とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:マリオン・コティヤール



マリオン・コティヤール主演の映画「愛を綴る女」を試写会で観た。

フランスがインドシナ戦争をしていた頃を舞台に、夢見がちな女性が本物の愛を知るまでを描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

マリオン・コティヤールが好きで、彼女が出演しているなら、それだけで観たいと思う。

今回のマリオンが演じる主人公のガブリエルは、現実逃避しがちで、いつも素敵な恋に憧れている「夢見る女性」

分かりやすく言えば、『白馬の王子様』を待っているタイプの女の子

妄想と現実の間を行き来して生きている彼女の姿は、同じ女性としてとてもイタイなと思うけど、だからといって嫌悪感があるわけではなく、むしろ、気持ちが分かるなと思ってしまう

それはきっと、私の中にも『妄想の中で生きる私』がいるからこそ。



少女マンガや小説、TVドラマや映画の中にだけあるような素敵な恋に憧れたことがある人なら、きっとガブリエルの気持ちが理解できるはず。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「愛を綴る女」予告編 動画

(原題:Mal de pierres)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年9月29日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年12月5日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVDが販売中。


DVDで観る:「愛を綴る女」

愛を綴る女 [DVD]

新品価格
¥3,096から
(2018/12/4 10:36時点)



原作本「祖母の手帖」

祖母の手帖 (新潮クレスト・ブックス)

新品価格
¥1,728から
(2017/9/29 16:08時点)





キャスト&スタッフ


出演者

マリオン・コティヤール
…(「たかが世界の終わり」、「マリアンヌ」、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」、「インセプション」など)

〇ルイ・ガレル
…(「プラネタリウム」など)

〇アレックス・ブレンデミュール
…(「ローマ法王になる日まで」など)


監督

〇ニコール・ガルシア

2016年製作 フランス、ベルギー、カナダ合作映画


映画「愛を綴る女」



あらすじ



フランスがインドシナ戦争を行っていた当時、南仏で暮らすガブリエル(マリオン・コティヤール)は読書が好きで、恋愛小説に書かれているような恋がしたいと思う少女だった。

そんなフワフワとした彼女を見た母親は、「早く身を固めた方が良い」と、スペイン革命から逃れてきた真面目な使用人のジョゼ(アレックス・ブレンデミュール)と結婚させる。

愛してない相手と結婚することになったガブリエルはジョゼに対し、「あなたのことは絶対に愛せない」と告げるが、その後、しばらくしてガブリエルは妊娠。

しかし、間もなく流産してしまう。

医師の診断により、その原因は腎臓結石にあると言われたガブリエルは、北部にある療養所で温泉治療をすることに。

そこで、彼女はフランス軍中尉(ルイ・ガレル)と運命的な出会いをする…。



映画「愛を綴る女」マリオン・コティヤール



感想(ネタばれあり)


現実よりも幸せな妄想の世界で生きること



つらい現実を直視するのが嫌になり、物語の中に身を置いて妄想にふけりたくなる時はないだろうか

私が毎日のように映画を観るのは、映画の中にいる時は、全てを忘れ、楽しく幸せな気持ちになれるから。

時には、主人公になりきってお姫様気分を味わったり、素敵な男性との恋に心を躍らせることもある。

そうやって、私自身は幸せに浸っているけれど、そんな私を他の人が見たら、きっと「イタイ女だなぁ」と思うに違いない



この映画の主人公ガブリエルは、まさに、そんなタイプの「イタイ女」である。



時代は、フランスが遠く離れた東南アジアのインドシナで戦争をしていた頃。

フランス国土が戦地になっているわけではないけれど、国全体を戦時ムードが覆っていた。

そんな現実から逃避するように、ガブリエルは読書にふけり、『小説のような恋』に憧れていた。

また、思い込みが激しく、先生を「運命の人」だと思い込み、誘惑するような激しさも持ち合わせいた。

そんな彼女のことを『イタイ女』だと思ったのは、彼女の母親だった



現実を観ようとせず、妄想癖のあるガブリエルを見兼ねた母親が、『愛の無い結婚』を彼女に押し付ける

日本でも、戦前・戦時中にはよくあった「親の決めた結婚」である。



今の時代でも、若い頃は『少女マンガ』や『恋愛小説』の恋に憧れ、大人になってリアルな恋をすることで、『恋愛の理想と現実』を思い知ることになる。

ところが、ガブリエルは『リアルな恋』を知らないまま、愛の無い結婚をしてしまったため、「これは本物の恋じゃない」「運命の恋は他にある」という『恋への憧れ』を捨てきれないまま、結婚生活に突入してしまった



そして、ついに彼女が思い描いていた『運命の恋』を見つけるのだが、その運命の恋を経て、彼女は『現実の恋』を知ることとなる

ガブリエルは妄想の中で生きていて、とても『イタイ女』だけど、彼女の気持ちはとてもよく分かる

悪いのはガブリエルではない、女性たちが思い通りに生きることができなかった時代のせいなのである。



映画「愛を綴る女」マリオン・コティヤール



運命を変えたのは、身体にできた「石」



彼女の運命を変えたのは、腎臓にできた石である。



もしも、腎臓結石になっていなかったら、そのまま子供を産み、「私の人生は、こんなはずじゃなかった」と思いながら、人生を終えていたかもしれない。

流産をしたことで、結石の存在を知り、現実から隔離された療養所で暮らすことになった。



そして、その療養所で出会ったのがソバージュ中尉だった。

ガブリエルは、一目会った瞬間にソバージュに恋してしまう。

ソバージュはとても魅力的な男性で、一目ぼれしてしまう気持ちも分かる。

そこで彼女は、ソバージュとの官能的な夜を過ごすが、彼女は治療が終わり退院することになってしまう。

離ればなれになってしまう二人は手紙を送り合うことを誓い合う。



ソバージュと恋している時のガブリエルは、それまでの陰気な彼女とは違い、血色もよく、イキイキとする。

まさに、恋が女性にとても大切なことだということが、彼女の表情を見ているとよく分かる



そして、退院後、家に戻ったガブリエルは妊娠していた

それがソバージュの子だと確信していた彼女は、彼に手紙を書き続けるが、返信が来ない。

それから10年以上の月日が経ち、子供が大きくなってから、彼女は真実を知ることになる。



映画「愛を綴る女」マリオン・コティヤール



夫の深い愛があったからこそ、妄想の海で泳ぎ続けたガブリエル



実は、ソバージュとの恋は妄想の中の出来事だった。



ソバージュと過ごした熱い夜は、本当は夫との間にあったことで、それも彼女の脳内では、夫をソバージュに置き換えられていた。

そんなのおかしい、どう考えても頭が狂ってると思うかもしれない

でも、どうだろう。本当にガブリエルはおかしいのだろうか。

たとえば、隣にいる男性があまり好きではない時、その人をとても素敵な男性と頭の中で置き換えることはないだろうか

ガブリエルには、そもそも男性を選ぶという選択肢がなく、親が決めた結婚相手と結婚させられた女性であり、本当の恋を知らず、恋に恋する純粋な乙女である。



そんな彼女の目の前には、これまで夢に描いたような白馬の王子様がいる。

そしたら、妄想が暴走して、現実と妄想の区別がつかなくなる時だってあるんじゃないだろうか。

本当は、ソバージュと過ごしたと思っていた熱い夜の相手が、夫だったと薄々感づいていたかもしれない。

それでも、彼女の強い思い込みは彼女を空想の世界に押し込めてしまっていた。

ただただ、現実を知りたくなかっただけなのだ。



しかし、それがただの妄想だと分かった時の衝撃。

そして、突き付けられる現実。



その時、ガブリエルは夫を突き離さずに、むしろ、夫との現実を見つめ直そうと思ったのは、それまで夫は全てを知りながら、何も言わず、彼女を責めることなく、彼女の側で見守りつづけたから

この夫の愛の深さ

その愛の深さがあったからこそ、ガブリエルは自由に妄想の海で泳ぎ続けることができたのかもしれない

最後に彼女自身もそのことに気づいて、私はホッとした。



映画「愛を綴る女」マリオン・コティヤール、アレックス・ブレンデミュール



現実から目を背けて暮らしていた女性の本当の幸せ


フランスが戦時中だった頃、田舎町で暮らす女性たちには、自由な恋愛が許されなかった人たちがいた

そんな彼女たちを慰めたのは、空想の中にいる『運命の人』だった



しかし、今の時代だって、テレビや映画の中で活躍するスターたちに思いを寄せ、妄想していることを考えたら、ガブリエルがしていることと大した違いはない。

ただ、ガブリエルの場合は、今と比べたらずっと自由がなかったということ。

それは、戦争がそうさせたのかもしれないし、田舎町がそうさせたのかもしれない。



この中でとても大切なことは、ガブリエルが空想の世界から現実の世界に戻ってきた時、本当の恋は、とても身近にあったということ

近くにある幸せは、近くにあればあるほど、気付きにくい。

その『近くにある恋』にガブリエルが気付けたことが、この映画の希望だったと思う



『妄想の恋』と『現実の恋』の違いは、目の前にいる相手のことをより深く知ろうとする気持ち

目の前にある現実をしっかり見据えようする思い。

だからこそ、手を取り合い、彼女は夫の故郷を訪ねようと思ったのだと思う。

彼女が観た夫の故郷に明るく陽が差しているのは、二人の未来に希望があるからだと思った





ゆるめの映画ネタはこちら→「とにかく映画が好きなんです」【別館】

映画のコラムやイベントに参加した話、音楽やご飯ネタなども掲載しています。

この【本館】よりも、もっとユルッとした裏アカです。

こちらも、ぜひ。
 ↓





↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





DVDで観る:「愛を綴る女」

愛を綴る女 [DVD]

