とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:リス・エヴァンス



ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の映画「スノーデン」を映画館で観た。

愛国者だった青年スノーデンが、ずば抜けたプログラミングのスキルを活かし、CIAやNSAで勤務するようになるが、そこでアメリカが世界中を監視している事実を知ってしまう。

実話の映画化。

満足度 評価】:★★★★☆

私が勉強不足のせいもあり、この映画の中で描かれてているスノーデンが私が知っているスノーデンとは全然違う人だったので、その事実の違いに驚きながら観ていた。

スノーデンの「普通じゃない」人生に最後まで引き込まれ、前のめりで見入ってしまった。

「スノーデン」予告編 動画

(原題:SNOWDEN)




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キャスト&スタッフ


出演者

ジョセフ・ゴードン=レヴィット
…(「インセプション」、「ザ・ウォーク」、「(500)日のサマー」、「リンカーン」など)

シェイリーン・ウッドリー
…(「ダイバージェント」、「きっと星のせいじゃない」など)

リス・エヴァンス
…(「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」「パイレーツ・ロック」、「ヒューマン・ネイチュア」)

ザカリー・クイント
…(「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、「スター・トレック」など)

メリッサ・レオ
…(「ザ・ファイター」、「バーン・カントリー」など)

トム・ウィルキンソン
…(「否定と肯定」、「ゴーストライター」、「エミリー・ローズ」、「パーフェクト・プラン」、「フィクサー」、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、「グランド・ブダペスト・ホテル」など)

スコット・イーストウッド
…(「スクランブル」、「スーサイド・スクワッド」、「デンジャラス・プラン 裏切りの国境線」)

ニコラス・ケイジ
…(「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」、「キック・アス」、「コンテンダー」、「ロード・オブ・ウォー」、「バーディ」など)

監督

〇オリバー・ストーン
…(「プラトーン」、「ウォール街」など)


スノーデン

あらすじ


エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、典型的な愛国者で、アメリカを守るために特殊部隊へ入隊を希望する程だった。

しかし、ケガをしたことでその夢も破れてしまう。

それでも、アメリカを守るために働きたいという気持ちに変わりはなく、CIAでの勤務を希望する。

すると、他の人よりもプログラミングの技術が遥かに優れていることが分かり、機密情報を扱う部署に赴任することになる。

そこで彼は、アメリカが世界中のEメール、通話記録、SNSを監視しているという事実を知ってしまう…。

スノーデン3


感想(ネタバレあり)


私の記憶の中では「ただのハッカー」だったスノーデン


以前、スノーデンという人がアメリカから追われているという話をニュースで見た記憶がある。

米国CIAの機密情報を持ち逃げしたスノーデンというハッカーが、その情報の一部を外部に公表してしまったため、米国から追われているという話だったと記憶している。

どちらかと言えば、映画「フィフス・エステート」で描かれていたウィキ・リークスのジュリアン・アサンジのようなイメージに近い。



そんな、スノーデンと言えばハッカーという、私の怪し気な記憶と共にこの映画を見始めた

はじまりは、ザカリー・クイント演じるガーディアン紙の記者がスノーデンにインタビューをする場面からだった。

フィフス・エステート」のアサンジも、やはり一番最初に情報をリークしたのがガーディアン紙だったので、さらに二人のイメージが被ってしまい、そうか、やっぱりスノーデンもアサンジと同じような人なんだなという思いが私の中で強くなっていた

