とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ダニエル・ブリュール



ジェシカ・チャステイン主演・製作総指揮の映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」を映画館で観た。

1939年、ナチスドイツの統治下にあったワルシャワで動物園を経営する夫妻が300人ものユダヤ人を救った実話の映画化。


満足度 評価】:★★★★☆

泣いたわーーー。

人間の尊厳が守られなかった時代に「正しい行い」をして人々を救い続けたヤンとアントニーナの夫妻の思いに涙が止まらなかった。

人間の多様性が求められる今の時代にこそ、1人でも多くの人が見て「命の重さ」と「人を思いやる気持ちの大切さ」を感じて欲しい作品。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」予告編 動画

(原題:The Zookeeper's Wife)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年11月28日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年12月16日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。

ネット配信で観る:「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」(字幕版)

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原作本:「ユダヤ人を救った動物園【普及版】――アントニーナが愛した命」

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サウンドトラック「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」

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キャスト&スタッフ


出演者

ジェシカ・チャステイン(兼・製作総指揮)
…(「モリーズ・ゲーム」、「女神の見えざる手」、「オデッセイ」、「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」、「インターステラー」、「MAMA」など)

ダニエル・ブリュール
…(「ヒトラーへの285枚の葉書」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「黄金のアデーレ 名画の帰還」、「コロニア」、「二つ星の料理人」、「フィフス・エステート/世界から狙われた男」、「誰よりも狙われた男」「ラッシュ/プライドと友情」など)

〇ヨハン・ヘルデンベルグ

〇マイケル・マケルハットン



監督

〇ニキ・カーロ

原作

〇ダイアン・アッカーマン

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2017年製作 チェコ・イギリス・アメリカ合作映画



映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」



あらすじ


1939年のポーランドでワルシャワ動物園を経営していたヤン(ヨハン・ヘルデンベルグ)とアントニーナ(ジェシカ・チャステイン)の夫妻だったが、第二次世界大戦に突入するとワルシャワにドイツ軍が侵攻し、彼らの動物園もナチスドイツの支配下となってしまう。

そして、ドイツで動物園を経営しているナチス党員のヘック(ダニエル・ブリュール)が希少動物の保護をしたいと言い、彼らの動物園から希少種のみを連れて行き、そうでない動物たちは「冬を越せないから」と言って殺されてしまった。

その後もヘックはワルシャワ動物園を訪ね、そこでバイソンの希少種の繁殖を始める。

そのナチスの目が光る中、ヤンとアントニーナはその動物園の地下にユダヤ人をかくまい始める…。



映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」ジェシカ・チャステイン



感想(ネタバレあり)


ナチスドイツに占領されたワルシャワとゲットーに送られるユダヤ人たち


舞台は1939年のポーランド、ワルシャワ。

第二次世界大戦がはじまると、ドイツはポーランドに侵攻し、首都のワルシャワはドイツ軍に占領されてしまう。

ナチスドイツが迫害していたユダヤ人は、強制的にワルシャワのゲットーに強制移住させられ、当局の許可がないとゲットー地区から出られないという生活を強いられていた。



その当時のワルシャワとゲットーへの強制移住については、映画「戦場のピアニスト」でも描かれてた

人々がゲットーに送りこまれる様子を観ながら「戦場のピアニスト」を思い出していた。

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ユダヤ人が迫害されていたのは知っていたので、ゲットーを観ると「あぁ『戦場のピアニスト』だ」と思ったけれど、彼らが動物までも殺し始めた時には、やっぱり「あぁ、なんて酷いことを」と思った。

しかも、ナチスドイツは動物園にいる動物の中にも優劣をつけ、「希少価値のあるものだけ」を残し、後は全滅させてしまった。

そのナチスドイツの、人間・動物に関わらず、あらゆる命に対する冷酷さ、残虐さに怒りを通り越して呆れてしまった

その有様を観て、私の中でナチスドイツの愚行がまた一つ増えることになった。



さらに、ドイツ兵のヘックは「連合軍の戦力は弱いから、すぐに戦争は終わる。そしたら彼らはすぐに返すから」とアントニーナに言う。

それはナチス幹部が言い続けていたことなのだろうけど、あまりにも自分たちの力を過信していて、周りのことが見えていないことが分かる。

その後、間もなくナチスドイツが劣勢になるなんて、その頃は思いもしなかったんだろう。



その後、ワルシャワ動物園はドイツ軍の倉庫代わりになった。

そのため、毎日ドイツ兵が出入りしているという緊迫感だったにも関わらず、ヤンとアントニーナはユダヤ人の命を救い続けた。



映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」ジェシカ・チャステイン



ピアノが知らせる危険と安全の合図


ヤンとアントニーナが経営するワルシャワ動物園には、地下に動物たちが眠る檻があった。

しかし、希少な動物はドイツに持ち去られ、それ以外のものは殺されてしまったので、地下室は広々としていた。

そこで、彼らは一時的にユダヤ人たちを地下にかくまう計画を立てる



ユダヤ人たちは、隠れ家が決まるまでその動物園の地下で暮らし、決まったら移送する

中には一晩だけそこにいて出て行く者もいれば、長くそこで暮らす人もいた



昼間はドイツ兵が動物園の周りにいるので音を立てずに地下で暮らし、夜だけ地下室から出ることができた。

その合図はピアノで、アントニーナが夜にピアノを弾けば「地下室から出てもいいよ」の合図、昼にピアノを弾けば「人が訪ねてきたから隠れて」の合図。

そのルールを厳格に守ることで、ドイツ兵に姿を見られることなく生活することができた。



始めはゲットーに移送される前のユダ人を救っていたが、その計画がうまく回り始めると、ドイツ兵の元で働くポーランド人の中にも協力者が現れ、ゲットーにいるユダヤ人も少しずつ救うようになる。

その中には、戦前から仲良くしていた友人夫婦や、まだ幼い子供なのにドイツ兵にレイプされてしまった女の子も含まれていた。



ゲットーで暮らす人たちは、私たちと同じ人間なのに、まるで虫けらのように扱われていて、これまで何度も映画でその様子を観て、ナチスドイツがどんなことをしていたのか分かっていても、それでもやっぱり、なんて冷酷で、残酷だったんだろうと思った。


