ラッセ・ハルストレム監督の映画「僕のワンダフル・ライフ」を試写会で観た。

『僕は何のために生まれてきたのか』と自分の犬生を問いかけながら生きるベイリーが、輪廻転生を重ねて大好きな飼い主のイーサンと再び出会うまでを描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)


可愛いワンちゃんに見とれながら、ニヤニヤしながら終了する100分間。

犬を飼ったことはないけど、いつも散歩しているワンちゃんとすれ違うだけでニヤニヤしてしまう私には、ひたすらワンちゃんが出てくるというだけで、心が浄化されたし、満足度が高った。

特に、大好きなコーギーちゃんが出てきただけで、大満足だったりする(笑)

きっと、今、ワンちゃんを飼っている人や、かつて、ワンちゃんを飼っていた人にはもっと満足度が高いに違いない。



私みたいにワンちゃんを飼いたくても飼えない人にも、ワンちゃんを飼っている、または、かつて、飼っていた人にも、全てのワンちゃん好きにおススメの作品。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「僕のワンダフル・ライフ」予告編 動画

(原題:A DOG'S PURPOSE)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年9月8日 試写会で観た感想を掲載。

・2019年7月26日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

・2019年9月27日 金曜ロードショーでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者

〇ブリット・ロバートソン

〇K・J・アパ

〇ジョン・オーティス

デニス・クエイド
…(「ニュースの真相」など)

〇ペギー・リプトン

〇ジョシュ・ギャッド(声のみ)
…(「美女と野獣」など)


監督

ラッセ・ハルストレム
…(「マダム・マロリーと魔法のスパイス」など)

原作・脚本

〇W・ブルース・キャメロン


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2017年製作 アメリカ映画



映画「僕のワンダフル・ライフ」


あらすじ


生まれた家を飛び出し、少年イーサンに拾われたゴールデン・レトリバーの僕は、「ベイリー」と名付けられ、イーサンと兄弟のように成長した。

高校生になったイーサン(K・J・アパ)がフットボールでタッチダウンを決めた時も、ガールフレンドのハンナ(ブリット・ロバートソン)と出会った時も一緒にいた。

でも、イーサンが大学に進学する頃、僕にも寿命がやってくる。

そして、目覚めた時には、メスの警察犬になっていた…!?



映画「僕のワンダフル・ライフ」


感想(ネタバレあり)


犬が自分の犬生を考える!?


日頃、近所を歩いている時、ワンちゃんを見かけると、つい、まるで不審人物のようにジロジロと観てしまう。

その時の私の萌えポイントは、ワンちゃんがご主人様だけを見つめている時のワンちゃんの表情。

本当は、私のことを気にかけて欲しいし、寄ってきてくれると、すごく嬉しくて挨拶をするんだけど、私のことなんか目もくれず、ただただご主人様だけを見つめてるワンちゃんがステキだなぁと思う。



きっとご主人様とワンちゃんの間には、私なんかが入る隙も無いぐらい、強い信頼関係があるんだなぁと、勝手に妄想し、そんな二人を観ながらトキメいてしまう

ペットがいない私には、そんなに忠実で愛すべきペットがいる飼い主様がうらやましい



この映画は、そんな忠実なペットのワンちゃんとご主人様の関係をそのままハートウォーミングなドラマにした作品

他の映画と違って、この映画が特殊なのは、犬が主人公であり、一人称の『僕』が、『僕の転生』を語っていくという物語の進み方

全てが『犬』の視点で語られていく



そして、その中で『僕』は、『何のために生まれてきたのか』と自分自身に問い続けていく。



主人公は犬で、これは犬から見た「犬生」の物語だけれど、それを人間に置き換えて考えることができる。

自分は、どんな使命を持って、何のために生まれてきたのか

可愛いワンちゃんを観ながら癒され、ご主人様とワンちゃんの強い結びつきに心が温かくなり、観終わった後には、そんな哲学的なことを考えさせられる作品になっている。

(もちろん、そんなことは考えなくても十分に楽しめる)



