リーヴ・シュレイバー主演の映画「チャック~“ロッキー”になった男~」をWOWOWで観た。
映画「ロッキー」のモデルとなったボクサー チャック・ウェプナーの実話を映画化。
劇場未公開の作品をどこよりも早く放映する「WOWOWジャンパンプレミア」のうちの一本。
【満足度 評価】:★★★☆☆
「ロッキー」のモデルになったと言われると、とても華やかな印象を受けるけれど、実際のチャックはとても荒んだ生活を送っていて、その姿は映画の中の「ロッキー」とは、明と暗ほどに違った人生を送っていたのがとても印象的だった。
やはり、映画のような人生は理想でしかないのか。
◆予習必須!必ずこの映画を観てからご覧ください「ロッキー」(字幕版)
…(「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「犬ヶ島」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「ディファイアンス」「ジゴロ・イン・ニューヨーク」「フィフス・ウェイブ」「ソルト」など)
〇エリザベス・モス
…(「ザ・スクエア 思いやりの聖域」など)
〇ナオミ・ワッツ
…(「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「ヴィンセントが教えてくれたこと」、「追憶の森」、「ヤング・アダルト・ニューヨーク」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「21g」、「キング・コング」)
〇ロン・パールマン
…(「ポーカーナイト 監禁脱出」など)
〇マイケル・ラパポート
…(「グッド・ライ~一番優しい嘘~」など)
2016年製作 アメリカ映画

ヘビー級のボクサー チャック・ウェプナー(リーヴ・シュレイバー)は、ある日世界チャンピオンになったモハメッド・アリから「防衛戦の相手」として指名される。
モハメッド・アリは白人の対戦相手を探していて、その当時はチャックが白人の中で一番上位にいたのだ。
喜んでその指名を受けたチャックは「すぐにKOされる」という大方の予想を裏切り、15R戦い抜き惜しくもTKOで負けてしまう。
しかし、チャックが最後まで戦い抜いたという健闘は話題になり、ハリウッドのシルベスター・スタローンがチャックをモデルに脚本を書いたと言われ…。

映画「ロッキー」が製作されたのは1976年。
私が一番最初に見たのは中学生ぐらいだったと思う。
リアルタイムで観た記憶はなく、テレビで放送していたのか、レンタルビデオで借りてきたのかだったと思う。
試合を終えたロッキーのあの有名な「エイドリアーーーン!」のセリフに感動し、私もエイドリアンのように「誰かを支える人になりたい」と中学生の私は思ったものだった。
しかし、理想と現実はかけ離れたもので、大人になった私はエイドリアンとは程遠い生活をしている(笑)
その「ロッキー」には、モデルとなった人がいたという。
それは、この映画を観て初めて知った。
もしくは、そう聞いたことがあるかもしれないけど、忘れてしまっただけかもしれない。
そのモデルとなった人物は、チャック・ウェプナー。
彼はベビー級のボクサーである。
それほど有名な選手ではなかったのだが、ある時、世界チャンピオンになったモハメド・アリから「対戦相手に」とオファーがくる。
モハメド・アリはチャンピオン防衛戦として、白人のボクサーを考えていた。
その中で、チャックは当時白人の中でランキングトップにいたため、アリからオファーを受けることになったのだ。
チャックは、そのオファーを受けた時「どうせ、すぐにKOされる」と言われながら、第9Rではダウンを奪い、15Rフルで戦うも、TKOで負けてしまう。
しかし、最後まで戦い抜いたことが高く評価されて話題になり、その試合をテレビで観ていたスタローンが「ロッキー」という脚本を書く。
当時、チャックはボクシングだけでは妻子を養うことができないので、酒造メーカーの営業をしながらの生活だった。
そして、スタローンも当時は無名の俳優で、映画のオーディションを受けるも落ちまくる日々だったことから、チャックの姿に時分を重ね合わせ、脚本を書き上げたのだという。
(詳しくは → Wikipedia「ロッキー(映画)」)

無名の俳優だったスタローンが主演だったにも関わらず、「ロッキー」は大ヒット。
作品の評価も高く、アカデミー賞 作品賞、監督賞を受賞する。
スタローンはその成功によりスターの仲間入りを果たし、現在に至る。
その「ロッキー」の成功により、チャックもまた注目を浴びる。
パーティ三昧に明け暮れ、家族とも疎遠になった末、ドラッグに手を出してしまう。
ボクシングからも遠ざかり、クマと対戦するような「見世物」へとなり下がる。
その時、意外にもチャックに手を差し伸べたのはスタローンだった。
「ロッキー」によって成功したスタローンは、チャックに「ロッキー2」に出演して欲しいとオファーする。
ところが、チャック本人がオーディションに大幅に遅刻し、ろくに演技もできず、スタローンからのサポートがあったにもかかわらず、その話はご破算になってしまう。
残念ながら、チャックは「ロッキー」によってつかんだ栄光とチャンスを「ドラッグ」によって簡単に手放してしまったのである。
そして、警察のおとり捜査に引っかかったチャックは、ドラッグディーラーとして逮捕され、刑務所に入れられてしまう。
ハリウッド映画に描かれている「ロッキー」は、世界チャンピオンのアポロと戦ったことで栄光の階段を上り始めるが、そのモデルのチャックは、真逆の人生をたどり、そこから転落していったのだった。

