とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:リンダ・カーデリーニ



ヴィゴ・モーテンセン主演の映画「グリーンブック」を試写会と映画化で2回観た。

1960年代のアメリカで、差別主義者のイタリア系アメリカ人とインテリの黒人ピアニストの間に生れる友情を描く。


グリーンブック


満足度 評価】:★★★★★

笑いあり、感動あり、その裏にある社会問題も描いてて、最後には心が温かくなる良い映画だった。

初めは差別主義者だった運転手のトニーが、差別される側の現実を知って考えが変わっていく姿が良い。

それが実話というのも良かった


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. 受賞歴
  5. あらすじ
  6. 感想


『グリーンブック』予告編 動画

(原題:Green Book)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年1月29日 試写会にて鑑賞(1回目)。

・2019年3月10日 映画館にて鑑賞(2回目)。

・2019年3月22日 感想を掲載。

・2020年2月8日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓
映画『グリーンブック』公式サイト




キャスト&スタッフ


出演者

…(「はじまりへの旅」など)




監督

〇ピーター・ファレリー


2018年製作 アメリカ映画





受賞歴


第91回 アカデミー賞(2019年)

作品賞・最優秀助演男優賞(マハーシャラ・アリ)・脚本賞 


第76回 ゴールデン・グローブ賞(2019年)

作品賞(ミュージカル・コメディ部門)・最優秀助演男優賞(マハーシャラ・アリ)・脚本賞



グリーンブック2


あらすじ


1962年。ニューヨークにあるナイトクラブ コパカバーナの用心棒をしていたトニー・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)は、コパカバーナが2ヶ月間改修工事をするため、その間、仕事がなくなってしまう。

二人の子供と妻のドロレス(リンダ・カーデリーニ)を養わなければならないトニーだったが、コパカバーナの客から仕事を紹介される。

それは、カーネギーホールに暮らす黒人ピアニスト ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)からの依頼だった。

ドクは、2ヶ月間かけて南部を旅する演奏ツアーに出るのだが、当時の南部には、まだ差別があったため、ボディガードを兼ねた運転手を必要としていたのだ。

しかし、自信が差別主義者であるトニーは、黒人に雇われることを嫌い、そのオファーを断っていたのだが、ドクからの強い希望もあり、その仕事を受ける。

そして、差別主義者と黒人ピアニストが同じ車で南部に向け旅をスタートさせるのだが…。



グリーンブック3


感想(ネタばれあり)


「グリーンブック」とは


タイトルにある「グリーンブック」とは、何のことだろうか。

それは、1960年代に実在していたガイドブックのことである。



しかし、ただのガイドブックではない。

黒人専用のガイドブックである。



1962年当時のアメリカでは、南部の地域で黒人に対する差別がまだ残っていた。

様々な公的な場所(例えば、レストラン、トイレ、ホテル、バスなど)では、白人と黒人が共存することが許されなかった。

そのため、黒人たちが安全に旅行するために作られたのが、その「グリーンブック」だったのだ。
(正確には、1936年から1966年まで、毎年出版されていたそうである)



