ダイアン・クルーガー主演のフランス映画「バツイチは恋のはじまり」をWOWOWで観た。
主人公の家に代々伝わる「1度目の結婚は早く終わる」というジンクスのために、好きな人と結婚できない女性のロマンティックコメディ
最近フランス映画が好きで、この映画もWOWOWで放送しているのを真っ先に観てみたら、やっぱり面白くて、良い映画だったんだよねぇ。
好きだなぁ。この「バツイチは恋のはじまり」
どうも、最近はフランス映画と相性が良いらしい。
◆「バツイチは恋のはじまり」DVD
歯科医のイザベル(ダイアン・クルーガー)は、同じく歯科医のピエール(ロベール・プラニョル)と同棲するようになってから10年が過ぎていた。
イザベルの家では「一度目の結婚はうまくいかない」というジンクスが代々受け継がれており、ピエールと結婚しても、うまくいかないのではと恐れるあまりに、結婚に尻込みをしていた。
そこで、誰かと結婚して、すぐに離婚すれば良いと考えたイザベル。
その時、彼女の目の前には、旅行雑誌の記者をするジャン=イヴ(ダニー・ブーン)がいて・・・。

この映画の主人公のイザベルって女は、とてつもなく嫌な女なんだよね。
すごく身勝手で、自分の家のジンクスから逃れるために、すごく人の良いジャン=イヴを散々利用して、それこそ本当にボロぞうきんみたいにいらなくなったら捨てるわけ。
「あぁ、酷い女だなぁ~」
って見てて思うんだけど、彼女を見ていて、すごく昔の自分を思い出したの。
やっぱり、私も、その昔に、とても人が良い男の人に、散々酷いことして、酷いこと言って、相手を傷つけて、私は知らん顔してたことがあったんだよね。
なんだか、その時のことを思い出して、私も随分酷いことしたよなぁって思いながら見てたら、イザベルがピエールと別れながらも、ジャン=イヴに踏み切れない気持ちがよく分かるなぁと思ったの。
どんな顔して会えばいいんだか分からないんだよね。
なんて言って謝ればいいんだか分からないの。

この映画の中で、私が一番印象に残っているシーンは、ピエールとの結婚をやめたイザベルが、お父さんとツリーハウスの中でお話をするシーン。
お父さんは、イザベルにとっては、本当のお父さんではない。
そのツリーハウスを作ったのは、イザベルの本当のお父さん。
2番目のお父さんは、「このツリーハウスなんて壊してしまえ」と何度思ったことか。「今は、俺の家なんだ」と、いつも思っていたと。
お母さんにとって、1番目のイザベルのお父さんは、病気で亡くなっている。
決してうまくいかなくなったから、別れたわけではない。
2番目のお父さんのライバルは亡霊だった。決して、最初から幸せだったわけではない。
お父さんはイザベルにそんな話をして、全てがジンクスの通りではないことを伝えると、
「お前の大切な時間を無駄にしてはいけないよ」
と言う。
お父さんが、その時に、「やせっぽちさん」と言いながら、イザベルを抱きしめるシーンにはすごく胸が締め付けられた。

ジャン=イヴを傷つけてしまい、どんな顔していいんだか分からないイザベルは、お父さんに背中を押してもらったよね。
どんな顔して会うも、どんな風に謝ればいいのなんて、考える必要は無かった。
今の素直な気持ちで、素直に話をすればいい。
それで、最後には、あのイザベルのプロポーズが待っている。
だからね、あのお父さんのツリーハウスでの出来事が、どんだけイザベルに大きな力を与えたか。
私が、過去に傷つけてしまった相手は、私にとっては恋愛対象ではなかったけど、もしかしたら、相手は私に好意をもってくれていたのかもしれないと、今になって思う。
あの時、私も素直な気持ちで何か伝えておけば、今頃になって、こんな風に胸が痛くなることもなかっただろうなと思う。
最後の最後に、イザベルは本当によく頑張ったと思って、すごく感動した。
主役のイザベルを演じるのは、ドイツ出身で、最近ではハリウッドでもお仕事をしているダイアン・クルーガー。
「パパが遺した物語」、「ナショナル・トレジャー」シリーズ、などなど。
本当にきれいな人で、あぁきれいだなぁって、時々、ぼんやり眺めちゃった。
そして、とても人柄がよく、ちょっとダサくて、ドジな ジャン=イヴを演じるのは、ダニー・ブーン(ミック・マック)
いや~、ジャン=イヴのドジっぷりには、かなり笑わせてもらった。
(毛が全部抜けちゃうところとか(笑))
でも、確かに!あんな人がそばにいたら、毎日がサプライズで、毎日が楽しいだろうねぇ~(笑)
監督は、ヴァネッサ・パラディ出演「ハートブレイカー」のパスカル・ショメイユ。
この映画が2作目。

