とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ダイアン・クルーガー



ダイアン・クルーガー主演の映画「女は二度決断する」を舞台挨拶付き先行プレミア上映会で観た。

家族をテロリストによって殺害された女性が、犯人に報復するサスペンス映画。


満足度 評価】:★★★★☆

これは、現在、世界中で起きている「外国人排斥」の動きを描く素晴らしい作品だった。

主人公・カティヤの二度目の決断に胸を締め付けられ、恐ろしくなる作品だった。

世界中にカティヤのような被害者を出さないためにも、一人一人が、「人はみな平等である」ということを考えるべき作品である。



この感想には結末に関するネタバレを含みます。映画をご覧になってからお読みください。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「女は二度決断する」予告編 動画

(原題:Aus dem Nichts/英題:In The Fade)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年3月27日 プレミア上映会で観た感想を掲載。

・2019年5月19日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者

ダイアン・クルーガー
…(「ラスト・ボディガード」、「7デイズ」、「不機嫌なままにメルシー!」、「バツイチは恋のはじまり」など)

〇デニス・モシット

〇ヌーマン・アチャル

〇ヨハネス・クリシュ

〇ウルリッヒ・トゥクール


監督・脚本・製作

〇ファティ・アキン


2017年製作 ドイツ映画

第70回 カンヌ国際映画祭(2017年)主演女優賞受賞作品


映画「女は二度決断する」



あらすじ


夫・ヌーリ(ヌーマン・アチャル)と息子と3人で幸せな日々を送っていたカティヤ(ダイアン・クルーガー)だったが、ある日、ヌーリと息子が爆弾テロで殺されてしまう。

捜査の結果、それは「外国人排斥」を主張する極右団体によって仕掛けられたテロだったことが分かる。

その後、裁判が行われるが、被告側弁護士 ハーバーベック(ヨハネス・クリシュ)により、麻薬使用歴があるカティヤの証言には、証拠能力に欠けると指摘され、カティヤが敗訴し、被告が野放しになる可能性が強くなっていく…。

何があっても犯人たちを許せないカティヤは、ある決断をする…。



映画「女は二度決断する」ダイアン・クルーガー class=



感想(ネタバレあり)


「外国人」を標的にしたテロで家族を失ったカティヤ



最近は多くの国で「移民は帰れ、外国人は帰れ」という動きが強くなっている

それならば、もしも、そう主張する人々が何かの理由で自国にいられなくなり、他国に行かなければならなくなった時には、もしくは、海外に旅行に行ったときには「外国人」になる。

そして、その人たちが、その彼らの忌み嫌う外国で助けられたとしたら、それでも彼らは「外国人は帰れ」という主張を曲げないのだろうか。



どの国で生まれても、どこで暮らしていても、「人はみな平等であるという当たり前の事実」が当たり前でなくなっている現代について考えさせられる素晴らしい作品だった。



主人公のカティヤに起きた悲劇について、この映画は三部構成で語られている。

第一部は「家族」の物語。

彼女の家族について描かれる。



カティアは、大学時代に夫のヌーリと知り合う。

ヌーリはトルコ系移民であり、かつて大麻を売っていたことで懲役を受け、獄中にいるときカティヤと結婚。

その後、出所して間もなく息子が産まれ、その後、家族3人で幸せな生活を送っていた。



しかし、その夫と息子が「ドイツで暮らす外国人」を標的にした極右団体による爆弾テロによって殺されてしまう



この物語は、そんな全てを失ったカティヤがネオナチの犯人たちに復讐するサスペンスである。



映画「女は二度決断する」ダイアン・クルーガー


法律が守ってくれなかったカティヤ



普通に考えて、家族がテロリストに殺され、犯人が逮捕されたら、次は裁判が行われる。

そこで犯人に極刑を願うのが、残された家族としては当然のことだろう。



第二部の舞台は「裁判所」に移り、カティヤは「合法的に」戦い始める。



その裁判の序盤では、カティヤの証言により犯人が逮捕され、彼らがどのような方法で爆弾を置き、それをどう爆破させたのかが判明する。

そのカティヤの証言は、明らかに「彼らが犯人である」ことを示していた



ところが、被告側のハーバーベック弁護士がカティヤに大麻やコカインの使用歴があることを暴露し、カティヤの証言には「証拠能力がない」と指摘したことで急に形勢が逆転し、被告側に有利に動いていく。