裏を返せば、その当時、黒人たちはその「グリーンブック」がなければ安全に旅行することができなかったのだ。

この物語は、そんな「グリーンブック」の時代に、白人と黒人の間で芽生えた友情が描かれている。



そんな時代を背景に、差別主義者の白人と黒人のピアニストが2ヶ月の旅をしている間に、友情が生れていく

それが、なかなか成立しずらい時代だったからこそ、この物語に感動するのだ。

そして、白人からの視点で描かれているため、白人たちからの罪の告白のように私には観えた。



今でも「差別」はなくなっておらず、むしろ、残念なことに、近年になって増えてきているようにも感じる。

そんな時代だからこそ、私たちは、この映画に学ぶことがあるのではないかと思う。



グリーンブック4



ステレオタイプに苦しめられたドク


主人公のトニーと、黒人ピアニストのドクは、とても対照的な二人である。

無学で、力自慢で差別的なトニーと、インテリで、ゲイで、カリスマ的なピアニストのドク。

そんな2人だから、当然、出会った頃は、お互いに反発し合っていた。



確かに、二人が出会った頃のトニーはひどかった。

「黒人はフライドチキンが好き」「黒人はソウルミュージックを聞いている」と決めつける。

恐らく、それはトニーだけの偏見ではなく、多くの人たちが「黒人たちの趣味嗜好について」、そういうものだと決めつけているステレオタイプの代表だ。



そんなトニーとドクのやり取りを観て、「偏見」とは、人々が勝手につくった「ステレオタイプ」でできていることに気付かされる。

この映画のドクのように、黒人だけどフライドチキンを食べたことがなく、音楽はクラシックしか聴かない人だっているのだ。



ドクは、フィクションのために作られたキャラクターではなく、実在した人物なのだ。

彼は、人々が黒人に求める「ステレオタイプ」とは大きく違うキャラクターだからこそ、周りが求めるキャラクターに応えられないことに苦しめられていたのだ。



そして、トニーはそんなドクと出会い、「違う世界」を学び、私たちはそんなトニーを観て、自分の心の中にあるステレオタイプからくる偏見や差別について、考えさせられるのだ。



グリーンブック5



「差別」を失くすための最初の一歩は「友情」


「差別」や「偏見」はなくさなければいけないことだと思う。

けれど、残念ながら、それは誰の心にも潜んでいるものだと思う。

正直に告白をすれば、私の心の中にもある。



相手のことなどよく知らないくせに、第一印象や、その人の経歴を聞いただけで「苦手な人」だと決めつけてしまうのは、私の心の中にある偏見からきている。



しかし、その苦手な人に実際に会って会話してみると、意外と良い人だったり、仲良くなれたりするのは、よくあることだ。



この映画の中で、なぜトニーは、自分の黒人に対する考え方が間違っていたと気付いたのか。

それは、実際に差別されているドクの側になったからだ。

人は、差別する側に立っていると気付かないが、差別される側になって初めて、どんなに酷いことをされているのかに気付くのだ。



いじめっ子でいるうちは、いじめられっ子の辛さに気付かないが、自分がいじめられる側になって初めて、その辛さに気付くのと一緒だ。



先ほども言った通り、そういった「差別」をこの世から失くすことは難しいけれど、この映画のトニーとドクのように友達になることはできる。

例えば、日本人だったら「中国人はちょっと苦手だ」という偏見を持っていたとしても、中国人と友達になることはできる。

そして、友達になれば、その友達の仲間たちに対しても友好的な気持ちになれる。



そうやって、トニーのように、今までの自分の考え方が間違っていたことに気付き、少しずつ、差別や偏見の気持ちが薄れていくのだ。



人の差別や偏見には、そのステレオタイプができるまでに長い長い時間がかかっている。

それを今すぐ取り崩し、「偏見をなくせ」「差別をするな」というのは、とても難しいことである。

しかし、目の前にいる人と友達になることは、気持ちさえあれば、今すぐにでもできることなのである。



トニーとドクは、2ヶ月間、同じ車に乗って旅をしている間に、友情が生れた。

日本語にも「同じ釜の飯を食う」という言葉あるように、どんなに苦手な相手でも、2ヶ月間共に暮らせば、それなりに友情が生れるのだ。



行きの車の中は、お互いの心の間に距離があったけれど、帰りは、クリスマスに間に合わせるために、必死になって車を走らせる二人の姿にほっこりする。

その行きと、帰りの違いが、この映画の全てである。



グリーンブック6



今の世の中だからこそ「憎しみ」よりも「友情」を


この映画で大切なことは、これが「白人の視点」で描かれていることである。



白人の視点で描くことで、彼らがその当時、黒人を差別し、「二グロ」と呼び、レストランやホテルから彼らを追い出し、不当に警察に監禁していたことを認めたということだからだ。

この映画は白人による「差別の告白」なのである。



そして、これはフィクションではなく実話であり、どんなに偏見を持った人でも、嫌いな相手と友達になれることができるのだ。



白人たちは、自らの過失を認め、二人の間の友情を描き、前へ進もうとしている。

これは差別や偏見をなくすための、はじめの一歩を描いているのだ。

今、再び時代は保守的な世の中になりつつあるからこそ、「友達になろうよ」というメッセージはとても大事なことだと思う。



そして、この映画は、そのメッセージをファレリー監督らしく、笑いながら描いているところがとても良い

笑って楽しみながらも、その裏には、しっかりとメッセージが込められているのだ。



「憎しみ」よりも「友情」を。

それが当たり前の世の中になればいいなと思う。





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アナ・ケンドリック主演、ブレイク・ライブリー共演の映画「シンプル・フェイバー」を映画館で観た。

ある日、突然、ママ友が失踪したことで、事件に巻き込まれていくサスペンス映画。


シンプル・フェイバー



満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

先読みのできない面白さ!

