、セドリック・クラピッシュ監督によるシリーズ第3弾。

前作から8年。ウェンディと結婚し、2人の子供に恵まれた40代のグザビエが、離婚し、NYへ移住して人生を再出発することに…

満足度 評価】:★★★★☆

ちょうど主人公のグザビエたちと同世代の私は、彼らと一緒に成長しているような気分でこのシリーズを観ていた。

人生いろいろあるけれど、大丈夫。きっと、なんとかなるさ。そう思える映画だった。


「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」予告編 動画

(原題:CASSE-TETE CHINOIS/英題:CHINESE PUZZLE)




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キャスト&スタッフ


出演者






監督

セドリック・クラピッシュ
2013年製作 フランス、アメリカ、ベルギー合作映画




あらすじ


作家のグザビエ(ロマン・デュリス)は、学生時代にスペインに留学した時に知り合ったウエンディ(ケリー・ライリー)と結婚し、2児のパパである。

ある時、NYへの出張から帰ってきたウエンディから「離婚して欲しい」と言われてしまう。

まさに、青天の霹靂だったグザビエだったが、子供と離れて暮らすことに耐えられず、NYへの移住を決意。

しかし、観光ビザで就職もしていないグザビエは、すぐにでもアメリカ人と結婚し、就職先を探さなければならず…。


映画「ニューヨークの巴里夫」


感想(ネタバレあり)


迷いだらけのグザビエの人生に共感


スパニッシュ・アパートメント」、「ロシアン・ドールズ」ときてシリーズ3作目。

主人公のグザビエは私と同世代。

だからなのか、彼の迷いだらけの人生がよくわかる。

いつも、これでいいのか、間違っていないかと思いつつも、結構大胆に行動してしまう。

この「ニューヨークの巴里夫」の場合もそう。

離婚してウエンディと子供たちがNYへ行ってしまうと、自分もいきなりNYへ飛んでしまうし、中国系アメリカ人の女性といきなり結婚したり、イザベルに精子提供してみたり。

「いいじゃん」と思ったことは、とりあえず、何でもやってしまう。

そんなグザビエの「カオス」な生き方が、このシリーズの面白さ。


映画「ニューヨークの巴里夫」

カオスな人生だから、舞台はカオスな街NY


カオスといえば、NYはカオスそのものだ。

白人、黒人、中国人、スパニッシュもいるし、グザビエはフランス人だ。

外国人ばかりが暮らすこの街で、車も渋滞するし、地下鉄は満員電車。

人々はイライラしてケンカする。

でも、そんなカオスの街、NYがグザビエのカオスな生き方にピッタリ。

この3部作の結末の舞台をNYにしたのもすごく納得がいく。


映画「ニューヨークの巴里夫」

離婚、子供、偽装結婚に、新しい恋…??


なぜ、グザビエの人生はそんなカオスなことになってしまったのだろうか…。

40歳、作家のグザビエはイギリス人のウエンディと結婚。子供2人。

そこまでは良かった。

しかし、ある時、突然ウエンディから離婚を宣告されてしまう。

そこから、彼の人生はカオスに。

スペインへ留学した時に知り合ったレズビアンのイザベルに精子を提供して3人目の子供が誕生。

ウエンディから離婚されるも、2人の子供に会いたくて、いきなりNYへ移住。

しかし、観光ビザでは住むことができず、中国系アメリカ人の女性と偽装結婚。

就職もしなきゃいけないから、バイク便の仕事を始め、その間に作家作業も継続…。

ようやくNYに落ち着いたかなと思った頃、一番最初の恋人、マルティーヌと再会。

マルティーヌを再び女性として意識し始め、めでたく恋人同士に…。

いやーーーすごいわ。グザビエの中は、いろんな人生てんこ盛り。

映画「ニューヨークの巴里夫」

短い人生だから、「今」を大切に生きる


私は、そんなカオスの街で、そんなに複雑に絡み合ったカオスな人生を生きているグザビエを見てて思ったのは、「今」という瞬間を大切に生きているということ。

悪く言えば「行き当たりばったり」だけど、そんな毎日を楽しんで生きている。

イザベルに精子を提供したのも、思いつきでNYへ行ってしまったのも、まさに行き当たりばったりだけど、結果として家族が増えたり、新しい出会いがあったり、良い方向へ動いている。

だから、そんなグザビエを見ていると、「人生なんとかなるもんだな」って思ってしまうの。

「決して後ろ向きにならずに」、「前向きに楽しむ」っていうことを忘れさえしなければ。

人生楽しまなきゃ損だよね。

この映画を観ながら、つくづくそう思った。

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ロマン・デュリス主演の映画「ロシアン・ドールズ」をWOWOWで観た。

青春群像劇「スパニッシュ・アパートメント」から5年。その後の彼らについて描く。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

