とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:ハン・ジミン



イ・ビョンホン主演の韓国映画「それだけが、僕の世界」を映画館で観た。

両親に捨てられたと思い孤独に生きてきた男が、40歳を過ぎて母と再会し、再び家族として暮らし始める姿を描く。


映画「それだけが、僕の世界」


満足度 評価】:★★★★☆

それまで孤独だと思って生きてきたボクサーのジョハが、40歳にして初めて知る家族の温かさと、かけがえのなさ。

そんなジョハの戸惑いをイ・ビョンホンが繊細に演じていて良い。

笑えるところもあるハートウォーミング作品。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『それだけが、僕の世界』予告編 動画

(原題:그것만이 내 세상.



更新履歴・公開、販売情報

・2019年1月5日 映画館にて鑑賞。

・2019年1月15日 感想を掲載。

・2019年12月10日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

詳しい作品情報につきましては、下記の公式サイトをご参照ください。
 ↓




キャスト&スタッフ


出演者


〇パク・ジョンミン




監督・脚本

〇チェ・ソンヒョン


2018年製作 韓国映画



あらすじ


ボクサーのジョハ(イ・ビョンホン)は、幼い頃、父の激しいDVから逃げるように母が家を出て行き、その後、父は逮捕されて刑務所に入ったため、孤独の中で成長し、一時はチャンピオンにまでなる。

しかし、40歳を過ぎ、ボクサーとして落ちぶれてしまい、チャンピオンのスパーリング相手となったジョハは、生活していくのが大変になり、日々、ネットカフェで暮らすようになる。

そんなジョハが、友人と食事をしている食堂で、偶然、母親(ユン・ヨジョン)と再会する。

生活が大変だったことから、その母の家に転がり込んだジョハは、その時、初めて弟のジンテ(パク・ジョンミン)を紹介されるのだが、その弟は自閉症でありながら、ピアノの天才的な能力を発揮するサヴァン症候群だった。



映画「それだけが、僕の世界」



感想(ネタばれあり)


この映画の感想は、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


それだけが、僕の世界 (2018)


★★★★ [80点]「孤独な男が初めて知る家族の温かさ」


面白かった!

笑えるところが満載の心温まるヒューマンドラマであり、イ・ビョンホンの演技力を改めて感じた作品だった。



主人公のジョハ(
イ・ビョンホン)は40歳の落ちぶれたボクサー。

そんなジョハは、長い間離ればなれになっていた母と偶然再会し、自閉症の弟 ジンテの存在を知る。

そこから、ジョハが、自分の人生や家族と向き合って成長していく姿を描く



ジョハは、かつてはチャンピオンを取ったこともあるボクサーだ。

しかし、40歳を過ぎて、ネットカフェに寝泊まりするような日々を過ごしていた。



そうやって、それまで孤独だと思って生きていたジョハに、突然、家族が現れるのだ。

そのことに戸惑いながらも、ジョハは、今まで忘れていた家族と向き合い、そして自分の人生を立て直していく。



もしも、30年も前に自分のことを捨てた母が目の前に現れたらどうするだろうか。

本当だったら、殴ってやりたい気分だろうし、それまで言っても言い切れないぐらい辛いことがあっただろう。



しかし、ジョハは、そんな捨てた母に対し強く出ることができない

それは、その日暮らしをしていて、立場がないせいもあるし、自閉症の弟ジンテのことで母が苦労していることを知ってしまったということもある



それだけではないはずだ。

ジョハには、それでも捨てきれない母への愛情があって、久しぶりに再会したことで、今まで隠していたその愛情と向き合うことになったのだ。



その、戸惑い、困惑、甘えたい気持ちなどの繊細な感情をイ・ビョンホンはとても表情豊かに、表現している

どんなに憎んでも、どんなに苦しんでも、やっぱり家族は家族なのだ。



そうして、戸惑いながらも、ジョハは家族の存在を受け入れていく。

そしてピアノの天才のジンテのおかげで、ジョハの世界も広がっていく

ジョハは、家族に捨てられたと思って生きてきたが、家族と再会し、救われたのだ。



ジョハは、もう二度と家族を離すことはないだろう。
その思いが、とても温かい映画だった


Posted by pharmacy_toe on 2019/01/15 with ぴあ映画生活




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ソン・ガンホ主演、キム・ジウン監督の韓国映画「密偵」を映画館で観た。