仲良しのママ友みたいな生活を私もしたい!そんな欲望から生まれたサスペンス。

欲しいのは男か、金か、オシャレな家か。

彼女たちは男性たちに頼らず自分のセンスで道を切り開いているところも良い。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『シンプル・フェイバー』予告編 動画

(原題:A Simple Favor)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年3月13日 映画館にて鑑賞。

・2019年4月16日 感想を掲載。

・2020年1月31日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓
映画「シンプル・フェイバー」公式サイト




キャスト&スタッフ


出演者

アナ・ケンドリック

ブレイク・ライブリー

…(「クレイジー・リッチ!」など)


〇ジーン・スマート

〇ルパート・フレンド
…(「スターリンの葬送狂騒曲」など)


監督・製作

ポール・フェイグ
…(「ゴーストバスターズ」など)


2018年製作 アメリカ映画



あらすじ

シングルマザーのステファニー(アナ・ケンドリック)は、息子のクラスメイトのママ エミリー(ブレイク・ライブリー)とママ友になる。

夫が交通事故に遭い、夫が遺した保険金で暮らしているステファニーとは対照的に、作家の夫を持ち、華やかなファッション業界で働くエミリー。

しかし、ある時突然エミリーが失踪してしまう。

エミリーの行方が気になったステファニーは、エミリーの交友関係を調べ始めるのだが…。


シンプル・フェイバー2



感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


シンプル・フェイバー (2019)



★★★☆ [70点]「男性を必要としない女性たちの戦い」


想定していた映画とは違っていたけど、それはそれで先の読めない映画で面白かった。

ママ友のエミリー(ブレイク・ライブリー)から、『ちょっとしたお願い(シンプル・フェイバー)』を頼まれたステファニー(アナ・ケンドリック)。

しかし、それは決して『ちょっとした』お願いではなかった…



映画を観る前は「ゴーン・ガール」みたいな映画かと思ってた。

が、観てみると、もっと軽くてポップな映画だった。



そしてその裏には、ママ友同士の腹の探り合いやら、意地や見栄の張り合いやらがあって、そこから、現在、女性たちは、どんな生活を求めているのかが見えくる

すごく私的に好感度が高かったのは、ステファニーもエミリーも、男性たちの手を借りずに、自分たちの力で、自分たちの望む生活を手に入れようとしているところ。



オシャレなファッション業界で働くエミリーも、ブロガーのステファニーも、自分たちの得意分野で自分らしく生きて、発信し、そこから収入を得ている。

その中で、エミリーはステファニーと同じものを手に入れたいと行動した結果、ある事件が起きてしまう。



この映画で描かれていることは、とても大掛かりなことだけど、そういう「他のママ友が持っているものを私も欲しい。あんな生活がしたい」と思うことは、誰にでも起きることだと思う。

しかし、そんな望むような生活が簡単に手に入ると思ったら大間違いなのだ



その上で、最後まで、どんな終わり方をするのかわからないところが面白かった



男性たちが、ただの脇役でしかないところも良い。

女性たちに「自分たちの望む生活を、自分たちの力で手に入れよう」という時代がやってきたことを感じさせる映画だった。


Posted by pharmacy_toe on 2019/04/16 with ぴあ映画生活






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ジェラルド・バトラー主演「ハンターキラー 潜航せよ」を映画館で観た。

「もしも、ロシアの領海で異常事態が起きたら米軍はどう動くのか」を描いたアクション映画。



満足度 評価】:★★★★☆

面白かった!

冷戦後の現在、もしロシアで異常事態が起きたらアメリカはどう動くのかを原潜を主軸に描く 何より迫力あるアクションが良い!

