とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:デヴィッド・O・ラッセル



ジェニファー・ローレンス主演の映画「ジョイ」をU-NEXT で観た。

どこにでもいる平凡な主婦が、モップを開発し大ヒットしたことで実業家へと変身していくサクセスストーリー。

日本では劇場未公開で、DVDスルーになってしまった作品。


満足度 評価】:★★★★☆

学歴もコネもなくビジネスで成功した主婦ジョイの実話。

その成功は女性たちの手本になるに違いない。

どうにもならない時も諦めなければ、きっと成功できる!と思えた映画だった。

そして何よりジェニファーがカッコいい!

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『ジョイ』予告編 動画

(原題:Joy)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年8月5日 U-NEXT にて鑑賞。

・2019年8月13日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


見逃しちゃった?でも大丈夫!映画「ジョイ」は、現在U-NEXT で配信中

本ページの情報は2019年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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キャスト&スタッフ


出演者

ジェニファー・ローレンス

ブラッドリー・クーパー

 
〇イザベラ・ロッセリーニ


〇ヴァージニア・マドセン


監督・製作・脚本

デヴィッド・O・ラッセル
…(「アメリカン・ハッスル」、「世界にひとつのプレイブック」、「ザ・ファイター」など)


2015年製作 アメリカ映画



映画「ジョイ」


あらすじ


航空会社で働くOLのジョイ(ジェニファー・ローレンス)は、二人の幼い子供を抱えたシングルマザー。

母、祖母と共に暮らす家に、恋人と別れた父(ロバート・デ・ニーロ)が帰ってきて暮らし始め、定職に就かない夫トニー(エドガー・ラミレス)も住み着いている。

そんな家族の世話と家事に追われる日々のジョイだが、ある日、掃除をしている最中に「手をぬらさずに絞れるモップ」を思いつき、商品化。

その商品をトニーのコネでテレビショッピングのQVCのプロデューサー ニール(ブラッドリー・クーパー)に売り込み、放送が決定するが、全く売れないまま放送が終了してしまい…。



映画「ジョイ」ロバート・デ・ニーロ


感想(ネタばれあり)


ダメダメな家族たちを支えていたシングルマザーの主婦 ジョイ


デヴィッド・O・ラッセル監督作品の面白さは、個性あふれる登場人物たちの魅力にある



このところ「世界にひとつのプレイブック」、「アメリカン・ハッスル」と続けてデヴィッド・O・ラッセル監督の作品を続けて観てきた。

妻の浮気現場を目撃して自分を見失ってしまった主人公が立ち直るまでを描く「世界にひとつのプレイブック」も、FBI捜査官が詐欺師と手を組んで汚職政治家を摘発する「アメリカン・ハッスル」も、個性あふれる登場人物たちがとても面白い作品だった。



そして、この「ジョイ」もデヴィッド・O・ラッセル監督らしい、どうにもならないダメ家族が主人公ジョイを困らせる。

このダメ家族がまた、とても個性的で、彼らを見ているだけでも十分面白かった



一日中テレビの前でメロドラマを見続けるお母さん。

恋人ができて家出したにも関わらず、その恋人と別れると再び家に帰ってきて、大騒ぎするお父さん。

ジョイと離婚しても定職に就かず地下に居候する元夫のトニー。



そんなダメダメな家族たちが若いシングルマザーのジョイに寄りかかり、なんでもかんでもジョイ任せの生活を送っている。

しかし、ジョイにも、ダメダメな家族だと分かっていても、見放さずに面倒を見てしまうという一面がある。



そんな家庭に育ったジョイは、高校時代の成績は優秀だったにも関わらず、お金がなくて大学に行けず、航空会社で受付嬢として働いている。

そのまま、何も考えずに日々を送っていたら、「くたびれたOLの一生」で終わっていたに違いない。

しかし、「手を汚さずに絞れるモップ」の開発で瞬く間に実業家として成功を収めるのだ。



ジョイは、日本でいったら松居一代(発明家として成功していた頃の)のようなものだった。

主婦の感覚で「こんなお掃除便利グッズが欲しい」と思ったものをそのまま商品化し、主婦たちの共感を得て大ヒットする。

松居一代の「松居棒」が、ジョイのモップなわけだ。



けれど、その頃、松居一代は女優としてそれなりの知名度もあり、テレビに出てアピールすることもできたので、商品さえよければ、ヒットする可能性も高かっただろう。

しかし、ジョイはただの主婦だ。

テレビに出られるわけでもなく、名前で買ってくれるわけでもない。



では、なぜ、これと言った学歴もコネもないジョイが成功することができたのか

その「なぜ」の向こうには、ジョイのマインドの強さがあった



映画「ジョイ」ジェニファー・ローレンス



ジョイを成功に導く行動力とマインドの強さ


ジョイが成功した理由にはいろいろとあって、ポジティブシンキングだったり、何があっても諦めない強さもあった。

その中で一番心に残ったのは「すぐに行動する」という行動力だった。



モップで床掃除をした後、汚れたモップを水ですすいで絞る時、汚れたモップを手で絞るのはイヤだし、「モップを絞れるバケツを買わなければ」と思うのが普通の人の思考回路だ。

