とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ナタリー・ポートマン



ナタリー・ポートマン主演の映画「プラネタリウム」を7月20日に新宿で行われたジャパンプレミアで観た。

第二次世界大戦前、フランスがまだ平和だった頃、アメリカから渡ってきて、時代を必死に生き抜こうとする姉妹を描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

女性たちが働くことができる職業が、まだまだ制限されていた時代のお話。

霊感の強い妹と、その妹を利用して、のし上がろうと計算する姉が描かれるが、彼女たちはそうすることでしか、生きていくことができなかった。

姉妹はこれまで見たことがない星を手に入れようとしていたのだが、時代がそれを許さなかった。

それまで積み上げてきたもの全てを、一瞬のうちに無にしてしまう戦争の悲しさを感じる作品だった。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想



「プラネタリウム」予告編 動画

(原題:PLANETARIUM)




更新履歴・公開、販売情報

・2017年7月22日 ジャパンプレミアで観た感想を掲載。

・2018年8月28日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者

ナタリー・ポートマン
…(「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの逆襲」、「レオン」など)

〇リリー=ローズ・デップ

〇エマニュエル・サランジェ

ルイ・ガレル
…(「愛を綴る女」など)

監督

〇レエッカ・ズロトヴスキ


2016年製作 フランス、ベルギー合作映画



プラネタリウム



あらすじ


第二次大戦が起きる前のフランスで、ローラ(ナタリー・ポートマン)とケイト(リリー=ローズ・デップ)のバーロウ姉妹は、「降霊術」のショーを行って生活していた。

霊感の強い妹のケイトが、お客様に霊からのメッセージを聞かせるというスタイルのものだった。

そんなある日、バーロウ姉妹の元に現れたのは、映画プロデューサーのコルベン(エマニュエル・サランジェ)。

彼は、彼女たちの降霊術を映画に記録しないか?と持ち掛け、彼女たちの住まいも用意するという。

それまで、狭いアパート暮らしをしていた姉妹は、コルベンへの邸宅に引っ越し、映画の仕事をするようになり…。


プラネタリウム2



感想(ネタバレあり)


女性が就ける職業に制限があった時代


この映画が描かれている時代は、女性が就ける仕事にまだまだ制限があった頃だった。

映画のオープニングに登場する電話交換士は「女性が就ける職業」の代表的なものだった。

そんな中で、女性が財産を築くためにそれなりの報酬を得ようとするなら、女優か娼婦になるぐらいしか選択肢がなかった。



アメリカからヨーロッパに渡り、何のコネもないバーロウ姉妹が、2人だけで生きていくのは非常に難しかった。

そこで、妹であるケイトの霊感の強さを利用し、「降霊術」をして生活費を稼いでいた。



ところが、世の中には戦争の陰が差し始め、人々は余計なことにお金を使わないようになっていた。

そんな時代を背景に、姉妹が厳しい世の中を生き抜こうとする姿がここでは描かれる。



映画の冒頭にとても印象的なシーンがあった。

電車に乗って移動する姉妹。

まだ幼さの残る妹のケイトは、姉に「なんで、昼は星が見えないの?」と聞く。



すると姉は「明るい時には見えないこともあるのよ」と答える。

それは、姉妹がこれまで見たことがない星を目指して生きていく様子を表しているが、平和な頃には見えず、世間に戦争の影が差すようになってから見えるものを示している。

それこそが、この映画のタイトル「プラネタリウム」が表しているものであり、切なく悲しい部分でもあった。



プラネタリウム3



姉妹の生活を支えた希望の星・妹のケイト


霊感の強い妹のケイトは、姉のローラにとって「希望の星」だった。

彼女たちの出生や、どんな家庭で育ったのかは一切語られない。



しかし、何か理由があってアメリカからヨーロッパへと渡ってきた。

彼女たちはお金を稼いでロンドンに渡り、そこからアメリカへと帰ることを夢見ていた。

そのために、ケイトの霊感が必要だったのだ。



毎晩、「降霊術」のショーを行い、目の前にいるお客さんに「霊界からのメッセージ」を伝える。

そして、ある時、彼女たちに幸運が訪れる。

その「降霊術」のショーを見て興味を持った人たちの中に、お金持ちの映画プロデューサー、コルベンがいたのだ。



ローラは早速、コルベンと連絡を取り、彼に降霊術をする。

すると、その時に彼が見たものが、彼の心を強く突き動かし、ケイトの降霊術を強く信じるようになる。

そして、「降霊術の記録を映画に残したい」とコルベンが言ったので、姉妹はコルベンの元で働くようになる。



前半部分を観ている段階では、コルベンがケイトの降霊術で何を観て、なぜ、彼がそんなにケイトに執着するようになるのか分からなかった。

恐らく、姉妹にとっても、初めのうちの彼は「金づる」だったように思う。

しかし、時が経つにつれ、次第に彼の夢が示していたものが分かるようになる。



プラネタリウム4



社会が暗くなって、急に浮かび上がってきたユダヤの星


コルベンは、ポーランドからフランスへ逃げてきた移民だった。

彼の家はユダヤ人一家であり、ドイツからの迫害を恐れ、フランスへ逃げてきていた。



フランス人だと偽って生活していた彼は、映画プロデューサーとして成功し、財産も築いていた。

その時、ケイトが彼に見せたメッセージは彼を殺そうとするものであり、それは「彼に忍び寄る影」の存在を示していたように思う。

というのも、その後、フランスとドイツの対立が激しくなり、彼を「ユダヤ人だ」として糾弾する動きが出始めるのだ。



それまで裕福な生活をしていた頃は多くの人が彼をもてはやしていたのに、戦争の影が見え始めた途端、周りの人たちが敵になってしまった

彼は、世の中が暗くなってから浮き上がる星(=ユダヤ人)だったのだ。



そのせいで、コルベンと生活を共にしていたバーロウ姉妹も、「ユダヤ人の娼婦」と言われるようになってしまう。



平和で裕福な生活をしていた頃は、誰も彼をユダヤ人とは言わず、映画協会では要職についていたにも関わらず、人々は一瞬にして手のひらを返し、彼は「ポーランドのユダヤ人だ」として投獄されてしまう