1920年代、日本の統治下にあった朝鮮半島で独立のために戦った義烈団と、それを防ごうとする親日派の警察との対立を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

最初から最後までハラハラドキドキして緊張感がとけない面白い映画だった。

ソン・ガンホコン・ユイ・ビョンホンという大スターたちの共演も楽しみながら、常に分断され続ける朝鮮半島の悲しい運命を感じさせる作品だった。


「密偵」予告編 動画

(原題:밀정(密偵)/ 英題:The Age of Shadows




更新履歴・販売情報

・2017年11月27日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年7月26日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正

現在、DVD・ネット配信、共に販売中。



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キャスト&スタッフ


出演者

ソン・ガンホ
…(「タクシー運転手 約束は海を越えて」、「王の運命(さだめ)歴史を変えた八日間」、「観相師-かんそうし-」、「シュリ」、「殺人の追憶」、「スノーピアサー」など)

コン・ユ
…(「新感染 ファイナル・エクスプレス」、「男と女」、「サスペクト 哀しき容疑者」、「トガニ 幼き瞳の告発」など)

ハン・ジミン
…(「それだけが、僕の世界」、「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」、「王の涙 イ・サンの決断」など)

イ・ビョンホン
…(「それだけが、僕の世界」、「天命の城」、「エターナル」、「MASTER マスター」、「王になった男」、「マグニフィセント・セブン」、「インサイダーズ 内部者たち」、「メモリーズ 追憶の剣」、「ターミネーター/新起動:ジェネシス」、「王になった男」、「甘い人生」など)

…(「日日是好日」など)

オム・テグ
…(「コインロッカーの女」など)

監督

〇キム・ジウン


2016年製作 韓国映画



密偵



あらすじ


1920年代、日本統治下の朝鮮半島。

日本の警察に勤務するイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)は、東部長(鶴見辰吾)から「義烈団を逮捕せよ」との特命を受け、パートナーとして、ハシモト(オム・テグ)と手を組むように命令される。

そこで、ジョンチュルは骨董品屋を経営する義烈団 隊長のキム・ウジン(コン・ユ)のところへニセモノの壺を持って訪ねウジンに探りを入れる。

その様子を知った義烈団・団長チョン・チェサン(イ・ビョンホン)は、同じ朝鮮同胞としてジョンチュルを抱き込み、義烈団のスパイにしようとウジンに提案する…。



密偵4



感想(ネタバレあり)


朝鮮半島の独立を目指す義烈団と、それを阻止したい警察の対立



舞台は1920年代、日本の統治下にあった朝鮮半島

第一次世界大戦の直後で大正時代の頃。



その当時の朝鮮民族の人たちは、親日派と反日派に分かれていた。

日々を生活をしていくために、日本と仲良くしていた方が儲かったり、仕事に就けたりする人たちは自然と親日派になる。

しかし、日本と仲良くすることで特に恩恵を受けないような一般の人たちは、当然のように朝鮮半島の独立を願うようになる。

そこから独立運動を起こす人たちが結束し、中でも、義烈団は日本から『武装テロ組織』として目を付けられる人々だった。



鶴見辰吾演じる東部長は、朝鮮半島の警察隊を指揮しているが、彼の目標は『義烈団の壊滅』だった。

そこで、彼は朝鮮の内情に詳しい人間2人を義烈団の捜査に当たらせる。

1人は、主人公のソン・ガンホ演じるイ・ジョンチュルであり、もう1人は、オム・テグ演じるハシモトである。



ハシモトは、東部長の忠実な部下であり、朝鮮語も日本語も話すことができる。

しかし、イ・ジョンチュルは朝鮮人であるが、『朝鮮半島の独立など夢物語だ』と思っていて、『生きていくために』親日派の警察官として勤務しているような人物である。

親日派であるべき警察の中でも、それぞれの思いに温度差があるところから、この物語はスタートする。



密偵2



親日派だからと責めない団長の大らかさが、緊迫した心を解きほぐす



「朝鮮半島が独立できるなんて、本気で思っているのか」と吐き捨てるように言っていたイ・ジョンチュルだったが、義烈団のメンバーと接触していく中で、その思いに変化が生じてくる。