新品価格
¥3,096から
(2018/12/4 10:36時点)



原作本「祖母の手帖」

祖母の手帖 (新潮クレスト・ブックス)

新品価格
¥1,728から
(2017/9/29 16:08時点)


















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


ギャスパー・ウリエル主演、グザヴィエ・ドラン監督映画「たかが世界の終わり」を映画館で観た。

余命わずかの劇作家が12年ぶりに帰郷し、家族に余命を打ち明けようとするが…。


満足度 評価】:★★★★☆

ラストがあまりにも寂しくて悲しく、エンドロールを見ながら自然と涙がこぼれてしまった作品だった。

共に暮らすことが幸せな家族もいれば、共にいることが苦痛な家族もある。

理解してもらおうと声をかけても、距離が縮まるよりもむしろ離れていくのが切ない。


「たかが世界の終わり」予告編 動画

(原題:JUSTE LA FIN DU MONDE /英題:IT'S ONLY THE END OF THE WORLD)




「たかが世界の終わり」[Blu-ray]

たかが世界の終わり [Blu-ray]

新品価格
¥3,809から
(2017/10/4 00:10時点)



サウンドトラック「たかが世界の終わり」【輸入盤帯付国内仕様】

たかが世界の終わり 【輸入盤帯付国内仕様】

新品価格
¥2,592から
(2017/2/17 00:54時点)



【映画パンフレット】  たかが世界の終わり

【映画パンフレット】  たかが世界の終わり 監督 グザヴィエ・ドラン キャスト ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール

新品価格
¥2,200から
(2017/10/4 00:11時点)



キャスト&スタッフ


出演

ギャスパー・ウリエル
…(「エヴァ」、「ハンニバル・ライジング」など)

マリオン・コティヤール
…(「愛を綴る女」、「マリアンヌ」、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」、「インセプション」など)

ヴァンサン・カッセル
…(「ジェイソン・ボーン」、「チャイルド44」、「美女と野獣」、「リオ、アイラブユー」、「バースデイ・ガール」、「避暑地で魔が差して」など)

レア・セドゥ
…(「007 スペクター」、「美女と野獣」、「ロブスター」、「あるメイドの密かな欲望」、「若き人妻の秘密」など)

ナタリー・バイ
…(「復讐のセクレタリー」、「シリアルキラーNo.1」、「ママはレスリング・クイーン」、「私はロランス」など)

監督・脚本

グザヴィエ・ドラン
…(<監督・主演作>「Mommy/マミー」、「神のゆらぎ」、「トム・アット・ザ・ファーム」<出演作>「ある少年の告白」、「エレファント・ソング」など)

2016年製作 カナダ・フランス合作映画



たかが世界の終わり



あらすじ


34歳の劇作家・ルイ(ギャスパー・ウリエル)は、12年ぶりに里帰りする。

それは、もうすぐ自分が死ぬことを家族に告げるためだった。

久しぶりに帰った我が家では、兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)とその妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)、妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)と母(ナタリー・バイ)が待っていた。

笑顔とハグで迎えてくれた家族だったが、ルイは自分の病気のことを言い出せずにいた…。



たかが世界の終わり2



感想(ネタバレあり)


12年もの間、家族と音信不通だった劇作家の里帰り


12年ぶりに里帰りする時というのは、どういう気持ちなんだろうか…。

私は実家で両親と共に暮らしているので、余計にルイの心境が知りたくなった。



しかも、単なる里帰りではない。

自分がもうすぐ死ぬということを家族に告げるための里帰り

その思いは、どれだけ複雑なものだろうか



そして、なぜ12年間も音信不通でいたのか

12年前に何があったのかについては何も語られないので、彼がどんな思いでその12年間を過ごしたのか分からず、ルイの心境については、想像するしかなかった。



きっと緊張しているんじゃないかとか。

何せ12年ぶりだから、家族が温かく出迎えてくれるのを期待しているんじゃないかとか。

そんな想いもあり、ルイが家のドアを開けて中に入ってくるところは、ドキドキしながら観ていた。



ところが、12年ぶりだというのに、まるで、出て行ったのが昨日のことのような通常営業の家族の姿がそこにはあった

そこで、あぁ12年も離れていたとはいえ、やっぱり家族なんだなと思った。



たかが世界の終わり3



会話ができず、すぐにキレるイライラ家族


しかし、しばらくすると、この家族の問題点が見えてくる。

なんと、12年ぶりに息子が帰ってきたというのに、誰一人ルイの話を聞こうとしない

ルイの話どころか、家族の会話が会話になっていない



それぞれが一方的に話をし、互いを否定し合い、ののしり合う。

そんな不毛な時間ばかりが過ぎていく



監督のグザヴィエ・ドランは、あえて観客がイライラする演出をしている。

音楽を大音響で流し、母は金切り声を上げ、兄はすぐにキレ、妹は兄とケンカする。



そんな状況の中でも時折、わずかに、「ルイを理解しよう」という姿勢が見え隠れする。

兄のアントワーヌは一緒にタバコを買いに外に出たり、妹のシュザンヌは自分の部屋に招き入れたりする。

それでも、2人きりになったところで話が平行線なのは変わらず、兄と妹は2人揃って「ルイが理解できない」とぼやく。



極めつけは母親で、ルイのことを「誰よりも強く愛している」と言いながら、余命わずかなルイに向かって、「元気そうで良かった」と言ってしまう。

もちろん、彼女はルイが余命僅かだなんて知りもしないのだけれど、そもそも「ルイの近況も、本当の姿も」知ろうとしないのである。

母親なのに。



そんな彼女の口からでた「愛している」の言葉は、ルイにぶつかって滑り落ちていく。

そんな状態だから、ルイも話をするきっかけを失ってしまう。



そのルイにとって救世主のように存在するのが、アントワーヌの妻、カトリーヌだった

カトリーヌは、家族にとって「よそ者」だ。



だからこそ、冷静な立場でこの家族のことを見つめ、ルイに同情するのだ。

血のつながっていない家族が唯一の理解者だなんて、なんとも悲しい皮肉だ



たかが世界の終わり5



家族に何を期待して帰郷したのか


最も心に残っているシーンは、最後のデザートの時間だった。



その時、それまで無口だったルイが重い口を開いた。

そして、「これまでのことを反省し、実家にはもっと頻繁に帰って来るよ」と宣言する。



しかし、家族はそんなルイの提案を誰も喜ぼうとしない

兄や妹に「家へ遊びにおいで」と言ったり、「週末どこかへ出かけよう」と言っても、いろいろ言い訳を言って同意しようとしない。

これは、家族のルイへの拒絶反応だった。



さらに兄のアントワーヌは「そんな話は聞きたくなかった」とばかりに怒り出し、「ルイを空港まで送る」と言い出す。

そんなアントワーヌの振る舞いに怒った家族がケンカになる。

当事者のルイがアントワーヌに何も言ってないのに…。



家族はケンカを初め、ルイは一人ぼっち

拒絶の後に来るのは、家族の中での孤独



これが、この家族の日常であり、最初にハグをして歓待をしたのが異常だったんだと思った。

そして、その時に、「あぁ12年前も、ルイはこうして静かに家を出て行ったんだな」と思った。

「あの頃と何か変わっているかもしれない」と思って、少しは期待して帰ってきたのに、現実は一ミリも変わっていなかった



「たかが世界の終わり」

それは、ルイの世界が終わっても、この家族は一切変わることがないことを示している。



僕は家族に何を期待したんだろう

そのあきらめのような心境が、夕焼けの中、家を去っていくルイの背中に見えた。

その孤独感があまりにも悲しくて、思わず涙が溢れてしまった。



たかが世界の終わり4



家族へのあきらめを感じる27歳天才若手監督


監督は27歳のカナダ人、グザヴィエ・ドラン

これまで、「Mommy/マミー」や「トム・アット・ザ・ファーム」などで家族をテーマに描いてきた。



今回は、フランスのメジャーな俳優たちを使い、監督に徹したドラン。

Mommy/マミー」や「トム・アット・ザ・ファーム」などでの作品では、家族、特に母親との愛にこじれた青年が、「もっと愛してくれ、愛してくれなきゃ死んでやる!!」というような激しい心の叫びが聞こえていた印象だった。