この映画のタイトル「プラネタリウム」とは、この当時の人々のユダヤ人に対する差別意識を表しているのではないか

明るい時には気付かなかった星たち(=ユダヤ人たち)だが、世相が暗くなると同時に浮かび上がってくる。

プラネタリウムに浮かぶ星の全てが、戦争が遺した悲しい傷跡なのだ。



プラネタリウム5



スターになって、豊かな暮らしを目論んだ姉


その時代に翻弄され続けたのが、バーロウ姉妹の姉ケイトだった。

彼女は、アメリカからヨーロッパに渡ってきて、妹と2人暮らし。

なんとか、妹に良い暮らしをさせてあげようと思って必死に生きてきた。

そのための「降霊術」だった。



そして、ようやく手に入れたスターの座(=女優業)だった。

これで、ようやく生活楽になるかもしれないと思い始めた頃、頼りにしていたコルベンが投獄されてしまう。

さらには、妹の病気が発覚。

それは、必死になって築き上げたものが、一瞬にして崩れ去る瞬間だった。



そして、彼女のその「必死さ」を観ていると、女性が働いて生活を築いていくことが当時はどれだけ難しかったのかということが良くわかる

最後のシーンでは、彼女が星の美しさに感激する場面がある。

しかし、彼女が観ていたのは、セットに描かれたニセモノの星なのだ。



それはまるで、自分を押し殺し、「妹のため」と必死に生きてきた彼女の「偽りの人生」を表しているようにも見える

そこから、ようやく彼女の新しい人生が始まるのか、しかし、残念ながら、そこからフランスは酷い戦争へと突入して行く。

ニセモノの星に希望はあるのか。

そんなことを考えると、なんだか切なくなってくる。

そんな映画だった。





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ナタリー・ポートマン主演の映画「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」を映画館で観た。

ジョン・F・ケネディが暗殺されてから、葬儀までの間のジャクリーン・ケネディの実話を映画化。


満足度 評価】:★★★★☆

本物のジャッキーを私はよく知らない。

JFKが亡くなった後に、大富豪と結婚した女性という認識しかなかった。

それ以外の先入観があまりないからだろうか。

<ファーストレディ>という職務を全うするために必死になっていた彼女の生き様に見入ってしまった。

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」予告編 動画

(原題:JACKIE)




更新履歴・販売情報

・2017年7月20日 映画館で観た際の感想を掲載しました。

・2018年5月27日 WOWOWでの放送(21時より)に合わせて加筆・修正しました。

・現在、ネット配信・DVDにより販売中です。


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キャスト&スタッフ


出演者

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの逆襲」、「レオン」など)

ピーター・サースガード
…(「マグニフィセント・セブン」、「完全なるチェックメイト」、「ブルージャスミン」、「ブラック・スキャンダル」、「デッドマン・ウォーキング」など)

グレタ・カーウィグ
…(<出演作>「20センチュリー・ウーマン」、「マギーズ・プラン-幸せのあとしまつ-」、「フランシス・ハ」、<監督作>「レディ・バード」など)

ビリー・クラダップ
…(「エイリアン:コヴェナント」、「20センチュリー・ウーマン」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「君が生きた証」など)

〇ジョン・ハート

監督

パブロ・ラライン
…(「NO」など)

2016年制作 アメリカ、チリ、フランス合作映画



ジャッキーファーストレディ最後の使命



あらすじ


1963年、ジョン・F・ケネディの妻であり、元ファーストレディだったジャクリーン・ケネディ(ナタリー・ポートマン)の元へ1人のジャーナリスト(ビリー・クラダップ)が訪れる。

彼女にJFK暗殺当時のことを聞くためだった。

彼を家に招き入れた彼女は、取材のメモを全て見せて欲しいという条件の下、当時のことを語り始める…。



ジャッキーファーストレディ最後の使命2



感想(ネタバレあり)


取り巻きに囲まれた中での孤独


この映画から受けたジャクリーン・ケネディに対する印象は、「孤独」である。

取り巻きが大勢いて、常に誰かに監視されているような生活でありながら、彼女の心のうちなど誰も気にかけていない

そんな「孤独」を感じた。



神父の元へ通い、夫婦生活のことまで赤裸々に相談していたのは、他に誰にも語る相手がいなかったことを証明している。

24歳でジョン・F・ケネディと結婚し、31歳という若さでファーストレディになった彼女には、周りの人たちを味方につけたり、心から相談できる相手を常に側に置いておくような処世術は身に着けていなかったのかもしれない。



唯一、心を許せたのは、秘書のナンシー・タッカーマン(グレタ・カーウィグ)だけだった。

それでもやはり、秘書は秘書

ジャッキーの心のうちを全て理解できることはできない。



そんな、ジャッキーの「孤独」を観ていて思い出したのは、マリー・アントワネットだった。

幼くして王妃になった世間知らずのマリー・アントワネットも、本当に心を許せる人がいない寂しがり屋だった。

ファーストレディだけでなく、王妃や皇后といった位に立つ人たちは、見た目は華やかな生活を送っていても、常に多く人囲まれながらも心は孤独という生活を強いられるのだろうと思った。