映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」ジェシカ・チャステイン



ゲットーのヒーローだったヤンとアントニーナ


緊張感の続く毎日で、命の危険を感じることが何度もあったヤンとアントニーナ。

それでも人々を救い続けたのは「正しいことをしたい」という彼らの思い



助けを求める人がいたら手を差し伸べるし、助かる命があるなら助けなければいけない

それが正しい人の道。

しかし、当時は正しい道を歩くのことに対して、とても勇気がいる時代だった



特にアントニーナは、ヘックの気をそらすために、わざとヘックに気のあるフリをしなければいけない時もあったし、それをヤンに疑われる時もあった

それでも、ドイツ兵に従順な夫妻であるという『芝居』を続けることができたのは、彼らの人間愛の深さだと思った。



そもそも、彼らは動物園を経営していて、日頃から「生命の神秘」と向き合う仕事をしている

(オープニングの象の赤ちゃんの奇跡がそれを示している)

その日常の中で、「命の大切さ」を普通の人よりも強く感じているからこそ、1人でも多くの命を守りたいと思い、「正しい行いをしたい」と思ったに違いない



後半は、涙なくしては観られない場面が続く。

そして、命の大切さを何度も思い、これが実話だということに何度も感動するし、本当に彼ら夫妻はゲットーのヒーローだと思った



映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」ダニエル・ブリュール



「命の尊さと重さ」「人への思いやり」があったからこそできたこと


もしも、自分が彼らの立場だったら、「自分と家族と周りの友人たちだけが助かる方法」を考えるだろうと思うと悲しくなるけれど、だからこそ、ヤンとアントニーナの夫妻は誰にもできない素晴らしいことをしたんだと思った。



そして、彼らから学んだのは「命の重さ」と「人を思いやる気持ち」の大切さ

動物であれ、人間であれ、命の重さは全てに平等で尊いものだと思ったし、ヤンとアントニーナには「人を思いやる強い気持ち」があったからこそ、自分たちの命をかけて人の命を守ることができたのだろうと思った。



しかし残念なことに、第二次世界大戦が終結してから70年が経ち、今の私たちはあの頃と比べて「人を思いやる気持ちが強くなったか」と言われれば、決してそうではないと思う。

未だに人種差別はあるし、むしろ最近は差別主義が強くなっているように感じる

それは、進化ではなく退化ではないのか。



そんな現代だからこそ、多くの人がこの映画を観て「命の重さや尊さ」や「人種の関係なく、同じ人間として人を思いやる気持ち」について、ヤンとアントニーナから学ぶ必要があるのではと思う。



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エマ・トンプソンブレンダン・グリーソン主演の映画「ヒトラーへの285枚の葉書」を映画館で観た。

第二次世界大戦のベルリン。

戦争で息子を殺された中年夫妻が、ペンと絵葉書を使い、ナチスを批判し続けた実話の映画化。



満足度 評価】:★★★★☆

仕事をしている人なら、職場での会議の時や、学生なら、クラス全員が参加する学級会の席など、日常生活の中で「それは、間違っています。考え直しませんか?」と言うことが、とても難しい時がある

そんな時、「明らかに私の意見が正しいけど、面倒だし、早く終わりたいから、ここは黙っておこう」と思うことがある。

しかし、そんな『面倒』を通り越し、どうしても意見を言わなければならない時もあって、そういう時は、相手が大きければ大きい程、強いパワーが必要とされる。

この映画では、『息子を殺された苦しみ』を正義を貫くパワーに変え、ナチスに立ち向かって行った夫妻の実話が描かれている。


「ヒトラーへの285枚の葉書」予告編 動画

(原題:ALONE IN BERLIN)




更新履歴・販売情報

・2017年8月6日 映画館で観た感想を掲載。

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参考「ヒトラーに抵抗した人々 - 反ナチ市民の勇気とは何か」

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キャスト&スタッフ


出演者

エマ・トンプソン
…(「美女と野獣」、「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、「ロング・トレイル!」、「二つ星の料理人」、「ウォルト・ディズニーの約束」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」、「パイレーツ・ロック」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」など)

ブレンダン・グリーソン
…(「ロンドン、人生はじめます」、「パディントン2」、「夜に生きる」、「アサシン・クリード」、「未来を花束にして」、「ある神父の希望と絶望の7日間」、「白鯨との闘い」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」など)

ダニエル・ブリュール
…(「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「黄金のアデーレ 名画の帰還」、「コロニア」、「二つ星の料理人」、「フィフス・エステート/世界から狙われた男」、「誰よりも狙われた男」「ラッシュ/プライドと友情」など)

監督

〇ヴァンサン・ペレーズ


2016年製作 ドイツ・フランス・イギリス合作映画

ヒトラーへの285枚の葉書

あらすじ


1940年 第二次大戦中、対仏戦争で勝利を収めたと戦勝ムードに湧いていたドイツ・ベルリン。

労働者階級であるクヴァンゲル夫妻の元に届いた一通の手紙。

それは、息子の戦死を伝えるものだった。

悲しみに打ちひしがれ、善良で無実の息子を殺すような戦争は間違っていると考えるようになる。

そして、夫のオットー(ブレンダン・グリーソン)は、ナチスを批判する文章を絵葉書に書き、町中の公共施設に起き始める。

やがて、妻のアンナ(エマ・トンプソン)も、オットーの活動を手伝うようになる。


ヒトラーへの285枚の葉書3


感想(ネタバレあり)


「間違っている」ことを「間違っています」と言う勇気


大切に育てた一人息子が、夢と希望を抱いて希望の会社に就職して喜んでいたのもつかの間、過酷な労働に耐えきれず、過労死してしまったとしたらどうするだろうか。

息子の命は、もう帰ってこない。



それでも、相手が大きな会社で勝ち目がなかったとしても、息子が間違っていなかったことを証明するために、その会社を訴えようと思うのではないだろうか。

その時、両親の心を支えるのは、『同じ過ちを他の人に繰り返して欲しくない』という思い。

たとえ誰も味方になってくれなくても、裁判で負けたとしても、『現状を訴え、周りの人たちに知らせること』に、とても意義があるし、『他の人たちを救いたい』という思いが、希望となり、生きがいになる