ところが、映画を見続けていくと、スノーデンはハッカーではないし、アサンジとは明らかに違う人だということが徐々に分かっていった



かつてアサンジがガーディアン紙にリークした件があったから、スノーデンはガーディアン紙を信用し、情報をリークしたんだろう。

共通点はそこだけだった。

映画の後半部分では、なぜ私はスノーデンのことを元CIAのハッカーだと勘違いしたのか、その理由も明らかになっていった。



スノーデン4



極右の愛国者が左側へとスライドさせていったワケ


その後、スノーデン本人のことが分かってくるにつれビックリしたのは、もともとはスノーデンが愛国者だったことだった

それも、特殊部隊に入隊を希望する程の極右

スノーデン=米国の裏切り者というイメージが強かったから、これには驚きだった



では、そんな彼がなぜ、国を裏切るような人物へと変わっていったのか。

そんな彼の変貌には、恋人のリンゼイの存在がとても大きかったように思う。



二人が出会った時は、信条がスノーデンと正反対に位置するリベラルだったリンゼイ。

彼女から「国の行動に疑いを持つ」話を聞かされていたスノーデン

その彼女の存在が、彼を少しずつ左へとずらしていった。



そして、かつては極右だったスノーデンが、徐々に左へとスライドし、冷静かつ第三者的な立場になった時、国が行っている監視システムがおかしいということに気付き始める

もしも、「『Eメール、通話記録、SNS』の全てを監視している」と言われたら、それはどう考えてもおかしいよと思うかもしれない。



しかし、どんなことでもそうだけど、少し離れたところから見ている傍観者と、内側の人が見た景色は違って見えるもの。

外から見た人間が「あのシステムおかしいよ」と思っていることが、中の人からしたら、それがおかしく見えないということは多々あること。

そのシステムの中の人は、その「おかしい部分」が当たり前の常識だと信じて疑わず、なかなか外側から冷静な視点で立って考えることができないのだ。



スノーデンは、彼の立場から遠く離れた反対側にいるリンゼイに「傍観者」の位置にまで引っ張られていく。

そうして彼は全世界監視システム(PRISM)に疑問を持つようになり、世界にこれを暴露しようと考える。

(参考:その米国の監視システムについての詳しい説明はこちら → Wikipedia PRISM(監視プログラム)について



スノーデン2



「スノーデン容疑者」についてアメリカ政府がついた嘘


そして、スノーデンはガーディアン紙に情報をリークすることになった。

私はこの時、「このスノーデンの話だけを一方的に聞いていいのか?」と思った。

スノーデンの話だけでなく、政府側の言い訳も聞くべきではないかと思った。



人間の記憶は、自分の都合の良いように改ざんするようにできている

だから、スノーデンも自分を正しく見せるために、ちょっと大げさに言っていることもあるんじゃないのか?と思った。



そんな疑問が私の中で大きくなっていた時、とても調度良いタイミングで、当時の大統領だったオバマのホワイトハウスでのインタビューが流れた

エドワード・スノーデンは、CIAの情報を海外に持ち逃げしたハッカーである

と、オバマ元大統領が話している動画だった。



それは、私の記憶に刷り込まれたスノーデン像そのものだった

この時の発言については、後日、「ハッカー」だと言ったことは間違えだったとオバマ本人が認めている



私が知っているスノーデンは、アメリカ政府が自分たちに都合の良いように作り上げた「ハッカー」のスノーデンだった

元人権派の弁護士だったオバマ元大統領がスノーデンについて嘘をついている。

国を愛し、国を守るために働いてきたスノーデンを、ハッカーだと言っている…。



その政府の対応を見ると、自分たちに都合の悪いことが世界に知られることを1人の天才ハッカーのせいにして、もみ消そうとしているようにしか見えない…

すると、やはりスノーデンが言っていたことが正しかったのか…と思わざるを得なかった



スノーデン5



ドラマがドキュメンタリーかと錯覚する時


そして、映画の最後にはオリバー・ストーン監督なりの答えを用意していた。

「この話は、本当に全部本当なのか…」「映画だから、どこかフィクションの部分もあるんじゃないか…」という観客の疑問に答えるように、最後の最後にスノーデン本人が登場する

すると、彼本人の登場により、ここで映画はドラマだったものが、ドキュメンタリー映画のような雰囲気を帯びてくる



そして、スノーデン本人が、生の声で観客に語りかける。

そうすることで、「これは、スノーデン本人が観客に語りかけた真実である」とオリバー・ストーンは訴えたかったのだろう。



この時私は、スノーデンを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットが凄いなと思った。

映画の最初で彼がスノーデンを演じて登場してきた時に、「いつもと話し方が違うな」と思った。



恐らく、ちょうど1年前に見た彼の映画「ザ・ウォーク」がフランスなまりの英語だったから、余計にそう思ったのかもしれない。

その思いは、最後のシーンで納得した。

最後にジョセフ・ゴードン=レヴィットからスノーデンに入れ変わった時に、観客に違和感がないように最初から話し方をスノーデンに似せていたのだった。



これは凄いなと思った。

彼の演技が凄いからこそ、観客はこのドラマがまるでドキュメンタリーだったかのような錯覚をする。

オリバー・ストーンは、彼にそんな演技をさせてまで、この映画が真実であるということを訴えたかったんだろうなという熱い思いを感じた。






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ダニエル・ラドクリフ主演の映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」を日テレの金曜ロードショーで観た。