「モップは手かバケツで絞るもの」という固定観念があって、モップ自体に絞る機能を期待していない。



しかし、そこでジョイは「絞れるモップがあったら便利だ」と考えた



そこからがすごいなぁと関心してしまうのだけど、そう思ったら、すぐに試作品を作るのだ。

もしもそこで「簡単に絞れるモップがあったら便利だなぁ」と思っても、「だったら作ってみようか」とはならないだろう。

ジョイは試作品を作っただけでなく、さらに、「これはとても便利だから、きっと売れるに違いない」と発想を展開させていく



幼い頃から物を作ったり、発明することが好きだったというジョイだが、「自分を信じる力の強さ」「ポジティブシンキング」「何があっても諦めない」という3拍子揃った「気持ちの強さ」がジョイを成功に導いたのだと思った。



映画「ジョイ」デ・ニーロとジェニファー



「人を大切にする」気持ちが自分を助けることになる


そんな「マインドの強さ」があった上で、ジョイは「人を大切にする」ところも成功に導いた要因の一つだと思った。



先述した通り、ジョイの家族はジョイに頼りきりのダメダメ家族だが、ジョイは、そんな家族を決して見捨てようとしない

本当なら、結婚した時点で家を出て、離婚したら子供たちと新しい人生を始めることもできたはずだ。

しかし、ジョイはそうはしなかった。



「テレビを見ること以外、何もしようとしない母親」や、おばあちゃんだけでなく、元夫もそのまま居候させ、さらに出戻りしたお父さんの面倒まで見始めるのだ。

そうやってジョイが家族を大切にしたからこそ、その後、ジョイが困った時は家族がジョイを支えることとなる。



モップを開発したものの、どう売ったらいいか分からないジョイにショップチャンネルのQVCを紹介したのは、元夫のトニーだった。

ただ、同級生がそこで働いているというだけで、かなり強引だったけれど。

その後、ジョイのプレゼン力でQVCとの契約が決まったものの、大量生産しなければいけなくなり、その資金を提供してくれたのはお父さんの新しい恋人トルーディだった。



また、初めてジョイがショップチャンネルに出演した時、テレビカメラの前でモップをプレゼンしなければならないのに、緊張で沈黙してしまったジョイを、電話で助けたのは親友のジョアンだった。

このジョアンの助け舟には号泣してしまった。

もしもこの時、ジョアンが電話をかけなければ、モップをアピールできず、1本も売れなかったかもしれない。



トニーや、お父さんや、ジョアンが助けてくれたのは、日頃からジョイが人を大切にし、愛情を注ぎ続けたからに他ならない。

何があっても見捨てないというその気持ちが、回り回ってジョイを助けることになったのだ。



もちろん、良いことばかりではなく、その後、家族がジョイの足を引っ張ることもあるけれど(特に義姉!!)、それでも、家族を見捨てずに最後まで面倒をみるからこそ、その思いはジョイに戻ってくるのだ。



映画「ジョイ」エドガー・ラミレス



最後に決めるのは「度胸の良さ」


そして、最後に決めるのは「度胸の良さ」だ。



QVCでモップが1本も売れず「私にやらせてください」と言った時も、義姉のせいで権利を奪われそうになってダラスまで行った時も、「絶対に譲らない」という度胸の良さが、相手を圧倒することになった



特にダラスの時は「今、香港に電話してみたんだけど…」と始まった時は、ブラフ(はったり)なんじゃないかと思った。

それが、ハッタリだったのか、そうではなかったのかについて、明言はされなかったけれど、その「香港への電話の問い合わせ」が本当でも、本当じゃなくても、良いのだ。

ジョイが話したことをダラスのボスが信じれば、その時、その言葉は「真実」になるのだ。



なぜ、そこまで強く出られるのか。

それは、自分が開発したモップに対する絶対の自信と、最後まで諦めない力だ。

「絶対に売れる」という自信を最後まで貫き通す力が、彼女を成功に導いたのだ。



最後に、全ての権利を取り戻したジョイは、とてもカッコよくて痛快だった。



もしかしたら、ダメダメで、全て彼女に寄りかかる家族がいたからこそ、ジョイは成功したのかもしれない。

そもそも、自分ではない誰かがモップ掃除をしてくれれば、その不便さに気付かないだろうし、裕福な家庭だったら「何としてでも金を取り戻さなければいけない」という気持ちも起きなかったかもしれない。