この映画の主人公であるクヴァンゲル夫妻は、戦争で大切な一人息子を失ってしまった

やはり、彼らも『ナチスドイツが間違っている』と思い、『この悲しみを早く終わらせる』ために

毎日、毎日、匿名のポストカードで『ナチスは間違っている。戦争を終わらせろ!』と訴え続けた

そんな彼らの勇気ある行動に、私は涙があふれ続けた。



現在の平和な国で暮らす私たちですら、「この会社は間違っています」と訴えることがとても難しいのに、

戦時中、周りはナチスを強く信じている人たちばかりの中で

あのナチスドイツを訴え続けた夫妻の勇気はどれ程のものだったか



しかし、彼らはそんなプレッシャーに押しつぶされるどころか、自分たちの反戦運動に生きがいを感じ

ナチスのために生活していた頃よりも、人間らしさを取り戻していくようになる。

やはり、人間は『正しいことをしている時』が、一番イキイキとする時なのではと思う。



ヒトラーへの285枚の葉書5



自分たち以外みんな敵!!の中で行われたナチスとの戦い


クヴァンゲル夫妻は、「ナチスの体制は間違っている」「戦争をいますぐやめるべき」という、

ナチスを批判する文章をポストカードに書き、ベルリン市内のさまざまな公共施設に置き続けた

それは、約2年間の間で、285枚になったという。

しかし、その大多数(9割以上)が、市民によって警察に届けられている。



それは、当時の9割以上の市民が、『ナチスを批判する者は、逮捕しなければならない』と感じ、通報したという結果である。

つまり、多くの市民が、当時のナチスが掲げていた『ユダヤ人を殺せ』『政府批判をするものは殺せ』『戦争で世界征服しよう』というスローガンを何も疑うことなく、強く信じていたということだ。



そんな中、クヴァンゲル夫妻は『誰も味方してくれない』という孤独を感じながらも、ナチス批判をする活動を続けていた

夫妻が誰にも知られないように、そっとカードを置くシーンでは、

それを見ている私まで、なんだか共犯者になったような気分になってドキドキし、一人でも多くの人に、彼らの声が届くようにと思いながら観ていた。



でもきっと、通報した人たちの中にも、そのカードの内容に共感しながらも、『通報しなければ、自分が殺される』という恐怖心から、警察へ届けた人たちもいたはず

それも含めての孤独なのだが、そう思うと、やはり彼らの勇気と意志の強さには頭が下がる



ヒトラーへの285枚の葉書4



ナチスのために働くことが正しいことだと信じていた警部の気づき


当時のベルリンで孤独を感じていたのはクヴァンゲル夫妻だけではない。



小鳥を飼いながら、帰らぬ夫の帰りを待っていたユダヤ人のおばあさん。

そのおばあさんを、家の中に隠そうとした判事。

彼らも、ナチスの「ユダヤ人迫害」を間違っていると思いながら、ひっそりと生活していた。




また、クヴァンゲル夫妻を追い続けた警部(ダニエル・ブリュール)も、捜査をしていくなかで、ナチス幹部の自分勝手で理不尽な態度に疑問を感じるようになっていた。

その警部がクヴァンゲル夫妻を逮捕した時、夫妻はあっさりと罪を認め、なおかつ堂々としていた

その夫妻の態度に警部は打ちのめされる。



夫妻は、息子を失った時に、『もう生きている意味がない』と語っている

彼らには、もうこれ以上失うものがない

だから、堂々としているし、自ら進んで死刑台へと向かうのだ。

彼らが死刑宣告をされた時の晴れやかな顔がとても印象的だった。



その一方で、警部はナチスの行動を間違っていると思い始めていた。

そこで、彼は夫妻のポストカードを改めて読み返し、彼らの言葉に共感し、自ら命を絶ってしまう。

彼らの思いに共感した以上、もう警部としては生きていけないと思ったのだろう。



誰も表立った味方をしてくれなくて、クヴァンゲル夫妻は孤独だったかもしれないが、

ユダヤ人を助けようとした判事や警部たちのようすを見ていると、

カードを見つけて、通報しなかった僅かな人たちも含め、心の奥底では賛同していた人たちは確実にいたし、それが、この映画の正義であり、希望なんだろうと思った。

クヴァンゲル夫妻の思いは、必ず誰かの心に届き、響いている



ヒトラーへの285枚の葉書2



「これは間違っている」と訴え続けることの大切さ


人は洗脳されると感覚が麻痺してしまい、正しいものが正しいと判断できなくなる

この映画では、当時のベルリンで9割以上の国民がナチスドイツに洗脳されていたことになる。

だから、だれもクヴァンゲル夫妻に賛同しないし、後に続かないし、味方しない。



ということは、ナチスのような独裁政権が力を握る前に、『間違っていることは、間違っている』と意見を言い続けることと、その意見を聞き入れる耳を持つことは非常に大切なことなんだと教えられた。



戦争で大切な息子が殺された時に「戦争なんかあるから息子は殺されたんだ」と思うのは、正常な人としての反応だと思うし、「お国のために戦ったんだだから仕方がない」と思うのは、国に洗脳されてしまった人の反応だと思う。

しかし、たとえ、洗脳されてしまったとしても、善良な国民には罪はない

その状態を作り出した戦争と政治に問題がある



「戦争で息子を殺されるという悲しみを、他の人たちの味あわせてはいけない」というクヴァンゲル夫妻の願いは

こうして映画化されることで、世界中に伝えられ、これからも語り継がれていくことだろう。

彼らの闘いは、今も続いている






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ヘレン・ミレン主演の映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」をWOWOWで観た。

画家クリムトの傑作「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」がナチスに奪われてから50年。

アメリカに住む遺族がその絵を取り戻すまでを描いた実話の映画化。

満足度 評価】:★★★★☆

多くの人々に愛されている名画「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」。

その裏側にある、ナチスによって引き裂かれたある家族の物語を知る。

そして、描かれたアデーレの憂いに満ちた表情の裏側にあった理由を思うと、今まで観ていた「黄金のアデーレ」とは違った作品に観えてきた。

素晴らしい作品なので、多くの人に観て欲しい作品。

「黄金のアデーレ 名画の帰還」予告編 動画

(原題:WOMAN IN GOLD)




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キャスト&スタッフ


出演者

ヘレン・ミレン
…(「ロング、ロング・バケーション」、「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」、「マダム・マロリーと魔法のスパイス」、「消されたヘッドライン」、「クイーン」など)

ライアン・レイノルズ
…(「デッドプール2」、「ライフ」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「デッドプール」、「ワイルド・ギャンブル」、「あなたは私の婿になる」など)

ダニエル・ブリュール
…(「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」、「ヒトラーへの285枚の葉書」、「コロニア」、「二つ星の料理人」、「フィフス・エステート/世界から狙われた男」、「誰よりも狙われた男」「ラッシュ/プライドと友情」など)

〇ケイティ・ホームズ

監督

…(「グッバイ・クリストファー・ロビン」、「マリリン 7日間の恋」など)

2015年製作 アメリカ・イギリス合作映画

黄金のアデーレ名画の帰還

あらすじ


1998年のロサンゼルス。

独立したもののうまくいかず、大手法律事務所に再就職したばかりの弁護士ランディ・シェーンベルク(ライアン・レイノルズ)の元に、母の友人であるマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)から、ある相談を持ち掛けられる。

それは、クリムトの名作「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」を家族の元に取り戻せないかというものだった。

絵のモデルとなったアデーレは、マリアの叔母にあたり、第二次大戦まではマリアの家族が所有していた。

しかし、その絵はユダヤ人だったマリアの家からナチスによって奪われ、家族はそれぞれアメリカやスイスに逃亡し離散。

終戦後、その絵はドイツから戻されるが、オーストリアの美術館が所蔵していた。

マリアは、その絵の所有権は自分と家族にあると主張し、自分の手に取り戻すことを希望していた。

しかし、その話を聞いたランディは、取り戻せる可能性は低いと感じ、マリアにもそう告げるのだが…。

黄金のアデーレ名画の帰還4

感想(ネタバレあり)


国に奪われた家族の肖像画を取り戻す戦いのはじまり


映画を観る前にこの映画のストーリーを聞いた時、クリムトの絵は世界の宝だから、オーストリアの美術館が所蔵していても良いんじゃないかと思っていた。

その方が、個人所有よりも多くの人の目に触れることができるから良いと思った。

だから、映画を面白く観ても、最後の最後で主人公のマリアの思いには共感できない部分もあるんだろうなと推測しながら観始めた。

ところが、その裏側にある長い物語と、マリアに対するオーストリア政府の人でなし感を観て、考えが180度変わってしまった。

戦時中のナチスも、戦後のオーストリアも、弁護を担当したランディでさえも、初めの内はその絵画を「1億ドルの価値があるお宝」ぐらいにしか考えてなく、誰も、所有権がマリアの家族にあるなんて考えようともしなかった。

その外野たちの対応を観て、あのアデーレの肖像画はマリアの元に返すべきだと思った。

もしも最初の面談で、オーストリアの美術館がマリアの所有権を認め、誠意ある対応をしていたら、意見は違ったと思う。

ところが、彼らはそのクリムトの名作をただの「客寄せパンダ」程度にしか考えてなく、遺族にはびた一文も渡すべからずといった対応をした時に、肖像画はマリアの元に取り戻すべきと思った。


黄金のアデーレ名画の帰還5

ナチスに奪われた人生を取り戻す戦い


そして話が進むにつれ、絵を取り戻すことは、マリアにとって人生を取り戻す作業のように見えてきた。

まだ若く、新婚だったマリア。

本当だったら、これから輝く未来が待っていた頃だったのに、ユダヤ人だという理由でナチスから迫害を受けてしまう。

そして、追われるように着の身着のままでオーストリアからスイスへ脱出。

未来へ希望を持つためにアメリカへと逃げるが、無事アメリカに着いた頃、オーストリアに残してきた父の死を知らされる。

そんなマリアにとって、あの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」は、家族が平和に暮らしていた頃の象徴だ。

マリア一家と、叔母(アデーレ)夫婦が共に平和に暮らしていた頃、家のリビングに飾られていた「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」。

しかし、その肖像画のアデーレが物憂げな表情を浮かべているのは、その時既にオーストリアに立ち込めていた暗雲を感じ、将来を憂いていたから。

きっと、アデーレはその後一家離散してしまう家族のことを思ったのだろう。

その当時、まだ幼かったマリアは、その絵を見るたびに平和な家族を思い出し、みんなが戻ってくるような気がするに違いない。

国ががナチスに加担したために家族が奪われてしまった。

次は、国から家族を取り戻すという思いがそこにあったのではないだろうか。

黄金のアデーレ名画の帰還3

弁護士としての地位の確立と自分のルーツを知る戦い


その物語の中で、私が惹かれたのは、ライアン・レイノルズ演じる若手弁護士ランディが、最後まで諦めずに戦い抜く姿だった。

初め、マリアから話を聞いた時は、自分には全く縁のない話だと思っていた。

しかし、ランディの家族もマリアと同じくオーストリアで暮らし、命がけで国から脱出してきたことを知り、アデーレを取り戻すことが、自分にとっても家族を取り戻す行為だということに気付く。

それまで、特にこれといった勝ち星も上げていなかったランディが、アメリカの最高裁まで行き、オーストリア相手に調停を起こす。

それは、第二次大戦終結から50年経ってからの自由を求める戦いだった。

最後の調停に至るまで、もうダメだ。絶対に負けると思われた状況が何度もあった。

それでも、ランディは最後まで諦めずに進み続けた。

それは、彼の側に、常に毅然として、ユダヤ人としての誇りや家族の思いを持ち続けたマリアが側にいたからに違いない。

きっと、他にもマリアのように奪われた絵画を取り戻す裁判を起こそうとした人はたくさんいたに違いない。

しかし、彼らにとってのランディがいなかったために、途中で諦めてしまったケースはいくらでもあったに違いないと思った。

マリアが家族を取り戻すことができたのは、最初は頼りなかったけど、次第に成長し、最後まで闘いつづけたランディがいたからに違いない。

黄金のアデーレ名画の帰還2

絵画に込められた思いを知ることで、その作品の奥行きを知る


この映画を観るまで、もちろんクリムトの絵はいくつか知っていたし、画集やポストカードで観ていた。

そして、この映画を観ることで、クリムトがいた時代の背景を知り、その絵に奥行きが出てきたように思う。

もしも、いつかNYに行ける機会があった、この「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」を生で観たいと思う。

この絵の裏側で、国を追われてしまった家族がいたことを思い出すために。

そして、その国から絵を取り戻すために戦った人たちがいたことを思い出すために。

素晴らしい絵画を見るということは、それぞれに込められた思いを知り、感じることなんだなと改めて思った。

そして、その素晴らしい絵の数々が、二度と戦争の犠牲になりませんように。



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9月17日公開予定。エマ・ワトソン主演の新作映画「コロニア」の予告編を観た。

1973年、チリのピノチェト軍事政権の下で、ドイツ系移民で元ナチの党員が開設した拷問施設「コロニア・ディグニダ」に恋人を囚われた女性が彼を救うためにコロニアに潜入していく姿を描く。