チャックも決してチャンスがなかったわけでない。
「モハメド・アリからダウンを取った」ことに自信を持って練習に励めば、ボクサーとしてさらに活躍できるチャンスが広がったかもしれない。
スタローンだって、それまで面識がなかったチャックをハリウッドに呼んでオーディションまでセッティングしている。
(この映画を観ていると、スタローンはすごくいい人だとわかる)
それらのチャンスを失ってしまったのは「自分はスターだ」という過信からだった。
確かに、「ロッキー」が大ヒットした時は多くの人たちがチャックに注目して、みんなが「チャックは実はすごいボクサーだった」んだと思った。
けれど、そうやってチヤホヤされているうちに、自分を見失ってしまう。
自分がボクサーであることを忘れ、家族がいることすら忘れてしまう。
チャックから大切なものを奪っていったのは「ドラッグ」だった。
「ドラッグ」をやめることができない意志の弱さが、チャックの人生を転落させていった。
そんなチャックの目を覚ませる唯一の存在が、ナオミ・ワッツ演じるリンダだった。
彼女はチャックをスター扱いせず、チャックのダメなところも見抜いていた。
そんな彼女に会って、ようやくドラッグをやめようと思った矢先に逮捕されてしまったのだ。
チャックにとってのエイドリアンは妻のフィルではなく、リンダだったと思う。
そうして、ボクシングも家族も栄光もすべて失ってしまったチャックは、リンダと新しい人生を歩み始めるのだ。

映画には、たくさんの夢がつまっている。
そこに描かれる様々な人生を見ながら、「あんな風になれたらいいな」とか、「あんな人生を送りたいな」と思い、明日への糧にし、再び前を向いて歩き始める。
だから、私は明日の自分のために毎日のように映画を観るのだ。
しかし、現実は映画のようにはうまくいかないものなのだ。
順風満帆に成功できる人などいない。
時には足をふみはずし、間違いを起こし、失敗しながら前へと進む。
この映画のチャックと映画の中のロッキーとの違いを見れば、その理想と現実の違いがよくわかる。
世界チャンピオンと戦って、彼の強い思いが国民に勇気を与えたところまではロッキーもチャックも一緒だった。
しかし、そこから成功するか転落するかの分岐点にあったのは「本人の意志の弱さ」だった。
「ドラッグをちょっと試してみたかった」という気のゆるみが、2回、3回と続いてしまう。
その「弱さ」が、のちのち全てを失ってしまうことになる。
そのチャックの挫折から私たちが学ぶべきことは、目の前にあることを一つずつ誠意を持って全力でこなすということ。
仕事にしても、家族や周りの人たちに対しても。
目の前にあることに誠意を失った瞬間、全てが壊れ去ってしまう。
チャックとは対照的に「ロッキー」の成功で大スターの仲間入りをし、いまだにスタローンが現役でいられるのは、その「誠実さ」にあったように思う。
「ロッキー」の成功を自分だけのものと思わず、チャックにも声をかけ、「ロッキー2」に出演して欲しいと言い、チャックが刑務所に入ったと聞くと、「ロック・アップ」の役作りと称して刑務所を訪問する。
もしも、「スター」という名声におぼれ目の前にあることに誠意を失っていたら、チャックを気にかけるようなことはしないだろうし、今の成功もなかったかもしれない。
「モハメッド・アリ VS チャック・ウェプナー」の一戦の日から、共に底辺でくすぶっていたスタローンとチャックの人生が動き出し、彼らの明暗を分けたというところに、この映画の面白さがあったと思う。
これはきっと、チャックだけの話ではなく、誰もがその「運命の瞬間」を持っていて、「そこからどう動くのか」が明暗を分けるのだと感じた。
常日頃から、周りの人たちに誠実に行動することが、成功の秘訣だと思った。
↓ Instagramでも映画のレビューを書いています(ときには映画以外の話もあります)