そのうえ、原告側の証拠はカティヤの証言しかなかったことから、「カティヤの証言能力が疑わしく、そのほかに決め手となる証拠がない」と言う理由で、犯人たちが無罪になってしまう



この裁判では、カメラはひたすらカティヤの表情を追っているのだが、その表情が怒りから絶望へと変わっていくのがよくわかった。

なぜ、彼らが犯人だと明らかなのに「無罪」になってしまうのか。

きっと、カティヤだけでなく、その様子を観ている多くの観客が納得がいかなかったはずだ。



私は、その判決に現在のドイツに吹きつつある右傾化の動きが現れているのではと思った。

実行部隊であるテロリストがいて、その後ろでそれを支援する団体がいて、優秀な弁護士がつき、「どうすれば自分たちに有利な判決を出せるか」を熟知している。



目に見えているのは実行部隊であるテロリストだけだが、彼らを支援している闇は私たちが思っている以上に深いのだ。

カティヤは、そもそも「勝ち目のない相手」を敵に回してしまったのではないのだろうか。

それは、あってはならないことだし、明らかにカティヤの主張が正しいけれど、「そう思わない人」が想像以上に多いのだ。



そしてその裁判では、そのネオナチがギリシャの極右団体と結託していることが分かり、その右傾化の動きがヨーロッパ全土に広がっていることを示していた

これは、ドイツだけで起きているできごとではないのだ。



映画「女は二度決断する」


なぜ、カティヤは一度目をやめ、二度目の決断をしたのか



第三部で、舞台は「海」へと移動する。

ドイツには海がないのに、なぜ海なのか。

そこは、ドイツではなく、ギリシャなのだ。



犯人たちは、裁判で無罪になったものの、マスコミや国民から叩かれ、国内にいられなくなってしまった。

そこで、裁判で助けてくれたギリシャの極右団体を頼って「国外逃亡」してきたのだ。



「外国人は帰れ」と言い、「帰らなければ殺す」とばかりにテロを起こした彼らも、そのギリシャの地では「外国人」なのである。

カティヤの夫を殺したテロ事件の裁判で彼らの主張が通り、無罪となったなら、「ギリシャにいる外国人」である彼らがテロで殺されたとしても、それは許されることなのではないか。

「ドイツにいる外国人は許されないけれど、自分たちは許される」はずがない。



その彼らの主張を通すために、カティヤは彼らを追ってギリシャにやってきたのだ。

そして、彼らが作ったのとまったく同じ爆弾を作り、トレーラーハウスに仕掛ける。

ジョギングに出た彼らが帰ってくるのを待って、爆破しようとしたのだが、一度はそれを中止する。



そして、二度目、彼女は「自爆テロ」となってトレーラーハウスに乗り込んでいく。

なぜなら、カティヤ自身も、そのギリシャの地では「外国人」だからだ。

彼らの主張の正しさを証明するためには、自分自身も死ななければならない



一度目の爆破で彼らが帰ってくるのを待ちながら、彼女は自分も外国人であることに気付き、「二度目の決断」をするために、カティヤは一度目を中止したのだ。



この二度目の爆破には、胸を締め付けられ、私まで絶望的な気分になってしまった

まさか、カティヤがそんな選択をすると思っていなかったからだ。

かなり過激なやり方だけど、はじめは合法的に解決しようとしても、それが法で裁かれなかったため、彼らの主張が間違っていることをカティヤが身をもって証明したのだ。



映画「女は二度決断する」ダイアン・クルーガー


「外国人排斥」は、ドイツだけで起きている問題ではない



監督のファティ・アキンは、両親がトルコ移民で、自身はトルコ系ドイツ人二世。

主演のダイアン・クルーガーは、25年前にドイツを出て、海外で仕事をしてきた。

彼らもまた、外国人なのだ。

だからこそ、この映画は強い意味を持ち、説得力があるのだ。



ドイツでは、この映画で描かれた事件と同じように、「外国人だから」という理由でテロに遭い、殺されてしまうという事件が連続して起きたことがあったという。

ダイアン・クルーガーは、その事件の遺族たちに話を聞いて役作りをし、演じている時には、何かが乗り移っていると思うようなこともあり、それ以来、とてもパーソナルな作品になったとインタビューで語っていた。