見通しの悪い海の中で「音」だけが頼りの追跡劇は緊迫感たっぷりだったし、潜水艦ならではの閉所恐怖症的な圧迫感も怖さ倍増で良かった。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『ハンターキラー 潜航せよ』予告編 動画

(原題: Hunter Killer)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年4月19日 映画館にて鑑賞。

・2019年5月27日 感想を掲載。

現在、全国順次公開中。より詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓
映画「ハンターキラー 潜航せよ」公式サイト

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キャスト&スタッフ


出演者



コモン


〇トビー・スティーブンス



監督

〇ドノヴァン・マーシュ


2018年製作 イギリス映画



映画「ハンターキラー 潜航せよ」



あらすじ

ロシア近海で一隻の米海軍潜水艦が消息を絶ったため、ジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)を艦長とする原子力潜水艦「ハンターキラー」は、その調査のため現場に向かう。

目的の潜水艦は撃墜されており、ハンターキラーはその近くで遭難していたロシア軍潜水艦の乗組員を救助し捕虜にする。

しかし、ちょうどその頃、ロシ政府では予想外の事態が起きていて…。



映画「ハンターキラー 潜航せよ」ジェラルド・バトラー



感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


ハンターキラー 潜航せよハンターキラー 潜航せよ (2018)

【監督】ドノヴァン・マーシュ
【出演】ジェラルド・バトラー / ゲイリー・オールドマン / コモン / リンダ・カーデリーニ / トビー・スティーブンス / ミカエル・ニクヴィスト


★★★★ [80点]「新しい時代の米ロ関係」


正直、大して期待をしてなかったのだけど、予想以上に面白かった!

潜水艦を舞台に描かれるアクションは迫力満点だった!



冷戦後の現在、もしもロシアで異常事態が起きたら、アメリカはどう動くのか

序盤でロシアが出てきた時は「結局、未だにアメリカの敵はロシアなんだな…」なんて思いながら観ていた。

それこそ、冷戦時代のように、ロシア=敵 アメリカ=正義のような描き方をするのかと思った。



しかし、そんなに単純にいかないということが、追い追い明らかになっていく。

アメリカの中にも、タカ派とハト派がいるように、ロシアの中にもタカ派とハト派がいる。

だから、一つ何か問題が起きた時に、国内だけでも様々な意見が出る。



そんな状況の中で、もしも、ロシアの大統領がハト派で、軍幹部がタカ派だったら、どんなことが起きると想像できるだろうか。

大統領を弱腰だと判断し、軍部がクーデターを起こすのではないか。



そしたら、アメリカは、そのクーデターを受けて、どう動くのか…。

という事態を想定して、シミュレーションしたのが、この映画だ。



しかも、その舞台は原子力潜水艦である。

見通しの悪い海の中で「音」だけが頼りの追跡劇は、緊迫感たっぷりで、ハラハラドキドキ!!

さらに、潜水艦ならではの閉所恐怖症的な閉塞感が、怖さを倍増させる。



敵艦の魚雷に当たるかもしれないし、岩場に座礁するかもしれない。

その上、水中には機雷がゴロゴロしている。

何度も、もうダメかも…というピンチがやってくる!!


水中だけでなく、地上でも戦いがあり、まさに、息をもつかせぬ展開だった!!



そして最終的に、その事態を平和に導くのは、その場を仕切るリーダーと部下の信頼関係にかかっている。

冷戦後は「国 VS 国」という関係性は崩壊し、「テロリストのような個人 VS 国」という関係性に変化してきているが、この映画のように、一見、「国 VS 国」のように見える対立関係でも、最終的には、その場のリーダーの判断が大きく作用し「個人 VS 個人」の戦いになるんだなと思った。


ロシアの中にも、良い人はいるし、アメリカの中にも「ミサイル打ち込めー!」と言っちゃうような人もいる。

タカ派 VS タカ派 なら戦争になるし、ハト派 VS ハト派なら、話し合いになる。

それなら、タカ派 VS ハト派なら、事態はどうなるのか…。



そんな複雑な関係を、この映画はよく表しているなと思った。

この映画の結末を弱腰と思う人もいるかもしれないし、理想論と思う人もいるかもしれないけど、私は、こういう世の中であって欲しいと思ったし、なんだかホッとしてしまった

まぁ、まぁ、そういうことを考えなくても、アクションだけでも十分、面白いので、アクション好きの方もぜひ。


Posted by pharmacy_toe on 2019/05/27 with ぴあ映画生活



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マイケル・キートン主演の映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を映画館で観た。