人は様々な逆境が押し寄せた時、度胸を決めて前に進めば成功を手にすることができるし、そのまま諦めれば、その程度で人生は終わるのだ。

「目標を決めたら、最後まで貫き通すマインドの強さ」が、ジョイの成功の秘訣だと思った。


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クリスチャン・ベール主演の映画「アメリカン・ハッスル」をU-NEXT で観た。

1970年代にFBI捜査官とサギ師が手を組んで、政治家たちの収賄容疑を告発した「アブスキャム事件」の実話を元に映画化。



満足度 評価】:★★★★☆

FBIに詐欺師にマフィア、一癖も二癖もある彼らの嘘の付き合い、騙し合い‬のカオス。

そんな彼らの生存競争を見ていて思ったのは「急いては事を仕損じる」‬

何事もガツガツするより、一歩引いた冷静さが大切なのだ‬。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『アメリカン・ハッスル』予告編 動画

(原題:American Hustle)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年8月3日 U-NEXT にて鑑賞。

・2019年8月9日 感想を掲載。

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キャスト&スタッフ


出演者

クリスチャン・ベール

ブラッドリー・クーパー

 
ジェニファー・ローレンス






監督・脚本

デヴィッド・O・ラッセル
…(「世界にひとつのプレイブック」、「ザ・ファイター」など)


2013年製作 アメリカ映画



映画「アメリカン・ハッスル」



あらすじ

コンビで詐欺をしているアーヴィン(クリスチャン・ベール)とシドニー(エイミー・アダムス)は、FBI捜査官のリッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されてしまう。

アーヴィンはリッチーから、逮捕をする代わりに、あるおとり捜査に協力するようにわ言われる。

それは、カジノの利権に絡んだ政治家たちの汚職を告発し、逮捕するというものだった…。



映画「アメリカン・ハッスル」クリスチャン・ベール




感想(ネタばれあり)


超個性的な登場人物たちの生存をかけた戦い


この映画の魅力の一つは、超個性的で、一癖も二癖もある登場人物たちだ。



主人公は詐欺師のアーヴィン。

演じているイケメン俳優クリスチャン・ベールの見る影もなく、でっぷりしたお腹で、薄毛の頭は後ろから髪を持ってきて、一九分けにしているような中年のおっさんだ。

しかし、彼には、人から信頼される話術があって、その誰にも負けないスキルで一流の詐欺師になった。



その上、アーヴィンにはシドニーという美しい恋人がいるのだが、その反面、長年別れられない妻・ロザリンもいる。

シドニーは、そんなアーヴィンに腹を立てつつも、自信満々のアーヴィンが魅力的で離れられずにいる。

一方で、正妻のロザリンは、シドニーの存在を知りつつも、生活していくために絶対に離婚しないと言い張っている。




そんなアーヴィンとシドニーの間に割って入ったのが、FBI捜査官のリッチーだ。

出世欲が強く、「どんな手を使ってでものし上がってく」とばかりに、詐欺師のアーヴィンを利用して一世一代の大捕り物を仕掛ける。



そのリッチーのターゲットとなったのが、市長のカーマイン(ジェレミー・レナー)だ。

金の話に目がないカーマインは、偽アラブ人シークを使ったアーヴィンの罠にズブズブとはまっていく。



さらに、カジノを仕切るマフィアのボス(ロバート・デ・ニーロ)が絡んできて、話は「この中で誰が生き残るのか」の生存競争へと発展していく。



詐欺師、FBI捜査官、その恋人たちと、政治家にマフィア。

それぞれが、それぞれの利権を求めて腹の探り合いをする中で、誰が、どのような手を使って生き残るのか。

最後まで、誰が勝つのか分からないカオスっぷりが面白い作品だった。



映画「アメリカン・ハッスル」ジェレミー・レナー



せいては事を仕損じる


大きな目的を成功させるために、人はどう行動するか

そのスピードや力の使い方は人それぞれだ。



目の前にぶら下がったニンジンを誰よりも早く食べるために、猪突猛進で突き進むタイプ。

周りのペースを見ながら、最後の最後に大外から猛ダッシュしてきて、一気に抜いていくタイプ。

本人は必死に走っているつもりが、いつの間にかペースメーカーにされているタイプ。



ちなみに、私は周りが見えなくなってしまう猪突猛進タイプだ(笑)