しかし、今回の「たかが世界の終わり」では、

「そうですか。分かり合えないのなら、私の方から姿を消しますね」

という、母親や家族からの逃避を感じた



これは家族に対するあきらめなのか…。

それとも、27歳の成長なのか。



彼の気になる次回作は、英語作品であり、アメリカの人気俳優と11歳のファンの少年の間に交わされた往復書簡から発覚したスキャンダルが描かれるという。

となると、次回は家族というテーマからいったん離れるのか…。

いずれにせよ、次はどんな作品を送り出してくるのか、非常に気になる27歳天才映画監督なのだ。





↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





「たかが世界の終わり」[Blu-ray]

たかが世界の終わり [Blu-ray]

新品価格
¥3,809から
(2017/10/4 00:10時点)



サウンドトラック「たかが世界の終わり」【輸入盤帯付国内仕様】

たかが世界の終わり 【輸入盤帯付国内仕様】

新品価格
¥2,592から
(2017/2/17 00:54時点)



【映画パンフレット】  たかが世界の終わり

【映画パンフレット】  たかが世界の終わり 監督 グザヴィエ・ドラン キャスト ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール

新品価格
¥2,200から
(2017/10/4 00:11時点)




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


レオナルド・ディカプリオ主演の映画「インセプション」を映画館で観た。

他人の夢に潜入し、その人が持つアイディアを盗むという産業スパイの仕事をしているコブを主人公に描かれるSFアクション映画。


満足度 評価】:★★★★★

公開当時に見逃していて、すごく観たいと思っていた映画。

IMAXの大きなスクリーンで観ることができてとてもラッキーだったと思う。

「夢の中に潜入する」というこの映画の世界観が大好きで、隅から隅まで面白かった

たくさんの人が既に観ている映画なので、特に気になったラストについて重点的に感想を書こうと思う。



この感想には、結末に関するネタバレを含みます。映画をご覧になってからお読みください。



「インセプション」予告編 動画


(原題:INCEPTION)




ネット配信で観る:「インセプション」(字幕版)

インセプション (字幕版)

新品価格
¥199から
(2017/6/28 00:04時点)



DVDで観る:「インセプション」Blu-ray

インセプション [Blu-ray]

新品価格
¥998から
(2017/6/28 00:05時点)



キャスト&スタッフ


出演者

レオナルド・ディカプリオ
…(「レヴェナント:蘇りし者」、「ワールド・オブ・ライズ」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「シャッターアイランド」、「華麗なるギャッツビー」、「ジャンゴ 繋がれざる者」など)

渡辺謙
…(「怒り」、「硫黄島からの手紙」など)

ジョセフ・ゴードン=レヴィット
…(「スノーデン」、「ザ・ウォーク」、「(500)日のサマー」、「リンカーン」など)

マリオン・コティヤール
…(「たかが世界の終わり」、「マリアンヌ」、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」など)

エレン・ペイジ
…(「ローラーガールズ・ダイアリー」、ドラマシリーズ「アンブレラ・アカデミー」など)

トム・ハーディ
…(「ヴェノム」、「ダンケルク」、「裏切りのサーカス」、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「レヴェナント 蘇りし者」、「チャイルド44」、「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」、「ウォーリアー」、「レジェンド 狂気の美学」、「ロンドン・ロード ある殺人に関する証言」など)

キリアン・マーフィー
…(「ダンケルク」、「フリー・ファイヤー」、「麦の穂を揺らす風」、「真珠の耳飾りの少女」、「白鯨との闘い」、「トランセンデンス」など)

マイケル・ケイン
…(「ジーサンズ はじめての強盗」、「グランド・フィナーレ」、「インターステラー」、「キングスマン」など)

〇トム・べレンジャー

ピート・ポスルスウェイト
…(「ザ・タウン」、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」など)

監督・脚本

クリストファー・ノーラン
…(「インターステラー」など)

2010年制作 アメリカ映画

インセプション

あらすじ


コブ(レオナルド・ディカプリオ)とアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は「他人の夢の中に入り込んで、アイディアを盗む」という産業スパイをしている。

彼らは、ある時、富豪のサイトー(渡辺謙)から、ライバル企業のトップ(ピート・ポスルスウェイト)が亡くなろうとしているので、跡を継ぐ息子ロバート(キリアン・マーフィー)が父親の会社を潰すような意識を植え付けて欲しい(インセプション)という依頼を受ける。

意識を植え付けることは非常に難しいからと言って断っていたコブだったが、成功した暁には、これまで会えなかった子供たちに会わせてやると言われ、承諾することに。

恩師(マイケル・ケイン)の教え子であるアリアドネ(エレン・ペイジ)とイームス(トム・ハーディ)を仲間に加え、計画を練るコブとアーサーだったが、時折、コブの亡くなった妻であるモル(マリオン・コティヤール)が彼の仕事を妨害し…。


インセプション3


感想(ネタバレあり)


夢の中で意識を植え付ける「インセプション」


夢を見るのが大好き。

怖くて泣きながら目が覚める時もあるし、楽しくて自分の笑い声で目が覚めることもあれば、予知夢のような夢を見てしまうこともある。

きっと、眠りが浅いんだろうな。



幸せな夢だった時は、次の日に続きが見たいと思いながら寝るけど、その願いは大抵叶わない。

だから、この映画の中で描かれる夢の世界は凄く面白いなぁと思った。



重力がない世界も、死者と会話をするのも、夢の世界なら全然問題ない。

また、映画だからこそ、その世界観を実現できる。

その「映画にしかできない夢の世界の実現」がこの映画の面白さだった。



主人公たち産業スパイのチームは、ある大企業の御曹司ロバート(キリアン・マーフィー)の夢の中に潜入する。

彼は、父(ピート・ポスルスウェイト)が死去したために、オーストラリアのシドニーからアメリカへ向かう11時間のフライトの途中にいた。

ロバートが深い眠りについたところで、コブ(レオナルド・ディカプリオ)、アーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、サイトー(渡辺謙)、アリアドネ(エレン・ペイジ)、イームス(トム・ハーディ)が彼の夢に潜入し、父が築き上げた会社を潰すような意識(インセプション)を植え付けようと試みる



しかし、ロバートは防御本能が強く、彼の意識に近づこうとすると、それを防ぐために兵隊たちが登場し、簡単に近づくことができない

さらに、コブの潜在意識の中にいる亡くなった妻もコブの行動を妨害し、思ったように仕事が進まない。

それでも、10時間のフライトの間に仕事を終わらせないと、コブが望む報酬がもらえないし、何より、目覚めないと昏睡状態のまま一生目覚めることができないという危険な状況に陥ってしまう…。



インセプション6



インセプションは予定通り成功したように見えたが…


サイトーが雇った主人公たちチームは10時間かけて奮闘する。

ところが、最後の最後、仕上げの段階になって、肝心のロバートが撃たれてしまい意識を失くしてしまう。



夢の世界で意識を失くし、死ななければ昏睡状態のまま目覚めない可能性もある。

その時、「もう時間もないし、ロバートのことは諦めて、現実世界に帰る準備をしなくては」と誰もが思った。

すると、夢の設計者であるアリアドネが「まだ方法がある」と言い、「もうひと段階深い夢の中にロバートを連れて行って、そこでキックすれば(殺せば)、この段階で目覚める」というアイディアを出す。



その可能性を信じたコブは「子供に会いたい一心」で、アリアドネのアイディアに乗り、アリアドネとコブは、もう1つ深い階層へと向かう。

すると、そこではモルがロバートを拘束していて、妨害しようとしていた。



アリアドネはロバートを助け、コブと共に帰ろうとすると、「サイトーが降りてくるはず。サイトーを待って一緒に帰る」と言ったので、アリアドネは先に帰っていった。

確かにその時、サイトーは重傷を負っていたので、意識を失っている可能性も高かった。



問題はその先だ。

コブが目覚めた時、全てが丸く収まり、コブは問題なく入国し、子供たちと再会する。

しかし、コブが「現実か夢か」を識別する駒を回した時、回ったまま映画は終了していた。

回した駒が止まったら現実、回り続けたら夢だとコブは識別している



もしや、コブは目覚めることなく、夢の中に閉じ込められてしまったのか…。

それとも、その後、駒は止まるのか…



インセプション5



他人にインセプションするはずが、いつの間にか自分がインセプションされている…


それまでの経緯を考えると、最後にコブがたどり着いたのは夢の中なのではないかと思った。



この映画の中で、最も重要なカギを握るのはマイケル・ケイン演じるマイルズ教授ではないかと思う。

マイルズ教授はコブの子供たちの祖父で、彼らを育ててくれている保護者でもある。

ということは、マイルズ教授はモルの父である。



モルは、なぜ死ぬことになったのか。

それは、コブがモルを愛しすぎるあまり、夢の中でだけ実現できる幸せな世界をモルに植え付けた(インセプション)。

そのため、モルは夢の世界から出ることができず、現実世界を夢の世界だと錯覚し、夢の世界から現実に帰るためにビルから飛び降りてしまうが、それは現実世界であり、そのままモルは亡くなってしまう。