ハンバーガーチェーン大手『マクドナルド』の創業者(ファウンダー)であるレイ・クロックが、地方にあった一軒のハンバーガーショップを全米一の巨大企業にまで導いた実話を映画化。



満足度 評価】:★★★★☆


今の仕事を辞めて、新たにビジネスでも始めようかと思ったことはないだろうか。

仕事を辞めるまでもなく、何か副業でも始めようかと思ったことはないだろうか。

しかし、『もう若くない・才能ない・お金ない』と、ネガティブなことばかりを考えてあきらめてはいないだろうか?

私も2年前に過酷な労働条件の仕事を辞め、ブログを書き始めたのはいいものの、いつも、この『もう若くない・才能ない・お金ない』に悩まされてきた。



しかし、そんな私も、この映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観て、大いに励まされ、勇気づけられた

それまでハンバーガーを作ったこともなければ、大してお金もないレイ・クロックが「マクドナルド」を創業したのは52歳の時。

なぜ、彼は成功することができたのか、その彼の軌跡を見れば、年齢も才能もお金もビジネスには必要ないことが良くわかる。

この映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」は、独立したい人や、ビジネス初心者、誰かに背中を押して欲しい人に、特におススメしたい作品である。


「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」予告編 動画

(原題:THE FOUNDER)




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・ 2017年8月4日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年6月17日 WOWOWでの放送に合わせて、加筆・修正。

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原作本「成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者」

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

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キャスト&スタッフ


出演者

マイケル・キートン
…(「ダンボ」、「アメリカン・アサシン」、「スパイダーマン:ホームカミング」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「ロボコップ」など)

〇ニック・オファーマン

ジョン・キャロル・リンチ
…(「レディ・ソルジャー」など)


パトリック・ウィルソン
…(「アクアマン」、「トレイン・ミッション」、「死霊館 エンフィールド事件」、「Zipper/ジッパー エリートが堕ちた罠」など)

ローラ・ダーン
…(「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「遠い空の向こうに」、「私に会うまでの1600キロ」、「きっと星のせいじゃない」、「ジュラシック・パーク」シリーズなど)


監督

ジョン・リー・ハンコック
…(「ウォルト・ディズニーの約束」など)


2016年製作 アメリカ映画


ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ


あらすじ


1954年、業務用のミキサーを販売していたレイ・クロック(マイケル・キートン)の元に、カリフォルニアから一本の電話注文が入る。

ミルクシェイクが一度に5個できるミキサーを8台欲しいと言う。

『なぜ、そんなに大量にミキサーが必要なのか』を知りたくなったクロックは、東海岸からアメリカ大陸を横断し、注文があった『マクドナルド』を訪問する。

その『マクドナルド』とは、地元の人たちに愛され、繁盛していたハンバーガーショップだった。

実際に、レジでハンバーガーを注文したクロックは、ほとんど待たされることなく、『美味しいハンバーガーとフライドポテトとコーラ』が出てきたシステムに感動し、オーナーに『マクドナルド』のフランチャイズ化を提案する。


ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ4

感想(ネタバレあり)


52歳、ミキサーのセールスマンが『マクドナルド』を創業



ビジネスで成功するのに、『才能』や『学歴』、『金』は必要ない。必要なのは『根気』だ。

それは、全米一のハンバーガーチェーン『マクドナルド』を創業したレイ・クロックの言葉だ。



今では、レジで注文すると、30秒後にはすべての商品が揃っているファーストフード店など、少しも珍しくない。

この映画は、そのファーストフード店がこの世に存在していなかった頃のお話である。



『マクドナルド』と言えば、誰もが知っているハンバーガーチェーンだ。

好き・嫌いは別にして、きっと誰もが一度は食べたことがあるに違いない。



今となっては、どこへ海外旅行に行っても、大抵目にする『マクドナルド』だが、始まりはマクドナルド兄弟が作ったハンバーガーショップだったことは、あまり知られていない。