(参考:「女は二度決断する」公式サイト



映画で観ると「外国人だから」という理由で殺されるなんて、そんなバカなと思ってしまうけれど、これは現実なのだ。

どこの国で生まれ、どこの国で生活しようとも、人間はみな平等なはずなのに。

むしろ、多くの外国人に愛され、住みたいと思う国こそ、素晴らしい国なのではないだろうか。



これは、ドイツだけで起きている問題ではない、世界中で起きている問題である

そして、誰もが「外国人」になる可能性を持っている

「外国人を嫌う」前に、「もしも自分が他国の人から同じことを言われたら。同じことをされたら」と考えてみれば、そんなことは言えなくなるのではないかと思う。



自分が外国人よりも優れている。

自分は海外に行ったら、そんなことはしない。

と思い込んでいる人もいるようだけど、外国人からすれば、その他大勢に過ぎないし、母国の常識が他国の非常識になることもたくさんある。

その傲慢で思い上がった考え方を、この映画を観て改めるべきと思う。



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マティアス・スーナールツ主演、ダイアン・クルーガー共演の映画「ラスト・ボディガード」をWOWOWで観た。

劇場未公開の作品をどこよりも早く放送する「WOWOWジャパンプレミア」のうちの一本。

戦地から帰りPTSDに悩む兵士が選んだ仕事は、武器商人一家のボディガードだった…。

満足度 評価】:★★☆☆☆(2.5)

伝えたいことはわかるけど、二人の演技や画面からそれが伝わってこなかったことがとても残念。



「ラスト・ボディガード」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:Maryland)




「ラスト・ボディガード」 DVD

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マティアス・スーナールツ出演作品「フランス組曲」

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キャスト&スタッフ


出演者

マティアス・スーナールツ
…(「レッド・スパロー」、「フランス組曲」、「リリーのすべて」など)

ダイアン・クルーガー
…(「女は二度決断する」、「7デイズ」、「不機嫌なままにメルシー!」、「バツイチは恋のはじまり」など)