大人気「ハリー・ポッター」シリーズ第7弾。

世界が闇に包まれていく中、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はヴォルデモートを倒す分霊箱を探す旅に出る。

満足度 評価】:★★★☆☆

私が、このハリー・ポッターを楽しみにしているのは、イギリスの名優が次から次へと出てきて怪演を見せてくれたり、派手なアクションやCGで魔法をいかにも本物らしく見せてくれるところにある。

そういう意味では、「3人の旅」にスポットを当てた本作にはちょっと物足りなくて、食い足りない感じがした。


出演ダニエル・ラドクリフエマ・ワトソンルパート・グリントヘレナ・ボナム・カーターリス・エヴァンスアラン・リックマンレイフ・ファインズ、トム・フェルトン

監督デヴィッド・イェーツ 2010年製作 イギリス、アメリカ合作映画

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」予告編 動画

(原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I)




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〇前作 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ハリー・ポッターと謎のプリンス」ヴォルデモートを倒す秘策とは。鍵は「謎のプリンス」と暗黒の帝王の子供時代。ダニエル・ラドクリフ主演映画。人気シリーズ第6弾【感想】

***********



あらすじ


ダンブルドアを亡くし、世界が闇に包まれ始める中、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は、友人のハーマイオニー(エマ・ワトソン)やロン(ルパート・グリント)、不死鳥の騎士団たちと共に一旦、身を隠すために隠れ家へ向かう。

しかし、その途中、彼らが隠れ家へ向かう情報がヴォルデモートの一味に漏れていて、仲間を何人か失ってしまう…。

隠れ家さえも彼らに知られてしまい、デスイーターの襲撃を受け、ハリーはハーマイオニーとロンの3人でそこから逃げ、ヴォルデモートの魂が入れられた分霊箱を探す旅に出る。

しかし、ハリーはそのことについてダンブルドアから聞いている情報が少なく、ロンがそのことで次第にいら立ち始める…。

ハリー・ポッターと死の秘宝PART1

感想(ネタバレあり)小柄で内気な少年が巨大な敵に立ち向かって行く姿がこの映画の魅力


人気のハリー・ポッターシリーズ第7弾は、いよいよヴォルデモートとの決戦の前編。

「選ばれし者」ハリー・ポッターが仲間のハーマイオニー、ロンと共にヴォルデモートを倒すために分霊箱を探す旅に出る。

こう言ってはなんだけど、この物語のメインテーマである「選ばれし者が暗闇から世界を救う」というのは、「ロード・オブ・ザ・リング」や「スター・ウォーズ」で観てきたこととあまり変わりがない。

その中で、この「ハリー・ポッター」シリーズの面白さと言えば、「人をワクワクさせる魔法」であり「イギリスらしさ」なのではと思う。

小柄でイジメられっ子だったハリー・ポッターも魔法の杖さえあれば、大きな敵に立ち向かうことができるというのは、世界中の内気で自信の持てない少年少女に勇気を与えるだろうし、魔法を見せる派手なアクションシーンやCGにはいつもワクワクドキドキさせられている。

そして、ロンドンの街中を走る二階建てバスが出てきたり、電車の駅の壁の向こうに魔法の国があるなんて、もし、ロンドンに行く機会があったら、ちょっと確かめてみたくなるシーンもたくさん登場する。

そして、イギリスの名優と呼ばれる俳優たちが次から次へと登場し、怪演を見せてくれるのを、私は毎回楽しみにしている。

今回も、そんな様々な期待を持って、この映画を楽しみにしていた。

ハリー・ポッターと死の秘宝PART1-3

迫力満点のオープニング


そして、やはり、オープニングから期待通りのアクションシーンの連続だった。

デスイーターたちに追われるハリーとハグリッドがバイクでその間を切り抜けたり、ようやく逃げ切れたと思ったら、隠れ家へもデスイーターたちがやってきたり。

その逃げるシーンと、結婚式のシーンは迫力満点で面白かった。

これまでは、「マグルの前で魔法を使ってはいけない」という法律があったから、人間界でハリーが魔法を使うシーンがあまりなかったけど、闇との戦いともなるとそうも言ってはいられず…

人間界でハリーが魔法を使うとこうなる!というシーンが満載で、例えばトンネルの横腹をバイクで駆け抜けたり、空を飛んでみたり…このオープニングシーンにはドキドキしながら見入ってしまった。