ジャッキーファーストレディ最後の使命3



職業:ファーストレディ


そんなジャッキーが、まるで寂しさを紛らわすように熱心に取り組んでいたのが<ファーストレディ>という仕事だった。

ジョン・F・ケネディの妻としてというよりも、<ファーストレディ>という任務を与えられホワイトハウスに勤務し、その責務をこなすことに邁進していたような印象だった。



ホワイトハウスが「アメリカで最も素晴らしい場所」であることを演出するために、リフォームに精を出し、世界中の誰もが憧れるような場所を演出する。

テレビの取材を受け、その様子が放送されると、視聴者たちから称賛される。

常に「人々から見られている」という意識を持ち、服装や化粧にも気を使う。

音楽や美術への興味・関心を常に持ち、素晴らしい芸術を国民に紹介する役目を果たす。



ホワイトハウスの内装の美しさも、彼女自身の美しさも、ケネディ家の芸術への造詣の深さも、全てファーストレディであるジャッキーの演出したものだった。



中でも印象的だったのは、ホワイトハウスの中でクラシック音楽の演奏会をしていた時の様子や、大統領執務室の赤いカーペットを彼女が選び、実際に物が届いた時の彼女の満足気な表情だった。

あらゆることに気を配らなければならない忙しい日々

その忙しさが、彼女の「孤独」を紛らわせていたのだと思う。



ジャッキーファーストレディ最後の使命4



妻としての幸せを放棄して取り組んだ思い


この映画はジャッキーの独白という形で描かれているが、その中で気になったことがあった。

最初から最後まで、夫であるジョン・F・ケネディの人間性を称えるようなセリフが一つも出てこなかったことである。

政治家として、また大統領としてのジョン・F・ケネディを称賛するようなセリフはあった。



しかし、夫として、子供たちの父としてのジョン・F・ケネディはどうだったか。

残念ながら、彼の人間性を知るような言葉が出てこない

そこには、JFKとジャッキーの関係性が表れている。



唯一、彼らの夫婦関係について話しをしたのは、彼女が神父に「ジャック(JFKのこと)とは、もうずいぶん長い間ベッドを共にすることがなかった」と言ったところぐらいだろうか。

常に、ジャッキーを取り巻いていた「孤独」も、寂しさを振り切るようにファーストレディとしての職務に全うしていたのも、その全ては、この「妻としての幸せを放棄」したところに起因しているように思えた。



このホワイトハウスで暮らしていた当時は、ジョン・F・ケネディは大統領であり、彼女にとって夫というよりも上司

彼女は妻というよりも、ファーストレディという職業に就いていたと言った方が正しい気がする。



最後の葬式のシーンで、JFKが墓地まで運ばれる間、ジャッキーが他の人たちと共に歩いて墓地まで向かうか、それとも車に乗って向かうのかで、シークレットサービスともめ、彼女自身も迷う場面がある。

結局、彼女はJFKの遺体と共に歩くことを選択する。

それは、それこそが、ファーストレディとしての最後の使命だと思ったからに違いない。

「暗殺されるかもしれない」という恐怖に負けず、逃げも隠れもしない姿を見せることで、アメリカのトップに位置するホワイトハウスの威厳を世界に知らせたかったのだろう。



ジャッキーファーストレディ最後の使命5



ジャッキーがホワイトハウスを「キャメロット」と呼んだ理由


そんな彼女は、ホワイトハウスを「キャメロット」と位置付けていた。

「キャメロット」とは、アーサー王伝説の都の名前である。

民を救う王になる使命を背負って生まれてきたアーサー王の伝説。



ジャッキーがホワイトハウスをキャメロットだと言った背景には、ミュージカルの「キャメロット」をJFKが大好きだったという理由がその一つだ。

ジャッキーの中では、アメリカの歴史の中で伝説として残るJFKを思い描き、ホワイトハウスを「キャメロット」だと位置づけ、伝説の王にふさわしい場所にしなければならないと思っていたのだろう。



だとすれば、JFKは大統領になるべく運命を背負った人間だったとするなら、ジャッキーはそんなJFKを支え、ファーストレディになるべき運命を背負って生まれてきた女性だったのだろう。

その結果、アメリカでは「JFKロス」が続き、いまだに「JFKが生きていたら」と語り継がれる、まさに伝説の存在になった



そんな彼女の「ファーストレディ」としての生き方と、その孤独が痛い程よく伝わってくる映画ではあったが、女性としての幸せは一切感じないという悲しい映画でもあった。

「ファーストレディ」とは、そんな自分の幸せよりも、大統領の妻としての生き方を国民に見せることを優先させる職業なのだろうと思った。





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人気シリーズ「スター・ウォーズ エピソード3/シスの逆襲」をWOWOWで観た。

アナキン・スカイウォーカーがダースベーダーになるまでを描く。

満足度 評価】:★★★★☆

スターウォーズシリーズを観る上で、絶対に欠かせないエピソード。

1人の青年が独裁者へと変貌していく姿は必見。

「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH)




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***********

〇 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」アナキンの心に芽生える悲しみ・怒り・孤独が闇へとつながり悪の帝王〔ダースベーダー〕を生み出す土壌に【感想】

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キャスト&スタッフ



出演者
ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「レオン」など)

ヘイデン・クリステンセン
…(「クライム・スピード」、「海辺の家」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

クリストファー・リー
…(「リスボンに誘われて」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

〇イアン・マクディアミッド
…(「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」など)

監督・脚本・製作総指揮


ジョージ・ルーカス


2005年製作 アメリカ映画


スター・ウォーズエピソード3シスの復讐

あらすじ


分離主義者と共和国との対立が激化する中、共和国のパルパティーン議長(イアン・マクディアミッド)が誘拐されてしまう。

オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)はパルパティーン議長を救うため敵陣に乗り込み、ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)を倒し、無事に議長を救出するが、主犯のグリーバス将軍を逃がしてしまう。

ジェダイ・マスターのオビ=ワンはグリーバスの逮捕に向かうが、その間、パルパティーン議長の警護についたアナキンは、次第にパルパティーンと親しくなり、次第に彼の言動に心酔するようになってしまう…。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐3


感想(ネタバレあり)