出演はエマ・ワトソンのほかに、「ヒトラーへの285枚の葉書」「ラッシュ/プライドと友情」のダニエル・ブリュール、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」シリーズのミカエル・ニクヴィストなど。

監督はドイツ人のフロリアン・ガレンベンガー。ドイツ・フランス・ルクセンブルク合作映画。

「コロニア」予告編 動画

(原題: Colonia)




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かつて軍事政権下のチリには、「コロニア・ディグニダ」と呼ばれる拷問施設が実在していた


1973年のチリ。

当時、チリで始まったピノチェト軍事政権の下、元ナチ党員によるカルト集団「コロニア・ディグニダ」は政権の拷問施設として使われていた。

「コロニア・ディグニダ」は実在し、元ナチ党員のパウル・シェーファー率いるドイツ系移民によって設立された。

住人は四方を柵に囲われ、日々農業をして生活し、男性と女性は離れて暮らし、脱出することも自由すらも奪われた生活を強いられていた。

この「コロニア・ディグニダ」というカルト集団がチリにいたというのは、私は初耳でビックリした。

というのも、その全貌は長い間秘密とされ、2005年あたりから徐々にその全貌が明らかにされてきた。

コロニア

主人公を演じるエマ・ワトソンは語る


この映画では、そのカルト集団「コロニア・ディグニダ」を背景に、囚われてしまった恋人を救うために潜入する女性レナの姿が描かれる。

その主人公レナを演じるのは「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーとして知られるエマ・ワトソン

日頃から国連の親善大使も務める主役のエマ・ワトソンは、この映画への出演理由を

「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」
映画.comより

と語っている。

また、監督からの信頼も厚く、フロリアン・ガレンベンガーはエマについて、

「強いだけの女性ではだめ、勇敢さと弱さを併せ持っていないと。光を持った女性を暗闇に送り込みたかった」と語り、「そんな女優はエマしかいない。彼女はいつもまぶしい光を発している」とワトソンの存在感を絶賛している。
映画.comより

彼女は、この映画の中で、鞭に打たれるシーンや、下着姿になるシーンなどを体当たりで演じている。

エマ・ワトソンの他の出演作には「美女と野獣」など。


コロニア2

なぜ、チリとドイツの黒歴史を映画化しようと思ったのか


監督はドイツ人のフロリアン・ガレンベンガー

「コロニア・ディグニダ」について映画化しようと思ったきっかけについて、

「9歳のときに学校でコロニア・ディグニダのことを習った。当時のドイツではすごいスキャンダルだったんだ。そこで起きていたことへ 怒りを覚えた」と長年心にあった題材を映画化することを決意。

「最初にコロニアに行ったのは5年半前。もちろんコミュニティーに入るのは難しかったが、最終的には何人か若いメンバー&元メンバーと信頼と友情を築くことができた」。
シネマトゥデイより

なるほど。ドイツでは幼い頃から元ナチが海外で行ったこととして、学校で教えられる話なんだね。

また、チリ政府の撮影に対する協力体制について、監督が語ってる。

「チリ政府から何か圧力があったか?」との質問には、「いいえ。今回の経験では、チリはこの問題についてドイツよりもしっかり取り組んでいると感じた」と即答したガレンベルガー監督。

「ドイツは何が起きたかを隠そうとしていて、ドイツでのコロニアに関するアーカイブは今でも機密扱い。チリでは全てがオープン だ。

ドイツ大使館やドイツの外務省は触れないようにしている。本作ではそんなとてもダークな部分にも光を当てたいと思った」と真摯(しんし)に語ってい た。
シネマトゥデイより

人間が同じ愚行を繰り返さないためにも、できるだけ実際にあった出来事をオープンにして、多くの人に知らせるということがとても大事なこと。

今回、この映画を制作するに当たり、世界的な人気女優のエマ・ワトソンを主人公にし、チリとドイツにとっては暗黒の歴史である「コロニア・ディグニダ」を、私のようなその存在すらも知らない人たちに知らせるということが、この映画の存在意義のような気がした。

コロニア3


日本での公開は、9月17日より。

是非、劇場に観に行って、ここで紹介したい映画のうちの一本。





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ブラッドリー・クーパー主演の新作映画「二つ星の料理人」の予告編を観た。

パリで二つ星レストランを追いだされた料理人が、一流のスタッフを集めてロンドンで新たにレストランを開店させるが、過去をまだ清算しきれていなかった話。

【観たい度】:★★★☆☆

ブラッドリー・クーパーよりも、オマール・シーが観たい!

「二つ星の料理人」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:Burnt)




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尻に火が付く料理人!ロンドンで成功できるのか!?


今や、ハリウッドで最も売れている男!ブラッドリー・クーパーの最新作が、この「二つ星の料理人」

その気になるストーリーは、

仏パリの2つ星レストランを追い出された料理人が、英ロンドンで再起を図るさまを描く。

料理人として一流の腕を持ちながらも、ある問題を抱えたアダム・ ジョーンズ(クーパー)は、トラブルを起こしてすべてを失ってしまう。

それでも諦めることなく、自ら集めた最高のスタッフたちとロンドンにレストランを開 いたものの、過去のトラブルを清算できずにいた。

映画.comより



二つ星の料理人


ふむふむ。なるほどね。

そこで、気になったのが、原題の「Burnt」

直訳すれば、「焦げちゃった」って感じ。

それは、料理を「焦がす」ということを示しているのはもちろんだけど、この主人公アダムの「尻に火が付く」ということでもあるのではと思った。

追われているのは、借金取りなのか、マフィアなのか分からないけど、ロンドンで新しい人生を始めようと思ったのに、追い詰められちゃって、尻に火が付いたかなぁと思ったら、なんだか観たくなってきた。

ブラッドリー・クーパーって、若干情けない男が似あうんだよね。

アメリカン・スナイパー」でそのイメージが上がったものの、追い詰められる役がとっても向いてる~(笑)

ブラッドリー・クーパーのその他の出演作には、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(声のみ)など。

共演は、「アメリカン・スナイパー」でも共演した、シエナ・ミラー、「あしたは最高のはじまり」「ショコラ~君がいて、僕がいる~」「最強のふたり」「サンバ」、「パーフェクト・プラン」のオマール・シー、「リリーのすべて」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルウマ・サーマンに、エマ・トンプソンウォルト・ディズニーの約束」、「ラッシュ/プライドと友情」「黄金のアデーレ 名画の帰還」のダニエル・ブリュールなど豪華な出演者だち。

これだけ、豪華な出演者を集めることができたのは、「8月の家族たち」の監督ジョン・ウェルズ

なるほど、「8月の家族たち」も出演者が豪華だった。

と、いろいろ調べていたら観たくなってきた~。この映画は、6月11日公開予定。


二つ星の料理人2



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ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画「フィフス・エステート/世界から狙われた男」をWOWOWで観た。

ジュリアン・アサンジがウィキリークス(WikiLeaks)を創設し、世界の注目を集めるようになるまでを描く。

満足度 評価】:★★★★☆

このウィキリークスの存在そのものすら知らなかったので、この団体ができる過程、大きくなっていく姿を観ているだけでも十分面白かった。

「フィフス・エステート」予告編 動画

(原題:THE FIFTH ESTATE)





ウィキ・リークス ダニエルの告白「ウィキリークスの内幕」

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あらすじ


ジュリアン・アサンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ハッキングやプログラミングをして暮らしていたが、ハッキングをして得られた情報を公表するサイト「ウィキ・リークス」を立ち上げる。

2007年、ダニエル(ダニエル・ブリュール)と出会い、意気投合すると共に行動するようになる。

匿名の情報提供者に会い、絶対にその名前を表に出さないことを鉄則として、大手銀行の不正などを暴くことで、世界にウィキ・リークスの名前が知られるようになる。

しかし、多くの人からの注目が集まるようになると、そのサーバーの脆弱性も知られるようになり…。


フィフス・エステート

感想(ネタバレあり) ウィキ・リークスとは…


面白かったなぁ。この映画。

ウィキ・リークスとは、言い方は悪いけど「タレこみサイト」

各団体の関係者などから入ってくるタレこみをネットにあげることで、その団体の情報を公開するのが目的。

そのサイトを支持する団体の寄付などから、活動が成り立っている。

こういう団体って、何が目的なんだろう・・・って思うことがある。

「もしかして、目立ちたかっただけじゃないの?」とか、単なる「自己アピール」なんじゃないかとか。

もちろん、世界の正義のために、真剣に働いている人もいるだろう。

この映画を見る限り、ウィキ・リークスは「世界の正義のため」に、各団体の情報開示をしていた。

少なくとも、はじめのうちは。

フィフス・エステート2

小さな組織が、突然大きな力を求められた時、リーダーの力が組織を左右する


アサンジもダニエルも、初めの頃は、きっと、気持ちが良かっただろうと思う。

自分の書いた記事がきっかけで、裏金にまみれた会社が潰れていく姿や、政府の裏側を暴いた時などは。

しかし、そうして大きくなっていく中、アサンジはヒーローのように扱われていく一方で、その分「次の特ダネ」についてのプレッシャーも大きくなる。

そんな中、アサンジのガイドラインが怪しくなってくる。

手元に入ってきたアメリカの外交公電のデータがあまりにも莫大すぎて、そこに書かれている個人名の確認をすることができないままアサンジは流出させてしまう。

しかし、それはウィキ・リークスを共に作ってきたダニエルには、あり得ないことだった。

私は、この映画の中で、最後のこの二人の対立の部分がもっとも印象的で面白かった。

多分、これはどんな組織でもあることだと思う。

すごく小さいところから始まった組織が、次のステップに進む時、大きな壁にぶち当たる。

その時、そのリーダーの真価が問われる。

アサンジはこの時、ダニエルとしっかり向き合って語り合っていれば、ウィキ・リークスを失うことはなかったかもしれない。

二人でしっかりと「個人情報の開示について」のガイドラインを作っておけば、こうはならなかったのかもしれない。

アサンジは、ダニエルの「すべての個人情報を確認すべき」という提言を聞かず、情報開示を優先させたために組織そのものも失うことになってしまう。

フィフス・エステート3

大きな新聞社ではなく、個人が組織の情報公開をする第5世代(フィフス・エステート)


アサンジは、その後「このデータを公開してから、犠牲になった民間人は1人もいない」と豪語する。

しかし、この映画の中にもあったけど、その裏でアメリカのCIA職員が情報に名前が上がっている人を秘密裏に逃がせたりしている。

そのアメリカ側の努力を知って、そういうのか。

そうでなければ、ただの自己顕示欲の強いハッカーにしか見えなくなっている。

ただし、「だからといって報道することに対する手を緩めてはいけない」と、デビッド・シューリス演じるガーディアン紙の記者が最後に語っている。

これからの時代は、ウィキ・リークスのような、個人の情報流出による「第5世代」の時代になる。

そのためにも、その情報元の正当性、情報に書かれている個人名に被害が及ばないかを確認した上で、政府や大企業に対する報道の手を緩めてはいけない。

ウィキ・リークスの場合は、ダニエルのような「まともな意識」が残っている人がいたからいいけど、もしも、みんながその熱に浮かれてアサンジのようにガイドラインが危うくなってしまったら、「情報流出が止まらない」危険な世の中になってしまう。

ウィキ・リークスがもたらした良い面と悪い面を精査した上で、次のメディアを確立していく時代が来ている。

フィフス・エステート4

豪華俳優の共演にビックリ


この映画を観ていてビックリしたのは、どの俳優も、アメリカやヨーロッパで活躍している俳優ばかり。

主演のアサンジを演じたのは、ベネディクト・カンバーバッチ

カンバーバッチが、この役に求められているのは、その「カリスマ性」

ピッタリの役だったなぁ。

薄気味悪くて、うさん臭い感じがピッタリで。カンバーバッチを観ているだけでも面白かった。

他の出演作には、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「ドクター・ストレンジ」「イミテーション・ゲーム」、「8月の家族たち」、「スタートレック イントゥ・ダークネス」「裏切りのサーカス」など

アサンジと共に、ウィキ・リークスを大きくしていったダニエルを演じたのは、ダニエル・ブリュール

ヨーロッパ、アメリカなど、世界で活躍する幅の広い俳優。

他の出演作には、「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」「ヒトラーへの285枚の葉書」「黄金のアデーレ 名画の帰還」「誰よりも狙われた男」「ラッシュ/プライドと友情」など。

ここで私にとってサプライズだったのが、ダニエルの恋人役に、先日「リリーのすべて」でアカデミー助演女優賞を受賞し、その他にも「ピュア 純潔」に出演しているアリシア・ヴィキャンデルが出てる!