この映画のゴールは、アーヴィンとリッチーにとっては、「政治家たちが反社会勢力(マフィア)から賄賂を受け取ることを確認した時」であり、政治家カーマインとマフィアたちにとっては、「互いにカジノの利権を分け合った確認をした時」だ。

そのゴールに向けて、それぞれが腹の探り合いをしつつ、突っ走っていく。



しかし、その途中で、リッチーは大事なことを忘れてしまう。

それは「アーヴィンは人をだますプロの詐欺師だ」ということだ。



リッチーは、このパワーゲームの中で「自分は先頭に立って、全てをコントロールしている」と思い込み、「FBI」という後ろ盾を利用したい放題利用し、弱腰の捜査官をバカにする傲慢ささえ見せる。



しかし、そんなリッチーの手綱を握っていたのは、実はアーヴィンだったのだ。

アーヴィンは最後の最後に自分が生き残るための切り札を用意し、それをリッチーに悟られないようにしながらゲームを続け、最後に大外から、見事な一発逆転を仕掛けたのだ。



この逮捕劇を機に、のし上がっていくつもりのリッチーだったが、今度は自分が署内の笑い者に成り下がってしまったのだ。



そんな彼らの生存競争を見て思ったのは「急いては事を仕損じる」だった。

たとえ「これは確実に行ける」と思っても、一歩引いて「次に何が起こるのか」を冷静に判断したものが、最後に笑うのだ。

この映画の勝者は、見事にリッチーの裏をかき、減刑に成功したアーヴィンだった



映画「アメリカン・ハッスル」エイミー・アダムス



このゲームの真の勝者は女性たち


しかし、私は、このゲームの真の勝者はシドニーとロザリンだと思った。

彼女たちには「この当時の女性らしいしたたかさと強さ」を感じ、痛快だった



彼女たちは、常に「どの男性につけば生き残っていけるのか」を嗅覚で判断していた。

リッチーに逮捕され、アーヴィンのその後に暗雲が立ち込めると、シドニーは「アーヴィンは勝ち馬になれない」と判断し、リッチーに鞍替えする。



しかし、そこでシドニーはリッチーに対して「二人の愛が本物になるまで、決してセックスはしない」と宣言する。

シドニーは自分を安売りしないことで、リッチーに「本気」を匂わせるのだ。

一方、リッチーはセクシーなシドニーにそう宣言されたことで、「プラトニックラブ」の美しさを思い、「これぞ、本物の愛」だと思い込み、シドニーの言いなりになってしまう



シドニーはその時、アーヴィンとリッチーが「次にどんな手を使うのか」について見定めていたのだ。

そして、シドニーは出世欲に燃えて周りが見えないリッチーよりも、常に「どう動くべきか」を考えるアーヴィンを選んだのだ。

アーヴィンを勝利に導いたのは、そのシドニーの支えがあったことも大きい。



また、アーヴィンの妻・ロザリンもしたたかな女性だった。

アーヴィンの愛が自分にないと分かりつつも、妻の座に居座り続け、アーヴィンに止められても市長に会いに行き、自分をさらけ出す。

アーヴィンから呆れれても自分を貫き、その結果、新しい恋人を手に入れるのだ。



結局、アーヴィンの妻であるにも関わらず、犯罪に手を染めることなく、金に不自由のない生活を手に入れたのだ。



1970年代から80年代当時は、まだまだ女性たちの地位が低かった時代であり、「男性たちの経済力に頼って生きる」ことが、女性たちの成功の秘訣だった。

だからこそ、シドニーやロザリンは「女性たちは『誰につけば生き残っていけるのか』という嗅覚が鋭かったんだろうな」と感じさせるキャラクターだった



映画「アメリカン・ハッスル」ジェニファー・ローレンス



イケイケドンドンで突き進むといつか痛い目に遭う


そして、この映画が面白いのは、実話が元になっているという点。

冒頭で「ほぼ本当の話」と出ていたように、大きく脚色された部分もあっただろう。

FBI捜査官が詐欺師を利用して、汚職した政治家たちを一斉摘発しようなんて、「嘘のような本当の話」だった。



個性的なキャラクターたちが生存競争をする中、本当に強かったのは「冷静に一歩先を読んでいる者」であり、目の前にぶら下がった餌に夢中になると、足元をすくわれるという話だった。

当時、まだ地位の低かった女性たちは、「どの男性につけば生き残れるか」を嗅覚で感じ取り、日頃培ったしたたかさで、しっかりと生き残っていく。



結局「カジノの巨額な利権が手に入る」という熱に浮かされた政治家とマフィアは一斉検挙され、同じく「出世欲」に燃えたFBI捜査官も見事に玉砕してしまう。



そんな彼らの姿を見て、「何事も前のめりでガツガツするよりも、冷静な判断が大事だ」ということを、この映画から学んだ

イケイケドンドンで熱に浮かされていると、いつか痛い目に遭うんだなと実感した作品だった。




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ブラッドリー・クーパー主演「世界にひとつのプレイブック」をU-NEXT で観た。