そのことを知ったマイルズ教授は、教え子であるアリアドネをコブの元に送り、子供たちと幸せな生活を送る夢をコブに植え付け、モルと同じように夢の中に閉じ込めてしまったのではないかと思った。



本当だったら、サイトーが依頼した仕事にアリアドネは行かなくても良かった。

なのに、なぜ行ったのか。



「自分が設計した夢を確認したい」と言っていたけど、アリアドネはマイルズ教授から託された任務があったのではないか。



私が途中でとても気になったのは、トム・ハーディ演じるイームスが最後の雪山で

「おかしい、敵に先回りされている」と言ったことだ。

あの雪山はイームスの夢なのだ。

ロバートが敵を近づけないために防御することはできても、先を読むことはできない。

それができるのは、設計者のアリアドネだけなのだ。



アリアドネは複雑な構造を作り出し、敵を登場させることで援護が到着するのを遅らせ、次の階層にコブを誘い込む状況を作り出したのではないか。

これは、サイトーの依頼と見せかけ、マイルズ教授がアリアドネを使ってコブにインセプションする話だったのではと思った。

だから、タイトルも「インセプション」なのだ。



何せ、マイルズ教授が言うには、アリアドネは「コブ以上の才能」の持ち主だそうだから。

その証拠に、コブが再会した子供たちは夢の中と同じ服を着て、もう数年会っていないというのに、ちっとも成長していなかったではないか。



最後のあの場面は、アリアドネがコブの夢を見て設計した夢の中だけの世界なんだと思った。

あの駒は、机の上で一生周り続ける。

コブは昏睡状態のまま、目覚めることができないのかもしれない。



インセプション4



夢の中の出来事は神の啓示のように感じる


英語のInceptionという単語は「始まり」「開始」「発端」という意味なのだそう。

ということは、彼らがインセプションと言っているのは、夢の中で意識の発端を植え付けるということ。



意識を植え付けられた人間は、そこからスタートして意識を変えていくという意味なのだろう。

果たして、夢にそれだけの力があるだろうか。



では、実際に夢の中で「あぁしなさい」「こうしなさい」という啓示を受けた場合、現実世界でそれを実行するだろうか。

この映画の中では、ロバートが父親に「お前の好きなようにしなさい」と言われ、肩の荷が下りて、ゆくゆくは父が築いた帝国を息子がぶち壊してしまうように。



私は、夢の中で起きたことは実現するタイプ。

もしも、ロバートのように何らかのメッセージを受け取った場合は、それこそ、「神の啓示」だと思ってしまう。



誰かにメールをする夢を見たら、実際にメールを出してみるし、誰かに電話をする夢を見たら、実際に電話をする。

だからきっと、私はインセプションされやすいタイプなんだろうなぁと思う(笑)



それにしても。

いくら、夢の中が幸せだからと言って、夢の中に閉じ込められたら私も嫌な奴に変身して登場するかも

ただでさえ、デジャブを感じた時は、「現実社会での既視感」なのか、「夢の中での既視感」なのか分からないぐらい、現実と夢の区別がつかなくなっているので、夢の中に行ったり来たりできるようになったら、頭がおかしくなるかも

でも、幸せな夢だったら、そこにずっといたいという気持ちも分かる。

だからこそ、夢は夢というんだよね。



インセプション2





↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





ネット配信で観る:「インセプション」(字幕版)

インセプション (字幕版)

新品価格
¥199から
(2017/6/28 00:04時点)



DVDで観る:「インセプション」Blu-ray

インセプション [Blu-ray]

新品価格
¥998から
(2017/6/28 00:05時点)




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


マイケル・ファスベンダー主演の映画「アサシン・クリード」を映画館(3D IMAX)で観た。

アクションゲーム「アサシン・クリード」の実写映画版。

ある死刑囚が500年前の祖先の記憶に潜入し、歴史に秘められた謎を解く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

周りの評判があまり良くなかったので期待せずに観たら、そんなにつまらなくもなかった。

500年前のアクションシーンが見どころなのに、それがぶつ切りになってしまっていて、緊張がブチブチ途切れちゃったところが残念だった。


「アサシン・クリード」予告編 動画

(原題:ASSASSIN'S CREED)




DVDで観る:「アサシン クリード」2枚組ブルーレイ&DVD

アサシン クリード 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

新品価格
¥2,345から
(2017/12/16 19:32時点)



ネット配信で観る:「アサシン クリード」(字幕版)

アサシン クリード (字幕版)

新品価格
¥399から
(2017/12/16 19:33時点)



ゲーム「アサシン クリード」 I II ウェルカムパック【CEROレーティング「Z」】

アサシン クリード I II ウェルカムパック【CEROレーティング「Z」】

新品価格
¥3,344から
(2017/3/11 19:46時点)



キャスト&スタッフ


出演者

マイケル・ファスベンダー
…(「エイリアン:コヴェナント」、「光をくれた人」、「X-MEN:アポカリプス」、「スロウ・ウエスト」、「スティーブ・ジョブズ」、「FRANK-フランク-」など)

マリオン・コティヤール
…(「たかが世界の終わり」、「マリアンヌ」、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」など)

ジェレミー・アイアンズ
…(「レッド・スパロー」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、「リスボンに誘われて」、「キングダム・オブ・ヘブン」など)

シャーロット・ランプリング
…(「ベロニカとの記憶」、「さざなみ」、「リスボンに誘われて」、「クリーンスキン 許されざる敵」、「評決」など)

ブレンダン・グリーソン
…(「ロンドン、人生はじめます」、「ヒトラーへの285枚の葉書」、「夜に生きる」、「未来を花束にして」、「ある神父の希望と絶望の7日間」、「白鯨との闘い」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」など)


監督

〇ジャスティン・カーゼル

2016年製作 イギリス、フランス、アメリカ、香港合作映画


アサシン・クリード

あらすじ


死刑囚のカイル・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は、死刑執行された後、見知らぬ病室で目が覚める。

もう死んだと思った彼はまだ生きていて、ベッドの横にはソフィア・リッキン博士(マリオン・コティヤール)が。

彼女がカイルのことを助けてくれるという。

そして、カイルは巨大な機械につなげられ、500年前の過去の記憶に引き戻されるという経験をする…。


アサシン・クリード2

感想(ネタバレあり)


ゲームの良いところをつまみ食い


ゲームを全くしないので、この映画の元ネタである「アサシン・クリード」のことも知らないし、名前を聞いてもピンと来ない。

Wikipediaで調べてみたら(参考:Wikipedia「アサシン・クリード シリーズ」)、なるほど、映画はゲームを忠実に映画化したのではなく、おいしいところをちょいちょいつまみ食いして作ったんだろうなと感じた。

そういう「つまみ食いの寄せ集め」だから、この映画版が全体的にザックリとした大味な印象を受けるのだろう。

連続ドラマでいったら、ダイジェスト版を映画として上映しているような感じだろうか。



舞台は16世紀。

十字軍の残党から引き継がれた「テンプル騎士団」に対抗する暗殺者集団「アサシン教団」。

彼らは共に「エデンの果実」と呼ばれる秘宝を奪取するために争っていたが、「エデンの果実」は「アサシン教団」によって守られ、どこか安全な場所に隠されてしまった。



500年後の現在、「テンプル騎士団」の子孫たちは「エデンの果実」のありかを求め、「アサシン教団」の子孫のDNAに眠る記憶を呼び起こそうとしている。

「十字軍から引き継がれたテンプル騎士団」と聞くと聴こえはいいが、ここに登場する彼らは人間から一切の「自由と平等」を奪おうとしている者たちであり、その裏で人間の尊厳を守ってきたのは暗殺者集団の「アサシン教団」だったというお話。