結婚式のシーンも(花婿はドーナル・グリーソン!!)人生で一番華やかなシーンを悪に包まれるという、まさに明と暗の切り替えしと、デスイーターの恐ろしさが重なって、この後一体、どうなるんだろう…と思いながら観ていた。

ハリー・ポッターと死の秘宝PART1-8

3人が分霊箱を探す旅には物足りなさも…


しかし、私としては、この映画の面白さのピークはそこまでだった。

そこから先、ハリーとハーマイオニーとロンの3人の物語になると、なんだか物足りなさを感じてしまった。

派手なCGもなく、アクションはもちろん、名優たちも出てこない。

ラストにかけて、いつ面白くなるのかなぁ…と思って待っていたのに、そのままのテンションで終了してしまったのが、ちょっと残念だった。

今回の終わり方からすると、魔法界で一番強い杖を手にしたヴォルデモートが最強であり、それに対するハリーたちは、残った分霊箱があと3つもある。

しかも、どこにあるのかさえ分かっていない…。

追い詰められた状況の中、ハリーはどうやってヴォルデモートを倒すのか…。

ハリー・ポッターと死の秘宝PART1-5


今や飛ぶ鳥を落とす勢い!ドーナル・グリーソンの出世作


そんな中、私の目を楽しませてくれた俳優たちが3人。

1人目は、冒頭の結婚式での花婿、ロンである兄ビルを演じたのはドーナル・グリーソン

しっかり観ないと、ドーナル・グリーソンだって分からないレベルのほんの一瞬だけ登場。

今や売れっ子俳優であり、様々なヒット作に出ている彼なのに、随分登場シーンが短いんだなぁと思ったら、彼はこの映画がきっかけでブレイクしたことが発覚!

なるほどねぇ。そうだったのかぁ。

この数年の間にどんどん話題作に出演し、現在も注目度が上がっている今が旬の俳優。

父はブレンダン・グリーソンで、この「ハリー・ポッター」シリーズでは、「マッド・アイ」ムーディ役で出演している。

もしかしたら、それが縁でドーナル・グリーソンの出演が決まったのかな??

他の出演映画には、「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」、「FRANK -フランク-」、「不屈の男 アンブロークン」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「レヴェナント:蘇りし者」、「エクス・マキナ」、「ブルックリン」など

 ↓ ワンシーンだけ登場するドーナル・グリーソン
ハリー・ポッターと死の秘宝PART1 ワンシーンだけ登場するドーナル・グリーソン

不思議ちゃんのパパに納得のリス・エヴァンス


2人目の俳優は、リス・エヴァンス

ハリーのお友達の不思議ちゃん、ルーナのパパを演じている。

このリス・エヴァンス、この「ハリー・ポッター」に限らず、どこでも不思議ちゃんパワーを炸裂させているので、このキャスティングは超納得だった!!

1人だけ衣装が浮いてるとか、もう、完全にリス・エヴァンスの世界。

しかし、娘を愛するがゆえに、ハリーを裏切ってしまうという意志の弱さもリス・エヴァンスならでは。

登場シーンは少ないながらも、しっかりとリス・エヴァンスのキャラクターを残し、好印象。

そんなリス・エヴァンスの他の出演作には、「スノーデン」、「ヒューマン・ネイチュア」、「パイレーツ・ロック」、「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」など

 ↓ ルーナのパパを演じる不思議系男子リス・エヴァンス
ハリー・ポッターと死の秘宝PART1 ルーナのパパを演じる不思議系男子リス・エヴァンス


やっぱり、魔女と言えばこの人!ヘレナ・ボナム・カーター


そして、私が気になった俳優3人目はヘレナ・ボナム・カーター

魔女ベラトリックスを演じている彼女には、まさに怪演という言葉がピッタリ。

多分、日常生活も魔女なんじゃないかな??(笑)

本当に、どの作品に出ても、その映画にピッタリと合った演技をした上で、ヘレナ・ボナム・カーターというブランドの印象をしっかりと残す。

世界でも指折りの個性派女優の一人。

彼女が出演する作品は、どれもどんな演技をしてくれるのか楽しみにして観ている。

そんなヘレナ・ボナム・カーターの演技が観られる他の作品は、「未来を花束にして」、「英国王のスピーチ」、「レ・ミゼラブル」、「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」、「シンデレラ」、「天才スピヴェット」、などなど