始めに接触した相手は、コン・ユ演じる古物商のキム・ウジンだった。



キム・ウジンは義烈団の中で実行部隊を率いる隊長であり、彼らの活動を探るためにジョンチュルはウジンに近づいていく。

いわば、ジョンチュルは警察が義烈団に送りこんだスパイである。

ウジンはウジンで、ジョンチュルの身の上を知った上で警戒心を持って接していた。



その2人をつないだのが、イ・ビョンホン演じる義烈団 団長のチョン・チェサンだった。

ジョンチュルも同じ朝鮮人なら、同胞として感じ合えることがあるはず

と確信し、ジョンチュルを仲間に引き込むことを決め、上海でジョンチュル、ウジン、チョン・チェサン団長の3人が対面する場をセッティングする。



このセッティングは、あまりにも大胆でちょっとビックリした。

もしかしたら、その場でジョンチュルが拳銃を抜いて二人を撃ったら、義烈団は2人の重要人物を失うことになってしまう。



しかし、この場面こそが、この映画の演出の肝の1つであり、この時、チョン・チェサン団長は

「義烈団は、たとえあなたが親日派であろうと広い心で迎え入れます」

というセリフが出てきそうな大らかな態度でジョンチュルを迎え入れる



ジョンチュルとしては、ウジンと仲良くなり始めた頃で、こんなに早く団長に会えると思っていなかった。

その上、歓待されたら、日本の警察の下で働いている自分を責めるよりもむしろ、歓迎してくれている

と感じたはずだ。



その引き合わせた時の団長の笑顔が、ジョンチュルの心を解きほぐしたのだと思った。

イ・ビョンホンは出番が少ないながら、この時、とても強烈な印象を残すが、それはキム・ジウン監督の演出の上手さが光っていたからこそだと思った。

突然、団長と面会することになった警察官が、緊迫した面持ちで挑むと、その団長は予想外に満面の笑みで登場し、酒を出され歓待されたら、誰だって心を許してしまうだろう。



そこから、ジョンチュルは警察が義烈団に送り込んだスパイでありながら、義烈団が警察に送りこんだ二重スパイへと変貌していく



密偵5



朝鮮人同士のつながりや絆の大切さが、ジョンチュルの心を目覚めさせる



初めは「本気で独立できると思ってるのか」と言い、「そんなの夢物語だ」と思い、のらりくらりと生きていたジョンチュル。

その彼が、義烈団と出会い、ジウンと会っているうちに、警察であることよりも義烈団へ心が動いていく。

この映画は、親日派だったジョンチュルが、朝鮮人としての誇りに目覚めていくまでを描いた物語でもある。



ジョンチュルが目覚めたきっかけは、義烈団メンバーへの仲間意識だった。

警察の中では、東部長やハシモトとうまくコミュニケーションがとれないが、義烈団のウジンはジョンチュルのことを「ヒョン」と言って慕ってくれる。

明らかに義烈団の方が居心地が良かった

その居心地の良さこそが、ジョンチュルの心を動かしたものだと思った。



もしも、ハシモトがジョンチュルのことを「ヒョン」と呼んで、もっと敬意を表していたら、警察への忠誠心が解けなかったかもしれない。

団長のチョン・チェサンは、その「朝鮮人同士のつながり」こそがジョンチュルの狙いどころだと思い、笑顔で歓待して「朝鮮人の同胞」であることをウリにしたんだろう思う。



義烈団は「反日的な言動」を連発し、「日本憎し」で行動してるわけではない。
(もちろん、そういう部分もあっただろうけど、ここではあえて描いていない)

