クリス・パイン主演の映画「ザ・ブリザード」をWOWOWで観た。

1952年に起きたアメリカで史上最悪と言われた海難事故ssペンドルトン号の救出劇の実話を映画化。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

難破したタンカーを救助に行く様子はスリリングでドキドキしながら観ていた。

しかし、その間に差し込まれた主人公と婚約者の恋愛話が話の腰を折っていて非常に残念だった。

あのミリアムの一連のくだりはいらなかったように思う。

「ザ・ブリザード」予告編 動画

(原題:THE FINEST HOURS)




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キャスト&スタッフ


出演者

クリス・パイン
…(「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「死の谷間」、「スター・トレック BEYOND」、「イントゥ・ザ・ウッズ」、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、「スター・トレック」など)

ケイシー・アフレック
…(「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、「トリプル9 裏切りのコード」、「ジェシー・ジェームズの暗殺」、「ファーナス 訣別の朝」、「インターステラー」など)

エリック・バナ
…(「NY心霊捜査官」、「スター・トレック」、「ブラックホーク・ダウン」、「ミュンヘン」など)

ベン・フォスター
…(「インフェルノ」、「疑惑のチャンピオン」など)

ホリデイ・グレインジャー
…(「チューリップ・フィーバー」、「シンデレラ」など)

監督

クレイグ・ギレスピー
…(「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」、「ミリオンダラー・アーム」)

2016年製作 アメリカ映画


ザ・ブリザード


あらすじ


1952年2月18日。

アメリカ北東部を襲った嵐により、海上を航行していた2隻のタンカーが真っ二つに割れるという海難事故が起きていた。

海難救助隊の司令官クラフ(エリック・バナ)は、バーニー(クリス・パイン)に小型救助艇で3人の隊員を連れペンドルトン号の救助に向かうよう指令を出す。

しかし、嵐により海は激しく時化(しけ)、途中、羅針盤を落としてしまったバーニー。

隊員たちは、港に戻ることを提案するが、バーニーは最後まで諦めずにタンカーを探すと言い…。


ザ・ブリザード2

感想(ネタバレあり)


湾岸警備隊史上最悪の海難事故


海難事故の映画というと、どうにも「タイタニック」を思い出してしまう。

あれは、豪華客船の話。

これは、タンカーの話。

1952年2月、アメリカ北東部を襲った嵐により、2隻のタンカーが遭難するという事故が起きる。

この日の出来事は、湾岸警備隊史上最悪の海難事故と呼ばれているらしい。

そのうちの一隻、ssペンドルトン号の救助に向かった救助艇の実話を映画化したのが、この映画「ザ・ブリザード」。

ssペンドルトン号は、その時船体が真っ二つに割れ、いつ沈んでもおかしくない状況にあった。

船長が遭難してしまった中、残った中で一番のリーダーであるシーバート(ケイシー・アフレック)が機転を利かせてなんとか船を浮かせている状況だった。

生存者は32人。

向かった小型救助艇の定員は12名だった…。

ザ・ブリザード3

タンカーも救助隊も嵐に飲まれながらも前向きに


その時の状況は、タンカーも救助艇もどちらも大変だった。

この時、タンカーのリーダーだったシーバートが頭が良い人で良かったと思った。

まず、入ってくる水をなるべく少なくするために、浅瀬に座礁させることを考える。

水が浅ければ、入ってくる水も少ないはず。

しかし、船体が真っ二つに割れているため舵がない。

そこで、工夫を凝らして舵を手作りし、残った隊員たちが力を合わせて手漕ぎで舵を取る。

しかし、これが至難の業で観ている方がハラハラしてしまう。

だから、小型船でもいいから救助艇早く来い!と思いながら観ていると、救助艇は嵐で起きた荒波を超えるのに苦労していた。

あまりにも波が強くて高すぎて、割に救助艇が小さすぎてサーフィンでもしているかのような雰囲気に見える。

こっちはこっちで、「もうやめて…」と思ってしまう。

さらには、その波を超えている間に羅針盤を落としてしまう。

残ったのは、船長バーニーの勘。

その海をよく知っているバーニーだからこそ、タンカーにたどり着けたその奇蹟に感動した物語だった。


ザ・ブリザード5

婚約者とのくだりは不要では…


という、タンカーと救助艇の人間ドラマや、海と戦っているシーンはすごく迫力あるシーンでハラハラドキドキしながら観ていた。

しかし、その途中で、ちょいちょいバーニーの婚約者の話がその人間ドラマに水を差していた。

みんなが難破船を救助しようという気持ちで必死になっている時に、司令官に向かって「海から彼を呼び戻して!」と吠え始める。

正直、うるさいと思ったし、邪魔だと思ったし、若干イラついた。

なんで、あそこであのシーンを差し込んだんだか、さっぱり理由が分からない。

話の腰を折っているなぁとしか思えない場面だった。

いっそのこと、バーニーとその婚約者のくだりは一切カットして、その分、隊員たちやタンカーの船員たちの人間ドラマに深みを持たせた良かったんじゃないかと思う。

何せ、出演俳優がクリス・パインケイシー・アフレックベン・フォスターという、これからのハリウッドを背負う人たちが共演しているんだから、もっと男らしい熱いドラマが観られたのになぁと思うと、とても残念。

ザ・ブリザード4

描きたかったのは「史上最悪の海難事故」だったはず


そもそも、この映画で最も伝えたかったのは、「史上最悪の海難事故」であり、バーニーの婚約話ではなかったはず。

その辺の恋愛話でも盛り込まないと女性客に来てもらえないと思ったのかな。

きっとそうだろうな。

特に、32人の船員を助けたのはバーニーかもしれないけど、彼らがそれまで沈没せずにいられたのは、ケイシー・アフレック演じるシーバートの冷静な判断があったからだと思う。

この人はすごく冷静だなと思っていたので、彼の人間性をもっと知りたかった。

シーバートのシーンをもっと増やして欲しかったなっていうのが本音。

そんな彼らの努力も、色恋に負けてしまったのはとても残念。

こういう必要ない色恋を無理やり差し込んでくる映画がたまにあるけど、そういうのホント残念ね。

それさえなければ、ハラハラドキドキしてスリリングな遭難事故のドラマだった。



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