フィリップ・シーモア・ホフマン主演の映画「パイレーツ・ロック」をNHK BSプレミアムで観た。
1966年のイギリス。ラジオ放送の規制が厳しかったため、どの国からも規制を受けない北海上に船を出し、そこから音楽を流し続けた「海賊放送」があった。愛する音楽を守り、流し続けることに人生をかけたDJたちの物語。
【満足度 評価】:★★★★★
この映画が大好きだ!!音楽もカッコイイし、DJたちもみんなカッコイイ!!笑いあり、感動あり、涙ありの最高の映画だった!!
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、リス・エヴァンス、トム・スターリッジ、ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン
監督:リチャード・カーティス 2009年製作 イギリス、ドイツ合作映画
◆「パイレーツ・ロック」DVD
◆「パイレーツ・ロック」 オリジナル・サウンドトラック
1966年のイギリスでは、政府がラジオ放送局でロックとポップスを流す時間を45分間と限定していた。
そのため、ブリティッシュロックとポップスをこよなく愛する国民のため、どの国からも規制のかからない北海の海上に船を出し、海賊放送を流し続けたラジオ放送局があった。
Radio Rock も、その放送局の1つ。
彼らは、アメリカから人気DJの伯爵(カウント)(フィリップ・シーモア・ホフマン)を呼び、24時間、ロックとポップスを流し続け、最も人気のあるラジオ局の1つだった。
カール(トム・スターリッジ)は、母の紹介でそのRadio Rockへ乗船したのだったが…。

面白かったなぁ~。隅から隅まで面白かった。
誰にも譲れない信念を持ち、その信念を貫き通すことの素晴らしさ。
人生は、こうでなっくっちゃ、こんな風に生きて行きたい!!
そう思える映画だった。
1966年のイギリス。
政府はラジオ局でロックとポップスを流せる時間を45分と限定。
そのためラジオDJたちは、どの国からも規制のかからない公海である北海上に船を浮かべ、そこから24時間音楽を流し続けた。
まず、イギリスにそんな時代があったことを知らず、へぇ~と思いながら観ていた。

これ、最初に考えた人がすごいなぁと思った。
まず、国の弾圧を受けても諦めない。
さらに、法律の目をすり抜けて、「合法的に」、どこだったら音楽を流し続けることができるのかと考える。
あぁ、船の上だったらいいんじゃない??って。えぇぇぇぇ?船の上????
その発想がユニークだよなぁ~。
これが日本だった場合、東京に向けて放送するとなるとかなり遠くの太平洋のど真ん中に船を浮かべて、そこから放送するっていうことに。
えぇ??マジか??そんなことできるのか??
自分たちのこととして置き換えて考えてみると、すごく無理なことのように思える。
でも、この映画の中には、そんなことは無理だとか、できっこない、っていうネガティブな考えが微塵も感じられない。
それよりもむしろ、「俺たちスゲーだろ!!」的な自信を持って政府に挑んでる姿勢すら感じられる。
そこがカッコいいんだなぁ。

さらに、この船 Rock Radio に乗っているDJたち。
ディスクジョッキーの仕事をしている以外の間は、とてもいい加減な人たち(笑)
音楽と同じぐらいに女性たちを愛し(笑)、しかも、すごくモテる。
死ぬほど遊んでるけど、音楽を愛する気持ちは誰にも譲らず、みんな誰もが「自分がNo.1のDJだ」と思って仕事に取り組んでいる。
その一見ちゃらんぽらんな人たちが、仕事やらせたら誰よりもすごいっていうギャップもまたすごく良い!!
中でも、やっぱり私が好きなのは、伯爵(カウント)。
「死ぬまで音楽を愛し抜く」と決め、No.1DJの座をかけてギャヴィンとチキンレースをして、その結果骨折したり、彼らを取り締まる法律ができても、一番最初に破ったのは伯爵だったし、船が沈む最後の最後までDJをやり続けたのは伯爵だった。
伯爵はチキンじゃない。
誰よりも勇敢なDJだった。本当にかっこ良かったなぁ。

最後の最後、もう、彼らは終わりじゃないか…と思った時。
たくさんの船が、彼らを助けにやってきたシーンに涙した。
すごく泣いた。
あぁ、Radio Rockが終わっちゃう。
そう思ったら、すごく泣けちゃったんだなぁ。この映画がやっている時間がとても幸せだったから。
もちろん、助けに来てくれて良かったというホッとした部分と。

