とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


タグ:レジーナ・キング



キキ・レイン主演、バリー・ジェンキンス監督の映画「ビール・ストリートの恋人たち」を試写会と映画館で観た。

1970年代のニューヨークのハーレムで暮らす若い黒人の男女の恋愛を描く。

原作は、ジェームズ・ボールドウィンの小説「ビール・ストリートに口あらば」。


満足度 評価】:★★★★★

素晴らしかった!

70年代のハーレムを舞台に描くティッシュとファニーの恋。

たとえ尊厳を傷つけられても、屈することなく、人としての誇りを失わずに生きる 。

そんな彼らの強い愛と生き様がとても美しい作品だった。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『ビール・ストリートの恋人たち』予告編 動画

(原題:If Beale Street Could Talk)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年1月24日 試写会にて鑑賞。

・2019年2月13日 映画館にて鑑賞。

現在、全国順次公開中。詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓
映画「ビール・ストリートの恋人たち」公式サイト


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キャスト&スタッフ


出演者

〇キキ・レイン

〇ステファン・ジェームス

…(「ザ・エージェント」など)

〇テヨナ・パリス

〇コールマン・ドミンゴ

〇ブライアン・タイリー・ヘンリー

〇マイケル・ビーチ


〇エド・スクレイン

…(「ネイバーズ」など)

ペドロ・パスカル
…(「キングスマン:ゴールデンサークル」、「グレートウォール」、海外ドラマ「ナルコス」など)

監督

バリー・ジェンキンス
…(「ムーンライト」など)


2018年製作 アメリカ映画



ビール・ストリートの恋人たち




あらすじ

1970年代のアメリカ ニューヨーク ハーレム。

ティッシュ(キキ・レイン)と、ファニー(ステファン・ジェームス)は、幼なじみから友人を経て恋人関係に。

芸術家を目指すファニーは、創作活動をしながら、ティッシュとの将来を考え始めた時、身に覚えのないことで逮捕されてしまう。

そして、ファニーが刑務所へ入所した直後、ティッシュの妊娠が発覚する…。



ビール・ストリートの恋人たち2




感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。


ビール・ストリートの恋人たち (2018)


★★★★★ [100点]「誇りを失わず生きる姿の美しさ」


今年のアカデミー賞で脚色賞、助演女優賞、作曲賞の3部門にノミネートされている作品。

(追記:レジーナ・キングが助演女優賞を受賞しました。)



ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督の作品。

前作の雰囲気そのままに、知的で、力強くて、美しい映画だった。



1970年代のハーレムで生活するティッシュ(キキ・レイン)とファニー(ステファン・ジェームズ)。

幼い頃から友人同士だった彼らは、大人になると愛し合うようになる。

やがて二人は、将来について考えるようになるが、そんな幸せの絶頂にいる彼らを地獄へ突き落とすような事件が起きてしまう。



ファニーは22歳、ティッシュは19歳。

そんな若い二人に、次から次へと試練がやってくるのだ。



ファニーは身に覚えのないことで逮捕され、挙げ句の果てに刑務所に収監されてしまう。

そして、その後間もなくティッシュの妊娠が発覚。

それがもしも自分の身に起きたらと考えたら、絶望的な気持ちになってしまう



しかし、この映画のティッシュとファニーは、絶望的な状況でも希望を失わず、常に毅然としている

その強さが美しくていい



そんな彼らの姿を観ていると、とても悲しいことだけど、「人種差別を受けるのは当たり前」で、それは生まれついた運命として受け入れているように見える。

その上で、たとえ尊厳を傷つけられても、人間としての誇りを最後まで失わずに生きている

その強さが美しいのだ。



ビール・ストリートとは、音楽の街メンフィスのメインストリートの名前だという。

その通りでは、多くのジャズミュージシャンが生まれており、そこで、多くの偉大なる黒人アーティストの誕生を長い間見守ってきたのだ。



もしも、そんなビール・ストリートが、ティッシュとファニーを観たら、何と声をかけるだろうか。

彼らは、どんなに尊厳を傷つけられても屈しない生き方を誇りにするべきなのだ。



この映画は、昨年のアカデミー賞で話題になった
スリー・ビルボード」にも通じるところがある。

どちらの映画にも、黒人を差別する白人警官が出てくるのだ。

つまり、1970年代も、現代も、相変わらず、人を人種によって判断する差別主義者が存在するということなのだ。



しかし、そんな人間に負けることなく、誇りを失わずに毅然として生きることの美しさを感じる作品だった

本当に素晴らしい映画なので、ぜひ、多くの人に観て欲しい作品。


Posted by pharmacy_toe on 2019/02/04 with ぴあ映画生活



ビール・ストリートの恋人たち3





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トム・クルーズ主演の映画「ザ・エージェント」をWOWOWで観た。

大手スポーツエージェント会社に勤めていたジェリー・マグワイアが、会社をクビになったことからフリーになり、再び一流エージェントとして成功するまでを描くサクセスストーリー。