アサシン・クリード3



500年前の戦闘シーンは迫力満点


この映画で最もテンションが上がったのは、マイケル・ファスベンダー演じる主人公のカラム・リンチが500年前の記憶に入り込んで戦闘をしている場面

手首から飛び出るナイフ、周りから飛び交う矢、切れのあるアクション…

豪華な古代のセットの中で繰り広げられるアクションは、IMAXで観たから余計に迫力満点だった



そういえば、マイケル・ファスベンダーは「X-MEN」シリーズで観ているけど、あのマグニートは空中を飛んでいるだけで、ガッツリアクションをしている訳ではない。

こんなにフルでアクションをしているマイケル・ファスベンダーは初めて観たような気がした。

そもそも、スタイルも良く身体もガッチリしているので、アクションはとても似合っている。

これからの新しいアクションスターの1人として期待したいと思った。



アサシン・クリード5



最高潮の盛り上がりで現代に引き戻される時の残念さ


ところが、この映画でとても残念だったのは、そのアクションが一番盛り上がっているところでプツッと途切れ、現代に引き戻されてしまうところだった。

「えぇ~、いいところだったのにぃ~」と思いつつ、強制的に現代の場面へと引き戻されてしまう

それはテレビシリーズの「24」で、ジャック・バウアーが何かを発見し、「えぇっジャック!?」と思った瞬間、見事に「ピッ・ポッ・ピッ・ポッ」といいながらCMに入ってしまうタイミングに似ている。

これは映画なのに…。



しかも「24」は数秒間のCMが流れた後に、さらに高いテンションで帰ってくるからまだ良い。

この映画の場合は、急にアクションが停止して緊張感が途切れた上、「早く続きが観たいのに」と思っているのに、なぜカイルがそこにいるのかの説明が始まってしまう。

あれだけのセットがあってアクションができるのだから、怒涛のアクションをガンガン見せて観客のテンションを上げることもできただろうに…



カイルがそこにいる理由は、高いテンションを保ったまま映像で説明することもできたはず。

あの一気にテンションが下がるタイミングの悪さは本当にもったいなかった



500年前の戦闘シーンをこれでもかというぐらいガッツリ見せた後で、フェイドアウトしつつ、再度、現代の場面でテンションを上げるという、上手い感じの二段攻撃にはできなかったものか…。

というか、もっとシンプルに描けなかったのか。

マイケル・ファスベンダーのせっかくのアクションシーンもこれではもったいなかった。



アサシン・クリード4



続編製作の可能性…


結局のところ、最後はカラム・リンチが父親の助けもあって「テンプル騎士団」に利用されているということに気付き、「アサシン教団」としての自我に目覚めていく

そして、マリオン・コティヤールもまた自分自身に目覚め、「アサシン教団」に立ち向かっていく…。

という所で終わっているのだけど、これは明らかに続編への伏線…。



しかし、アメリカで大コケしてしまった今、続編は難しいのではないかと…。

うーーん。

ゲームを元ネタに美味しいところだけつまみ食いして、名優を集めたものの使いきれず、目玉のアクションもぶつ切り状態…となるとやっぱり続編は難しいかな…。



一応、続編を作りたいなぁという構想はあるらしい。

→ eiga.com「『アサシン クリード』監督、マイケル・ファスベンダーと続編を構想



しかし、これは公開前だから言えた話なんだな…。

もしも、続編は完全に仕切り直して、もっとシンプルに「テンプル騎士団」と「アサシン教団」の対決を見せてくれる映画だったらちょっと観てみたい気もするな…






↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





DVDで観る:「アサシン クリード」2枚組ブルーレイ&DVD

アサシン クリード 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

新品価格
¥2,345から
(2017/12/16 19:32時点)



ネット配信で観る:「アサシン クリード」(字幕版)

アサシン クリード (字幕版)

新品価格
¥399から
(2017/12/16 19:33時点)



ゲーム「アサシン クリード」 I II ウェルカムパック【CEROレーティング「Z」】

アサシン クリード I II ウェルカムパック【CEROレーティング「Z」】

新品価格
¥3,344から
(2017/3/11 19:46時点)




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


ブラッド・ピットマリオン・コティヤール共演の映画「マリアンヌ」を映画館で観た。

第二次大戦中に連合国軍の特殊任務で出会ったジャックとマリアンヌ。二人は恋に落ちるが、やがてマリアンヌに「ドイツのスパイである」という疑惑が浮上する…。

※この感想にはネタバレを含みます。映画をご覧になってからお読みになることをおススメします。


満足度 評価】:★★★★☆

いろいろと細かい点で「ん??それはちょっと無理が…」と思うところもあったけど、マリオン・コティヤールの感情溢れる演技力に押されて最後まで見入ってしまった。

「夫には決して言えない大きな嘘」を抱えた妻の選択に考えさせられる作品。

「マリアンヌ」予告編 動画

(原題:ALLIED(同志))




「マリアンヌ」ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4

ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン2 マリアンヌ 光沢プリント

新品価格
¥3,220から
(2017/2/11 19:19時点)



キャスト&スタッフ


出演者

ブラッド・ピット
…(<出演作>「マネー・ショート」、「フューリー」、「ワールド・ウォー・z」、「イングロリアス・バスターズ」、<製作>「ビューティフル・ボーイ」、<製作総指揮>「オクジャ okja」など)

マリオン・コティヤール
…(「愛を綴る女」、「たかが世界の終わり」、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」、「インセプション」など)

監督

ロバート・ゼメキス
…(「ザ・ウォーク」、「フライト」、「リアル・スティール」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなど)

2016年製作 アメリカ映画

マリアンヌ

あらすじ


第二次大戦下のモロッコ。

連合国軍の特殊任務についたジャック(ブラッド・ピット)は、仕事のパートナーとしてフランス軍レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と出会う。

共にドイツを倒すための同志として出会うが、次第に愛し合うようになり、モロッコでの任務を終えるとイギリスへ渡り結婚をする。

その後、2人の間には娘も産まれ、戦時下であっても平和な日々が続いていた。

しかしある時、マリアンヌはドイツ軍のスパイであるという疑惑が浮上し…。


マリアンヌ2


感想(ネタバレあり)


エンターテインメントな作品が得意なロバート・ゼメキス監督作


ロバート・ゼメキス監督の「ザ・ウォーク」以来、一年ぶりの新作映画。

ゼメキス監督といえば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズが代表作で、割と豪快でエンターテインメントな作品が得意な方という印象。

なので、この映画「マリアンヌ」も、戦争映画だから暗いのでは…と思うかもしれないけど、あまり細かいことを考えずに最後まで楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっている。

主人公は一組の男女 ジャックとマリアンヌ。

彼らは連合国軍のスパイであり、モロッコの特殊任務で互いに同志となった。

しかし、2人の関係は仕事の枠を超え、愛し合うようになり、無事に任務を終えた後はイギリスで結婚。

2人の間に娘も産まれ、戦時下でありながらロンドンで平和な家庭を築いていた。

そこまでは、長い前置き。

この映画の焦点は、ここから先にある。

マリアンヌ3


マリアンヌ二重スパイ疑惑に違和感


ジャックの上司が傍受した情報によれば、「マリアンヌはドイツのスパイである」という疑惑が浮上しているという。

ドイツ側へ彼らの任務の内容が漏れており、その情報源はマリアンヌの疑いが強いという。

その上司の話の中で、「ちょっとそれは…」と思ったことがあった。

連合国軍側によれば、2人が出会った任務で殺害した駐モロッコ大使は、そもそも反体制側の人間であり、ドイツがマリアンヌに密かに殺害命令を出していた人物だという。

この時、私はジャックじゃないけど「いや、ちょっと待てよ」と思った。

あんたたちの命令で命がけでモロッコへ飛んで、連合国軍の特殊任務として無事にクリアした任務なのに、それを今頃になって「殺す必要がなかった」「勝手にマリアンヌやったこと」っていうのは、ちょっと矛盾があるんじゃないか。

たった一人のフランス軍レジスタンスが勝手に特殊任務のターゲットを決めることができたのかなっていうのはちょっと疑問だった。

本当は駐モロッコ大使を保護しようしていた任務だったのに、いつの間に暗殺されてて、それがマリアンヌの仕業だったっていうならまだ理解できる。

さすがに連合国軍も、本当に殺すべき人間の優先順位があって、それに基づいて動いているはずで、ちょっと違和感を持った話だった。

マリアンヌ4


マリオン・コティヤールの修羅場をくぐり抜けてきた女の演技に助けられ


普通の映画だったら、そのちょっとした違和感が私の足を引っ張り、さらにアラが目についてしまうというのが、いつものパターンだ。

ところが、この映画ではそうならず、マリオン・コティヤールの演技が私の心を掴んで離さなかったので、最後の瞬間まで思わず見入ってしまった。

前述の通り、私としては、マリアンヌが二重スパイであるという描き方にちょっと無理を感じていた。

だから、マリアンヌの心境を「夫には言えない大きな秘密を抱えた妻」という視点で観ていた。

「お前の妻はドイツのスパイだ」と言われた瞬間から動揺を隠せず、常に不安がるようになってしまったジャックに対し、全てを察知しながら「私は何も気付いていません」というフリをするマリアンヌ。