フランス映画って、そうやって、私の昔の引き出しをこじ開けたように、人の心の奥底に向かって、
「思い当たる節はありませんか??」
って問いかけるのが、すごく得意なんだよね。
えぇ、えぇ、確かに、思い当たる節はあるし、そのことで、昔の自分のダメだったところに久しぶりに会ったよ。
でも、そんな「ダメな人」も人間なんだよ。誰でも失敗はするんだよ。って皮肉交じりに、人間を描くのもフランス映画なんだよねぇ。
そんな、「心をほじくって欲しくて」
最近、フランス映画を観るのが楽しみな今日この頃。
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主人公の家に代々伝わる「1度目の結婚は早く終わる」というジンクスのために、好きな人と結婚できない女性のロマンティックコメディ
最近フランス映画が好きで、この映画もWOWOWで放送しているのを真っ先に観てみたら、やっぱり面白くて、良い映画だったんだよねぇ。
好きだなぁ。この「バツイチは恋のはじまり」
どうも、最近はフランス映画と相性が良いらしい。
「バツイチは恋のはじまり」予告編 動画
(原題:UN PLAN PARFAIT(完璧な計画)/FLY ME TO THE MOON(英題))◆「バツイチは恋のはじまり」DVD
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あらすじ
歯科医のイザベル(ダイアン・クルーガー)は、同じく歯科医のピエール(ロベール・プラニョル)と同棲するようになってから10年が過ぎていた。
イザベルの家では「一度目の結婚はうまくいかない」というジンクスが代々受け継がれており、ピエールと結婚しても、うまくいかないのではと恐れるあまりに、結婚に尻込みをしていた。
そこで、誰かと結婚して、すぐに離婚すれば良いと考えたイザベル。
その時、彼女の目の前には、旅行雑誌の記者をするジャン=イヴ(ダニー・ブーン)がいて・・・。

感想(ネタバレあり) イザベルはすごく嫌な女だけど、私にも思い当たる節が・・・
この映画の主人公のイザベルって女は、とてつもなく嫌な女なんだよね。
すごく身勝手で、自分の家のジンクスから逃れるために、すごく人の良いジャン=イヴを散々利用して、それこそ本当にボロぞうきんみたいにいらなくなったら捨てるわけ。
「あぁ、酷い女だなぁ~」
って見てて思うんだけど、彼女を見ていて、すごく昔の自分を思い出したの。
やっぱり、私も、その昔に、とても人が良い男の人に、散々酷いことして、酷いこと言って、相手を傷つけて、私は知らん顔してたことがあったんだよね。
なんだか、その時のことを思い出して、私も随分酷いことしたよなぁって思いながら見てたら、イザベルがピエールと別れながらも、ジャン=イヴに踏み切れない気持ちがよく分かるなぁと思ったの。
どんな顔して会えばいいんだか分からないんだよね。
なんて言って謝ればいいんだか分からないの。

人の気持ちを汲み取って抱きしめるお父さんが素敵
この映画の中で、私が一番印象に残っているシーンは、ピエールとの結婚をやめたイザベルが、お父さんとツリーハウスの中でお話をするシーン。
お父さんは、イザベルにとっては、本当のお父さんではない。
そのツリーハウスを作ったのは、イザベルの本当のお父さん。
2番目のお父さんは、「このツリーハウスなんて壊してしまえ」と何度思ったことか。「今は、俺の家なんだ」と、いつも思っていたと。
お母さんにとって、1番目のイザベルのお父さんは、病気で亡くなっている。
決してうまくいかなくなったから、別れたわけではない。
2番目のお父さんのライバルは亡霊だった。決して、最初から幸せだったわけではない。
お父さんはイザベルにそんな話をして、全てがジンクスの通りではないことを伝えると、
「お前の大切な時間を無駄にしてはいけないよ」
と言う。
お父さんが、その時に、「やせっぽちさん」と言いながら、イザベルを抱きしめるシーンにはすごく胸が締め付けられた。

素直な気持ちを素直に伝えることが一番大切なこと
ジャン=イヴを傷つけてしまい、どんな顔していいんだか分からないイザベルは、お父さんに背中を押してもらったよね。
どんな顔して会うも、どんな風に謝ればいいのなんて、考える必要は無かった。
今の素直な気持ちで、素直に話をすればいい。
それで、最後には、あのイザベルのプロポーズが待っている。
だからね、あのお父さんのツリーハウスでの出来事が、どんだけイザベルに大きな力を与えたか。
私が、過去に傷つけてしまった相手は、私にとっては恋愛対象ではなかったけど、もしかしたら、相手は私に好意をもってくれていたのかもしれないと、今になって思う。
あの時、私も素直な気持ちで何か伝えておけば、今頃になって、こんな風に胸が痛くなることもなかっただろうなと思う。
最後の最後に、イザベルは本当によく頑張ったと思って、すごく感動した。
ハリウッド・フランス・ドイツで映画に出演するインターナショナルな女優・ダイアン・クルーガー
主役のイザベルを演じるのは、ドイツ出身で、最近ではハリウッドでもお仕事をしているダイアン・クルーガー。
「パパが遺した物語」、「ナショナル・トレジャー」シリーズ、などなど。
本当にきれいな人で、あぁきれいだなぁって、時々、ぼんやり眺めちゃった。
そして、とても人柄がよく、ちょっとダサくて、ドジな ジャン=イヴを演じるのは、ダニー・ブーン(ミック・マック)
いや~、ジャン=イヴのドジっぷりには、かなり笑わせてもらった。
(毛が全部抜けちゃうところとか(笑))
でも、確かに!あんな人がそばにいたら、毎日がサプライズで、毎日が楽しいだろうねぇ~(笑)
監督は、ヴァネッサ・パラディ出演「ハートブレイカー」のパスカル・ショメイユ。
この映画が2作目。

フランス映画を好きなのは、「心の中をほじくって」欲しいから?
フランス映画って、そうやって、私の昔の引き出しをこじ開けたように、人の心の奥底に向かって、
「思い当たる節はありませんか??」
って問いかけるのが、すごく得意なんだよね。
えぇ、えぇ、確かに、思い当たる節はあるし、そのことで、昔の自分のダメだったところに久しぶりに会ったよ。
でも、そんな「ダメな人」も人間なんだよ。誰でも失敗はするんだよ。って皮肉交じりに、人間を描くのもフランス映画なんだよねぇ。
そんな、「心をほじくって欲しくて」
最近、フランス映画を観るのが楽しみな今日この頃。
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