結婚で失敗し、精神科病棟に8ヶ月入院していた男性が、家族や人々との触れ合いの中で立ち直っていく姿を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

面白かったー。

人生どん底だと思っても、そんな現実を受け入れて、家族を大切にし、人との出会いを重ねていけば、きっと立ち直れると思った。

しかし、それにしても、みんな熱すぎて面白すぎる家族だったな‬

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『世界にひとつのプレイブック』予告編 動画

(原題:Silver Linings Playbook)




更新履歴・公開、販売情報

・2019年8月1日 U-NEXT にて鑑賞。

・2019年8月8日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。



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キャスト&スタッフ


出演者

ブラッドリー・クーパー



〇ジャッキー・ウィーバー


〇クリス・タッカー

〇シェー・ウィガム


監督・脚本

デヴィッド・O・ラッセル
…(「ザ・ファイター」など)


2012年製作 アメリカ映画



映画「世界にひとつのプレイブック」


あらすじ


妻・ニッキーの浮気現場を目撃してしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、浮気相手をボコボコにしてしまい、精神病棟送りに。

8ヶ月後、自宅へ戻ってきたパットは、「愛し合っているニッキーとの結婚生活に戻る」と言い張るが、実際は妻側から接近禁止命令が出されていてニッキーがが住んでいる家に近づくことすらできない。

父(ロバート・デ・ニーロ)と母(ジャッキー・ウィーバー)は、そんなパットをどうしたらいいか分からない。

そんな時、パットは友人のジェイク(シェー・ウィガム)に誘われディナーに行き、そこでジェイクの妻(ジュリア・スタイルズ)の妹(ジェニファー・ローレンス)と知り合う。



映画「世界にひとつのプレイブック」ジェニファー・ローレンス



感想(ネタばれあり)