かつて、自分も過ごした時期だから、分かるなぁ~と思うこともたびたび。

人生は、失敗と後悔を繰り返して成長するんだなとしみじみ思った。

主演ロマン・デュリスケリー・ライリーオドレイ・トトゥセシル・ドゥ・フランス

監督セドリック・クラピッシュ 2005年 フランス、イギリス合作映画

「ロシアン・ドールズ」予告編 動画

(原題:LES POUPEES RUSSES/英題:RUSSIAN DOLLS)





あらすじ


スパニッシュ・アパートメント」から5年。

パリで作家として仕事をするグザビエ(ロマン・デュリス)だったが、その肝心な仕事内容と言えば、「自叙伝を書きたい」という人から話を聞いて、文章を起こすゴーストライターの仕事ばかりだった。

プライベートでは、かつての恋人マルティーヌ(オドレイ・トトゥ)に会うが、恋愛感情を持つ関係にはなれず、いろんな女性と会っては分かれる生活を繰り返していた。

そんな中、テレビドラマの脚本を英語で書く仕事の依頼を受けたため、共に作業をしてくれるイギリス人のライターを探していたところ、以前スペインで共同生活をしていたウエンディ(ケリー・ライリー)が脚本家であることを知る。

ロシアン・ドールズ


感想(ネタバレあり) 社会人になって5年。結婚を意識するお年頃


確かにこの年頃はそんな感じだったなぁと思いながら観た作品だった。

前作「スパニッシュ・アパートメント」から5年。

社会人として働き始めてからも5年。

社会人としての生活にも慣れてきたころ、そろそろ「誰と結婚するか」について考えるお年頃。

好みのタイプが「絶対的な見た目の美しさ」よりも、「居心地の良さ」に移行していく彼らの揺れる男心が描かれる。


ロシアン・ドールズ6

結婚相手を探すのはマトリョーシカのようなもの


タイトルの「ロシアン・ドールズ」とは、日本では「マトリョーシカ」のこと

恋人選びとは、大きな人形から開けていって、最後の一番小さな人形を探すマトリョーシカと同じだと、主人公のグザビエが言ったことことからきている。

その言葉を裏付けるように、この映画にはグザビエの様々な恋人が登場する。

元恋人のマルティーヌや、マルティーヌにプレゼントする服を選んだ店で出会った売り子さん、自叙伝を出したいと言っている金持ちのお嬢さん、そしてウェンディなどなど。

グザビエは、彼女たちと出会って、付き合って、ケンカして、別れるという行動を繰り返す。

その間、いつまで経っても見た目に美しい人についつい目がいってしまう癖が治らないところにリアリティがあって笑える。

ロシアン・ドールズ4

次はうまくいくと思っても、そうはいかないのが人生


なるほど。確かにグザビエの言う通り、恋愛も人生も、マトリョーシカみたいだよね!!と思った。

今度こそ、うまくいくはずと思って開けてみるけど、やっぱりうまくいかず…。

本当に、人生ってそんな失敗と後悔の繰り返しだよねと思いながら、この映画を観ていたからだ。

何も考えず、何も学ばず、何もしなければ、どんどん時間だけが過ぎていく。

どんなにマトリョーシカを開けても、芯にはたどり着かない。

同じ失敗を繰り返すこともあるし、何も学ばずに前に進んでしまったり、すごくゆっくりと進むこともあるかもしれないけど、マトリョーシカを開けるみたいに、「次は何が起きるんだろう」と思いながら、人生の扉を開けることがとても大切なのだ。


ロシアン・ドールズ5

「見た目の美しさ」から「居心地の良さ」へと成長していく姿


と言いつつも、私はまだマトリョーシカ芯にいる一番小さな人形には出会えていないけど、この映画の主人公グザビエは、最終的に「圧倒的な見た目の美しさ」よりも、「心から一緒にいたい」と思えるウエンディを選ぶ

グザビエは社会人になってから5年。

20代後半になり、ちょうど結婚を意識する年頃だ。

きっとこの頃は、男性が「つい」足のきれいなお姉さんばかりを追いかけてしまう癖から卒業するお年頃なんだろうか。

そんな「見た目ばっかり」のグザビエにイラつくウエンディの気持ちが良く分かる

自分にとって、最後の女性はウエンディだ!と思うグザビエの気持ちが色あせないといいけど…と思いながらラストシーンを観た。

このセドリック・クラピッシュの青春三部作、次の「ニューヨークの巴里人」では、このグザビエとウエンディの関係がどんな風に変化しているのか、観るのがすごく楽しみだ。


ロシアン・ドールズ3

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若さいっぱいの青春映画。スペインに行きたくなる留学したくなる作品。

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ロマン・デュリス主演、セドリック・クラピッシュ監督の映画「スパニッシュ・アパートメント」をWOWOWで観た。