それよりも、朝鮮人同士のつながりや絆の大切さを描いた作品である。

彼らの「仲間を助けたい・守りたい」という気持ちが貫かれている作品だった。

だから、日本人の私から観ても、彼らの「仲間を思う気持ち」に共感しつつ、最初から最後までハラハラドキドキしながら観ることができるのだ



ジョンチュルは、最初はのらりくらりと『生きるために』適当に生きていて、次第に朝鮮人としての自覚を持ち、仲間を思う気持ちに目覚めていくという役であり、

それは、これまでソン・ガンホが演じてきたキャラクーたちと共通するものを感じ、とてもソン・ガンホらしい役だと思った。

むしろ、ソン・ガンホ以外には、考えられないキャラクターだった。

そして、最後には「やっぱり韓国俳優No.1のソン・ガンホ」と思える場面で終わっている。



密偵3



同じ民族が真っ二つに分かれて争い合う…現在の朝鮮半島に通じる思い


ジョンチュルは、朝鮮人が親日派と反日派に分かれて争い合っている姿に愕然とする。

義烈団の中に裏切り者がいて、その結果、彼らに危機が訪れる。

それは、同じ民族なのに、なぜ、ここまでして殺し合う…と思わせ、「戦争は同じ民族さえも引き裂くことになる」という思いが伝わってくる。



しかし、その同じ民族が2つに別れて対立しあう姿は、今の朝鮮半島でも起きている

北と南に別れていながら、「朝鮮半島の統一は夢物語」と思う人もいれば、「絶対統一」を掲げる人たちもいる。

その姿は、この映画で描かれている1920年代の状況と通じるものがある。



義烈団の願いは、その後も叶わず、朝鮮半島の独立はちょっと先の未来の話になってしまうが、結局、その直後に朝鮮戦争が起きて、朝鮮人は再び分断されてしまう。



その先の未来に起きることを考えながらこの映画を観ていると、結局、戦争によって引き裂かれてしまう朝鮮半島の悲しい運命を感じた

同じ民族でありながら争い合うという、現状の悲しさを痛切に感じた作品だった。





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キム・ミョンミン、オ・ダルス主演の韓国映画「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」をWOWOWで観た。

韓国版シャーロック・ホームズ。王命を受けて官吏の横領事件を推理する朝鮮名探偵の活躍を描く。

【満足度評価】:★★★☆☆

先の展開がとても読めてしまう作品なので、推理を楽しむというより、笑いありアクションありの活劇を楽しむ映画だった。

「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」予告編 動画

(原題:조선명탐정:각시투구꽃의 비밀






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あらすじ


18世紀朝鮮王朝時代。

探偵のキム・ミン(キム・ミョンミン)は、王朝で相次いで起きている横領事件の謎を追う王命を受け、事件に関係する人間から得た手がかりであるトリカブトを追って、名産地であるチョクソンへ向かう。

旅のお供には、捜査の途中で知り合ったソピル(オ・ダルス)を助手にスカウトして連れて行くことに。

そして、チョクソンに着いた二人だったが、そこでは、ハン商人(ハン・ジミン)がトリカブト畑を仕切っていた。

朝鮮名探偵トリカブトの秘密


感想(ネタバレあり) 推理探偵ものというより、エンターテインメント作品


王朝のお役人が下々の人間を虐げる生活を送っているうちに、彼らから報いを受けるという、韓国ではありがちなお話。

キム・ミョンミン演じる主人公のキム・ミン探偵が謎を解くんだけれども、韓国のコメディ映画では欠かせないオ・ダルスと共に、シャーロック・ホームズのごとくコンビを組んで解決する。

しかし、シャーロック・ホームズのようにシリアスな展開ではなく、あくまでもコメディで、その笑いとか、アクションシーンとかのエンターテインメントを楽しむ映画なんだな。

推理の展開に期待して、この映画を見ると、すごく穴だらけで肩透かしになると思うので、あくまでも、エンターテインメント作品であることをお忘れなく。


朝鮮名探偵トリカブトの秘密5

毒薬というより漢方薬の原料としてのトリカブト


まず、日本と韓国の違いでおや??と思うのは、トリカブト。

日本では、トリカブトといえば猛毒のイメージが強いので、タイトルにトリカブトと入っていると、これで人殺しをするのか??と思い、火サス的な「飲み物にトリカブトを混ぜて殺すような展開」を想像するかもしれない。

しかし、この映画では、そういう使い方はしないんだなぁ。

トリカブトという花は漢方薬では、薬として使われている

この映画の中では、畑でトリカブトを栽培し、商売として成功している商人が登場する。

あくまでも、それだけのアイテムであって、トリカブトの毒で人を殺す話ではない

すごく細かいことを言うようだけど、このトリカブトの使い方について、ちょっと気になったことがある。

この映画の中では、トリカブトを栽培し、採集した花を乾かしていたけど、漢方で使うトリカブトは根であって、花ではない。


朝鮮名探偵トリカブトの秘密6

出演者はキム・ミョンミン、オ・ダルス、ハン・ジミン


トリカブトなんていう、ちょっとショッキングなことをタイトルに使っておいて、実はトリカブトを使わず、終始コメディで魅せるというちょっと肩透かしなこの映画。

主人公の名探偵を演じるのは、キム・ミョンミン

韓国では演技派として知られる中堅俳優。

コミカルな演技は、あまりイメージにないので、最初はしばらく誰だか分からなかった(笑)