 ↓ 魔女を演じさせたら世界一。ヘレナ・ボナム・カーター
ハリー・ポッターと死の秘宝PART1 魔女を演じさせたら世界一。ヘレナ・ボナム・カーター


最終回への期待が募る


いよいよ。次回はシリーズ最終回。

深い闇が迫る中、ハリーと仲間たちは悪とどうやって闘うのか。

世界に平和はやってくるのか…。

楽しみだなぁ。

ハリーたちの活躍も楽しみだけど、ヴォルデモートやベラトリックスの活躍も楽しみなんだなぁ。

そして、一番大事なカギを握るのはスネイプ先生とドラコ。

彼らは本当に最後までヴォルデモートの味方をするのか…。

ムフフーーー。いろいろ想像するだけで楽しみになってきたぁ。

この映画がすごいところは、このクオリティの作品を8年間に渡って、毎年撮り続けたこと。

そのスタッフの熱意だけでもすごいことだなと思う。

ハリーたちとお別れするのは、なんだか寂しいけど、最後までしっかりと見届けようと思う。

***********

〇次作 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」直接対決を迎えた最終話。世界を闇から救うのは愛と勇気。仲間たちの想いを受けてハリーが命をかける。ダニエル・ラドクリフ主演映画【感想】

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フィリップ・シーモア・ホフマン主演の映画「パイレーツ・ロック」をNHK BSプレミアムで観た。

1966年のイギリス。ラジオ放送の規制が厳しかったため、どの国からも規制を受けない北海上に船を出し、そこから音楽を流し続けた「海賊放送」があった。愛する音楽を守り、流し続けることに人生をかけたDJたちの物語。

満足度 評価】:★★★★★

この映画が大好きだ!!音楽もカッコイイし、DJたちもみんなカッコイイ!!笑いあり、感動あり、涙ありの最高の映画だった!!


出演フィリップ・シーモア・ホフマンビル・ナイリス・エヴァンス、トム・スターリッジ、ケネス・ブラナーエマ・トンプソン

監督リチャード・カーティス 2009年製作 イギリス、ドイツ合作映画

「パイレーツ・ロック」予告編 動画

(原題:THE BOAT THAT ROCKED)





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あらすじ


1966年のイギリスでは、政府がラジオ放送局でロックとポップスを流す時間を45分間と限定していた。

そのため、ブリティッシュロックとポップスをこよなく愛する国民のため、どの国からも規制のかからない北海の海上に船を出し、海賊放送を流し続けたラジオ放送局があった。

Radio Rock も、その放送局の1つ。

彼らは、アメリカから人気DJの伯爵(カウント)(フィリップ・シーモア・ホフマン)を呼び、24時間、ロックとポップスを流し続け、最も人気のあるラジオ局の1つだった。

カール(トム・スターリッジ)は、母の紹介でそのRadio Rockへ乗船したのだったが…。

パイレーツ・ロック

感想(ネタバレあり) 誰にも譲れない信念を貫くことのかっこ良さ


面白かったなぁ~。隅から隅まで面白かった。

誰にも譲れない信念を持ち、その信念を貫き通すことの素晴らしさ。

人生は、こうでなっくっちゃ、こんな風に生きて行きたい!!

そう思える映画だった。

1966年のイギリス。

政府はラジオ局でロックとポップスを流せる時間を45分と限定。

そのためラジオDJたちは、どの国からも規制のかからない公海である北海上に船を浮かべ、そこから24時間音楽を流し続けた。

まず、イギリスにそんな時代があったことを知らず、へぇ~と思いながら観ていた。

パイレーツ・ロック2

国内じゃむり。だったら、船の上からやろう!!


これ、最初に考えた人がすごいなぁと思った。

まず、国の弾圧を受けても諦めない。

さらに、法律の目をすり抜けて、「合法的に」、どこだったら音楽を流し続けることができるのかと考える。

あぁ、船の上だったらいいんじゃない??って。えぇぇぇぇ?船の上????

その発想がユニークだよなぁ~。

これが日本だった場合、東京に向けて放送するとなるとかなり遠くの太平洋のど真ん中に船を浮かべて、そこから放送するっていうことに。

えぇ??マジか??そんなことできるのか??