あまりの衝撃に現実を受け入れることができないパット


主人公のパットは、妻 ニッキーの浮気現場を目撃してしまった瞬間に、精神状態が崩壊してしまった。

それから8ヶ月間、精神科病棟で治療を受けるが、崩壊した精神状態が元に戻る気配はない。



そもそも、ニッキーは自宅に浮気相手を連れてきてSEXをするような女性だ。

どう考えても悪いのはニッキーだ。

しかし、そのことに逆上して浮気相手をボコボコにしてしまったパットが「暴力的で悪い夫」扱いされてしまう。



その上、パットは8ヶ月間の入院生活で冷戦な判断を取り戻すことができず、帰ってきても「ニッキーと愛し合っている」と信じて疑わない。



そんなパットを見ていると、彼は浮気現場を目撃した瞬間に、心の時が止まってしまったように見える。

ニッキーとの仲は、彼女が浮気する前の愛し合っていた頃の状態のままだと信じていて、いつまでも「妻が浮気した」という現実を受け入れることができない。

彼女は浮気しただけでなく、パットに対して接近禁止命令も出しているのだ。



この映画では、そのパットが現実を受け入れ、立ち直るまでが描かれている。

人が何かに失敗し、精神を崩壊するほどに悲しい思いをした時、どうやって立ち直るのか



きっと誰もが一生に一度は、どん底からなかなか立ち直れないことがある。

その時に、どうすれば良いのか。

そんなことを考えさせられる映画だった。



映画「世界にひとつのプレイブック」ロバート・デ・ニーロ



誰かを癒すことで自分も癒される


いつまでも「妻と愛し合っている」と信じている「イタイ男」パットが出会ったのは、夫を交通事故でなくし、心を病んでいたティファニーだった。



ティファニーは「人に自分の全てをあたえること」を心の支えに生きている女性だった。

だからこそ、「イタイ男」パットを見て、何とかしてあげたいと思ったのだろう。

たとえパットに嫌がられても、何度もちょっかいを出し、話しかけ、ダンスのパートナーに誘う。



初めはしつこいティファニーを煩わしく思っていたパットも、少しずつティファニーに心を開くようになる。



私は、そんなティファニーの行動がとても分かる気がした。

ティファニーも幸せ満点な生活を送っているわけではない。

交通事故で夫を失った悲しさから立ち直れていなかった。



そんな悲しみの中にいる時だからこそ、周りの人の幸せを願うのだ

誰かの幸せを願うことで、孤独や悲しさの中にいる気分を紛らわせることができる

だからこそ、パットと出会った時に、パットを幸せにしたいと思ったのだろう。



きっと、この時のティファニーは、パットと二人でダンス大会に出れば、パットだけでなく、自分も幸せになれると信じていたに違いない。

二人で一つのことを作り上げていく過程で、共に心を通わせ、通じ合っていく

それが、パットだけでなく、ティファニーにとってもセラピーになっていたのだ。



映画「世界にひとつのプレイブック」ジェニファーとブラッドリー



「お前はラッキーボーイだ」と言い続ける家族の深い愛情


そして、いわゆる「出戻り」になってしまったパットを迎える家族も温かい。

結婚に失敗してしまったパットに対し、「なんであんなことをしたんだ」とか、「なんで自宅に戻ってきたんだ」と言って責めたりしない。



意見が合わない時は、全身全霊でぶつかり合う、なんとも熱い家族で、時には熱すぎて笑っちゃうこともあるけれど、そんな「出戻り」のパットに、家族が「お前はラッキーボーイだ」と言うのが良かった

お父さんが異常に熱い情熱を傾けるアメフトに対して、「お前はラッキーボーイだから一緒に見よう」と声をかける。

それは、時にはパットにとってウザい瞬間でもあるけれど、お父さんなりの愛情表現なのだ。



そして、「ラッキー」というポジティブワード。

常に後ろ向きなパットに対して、ポジティブワードで語り掛けることで、前を向くように促している



日本でいえば、熱狂的な巨人ファンのお父さんが、結婚に失敗して心を病み、仕事もしないでブラブラしている息子に対して「お前がいれば巨人が勝つから、一緒に野球を見よう!お前はラッキーボーイだ!」と言っているようなものだ。

そんなお父さんがいたら、なんて素敵なお父さんなんだと思う。

普通だったら、野球の話になる前に「そんな女のことはさっさと忘れて、いい加減仕事しろ!」と言って、ケンカになるに違いない。



お父さんだって、もちろん、パットに「早くニッキーのことは忘れろ」と言い、ケンカすることもある。

しかし、そうやって「アメフト」をきっかけにしてパットに対して遠回しに愛情を注ぎ、そうやってパットのことを見守っているのだ。

ケンカをするときも、アメフトを見る時も熱く、絶対に手を抜かず、とことんやり合う素敵な家族だった。


映画「世界にひとつのプレイブック」ブラッドリー・クーパー



どんな最悪の状況でも、どこかに必ず希望がある


結局、ティファニーがニッキーのフリをして書いた手紙が、パットが現実と向き合うきっかけとなり、パットはニッキーと再会して現実を受け入れ、ティファニーへの愛に気付くことになった。



この映画の原題は「Silver Linings Playbook」(奇跡のプレイブック)である。

Silver Linings とは、雲にかかる光の輪のことで、どんな最悪な状況でも、その反面には何かしらの希望があることを意味している。

そして、プレイブックとは、アメフトの戦術を記載したもの。



パットは最悪な状況にあるけれど、だからこそ、お父さんにとってパットはアメフトに勝利をもたらす「希望の光」であり、パットにとってはティファニーが希望の光だった。

そして、これは、その奇跡を掴むまでが描かれた作品だった。



きっと誰しも、気分がどん底まで落ち込んでしまうことがある。

そんな時は、どうやって立ち直れば良いのか。



もしも、そんな時に陥ってしまったら、パットと同じように「人と会って話をする(友人とのディナーにでかけてティファニーと出会ったように)」、「現実と向き合い、受け入れる」、そして「家族を大切にする」ことだ。

そして、本当に立ち直るまで、人それぞれに時間がかかる

周りは焦ることなく、じっくりと見守ることも大切なことなのだと思った。



最近、良いことがない。

辛いことがあって立ち直れない。

現在、そう思っている人は、是非、この映画を観て欲しい。

きっと、立ち直れるヒントをこの映画から得られるはずだ。


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ジェニファー・ローレンス主演の映画「JOY」の予告編を観た。

アカデミー賞主演女優賞ノミネート作品。

「ミラクルモップ」などのアイディアグッズを発明した女性、ジョイ・マンガーノの半生を描く伝記映画。

日本公開では劇場公開はなく、DVDでの発売のみ。

【観たい度】:★★★★★

そのストーリーから想像するに、もっと軽めのコメディなのかと思ってた。

でも、逆に、すごく面白そうで観たくなった!!

