とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ナヴィド・ネガーバン



ディラン・オブライエン主演の映画「アメリカン・アサシン」を映画館で観た。

恋人を殺された青年がCIAにスカウトされ、テロリストに復讐するアクション映画。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.0)

なんとも不完全燃焼だった。

アクションは迫力があって素晴らしいけれど、マーシャルアーツの達人スコット・アドキンスの扱いには不満アリ。

テロリストの意図が不明だし、CIAに賢さを感じない。

この時代にスパイ映画を撮ることに無理があるのかも。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「アメリカン・アサシン」予告編 動画

(原題:American Assassin)




更新履歴・公開情報


・2018年7月11日 映画館で鑑賞。

・2018年8月2日 感想を掲載。

・2019年5月11日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、ネット配信、DVD、共に販売中。作品情報は下記公式サイトより。
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キャスト&スタッフ


出演者




〇サナ・レイサン

〇デヴィッド・スーシェ


…(「ホース・ソルジャー」など)


監督

〇マイケル・クエスタ


2017年製作 アメリカ映画



映画「アメリカン・アサシン」




あらすじ


恋人にプロポーズをした直後、テロに遭い恋人を殺されたミッチ(ディラン・オブライエン)は、復讐のために訓練をしていた。

そんなミッチの能力を高く評価したCIAはミッチをスカウトし、元 ネイビーシールズのハーリー(マイケル・キートン)にミッチの教育を依頼。

ハーリーはミッチを実戦で使えるCIAの暗殺者に鍛え上げた頃、ロシアの核弾頭が盗まれる事件が起き…。



アメリカン・アサシン2



感想



この映画の感想は、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものを紹介します。


アメリカン・アサシン (2017)


★★★ [60点]「アクションは素晴らしいけれど…」


これはーかなり消化不良だった…

恋人にプロポーズした日にテロに遭い、恋人を殺され、その日から復讐に燃える狂犬となったミッチ(
ディラン・オブライエン)。

CIAはリスクを承知でミッチをリクルートし、暗殺者に育てるために、元ネイビー・シールズのハーリー(
マイケル・キートン)にミッチの教育を任せるのだが…。



アクションシーンはとても迫力があって良かった

メイズ・ランナー 最期の迷宮」では、アクションシーンの撮影で何回も手術を受けなければならないような重傷を負ったディラン・オブライエンが、こんなに派手なアクションシーン満載な映画に出演した勇気は素晴らしいと思う。



しかし、ここ数年ハズレなしの名作続きだったマイケル・キートン出演作にしては、あまりにも薄っぺらい印象を受けた。

そもそも、CIAが復讐に燃える狂犬をリクルートするのかという疑問。

どんな時も、理性的に、人目につくことなく行動するからこそ、CIAなのではないか。



そして、テロリストの目的が不明な件。

ミッチがテロに遭った理由も不明なら、テロリストの目的も不明で、それがいつの間にか他の事件にすり替わっていくという適当さ。



そこで思うのは、今の時代にCIAがどこかの国やテロ組織を敵にしたスパイ映画を作るということに無理があるということ。

現在、世界中で起きているテロは、国や組織が行なっているというよりは個人が起こした行動が多く
、特に、アメリカ国内で起きているテロはアメリカ人が実行しているものが多い。

その原因は、国vs国というより、宗教的な理由がほとんどだ。



きっと映画的には、イランやら、ロシアを諸悪の根源にして、社会から弾き飛ばされた人間がそれらの国を利用して母国や社会に復讐するという形がとても描きやすいのだろう。

しかし、今の世の中で起きているのはイスラム教 vs 反イスラム教であって、そこの本質を描かずに表面的になぞっているだけの感じがした。



さらに、個人的には、アクションキレキレのスコット・アドキンスが出演しているのに、あまり見せ場がなかったのも、残念だった


Posted by pharmacy_toe on 2018/07/13 with ぴあ映画生活




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クリス・ヘムズワース主演「ホース・ソルジャー」を試写会で観た。

2001年に起きた『9.11 同時多発テロ』の翌日、アルカイダ掃討のためにアフガニスタンへ向かった12人の陸軍特殊部隊の実話を描く。



満足度 評価】:★★★★☆

戦闘シーンは迫力満点で見応えがあり、彼らの戦いはズシンと重みが残り、思いのほか感動した映画だった。

いつの時代も、誰にも知られることなく命がけで戦っている人たちがいるんだと改めて思い知らされる実話の映画化。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「ホース・ソルジャー」予告編 動画