その辺の男女の感情表現の差が、痛い程に良く分かる。

ポーカーフェイスをしているつもりが、全て筒抜けの男性と、「その時が来るのを待っていました」とばかりに冷静に対処する女性。

この時の「気付いてんのか??いや、それとも気付いてないのか??」と最後の瞬間まで観客の心をハラハラさせたのは、マリオン・コティヤールの「動じない」視線の演技だった。

この人は、どれだけの修羅場を乗り越えてきたのか…。

そう感じさせる表情を見せる演技を堂々としていた。

そして、最後にマリアンヌが用意していた答えは、「愛する人のために、自ら命を絶つこと」

女としての幸せを選んだはずが、結局は悲劇的な結末を生んでしまった。

その顔を観ていると思いを遂げられないからとばかりに、ジャックへ背を向けたマリオンの最後の表情に涙が溢れた。

マリアンヌ5

夫にも言えない大きな秘密を抱えた時、どう行動するか


私はこの映画を、戦争のスパイの物語というより「夫には言えない大きな秘密を抱えた妻の選択」として観た。

もしも、私がマリアンヌの立場だったら、嘘をつけない性格なので結婚前に全部告白するか、知らぬ間に雲隠れしちゃうかどっちかだと思う。

そうしないと、自分のせいで相手も不幸にしてしまう。

何より、愛する人が不幸になっていくことに耐えられない。

だから、私はちゃんと告白すると思う。

まぁ、そんないい子ちゃんの物語ではお話にならないけども(笑)

マリアンヌの場合は、最後までジャックに言わずに墓まで持って行くつもりだったと思う。

それでもバレてしまった時には、やはり「愛する人を死刑台送り」にするわけにいかないから、「自殺する」道を最初から用意していたように思う。

子供には、直筆の手紙を残して。

それはすごく勝手な話かもしれないけど、マリアンヌは一瞬でもいいから幸せが欲しかったに違いない。

手にすることができないと思っていた幸せの瞬間を少しでも長く味わっておきたかっただけ。

そのマリアンヌに対し「この愛は本物か?」なんて聞いちゃうジャックはちょっと鈍感な男だと思う。

ここはそんな野暮なセリフをはかせるよりも、見つめ合ってキスしちゃった方がよっぽどロマンティックだったように思えるけど…。

まぁ、そんな細かいところがイマイチな映画ではあったけど、マリアンヌを演じたマリオン・コティヤールの演技に助けられ、女性からの共感を多く得ることができる作品だったと思う。



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





「マリアンヌ」ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4

ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン2 マリアンヌ 光沢プリント

新品価格
¥3,220から
(2017/2/11 19:19時点)




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


2月10日公開予定のブラッド・ピット主演の新作映画「マリアンヌ」の予告編を観た。

第二次大戦中に出会った恋人は敵側のスパイだった!?許されぬ恋に落ちてしまった男女の恋の物語。

観たい度 評価】:★★★★☆

久しぶりにイケメン ブラピに出会えそうな予感。それだけで観たいわーーー。この映画。


2月10日の公開に向けて、キャスティング、スタッフ、あらすじをご紹介。

「マリアンヌ」予告編 動画

(原題:Allied)




ブラピ離婚騒動の火花が飛び火してしまった受難の映画「マリアンヌ」


本日ご紹介する新作映画はブラッド・ピット主演の「マリアンヌ」でございます。

ブラピと言えば、最近は映画の主演だけでなく、精力的に製作なども行っており、昨年製作した映画「ムーンライト」は、アメリカの2016年 ベストムービーのベスト3に必ず入る高評価であり、今年のアカデミー賞では最優秀作品賞 大本命の1本と言われている。

ところが昨年は、そんな彼の素晴らしい仕事ぶりよりも「アンジーとの離婚騒動」がクローズアップされてしまうという不本意な年になってしまった。

日本でも、各新聞社が取り上げてニュースにしたぐらいなので、ご存じな方も多いことでしょう。

プライベートな離婚のニュースが、一瞬にして世界を駆け巡るんだから、なんともお気の毒。

その離婚騒動の際に、話題になった映画がこの「マリアンヌ」。

どうもアンジーは、ブラピがマリオン・コティヤールとこの映画で共演した縁で、彼女と不倫関係にあると疑い、それが離婚のきっかけとなったというニュースが飛び交った。

その疑いはマリオン・コティヤールが完全否定をし、以前より、彼女が映画監督ギョーム・カネとの間に子供を妊娠していると告白していることから騒動は立ち消えとなった。

しかし、その騒動があったために、ブラピはアメリカでの「マリアンヌ」のプロモーションをキャンセル。

当初は出席予定だったプレミアにも出席せず、興行収入も静かな成績のまま終了。

なんともブラピだけでなく、この映画に関わった全ての人にとって受難であり、いわくつきの映画「マリアンヌ」となってしまった。

マリアンヌ

あらすじ:彼女は本当に愛して良い相手だったのか…


しかし、ブラピ好きの私としては、アメリカで不発に終わっても、日本で興行成績を頑張って欲しい!と願っている。

ブラピは日本では人気あるし、女性の受けのいい「禁断の恋」を描いたラブロマンスとなれば、きっと当たるはず!!

そう思い、このブログで紹介させていただくことにした。

まずは、その気になる「ロマンス」であるあらすじから…。

1942年、カサブランカ。

秘密諜報員のマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ある重大なミッションを通して運命の出会いを果たす。

それは、夫婦を装って敵の裏をかき、ドイツ大使を狙うというものだった。

その後、ロンドンで再会した2人は恋に落ちるが、マリアンヌは誰にも言えない秘密を抱えていた。

映画.com「マリアンヌ」より


そのマリアンヌの誰にも言えない秘密というのが、彼女はレジスタンスのフリをした「東側のスパイ」だというもの。

なんと言っても、この映画のタイトルはAllied。

この単語には「同類の」という意味がある。

ということは、マリアンヌもマックスと「同類の」スパイだったという意味なのか…。

うぉーーーーー。気になるよねぇーーーー。その先は、実際に映画館で確認したい…。


マリアンヌ3

キャスト&スタッフ


そして、この映画を支えているキャスティングとスタッフを紹介すると。

ブラッド・ピット


この人については、もう説明する必要がない程の大スター。

そして、個人的な趣味で言わせてもらうと、「リバー・ランズ・スルー・イット」のブラピが最高に美しかったと思うの。

あれから25年。常にトップに君臨する大スター。

他の出演作には、「マネー・ショート」、「フューリー」、「ワールド・ウォー・z」、「イングロリアス・バスターズ」など



マリアンヌ4

マリオン・コティヤール


こちらもまた、フランスを代表する大女優。

エディット・ピアフ~愛の讃歌~」で主演女優賞を受賞している。

正直な話、私はアンジーがマリオンとブラピの不倫を疑っていると聞いた時、悪いけど、「女優としてはマリオンの方が上だよ」と思ったし、「そこはあんまりつつかない方が良いよ」と思った。

現在、フランスだけでなく世界レベルでもトップクラスの女優さん。

他の出演作には、「愛を綴る女」、「たかが世界の終わり」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」、「インセプション」など


マリアンヌ2


〇製作・監督:ロバート・ゼメキス


こちらも、言わずと知れた大監督。

名前を聞いてピンとこなくても、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督だよと言われたら、「あぁ」と思うでしょう。

他の監督作には、「ザ・ウォーク」、「フライト」、「リアル・スティール」など

これまでエンターテイメント作品のイメージはあっても、ラブロマンスや、戦争映画のイメージはなかったので、どんな作品に仕上がるのか、とても楽しみ。



これだけ一流のキャストとスタッフを集めて、個人的なスキャンダルで日の目を見ないなんて終わり方は気の毒なので、応援してあげたいなぁと個人的に思う。

もちろん、作品の仕上がり次第なんだけれども…。

だから、いろんな期待を込めて、この映画を観るのがとても楽しみ。

日本でブラピ来日のプロモーションとかやってくれないかなぁ…




↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村






















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


マリオン・コティヤール主演の映画「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」をWOWOWで観た。

フランスの国民的シャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描く。

満足度 評価】:★★★★☆

最後の瞬間まで愛を求め、歌い続けたシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯に感動。彼女の歌うシャンソンのように、彼女の叫びが心の奥底に響くような映画だった。

「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」予告編 動画

(原題:LA VIE EN ROSE)




ネット配信で観る:「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」(字幕版)

エディット・ピアフ~愛の讃歌~(字幕版)



DVDで観る:「エディット・ピアフ 愛の讃歌」

エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]

中古価格
¥16,800から
(2016/6/26 13:25時点)



「エディット・ピアフ~愛の讃歌」サウンドトラック

エディット・ピアフ~愛の讃歌 サウンドトラック

新品価格
¥4,350から
(2017/7/16 14:28時点)



「エディット・ピアフ 愛の讃歌」CD

エディット・ピアフ 愛の讃歌 AO-013

新品価格
¥800から
(2016/6/26 13:26時点)