当時、業務用ミキサーのセールスマンだったレイ・クロックが『マクドナルド』の30秒で商品を提供するサービスに感動。

フランチャイズ化して全国展開することを提案し、自らチェーン展開してしまう




そして、全米に支店が増えると、マクドナルド兄弟から全ての権利を買収し、自分は『マクドナルドを作った』として創業者の座に君臨する。

分かりやすく言えば、レイ・クロックがマクドナルド兄弟の画期的なアイディアを強引に全国展開し、最終的には乗っ取ってしまったのである。

そうしてできたのが、現在、世界中に展開されているハンバーガーチェーンの『マクドナルド』なのだ。



この映画には、レイ・クロックが『マクドナルド』を成功に導いたヒミツが詰まっている。



ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ3



「フランチャイズ化」と「現状維持」の判断の差が、その後の明暗を分ける


1950年代のアメリカで、注文してから30秒で商品を提供するという、当時ではとても画期的なシステムを開発したのは、マクドナルド兄弟だった。

キッチンの中で、ハンバーグが焼けてから、バンズにケチャップやマスタードを塗り、ピクルスを乗せてはさみ終わるまで。

その間の、人や食べ物の流れを計算し、最も効率よく提供できる方法を徹底的に研究した結果だった。



その、とても『効率的で画期的なシステム』を、クロックはマクドナルド兄弟から奪い、全国展開してしまう。

というと、まるで、『人でなしのクロック』と、『お人よしのマクドナルド兄弟』のように聞こえるかもしれない。



果たして、本当に『クロックは人でなし』で、『マクドナルド兄弟はお人よし』なのだろうか。



私はそこに、『成功できる人』と、『成功できない人』の違いがあるように思えた。

マクドナルド兄弟は、とても真面目な人たちで、『より効率よく、早くておいしい食品を提供する』ために、熱心に研究し、素晴らしいシステムを考え出した。

しかし、クロックから『フランチャイズ化』を提案された時に、「現在3店舗あるから、それ以上広げるつもりはない」と言い切り、かたくなに断ってしまう。



それでも、クロックは「全国展開すべき」だと考えた。

マクドナルド兄弟が止めるのも聞かず、全く同じキッチンを作って店舗を増やしていったのはクロックだった



この時、マクドナルド兄弟がクロックの話に乗って、「分かった。全て協力するから、一緒に全国展開しよう」と言って、全国に足を運んでいたら、話は違っていたのかもしれない。

しかし、彼らは、かたくなに断ったのだ。

クロックも映画の中で彼らに言っているが、「その場から動こうとしないのが悪い」のだ。



ちょっと気が進まないなと思うことでも、扉を開けてみたら、新しい世界が待っていることもあるかもしれない。

マクドナルド兄弟には、そのちょっとした冒険心が足りなかったように思う。



『マクドナルド』を初めて訪れた時に『フランチャイズ化しよう』と考えたクロックは成功し、『現状維持でいい』と判断したマクドナルド兄弟は、最終的に全てを買収されることになる。

その時の判断の差が、彼らの明暗を分けることとなった。



私は、そのクロックの「全国展開しよう」という判断が正しかったと思う。

全国を歩き回って業務用ミキサーを売っていたクロックだからこそ、どんな店が売れていて、どんな店が売れていないのかは、肌感覚で分かっていたはず。

マクドナルド兄弟は、その彼の目を信じるべきだったように思う。



ウサギがオオカミに食われたというのは、敗者のいいわけにしかならない。



逆に、もしもクロックが、マクドナルド兄弟の意見を尊重し、彼らに歩調を合わせていたら、今の『マクドナルド』は存在していない

『勝つ』ために、最優先のことを瞬時に判断し行動できる力がビジネスには必要なのだ。



ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ5



『根気強く歩き回る行動力が成功』へのカギ


それまでどこにでもいるサラリーマンだったクロックが、どのようにして利益を増やし、店舗数を増やしていったのか。



もちろん、クロックにだって、産みの苦しみはあった。

マクドナルド兄弟の店をフランチャイズ化したことで、すぐに成功したわけではない。

ある程度、店舗数が増えてきた時、資金調達の難しさが彼を悩ませる



新しい店舗を開店させるには、設備投資や材料費など、様々な経費が必要になる。

店舗が増えても利益が増えず、銀行への返済を3カ月滞納させ、自宅を抵当に入れていた

思ったように利益が上がらない…。



それは、ビジネスをしている人だったら、きっと誰もが抱える悩みだろう。

このまま利益が増えなかったら、もう辞めるしかないのか…。



その時、銀行でクロックが資金難で悩んでいる話を聞いていた不動産屋が、クロックに救いの手を差し伸べる。

出店予定の土地を買い、フランチャイズする人にその土地を貸せば、毎月、家賃収入という定期収入が入ってくる。

また、そうすることで、安定したチェーン展開ができる。



クロックは、その不動産屋の意見を即採用!