「JOY」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:JOY)




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予告編を観る前に、どんな映画なのか勝手に想像してみた(笑)


ジェニファー・ローレンスが、アカデミー賞にノミネートされた映画のタイトルが「JOY」だと聞いて、どんな映画なのか調べてみた。

まず、ストーリーは、

「主人公の女性は、現在も実業家として活躍するジョイ・マンガーノ。彼女が発明したアイディアグッズ(手を使わずに水が絞れるミラクルモップ)が、テレビ通販で大ヒット!これがきっかけで、実業家へと成長していくまでを描いたサクセスストーリー」

だと聞いて、ふーん。なるほど。

ってことは、それは

ジャパネットたかた社長と松居一代を足して2で割ったようなもんかな

と、勝手に想像(笑)

さらには、「JOY」っていうのは、「楽しむ」って意味だから、「家族の支えで成功した主婦のアットホームなコメディタッチの映画じゃないか?」って、妄想が暴走(笑)

ここで、よく考えてみよう。

コメディタッチの映画で、主演女優賞にノミネートされるのはとても難しい!!!

ってことを忘れてた(笑)

そして、満を持して、予告編を観た。

・・・。

そこで、我、想う。

「あ、勘違いだった・・・( ̄▽ ̄;)」

ぜんっぜん、たかた社長じゃねーし、松居一代でもねぇ・・・(ーー;)

だって、普通、「主婦が発明したアイディアグッズが大ヒットして」ってストーリーを説明されて、銃が出てくる映画だと思う??

思わないよねぇ??

どうやら、このジョイ・マンガーノの半生は、一筋縄ではいかないらしい。

それだけが良く分かった予告編だった(笑)

この続きは、日本語字幕付き版の予告編が出てからにしようかな (^^;

しかし、これ、いつ公開してくれるんだろうなぁ・・・??

ジョイ


「世界にひとつのプレイブック」チームが再集結


主人公のジョイ・マンガーノを演じるのは、ジェニファー・ローレンス

今、最も輝いているアメリカの若手女優。

「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。

私は、その「世界にひとつのプレイブック」を観ていないので、「ハンガーゲーム」シリーズのカットニスのイメージが強い。

いつも「首吊りの木」の歌を歌っていそうなイメージ(笑)

他の出演作には、「あの日、欲望の大地で

ジョイのお父さん役には、ロバート・デ・ニーロ

怖いなぁ。お父さん。顔見てるだけで怖いよ(笑)

どうやら、ジョイの人生にはお父さんが大きく関わっているようだけど、どんなお父さんなのか気になるところ。

他の出演作品には、「ダーティ・グランパ」、「リベンジ・マッチ」、「リミットレス」、「キリングゲーム」、「マイ・インターン」「ボーダー」、「ミート・ザ・ペアレンツ」など

さらには、エドガー・ラミレス(「NY心霊捜査官」)やブラッドリー・クーパー(「アメリカン・スナイパー」、「リミットレス」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(声のみ)」)、イザベラ・ロッセリーニなどなど。

イザベラ・ロッセリーニが、ちょこっとしか見られなかったけど、すげー怖い感じだったなぁ。

ジェニファー・ローレンス以外のメンツも、とても楽しみな組み合わせ。

監督は、「世界にひとつのプレイブック」「ファイター」のデヴィッド・O・ラッセル

いつ公開されるのかも気になるけど、日本語字幕付きの予告編も早く観たいなぁ…。



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ブログネタ
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マーク・ウォルバーグ製作、主演、クリスチャン・ベール共演の映画「ザ・ファイター」を観た。

アメリカに実在する、二人のボクサー、ミッキー・ウォードと、デイッキー・エクルンドの異父兄弟の実話を映画化。

ケンカが強い方が偉いって考え方が好きではないので、ボクシングをはじめ、格闘技はとても苦手。

だから、この映画もあまり期待しないで見ていたんだけど、見始めたら、この兄弟の世界にグイグイと引き込まれて観てしまった。

すごく面白かったなぁ~。

「ザ・ファイター」予告編 動画

(原題:THE FIGHTER)




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あらすじ


元チャンピオンのディッキー(クリスチャン・ベール)を兄に持つミッキー(マーク・ウォルバーグ)は、兄に憧れ、ボクサーになるも、一度も勝てない日々が続いていた。

兄は、かつては地元のヒーローだったが、ドラッグにおぼれ自堕落な日々を送っていたが、父親の違う弟ミッキーとは、ボクシングでつながっていた。

そして、ミッキーの才能が認められようとしていた時、ディッキーは警官を殴ってしまい、刑務所へ入れられてしまう。

その時、ディッキーをかばい、指の骨を折る重傷をしたミッキーだったが、「兄と縁を切る」ことが条件でトレーナーが付き、再びリングに立つトレーニングを始める。

ザ・ファイター

感想(ネタバレあり)第一印象悪かったんだよねぇ・・このお兄さん


見始めてしばらくしてから、兄・ディッキーがとにかく嫌で、「うわ~、私、無理だ~。この人~」って思った。

ジャンキーでとにかくだらしなく、薬のせいと思われる薄くなった髪も、歯が抜けてしまっているのも、とにかく嫌だった。

また、兄がそんな状態であるのに、それを放置して、非難しようともしない母親も嫌で、自分の子がかわいいのは分かるけど、もっとしっかり現実を見ようよって、すごく言いたかった(笑)