優秀な若者の野心につけこむ闇


エピソード3の見どころは、なんと言っても「アナキンがダースベーダーになる」までの過程。

これまで、幼い頃に別れた母を殺されたり、稀れに見るフォースの持ち主であるにも関わらずジェダイとしてなかなか認められない焦りなどを感じてきたアナキン。

その彼にとって、「真の理解者」が現れる。

彼の能力の高さと、孤独、心の闇を誰よりも知る者。

それが、闇の帝王ダース・シディアスだった。

「誰よりも認められたい」「もっと大きな権力を手に入れたい」と願う彼の野心が、彼の心に隙を作っていた。

何よりも彼のたぐいまれなフォースの力を必要としていたダース・シディアスは、その心の隙間からアナキンの心を鷲掴みにしていった。

その様子はまるで、有名大卒の優秀な若者を新興宗教に洗脳させるインチキ教祖のようだったのが非常に興味深かった。

優秀だから、優秀であればあるほど、「認められたい」という願望が強く、その野心が心に隙を作るんだなと感じた。


スター・ウォーズエピソード3シスの復讐5

「認められたい」「世界を手に入れたい」という野心の裏側にある闇


この世で稀に見るフォースの持ち主だと、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンに言われたアナキン・スカイウォーカー。

幼い頃は奴隷として暮らし、苦労を共にした母とは、彼がジェダイの修行を受けるために別れて暮らすこととなるが、その後、殺されてしまう。

その最愛の母が殺された時に、彼は悲しみ・憎しみ・怒りという感情を知り、またその怒りが制御できずに母を殺した関係者を全て無実の人間も含め虐殺してしまう。

それが、彼にとって初めてできた心の闇だった。

その後、ジェダイとして精進するも、彼の持つ類稀なフォースの才能を「認められたい」、「もっと大きな世界を支配したい」という野心が芽生えるようになる。

そんな彼の野心に付け込んだのが、悪の枢機卿ダーク・シディアスだった。

初めは、彼と同じ共和国側の人間として近づき、徐々に彼の心を洗脳していく。

アナキンにとっては、師匠のオビ=ワンよりもダーク・シディアスの方が、彼の本当の心の内を理解してくれていると感じるようになっていく。

何よりも、彼には果てしない底なしの野心の沼があり、それを理解できたのはダーク・シディアスだけだったのだ。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐6

理解者を失うという恐怖感


そして、彼に追い打ちをかけたのは「パドメを失う」という恐怖感だった。

愛する母を失うという経験をして以来、アナキンの心の拠り所はパドメだった。

しかし、身分違いにより禁じられた恋だった二人は、秘密裏に結婚をし、2人の間には子供ができていた。

一見、幸せの絶頂のような2人。

ところが、そんな中、アナキンは毎晩パドメが死んでしまう夢にうなされてしまう。

それは、母が殺された時と同じだった。

日々、募っていくその恐怖がアナキンを怯えさせ、その心の拠り所がダース・シディアスへと向かっていってしまう。

そんな夢を見てしまうのも、「偉大なるフォースの持ち主」のアナキンだからこそであり、そのレベルで理解できるのはジェダイならばヨーダのみ。

ところが、ヨーダは彼に解決の道を示してくれなかった。

しかし、ダース・シディアスは「私を信じればパドメは救われる」と明確な道を示してきたから、彼の心はダークサイドへと落ちていってしまう。

そこは、ヨーダがダース・シディアスがという話ではなく、アナキンの心の弱さがダークサイドへと落としていく要因になってしまった。

結局は、アナキンがダークサイドに落ちた悲しみから、パドメは意識を失い、そのまま目覚めることなく亡くなってしまう。

それを知ったアナキンは、深い悲しみの底に落ち、暗黒の帝王「ダース・ベイダー」として君臨することとなった。

それから先、オビ=ワンは弟子が暗黒の帝王になったことと、「あの時、とどめを刺しておけば良かった」という思いに悩まされ続けるに違いない。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐4

第1章の終わりと第2章の始まりと、その間のスピンオフ


パドメは亡くなる直前に双子を出産。

息子のルークと娘のレイアと名付けられる。

レイアは共和国の議員一家に、ルークはアナキンの母の息子、アナキンにとって義理の弟の手に預けられる。

そこから、スター・ウォーズ第2章が始まる。

その第2章が始まる前のスピンオフ作品して制作されたのが「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」だ。

このエピソード3のラストにもチラッと出てくるデス・スターの設計図にまつわる物語のはず。

どんな話になっているのか、とても楽しみ。

そして、その後はエピソード4から先をもう一回、ちゃんと見直したい。

エピソード2で、「私はいつかお前に殺されると思う」と冗談ぽく言った話が現実になってしまったオビ=ワンとダース・ベイダーの対決。

そして、「I'm your father」の名言で知られるダース・ベイダーとルークの対決。

いろんな出来事の積み重ねがあって出来上がっている世界観なんだなぁと思う。

そして、やっぱり、私はこの世界観が大好きだ。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐2





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大人気SF映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」をWOWOWで観た。

前作から10年後の世界。後にダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーも青年となり、悲しみ・憎しみ・怒りを経験し、成長していく…。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

若干の中だるみを感じるエピソード2。

あくまでもこれはエピソード1から3へのつなぎ。

しかし、R2-D2が飛んだり、C-3POと再会したり、マスター・ヨーダがライトセーバーで戦ったりというファン向けの見せ場は満載。

「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE II - ATTACK OF THE CLONES)




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キャスト&スタッフ


出演者

ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「レオン」など)

ヘイデン・クリステンセン
…(「クライム・スピード」、「海辺の家」、「スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

〇クリストファー・リー
…(「リスボンに誘われて」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

監督・脚本・製作総指揮

ジョージ・ルーカス

2002年製作 アメリカ映画



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃



あらすじ


共和国と通商連合の対立が激化する中、アミダラ女王(ナタリー・ポートマン)に身の危険が迫っていた。

オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)は、アミダラ女王の護衛につく。

しかし、そんな中アミダラ女王の命を狙うロボットが彼女を襲い、オビ=ワンはその刺客を調査し、アミダラ女王は故郷の星へ帰り、アナキンはアミダラのボディガードして同行する。

