映画「ジェイン・オースティンの読書会」をWOWOWで観た。

月に1回開かれる「ジェイン・オースティンの読書会」に参加する男女6人の人間模様を描く。

正直、ジェイン・オースティンと言われても、「プライドと偏見」を読んだかなぁ…??ぐらいの記憶しかなく、キーラ・ナイトレイが主役を演じた映画版は観たけど、内容なんてすっかり忘れてしまっている私には、ちょっと不安な映画だった。

しかし、評判が良い映画だったので、観てみたところ、ジェイン・オースティンを知らなくても、十分楽しめる映画だった。

【満足度】:★★★★☆

楽しかったなぁ。すごく、いろんなことに共感する映画だった。

「ジェイン・オースティンの読書会」予告編 動画

(原題:THE JANE AUSTEN BOOK CLUB)





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あらすじ


ジェイン・オースティンの本が大好きなバーナデット(キャシー・ベイカー)は、月に1回ジェイン・オースティンの本について語り合う、「ジェイン・オースティンの読書会」をしようと友人たちに声をかける。

彼女の代表作6作品について、月に1回、1作品、1人ずつがホストになって開催の場所と食事の用意をするのが、読書会のルールだ。

そのため、メンバーが6人必要となり、友人のジョスリン(マリア・ベロ)、シルヴィア(エイミー・ブレネマン)、シルヴィアの娘、アレグラ(マギー・グレイス)の計4人が決まり、あと2人メンバーが必要だった。

そこで、バーナデットは、ジェイン・オースティンの映画の上映会で知り合った、高校教師のプルーディ(エミリー・ブラント)に声をかける。

そして、最後の1人は、ジョスリンが旅先で知り合った年下の男性、グレッグ(ヒュー・ダンシー)だった。

ジェイン・オースティンの読書会


感想(ネタバレあり) 共通のネタでワイワイできる食事会の楽しさ


実は私には、ここではあまり明かしていない別の顔がある。

映画好きのブロガーという一面とは別に、某Kpop男性アイドルグループの追っかけという一面も持っている。

彼らが日本へきてイベントがあれば駆け付けるという生活を、もう4~5年??続けている。

そうやって、足しげく通ううちに、友達もでき、イベントの後には、親しい友人たちと打ち上げや、食事会をして、自分たちの「好きな男」について、ワイワイ語り合うようにもなった。

その会には、年齢も仕事も住む場所もみんなバラバラな人たちが集まり、「Kpopアイドル」をきっかけにして出会い、友人となり、一緒に食事をしたり、語り合っているという不思議さと、楽しさがある。

まさに、「ご縁」が結んだつながりなんだと、私は思っている。

もちろん、大好きな彼らのイベントに行くのも楽しいけど、そうやって、ファン仲間とワイワイするのも、同じぐらい楽しい。

むしろ、彼らと同じぐらい大好きな友人たちに会うために、イベントに参加しているのかも。と、思うことすらある(笑)

ジェイン・オースティンの読書会2

「読書会」とは、友人たちが集まるための口実


最初は、この「読書会」がうらやましいなぁと思いながら、この映画を観ていた。

こんな風に、共通の話題でみんなで集まって食事たり、ワイワイしたりするのは楽しいだろうなぁと思った時に、ハッとした Σ( ̄ロ ̄|||)

「私にも、そんな会があるじゃん!!これ、一緒じゃん!!」と、そのファンの会のことを思い出した。

そんなことを言ったら、ジェイン・オースティンのファンの皆さまには怒られるかもしれない。

「一緒にしないでよ。全然違うよ」と。

でも、気の合う友人たちが集まって、お互いが好きな「何か」について語り合う場所がある。

という意味では、全く一緒だと思っている。

現に私たちは、彼らが日本にいなくても、彼らを話のネタに、勝手に集まって食事会をしている(笑)

でも実際には、その「Kpopグループ」というのは、私たちが集まるきっかけであり、ただの口実で、本当は、みんなで集まってバカ話がしたいだけなのかもしれない(笑)