自分たちのこととして置き換えて考えてみると、すごく無理なことのように思える。

でも、この映画の中には、そんなことは無理だとか、できっこない、っていうネガティブな考えが微塵も感じられない。

それよりもむしろ、「俺たちスゲーだろ!!」的な自信を持って政府に挑んでる姿勢すら感じられる。

そこがカッコいいんだなぁ。

パイレーツ・ロック3

みんなちゃらんぽらんな人たちなのに、仕事になるとすごく真剣っていうギャップのかっこ良さ


さらに、この船 Rock Radio に乗っているDJたち。

ディスクジョッキーの仕事をしている以外の間は、とてもいい加減な人たち(笑)

音楽と同じぐらいに女性たちを愛し(笑)、しかも、すごくモテる。

死ぬほど遊んでるけど、音楽を愛する気持ちは誰にも譲らず、みんな誰もが「自分がNo.1のDJだ」と思って仕事に取り組んでいる。

その一見ちゃらんぽらんな人たちが、仕事やらせたら誰よりもすごいっていうギャップもまたすごく良い!!

中でも、やっぱり私が好きなのは、伯爵(カウント)。

「死ぬまで音楽を愛し抜く」と決め、No.1DJの座をかけてギャヴィンとチキンレースをして、その結果骨折したり、彼らを取り締まる法律ができても、一番最初に破ったのは伯爵だったし、船が沈む最後の最後までDJをやり続けたのは伯爵だった。

伯爵はチキンじゃない。

誰よりも勇敢なDJだった。本当にかっこ良かったなぁ。

パイレーツ・ロック4

幸せな時間は涙で終了


最後の最後、もう、彼らは終わりじゃないか…と思った時。

たくさんの船が、彼らを助けにやってきたシーンに涙した。

すごく泣いた。

あぁ、Radio Rockが終わっちゃう。

そう思ったら、すごく泣けちゃったんだなぁ。この映画がやっている時間がとても幸せだったから。

もちろん、助けに来てくれて良かったというホッとした部分と。

パイレーツ・ロック5


どうせ同じ人生を生きるなら、勇気を持って自分な好きなことをやり抜く人生でありたい。

信念を持ち続けて生きることって、本当にカッコイイ。

そう思える。本当に素敵な映画だった。





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ブログネタ
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オーウェン・ウィルソン、イモージェン・プーツ主演の映画「マイ・ファニー・レディ」の予告編を見た。

高級コールガールから、ある日突然女優へ転身しちゃった女の子の話。

「ペーパー・ムーン」のピーター・ボグダノヴィッチ監督の久々の作品としても話題。

予告編を観た感じでは、ウディ・アレンのようなちょっとスパイスの効いたコメディのように見えるけど、どうなんだろうなぁ。

この手のロマンティックコメディ+群像劇は好物なので、観たいなぁ~

「マイ・ファニー・レディ」予告編 動画

(原題:SHE'S FUNNY THAT WAY)





観る前に観る!監督の代表作「ペーパームーン」

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高級コールガールが一夜にして女優に転身の巻


どうやら、予告編を見た感じでは、オーウェン・ウィルソン(「ワンダー 君は太陽」「カーズ/クロスロード」(声の出演)「インターンシップ」「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと「ナイト ミュージアム」シリーズ、「ミート・ザ・ペアレンツ」など)演じる浮気者の演出家が、イモージェン・プーツ演じるコールガールの女の子に大金渡したら、その子が、オーウェンの演出する舞台のオーディションに来ちゃったって話のようで・・・。

その設定だけで、面白そうだなぁって思ったよねぇ

他にも、リス・エヴァンス(「ヒューマン・ネイチャー」「ノッティングヒルの恋人」)とか、ジェニファー・アニストン(「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」)が出ているっていうことは、コメディの匂いがプンプンで(笑)

なんか、面白いことしてくれそうな二人だよね。

すごく失礼だけど、リス・エヴァンスなんて、顔を見てるだけでおかしいもんね(笑)

マイ・ファニー・レディ

なぜ、そんなタイトルに??


タイトルの「マイ・ファニー・レディ」は、オードリー・ヘプパーンの「マイ・フェア・レディ」からきてそうだけど、原題の「SHE'S FUNNY THAT WAY(彼女はおかしい)」は、フランク・シナトラの歌で全く同じタイトルのものがあるようで。

それとは、全く関係ないんだろうか??

日本のタイトルでは、きっと、コールガールから女優に転身したことと、彼女がペプバーンが好きだっていうことをかけてるんだね。きっと。

でも、それって、「マイ・フェア・レディ」というよりも、「プリティ・ウーマン」だけどね (^^;

まいっか。

公開は、12月19日の予定。

軽~い、ロマンティックコメディが見たい時に観たい作品だな。



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