キャスト&スタッフ


出演者

マリオン・コティヤール
…(「愛を綴る女」、「たかが世界の終わり」、「マリアンヌ」、「サンドラの週末」、「コンテイジョン」、「インセプション」など)

〇シルヴィー・テステュー

パスカル・グレゴリー
…(「スズメバチ」など)

〇ジェラール・ドパルデュー

〇エマニュエル・セニエ

監督

オリヴィエ・ダアン


2007年 フランス、イギリス、チェコ合作映画


あらすじ


幼い頃に母に捨てられ、大道芸人の父には娼館に預けられ、その後迎えに来た父の生活を助けるために路上で歌っていたエディット(マリオン・コティヤール)。

そんな彼女がナイトクラブのオーナー、ルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー)に見出され、そこで歌うようになると、次第に歌手としての階段を上り始める。

そしてフランスを代表する歌手にまで登りつめる彼女だったが、しかし人生は、順風満帆というものではなかった。


エディット・ピアフ愛の讃歌


エディット・ピアフ愛の讃歌2

感想(ネタバレあり)


誰よりも濃厚に、そして生き急いだ48年の生涯


この映画を観終わり、彼女の波乱万丈すぎる人生を見終わった後、真っ先に「ピアフは人生を2倍速で駆け抜けた人だな」と思った。

愛を求め、愛を歌い、その裏で薬に頼る人生を生きていたエディット。

この映画を見る限り、晩年の彼女はまるで老女のようだった。

しかし、実際のところ、彼女の人生はわずか48年

見た目は老婆のようなのに、おばあちゃんと言うにはあまりにも若すぎる年だった

誰よりも濃厚に、そして必死に愛を求めて生き急いだ2倍速の人生だったと思う。

今でも、彼女の声は世界中に響き渡る。

それは、彼女が魂の全てを歌に捧げていたから、その魂が世界中の人の心に共鳴するからに違いない

しかし、実際の彼女は、全てを愛と歌に注いだ結果、体がボロボロになっていた。

それは、切なすぎる生涯だった。


エディット・ピアフ愛の讃歌3

神様は彼女に厳しすぎる人生を与える


なぜ、彼女は、それ程までに愛を求め、また愛のために歌うことができたのか。

それは、彼女の幼少時代の体験に起因しているように思った。

両親に捨てられ、娼館に預けられ、大道芸人の父と路上で働き、歌ってきた。

幼い頃から両親から愛されるということを知らなかったために、その後の人生でも、常に愛を渇望し、様々な男性の間を渡るようになる

そして、初めて「この人」と思えたのは、世界チャンピオンのボクサー、マルセル・セルダンだった。

彼は妻子持ちであり、ピアフは一番になれないと知りながら、彼に愛を求め続ける。

マルセルは、彼女の愛に答えるようにアメリカからパリへ向かう飛行機に乗るが、その飛行機が墜落してしまう。

なんという人生。

この試練の連続に、神様はあまりにもピアフに対して厳しすぎると思った

それは、彼女に歌手として人生を全うさせるためだったのか

それからも彼女は、様々な男性と共に過ごすようになるが、誰よりも深く愛したのはマルセルだけ。

会いたくても会えず、もう決して叶わぬ想い。

その心の奥底にある魂からの叫びが、彼女の歌に乗り、世界中の人々の心に共鳴し涙をあふれさせる

その「世界でただ一つの恋」が、彼女の魂の叫びの源となった。


エディット・ピアフ愛の讃歌5

全てをやりきった人生からのアドバイス 「愛しなさい」


この映画の中で最も印象に残るのは、アメリカのビーチで編み物をするピアフに記者がインタビューをするシーンだった。

「あなたから女性たちに何かメッセージはありますか?」

「愛しなさい」

とピアフが答えたインタビューのシーン。

やりたいことは全てやり切り、人生の全てを出し切ったようなピアフの表情

そんな人生を送ってきたからこそ言える

「人生は愛こそが全て」「愛があってこそ」

やはり、ピアフの人生の中ではマルセルを愛した時間が最も幸せだったのか。

彼女の安らかな笑顔がとても心に残るシーンだった。

エディット・ピアフ愛の讃歌6

アカデミー賞主演女優賞受賞 マリオン・コティヤール


主人公のピアフを演じるのは、マリオン・コティヤール

この演技でアカデミー賞と、ゴールデングローブ賞の主演女優賞をダブル受賞。

これまで白黒写真でしか観たことがなかったピアフに命が吹き込まれ、動き出したように見えた。

そんな「生きているピアフ」を感じさせる演技だった。

また、その受賞がきっかけで、今やフランスだけでなく、アメリカでも活躍する女優となった。



エディット・ピアフ愛の讃歌4

最後の最後まで欲しかったのは「温かい家庭」


彼女が最後の瞬間に夢に見たのは、娘の姿。

奇しくも、娘の名前もマルセル。

今でも世界中でその歌声が流れるエディット・ピアフ。

しかし、彼女が本当に欲しかったのは、世界的な名声よりも愛が溢れる温かい家庭だったのではないか。

その姿に心が痛くなるラストシーンだった。

今度、じっくりとピアフの曲を聴いたみたいと思った。


エディット・ピアフ 「愛の讃歌」







↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村







ネット配信で観る:「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」(字幕版)

エディット・ピアフ~愛の讃歌~(字幕版)



DVDで観る:「エディット・ピアフ 愛の讃歌」

エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]

中古価格
¥16,800から
(2016/6/26 13:25時点)



「エディット・ピアフ~愛の讃歌」サウンドトラック

エディット・ピアフ~愛の讃歌 サウンドトラック

新品価格
¥4,350から
(2017/7/16 14:28時点)



「エディット・ピアフ 愛の讃歌」CD

エディット・ピアフ 愛の讃歌 AO-013

新品価格
¥800から
(2016/6/26 13:26時点)


















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


マリオン・コティヤール主演の映画「サンドラの週末」をWOWOWで観た。

病気で休職していた女性が、元の職場に戻ろうとする時の苦難を描く社会派映画。

【満足度評価】:★★★☆☆(3.5)

会社のやり方には全く納得がいかないけど、サンドラも100%応援できない複雑な気分の映画だった。

「サンドラの週末」予告編 動画

(原題:DEUX JOURS, UNE NUIT / 英題:TWO DAYS, ONE NIGHT)




「サンドラの週末」DVD

サンドラの週末 [DVD]

新品価格
¥3,145から
(2016/4/12 01:03時点)



あらすじ


太陽光パネル工場で働いているサンドラは、体調不良のために一時的に休職していた。

体調も良くなり、職場復帰を希望したところ、社長は社員全員に、「ボーナスか、サンドラの復職か」という投票をさせる。

社員たちは、ほぼ強制的にボーナスを選ばされたという、現状を社長に訴え、月曜日に無記名で再投票をすることになり、サンドラは、週末に自分の復職に投票するよう社員一人一人を説得するために訪ね回る。

サンドラの週末

感想(ネタバレあり) 人の復職まで社員に投票させるフランスの平等感に衝撃


まず、衝撃なのは、この映画の中で描かれているフランスの就労問題。

病気で休職明けに職場復帰をしようとしたら、「ボーナスか、彼女の復職かどちらかを選べ」という社員投票をするという。

これ、衝撃だったね。

日本でも、おかしなブラック企業だったら、病気で休職明けに自分のポジションがなくなってたってことはあると思うけど、「ボーナスか、同僚の復職のどちらかを選べ」なんていう投票は初めて聞いたよ!!!