ところが、アナキンは故郷に残してきた母の命が危ういことを感じてしまい…。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃2



***********

〇 「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」悲劇の独裁者アナキン・スカイウォーカー誕生。ヨーダは既に「見えざる脅威」と見抜く!リーアム・ニーソン主演映画【感想】

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感想(ネタバレあり)


「アナキンの覚醒」から「ダースベーダー誕生」までのつなぎエピソード


エピソード1からエピソード3のシリーズの中で、若干の中だるみを感じるこのエピソード2。

これは、エピソード1で覚醒したアナキン・スカイウォーカーが、エピソード3でダースベーダーとなるまでのつなぎであり、伏線の回だからこそ。

このエピソード2では、アナキンがこれまでにない怒りや悲しみを経験し、心に闇が生まれた瞬間が描かれている。

その心の闇が重なって大きな闇が広がるまでの伏線の回になっている。

どんなに優秀なフォースと才能を持っていても、感情面の乱れは制御できない。

その心の僅かな隙間に差し込む闇が、次第に彼の心を支配していこうとする。

その感情面の揺れを描いているのが、このエピソード2だった。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃3



ジェダイ・マスターの手に追えない大物アナキン・スカイウォーカー


エピソード1では、マスター・ヨーダが「彼の将来が見えない」と言って、ジェダイにするのを拒んだのがアナキンだった。

しかし、「彼にはただならぬフォースを感じる」と言い、彼を教育することで立派なジェダイにできると言い張ったのはクワイ=ガン・ジンだった。

ところが、彼を見出した本人であるクワイ=ガン・ジンはその後ダース・モールに殺されてしまう。

そのため、クワイ=ガンに代わってアナキンの教育係となったのは、クワイ=ガンの弟子オビ=ワン・ケノービだった。

しかし、やんちゃな性格で無謀なことを繰り返すアナキンは、オビ=ワンにとって手に負えない存在となっていった。

そのことから、アナキンは「自分のフォースは師匠よりも上だ」と過信し、マスマスつけ上がっていくことになる。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃4



「母の死」が心の奥に潜む闇を広げる


エピソード3でダースベーダーとなるアナキンの心に巣食った闇を作ったのは「母」だった。

アナキンの心には、エピソード1で既に闇が芽生えていた。

それは、愛する母との別れだった。

そして、このエピソード2では、その母が彼の目の前で亡くなっ
てしまうという悲しい出来事が起きる。

彼は深い悲しみに囚われ、悲しみは怒りとなり、母を酷い目に逢わせた人間を皆殺しにするという事態にまで発展してしまう。

それは、アナキン自身も自分の心の奥に潜む「怒り」の大きさに驚いた出来事だった。

その自分に潜む「怒り」の恐ろしさについて、彼はパドメ(アミダラ女王)に相談している。

しかし、パドメはまだ彼の心に潜む闇の大きさに全く気付いてなく、「怒りは誰もが抱く感情」だと言って彼を慰めている。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃5



唯一の心の拠り所 パドメ


そんなやんちゃで無謀な一面も持ちながら、「母の死」で苦しむ繊細さを見せるアナキンを理解したのは、パドメだった。

彼にとっての「真の理解者」は、母と、クワイ=ガン・ジンとに続いて3人目である。

しかし、そのうちの2人を失ってしまったアナキンにとって、パドメは唯一の理解者となってしまった。

そのことが、この次のエピソード3で彼をダースベーダーにする大きな引き金となってしまった。

もしも、エピソード1でクワイ=ガンがアナキンを引き取る時に母も一緒に引き取って、共に暮らしていたなら彼は暗黒の帝王になどはなっていなかったはず。

ところが現実は、彼は1人であり、彼の天賦なる才能を誰も理解できず、母も失い、孤独になりつつあるところに差し込んだ一筋の光がパドメだった。

その心の揺らぎと変化を描いているのが、このエピソード2だったのだ。

なので、後々、「なぜ、彼がダースベーダーになったのか」を知るために必要だったが、このエピソード2なのだ。



スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃6



ファンを飽きさせない小ネタのオンパレード


そんな「感情面の揺らぎ」を描くことでファンを飽きさせないために、ジョージ・ルーカスはファンを楽しませるための小ネタを随所に用意している。

エピソード1では未完成で丸裸だったC3-POがようやく完成し、R2-D2とのコンビができたり。

そのR2-D2がパドメを助けるために空を飛んだり。

まだ若いマスター・ヨーダがライトセーバーを持って敵と戦ったり。

「スター・ウォーズ エピソード5」以降で、ハン・ソロを悩ます賞金稼ぎボバ・フェットの息子時代と、彼の父親ジャンゴ・フェットが同じく賞金稼ぎとして登場したり。

このあたりの「マニアが喜ぶネタ」をうまい具合に仕込んでいる回でもあった。

そんなシーンを観るためだけでも、観る甲斐があるのが、このエピソード2だった。

さらに、映画ファンとして個人的に観て良かった!と思ったのは、まだ無名のジョエル・エドガートンがアナキンの義弟の役で出演していたこと。

そのシーンで思わず「ジョエル・エドガートン!!」と叫んでしまった(笑)

いや~。大物俳優になって良かったねぇ~。





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ネット配信で観る:「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」(字幕版)

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「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」をWOWOWで観た。

「ローグ・ワン」を観る前に、「スター・ウォーズ」シリーズを改めて時系列で整理しておこうと思った。

満足度 評価】:★★★★☆

ファントム・メナス(見えざる脅威)とは、後にダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーの将来を憂いたもの。

ジェダイマスターのヨーダが、アナキンとの初見で「彼の将来が見えない」と言った時の表情がこの映画の全てを語っていると思った。

アナキン・スカイウォーカー 恐るべき才能。銀河に君臨す。

「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE)