どうせ同じ人生を生きるなら、勇気を持って自分な好きなことをやり抜く人生でありたい。
信念を持ち続けて生きることって、本当にカッコイイ。
そう思える。本当に素敵な映画だった。
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◆「パイレーツ・ロック」 オリジナル・サウンドトラック
1966年のイギリス。ラジオ放送の規制が厳しかったため、どの国からも規制を受けない北海上に船を出し、そこから音楽を流し続けた「海賊放送」があった。愛する音楽を守り、流し続けることに人生をかけたDJたちの物語。
【満足度 評価】:★★★★★
この映画が大好きだ!!音楽もカッコイイし、DJたちもみんなカッコイイ!!笑いあり、感動あり、涙ありの最高の映画だった!!
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、リス・エヴァンス、トム・スターリッジ、ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン
監督:リチャード・カーティス 2009年製作 イギリス、ドイツ合作映画
「パイレーツ・ロック」予告編 動画
(原題:THE BOAT THAT ROCKED)◆「パイレーツ・ロック」DVD
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あらすじ
1966年のイギリスでは、政府がラジオ放送局でロックとポップスを流す時間を45分間と限定していた。
そのため、ブリティッシュロックとポップスをこよなく愛する国民のため、どの国からも規制のかからない北海の海上に船を出し、海賊放送を流し続けたラジオ放送局があった。
Radio Rock も、その放送局の1つ。
彼らは、アメリカから人気DJの伯爵(カウント)(フィリップ・シーモア・ホフマン)を呼び、24時間、ロックとポップスを流し続け、最も人気のあるラジオ局の1つだった。
カール(トム・スターリッジ)は、母の紹介でそのRadio Rockへ乗船したのだったが…。

感想(ネタバレあり) 誰にも譲れない信念を貫くことのかっこ良さ
面白かったなぁ~。隅から隅まで面白かった。
誰にも譲れない信念を持ち、その信念を貫き通すことの素晴らしさ。
人生は、こうでなっくっちゃ、こんな風に生きて行きたい!!
そう思える映画だった。
1966年のイギリス。
政府はラジオ局でロックとポップスを流せる時間を45分と限定。
そのためラジオDJたちは、どの国からも規制のかからない公海である北海上に船を浮かべ、そこから24時間音楽を流し続けた。
まず、イギリスにそんな時代があったことを知らず、へぇ~と思いながら観ていた。

国内じゃむり。だったら、船の上からやろう!!
これ、最初に考えた人がすごいなぁと思った。
まず、国の弾圧を受けても諦めない。
さらに、法律の目をすり抜けて、「合法的に」、どこだったら音楽を流し続けることができるのかと考える。
あぁ、船の上だったらいいんじゃない??って。えぇぇぇぇ?船の上????
その発想がユニークだよなぁ~。
これが日本だった場合、東京に向けて放送するとなるとかなり遠くの太平洋のど真ん中に船を浮かべて、そこから放送するっていうことに。
えぇ??マジか??そんなことできるのか??
自分たちのこととして置き換えて考えてみると、すごく無理なことのように思える。
でも、この映画の中には、そんなことは無理だとか、できっこない、っていうネガティブな考えが微塵も感じられない。
それよりもむしろ、「俺たちスゲーだろ!!」的な自信を持って政府に挑んでる姿勢すら感じられる。
そこがカッコいいんだなぁ。

みんなちゃらんぽらんな人たちなのに、仕事になるとすごく真剣っていうギャップのかっこ良さ
さらに、この船 Rock Radio に乗っているDJたち。
ディスクジョッキーの仕事をしている以外の間は、とてもいい加減な人たち(笑)
音楽と同じぐらいに女性たちを愛し(笑)、しかも、すごくモテる。
死ぬほど遊んでるけど、音楽を愛する気持ちは誰にも譲らず、みんな誰もが「自分がNo.1のDJだ」と思って仕事に取り組んでいる。
その一見ちゃらんぽらんな人たちが、仕事やらせたら誰よりもすごいっていうギャップもまたすごく良い!!
中でも、やっぱり私が好きなのは、伯爵(カウント)。
「死ぬまで音楽を愛し抜く」と決め、No.1DJの座をかけてギャヴィンとチキンレースをして、その結果骨折したり、彼らを取り締まる法律ができても、一番最初に破ったのは伯爵だったし、船が沈む最後の最後までDJをやり続けたのは伯爵だった。
伯爵はチキンじゃない。
誰よりも勇敢なDJだった。本当にかっこ良かったなぁ。

幸せな時間は涙で終了
最後の最後、もう、彼らは終わりじゃないか…と思った時。
たくさんの船が、彼らを助けにやってきたシーンに涙した。
すごく泣いた。
あぁ、Radio Rockが終わっちゃう。
そう思ったら、すごく泣けちゃったんだなぁ。この映画がやっている時間がとても幸せだったから。
もちろん、助けに来てくれて良かったというホッとした部分と。

どうせ同じ人生を生きるなら、勇気を持って自分な好きなことをやり抜く人生でありたい。
信念を持ち続けて生きることって、本当にカッコイイ。
そう思える。本当に素敵な映画だった。
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