(原題:12 Strong)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年4月15日 試写会で観た感想を掲載。

・2019年4月7日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

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キャスト&スタッフ


出演

クリス・ヘムズワース
…(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「マイティ・ソー バトルロイヤル」、「ラッシュ/プライドと友情」、「白鯨との闘い」、「ゴーストバスターズ」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」、「アベンジャーズ」など)

マイケル・シャノン
…(「シェイプ・オブ・ウォーター」、「ノクターナル・アニマルズ」、「ラビング 愛という名前のふたり」、「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「マッド・マザー 生贄の少年」など)

マイケル・ペーニャ
…(「運び屋」、「アントマン&ワスプ」、「素晴らしきかな、人生」、「アントマン」、「大いなる陰謀」、「フューリー」など)

トレヴァンテ・ローズ
…(「ザ・プレデター」、「ムーンライト」など)

…(「アメリカン・アサシン」など)

〇エルサ・バタキー

〇ウィリアム・フィクナー


監督

〇ニコライ・フルシー


2018年製作 アメリカ映画



映画「ホース・ソルジャー」



あらすじ


2001年9月11日 アメリカで同時多発テロが起きる。

その時、陸軍大尉のミッチ・ネルソン(クリス・ヘムズワース)は、現場から退いて管理職に異動したばかりだった。

しかし、居てもたってもいられなくなったミッチは、自分の特殊部隊のチーム 12人を招集し、アルカイダが潜伏していると言われているアフガニスタンへと向かうことを志願する。

翌日には許可が下りたミッチたちチームは、隣国のウズベキスタンへと向かう…。



映画「ホース・ソルジャー」クリス・ヘムズワース



感想(ネタバレあり)


9.11 同時多発テロ直後に起きた実話の映画化


近年で、時代の流れを変えた事件というのが2つあると思っている。

1つは1989年に起きた「ベルリンの壁」の崩壊。

この時を境に 資本主義 VS 共産主義 の戦いである冷戦が終了した。



もう1つは、2001年9月11日にアメリカで起きた「同時多発テロ」。

この時を境に、世界で起きている戦争が「国 VS 国」から、「国 VS テロ組織」という形へと変化していく。

たとえば、この映画のような「米軍 VS アルカイダ」や、「国連軍 VS ISIS」など。



それぐらい「9.11 同時多発テロ」というのは世界に衝撃を与えた事件だった

この映画は、その「世界の歴史を変えた事件」の中で、テロ組織「アルカイダ」を追い詰めていった米軍特殊部隊の実話を描いている。

彼らが戦っていたのはアフガニスタンではなく、そこに潜伏するテロ組織であり、これまでの戦争とは明らかに戦い方が違っている。

ただ、アフガニスタンに降り立ってテロ組織を潰せばいいというわけではない。



その彼らが、「どう戦っていくのか」という戦略の立て方、山岳地帯での戦い方の難しさ、リーダーの人間性などを見ているのがとても興味深く面白い映画だった



そして、この戦いは極秘の中で行われたため、しばらく人に知られることがなく、長い時間を経ての映画化となった。



映画「ホース・ソルジャー」マイケル・ペーニャ、マイケル・シャノン、クリス・ヘムズワース


アルカイダの敵対組織「北部同盟」を利用する米軍


いくら特殊な訓練を受けた有能な戦士たちだからといって、12人の兵士では、5万人いるといわれるアルカイダと戦えるはずがない

そこで陸軍の参謀が考えた戦略が、現地でアルカイダと敵対している組織 北部同盟と手を組むことだった。



私は、その戦略には複雑な気持ちになった。

なぜなら、そうやって、米軍が現地の組織に金と武器を与え、利用できるだけ利用し、利用価値が無くなったところでポイ捨てした結果、捨てられた組織の中からアメリカを恨み、テロリストが生れていくケースが多いからだった。



そんな私の心配を見越したからだろうか、ミッチ率いる部隊がアフガニスタン入りした頃、アルカイダが現地の女性や子供たちにどれだけ酷いことをしていたのかを映し出す。

その蛮行の残酷さだけでも目をそらしたくなるものであり、「アルカイダを全滅させる」という彼らの目的を正当化するのに十分、説得力を持ったものだった。



これは、これまで行ってきた朝鮮半島やベトナムのように、北と南の間で線が引かれ、国が北部と南部に分かれて戦うのではなく、アフガニスタンに潜伏するテロ組織「アルカイダ」と、彼らに家族を殺された者たちからなる「北部同盟」との対立を利用して、米軍が北部同盟を支援しながら「アルカイダ」を掃討しようする作戦なのである。