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キャスト&スタッフ


出演者

リーアム・ニーソン
…(「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」、「誘拐の掟」、「96時間」、「96時間 リベンジ」、「96時間/レクイエム」)

ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「レオン」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

キーラ・ナイトレイ
…(「プライドと偏見」、「ラブ・アクチュアリー」、「はじまりのうた」、「イミテーション・ゲーム」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」)

〇テレンス・スタンプ
…(「プリシラ」など)

〇ジェイク・ロイド

監督・脚本・製作総指揮

ジョージ・ルーカス

1999年製作 アメリカ映画

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス

あらすじ


銀河系共和国軍と対立していた通商連合との話し合いが決裂したため、その調査に向かっていたジェダイの騎士クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)と、オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)。

その間も通商連合は他の惑星に攻撃をしかけ続け、クワイ=ガンとオビ=ワンは共和国のアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)を救出し、惑星を脱出する。

しかし、脱出した後も彼らが乗った宇宙船は攻撃を受け、その近くにあった惑星タトゥイーンに降り立つが、クワイ=ガンは、その惑星で出会った少年アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)に尋常ではないフォースの強さを見出す…。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス4

感想(ネタバレあり)


「ローグ・ワン」を観る前に頭の中の整理を…


近々、現在公開中の「ローグ・ワン」をこれから観ようと思っている。

しかし、その前に、「ローグ・ワン」が描かれる時代(エピソード3と4の間)までに何があったのか、頭の中を整理しようと思い、久しぶりに、この「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を観た。

「スター・ウォーズ」をよく知らない人のために簡単に説明すると、「スター・ウォーズ」の悪役として良く知られるダースベーダー。

彼はダースベーダーになる前はアナキン・スカイウォーカーという青年だった。

この「エピソード1」は、そのアナキン・スカイウォーカーがフォース(超能力のような力)の使い手としてジェダイの騎士(フォースを良いことに使える人たち)たちに見出される物語である。

久しぶりに観て、あぁ、そうだったよね。アナキンは最初は少年だったよね。とか、そうだ。ジャージャーいたよね。とか、やっぱりいろいろ思い出すから観て良かったなぁと思う。

そして、この先の展開を知らずにこの映画を観始めた訳ではなく、この先の悲しい展開を知っていながら観るために、その展開に向けての伏線がキチンと頭に入ってくるのも久しぶりに観た利点だった。

尋常ならざるアナキンの天賦の才能だったり、クワイ=ガン・ジンがアナキンを見る視線1つ1つ、ヨーダがアナキンと会った時の感想などなど。

やっぱり、ヨーダは最高のジェダイマスターなんだなと再認識した作品でもあった。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス5

アナキン・スカイウォーカー誕生


なんと言っても、この「エピソード1」の最大のテーマは、後にダースベーダーとなり、世界を闇で支配するアナキン・スカイウォーカーの誕生でしょう。

クワイ=ガン・ジンとアミダラが導かれるようにタトゥイーン星に向かい、生まれつき恐るべしジェダイの力を持った少年アナキンと出会う。

まさに、それは運命の瞬間だった。

そして、クワイ=ガンは彼のフォースの力を信じて、彼を育てようと決意する。

それこそが「アナキン・スカイウォーカー」誕生の瞬間だった。

しかし、この時、クワイ=ガンがもう少し落ち着いて、マスターヨーダの意見を聞いて、アナキンを母親の元に返していれば、ここから先に起きる悲劇はなかったのに…。

そんなことを言ったら、「スター・ウォーズ」そのものがなくなってしまうけど…。

残念ながらクワイ=ガンが見出したのは、明るい未来ではなく、ファントム・メナス(見えざる脅威)だと、私たちは知っている。

そして、そのことに薄っすらと気付き始めていたのは、マスターヨーダのみだった…。


スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス3

アナキンの中にすでに芽生えていた心の闇


一方で、見出された側の「アナキン・スカイウォーカー」にとって、この「エピソード1」は、「出会いと別れ」の物語だった。

彼のフォースの才能を見出したクワイ=ガン、まるで天使のように美しいアミダラ女王との出会い。

そして、常に彼を守ってきた母との別れ。

この愛する母との別れがアナキンの心に最初に生まれた「闇」だった。

初めて母と別れて暮らすこと、知らない大人に囲まれて質問攻めにされる恐怖。

それらが闇となって心に広がっていることをヨーダは見抜いていた。

だからこそ、クワイ=ガンにはアナキンをジェダイにすることに反対するが、クワイ=ガンはそれを教育で治せると信じていた。

この時から、アナキンには感情的に問題点があることをヨーダは察していたのだ。

そして、その「母のいない寂しさ」が「パドメ(=アミダラ)への想い」と推移していくが、そのことが後に彼の「闇」を作り出す元凶になってしまう。

アナキンとは、これまでも、この先も常に心に寂しさを抱えた少年だったのだ。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス2

アナキンの将来に不安を感じていたマスターヨーダ


アナキンを見出すと共に、この銀河系には急速にダークサイドが広がっていた。

それは、後にダースベーダーを利用し、世界を闇で支配する「シス」の復活があったためだった。

その時、「ジェダイはなぜ、誰一人としてシスの復活に気付かなかったのか」という問いかけに対し、ヨーダは「ダークサイドはとても見えにくい」と語っている。

人の心の闇は、ジェダイでも見抜けないところで広がっているという意味なのか。

そして、その後にアナキンと対面したヨーダは「彼の将来が見えない」と語っている。

それこそが、まさに「アナキンは将来ダークサイドに落ちる」とヨーダには見えたのではと思った。

しかし、なぜその時、ヨーダは強制的にアナキンを帰さなかったのか。

それもまた、この銀河系が抱えた運命だった。

この後、エピソード3まで「アナキンがダースベーダーになるまで」が描かれる。

見どころは、彼の「心の闇の変化」だ。



***********

〇 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」アナキンの心に芽生える悲しみ・怒り・孤独が闇へとつながり悪の帝王〔ダースベーダー〕を生み出す土壌に【感想】

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12月11日(現地時間)に、放送映画批評家協会によるクリティック・チョイス・アワードが発表になった。

ラ・ラ・ランド」が最多8部門を受賞した。

ラ・ラ・ランド」現在、絶好調!このままアカデミー賞作品賞も受賞するのか!?