満足度 評価】:★★★★☆

先日、「レゴバットマン ザ・ムービー」を観た時に、この映画のワンシーンが出ていた。

でもその時は、話の内容をすっかり忘れており、「なぜ、ここで『ザ・エージェント』なのか」という理由がイマイチピンと来なかった。

そしたら、都合よくWOWOWで放送していたので、久しぶりに観てみた。

結局のところ、よくある自己啓発本をそのまま映画化したような作品。

話の軸を「ビジネス」よりも「愛情」に置いているところが、アメリカ流だなと思った。

しかし、それはそれで、観ているとポジティブな気分になってやる気が出てくるのが、この映画の良いところだなと思った。


「ザ・エージェント」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:JERRY MAGUIRE)




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DVDで観る:「ザ・エージェント」

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キャスト&スタッフ


出演者

トム・クルーズ
…(「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」、「バリー・シール/アメリカをはめた男」、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」、「m:i:Ⅲ ミッション・インポッシブル3」、「アウトロー」、「コラテラル」、「大いなる陰謀」、「ザ・ファーム 法律事務所」、「ワルキューレ」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「マイノリティ・リポート」など)

レニー・ゼルウィガー
…(「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」、「ブリジット・ジョーンズの日記」、「砂上の法廷」、「ふたりの男とひとりの女」、「母の眠り」など)

キューバ・グッディング・Jr
…(「アウトブレイク」、ドラマシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー<O・J・シンプソン事件>」など)

〇ケリー・プレストン

〇ボニー・ハント

…(「ビール・ストリートの恋人たち」など)

〇ボー・ブリッジス

監督・脚本

〇キャメロン・クロウ
…(「あの頃ペニー・レインと」など)


1996年制作 アメリカ映画

第69回アカデミー賞(1997年) 助演男優賞(キューバ・グッディング・Jr)受賞作品

映画「ザ・エージェント」



あらすじ


一流スポーツエージェント事務所に勤務するジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)は、現在の事務所の運営方法では、クライアントであるスポーツ選手たちへのケアが十分にできないと感じ、クライアントを減らし、マネージメントを充実させるという構造改革の提案書を全社員に配る。

しかし、その提案を受け入れられない事務所側はジェリーを解雇してしまう。

解雇されたジェリーは、彼と共に事務所を出る社員を募るが彼の意見が正しいと信じついてきてくれたのは、事務員のドロシー(レニー・ゼルウィガー)のみだった。

そして、ジェリーが担当していたスポーツ選手たちも続々と事務所側に回り、唯一、フットボール選手のロッド(キューバ・グッディング・Jr)のみが彼を信じ、ジェリーはたった一人の事務員と、クライアントからスタートすることとなった。


映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ



感想(ネタバレあり)


トム・クルーズ演じるスポーツエージェントのジェリー・マグワイアが、大手事務所を辞めて、独立し、成功するまでが描かれている。

久しぶりに観たら、20年の前に観た時よりもずっと面白くて、感動した。

映画の中が前向きになれるパワーに溢れていて、すごく元気になれる映画だった。

日々の仕事に疲弊していて、「私は(俺は)このままで良いのかなぁ」と日々感じているビジネスマンもきっと共感できるはず。

ここでは、「どのようにして、ジェリー・マグワイアが成功することができたのか」について4つのステップに分けて紹介する。

映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ



ステップ1 今の生活に疑問を持ってみる。『本当にこのままで良いのか』


物語は、主人公のジェリー・マグワイアが今の満ち足りた生活に疑問を投げかけるところからスタートする。

「本当にこのままで良いのか。どこか間違っているのではないか」

全米一のスポーツエージェント事務所に所属し、クライアントは花形スターたち。

私生活も問題ない。

しかし、「本当にクライアントが望むマネージメントができているのか」と考えてみると、金儲けに必死になるあまり、選手1人1人に対するケアがおろそかになっているのではないか…と思い始める。

そこで彼は、事務所の構造改革に関する提案書を作成する。

今よりもクライアントを減らし、1人1人へのサービスをもっと充実させる。

その結果、クライアントに満足のいく結果を出してもらうようなマネージメントシステムにする。

といった内容の提案書だった。

ここでのポイントは、「順調な毎日に疑問を持つこと」と「思ったことは即実行すること」だ。

人は安定した毎日を望むため、つい順調な毎日にあぐらをかいてしまう。

しかし、そのままでは成長できない。

常に疑問を持ち、次のステップを考えることが成長につながっていく。

夜中に改革案を思いついたジェリーは、一気に提案書を書き上げて、全社員に配った。

しかし、結果は惨敗。

「クライアントを減らす」という提案が気に入らない上層部の判断により、ジェリーの提案書が却下されるどころか、解雇されてしまう。

解雇はやりすぎで、いささか映画的な展開のような気もするが、社員の意見に耳も貸さないような会社にいても無駄だ。

むしろ解雇されてラッキーだと思うべし。



映画「ザ・エージェント」キューバ・グッディング・Jr、トム・クルーズ



ステップ2 自分を信じてくれる人を味方にしろ


大手の会社を解雇されてしまったジェリー。

それならば自分一人でスポーツエージェントとして独立しようと、共に働いてくれる人を募集する。

しかし、そこで手を挙げたのは、シングルマザーのドロシーだけだった。

さらに、それまで彼がサポートしてきたクライアントたち(スポーツ界の花形選手たち)もみな、ジェリーから続々と離れていき、結局残ったのは、アメフト界ではトップ選手とはいえないロッドだけだった。

これは、ジェリーにとっての初めての挫折であり、試練となった。

残念ながら、世の中、多くの人たちが安定した生活を好むもので、自ら喜んで清水の舞台から飛び降りる人などいない。

とはいえ、ジェリー側から見れば、この周りの反応は彼に対するリトマス試験紙のようなもの。

この時、どん底にいた彼に親身になってくれた人は、生涯、彼にとって味方となり、今まで好印象だった人が手のひらを返したように態度を変えたのなら、その人の本性が見えたことになる。

たとえ、ドロシーがただの事務員で、ロッドが花形スターではなくても、「彼のことを信じてくれた」という気持ちが大切なのだ。

仕事だけができても彼の信念を信じていない人なんかより、ずっと力になってくれる存在だ。

どんなに成功した人間でも、本当に親身になって味方してくれる人はほんのわずか。

これはジェリーにとって、周りの人間をふるいにかけ、「本当の味方は誰か」を選別する良い機会だったと思えば良い。


映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ、レニー・ゼルウィガー



ステップ3 たとえ失敗しても信じた道を進むのみ


そうして、クライアント1名、事務員1名の個人事務所として独立したジェリー。

私生活もまた惨敗で、それまで付き合ってきた恋人が、彼を「負け犬」と呼び、目の前から去っていった。

これはジェリーにとって人生で一番のどん底だった。

しかし、それでも、前進あるのみ。

目の前にいるロッドが「Show me the money!!」と言うのなら、エージェントとして彼の希望と叶えなければならない。

ただ、ひたすらにそこに集中するしかない。

なぜなら、「現状を打破したい」と思って、新たな道を提示したのはジェリーであり、彼の思いに共感し、彼についてきたドロシーとロッドのためにも、ジェリーは働き続けなければならない責任がある。

責任とは、人を一回りも二回りも大きくするものなのだ。

その責任に押しつぶされず、前を向いて動き続けた人間こそ、成功することができる。

これは、ジェリーだけでなく、どんな仕事でも言えること。

仕事に失敗してしまったから、上手くいかないからと言って、立ち止まってはいけない。

自分が立ち止まっている間に、時代はどんどん動いている。

もちろん、ライバルたちもどんどん動いている。

立ち止まったりしたら、その瞬間に周りから追い抜かされていくだけだ。

だから、目の前にあってできることを1つ1つ実行していくしか生きる道はない。


映画「ザ・エージェント」キューバ・グッディング・Jr



ステップ4 仕事ばかりじゃなく、私生活も充実させること


これまでの華やかな生活から、一気に落ちてしまったジェリー・マグワイア。

「なんとかしなきゃいけない」という焦りからか、仕事のことばかり考えるようになり、私生活をおろそかにしてしまう。

この映画の中で、一番心に残るセリフは

「心が空っぽな人間は、頭の中も空っぽである」

という一言だった。

この辺の考え方が、非常にアメリカらしいなと思いつつ、充実した人生っていうのは、仕事も私生活も両方とも充実してこそ。

やりがいのある仕事に夢中になって必死になることももちろん大切。

でも、仕事で成功した時や、嬉しいことがあった時は、心から喜び合える人に側にいて欲しいと思うもの。

この映画のラスト。ロッドが劇的なタッチダウンを決めた時。

マスコミが一斉にロッドに注目した時、ロッドと共にジェリーの株も上がる。

しかし、その時、一緒に喜んでくれる人、ジェリーにとってはドロシーが側にいてくれなければ、人生は空しいだけじゃないのか。

そこでジェリーは、充実した私生活があってこそ、仕事を達成させる喜びがあるんだと悟る。

ジェリーがドロシーに送った言葉。

「君が僕を完璧にする」

これは、どんなに仕事ができても、愛がなければ完璧ではないとジェリーが悟ったセリフである。

「自分の人生を愛し、家族も愛すること」

これが、この映画が最も伝えたかったメッセージ。

仕事がうまくいった時は、誰かに話を聞いてもらいたいし、聞いてもらってこそ、さらにその上を目指せるのだと思う。

人生、仕事だけしていても、心は空しいものなのだ。



全部見終わって、「レゴバットマン ザ・ムービー」の中で、なぜ、この映画が2回も流れたのか、意味が良くわかった。

しかし、その話は「レゴバットマン ザ・ムービー」の方に書こうと思う。

もし、まだ、「レゴバットマン ザ・ムービー」を観ていないなら、この映画の記憶があるうちに観ることをおススメする。





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