そこも、この「読書会」は一緒なのでは、と思う。

ジェイン・オースティンは彼女たちにとって、きっかけで、口実で。

彼女たちは、「読書会」に集まって、近況を報告し、日常生活の悩みを聞いてもらう。

そこで、自分とは違う物の見方や、考え方を知り、自分のプライベートにそれを生かして、少しずつ生活が変化していく。

ジェイン・オースティンの読書会3

ジョスリンの臆病の中に自分を見る


ここで描かれる読書会のメンバーたちは、年齢も性格もバラバラで個性的。

その中で、私が一番印象に残ったのは、マリア・ベロ演じるジョスリン。

そもそも恋愛を信じていないジョスリンは、人間と住むよりも「犬」との生活を好み、独身を貫き通している。

私は犬は飼っていないけど、このジョスリンの性格が一緒だーーっと思った。

グレッグと知り合い、良い感じまでいっているのに、「どうせうまくいきっこない」と思って、静かーーに身を引こうとする。

自分からグレッグにシルヴィアを紹介しておきながら、実際に彼がシルヴィアと食事に行けば、複雑な心境になる。

じゃぁ、なんで紹介するのよぉ~と思うけど、自分のためよりも、人のために行動していた方が気が楽なんだから仕方がない(笑)

でも、そんなジョスリンを観ながら、「あぁ、こういう時はこんな表情しているんだ」とか、「私もこうしなきゃダメだな」と、自分への反省点もいろいろ見つかった。

私もジョスリンのように、新しい世界に足を踏み入れることが必要かなぁ。

ジェイン・オースティンの読書会4

「読書会」の女優たちの共演も見どころ


6人の読書会のメンバーを演じる女優さんたちも、みなさん、豪華な面々。

リーダーのバーナデットを演じるのは、キャシー・ベイカー

なんと、6回も結婚の経験があるという、見た目によらず情熱的な女性バーナデット。

とても堅実なバイ・プレーヤーのイメージがあるから、ちょっと意外だった。

他の出演作には、「アデライン、100年目の恋

そのバーナデットの紹介で読書会に入ったプルーディを演じたのは、エミリー・ブラント

旦那との不仲から、生徒に恋をしてしまう、フランス語教師のプルーディ。

ちょっと潔癖症で、純情そうなプルーディの役は、エミリー・ブラントにはちょっと意外だった。

しかし、さすが売れっ子女優。なんなくこなしてる。ちょっと危うくて、魅力的なプルーディだった。

他の出演作には、「クワイエット・プレイス」「ボーダーライン」「アジャストメント」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「イントゥ・ザ・ウッズ」など

そして、先程のジョスリンには、マリア・ベロ

私の中で、マリア・ベロといったら、「コヨーテ・アグリー」なんだよねぇ。

さすがに古いかーー(^^;

彼女のちょっと男気のある(笑)感じが好きなんだなぁ。

他の出演作には、「プリズナーズ」「フィフス・ウェイブ」など。

読書会では最年少、シルヴィアの娘・アレグラには、マギー・グレイス

「96時間」シリーズのキムが登場している。

撮影タイミング的には、この後が「96時間」のようで、まさに、ブレイク寸前の彼女を見られる。

もしかして、この頃が一番幼くてかわいかったかなぁと思った。

そして、監督は、ロビン・スウィコード

それまで、「SAYURI」や「若草物語」の脚本を担当し、監督作品はこの映画が初めて。

優しくて繊細な感じの演出がとても良いなぁ。

ジェイン・オースティンの読書会5

職場や家庭のしがらみがないから良い!


誰だって、きっと日常生活で嫌なこともあるし、良いこともある。

でも、大人になると、それを誰かに聞いて欲しいと思った時に、職場でできない話だったり、家族には言えない話だったりする。

それを、職場や家庭のしがらみの全くないところで、話してみると、心がスッキリしたり、意外と大した問題じゃないことに気付いたりする。

そんな時のために、「共通の趣味」を持った仲間たちがとても必要なんじゃないかなと思う。

人と話をして、自分からも何かを発散して、相手からもいろんなことを吸収すれば、自分自身の生活にも、良い変化が生まれてくるんじゃないかと思う。



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