その他、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」「Manchester by the Sea」がそれぞれ3部門受賞している。

第22回放送映画批評家協会賞


作品賞

ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)



ラ・ラ・ランド



監督賞

デイミアン・チャゼル:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)

主演男優賞

ケイシー・アフレック:「Manchester by the Sea(原題)」

主演女優賞

ナタリー・ポートマン:「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2017年春 日本公開予定)

助演男優賞

マハーシャラ・アリ:「ムーンライト」(2017年 日本公開予定)

助演女優賞

ヴィオラ・デイヴィス:「Fences(原題)」

若手男優・女優賞

ルーカス・ヘッジス:「Manchester by the Sea(原題)」

アンサンブル演技賞

「ムーンライト」(2017年 日本公開予定)

脚本賞

〇デイミアン・チャゼル:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)

〇ケネス・ロナーガン:「Manchester by the Sea(原題)」

脚色賞

エリック・ハイセラー:「メッセージ」(2017年5月 日本公開予定)

撮影賞

リヌス・サンドグレン:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)

美術賞

デヴィッド・ワスコ、サンディ・レイノルズ・ワスコ:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)

編集賞

トム・クロス:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)

衣装デザイン賞

マデリーン・フォンテイン:「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2017年春 日本公開予定)

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2017年春 日本公開予定)

視覚効果賞

ジャングル・ブック

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アニメーション映画賞

ズートピア

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アクション映画賞

「Hacksaw Ridge(原題)」

アクション映画男優賞

アンドリュー・ガーフィールド:「Hacksaw Ridge(原題)」

アクション映画女優賞

マーゴット・ロビー:「スーサイド・スクワッド

「スーサイド・スクワッド」

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コメディ映画賞

デッドプール

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コメディ映画男優賞

ライアン・レイノルズ:「デッドプール

コメディ映画女優賞

メリル・ストリープ:「マダム・フローレンス! 夢見るふたり

SF / ホラー映画賞

「メッセージ」(2017年5月 日本公開予定)

外国語映画賞

「Elle(原題)」(フランス)

歌曲賞

City of Stars:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)

作曲賞

ジャスティン・ハーウィッツ:「ラ・ラ・ランド」(2017年2月24日 公開予定)


======================

ここで注目したいのは、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」

これまでの映画賞では、「Elle(原題)」、「未来よ こんにちは」の演技でイザベル・ユペールが主演女優賞を受賞してきた。

しかし、ここへきて、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」で、主役のジャクリーン・ケネディを演じたナタリー・ポートマンが浮上してきた。


その主演女優賞の演技を感じられるアメリカ版予告編はこちら
▼ ▼ ▼




この作品はケネディ大統領暗殺事件について、ジャクリーン・ケネディの視点から描いたもの。

共演には、ピーター・サースガードビリー・クラダップ、グレタ・ガーウィグなど。

監督はチリの社会派映画「NO」を監督したチリ人のパブロ・ラライン

予告編からは、ジャッキーが寒々とした感じで描かれていて、その様子が彼女には味方がいなかなったのかな…と感じさせていて、とても興味深い。

今回は、ナタリー・ポートマンの主演女優賞の他、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。

早く観たいなぁと思うけど、日本公開は2017年春。

もうちょっと先。なんだなぁ~。

ジャッキーファーストレディ最後の使命



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リリー・ジェームズ主演の映画「高慢と偏見とゾンビ」を映画館で観た。

ジェイン・オースティン原作の英文学「高慢と偏見」をゾンビでマッシュアップした作品。

満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

やばい。この映画「高慢と偏見とゾンビ」めちゃくちゃ面白かった!!

英文学の「高慢と偏見」を知らなくても楽しめると思うけど、これは知っていた方がずっと面白い。

もしも、観る予定がある人は、是非、その前に映画版「プライドと偏見」を観てから、「高慢と偏見とゾンビ」を見ることをおススメする。


出演リリー・ジェームズサム・ライリー、ジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコートダグラス・ブースチャールズ・ダンス、レナ・ヘディ

監督バー・スティアーズ 2016年 アメリカ映画


「高慢と偏見とゾンビ」予告編 動画

(原題:PRIDE + PREJUDICE + ZOMBIES)




原作本「高慢と偏見とゾンビ」

高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

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あらすじ


18世紀のロンドンでは、人間がゾンビになるという疫病が大流行していた。

人々は自分で自分の身を守るために東洋の護身術を学ぶことが流行し、日本や中国へ留学していた。

郊外にある田舎町のベネット家では、娘たち5人姉妹が中国で少林寺拳法を学んでいた。

しかし、ベネット家の母はその娘たちをお金持ちの家に嫁がせることしか頭になく、毎日、ご近所の噂話ばかりをしていた。

そんな時、ベネット家の隣の敷地にある豪邸にミスターダーシーが引っ越してくるという。

そして、次の舞踏会に友人のビングリーが連れてくると母が言うと、娘たちは舞踏会の日を心待ちにするのだった…。


高慢と偏見とゾンビ

感想(ネタバレあり) 「高慢と偏見」にゾンビをマッシュアップ


面白かったなぁ。映画がスタートして間もなく、5人姉妹が舞踏会へ行く身支度をしている最中に、服の中にゾンビを倒すためのナイフや拳銃を忍ばせているシーンで、もうヤバいと思った。

既にそこの時点で、私たちがよく知っている「高慢と偏見」にゾンビが入り込んでいる。

まさか、あの名作のなかでは、あの5人姉妹が銃やナイフをガーターベルトに忍ばせるシーンなんてものはない!!