〇ベルシー・ケンプ

監督・脚本

〇アリス・ウィンクール

2015年製作 フランス・ベルギー合作映画



あらすじ


戦地から戻りPTSDに悩む兵士ヴァンサン(マティアス・スーナールツ)は、医師から戦地へ戻ることを止められてしまう。

そこで彼は友人の紹介で要人の護衛の仕事を受けることに。

彼が赴任したのは、フランスの郊外に住む富豪ワリード一家の邸宅だった。

武器商人であるワリードが、妻ジェシー(ダイアン・クルーガー)と息子を置いて出張に出ている時、彼らは何者かに襲われてしまう…。


ラスト・ボディガード


感想(ネタバレあり) うまく前に進めない時は環境を変えるべし


主人公のヴァンサンは、戦場で受けた心の傷からPTSDに悩まされていた。

手が震えたり、耳鳴りがしたり。

PTSDとはいかないまでも、過去の心の傷から抜け出せずに、うまく前に進めない時っていうのは、きっと誰にでも経験があるはず。

そんな時の時の一番の解決法は、環境を変えること。

今、目の前にある自分の世界の全てを、ガラリと変えると、意外とそこから突破口が見えてきたりするもの。

ヴァンサンの場合、彼は戦場へ行けなくなってしまったから、「護衛の仕事」を始めることに。

そこで、彼が出会ったのは美しき依頼人の妻ジェシーだった。


ラスト・ボディガード2

「誰かに頼りにされること」が人の心を強くする


そこで、彼はジェシーや、その息子アリと交流をしながら、少しずつ自分を取り戻していく。

彼は護衛の仕事を選んで正解だった。

というのも、「誰かに頼りにされること」っていうのは、メンタル的にすごく励みになること。

「この人たちを守らなきゃ」という思いは、少し弱っていた自分の心を強くするものだと思う。

護衛すべき相手が、女性と子供だから尚更。

戦場でPTSDになった兵士が、武器商人の妻と子供に心を救われるなんて、とっても皮肉なお話で、そこがいかにもフランス映画らしいところ。


ラスト・ボディガード4

そこの恋愛感情があったように見えない…


しかし、残念ながら、この映画にはヴァンサンとジェシーの間に心の交流があったように見えないのが、とても残念なところ。

触れてはいけないものに、つい手を伸ばしてしまう衝動とか、目を見つめ合ったら話すことができない思いの強さとか、そういう愛の衝動が感じられない。

にも関わらず、ジェシーは息子のアリを手放してまで、ヴァンサンの元へ残るというのは、ちょっと無理があると思った。

唐突すぎる。

それは、家に暴漢が入ってきてパニックになったジェシーがドキドキした心境を、ヴァンサンへの恋と勘違いしちゃった感じにさえ見える。

ヴァンサンとジェシーの間に、二人にしか感じあえない心の触れ合いがあったのなら、そこはもう少し丁寧に描いて欲しかったところ。

ラスト・ボディガード6

出演はマティアス・スーナールツとダイアン・クルーガー


主人公のヴァンサンを演じるのは、マティアス・スーナールツ

ベルギー出身の俳優。

フランス組曲」や「リリーのすべて」に出演し、現在、最も注目されているヨーロッパの俳優のうちの一人。

今回のヴァンサンという役柄では、イケメンを封印し髭面で登場。

なかなか他人に心を開けない不器用さが印象的な役どころだった。

ラスト・ボディガード5


ヴァンサンがボディガードを務める武器商人の妻ジェシーを演じるのは、ダイアン・クルーガー

ドイツ人だけど、フランスやアメリカでも仕事をするインターナショナルな女優。

この映画の中でも「ドイツ人なのに、フランス語がペラペラだね」なんて褒められていたけど、あれはアドリブだったんじゃないかと思うぐらい、ピッタリなセリフだった。

こう言っちゃなんだけど、ダイアン・クルーガーは、こういうちょっと冷たくてお高くとまっている感じの人がよく似合う。

なんだろ、普通の平民な感じがしないんだよね。

貴族階級なイメージ。

だから、今回の役はとっても似あっていたと思う。

ラスト・ボディガード3

ちょっと昼メロっぽいな・・・


夫に放っておかれ、豪邸で息子と寂しく暮らす人妻が、ちょっと野性味のあるボディガードに心惹かれていく…。

なんてストーリーは、とても少女漫画とか、昼メロっぽいな…なんて思ったら、女性の監督(アリス・ウィンクール)だった。

ちなみに、この映画は第68回(2015年)カンヌ国際映画祭で「ある視点部門」に出品されている。

もっと心理描写を丁寧に描いてくれたら、もっと良い映画になったのにな…と感じたちょっと残念な映画だった。



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ダーモット・マローニー主演の映画「7デイズ」をWOWOWで観た。

娘が肺の移植手術を必要としているが、ドナーが現れず、すこしでも移植の順位を上げようと奔走する父親のサスペンス映画。

出演者がとても豪華なのに、この映画の存在そのものを知らず、WOWOWで放送していたことで知り、面白そうだったから観てみた。

満足度 評価】:★★★★☆

内容は衝撃的なもので、もしもこんなことが実際に起きているかもしれないと考えたら、それだけでもゾッとするような映画だった。

「7デイズ」予告編 動画

(原題:INHALE(吸引))





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あらすじ


ニューメキシコ州で検事を務めるポール(ダーモット・マローニー)には妻・ダイアン(ダイアン・クルーガー)との間に幼い娘・クロエがいる。

クロエは、肺の移植手術が必要な体であるが、ポールとダイアンは移植の順番がなかなか回ってこないことに焦り始めていた。

クロエの主治医のルービン(ロザンナ・アークエット)は、過去に政治家のハリソン(サム・シェパード)がメキシコで不法な移植手術を受けたことを探り当て、その情報をポールに伝える。

ハリソンと友人同士であるポールは、そのことについてハリソンを問いただし、彼から得られたわずかな情報を元にメキシコの国境の町ティファナへと向かうのであるが…。

7デイズ

感想(ネタバレあり) 舞台はメキシコの国境の町ティファナ


何よりも衝撃的だったのは、メキシコのティファナには、ドナーを必要としているアメリカ人のために、「死のドナーリスト」があり、人殺しもいとわない人たちがいるということ。

この映画が、どれだけ事実を元にして描かれているのか知らないけれど、これが本当にまかり通っているのであれば、ティファナという町は人間の尊厳も何も無い、無法地帯ということになる。