キム・ミョンミンの他の出演作には、「V.I.P. 修羅の獣たち」「エンドレス 繰り返される悪夢」、「特別捜査 ある死刑囚の慟哭」など

朝鮮名探偵トリカブトの秘密2


名探偵がシャーロック・ホームズなら、その助手にあたるワトソン君を演じるのは、オ・ダルス

韓国映画のヒット作には欠かせない名バイ・プレイヤーの一人。

今回も、誰よりも犬を愛し、誰よりもおかしい謎の男ソピルを演じている。

他の出演作には「殺人者の記憶法」、「MASTER マスター」、「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」、「ベテラン」、「7番房の奇跡」など

朝鮮名探偵トリカブトの秘密3


そして、エンターテインメント作品に欠かせないヒロインであるハン商人を演じるのはハン・ジミン

初めは、かなりド派手なメイクで登場するハン・ジミンだけど、実はそれには理由があったというお話。

確かに、ハン・ジミンって掃き溜めに鶴のような、薄汚れた世界の中で、一輪輝く清楚な花的なイメージあって、このハン商人の役はあっていたんじゃないかなぁ。

最近は悪役も積極的に受けているようなイメージがあるけど、イメチェンしたいのかなぁ

他の出演作には「それだけが、僕の世界」「王の涙 イ・サンの決断」など


朝鮮名探偵トリカブトの秘密4

画面がブチブチ切れるのが気になって…


出演者が豪華なわりに、あまり内容のない作品だったイメージ。

ちょっと気に名ったのは、シーンがブチブチと切れてブラックアウトするところが何回かあったこと。

こういう編集が雑なのって、時間がなくて適当に処理しちゃったかなって、気になっちゃうんだよねぇ。

多少手間はかけてでも、これはテレビではなく、せっかくの映画なので、ちゃんと次につながる編集をお願いしたいところでございます。

引き続き、続編も観たいと思っているけど、続編のできはどうなんだろうなぁ…。


朝鮮名探偵トリカブトの秘密7



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ブログネタ
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ヒョンビン主演、韓国映画「王の涙 イ・サンの決断」をWOWOWで観た。

朝鮮李王朝第22代国王、イ・サンの暗殺計画が行われた24時間を描く。



満足度 評価】:★★★★☆

米櫃に入れられて殺された思悼世子(さどせじゃ)と、その息子イ・サンの話は、韓国の歴史ドラマの中でよく出てくる話であり、今回映画化されたイ・サンもテレビドラマで見て知っていたので、その「韓国人なら誰もが知っている人」をどう描くのかに興味があって観てみた。

面白かったなぁ。

特に、イ・サンの周りに取り巻く人たちの描き方がとても面白く、美しい映像もこの映画の見どころの一つだと思う。

「王の涙 イ・サンの決断」予告編 動画

(原題:역린(逆鱗))




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キャスト&スタッフ


出演者

ヒョンビン
…(「スウィンダラーズ」、「コンフィデンシャル/共助」など)

チョン・ジェヨン

チョ・ジョンソク
…(「造られた殺人」、
観相師」など

ハン・ジミン
…(
それだけが、僕の世界」、「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」など)

パク・ソンウン
…(
復讐のトリック」、「スウィンダラーズ」、愛を歌う花」、「無頼漢 渇いた罪」、「皇帝のために」、「ゴシップサイト 危険な噂」、「鬼はさまよう」など)

監督

〇イ・ジェギュ

2014年制作 韓国映画




あらすじ


イ・サン(
ヒョンビン)は、前国王である祖父を亡くして間もなく、李王朝第22代国王に即位したばかり。

それは、現王室最大の敵対勢力である老論(のろん)派にとっては、阻止せねばならないことであり、その老論派を裏で率いる大妃(
ハン・ジミン)は、イ・サン暗殺の指揮をとる。

しかし、そのことにいち早く気付いたイ・サンは、その芽を一つずつ摘み取ろうとするのだが・・・。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」



感想(ネタバレあり)


王の周りで世話をする人たちの悲しいお話


今回のこのイ・サンの物語の中で、私が最も心を惹かれたのは、幼い頃に捨てられ、そこから暗殺者として教育され、宮中に送り込まれた 77番、220番、224番のなんとも悲しい物語。