この不動産屋との出会いが、V字回復のきっかけになる。



クロックはつねに、「何が起きているのか」を、その目で確かめるクセがあり、その習慣が成功を導いたのだと思った。

そもそも、「なぜ業務用ミキサーが8台も必要なのか」を調べるために、アメリカ大陸を横断したことから、このサクセスストーリーは始まっている。



お金が払えなければ銀行へ行って窮状を訴え、冷蔵庫の電気代が高ければ、冷蔵庫に入って、なぜ高いかを考える。

客が何を望んでいるのか知りたければ、積極的に店舗の掃除だって、ごみ箱を漁ることだってする。



それが、レイ・クロックの『現場主義』のやり方なのだ。

そして、「土地を貸してみたら」と言われたら素直に採用し、「粉ミルクが意外とおいしい」とわかったら、積極的に取り入れて経費を削減する。

もしも、事務所から電話で済ませていたら、不動産屋との出会いも、冷蔵庫の電気代が高い理由も解決できなかったかもしれない。



事務所に座って電話一本で済ますよりも、実際に何が起きているのか、その目で確かめる

クロック本人が動くから、周りの人たちも引き寄せられ、彼を助けようと思う

何も難しいことはしていないように見えるが、この「外へ出て行動する」ということが、簡単なようで、意外と難しいことなのだ。



クロック曰く、「成功するために一番必要なのは、『根気』である

根気よく歩き続けた者こそが最後には勝つのだ。



ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ2



『才能』だけでは成功できない


私が、この映画の中で最も印象的だったセリフは

もしも、川でライバルが溺れていたら、口にホースを突っ込んでやれ

「それがビジネスの世界だ。それができないなら、ビジネスは辞めた方がいい」

それは、クロックがマクドナルド兄弟に向かって言った言葉だった。



本店を含めた3店舗だけの経営で十分だと思っていたマクドナルド兄弟。

しかし、ある時突然、クロックが嵐のように訪ねてきた時から、ハンバーガーショップ「マクドナルド」は自分たちの手に負えない巨大企業へと成長していった。



結局、彼らが構築したシステムも、クロックに買収されることになり、兄弟は唖然としてしまう。

その時に、クロックから出た言葉が、先程の「溺れる者にホースを突っ込め」だった。

そして、「私の何が悪かったんだ」と言った弟に対し、「そこにいて動かないことが悪かったんだ」とクロックは言い切った。



クロックは金にものを言わせてフランチャイズ化したわけではないし、誰かを脅して働かせたわけではない。

自ら全米を歩き回り、出店に適した土地を探し、オーナーに適した人物を探す。

マクドナルド兄弟は、彼のその陰の苦労を知らず、結果だけを見て「乗っ取られた」と唖然とする



いやむしろ、「そんな風になるまで、あなたたちは何をしていたのですか?」と聞きたい。

時間は、どんな人間にも平等に与えられている。

クロックだけが時間を多く与えられたわけではない。



恐らく、マクドナルド兄弟にとっては、『画期的なシステムを構築したこと』が成功であって、その現状に満足し、全国展開など考えもしなかったのだろう。

だから、クロックのビジネスに対する考え方がまるで理解できないのだ。



ビジネスで成功するのに、『才能』や『学歴』、『金』は必要ない。必要なのは『根気』だ。



もしも、自分でビジネスをしようと思っているものの、年齢が…学歴が…お金が…という「ビジネスには全く関係ないこと」で悩んでいて、二の足を踏んでいるのなら、ぜひ、この映画を観て欲しい。

きっと、「えげつなく」ハンバーガーショップを乗っ取るレイ・クロックに背中を押され、触発されるはずだ。

そして、「明日からすぐできること」を考えるに違いない。

何よりも必要なのは、『行動力』と『根気』なのだから






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