そうでなくても、ティファナは犯罪率が高い麻薬の街というイメージが定着してしまっているのに。

7デイズ2

親切の裏にある別の顔


最初は「国境なき医師団」から派遣されてボランティアで働いているというマルチネス医師(ヴァンサン・ペレーズ)が、近所のストリート・チルドレンを集めて、治療をしたり、健康診断をしていると言っているのを聞いて、「やけに良い人だなぁ」って、単純に思っちゃったんだよね。

それは、私の考えが甘かった。

美味しい話には、ちゃんと裏があった。

彼らが健康診断をしていたのは、「ドナーとしてのデータ作成」のためだったんだよね。

ポールのような「緊急事態」のために。

その全てが明らかになった時、ゾワゾワゾワーーーーって鳥肌がたったよね。

金のために子供を殺すなんて、絶対にしてはいけないことなのに。

7デイズ3

人の命の長さは、絶対に人が決められるものではない


ティファナの大人たちが吐き捨てるように言った一言が忘れられない。

「どうせ、あの子たちはこの街では長生きできないんだ。だったら、その命で人を助けた方が良い」

なんだとーーーーー!!

だからって、少年の寿命を決める権利にはあんたにはないーーー!!

1%の確立でも大人になれる可能性があるなら、命を捨てないでよ!!!と本気で怒りがっ!!!

ポールが正しい決断をするのを見届け、映画を観終わり、我に帰って思ったのは、確かに、ドナー待機の順位って「人の死を待つ順位」だっていうこと。

映画が始まる前に、アメリカではドナーを待っている10人に対し1人しか提供者が現れないと説明があり、終わりには、臓器売買のために命を奪われる人たちが大勢いるという説明もあった。

うまくマッチングするドナーに出会えない状況も分かるし、なんとか家族を長生きさせたいという気持ちも分かるが、そのために人殺しをするのは、絶対にあってはならないこと。

どうして、そこまで強欲に生きられるのか理解に苦しむ。

アメリカ人とメキシコ人では生きるための優先順位があるとでもいうのか。

医師、警察、検事、政治家…。

本来なら、誰よりも市民の命とその尊厳について考えるべき立場の人たちが、あまりにも自分たちのことしか考えていないことに、無性に腹が立った。

7デイズ4

久々のダーモット・マローニー主演作。脇を固める俳優たちも豪華な面々


主演の検事、ポールを演じるのは、ダーモット・マローニー(「ニュースの真相」、「ダーティ・グランパ」、「8月の家族たち」)。

ダーモット・マローニーが主役を演じる映画なんて、久しぶりに見た気がする。

あんまり、検事ってイメージではないけど、この役は良かったんじゃないかな。

とにかく、最後に正しい決断をしてくれて良かった。

何が何でも娘に移植手術を受けさせたい妻、ダイアンにはダイアン・クルーガー(「女は二度決断する」「バツイチは恋のはじまり」「パパが遺した物語」)

この女優さんは本当にボーダーレスな方で、いろんな国の映画に出ててすごいなぁって思う。

今回も普通にアメリカン人の検事の奥様を演じてたし。

ただ、この奥さんはポールの最後の決断を許せなかっただろうなぁって思う。

その考え方がすごく怖いんだけどね。

その他にも、サム・シェパードや、ロザンナ・アークエット、ヴァンサン・ペレーズ(「告白小説、その結末」)などなど。

決して、大きな予算で作られた映画ではないと思うけど、出ている俳優たちは豪華な面々。

監督は、アイスランド人のバルタザール・コルマウクル(「エベレスト3D」)

えらい衝撃的な映画をつくってくれたなぁって思った。

7デイズ5

移植について考える


アメリカ人はメキシコン人を犠牲にしてなんて傲慢ななんて言ってしまったけど、よくよく考えれば、日本人でも日本では移植できずに、お金を積んでアメリカに移植手術に行っている人もいるわけで。

もちろん、それは合法だから問題ないんだけど。

それがアメリカの移植順位を変えている一因になっているのも事実で。

移植を心待ちにしているアメリカ人からしたら、「私たちだって移植できないのに、なぜ日本人が…」とか思うんだろうなぁ。

なんて、いろいろなことを考えさせられる映画だった。



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フランス映画 に参加中!
ギョーム・ガリエンヌ監督、脚本、主演の「不機嫌なママにメルシー」をWOWOWで観た。

女の子のように育てられた男の子が大人になるまでの話。

主人公とママの一人二役を演じたギョーム・ガリエンヌの実話を映画化。

フランスで大ヒット。セザール賞を5部門受賞した作品。

【満足度】:★★☆☆☆

最近、フランス映画を理解できるような気分になって、積極的に観るようになり、先日観た「バツイチは恋のはじまり」の主演のダイアン・クルーガーも出てると聞いて、「見なきゃ!!」と思って観てみたものの、あぁぁぁぁ失敗だったかも・・・。このチョイス・・・。

「不機嫌なママにメルシー」予告編 動画

(原題:LES GARCONS ET GUILLAUME, A TABLE!/ME, MYSELF AND MUM)



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あらすじ


ギョーム(ギョーム・ガリエンヌ)は、いつも不機嫌なママ(ギョーム・ガリエンヌ(2役))にまるで女の子のように育てられる。

ギョームも自分を女の子だと思っているが、それを理解できないパパは、ギョームを男らしく育てようとするのだが・・・。

不機嫌なママにメルシー

感想(ネタバレあり) 話に入り込むのにあまりに時間がかかり過ぎた映画・・・


どうにも、この映画には最初からついていけなかった。

まず、主演のギョーム・ガリエンヌが、ママとボクの2役を演じているということに気付くまで30分ぐらいかかり、このボクが自分を女の子だと思っていることを理解するのに1時間ぐらいかかった(笑)

それは、私が、女の子にトキメイたこともなければ、女の子に本気で恋したことも無いから、その辺のアンテナが、ちょっと鈍いのかもしれない。

それでも、この映画に対して、大爆笑の大絶賛をするフランスってすごい国だなって思った。

私なんて、ちっとも理解できないのに・・・(^^;

不機嫌なママにメルシー2

ママに愛され過ぎた男の子の悲劇


しかし、私なりにこの映画を解釈すると、これは「ママに愛され過ぎちゃった男の子の悲劇」だなと思った。

一番、心に残っているのは、イギリスへ留学ちゅうのギョームが、好きな男の子に失恋したと気付き、プールに落ちた後、ママが登場して、「あんたみたいなあっちの方面の人が・・・」っていうシーン。

本人が自覚をする前に、「あんたはゲイよ!」って宣告しちゃう親っていうのも珍しいなと思ったから、とても記憶に残ってる。

いつもママの言うことを聞いてきたギョームは、本当に自分はゲイかもしれないと自分を疑い始める。

それが、追々、ママがギョームを他の女に取られたくないあまりに言ってしまったことだと分かる。

おぉーーママ、怖いっす。

嫁、姑の関係というよりも、恋人 vs 恋人の奪い合いに近いような感じがした。

しかし!そんなママのせいで、ギョームは本当の恋に気付くまでに、かなり遠回りしちゃった。

これこそが、悲劇だよね。

本当だったら、もっと早くから恋愛を楽しめたのかもしれないのに。

日本では、ここまでママと男の子の関係が密接なのって、あんまり聞かないけど、海外ではよく聞く話だから、こんな親子が世界中にいるかもしれないよね。

でも、そんなことがあっても、今の自分がとても幸せだから、「いつも不機嫌なママにメルシー」と最後にママにお礼を言うところが、この映画のとても素敵なところ。

不機嫌なママにメルシー3

デビュー作がセザール賞受賞!多彩なギョーム・ガリエンヌ


主演・脚本・監督は「イブ・サンローラン」「モンテーニュ通りのカフェ」のギョーム・ガリエンヌ。

私は、この映画が初めましてだなぁ。

しかし、初監督作品がセザール賞作品賞なんて、すごいよね。

ダイアン・クルーガー(「バツイチは恋のはじまり」)もワンシーン出演しているけど、この時の出演シーンの破壊力がすごい!

これは、笑う!!