ちょっとビックリした~。

他にも、ローラ・リニースタンリー・トゥッチアンソニー・マッキーデヴィッド・シューリス(「博士と彼女のセオリー」)、モーリッツ・ブライプトロイなど。有名な俳優がたくさん出てて、次から次へと出てくる彼らを観ているのも楽しかった。


フィフス・エステート5


この映画を観て考えさせられたのは、裏金使って汚い金儲けをしている大企業を叩くことも必要だけど、その情報を提供した人の安全性や、その情報が絶対黒であるという裏付けについて。

この映画に描かれているアサンジのように、大きな力を手に入れると暴走してしまうのがとても怖い。

それは、その情報を目にして、読む側にも、その情報が正しいものなのか、そうでないのかを見抜く力が必要なんだと思う。



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ヘレン・ミレン主演、11月27日公開予定の映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」の予告編を観た。

クリムトが描いた名画「アデーレの肖像」の所有権を主張し、オーストリア政府を相手に訴訟を起こしたアデーレの姪を描いた物語。

主役のアデーレの姪を演じたヘレン・ミレンは、私が名前を聞いただけで出演作を見たくなる女優さんの筆頭。

この映画では、ヘレン・ミレンの自分の主張を絶対に曲げない芯の強さのようなものが観られそうな気がして、とても期待大なんだなぁ~

***********

〇 「黄金のアデーレ 名画の帰還」観ました!!

映画の感想はこちらから →「黄金のアデーレ 名画の帰還」クリムトの代表作の裏側に隠された実話の映画化。ナチスによって引き裂かれた家族を取り戻す戦いを描く。ヘレン・ミレン主演映画【感想】

***********

「黄金のアデーレ 名画の帰還」予告編 動画

(原題:WOMAN IN GOLD)



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正直、クリムトは良く知らないけど・・・時代背景がとても気になる・・・


正直な話をしてしまえば、私がクリムトと聞いて思い浮かべるのは、あの有名な作品「接吻」であり、その「接吻」でさえ、いつの時代に書かれたものなのかも良く知らない・・・


 ↓ クリムトと言えば・・・この「接吻」
黄金のアデーレ2


そんな私が予告編を観てとても興味を引かれたのは、クリムトの絵画「黄金のアデーレ」が描かれた時代背景を映し出したシーン

特に、「黄金のアデーレ」がナチに没収されてしまう場面だ

その時に、初めてこの絵「黄金のアデーレ」が第二次大戦当時に描かれたものだと知った私は、その先の物語をもっと詳しく観たいなぁと思った

ただ、私としては、その裏側にどんな理由があったとしても、名画と言われるものは、美術館が所有して一人でも多くの人の目に触れた方が、描いた側も、その絵を好きな人も幸せなことだと思っているので、その所有権をめぐる裁判の争点もとても気になるところ

黄金のアデーレ

ベテラン女優と、売れっ子俳優たちの共演

「黄金のアデーレ」の所有権を主張する主人公マリアを演じるのは、「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」「クイーン」「消されたヘッドライン」のヘレン・ミレン

予告編しか見てないけれど、彼女の素晴らしい演技力を感じさせてくれそうなシーンがありそうで、とても楽しみ

共演は「ライフ」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「白い沈黙」、「デッドプール」、「あなたは私の婿になる」のライアン・レイノルズと、「ヒトラーへの285枚の葉書」「ラッシュ/プライドと友情」「誰よりも狙われた男」のダニエル・ブリュール

最近、ハリウッド映画では、ドイツ語なまりの英語が話せる俳優として、必ずと言っていいほど、ダニエル・ブリュールの名前が挙がるんだなぁと思っちゃうぐらいの活躍っぷり

あぁぁぁぁ。観たいなぁ。この「黄金のアデーレ 名画の帰還」

11月27日公開予定

「東京国際映画祭」で公開、ヘレン・ミレン来日が決定(10/9 追記)


この映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」が東京国際映画祭で公開され、合わせてヘレン・ミレンも来日するとのニュースが入ってきた。

それは、もしかして、生でヘレン・、ミレンが見られるということですか・・・??

あぁ~、生のヘレン・ミレン見たいなぁ~

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ロン・ハワード監督、クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール共演の「ラッシュ/プライドと友情」をWOWOWで見た

1976年のF1グランプリシリーズ。実際にライバル関係でトップを争っていたジェイムズ・ハントと、ニキ・ラウダについて描かれている

すごく高いところで高め合っている二人のライバル関係がすごくかっこ良かった

こんな二人の関係、良いなぁ。素敵だなぁと思いながら見ていた

「ラッシュ/プライドと友情」予告編 動画

(原題:RUSH)



あらすじ


1976年のF1グランプリ。トップは、自由奔放で破天荒なジェイムズ・ハント(クリス・ヘムズワース)と、メカニックと同等か、またはそれ以上にマシンに詳しく緻密な戦略家のニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)の間で激しく争われていた

常に安定感のある走りを見せたフェラーリに所属するニキ・ラウダが一歩優勢かと思われていたが、ドイツGPでニキが大クラッシュをしてしまう・・・

ラッシュ1

感想(ネタバレあり) いつの世も 天才肌 vs 技巧派 のライバル関係あり


昔、アイルトン・セナの全盛期にF1が好きで見ていたことがあった

そのときは、アイルトン・セナのライバルはアラン・プロストで、その時も天才肌のアイルトン・セナと技巧派のアラン・プロストというイメージだった

その時は、かなりF1に詳しいつもりでいたが、このジェイムズ・ハントとニキ・ラウダの話は一切知らなかった

超一流の天才が生まれるには、やはり、超一流のライバルがいるんだなぁと改めて感じた

ハントにとっても、ラウダにとってもこれ以上は無いという実力が拮抗したライバル同士

火花が散るような争いもあれば、互いを擁護し合うような友情も垣間見えるそんな二人の関係がステキだった


ラッシュ2

互いをレスペクトする友人同士でありながら、火花散るライバルの間柄


中でも、あぁこの二人の関係がステキだなぁと思ったのは、ラウダが事故の治療から帰ってきた直後の二人だった

顔がひどく火傷してしまったラウダに記者が「それで夫婦生活は続けられますか」と、デリカシーの無い質問をした記者はハントによってボコボコにされてしまい

「よく戻ってきたな」と笑顔で迎えたハントに対して、ラウダは「いつも辛い治療を受けながらお前のレースを見ていたんだ。だから、俺をここへ戻したのはお前なんだ」と言う

このシーンだけでも、互いに友人であることを認めながらも、互いをレスペクトし、そして、最高のライバルでもある二人の関係性がよく分かるシーンだった

そして、ラスト。飛行場で偶然居合わせた二人

チャンピオンになって浮かれているハントに対し、すでに次のシーズンのことを想定しながら生活していたラウダ

この時、ラウダはハントがもう戻ってこないと感じていたのではないだろうか

ハントの相変わらず天真爛漫な笑顔と、好敵手としてハントに隣に戻ってきて欲しいと心の底では願っているように見えるラウダの表情が心に残る

しかし、二人のライバル関係が戻ることは無かった。それが、とても残念

ラッシュ3

F1グランプリらしく、豪華なキャスト&スタッフ


この天真爛漫はハントを演じるのは、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「ホース・ソルジャー」「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」「白鯨との闘い」のクリス・ヘムズワース