正直な話をすれば、私だったら、迷わずボーナスを選ぶよ

冷たい人間だと思われようが、それが10万円だったとしても、ボーナスを選ぶよ。

断言できるよ。

だって、半年間必死で働いてきたんだもん。ボーナスをもらう権利はあるよね。

問題はその同僚ではなく、その判断を社員に選ばせる会社にあるよ。

そんな設定が描かれているのを観て、フランスには実際にこういう企業があるのかなぁとか考えてしまった。


サンドラの週末5

サンドラは本当に復職すべきなのか


さらに、この映画がすごいのは、サンドラの週末を観ている観客にも、彼女が復職するべきか、そうでないかを考えさせるところ。

なぜならば、サンドラは「体調は、完全に戻っている」と口では言いながら、安定剤を手放せない。

メソメソと泣き始めては薬を飲み、同僚の家を訪ね「私に復職させてください」と頭を下げ、そして、また薬を飲む。

そんな二日間。

では、なぜ、彼女はそんな状態なのに、薬を飲みながら、途中で自殺未遂を起こしてまで、職場への復帰を望むのか

それは、「家賃」の問題がある。

どうやら、彼女の給料がないと、旦那の給料だけでは「家賃」を払うのが大変らしい。

でも、もう少し狭い公営住宅に引っ越すのが嫌な旦那がサンドラの復職を願っているからだ。

サンドラの週末4

一人の女性の週末から、フランスのあらゆる問題が浮き上がってくる凄さ


ここでは、サンドラの週末の行動を通して、フランスの就労問題の他に、給料の問題や、住宅事情まで見えてくるというすごい映画なのだ。

この映画が、ある田舎町に住む一人の女性の行動を通して、フランスの様々な問題が見えてくるすごい映画だってことは、わかるんだ。

でも、どうにもサンドラに同情できない

だって、そんなメンタルの状態で、復職したところで、薬を飲み続けながら仕事ができるんだろうか。

旦那との仲だって、Happyそうに見えなかったけど、復職したらhappyになるんだろうか。

サンドラという人は、「外で働かなくていいから、まずは、家の仕事をがんばってやろうか」って言ってあげたくなるような女性だった。

そんな思いをしてまで、仕事をしなければ生活をしていくのが大変だというフランスに問題があるんじゃないんだろうか。

と思わせちゃう凄い映画なのだ。この映画は。

サンドラの週末6

出演者は、マリオン・コティヤール、監督は、ダルデンヌ兄弟


主人公のサンドラを演じるのは、フランス人女優マリオン・コティヤール

エディット・ピアフ~愛の讃歌~」で、アカデミー賞主演女優賞を受賞し、それ以来フランスだけでなく、世界で注目される女優となった。

今回も、ほぼメーク無しで田舎の主婦を自然に演じ、これは、本当にマリオン・コティヤール??って不思議になるぐらいのなり切りっぷりだった。

他の出演作には「愛を綴る女」、「たかが世界の終わり」、「マリアンヌ」、「インセプション」、「コンテイジョン」、「エヴァの告白」など


サンドラの週末7


監督は、ダルデンヌ兄弟

正直言って、「あぁ暗い映画だよね」って思っちゃったよね。

その通り、決して明るい映画ではなかったけど、以前より見やすくなったように思うのは、ダルデンヌ兄弟も年をとったってことなんだろうか。

他の映画には「午後8時の訪問者」「ロゼッタ」「息子のまなざし」「少年と自転車」など


サンドラの週末2

最後のサンドラの明るい表情がこの映画の希望


この映画で救われるのは、サンドラのラストの表情が明るかったこと。

それは、サンドラがこの週末をがんばって、人を説得して、会社を動かすところまでいったことに、充実感を感じたってことなんだと思う。

精神的に不安定だった彼女にとって、その充実感はとても大きな一歩だったと思う。

今回は、会社に残るという選択をしなかったけど、いや残らなくて正解だったけど、あの表情を観たら、他のところでも同じようにがんばって、次はちゃんとした仕事をゲットできるんじゃないかなと思えた。

そう思えたから、あの明るい表情には深い意味があったんだと思う。

サンドラの週末3



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村



「サンドラの週末」DVD

サンドラの週末 [DVD]

新品価格
¥3,145から
(2016/4/12 01:03時点)




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


ブログネタ
映画の適当な感想 に参加中!
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品「コンテイジョン」をWOWOWで見た。

【満足度】:★★☆☆☆

感染症の脅威とパニックを描いた映画と言われて、緊迫感があって、怖い映画なのかなと思って見たら、そうでもなく、期待外れな映画だった


「コンテイジョン」予告編 動画

(原題:Contagion)




「コンテイジョン」をAmazonビデオで観る

コンテイジョン (字幕版)

新品価格
¥1,000から
(2016/3/17 21:16時点)



あらすじ

べス(グィネス・パルトロウ)は、香港へ出張後、アメリカへ帰国。その翌日、痙攣を起こして倒れ、そのまま死亡してしまう。そして、その息子もまた、急死。二人は、謎の感染症にかかっていたことが分かった。

夫のミッチ(マット・デイモン)と、その日、家にいなかった娘は感染症にかからず、運よく生き延びた。CDCでは、エリス博士(ローレンス・フィッシュバーン)の指示の元、エリン(ケイト・ウィンスレット)が国内を調査し、WHOでは、レオノーラ(マリオン・コティヤール)が香港の調査を始める

一方、YouTube の動画で、誰よりも早くその感染症に気付いたフリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、自分のブログにその感染症のことを書き始め、国民をあおり始める

また、ベスとその子供から始まった感染症だったが、二人が接した人たちから徐々に感染者が増え始め・・・


感想(ネタバレあり) なぜ恐怖を感じないのか・・


映画「トラフィック」で、麻薬の密売ルートと、その中毒の怖さを描いたソダーバーグ監督が、今回は、未知の感染症の広がるルートと、その感染力について描いた

「トラフィック」の時は、何をやっても止められない拡大の恐怖と、いつ、身近な人間に訪れるか分からない中毒の恐ろしさがあった

今回は、感染の拡大の恐怖と、感染力の恐ろしさがピンと来ない

それには、理由がある。
「トラフィック」は実際に起きている話がベースにあるけれども、この「コンテイジョン」は、あくまでもフィクション。

「エボラ出血熱」だとか、「MERS」だと言われても、水際で食い止められているのが、現状で、ここまで感染が拡大する恐怖を私たちは、体験したことがない。

となると、その恐怖を想像するしかない

しかし、映画の中では、この感染症が飛沫感染なのか、それとも触っただけで、感染するのか、どんな感染症で、どんな症状なのか、その説明が一切無いので、ここも、想像するしかない

となると、どんな怖い病気が感染しているのか、イマイチ伝わってこない・・・

もっと、分かりやすく、べスが香港で合った人、全員が死にましたとか、同じ飛行機に乗った人のうち、何人が感染しましたとか、そういう描き方をしてくれたら、感染力の強さとか、そのスピードとかを計り知ることができたのに

それすらも、想像しろと言われても、「なんとかなるんじゃない??」と、思ってしまう(笑)

コンテイジョン



暴動と略奪が起きない国に住んでいるからこその違和感


この映画では、感染の拡大によって起きる、人間たちのパニック、騒乱、略奪を描く

しかし、几帳面で丁寧な日本人からすると、配給の順番のルールも決めず、並んでいても順番を守ることもできず、隣の家が空き家だったら、平気で食べ物を取って行っても良いと思っちゃってる国のパニックぶりには同情できない・・・(笑)

パニック状態だからこそ、しっかりとした秩序が必要だから、せめて映画では、その秩序をまず提案した上で、そこで起きた反乱にすれば、まだ良かったものの、いきなり、暴動と略奪ありきで描かれていると、そこもまた、あぁ~あぁと呆れてしまう


汚いジャーナリストがいるのは、世界共通(笑)


しかし、いろいろ文句を言ってしまったけれど、気に入って見ていた部分もあった。

それは、ジュード・ロウ演じるジャーナリスト・アラン。

彼は、YouTubeで「私はこの薬を飲んでいます」と言って、自作自演で感染症が治ったふりをし続ける

それを見たネット市民たちは、こぞって、その薬を買い始める。

アランの懐には、がっぽりと製薬会社からお金が入ってくるというカラクリ。

それは、リアルにそういうバカジャーナリストが出てきそうな気がするんだよね。

「私はこの薬を飲み続けて癌が治りました」と言ってる宣伝広告とまるで一緒。

実際に、こういう状況になったら、金もうけを考えて、手を打とうとする製薬会社の人間絶対にいるよね

ジャーナリストは、それを暴かなきゃいけない立場なのに、乗ってしまっているという

そんなアランの描き方は面白くて、引き付けられた。それも、最後まで、図太く生き残ったのが良かった


オスカー監督ならではの、豪華出演者


それにしても、「トラフィック」でアカデミー賞を受賞したスティーヴン・ソダーバーグ(「ローガン・ラッキー」)だけに、キャスティングが豪華

マット・デイモン、グィネス・パルトロウ(「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」)、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット(「スティーブ・ジョブズ」、「ネバーランド」など)、マリオン・コティヤール(「愛を綴る女」、「インセプション」、「マリアンヌ」、「たかが世界の終わり」)、ローレンス・フィッシュバーン(「ジョン・ウィック チャプター2」、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」)などなど。

あの、グィネスが最初にちょっとだけ出ただけで、死んでしまったのには、ビックリ (^^;

あと、マット・デイモンがちょとぽっちゃりしててビックリしたのと、マリオン・コティヤールを見れたのが嬉しかったかな~

監督も、俳優陣も豪華だけど、特に、これと言ってみるべきところは無い・・映画・・かなぁ・・・


↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

コンテイジョン [Blu-ray]

新品価格
¥1,391から
(2015/7/29 10:25時点)



コンテイジョン [DVD]

新品価格
¥927から
(2015/7/29 10:26時点)



コンテイジョン Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

新品価格
¥5,000から
(2015/7/29 10:26時点)











古本、CD、DVD、ゲーム買取のもったいない本舗








このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック