とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:リーアム・ニーソン



リーアム・ニーソン主演の映画「スノー・ロワイヤル」を試写会で観た。

ドラッグディーラーに息子を殺されてしまった父が、犯人たちに復讐をするサスペンスアクション映画。


映画「スノー・ロワイヤル」


満足度 評価】:★★★★☆

面白かったー!超笑った!

息子を殺された父親がブチ切れて、容疑者を殺しまくって復讐するっていうサスペンスアクションのはずが、笑いすぎてサスペンスになってない!

けど、そこが面白い!

除雪車オヤジを怒らせたらヤバイ!

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『スノー・ロワイヤル』予告編 動画

(原題:Cold Pursuit)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年4月22日 試写会にて鑑賞。

・2019年6月1日 感想を掲載。

・2019年12月27日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓




キャスト&スタッフ


出演者

リーアム・ニーソン

〇トム・ベイトマン

〇トム・ジャクソン

〇エミー・ロッサム

ローラ・ダーン

〇ジュリア・ジョーンズ

…(「ミッドナイトマン」など)

〇ドメニク・ランバルドッツィ

…(「ビューティフル・デイ」など)

監督

ハンス・ペテル・モランド


2019年製作 アメリカ映画




あらすじ

田舎の山奥にある町キーホーで除雪車運転手のネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)は、名誉市民で表彰を受けるほどの真面目人間。

しかしある時、息子が麻薬の過剰摂取に偽装されて殺されてしまい、警察は麻薬がらみの事件だとして捜査に力を入れない。

そこでネルズは、自身で犯人捜しを始め、関係のある人間を一人ずつ殺し始める…。



映画「スノー・ロワイヤル」リーアム・ニーソン



感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


スノー・ロワイヤル (2019)


★★★★ [80点]「除雪車オヤジを怒らせたらヤバイ!」


面白かった!

予想外に超笑えて楽しかった!!



息子を殺された父親が、その復讐のために容疑者を殺しまくる…

というサスペンスアクションのはずが、笑えるところが満載で、もはやサスペンスじゃない!!



だけど、そこが面白い!!

そもそも、ドラッグディーラーの勘違いで息子は殺されたのだけど、警察は、息子がドラッグの過剰摂取で死んだと判断。

唯一「息子はドラッグなんてしない」と信じた父親が真相を究明することになる。



そもそも、欧米ではドラッグディーラーや、ジャンキーが死んだところで警察は動かない

そこをうまく利用して、サスペンスアクションにしているのだけど、セリフがイチイチ気が利いていて面白く、笑えるところが満載!



人が次から次へと殺されていくのに、怖いどころか、笑ってしまうというのは、コーエン兄弟とか、タランティーノのセンスを感じさせる。

だから「血が吹き出る怖いサスペンスは苦手」と思っている人も、この映画は楽しめる… はず!
(その二人のセンスはあっても、血は吹き出ない(笑))



あまりに笑いすぎて、面白くて、途中、目的を失いかけたけど、今回「除雪車の鬼」と化したリーアム・ニーソンが、最後にキチッとしめてくれる。



もうね、やることが大胆すぎるし、スケールでかすぎる!

元ネタは北欧サスペンスのようだけど(観てないです)、雪深いということ以外、あまり北欧らしさを感じない。
(北欧サスペンスは、暗くて冷たくてネガティブなイメージだから)



が、意外なところで北欧魂を感じたのが、途中、黒人の暗殺者がタクシーに乗ってる場面で「カニエ以外のまともな音楽をかけろ」とドライバーに言った時、かかった音楽が懐かしのAQUAだった!ところ。

そこに北欧魂を感じた(笑)


Aquarium

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まぁ、そんな感じで、笑えるところが満載なサスペンスアクション。

肩肘張らずに、気楽に娯楽作を楽しみたい時におススメ!

特にスカッとしたい人はぜひ!!


Posted by pharmacy_toe on 2019/05/09 with ぴあ映画生活




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クリスチャン・ベール主演の映画「バットマン ビギンズ」をU-NEXT で観た。

ゴッサムシティの富豪ウェイン家の息子ブルースがバットマンになるまでを描く。

「ジョーカー」の公開を前に、久しぶりに、この「ダークナイト」シリーズを観たくなった。


満足度 評価】:★★★★☆

‪ 「ジョーカー」は単独映画で、バットマン とは関係ないと聞いたけど、それでも観ておきたくなった。

ブルース・ウェイン少年が両親を殺されたトラウマを克服してバットマンになるまでの成長と心理的葛藤が面白かった‬。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『バットマン ビギンズ』予告編 動画

(原題:Batman Begins)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年9月24日 U-NEXT にて鑑賞。

・2019年9月25日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者



マイケル・ケイン

リーアム・ニーソン

〇ケイティ・ホームズ
…(「ローガン・ラッキー」など)






渡辺謙
…(「怒り」、「インセプション」、「硫黄島からの手紙」など)



監督

クリストファー・ノーラン
…(「ダンケルク」、「インターステラー」、「インセプション」など)


2005年製作 アメリカ映画



映画「バットマン ビギンズ」



あらすじ


ゴッサムシティの富豪ウェイン家の息子ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、腐敗した社会が嫌になり放浪の旅に出る。

それから4年間放浪してたどり着いたチベットで盗みをして逮捕され刑務所に入れられてしまう。

そんなブルースに目をつけたラーズ・アル・グール(渡辺謙)とデュカード(リーアム・ニーソン)は、ブルースを仲間にいれてゴッサムシティの悪を一掃しようと目論む。

しかし、「悪人を全て殺す」という過激なやり方についていけなくなったブルースは、彼らのアジトである寺院を放火して脱走し、迎えに来たアルフレッド(マイケル・ケイン)と共に帰国する。

そして、ゴッサムシティに帰ったブルースは、市民を幸せにするために、彼なりのやり方で悪を一掃しようと思うようになる。



映画「バットマン ビギンズ」クリスチャン・ベール



感想(ネタばれあり)


少年ブルース・ウェインがバットマンになるまで


この「バットマン ビギンズ」は、「少年ブルース・ウェインがバットマン(闇の騎士(ダーク・ナイト))になるまで」が描かれている。



少年ブルースは、目の前で両親を強盗に殺されてしまう。

その犯人について、「法による裁きを」と願っていたが、司法取引によって釈放されてしまう。

それならば、自分の手で犯人に復讐をするしかないと思ったブルースだったが、闇組織のリーダー ファルコー二の手によって、ブルースの目の前で犯人は殺されてしまう。



両親が殺されたのも、その犯人が殺されたもの、腐敗した社会に問題があると思うようになったブルースは、ゴッサムシティの住民を幸せにしたいと思うようになる。

それは、つまり、悪人が法によって処罰され、真面目に働いた人が報われる当たり前の社会だ。



そして、ブルースは、悪人に恐怖を感じさせるため、自分にとって恐怖の象徴であるコウモリの姿になって、悪人と戦うようになる。

そんなブルースを、人は「バットマン(コウモリ男)」と呼ぶようになるのだ。



映画「バットマン ビギンズ」ケイティ・ホームズ



バットマンとアイアンマンの共通点


そうして、ブルース・ウェインはバットマンとなるのだが、彼は、特殊な能力を持っているわけでもなく、宇宙人でもなければ、神でもない。

普通に育った人間である彼は、スーパーヒーロー界では、かなりレアなケースだ。



しかし、ブルース・ウェインと同じように、普通の人間がスーパーヒーローになった人がもう一人いる。

それは「アイアンマン」だ。



私は、この映画を観ながら「アイアンマン」のことを思い、比較しながら観ていた。

というのも、バットマンとアイアンマンの間には、とても共通点が多いからだ。

ブルース・ウェインも、トニー・スタークも、富豪であり、NY(ゴッサムシティ)にビルを持っている。



彼らは二人とも両親を殺された過去があり、それがトラウマとなっている。

そして、そのトラウマを克服するためにも、街の悪を一掃したいと思うようになり、自費でスーツを作り、自ら悪を倒すようになる。



そこまでは一緒だ。

しかし、性格は正反対だ。

トニーは、アイアンマンになった後、どんどん表に出て自己PRするわ、どんどん仲間を増やしていくわで、社交的で宣伝上手なタイプ。



それに対して、ブルースはとても内向的だ。

なんといっても、地下深い暗闇に秘密基地を作って、コウモリと共に暮らしながら、秘密兵器を開発したり、作戦を練ったりしているのだから、トニーとは正反対だ。

(そんなブルースの一日をパロディにしているのが「レゴバットマン ザ・ムービー」)



「恐怖とは何か」について、幼い頃のトラウマと向き合ったり、地下に突き落とされるたびに、「なぜ、突き落とされるのか。それは、這い上がるためだ」と、自分を鼓舞したり、そうやって、常に自分の内面と向き合い戦っているのが、ブルース・ウェインであり、バットマンなんだなということが、この映画を観ていてよく分かった。



見た目にしても、アイアンマンは赤なのに対して、バットマンは黒だし、「富豪だけど、中身は普通の人間」という共通項以外は対照的な二人を比べてみると、バットマンの特徴が浮き彫りになってくる映画だった。



どちらが良いか悪いかは、観た人の趣味次第として、DCにしても、MARVELにしても、そこには、ブルースやトニーのような富豪たちに、街を良くするために立ち上がって欲しいという願いがあるんだろうなぁという思った。

(たとえば、トランプさんみたいに(笑))



そんな願いは同じでも、生まれたヒーローは、まるで真逆というのが面白いなと思った。



映画「バットマン ビギンズ」バットマン



失敗しても、失敗しても這い上がるバットマンの成長物語


トニー・スタークはマサチューセッツ工科大学出身で、科学の天才だから、スーツも最先端の科学を駆使して製作している。



しかし、ブルース・ウェインは、普通の人だ。

彼が本当に心を許して頼りにしているのも、執事のアルフレッドと、ウェイン社の社員のルシアスだけ。

そこで、ウェインはルシアスと共に、兵器を開発していく。



その過程が、とても普通の人っぽくていい。

つまり、ブルースはトニー・スタークと比べて、ずっと庶民的であり、「もしかしたら自分も身体を鍛えたらバットマンになれるかも」という点が魅力の一つなのだ。



1つ1つ失敗を繰り返しながら、それでも、悪を倒すことを諦めず、開発に開発を重ねて、真のバットマンになていく。
これは、ブルース・ウェインがバットマンになるまでの成長物語でもあるのだ。

そして、私たちは、彼がいかにして学習して真のスーパーヒーローになるのかを目撃するのだ。



最後には、その手を広げて空を飛ぶまでになり、「あぁ、彼はバットマンになったんだなぁ」と思ったところで、話は終わる。

だから、これはバットマンの始まりの物語なのだ。

最後に手を広げた場面は、感動的ですらあった。



映画「バットマン ビギンズ」モーガン・フリーマン



バットマンの原点はここにある


そういった「内面的な葛藤や成長」を描いている作品であるため、ヒーロー作品にしてはアクションシーンが少なめになっている。

その少ないアクションシーンでも、やっぱりクリスチャン・ベールのバットマンは最高にカッコイイことが伝わってくる。



両親が殺された少年が、コウモリに対するトラウマを克服しつつ、様々な葛藤を抱えながら、悪を倒すヒーローへと成長していく。

その成長の過程を観るのが、とても面白い映画だった。



そして、この作品は、これから先作られるバットマンの原点となるだろうと思う。

「なぜ、バットマンはここで葛藤するのか…」と考えた時、その内面の原点はここにあるからだ。



最高に人間臭くて、最高にかっこいいバットマンだと思った。


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リーアム・ニーソン主演の映画「トレイン・ミッション」を舞台挨拶付き特別上映会で観た。

電車を使って通勤している元刑事が、ある事件に巻き込まれていくアクションスリラー。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

久しぶりに、どストレートな正統派アクション映画を楽しんだ。

物語に特にひねりはなく、斬新なアクションがあるわけでもないけれど、スピード感もあったし、リーアム・ニーソンの魅力にピッタリと合った作品で、最後まで飽きることなく楽しめた。


この感想には、結末についてのネタバレがあります。映画をご覧になってからお読みください。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「トレイン・ミッション」予告編 動画

(原題:The Commuter)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年3月22日 映画館で観た感想を掲載。

・2019年2月9日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

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キャスト&スタッフ


出演者

リーアム・ニーソン
…(「沈黙-サイレンス-」、「オペレーション・クロマイト」、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」、「誘拐の掟」、「96時間」、「96時間 リベンジ」、「96時間/レクイエム」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」など)

ヴェラ・ファーミガ
…(「フロントランナー」、「死霊館 エンフィールド事件」、「ジャッジ 裁かれる判事」、「ミッション:8ミニッツ」など)

パトリック・ウィルソン
…(「アクアマン」、「死霊館 エンフィールド事件」、「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」、「Zipper/ジッパー エリートが堕ちた罠」など)

サム・ニール
…(「ピーターラビット」、「心霊ドクターと消された記憶」、「幸せになるための5秒間」、「ジュラシック・パーク」シリーズ、「マライアと失われた秘宝の謎」など)

〇エリザベス・マクガヴァン

ジョナサン・バンクス
…(ドラマシリーズ「ベター・コール・ソウル」、「ブレイキング・バッド」など)

〇フローレンス・ピュー



監督

ジャウマ・コレット=セラ
…(「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」など)


2018年 イギリス・アメリカ合作映画



映画「トレイン・ミッション」




あらすじ


警察を辞めてから10年間、NYにある保険会社に毎日電車で通勤していたマイケル(リーアム・ニーソン)だったが、ある日突然、会社から解雇されてしまう。

家を建てたローンも残っているし、大学に通う息子もいて貯金もないマイケルは途方に暮れてしまう。

その日は元同僚のマーフィー(パトリック・ウィルソン)と会って酒を飲み、クビになったことへの愚痴をこぼし、いつものように電車に乗った。

すると、マイケルは今まで会ったこともない謎の女性(ヴェラ・ファーミガ)に話しかけられ、「プリンという名前の人物を探し出したら10万ドルをあげる」と言われ、その女性は次の駅で降りてしまう。

はじめは半信半疑だったマイケルだったが、言われた通りの場所にあったお金を手にしてしまったことで、次第に事件に巻き込まれていく…。



映画「トレイン・ミッション」パトリック・ウィルソン、リーアム・ニーソン




感想(ネタバレあり)


きっと誰もが共感できる「通勤電車」で巻き込まれる事件


仕事から解雇を宣告され、急にお金に困ってしまった時に、その帰りの電車の中で、いきなり見知らぬ美女に話しかけられ「人探しをしたら大金をあげる」と言われたら、どうするだろうか。

藁にもすがる思いで、その「人探し」に飛びついてしまうのではないか。



これは、そんな誰もが共感できるような一般人の悩みを利用して巻き込むアクションスリラーだった

なんとも久しぶりにハリウッドの正統派アクション映画を観た気がする。

そういえば、最近のアクション映画はアメコミものが多くて、かつてブルース・ウィリスが演じていたような「普通の男が事件に巻き込まれて大変なことに!」っていうタイプの共感型アクション映画がずいぶん減った気がする。

(アメコミものは、それはそれで楽しくていいのだけど)



主人公のマイケルは、もうすぐ60歳になるけれど、家を建てたローンも残っているし、大学生の息子の学費もある。

まだまだお金が必要なのに、10年間勤め続けた会社を突然クビになってしまったのだ。

それなのに、会社の退職金は自社の保険でカバーすると言う。



そんなマイケルには、今すぐ「現金」が必要になる。

そこで都合よく謎の美女が「現金」をちらつかせ、「家族」を監視していると匂わせ、「『プリン』という名前の人物を探す依頼」をしてくる。

それは、完全にマイケルの足元を見ている脅迫だった。

そこから、マイケルは金欲しさに事件へと巻き込まれていく…。



この映画の魅力は、そのストーリー展開の分かりやすさにある。

誰が見ても、マイケルは大変なことに巻き込まれ、何とかしなきゃと思うし、また、その「解雇」や「お金が必要」という悩みも共感しやすい。

しかし、その「プリン」がどんな人物なのかさっぱりわからない。

またそれが、多くの日本人にとってもなじみのある「通勤電車」で事件が起こるので、自分の場合と置き換えて楽しむこともできるのだ。



映画「トレイン・ミッション」ヴェラ・ファーミガ、リーアム・ニーソン



アメリカ流通勤電車の面白さ



通勤電車が舞台になっているということで、日本とNYの電車の違いを見ているのが面白かった

なかでも印象に残っているのが、乗客の「切符」だ。



主役のマイケルのような「通勤客」は定期を持って通勤しているので切符を持っていない。

しかし、「通勤ではない客」は切符を持っている。



マイケルが犯人から捜せと言われたのは、「通勤ではない客」だった。

それで、どうやって探すのだろう…と思って観ていると、車掌が電車を回って「通勤ではない乗客」の切符の確認をし始める。

その時、それぞれが下りる駅の番号にパンチで穴が開けられ、その後もわかるようにその人が座る椅子にその切符が立てられている。

これは、「後ろ乗りバス」の整理券に番号がふってあって、その番号の分だけ乗車賃を払う仕組みとよく似ている。



その切符が立ててある人が「通勤・通学ではないイレギュラーな客」なのだ。

これが、その後も「プリン探し」の重要なカギとなっていくのが面白かった。



そんな「日本とアメリカの習慣の違い」が面白いところもあるが、大筋では特にひねりのないドストレートなストーリー展開で、アクションが特に斬新というわけでもない。

それに、犯人だって、途中で「あぁこの人が犯人かなぁ…」と想像がついてしまう。

だからといって、つまらないわけではなく、最後まで飽きずに楽しめた。



主人公のマイケルは、事件に巻き込まれてしまい、家族の安全も確認できなかったため、家族を守るためにも電車の中を走り回り、時には、電車に引きずられたり、飛んだり跳ねたりしながら、必死になって事件を解決しようとする。

そんな彼の一挙手一投足をドキドキしながら観てしまう。



映画「トレイン・ミッション」リーアム・ニーソン



リーアム・ニーソンが演じているからこそ感じる主人公の誠実さ


そんな「事件に巻き込まれちゃった」マイケルを演じたリーアム・ニーソンは、「この人なら、悪いことはしないだろう」という安心感や信頼感が自然とにじみ出ている人だ。

そんな彼が、敵に向かって真正面から向かっていく姿を見ると、ついつい、「がんばれ!」と応援したくなってしまう



その彼の誠実なキャラクターが、これまでの「96時間」シリーズや、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」を支えてきた。



今回の「トレイン・ミッション」でも、彼の誠実さは健在だった。

誰よりも家族を愛し、大学生の息子が読んでいる本の解釈に付き合い、毎朝、同じ時間に起きてNYまで電車通勤する。

そんな「良いお父さん」というマイケルのキャラクターがリーアム・ニーソンにピッタリで、この映画の魅力の大半は、彼の魅力で成り立っていたと言っても過言ではない



そして、昨年あたりから「もうアクションはやりたくない」と、リーアム・ニーソンが言っていると伝えられていたこともあり、「これが最後になるかも…」と思いながら、映画とは違う意味でドキドキしながら観ている部分もあった。

(この日の舞台あいさつでは「膝が動く間はアクションをやるよ」と言っていたので、これが最後ではないはず…)



最初から最後まで、出ずっぱりのリーアム・ニーソンの魅力がたっぷり詰まった作品なので、リーアムファンは十分楽しめる作品になっている。



映画「トレイン・ミッション」リーアム・ニーソン



リーアム・ニーソンは、つい応戦してしまうキャラである


そして、私的に、この映画のクライマックスは「犯人が誰か」と発覚したシーンではなく、犯人が「プリン」を探しに来た時に、「私がプリンです」と、そこにいた乗客全員が立ち上がったシーンにあった。



先述した通り、観客がつい、リーアム・ニーソンを応援してしまうように、マイケルと同じ電車にたまたま乗り合わせてしまった乗客たちも、マイケルを応援していたのだ。

犯人に屈することなく、強い意志で乗客たちがマイケルを助けようとする姿には、思わずグッと来てしまった



それは、これまでリーアム・ニーソンと何度もコンビを組んで映画を撮影してきたジャウマ・コレット=セラだからこそ、リーアム・ニーソンの良さを知り抜いて描かれたシーンだと思った。

普通、事件に巻き込まれてしまったら「ついてないなぁ」と思うし、その原因となったマイケルを恨んでもおかしくないのに、「あぁ、あの人大変そう。でも一生懸命やっているから助けてあげなきゃ」と思わせるところが、リーアム・ニーソンにはあるのだ。

だから、全員が立ち上がって「私がプリンです」と言ってしまうシーンに説得力があるのだ。



その姿は「悪徳刑事に立ち向かう市民」の姿でもある。

犯人が刑事だったらこそ、市民が立ち上がり、異議を唱えるのだ

「私たちは悪徳刑事の言いなりにはならない」と。



だらこそ、元上司は最後にマイケルに「まだまだ、君のような男が警察には必要なのだ」と言うのだ。

スピード感と迫力あるアクションにドキドキし、最後には正義が勝ち、気持ちがスッキリして終われる正統派アクション映画だった。







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イ・ジョンジェ主演の映画「オペレーション・クロマイト」を映画館で観た。

1950年の朝鮮戦争当時に、国連軍が戦況を変えたオペレーション・クロマイト作戦を描くアクション映画。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

アクション映画としては迫力もあったし、十分楽しかった

主人公を家族思いの青年たちにすることで、彼らに共感しやすく作られていて、戦争について描かれているのに、とても入りやすくて分かりやすいし、さすが、作りがうまいなぁと感心しながら観ていた。



韓国サイドから描かれた作品なので、それなりに盛られた作品だろうし、国連軍が主導した『オペレーション・クロマイト作戦』を裏で支えていた韓国兵がいたこともよく分かった。

でも、大国の対立によって朝鮮半島を分断された国民の悲痛な思いなどは、ここには描かれていない

そこは、あえて排除したような雰囲気さえ感じる。

確かに、北朝鮮と韓国の間にある38度線は、国連軍が勝手に引いた国境線かもしれないが、そこに対する北朝鮮・韓国の首脳たちの考えはどこにいったのか。



アクション映画としては楽しい作品だったけれど、戦争映画としては物足りなさが残る作品だった


「オペレーション・クロマイト」予告編 動画

(原題:인천상륙작전(仁川上陸作戦)/英題:Operation Chromite)





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感想(0件)



キャスト&スタッフ


出演者

イ・ジョンジェ
…(「観相師-かんそうし-」など)

〇イ・ボムス

リーアム・ニーソン
…(「トレイン・ミッション」、「沈黙-サイレンス-」、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」、「誘拐の掟」、「96時間」、「96時間 リベンジ」、「96時間/レクイエム」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」など)

〇チン・セヨン

〇パク・チョルミン

監督

〇イ・ジェハン


2016年製作 韓国映画



オペレーション・クロマイト


あらすじ


1950年の朝鮮半島。

ソ連とアメリカの対立により勃発した朝鮮戦争により、釜山周辺を除くほとんどの地域がソ連側が支援する北朝鮮側に支配されていた。

マッカーサー(リーアム・ニーソン)を指揮官とした国連軍は、この劣勢を逆転するため、朝鮮半島に連合軍兵士たちを上陸させる「オペレーション・クロマイト作戦」を実行するため、北側に8名の韓国兵をスパイとして送り込んだ。

チャン・ハクス大尉(イ・ジョンジェ)はスパイたちのリーダーとしての役割を担い、仁川で北朝鮮軍を指揮するイム・ゲジン(イ・ボムス)の元へと向かう。



オペレーション・クロマイト2


感想(ネタばれあり)


今の韓国を導いた「オペレーション・クロマイト」作戦



舞台は1950年の朝鮮戦争。

ソ連から支援された北朝鮮軍とアメリカをはじめとした連合国軍に支援された韓国軍が朝鮮半島で戦争を行っていた。

その当時は北朝鮮軍が優勢で、釜山・大邱周辺の一部地域を除き、半島の大半を北朝鮮側が支配していた。



その北朝鮮側が優勢だったという話は、この映画を観て初めて知った

最初から最後まで互角に戦っていたのだと思っていた。



その劣勢を逆転させるために、マッカーサーは北朝鮮に支配されていた仁川から連合軍の兵士を上陸させる「オペレーション・クロマイト作戦」を計画する

しかし、仁川は入り組んだ地形をしていて海岸から上陸するのが困難な上に、満潮・干潮の差が激しく、多くの機雷が設置されていたため、連合軍の幹部は仁川から上陸することに反対していた。

それでも、マッカーサーが仁川上陸にこだわったため、連合軍はその機雷の位置を把握しなければならなかった。

そこで、連合軍は、韓国軍から8人のスパイを北朝鮮に送り込み、機雷の設置海図を手に入れようと考えた



この映画では、連合軍が行った「仁川上陸(オペレーション・クロマイト)作戦」の影で、その作戦の実現を命がけで叶えた韓国軍兵士たちと、それを助けた一般市民の志願兵たちの姿が描かれている



オペレーション・クロマイト3



戦争をエンターテインメントするアクション映画としての楽しさ



戦争映画と聞くと、「悲惨だし、悲しいし、辛い」と思う人もいるかもしれないけど、この映画は、戦争映画というよりも、アクション映画として十分楽しめる

ガンアクションや、カーチェイス、ロケット砲や手りゅう弾など、当時使われていた武器のほとんどが登場し、迫力も十分で、絶え間なく繰り返されるアクションシーンは飽きさせない

たとえ、そこが戦場であっても、エンターテインメントとして見せてしまう上手さは、さすが韓国映画だなと思った



イ・ジョンジェ演じる主人公のハクスは連合軍が北朝鮮に送り込んだスパイだ。

彼の行動一つをとっても、「ちょっとしたことでバレるかもしれない」と思うとドキドキするし、目が離せない。

また、ハクスたち韓国軍側のスパイは、国や大義のためよりも「母親・家族・友人を守りたい」という『誰もが抱くような気持ちで』作戦に挑んでいるため、そこに、とても親近感がわくし共感できる



そんな彼らとは対照的に、イ・ボムス演じる北朝鮮側の大将ゲジンは、気に入らない人間や裏切り者(韓国兵)を容赦なく殺している冷酷な独裁者として描かれている。

そのゲジンとハクスの対立は、アクション映画のヴィランと、その独裁政治から国民を解放するヒーローそのままで、誰が見ても、ヒーローを応援するように作られている非常に分かりやすい作品である。

この北朝鮮の大将ゲジンがホントにしぶとくて、どんなに殺そうと思っても、なかなか死なないところは、まるで『ダイ・ハード』を見てるようで、やっぱり、これは人を楽しませるエンターテインメントなアクション映画なんだなと思った。



オペレーション・クロマイト4


戦争映画としての物足りなさ



エンターテインメント作品としては十分楽しめるけど、後半になって、物足りなさが出てくる。

というのも、朝鮮戦争について、韓国と北朝鮮の思惑がここでは一切描かれない



そもそも、ソ連とアメリカの間にあった冷戦に翻弄されたことを、北朝鮮や韓国の幹部たちはどう考え、韓国の司令部は国連軍とどう連携していたのか。

そして、朝鮮人という同じ人種でありながら、敵味方として戦うことを、どう考えていたのか。

その『朝鮮戦争について、最も知りたいこと』が、この映画からはごっそりと抜け落ちている



その両国の思いを象徴しているのが、ハクスとゲジンの対立なんだろうけど、そもそも、国民は大国たちの覇権争いに巻き込まれた被害者。

そのことについてどう思っているのか、韓国は北朝鮮をどう見ていたのかを知りたいのに、そこは一切描かれない。

最後の最後になってゲジンが「共産主義は、みんなを幸せにするんだよ!」と吐き捨てるように言うセリフがあるけど、「うわ、最後の最後にそんなこと言うんだ」と思った。



そのゲジンの言い方は、共産主義を心から信奉しているというより、国から押し付けられた思想といった感じがしたからだった。

だから、共産主義はダメだと言いたいのか。

それにしては、あまりも短絡的ではないのか。

ゲジンの人間性はどこにあるのか。



でも、その辺の描き方がいかにも韓国側が描いたヴィラン(悪役)といった感じがしたことが物足りなかったし、その当時、その仁川で支配されていた国民たちの本当の腹の内が知りたいと思った。

韓国軍の兵士たちに守りたい家族がいたように、北朝鮮側にも家族がいたはずだから。

この映画を観ていると、今の国境である38度線だって国連が中国からの圧力を受けながら勝手に決めた線だと分かる

その38度線に対し、マッカーサーは異議を唱えるけど、肝心の韓国国民の声は聞こえてこない



朝鮮半島で起きている戦争なのに、その責任をただ国連だけになすりつけているような印象を受けた。

だから、私は、この映画は戦争映画としては物足りないと思った。

聞きたいのはマッカーサーの意見ではなく、大切な国土を分断された国民たちの声なのだ



そう思いながら思い出したのは、パク・チャヌク監督の『JSA』だった。

あの映画には、分断された国境と韓国、北朝鮮、両方の兵士たちの思いと、そんな彼らを中立地帯から見た兵士の複雑な思いがキチンと描かれていた。

それを思うと、やっぱり、あの映画は素晴らしい映画だったんだなと思う。


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オペレーション・クロマイト5



いまだに終結しない北朝鮮問題の影響か



結局、韓国軍兵士たちの命がけの戦いがあって、『仁川上陸(オペレーション・クロマイト)作戦』は成功し、それから3年後、朝鮮戦争は休戦する。

しかし、私は、あまりにも都合よく描かれていたことに、なんとなく悶々としたまま観終えることとなった。

戦争にヒーローなどいない。

悲しみの兵士たちはどこへ行ったのか。



それは、これが韓国側の視点で描かれているから、仕方ない部分もあるのだろう。

それに加え、韓国にとって、北朝鮮問題はまだ終結していない問題であり、依然として『そこにある危機』なのである

国としても『太陽政策』を掲げているうちは、北朝鮮側を『完全な悪として描く』ことに抵抗があるのだろう。



でも、だからこそ、現実を観る視点が必要なのだと思うし、きちんと『北朝鮮が目指したもの』が見えないと朝鮮問題は描けないのではないかと思うし、この映画を作った意義がないのではないかと思う

もともと北朝鮮が目指したものを知ってこそ、この問題を解決する糸口が見えるのではと思う。

現実逃避した先に答えはない。



しかし、正直言って、よくこの映画にリーアム・ニーソンが出たなぁと思った。

彼の出るシーンは、おそらく、ほぼスタジオで撮影できるシーンばかりだから、そんなに難しいことはなかったかもしれないけど、彼が出ることで、マッカーサーの持つ権威が表現できたので、キャスティングして正解だったと思う。



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アンドリュー・ガーフィールド主演の映画「沈黙 -サイレンス-」を映画館で観た。

遠藤周作原作の小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化。

キリスト教が弾圧されていた日本へ、行方不明になった神父を探しに来た若きポルトガル人神父たちの苦悩を描く。


満足度 評価】:★★★★★

160分という上映時間に最初はビビっていたけれど、観始めたら映像から溢れ出る思いの強さに圧倒され、一切、長さを感じさせない作品だった。

かつての日本でキリシタンを弾圧していた時代があっても、現在は、思想や信仰が自由な世の中であることにただただ感謝する映画だった。

「沈黙 -サイレンス-」予告編 動画

(原題:SILENCE)




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キャスト&スタッフ


出演者

アンドリュー・ガーフィールド
…(「アンダー・ザ・シルバーレイク」、「ブレス しあわせの呼吸」、「ハクソー・リッジ」、「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ、「ソーシャル・ネットワーク」、「大いなる陰謀」など)

アダム・ドライヴァー
…(「ブラック・クランズマン」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「ローガン・ラッキー」、「パターソン」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「あなたを見送る7日間」など)

浅野忠信
…(「累-かさね-」、「パンク侍、斬られて候」、「幼な子われらに生まれ」、「父と暮らせば」、「座頭市」、「私の男」など)


塚本晋也
…(「斬、」、「シン・ゴジラ」など)

〇窪塚洋介

〇小松菜奈
…(「来る」、「バクマン。」など)

加瀬亮
…(「鈴木家の嘘」、「モリのいる場所」、「アウトレイジ ビヨンド」、「アウトレイジ」、「永遠の僕たち」、「硫黄島からの手紙」、「誰も知らない」、「それでも僕はやってない」など)

リーアム・ニーソン
…(「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」、「誘拐の掟」、「96時間」、「96時間 リベンジ」、「96時間/レクイエム」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」など)

監督・脚本

〇マーティン・スコセッシ
…(「ディパーテッド」、「グッド・フェローズ」、<製作総指揮>「ビニー/信じる男」など)

2016年製作 アメリカ、イタリア、メキシコ合作映画


沈黙サイレンス


あらすじ


17世紀初期の江戸時代。

ポルトガル教会が布教のために日本に派遣したフェレイラ神父(リーアム・ニーソン)が行方不明になってしまう。

既に日本で棄教したという噂を聞きつけたフェレイラ神父の弟子、ロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)とガルぺ神父(アダム・ドライヴァー)は、フェレイラ神父を救うために日本へと向かう。

しかし、日本ではキリスト教が禁止されている上に、信者たちを弾圧し、多くの信徒たちが幕府によって殺されていた。

日本に到着し、その現実を目の当たりにしたロドリゴとガルぺは、隠れキリシタンの日本人たちにかくまわれながらも、目の前で信徒たちが殺されていくことに心を痛めていた…。


沈黙サイレンス3


感想(ネタバレあり)


えぇーーーあの「沈黙」を映画化するのぉ…


正直なことを言うと、スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を映画化していると聞いた時、「げーーっ。うぇーーーっ。」と思った。

「沈黙」は読んだような気もするし、途中で挫折したような気もしていて、内容は覚えてなく、私の中では難しい小説の筆頭だった。

それを、外国人のスコセッシが監督するとなると、余計に難しくなるんじゃないかと思ったからだ。



さらに、出来上がった映画の上映時間を見たら160分だと言う。

「これは、私は最後まで寝ないでいられるのかな」と心配だった。

ところが、「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもの。

そんな心配は無用だった。



スコセッシが遠藤周作の「沈黙」を初めて読んだ時から28年かけて映画化したという念願のこの映画「沈黙-サイレンス-」は、彼が情熱を傾けて脚本にしただけあって、その熱い思いが心を強く打つ作品だった。

自身の生涯をかけて神父になったはずの若者たちが、「信仰とは一体何なのか」という思いに心を乱され揺れ動く。

彼らのその思いに時折涙を流しながら、ガッツリと見入ってしまったあっという間の160分だった。



沈黙サイレンス2



熱い使命感を持って日本へと向かった若き宣教師たち


私は、特にこれといって信仰している宗教はない。

そんな私にとって、「信仰」とは、「正しく生きるためのガイドブック」のようなものだと思っている。

道をハズレそうになったり、失敗したり、間違えを起こしたりした時に、心を落ち着かせるためにあるのが宗教なんだろうと思っている。



だから、「信仰心を持たない日本人は信用できない」と言う人が時々いるが、そういう人たちからしたら、「正しく生きるための指針」がない人は信じられないようだ。

はぁ。なるほどね。そういう考え方もあるんだねと思う。



この映画の主人公、若き2人の神父ロドリゴとガルぺにとって、「信仰」とは「迷える子羊を救うもの」だった。

どんなに苦境に立たされても、どんなに貧しい生活をしていても、信仰心さえあれば、その人は救われるという考え方。

だから、キリスト教にとって異教である仏教に弾圧されてしまい、苦境に立たされたフェレイラ神父こそ、彼らにとっては「救わなければならない」人だった。

その熱い使命感を持って、彼らは日本へと旅立ったのだ。



沈黙サイレンス4



誰も救うことができず、神の声も聞こえない現実


しかし、ポルトガルから遠く離れた極東の地、日本にたどり着き、現実を目にする。

すると、彼らの信じる「信仰」が揺らいでいってしまう。



彼らの目の前で、キリスト教の信徒たちが殺されているのだ。

それも、かなり残虐な方法で。

「信じる者は救われる」はずなのに。



神に救いを求めても、そこにあるのは「沈黙」のみ

私は、彼らの痛ましい姿を見て何度も涙が溢れた。



その中で、最も印象に残っているのは、窪塚洋介演じるキチジローだった。

彼はキリシタンだ。

しかし、命が惜しくて家族を裏切る。

そして、告解をして、再びキリシタンになる。

すると今度は村人を裏切る。

そして、告解をする。

その繰り返しだった。



私は、そんな彼の人間らしさにとても惹かれてしまった

人間は、清く正しく生きようとしても、そう簡単には生きられない

失敗もすれば、間違えも侵す

時にはキチジローのように、他人を裏切ることだってあるかもしれない。

たとえ、キリストに救いを求める信仰心があってもだ。



神父といえど、そんな彼の生き様を変えることも、彼を救うこともできない

それは、彼自身の問題だからだ。

どんなに腹が立っていても、キチジローを許すことが、彼を救う唯一の道だった。



沈黙サイレンス5



信仰とは命をかけて守るものではなく、生きてこそ寄り添うもの


表面的にはどんなに繕って、偽っていても神は全てをお見通しである

ロドリゴがたどり着いたのは、そんな境地だったのではと思った。



たとえ踏み絵をしても、口で「キリスト教を捨てた」と言っても、心に秘めた信仰心があれば神は許してくれる。

キリストのために命を捨てることよりも、嘘をついてでも生き抜くことの方がキリストは喜んでくれるとロドリゴは悟ったのではないかと思った。

それは、フェレイラにとっても同じく。



しかし、彼らが夢に見ていた「迷える子羊を救う」という神父としての布教の思いは、完全に挫折することとなった

大きな力の前では、どんなに必死になって神の助けを説いても、目の前にいる人すら助けることができない

そのロドリゴの無念に心を痛める作品だった。



信仰とは命をかけて守るものではなく、生きていてこそ、人の心に寄り添うものなんだと感じた作品だった。





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「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」をWOWOWで観た。

「ローグ・ワン」を観る前に、「スター・ウォーズ」シリーズを改めて時系列で整理しておこうと思った。

満足度 評価】:★★★★☆

ファントム・メナス(見えざる脅威)とは、後にダースベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーの将来を憂いたもの。

ジェダイマスターのヨーダが、アナキンとの初見で「彼の将来が見えない」と言った時の表情がこの映画の全てを語っていると思った。

アナキン・スカイウォーカー 恐るべき才能。銀河に君臨す。

「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」予告編 動画

(原題:STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE)




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出演者

リーアム・ニーソン
…(「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「フライト・ゲーム」、「ラン・オールナイト」、「誘拐の掟」、「96時間」、「96時間 リベンジ」、「96時間/レクイエム」)

ユアン・マクレガー
…(「プーと大人になった僕」、「ゴーストライター」、「トレインスポッティング2」、「美女と野獣」、「われらが背きし者」、「8月の家族たち」、「天使と悪魔」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」「トレインスポッティング」など)

ナタリー・ポートマン
…(「プラネタリウム」、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」、「ブラック・スワン」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、「レオン」など)

サミュエル・L・ジャクソン
…(「ミスター・ガラス」、「インクレディブル・ファミリー」(声の出演)、「ヘイトフル・エイト」、「キングスマン」、「ビッグ・ゲーム」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」、「ロボコップ」、「ダウト・ゲーム」、「ターザン:REBORN」、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」など)

キーラ・ナイトレイ
…(「プライドと偏見」、「ラブ・アクチュアリー」、「はじまりのうた」、「イミテーション・ゲーム」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」)

〇テレンス・スタンプ
…(「プリシラ」など)

〇ジェイク・ロイド

監督・脚本・製作総指揮

ジョージ・ルーカス

1999年製作 アメリカ映画

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス

あらすじ


銀河系共和国軍と対立していた通商連合との話し合いが決裂したため、その調査に向かっていたジェダイの騎士クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)と、オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)。

その間も通商連合は他の惑星に攻撃をしかけ続け、クワイ=ガンとオビ=ワンは共和国のアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)を救出し、惑星を脱出する。

しかし、脱出した後も彼らが乗った宇宙船は攻撃を受け、その近くにあった惑星タトゥイーンに降り立つが、クワイ=ガンは、その惑星で出会った少年アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)に尋常ではないフォースの強さを見出す…。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス4

感想(ネタバレあり)


「ローグ・ワン」を観る前に頭の中の整理を…


近々、現在公開中の「ローグ・ワン」をこれから観ようと思っている。

しかし、その前に、「ローグ・ワン」が描かれる時代(エピソード3と4の間)までに何があったのか、頭の中を整理しようと思い、久しぶりに、この「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」を観た。

「スター・ウォーズ」をよく知らない人のために簡単に説明すると、「スター・ウォーズ」の悪役として良く知られるダースベーダー。

彼はダースベーダーになる前はアナキン・スカイウォーカーという青年だった。

この「エピソード1」は、そのアナキン・スカイウォーカーがフォース(超能力のような力)の使い手としてジェダイの騎士(フォースを良いことに使える人たち)たちに見出される物語である。

久しぶりに観て、あぁ、そうだったよね。アナキンは最初は少年だったよね。とか、そうだ。ジャージャーいたよね。とか、やっぱりいろいろ思い出すから観て良かったなぁと思う。

そして、この先の展開を知らずにこの映画を観始めた訳ではなく、この先の悲しい展開を知っていながら観るために、その展開に向けての伏線がキチンと頭に入ってくるのも久しぶりに観た利点だった。

尋常ならざるアナキンの天賦の才能だったり、クワイ=ガン・ジンがアナキンを見る視線1つ1つ、ヨーダがアナキンと会った時の感想などなど。

やっぱり、ヨーダは最高のジェダイマスターなんだなと再認識した作品でもあった。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス5

アナキン・スカイウォーカー誕生


なんと言っても、この「エピソード1」の最大のテーマは、後にダースベーダーとなり、世界を闇で支配するアナキン・スカイウォーカーの誕生でしょう。

クワイ=ガン・ジンとアミダラが導かれるようにタトゥイーン星に向かい、生まれつき恐るべしジェダイの力を持った少年アナキンと出会う。

まさに、それは運命の瞬間だった。

そして、クワイ=ガンは彼のフォースの力を信じて、彼を育てようと決意する。

それこそが「アナキン・スカイウォーカー」誕生の瞬間だった。

しかし、この時、クワイ=ガンがもう少し落ち着いて、マスターヨーダの意見を聞いて、アナキンを母親の元に返していれば、ここから先に起きる悲劇はなかったのに…。

そんなことを言ったら、「スター・ウォーズ」そのものがなくなってしまうけど…。

残念ながらクワイ=ガンが見出したのは、明るい未来ではなく、ファントム・メナス(見えざる脅威)だと、私たちは知っている。

そして、そのことに薄っすらと気付き始めていたのは、マスターヨーダのみだった…。


スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス3

アナキンの中にすでに芽生えていた心の闇


一方で、見出された側の「アナキン・スカイウォーカー」にとって、この「エピソード1」は、「出会いと別れ」の物語だった。

彼のフォースの才能を見出したクワイ=ガン、まるで天使のように美しいアミダラ女王との出会い。

そして、常に彼を守ってきた母との別れ。

この愛する母との別れがアナキンの心に最初に生まれた「闇」だった。

初めて母と別れて暮らすこと、知らない大人に囲まれて質問攻めにされる恐怖。

それらが闇となって心に広がっていることをヨーダは見抜いていた。

だからこそ、クワイ=ガンにはアナキンをジェダイにすることに反対するが、クワイ=ガンはそれを教育で治せると信じていた。

この時から、アナキンには感情的に問題点があることをヨーダは察していたのだ。

そして、その「母のいない寂しさ」が「パドメ(=アミダラ)への想い」と推移していくが、そのことが後に彼の「闇」を作り出す元凶になってしまう。

アナキンとは、これまでも、この先も常に心に寂しさを抱えた少年だったのだ。

スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス2

アナキンの将来に不安を感じていたマスターヨーダ


アナキンを見出すと共に、この銀河系には急速にダークサイドが広がっていた。

それは、後にダースベーダーを利用し、世界を闇で支配する「シス」の復活があったためだった。

その時、「ジェダイはなぜ、誰一人としてシスの復活に気付かなかったのか」という問いかけに対し、ヨーダは「ダークサイドはとても見えにくい」と語っている。

人の心の闇は、ジェダイでも見抜けないところで広がっているという意味なのか。

そして、その後にアナキンと対面したヨーダは「彼の将来が見えない」と語っている。

それこそが、まさに「アナキンは将来ダークサイドに落ちる」とヨーダには見えたのではと思った。

しかし、なぜその時、ヨーダは強制的にアナキンを帰さなかったのか。

それもまた、この銀河系が抱えた運命だった。

この後、エピソード3まで「アナキンがダースベーダーになるまで」が描かれる。

見どころは、彼の「心の闇の変化」だ。



***********

〇 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」観ました!!

映画の感想はこちらから →「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」アナキンの心に芽生える悲しみ・怒り・孤独が闇へとつながり悪の帝王〔ダースベーダー〕を生み出す土壌に【感想】

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リーアム・ニーソン主演の映画「96時間/レクイエム」をWOWOWで観た。

リュック・ベッソン製作の「96時間」シリーズ最終章。

元CIA工作員が、悪者から家族を守るお話。

相変わらず面白かったんだけど、96時間というシリーズは、この3作目が最終章で正解だと思う。

なんとも、いろんなところで無理がではじめてるんだなぁ~。

「96時間/レクイエム」予告編 動画

(原題:taken3)




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あらすじ


元CIA工作員のブライン(リーアム・ニーソン)は、自分のアパートで別れた元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)を何者かに殺されてしまう。

ブライアンがレノーアを見つけた時は、既に殺害されており、彼は容疑者となってしまう。

警察から逃げながらも、妻を殺した犯人を探し始めるブライアン。

しかし、警察もドッツラー警部(フォレスト・ウィテカー)をブライアン捜索のリーダーとし、だんだんと追い詰めていた。

96時間レクイエム

感想(ネタバレあり) 最終章は誘拐とは一切関係なく・・・


WOWOWさんのシリーズ一挙放送のおかげで、「96時間」、「96時間/リベンジ」、そしてこの「96時間/レクイエム」を観ることができてラッキー♪

娘の誘拐、妻の誘拐ときた誘拐(原題:taken)シリーズだったんだけれども、この最終章の「96時間/レクイエム」は、誘拐は全く関係がなく・・・(^^;

最後は、ブライアン自信と家族の戦いの話になってしまった。

だいたい、この辺でネタ切れなんだろうねぇ~(笑)

96時間レクイエム2

定番のアクション映画の悪役は、怖い人であって欲しい


まず、見始めて、はぁ??と思ったのは、レノーアの旦那さん変わってない??(笑)

いつの間にか、違う男と再婚した??

まず、いきなり詰めの甘さ露呈(笑)

そして、そこから派生して、今回は悪役に魅力がない!怖くない!

これ、一番残念なところ~。

なんか、旦那も適当ながら、悪役も適当な感じがしたんだよね。

ここねぇ、脚本が悪いんだと思うんだよ。ベッソン!!

96時間レクイエム3

新キャラにフォレスト・ウィテカー登場。画面がしまるねぇ


しかし!観て良かったのは、ブライアンを追う刑事・ドッツラー役にフォレスト・ウィテカー(「メッセージ」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「ケープタウン」「贖罪の街」「ファーナス/訣別の朝」)が登場したこと。

いやいや、こんな単純アクション映画に、フォレスト・ウィテカー大先生が登場するなんて、珍しい。

でも、良い俳優さんが出てると、急に画面が締まるんだけど、今回も、フォレスト・ウィテカー登場で、急に画面がキュッとしまって面白バロメーターがアップ ⤴

フォレスト・ウィテカーも、考えごとをしている時には輪ゴムをいじり続ける手癖という小ネタを仕込んでの役作り。

これ、分かるんだよね。

なんか、考え事しているときとか、ストレスたまっている時とか、手を動かしたくなる。

ドッツラーのように賢くて、ブライアンの二歩先、三歩先を考えないといけない人は、相当なストレスが溜まると思われ、その発散をそうやって手癖で表現すると、分かりやすいよねぇ~。

ただし、ドッツラーとブライアンが、ちゃんと顔を合わせるのは、最後の最後だけという、なんだか、もったいないような、物足りないような。

逃げる者、リーアム・ニーソン(「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「沈黙-サイレンス-」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」)、追う者、フォレスト・ウィテカー、ときただけに、悪役はもっと良い俳優さんに演じて欲しかった。

それも、これも、脚本が適当だったからじゃないかと思わずにはいられない。

非常に残念だ。

96時間レクイエム4

ネタ切れを感じずにはいられない最終章


そも、そも一番最初の「96時間」は、EU統合で、東欧諸国からの人の流入と、それに絡めた人身売買、「96時間/リベンジ」では、ヨーロッパとアジアが交差するトルコでのカオスと、割と社会的な問題も含めての作品だったと思うけど、今回は、LAに住むおバカな実業家って、一番甘いよね。

ついでにロシアンマフィア出してみましたって感じが・・・。どうにも、甘すぎる。

ホント、フォレスト・ウィテカーがいなかったら、もっとつまらなくなってたよ。

ってことで、「96時間」シリーズもネタ的に限界だったのでは~。

個人的には、リーアム・ニーソンはアクションまだまだやれそうだから、違うシリーズでのリーアム・ニーソンを楽しみにしたいな。



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リーアム・ニーソン主演、リュック・ベッソン製作・脚本の映画「96時間」をWOWOWで観た。

元CIA工作員が誘拐された娘を救出するために、パリへ向かう。

先月に、地上波で放送していたシリーズ第2作「96時間 リベンジ」から先に観てしまうという、邪道な私(笑)

家族関係や、元CIAのお友達関係とか、フムフムなるほどと思いながら観た(笑)

いやしかし、さすが人気シリーズの第一作。面白かったなぁ~。

「96時間」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:Taken)





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あらすじ


ブライアン(リーアム・ニーソン)は、元CIA工作員。

娘のそばで暮らすために、世界中飛び回る仕事を辞めLAで暮らし始めた。

そんな中、友達とパリ旅行へ行った17歳の娘・キム(マギー・グレイス)が誘拐されてしまう。

分かっている情報は、パリで誘拐されたことと、犯人の話す言葉がアルバニア語だということだけ。

そんな少ない情報の中、パリへ向かったブライアンだったが・・・。

96時間

感想(ネタバレあり)パリの移民流入や、そこから派生する問題を分かりやすくエンターテインメント作品へ昇華


話のテンポの良さや切れ味から、第2作よりも、第1作の本作の方が面白かったなぁ。

今になって観てみると、キムがパリへ友達と旅行へ行くことに良い顔をしないブライアンに向かって

「パパ、何言ってるの?パリが怖い街だって言うの??」

と言うセリフが、なんだか痛烈な皮肉に聞こえてしまうのが、どうにも悲しい。

そんなパリでキムを誘拐したのは、アルバニア人。

ヨーロッパはEUになってから、人間の自由な移動が可能になって、東欧諸国からの流入が問題にもなっていた。

EU西側諸国の人たちにとっては、脅威ともなっている移民問題を誘拐事件、人身売買へと結びつけて、誰が見ても楽しいエンターテインメント作品にしたところが、この映画のお見事なところだった。

そこは、リュック・ベッソンならではの脚本のうまさだったように思う。

96時間2

リーアム・ニーソンにとって転換期となる作品


主役の元CIA工作員のブライアンを演じるのはリーアム・ニーソン

彼は、この作品に出演するまでは、「シンドラーのリスト」や「マイケル・コリンズ」などで演技が評価され、演技派俳優として知られていた。

しかし、そのころから、「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「沈黙-サイレンス-」、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」や「キングダム・オブ・ヘブン」でアクションシーンをちょいちょいやっていたものの、本格的なアクション映画での主役の経験はなく、この映画でのヒットをきっかけに、アクション映画への道が開けることに。

私が勝手に思うに、それは、彼の私生活の変化も影響しているのでは・・・?と思う。

というのも、この映画が公開された翌年の2009年、奥様のナターシャ・リチャードソンを事故で亡くすという悲劇が彼に起きてしまう。

そこから、悲しみを振り払うように、年間4~5本という過密スケジュールで仕事をこなしているリーアム・ニーソン。

中でも主軸になっているのが、そのアクション映画。

私には、彼のキャリアの中で、奥様を亡くされた喪失感の穴埋めをしてくれたのがアクション映画だったのではないかと思う。

だからなのか、最近の出演作を観ても、一匹狼や、全てを無くした孤独な男の役が多いのは、そのせいではないかと思われる。

96時間3


三部作で完結のこの映画「96時間」

スピード感や作品のテンポ、話の内容は、第一作が面白かったけれども、リーアム・ニーソンのアクションの腕は、第二作の方が確実に上がってる。

そんな期待を込めて第三作を楽しみにしたいと思う。

CIAの旧友たち3人トリオの活躍ももっと増えるといいな。



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オーランド・ブルーム主演の映画「キングダム・オブ・ヘブン」をWOWOWで観た。

聖地エルサレムを巡るキリスト教十字軍とイスラム教徒との宗教戦争を描く。

パリで同時多発テロが起きた翌日に、なんとなくHDDに撮れていた映画を見始めたら、キリスト教とイスラム教の聖戦だったことに何か運命のようなものを感じて、これは観なければいけないという気分で最後まで観続けた。

人は、千年も前から同じことを繰り返し、未だに和平なんか夢のまた夢で、新たな戦争が起きようとしていることを思うと、なんだか愕然としてしまった。

「キングダム・オブ・ヘブン」予告編 動画

(原題:KINGDOM OF HEAVEN)




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キャスト&スタッフ


出演者

オーランド・ブルーム
…(「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」、「ケープタウン」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ホビット」シリーズなど)








監督



2005年製作 アメリカ映画


あらすじ


十字軍の騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)は、生まれてから会ったことがない息子バリアン(オーランド・ブルーム)に会い、「キリスト教とイスラム教が共存する天国の王国」を目指し、共にエルサレムへ向かう。

しかし、道の途中で同じキリスト教の対立勢力に襲われ、ゴッドフリーは命を落としてしまう。

しかし、ゴッドフリーの希望である「天国の王国」を目指し、バリアンはエルサレムへと向かう・・・。



キングダム・オブ・ヘブン



感想(ネタバレあり)


夢の聖地を作る戦いではなく、単に富と領土を奪い合う戦いへと変貌していく・・・


あぁぁぁぁぁぁぁ。残念なことに、人間は1,000年前から何も変わっていないことが分かってしまった。

本来、宗教とは弱気を助け、悪しきを挫くものであったはずなのに、その頃から、戦争の言い訳として使われるようになってしまった。

彼らの起こす戦争は、聖地のためでなく、人々を守るものでもなく、富と領土を守るためのものだった。

その空しさに気付いたバリアンは、多くの民を救うために、エルサレムを解放する。

彼のその判断は、多くの民から感謝されることになる。



キングダム・オブ・ヘブン2



多くの血を流してまで守らなければならないものなど無い


私も、この映画の終わり方に大賛成だと思った。

多くの血を流してまで、守らなければならない聖地っていうのは、一体なんなんだろう。

元々、そこを統治していたエルサレム王(仮面の男)(エドワード・ノートン)が目指していたのは、キリスト教とイスラム教の共存だった。

もしも、共存できず、多くの血を流すことになるのであれば、そこまでしてそこにいる必要は無い。

世界中、どこにいても祈りを捧げることはできるのだから。

それよりも、バリアンは善行をなす(この場合は、無実の人を助けること)ことが、最善だと考えた。

人の命をかけてまで、守り抜かなければならない信仰心なんて、そこには神はいないと私は思う。



キングダム・オブ・ヘブン3



イスラム教 = 悪 としない描き方に好感


それに、私は、この映画がイスラム教徒を悪として描かなかったことが、気持ち良く見られた要因の一つだったと思った。

エルサレム王に仕えたバリアンが、とても優秀な騎士だったように、イスラム教徒の中にも、紳士だった騎士もいて、頭の良いリーダーもいて、敵に慈悲をかけることもできる。

それは、今の時代にも言えることで、全てのイスラム教=悪と考えるのは、ますます関係を悪化させるだけだと考える。

時には互いのリーダーが、この映画のラストのように白旗を振って相手の要求は何かを聞くことが、最善の道につながることもあるのではないか。

もちろん、相手はテロリストではなく、もっと上にいる指導者レベルの話で。

結局、この映画が描かれた約1,000年前の状況と、今の状況では、大して進歩していないんだから。



キングダム・オブ・ヘブン4



名だたる俳優たちの中、主役を演じたのは大作初主演のオーランド・ブルーム


騎士バリアンを演じるのは、オーランド・ブルーム

父、ゴッドフリーの血をひき、最後までエルサレムで弱き民を守り続けた騎士を演じた。

なんだか、オーランド・ブルームが出てくると、弓をひくイメージがチラついちゃうのは、なんだか気の毒だけど(笑)、今回はとても男らしい棋士を堂々と演じていて良かった。

彼以外にも、有名な俳優がたくさん出ていて気の休まる時がなかった映画だったんだけど、私は、その中でも、リーアム・ニーソンが出番が少ないながらも、一番印象的だったなぁ~。

バリアンの父でありながら、彼が大人になるまで名乗らなかったことを詫び、攻撃に遭えば、命尽きるまで部下と息子を守り続けた、懐の深い騎士ゴッドフリーが素敵だった。



キングダム・オブ・ヘブン5



一日も早い和平実現を


私には、これといって信仰している宗教もないし、困った時の神頼みしかしないような不心得者なので、この映画の心情的な部分を理解できていないところも多々あるかもしれない。

私もこの地球に住む人間の一人であり、無実の人の命を奪うような、無差別テロは一日も早く無くなって欲しいと心から願っている。

少なくとも、神のために無実の人も殺していいと言っている宗教なんてあるはずがない。

この映画の中で騎士ゴッドフリーと、エルサレム王が心から望んでいた、キリスト教徒とイスラム教徒が共存する「キングダム・オブ・ヘブン(天国の王国)」が、一日も早く聖地にできることを心から願う。





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リーアム・ニーソン主演の「96時間 リベンジ」を日テレで放送しているのを観た。
(副音声/文字放送)

大人気シリーズ「96時間」の第二弾。

前回、壊滅的な状態にまで追い込んだ犯罪組織が、復讐のため元妻と娘を狙う話。

とは言っても、「96時間」って観てないんすよ (汗)

だから、とっても薄っぺらな感想になっちゃうんだけど、これはこれで楽しかったよ(笑)

リーアム・ニーソンのアクション映画って良いよね。

「96時間 リベンジ」予告編 動画

(原題:TAKEN 2)



「96時間 リベンジ」予告編 動画

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あらすじ


元CIAの秘密工作員だったブライアン(リーアム・ニーソン)は、仕事で滞在していたトルコへ元妻(ファムケ・ヤンセン)と娘キム(マギー・グレイス)を呼び寄せる

しかし、ブライアンは前回壊滅的な状態にした犯罪組織に復讐のため追われており、彼らは、密かに元妻と娘を狙っていた・・・

96時間リベンジ

感想(ネタバレあり)演技ができる俳優さんが主演のアクション映画は安心


まぁまぁ、地上波のCMありのバージョンで観た上に、前作を観ていないという、最低のコンディションで観たわけだけれども、そんな最低のコンディションだったためか、これはこれで十分楽しめた

リーアム・ニーソンは、相変わらずちょっとやそっと殴っても死にそうにないし、カーチェイスは迫力あったし、ファムケ・ヤンセンは相変わらず美人だったよ(笑)

というのも、リーアム・ニーソン(「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「沈黙-サイレンス-」、「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」)のアクション映画っていいなぁって思うんだよね。

そもそもが、この方は演技ができる俳優さんが演じてるアクション作品なわけで、演技の部分がしっかりとできているんだよね。

例えば、トルコで娘と一緒にクラブに行ったり、彼氏の家に突如訪問したりしたときの表情が、ちゃんとお父さんであり、また、元妻と、その新しい彼氏について話すときは、慰めるようなそぶりでしっかりと男だったりするのが、当たり前のように、しっかりとできている。

96時間リベンジ2


それがねぇ、できないアクション俳優さんが多いんだ。

元マーシャルアーツやスポーツの選手が俳優になった場合は、むしろ、そこは期待しちゃいけなかったりする。

そこが、私が、リーアム・ニーソンのアクション映画っていいなぁと思う所以なんだよね。

当然のように演技ができている上で、しっかりとアクションをする。

アクションも美しくなくて良いんだ。

強ければそれでいいの。

あぁ、でも、あんなお父さんがいたら、心強くていいなぁ。

96時間リベンジ3

ファムケ・ヤンセンのイメージが・・・ジーン・・・ごめんなさい(笑)


そして、元妻を演じたファムケ・ヤンセンだけど、私には、もうX-MENのジーンにしか見えなくて、本当にごめんなさい(笑)

散々、首絞められている最中に、「お前、そんなことしていいのか、この人は本当はすっげー怖い人なんだよ」なんて思いながら見てた(笑)

いつの間にか、犯人が自分で自分の首をしめてたりね。

そんなことはないけど(笑)

まぁ、それぐらいジーンのイメージが強いっていうのも、ファムケ・ヤンセンには、ちょっと気の毒なことだよね。

相変わらず綺麗だったな。

96時間リベンジ4

今回の教訓


まぁ、そんな感じでやっぱり薄っぺらい感想になってしまったけど、やっぱり映画は映画館で観るのが一番、テレビで見る時は、CM無しの字幕版で観るのが一番だよね (^^;

そして、話が分からないところがあるから、ちゃんと、前作は観ておこう (^^;

それが、この映画「96時間 リベンジ」を観た教訓。



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