不機嫌なママにメルシー4

反省も込めてのあとがき・・・


まぁ、私に悪い癖があって、共感できる部分が無い映画は、見放してしまうにあるんだな。

この映画がまさにそうだったんだけど、今後は、そういう映画も、「あなたの知らない世界」と思って、受け入れて解釈するようにしたいなぁと思う。

そうじゃないと、どんどん世界が狭くなるだけだしね。

しかしなぁ、この映画は無理だなぁ。

フランス人の人生賛歌ってすごいよな。やっぱり。



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フランス映画 に参加中!
ダイアン・クルーガー主演のフランス映画「バツイチは恋のはじまり」をWOWOWで観た。

主人公の家に代々伝わる「1度目の結婚は早く終わる」というジンクスのために、好きな人と結婚できない女性のロマンティックコメディ

最近フランス映画が好きで、この映画もWOWOWで放送しているのを真っ先に観てみたら、やっぱり面白くて、良い映画だったんだよねぇ。

好きだなぁ。この「バツイチは恋のはじまり」

どうも、最近はフランス映画と相性が良いらしい。

「バツイチは恋のはじまり」予告編 動画

(原題:UN PLAN PARFAIT(完璧な計画)/FLY ME TO THE MOON(英題))






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あらすじ


歯科医のイザベル(ダイアン・クルーガー)は、同じく歯科医のピエール(ロベール・プラニョル)と同棲するようになってから10年が過ぎていた。

イザベルの家では「一度目の結婚はうまくいかない」というジンクスが代々受け継がれており、ピエールと結婚しても、うまくいかないのではと恐れるあまりに、結婚に尻込みをしていた。

そこで、誰かと結婚して、すぐに離婚すれば良いと考えたイザベル。

その時、彼女の目の前には、旅行雑誌の記者をするジャン=イヴ(ダニー・ブーン)がいて・・・。

バツイチは恋のはじまり

感想(ネタバレあり) イザベルはすごく嫌な女だけど、私にも思い当たる節が・・・


この映画の主人公のイザベルって女は、とてつもなく嫌な女なんだよね。

すごく身勝手で、自分の家のジンクスから逃れるために、すごく人の良いジャン=イヴを散々利用して、それこそ本当にボロぞうきんみたいにいらなくなったら捨てるわけ。

「あぁ、酷い女だなぁ~」

って見てて思うんだけど、彼女を見ていて、すごく昔の自分を思い出したの。

やっぱり、私も、その昔に、とても人が良い男の人に、散々酷いことして、酷いこと言って、相手を傷つけて、私は知らん顔してたことがあったんだよね。

なんだか、その時のことを思い出して、私も随分酷いことしたよなぁって思いながら見てたら、イザベルがピエールと別れながらも、ジャン=イヴに踏み切れない気持ちがよく分かるなぁと思ったの。

どんな顔して会えばいいんだか分からないんだよね。

なんて言って謝ればいいんだか分からないの。

バツイチは恋のはじまり2

人の気持ちを汲み取って抱きしめるお父さんが素敵


この映画の中で、私が一番印象に残っているシーンは、ピエールとの結婚をやめたイザベルが、お父さんとツリーハウスの中でお話をするシーン。

お父さんは、イザベルにとっては、本当のお父さんではない。

そのツリーハウスを作ったのは、イザベルの本当のお父さん。

2番目のお父さんは、「このツリーハウスなんて壊してしまえ」と何度思ったことか。「今は、俺の家なんだ」と、いつも思っていたと。

お母さんにとって、1番目のイザベルのお父さんは、病気で亡くなっている。

決してうまくいかなくなったから、別れたわけではない。

2番目のお父さんのライバルは亡霊だった。決して、最初から幸せだったわけではない。

お父さんはイザベルにそんな話をして、全てがジンクスの通りではないことを伝えると、

「お前の大切な時間を無駄にしてはいけないよ」

と言う。

お父さんが、その時に、「やせっぽちさん」と言いながら、イザベルを抱きしめるシーンにはすごく胸が締め付けられた。

バツイチは恋のはじまり3

素直な気持ちを素直に伝えることが一番大切なこと


ジャン=イヴを傷つけてしまい、どんな顔していいんだか分からないイザベルは、お父さんに背中を押してもらったよね。

どんな顔して会うも、どんな風に謝ればいいのなんて、考える必要は無かった。

今の素直な気持ちで、素直に話をすればいい。

それで、最後には、あのイザベルのプロポーズが待っている。

だからね、あのお父さんのツリーハウスでの出来事が、どんだけイザベルに大きな力を与えたか。

私が、過去に傷つけてしまった相手は、私にとっては恋愛対象ではなかったけど、もしかしたら、相手は私に好意をもってくれていたのかもしれないと、今になって思う。

あの時、私も素直な気持ちで何か伝えておけば、今頃になって、こんな風に胸が痛くなることもなかっただろうなと思う。

最後の最後に、イザベルは本当によく頑張ったと思って、すごく感動した。



ハリウッド・フランス・ドイツで映画に出演するインターナショナルな女優・ダイアン・クルーガー


主役のイザベルを演じるのは、ドイツ出身で、最近ではハリウッドでもお仕事をしているダイアン・クルーガー。

パパが遺した物語」、「ナショナル・トレジャー」シリーズ、などなど。

本当にきれいな人で、あぁきれいだなぁって、時々、ぼんやり眺めちゃった。

そして、とても人柄がよく、ちょっとダサくて、ドジな ジャン=イヴを演じるのは、ダニー・ブーン(ミック・マック)