この映画でとても興味深く観たのは、そんな彼らが共に愛する弟のミッキーが、ボクシングを通して成長していく姿を見て、自分たちも少しずつ変わっていく姿を、とても丁寧に描いているところだった。

ザ・ファイター2

ジャンキーだった兄が少しずつ更生していく姿に心を打たれる


彼らの成長を描く中で、私のとても嫌いだった兄・ディッキーが、警官をなぐって騒動を起こす最低の時期から、刑務所で薬を抜いて、クリーンな状態になって人として変わっていく姿に心を打たれた。

この映画で、最も印象に残ったのは、そのディッキーが心も体も、本当にクリーンになったかも・・と思わせたシーン。

ディッキーの出所直後、ディッキーと、ミッキーと、ミッキーの恋人シャーリーン(エイミー・アダムス「メッセージ」、「her/世界でひとつの彼女」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」「ナイト ミュージアム2」)は出所後のディッキーの扱いについてケンカする。

シャーリーンは、身体がクリーンになったと主張するディッキーに対して、

「またやるに決まってる!!ディッキーを切らないなら、ミッキーとは別れる」

と言い、その場から立ち去ってしまう。

この時、私もそう思った。そんなこと言ってまたやるクセにって思ってた。


ザ・ファイター4

「人への思いやり」を見せたディッキー


でも、その後のディッキーの行動が、私の頭から離れない。

その時、ディッキーが真っ先に向かったのは、ドラッグがある家ではなく、シャーリーンの家だった。

「ミッキーと君の仲を裂くつもりはない。だったら俺は身を引くから、ミッキーとは別れないでくれ」

この一言が驚愕で。それまでだったら、「あんなクソ女忘れてしまえ」って言いかねなかったディッキーが、人に頭を下げてお願いしている!!!!

シャーリーンの家を去る時も、しばらく彼女のことを気にしながら、チラチラと後ろを見遣る姿が、

「この人は、本当に更生したかも・・・」

と思わせる後ろ姿だった!!

もう、これは、クリスチャン・ベール(「The Promise/君への誓い」「ファーナス/訣別の朝」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」)の演技こそのディッキー。

初めはガリガリのジャンキーから始まって、少しずつ更生した身体に戻していく姿は、鳥肌モノの演技だった。

エンドロールには、実在の兄弟の映像があるが、実在のディッキーのしゃべり方が、クリスチャン・ベール演じるディッキーのそれとそっくりでビックリ。

クリスチャン・ベールは、この役でアカデミー賞助演男優賞を受賞したのも納得の演技だった。

あんなにディッキーが嫌いだった私も、ディッキーが「本当は心がもろくて、とても気が弱い人」と分かり、最後には同情してしてまうほどに、心境が変わっていた。

ザ・ファイター5

恋人を支えるシャーリーンの姿に憧れる


女性の立場として観ると、私はシャーリーンみたいな女性になりたいと思った。

何よりも、ミッキーを誰よりもしっかりと支えていたその姿に憧れる。

時には厳しく、そして優しく。

いつも心が折れそうになった時、ミッキーをリングに立たせたのは、シャーリーンだった。

心が折れそうになるのは、ボクシングとは関係ないことに、心をとらわれてしまうから。

シャーリーンは、そこをいつもしっかりと見抜いて、軌道修正していた姿が素晴らしいと思った。

あぁ、私もあんな女性になりたいと思った。

ザ・ファイター3

題材はボクシングでもスポ根ではなく、人間ドラマ


この映画「ザ・ファイター」は、あるボクシングチャンピオン兄弟について描かれた物語であるけれど、よくあるボクシング映画のようなスポ根の映画ではない。

家族がいて、恋人がいて、挫折があり、再起する。

ボクシングそのもののファイトシーンよりも、家族や恋人との愛情や葛藤、挫折や再起にかける成長を描くことに重点を置いている。

これは、ボクシングよりも人間ドラマに重点を置いた作品だった。

だからこそ、ボクシングが苦手な私でも、見ることができたし、見終わった後には、彼らを愛してしまうまでになったんだと思う。

「どんな状況でも、最後まで諦めなければ、奇跡が起きる」

とても素晴らしい作品だった。



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