フランス人の大学生の青年がスペインへ留学し、他国の学生たちとアパートをシェアして生活する様子を描く青春映画。

【満足度評価】:★★★★☆

この映画は、公開当時に観て好きだなぁと思い、久しぶりに観たらやっぱり好きだった~

「スパニッシュ・アパートメント」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:L' AUBERGE ESPAGNOLE/THE SPANISH APARTMENT)





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あらすじ


パリの大学院生のグザヴィエ(ロマン・デュリス)は、今後の就職も考え、経済を学ぶために、恋人のマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)を置いて、スペインのバルセロナへ留学する。

当初、住む予定だった家に住む場所がなく、その代わりに探し当てたのは、彼と同じくヨーロッパの各地からバルセロナへ留学している学生たちがシェアしているアパートメントだった。


スパニッシュ・アパートメント


感想(ネタバレあり) 若さがギッシリのアパートメント


この映画の何が良いって、そのグザビエが住むことになったアパートメントをシェアしている人たちが良い。

ドイツ人、イギリス人、デンマーク人、イタリア人、スペイン人…etc.

彼が、とにかく勝手で自由なの。

全然、他人のことを気にしない。

初めは、ドイツ人をリーダーにしてルールを決めるんだけど、それがどんどん崩れちゃって、結局守られないルールになっちゃったりして(冷蔵庫が良い例)

同じアパートに住んでいるのに、みんな自由でやりたい放題。

でもね、それが、まさに「THE 若さ」なのよ!!

学生時代の留学という輝かしい瞬間、その「若さ」を思う存分謳歌している感じがすごく良い!!

スパニッシュ・アパートメント3

みんな勝手!!その勝手こそが、若さ!!


その、彼らの勝手っぷりをご紹介すれば

主人公のグザビエ。

彼には、オドレイ・トトゥ演じるマルティーヌという、超かわいい恋人がパリにいるわけ。

しかし、にも関わらず、彼はバルセロナで同じくフランス人の人妻アンヌ=ソフィと浮気をするんだよね。

すると、当然、パリとの遠距離恋愛をしているマルティーヌとは疎遠になり、怒ったマルティーヌは「結婚するからあんたとは別れる」と言いだす。

ちなみに、グザビエの浮気はばれていないけど、まさに、これは「女の勘」

それで、グザビエは激怒してパリへ。

話は平行線のまま、バルセロナへとんぼ返り。

スパニッシュ・アパートメント4

「若さ」のエッセンスたっぷりの青春映画


でもね、これ、本当はマルティーヌがグザビエの愛を試すための嘘で、すごく勝手なんだけど、グザビエも、自分は不倫をしておきながら、マルティーヌに激怒するのも、かなり勝手。

しかしだ。

そのマルティーヌがグザビエの愛を試すのも、グザビエが自分のことはさておきマルティーヌに激怒するのも、「若さ」ゆえなんだよねぇ。

もう、大人になったらそんな遊びには付き合ってられないから、即別れちゃうよね(笑)

そんな「若さゆえ」のエッセンスがいっぱい詰まっている青春映画なんだなぁ。

スパニッシュ・アパートメント2

出演者は、ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、監督はセドリック・クラピッシュ


主人公のグザビエを演じるのは、ロマン・デュリス

代表作は、この「スパニッシュ・アパートメント」から始まる青春三部作。

なんだろなぁ。

このいい加減で適当な感じが良いんだなぁ。この人は。

多分、普通の人たち20人の中に混じっていたら、全くカリスマがないからバレない感じ。

その親近感が、このロマン・デュリスの良さだと思う。

他の出演作には、「ゲティ家の身代金」、「ロマン・デュリスの偶然の殺し屋」、「ロシアン・ドールズ」、「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」

スパニッシュ・アパートメント5


グザビエの恋人には、オドレイ・トトゥ

本当にかわいいよね。この人は。

「アメリ」で大ブレイクした彼女は、それ以降、フランスを代表する女優の一人。

ロマン・デュリスと同じく、「スパニッシュ・アパートメント」をはじめとする青春三部作に出演。

他の出演作には、「テレーズの罪」、「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」、「ロシアン・ドールズ」など


スパニッシュ・アパートメント6


監督は、セドリック・クラピッシュ

登場人物が多い群像劇を得意とする監督で、この「スパニッシュ・アパートメント」をはじめとする青春三部作が代表作。

他の出演作には、「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」「ロシアン・ドールズ」「猫が行方不明」など


スパニッシュ・アパートメント7

グザビエは、本当に成長したのか…


結局、グザビエはスペインで青春の中で最高の瞬間を過ごし、パリへ帰る。

そこで、マルティーヌが嘘をついていたこを知るけど、ヨリを戻すこともなく。

そして、親の望む通りに就職するんだけど、本当にやりたいことを見つけてしまった彼は、留学してまで手に入れた職場を辞めてしまう。

彼は、留学して、一つ成長し、大人への階段を上がり始めたところで、物語は終了する。

さて、本当に彼は成長したのか。

次の「ロシアン・ドールズ」で確かめたい(笑)



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