いや~、ジャン=イヴのドジっぷりには、かなり笑わせてもらった。

(毛が全部抜けちゃうところとか(笑))

でも、確かに!あんな人がそばにいたら、毎日がサプライズで、毎日が楽しいだろうねぇ~(笑)

監督は、ヴァネッサ・パラディ出演「ハートブレイカー」のパスカル・ショメイユ。

この映画が2作目。

バツイチは恋のはじまり5

フランス映画を好きなのは、「心の中をほじくって」欲しいから?


フランス映画って、そうやって、私の昔の引き出しをこじ開けたように、人の心の奥底に向かって、

「思い当たる節はありませんか??」

って問いかけるのが、すごく得意なんだよね。

えぇ、えぇ、確かに、思い当たる節はあるし、そのことで、昔の自分のダメだったところに久しぶりに会ったよ。

でも、そんな「ダメな人」も人間なんだよ。誰でも失敗はするんだよ。って皮肉交じりに、人間を描くのもフランス映画なんだよねぇ。

そんな、「心をほじくって欲しくて」

最近、フランス映画を観るのが楽しみな今日この頃。



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ラッセル・クロウ、アマンダ・セイフライド主演、10月3日公開予定の映画「パパが遺した物語」の予告編を観た

予告編を観ただけで、だいたいストーリーが想像ついてしまう映画だけれども、俳優たちの演技も楽しめそうだから見てみようかなぁ・・・と思っている映画

「パパが遺した物語」予告編 動画

(原題:Fathers and Daughters



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きっと、「パパが遺した物語」を観たら、号泣するだろう自分を想像する・・・

予告編を観たところでは、幼い頃に両親を亡くした影響で、「愛する人はいつかいなくなるもの」と思って大人になった女性が、一人の人と出会うことで、再び人を愛そうとする物語・・・のように見える

それだけで、あぁぁぁぁこれ観たら、きっと泣くだろうなぁ。私ってのが想像つく・・・(笑)

そして、主演はラッセル・クロウだけに、その濃いぃ演技でガンガン迫ってくるんだろうなぁっていうのも、想像つく(笑)

ってことは!

「今日は、私、泣きたい日です!!」

っていう日に、観に行ったら良い映画だと思うの

仕事で嫌なことがありました。とか、家族や恋人とケンカしちゃいました。とか

そしたら、かなりスッキリした気分になれるんじゃないかなぁ

よし。決定!この「パパが遺した物語」は、「泣きたい日」に観る映画に決定!!

パパが遺した物語


キャストもスタッフも泣かせるに決まってるでしょメンバー

お父さん役には、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」、「ディバイナー 戦禍に光を求めて」、「ノア 約束の舟」、「レ・ミゼラブル」、「ワールド・オブ・ライズ」のラッセル・クロウ

彼は、人を泣かせる演技をしてくるのがもう確定!

そして、お嬢さん役には「マンマ・ミーア」「レ・ミゼラブル」「テッド2」のアマンダ・セイフライド

これまた、思わず守ってあげたくなっちゃうかわいそうな娘を演じること決定!

そして、監督は「幸せのちから」、「7つの贈り物」のガブリエレ・ムッチーノ

人間にフォーカスをあてて、感動的なドラマにすること決定!!

出演する俳優さんたちも、演出する監督さんも予想通りのお仕事をしてくれたら、良い作品になるだろうなぁ


パパが遺した物語3


よし!では、10月3日以降、「今日は泣きたいっ!!」って思ったら、この映画「パパが遺した物語」を見てみよう~!!

パパが娘に教える思い出の自転車 本編映像 (10/9追記)

動画を観ただけで、ちょっと泣きそうになりました・・・(´;ω;`)






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