いや~、本当に、このクリス・ヘムズワースっていう人は、すごく人を引き付ける魅力を持っている人

私は、「マイティ・ソー」でも、「アベンジャーズ」でも、そしてこの「ラッシュ」でもこの人の笑顔のやられてしまった(笑)

ハントのライバル、ニキ・ラウダを演じるのは、「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」、「ヒトラーへの285枚の葉書」「黄金のアデーレ 名画の帰還」「誰よりも狙われた男」「フィフス・エステート/世界から狙われた男」のダニエル・ブリュール

他にも、ドイツ映画から「ボーン・アルティメイタム」まで様々な映画に出演している

そして、監督は「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」、「アポロ13」「ビューティフル・マインド」「ダヴィンチ・コード」のロン・ハワード

この監督については、特に説明が必要ないように思う(笑)

ラッシュ4


F1グランプリの世界について描かれている映画ではあるけれど、F1に詳しくなくても十分楽しめる映画

なぜなら、そもそも監督がF1についてあまりよく知らなかったけれども、その二人のライバル関係にドラマ性があると感じて映画化したそう

だから、F1ってよく知らないし・・・と尻込みしてしまった人も、問題なく楽しく見られる作品になっている


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とても静かでいて力強く、心をつかんで離さず、ラストには呆然としてしまい、しばらく何も考えられなかった

名優 フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作。

WOWOWで放映しているのを見た

「誰よりも狙われた男」予告編 動画

(原題: A MOST WANTED MAN)




あらすじ


ドイツのハンブルグにあるテロ対策チームの責任者 バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、イスラム系テロ組織に大金を流している大物実業家アブドゥラを追っていた
そんな中、バッハマンは、チェチェンから一人のイスラム系移民イッサがハンブルグに流れ込んできたことを知ると、彼を監視し、調査し、チェチェンでテロを起こした過去を知ると、彼を利用してアブドゥラに近づく作戦を思いつく
しかし、移民の人権を保護することが専門の女弁護士アナベル(レイチェル・マクアダムス(「アバウト・タイム」))がイッサをバッハマンから守ろうとし、さらに、CIA(ロビン・ライト(「ブレードランナー 2049」、「ワンダーウーマン」))がこのことを嗅ぎ付け接触してくる・・・



感想(ネタバレあり) カーチェイスもアクションも無いスパイ映画


スパイ映画と聞けば、「007」、「ミッション・インポッシブル」、「ボーン・アイデンティティ」・・などなど、派手で華麗な映画の印象があるけど、この映画にその派手さは無く、むしろ地味

アクションシーンは一つも無く、カーチェイスもない

この映画は、テロリストを巡るスパイたちの心理戦にフォーカスをあてて描かれている

ドイツ当局内部、CIA、弁護士、銀行家、それぞれに思惑があり、その思惑にしたがってイスラム系テロリストのイッサに近づいていくが、それぞれの思惑違いから、心理戦を引き起こしていく。

その心のやり取りがこの映画の面白さ


彼らの「思惑」とは何か

ドイツ当局も、CIAも目指しているのは世界平和

ドイツ当局のバッハマンは、アブドゥラを通して巨大なテロ組織のあぶり出すことが目標であり

CIAは、どんな小さな分子であってもテロリストを自由にしておくべきではないと考える

つまり、バッハマンはイッサを制裁することよりも、その先にあるもっと大きなテロリスト集団の撲滅を目指し、CIAは、イッサのようなテロリストを生かしておくと、アメリカに来てテロを起こすから、生かしておくべきではないと考える

バッハマンとCIAは、同じ目的を見ているようで、そこに至るまでのやり方の違いがあり、それが心理戦を引き起こす元になっている

この映画の中で、最も印象的なセリフがあって、

それは、バッハマンがCIAから「何のためにこの仕事をしているの?」と質問されて、答えた時の一言

” to meke the world safe place"(世界を平和にするために)

その時、二人は、目的が同じだと同意をしていたけれど

腹の中では、二人が考える「平和」が違っていた


誰よりも狙われた男


それぞれが考える「平和」の違い


その「平和」に対する考え方の違いで、最終的には、悲しい結果を産むことになる

ラストシーンを見た時には、唖然としてしまって、しばらく何も考えられなかった

大きな平和のために、小さな悪を許し、救うのか

それとも、

小さな悪をもすべて抹殺することで、復讐という悪を作り出し、さらに悪を拡大していくのか

すごく考えさせられた

でも、これが現実なんだろうなぁと思った

私たちの知らないところで、こんなことがたくさん起きていて、どんどん小さな悪を産み出し続けているんだろうなぁって

悲しいことだけれども、世界の平和は、最も強いところが考える「平和」で成り立っている

私たちは、その「平和」にしたがって生きるしか方法がない


見応えある作品を支える スタッフ & キャスト



監督は アントン・コービン。

私は、彼の作品は初めて見たけれど、そもそも写真家として有名な方らしく。

なるほど。画面がとてもきれいな作品になっている


原作はジョン・ル・カレ

誰もが知ってるスパイ小説家。彼の作品で映画化されたものは数えきれない


主演は フィリップ・シーモア・ホフマン(「ハンガー・ゲーム2」「m:i:Ⅲ ミッション・インポッシブル3」)

残念ながら、昨年、急逝してしまった名俳優。

この作品が、最後の主演作となってしまった。本当に惜しい人を亡くしたとしか言いようが無い

この映画についての彼のインタビュー動画をみつけたので、是非、見て欲しい


フィリップ・シーモア・ホフマン インタビュー 「誰よりも狙われた男」について






フィリップ・シーモア・ホフマンの演技が本当に素晴らしい、最後の主演作。

映画としても素晴らしいので、一人でも多くの人に見て欲しい


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