「北部同盟」は、ミッチ率いる米軍にとって、アルカイダの潜伏先へ案内するガイドであり、共に手を組んで戦う同士でもあるのだ。



映画「ホース・ソルジャー」クリス・ヘムズワース



勝利へと導く「馬」と「リーダー」


その戦いの中で、彼らを勝利に導く立役者となったのが、「馬」と「頼りになるリーダー」だった。



それは、この映画の邦題からもわかるけれど、なぜ「馬」だったのか

米軍が手を組んだ北部同盟がそれほど予算を持っていない組織だということもあるけれど、アフガニスタンという国は山岳地帯であり、大きな道路はアルカイダに支配され、彼らに気付かれないように近づくには、その崖の中を行かなければならない

そのための「馬」だった。



今どきの戦いで馬!?と思うけれど、実際に映画を観てみると、なるほど、確かに馬でなければ通れないようなところばかりで、馬がいなければこの作戦は成功しなかっただろうと思える。



そして、現地の土地勘もなく、言葉が通じない組織と手を組み、生まれてからこれまで乗ったこともない馬に乗ることになってしまった兵士たちのモチベーションを上げ、チームを導いていったのがリーダーのミッチだった。

ミッチは、陸軍の参謀が「6週間かかる」と言ったところを「3週間で終わらせる」と言って、その役を得た経緯があった。

だから、彼には「急がなければいけない」理由があり、本部からしばしば「成果を出せ」とせっつかれていた



それでも、彼はメンバーの健康状態を気遣い、一人もかけることなくアメリカへ帰ることを約束し、自分のチームだけでなく、北部同盟のメンバーたちのことも気遣う。

さらに、戦闘状態になれば誰よりも先頭に立って部隊を率いる姿は、「憧れるリーダー像」の全てを兼ね備えていた



ミッチが最後まで「全員でアメリカに帰る」と言い続けたからこそ、部下たちは彼を信じてついて行ったのだと思ったし、作戦を成功させることができたのだと思った。



映画「ホース・ソルジャー」クリス・ヘムズワース



「愛国心」や「正義」を押し売りしない戦争映画


よくある戦争映画でうんざりしてしまうのは、「威圧感たっぷり」の上官が出てきて「愛国心」だの「正義とはなんぞや」と講釈をのたまうことで、そういう場面を見るたびに「あぁアメリカって…」と思ってしまう。

しかし、この映画に好感を持ったのは、そういう「愛国心と正義の押し売り」がなかったところ



「9.11 同時多発テロ」のテレビ中継を見て、事件を引き起こしたテロ組織に腹を立て、その報復のためにアフガニスタンに降り立った彼らだけど、いざ戦闘となれば「早くこんなことを終わらせて家に帰ること」が彼らの目標となる。

そして、彼らにとっての最優先事項は、愛国心でも正義でもなく、目の前にいる仲間たちを守りたいという思いだった。

そんな彼らの姿が、とてもリアルで等身大のような気がして良かった



敵を目の前にした彼らが、一番大事なのは「生きるか死ぬか」であり、「仲間と一緒に国に帰ること」であり、「お国のため」ではない

それこそが、現場で戦っているひとたちの思いなんだろうし、だからこそ、必死になって戦っているのだというところに私はとても感動した。



もちろん、優秀な彼らの頭や心の中には「9.11で犠牲になった人たちのために」という思いも当然あっただろうけど、いざ、現地について戦うとなった時に、頭に出てくるのは国で待ってくれている家族のことだろうし、早く帰りたいという思いだろうと思う。



映画の後半は、本当に目の前でミサイルが飛んでいるかのような迫力満点の戦闘場面が続き、それだけでも圧倒される。

そこには「どんなことをしてでも、全員が国へ帰るんだ」という思いを抱えたリーダーが先頭に立って向かっていったからこそ、あの場面は生れるのだし、感動するのだと思った。



どんな状況下でも、彼らのように「世の中に知られることなく」命がけで戦っている人たちが世界には大勢いるのだと思える作品になっている。



最後に、米軍のリーダーミッチと、北部同盟のリーダー ドスタム将軍は、いまだに親友関係が続いているという字幕が流れてホッとした。

それは、北部同盟は「アメリカに利用されるだけ利用されて捨てられた人たち」ではないことを示すメッセージだと思ったからだった。

ということは、あの少年兵たちもテロリストにならず立派な大人になったんだろうと思いたい…。




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