最もイ・サンに近く、誰よりも王のことを知っていた77番、尚冊(サンチェク)のカプス(
チョン・ジェヨン

幼い頃から、イ・サンと共に兄弟のように育ったカプスも、途中までは心の裏側は暗殺者だった。途中までは。

それが、いつの日からか、心からイ・サンに忠誠心を抱くようになる。

私が、この映画の中で最も印象に残っているのは、イ・サンがその尚冊の生い立ちを知ってしまった時。

本当だったら、その場で殺されてもおかしくない状況で、イ・サンは尚冊の追放を命じる。

泣いたわ~。この映画の中で、このシーンが一番泣いた。

これは、尚冊にも、イ・サンにも、とてもつらい瞬間だった。

イ・サンは涙を流し、尚冊は呆然と立ち去るしか無かった。

本当は、もう尚冊は改心しているのだから許してあげて欲しいと願いながら見たシーンだった。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン


恋する暗殺者は運命的に兄と再会する


220番・ウルス(
チョ・ジョンソク観相師」)は、暗殺の実行犯。

守りたいと思っていた女を目の前で王に奪われ、逆上。

ためらっていた暗殺も、率先して実行する立場に変わる。

しかし、77番とは、兄弟のように育った間柄で、お互いに常に命を案じる仲だった。

そして、220番ウルスと77番カプスは運命的に再会する。

220番は暗殺者として、77番は王を守る立場として。

「王はダメだ」と言いながら、自分の身を楯にしてウルスを守り死んでいくカプスの姿が悲しかった。

韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン



恋する洗濯女は密かに告発をする・・


224番、女官のウォレは、王の洗濯係。

目の前で、幼い女官に暗殺命令がくだるのを見て、幼い頃の自分を思い出し、それまでの生い立ちを王に直訴する。

この人は謎の人だったなぁ。

きっと、彼女と同じような人生を歩む子供たちを一人でも減らしたい。

そんな思いだったんだろう・・。

結局、彼女のおかげで暗殺者集団も、計画も明るみになったんだと、最後に知る。

220番に運命的に惹かれていったのは、同じ生い立ちを抱えていたからだったんだね。

彼らの恋の話も切なかった。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン、ハン・ジミン



周りの人たちの行動でイ・サンの人柄を思い知る


結局、77番も、220番も、老論派に育てられるも、王の側で働くことで、王を信頼し、王を守る方へと方向転換する。

それは、イ・サンという人の人柄の良さが分かるエピソードだ。

この周りにいた「幼い暗殺者」のエピソードは、他のイ・サンを描いたドラマなどには無い、映画オリジナルの登場人物で、彼らの人間性が魅力的だったからこそ、この映画「王の涙」は面白かったんだと思う。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン、チョン・ジェヨン



ヒョンビンの弓とチョン・ジェヨンの背中の焼き印


主役、イ・サンを演じるのは
ヒョンビン

ヒョンビンのドラマは観たことがあっても、映画で観るのは初めてかなぁ。

正直、イ・サンのイメージではなかったので、少し心配していたんだけど、思った以上にイ・サンになりきっていて良かった。

特に、弓を射るシーンが良かったなぁ。

それに、尚冊との別れのシーンは
ヒョンビンに泣かされたよ。

しかし!今回の映画で、最も素晴らしい功労者はその尚冊を演じた
チョン・ジェヨン(「さまよう刃」)だった。

自分は暗殺者であるという烙印を背中に焼き付けたまま、時にはイ・サンの相談に乗り、イ・サンのストレスも受け止めていた尚冊。

その動を秘める静の演技が見事だった。

最後、恩返しだったんだろう、なんとしてでもイ・サンに老論派を叩く書を届けたいと宮中に向かう姿がとても切なくて今でも私の記憶から離れてくれない。



韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン、チョン・ジェヨン



長編映画デビュー作のイ・ジェギュ監督


監督は、この映画が長編映画デビュー作となった
イ・ジェギュ

どうも、調べたところでは、この映画がプレビューされた時は、評論家の意見が批判的なものばかりだったそう。

しかし、公開してみれば大ヒットとなったので良かったというインタビュー記事を読んだ。

なんで、批判ばっかりだったんだろうね。

テレビドラマでは「ベートーベン・ウィルス」の演出を担当している
イ・ジェギュ

「ベートーベン・ウィルス」も好きなドラマだったから、ぜひ、批評家の批判を気にせず、映画を撮り続けて欲しい。



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