映画「僕のワンダフル・ライフ」


犬と人間は相思相愛である


原作『野良犬トビーの愛すべき転生』は、全米でベストセラーになった小説のようだけど、この物語の面白さは、犬が輪廻転生を繰り返すところにある。

これは、犬に限らずペットを飼っている人たちの心を軽くする話ではないかと思った。



例えば、大好きなペットが死んでしまった時、あの子の代わりはいないから、もう二度とペットは飼わない。

そういう話をよく聞く。



でも、もし、次に飼うペットは、前に飼っていたペットの生まれ変わりかもしれないとしたら。

そう思ったら、次にまたペットを飼うことに前向きな気持ちになれるんじゃないかと思う。



ペットが亡くなってしまったことに心を痛めているのは飼い主だけじゃなくて、ペット自身もまた飼い主さんに会いたいと思っていたら…。

人間とペットは言葉が通じないから、人間からの気持ちばかりを考えてしまいがちだ。



しかし、そうではなくて、この映画では、人間がペットに対して思っていることと同じことを犬も人間に対して思っているんだよということを犬目線で語ってくれることで、犬と人間の気持ちが通じ合えていることを気付かせてくれる

きっと、この映画を観たら、そんな飼い主とペットの相思相愛の関係に憧れて、犬を飼いたくなる人が急増すると思う。



映画「僕のワンダフル・ライフ」


ベイリーの目的は大好きな飼い主に再びめぐり逢うこと


犬の一年が人間の7年間に相当することを意味する「ドッグイヤー」という言葉がある。

輪廻転生を繰り返すベイリーは、自分の時間が人間よりも早くて短いことを知っているから、今できることを必死にやって生きている。

飼い主さんの側で支えてあげること、与えられた使命を全うすること

常に全力で生きること



そうやって全力で生きてきた中で、ベイリーが犬生の中で、本当にやりたいこととは、大好きだった飼い主のイーサンにもう一度会うことだと分かる。

そして、『僕』はベイリーの生まれ変わりで、再び会えた奇跡をイーサンにも分かってもらうこと。



さすがに、ここまでくるとやりすぎじゃないかと思わなくもないけど、そんな奇跡があったら素敵だなぁとも思う。



イーサンが長い年月を経て、再びハンナに再会したように。

ベイリーも長い年月を経て、イーサンに再会する。



本当に好きで、会いたいと思っている人には、思い続ければ、きっといつか会える

だから、絶望しないで日々を一生懸命に生きるんだ。

そう思える素敵な話だった。



映画「僕のワンダフル・ライフ」


人生は長いようで短い、だから、瞬間、瞬間を楽しんで生きる


結局、『僕』は、「大好きなイーサンに再びめぐり逢い、共に暮らすために、この世に生まれてきた」と確信する

しかし、その目的は、長い間犬生を繰り返した中で気付けたこと。

主人公は犬で、犬の視点で描けているけれど、それを人間に置き換えても、同じことが言える



私たちの人生は長いようで短い。

常に出会いと別れを繰り返して生きている。

イーサンがハンナを手放して、長い間、後悔し続けたのは、この物語の教訓である。



しかし、そんなイーサンも、長い間ハンナのことを思い続けたからこそ、再び会えることができた。

(これが、ベイリーのお手柄っだというのが、またニクイ)



イーサンのように、長い後悔の人生を生きないためにも、私たちは日々を一生懸命生きるべきである

たとえ、その途中で人生が終わってしまったとしても、また新しい人生が待っている。

短い人生、毎日を、心から楽しんで生きようじゃないか

その側に、大好きなペットがいたら、きっと、もっと充実した人生を送れるだろう



全ての犬好きにおススメする一本。

動物苦手、犬嫌いの人にはおススメしません(笑)

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本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。



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