しかし、ゾンビマッシュアップだからこそ、そんなシーンが入ってくる。

その絶妙なゾンビの入り込み具合が非常に面白い作品だった。

そもそも、マッシュアップとは何??という人のために、正確に伝えるためにWikipediaを引用させてもらうと

これは元々は音楽用語で

マッシュアップ(英: Mashup)とは2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出してそれらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である。

マッシュアップとリミックスは、あくまでも元の曲をそのまま使うことが前提である。

Wikipediaより

ということは、この映画「高慢と偏見とゾンビ」は、元々あった「高慢と偏見」に「18世紀のロンドンで人間とゾンビの戦争が勃発」という話をミックスして、1つの話にしたものである。

だから、ダーシーとリズの会話はそのまま、ストーリーもそのままで、その間にゾンビとの闘いが混ざり込んでくるという話になる。

そのマッシュアップが、これは大成功だったと私は思っている。


高慢と偏見とゾンビ3

多くの人に愛される作品に、新しい命を注入する


しかし、これはよく考えた方法だなぁと思った。

正直、昔から多くの人から愛される古典をそのまま映画化した場合、みんながよく知っている話だけに、演出や美術、演技などに強いこだわりがないと、ちょっと退屈に仕上がってしまう場合がよくある。

高慢な男ダーシーと、女らしさよりも自分らしさを追求するエリザベス(リズ)の恋の物語。

そこへゾンビが衝撃を与え、少林寺拳法が新しいリズムを刻む。

すると、ちょっと退屈だった古典に新しい命が吹き込まれて、これまでと全く違う作品として生まれ変わっていく。

ダーシーとリズが初めて出会った舞踏会のシーンは、血塗られたゾンビ退治のシーンに変わり、バッサバッサとゾンビを倒していくリズを見たダーシーがリズに惚れてしまう。

そして、原作では豪雨の中ダーシーがリズに愛の告白をするはずのシーンでは、ダーシーとリズの少林寺拳法の組手をしながらの告白に。

しかし、なんと、セリフはそのままだから凄い。

リズがダーシーにキレイに蹴りを入れた後、ダーシーはリズをどれだけ愛しているかを語り続ける。

リズも口では嫌よと言いながら、気になっているので、つい拳法の技に力が入ってしまう。

この何とも言えないリズム感が面白くてクスクス笑いながら観てしまった。

そして、最後のあの夜明けの告白のシーンが最高だった。

本当は、2人がお互いを思いながら眠れずにバッタリと出会い、リズがダーシーに対し本当は前から好きだったことを打ち明けるシーンが、ゾンビとの激しいバトルの末に変わっていて(笑)

しかも、ダーシーが気絶したフリをするなんて!!ゾンビを入れたら、ダーシーがちょっとだけ計算高くなっていた(笑)

高慢と偏見とゾンビ4

アメリカ人はゾンビが好き


そして、私たちがこれまで観たことのない「高慢と偏見」がここに誕生した。

いや~面白かったなぁ。

現代版にアレンジするっていうのはよくあるけど、ゾンビを入れるっていうのはこれまでなかったもんね。

うわーー。やられたーーー!!って感じだった。

この映画「高慢と偏見とゾンビ」は英文学を原作にして、舞台もイギリスだけど、製作はアメリカ。

アメリカ人はゾンビの話が好きだよねぇ。

だいたい、世紀末とか、未知のウィルスとかいうと、ゾンビが出てくる。

これは土葬の文化だからゾンビなのかなぁとよく考える。

いつか、あの墓の中に眠っている人たちが目覚めて出てくるんじゃないか…。

アメリカ人たちは、墓を見ながらそんな妄想をするんだろうなぁと思う。

マイケル・ジャクソンの「スリラー」みたいに。

日本は火葬だから、姿、形のない怨霊になって出てくる。

その違いなんだろうね。

高慢と偏見とゾンビ5

原作に惚れこんだナタリー・ポートマンが製作を担当


この映画「高慢と偏見とゾンビ」は同名小説が原作となっている。

そのジェイン・オースティンの「高慢と偏見」にゾンビをマッシュアップした原作は、アメリカのベストセラーとなる。


原作本「高慢と偏見とゾンビ」

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そして、その原作を読んだ女優のナタリー・ポートマンが、その原作の大ファンとなり、真っ先にこの映画の制作に名乗りを上げたという。

だったら、バーグ夫人の役とか、ナタリー・ポートマンでも良かったのにね。

なんて思ってしまうけど、残念ながら、彼女の出演はない。

そして、主役のエリザベスを演じたのは、映画「シンデレラ」でシンデレラを演じたリリー・ジェームズだ。

シンデレラ」でもかなり注目されたけど、私は断然、この「高慢と偏見とゾンビ」のリズの方が好き。

ゾンビと闘う姿がすごく勇ましくて良かった。

ダーシーがその姿に惚れる訳もわかる気がする。

リリー・ジェームズの他の出演作には、「ベイビー・ドライバー」など


高慢と偏見とゾンビ2

他のマッシュアップもお待ちしております…


今回の、このマッシュアップは大成功だったので、他の古典作品のマッシュアップも是非、やって欲しいと思った。

「ロミオとジュリエットとヴァンパイア」とか「嵐が丘とゾンビ」とか、「ロビンフットとゾンビ」とか。

そういうの期待しちゃう~。

なんだか、とっても楽しそうだもん~。

古典的名作と言われると、ちょっと身構えてしまう。

退屈なんじゃないかとか、難しいんじゃないかとか…。

でも、こうして違うリズムとか、新味を入れてみると全く違う作品として楽しめることが、今回の新しい発見だった。

いや~。いいんじゃないか。第2弾、第3弾を期待してお待ちしている…。



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