映画「ロッキー」のモデルとなったボクサー チャック・ウェプナーの実話を映画化。
劇場未公開の作品をどこよりも早く放映する「WOWOWジャンパンプレミア」のうちの一本。
【満足度 評価】:★★★☆☆
「ロッキー」のモデルになったと言われると、とても華やかな印象を受けるけれど、実際のチャックはとても荒んだ生活を送っていて、その姿は映画の中の「ロッキー」とは、明と暗ほどに違った人生を送っていたのがとても印象的だった。
やはり、映画のような人生は理想でしかないのか。
「チャック~”ロッキー”になった男~」予告編 動画(日本語字幕なし)
(原題:The Bleeder(Chuck))◆予習必須!必ずこの映画を観てからご覧ください「ロッキー」(字幕版)
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キャスト&スタッフ
出演者
〇リーヴ・シュレイバー…(「スパイダーマン:スパイダーバース」(声の出演)、「犬ヶ島」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「ディファイアンス」「ジゴロ・イン・ニューヨーク」「フィフス・ウェイブ」「ソルト」など)
〇エリザベス・モス
…(「ザ・スクエア 思いやりの聖域」など)
〇ナオミ・ワッツ
…(「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「ヴィンセントが教えてくれたこと」、「追憶の森」、「ヤング・アダルト・ニューヨーク」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「21g」、「キング・コング」)
〇ロン・パールマン
…(「ポーカーナイト 監禁脱出」など)
〇マイケル・ラパポート
監督
〇フィリップ・ファラルドー…(「グッド・ライ~一番優しい嘘~」など)
2016年製作 アメリカ映画

あらすじ
ヘビー級のボクサー チャック・ウェプナー(リーヴ・シュレイバー)は、ある日世界チャンピオンになったモハメッド・アリから「防衛戦の相手」として指名される。
モハメッド・アリは白人の対戦相手を探していて、その当時はチャックが白人の中で一番上位にいたのだ。
喜んでその指名を受けたチャックは「すぐにKOされる」という大方の予想を裏切り、15R戦い抜き惜しくもTKOで負けてしまう。
しかし、チャックが最後まで戦い抜いたという健闘は話題になり、ハリウッドのシルベスター・スタローンがチャックをモデルに脚本を書いたと言われ…。

感想(ネタバレあり)
モハメッド・アリと対戦し、一躍、時の人となったチャック・ウェプナー
映画「ロッキー」が製作されたのは1976年。
私が一番最初に見たのは中学生ぐらいだったと思う。
リアルタイムで観た記憶はなく、テレビで放送していたのか、レンタルビデオで借りてきたのかだったと思う。
試合を終えたロッキーのあの有名な「エイドリアーーーン!」のセリフに感動し、私もエイドリアンのように「誰かを支える人になりたい」と中学生の私は思ったものだった。
しかし、理想と現実はかけ離れたもので、大人になった私はエイドリアンとは程遠い生活をしている(笑)
その「ロッキー」には、モデルとなった人がいたという。
それは、この映画を観て初めて知った。
もしくは、そう聞いたことがあるかもしれないけど、忘れてしまっただけかもしれない。
そのモデルとなった人物は、チャック・ウェプナー。
彼はベビー級のボクサーである。
それほど有名な選手ではなかったのだが、ある時、世界チャンピオンになったモハメド・アリから「対戦相手に」とオファーがくる。
モハメド・アリはチャンピオン防衛戦として、白人のボクサーを考えていた。
その中で、チャックは当時白人の中でランキングトップにいたため、アリからオファーを受けることになったのだ。
チャックは、そのオファーを受けた時「どうせ、すぐにKOされる」と言われながら、第9Rではダウンを奪い、15Rフルで戦うも、TKOで負けてしまう。
しかし、最後まで戦い抜いたことが高く評価されて話題になり、その試合をテレビで観ていたスタローンが「ロッキー」という脚本を書く。
当時、チャックはボクシングだけでは妻子を養うことができないので、酒造メーカーの営業をしながらの生活だった。
そして、スタローンも当時は無名の俳優で、映画のオーディションを受けるも落ちまくる日々だったことから、チャックの姿に時分を重ね合わせ、脚本を書き上げたのだという。
(詳しくは → Wikipedia「ロッキー(映画)」)

「ロッキー」とは真逆の人生をたどるチャック
無名の俳優だったスタローンが主演だったにも関わらず、「ロッキー」は大ヒット。
作品の評価も高く、アカデミー賞 作品賞、監督賞を受賞する。
スタローンはその成功によりスターの仲間入りを果たし、現在に至る。
その「ロッキー」の成功により、チャックもまた注目を浴びる。
パーティ三昧に明け暮れ、家族とも疎遠になった末、ドラッグに手を出してしまう。
ボクシングからも遠ざかり、クマと対戦するような「見世物」へとなり下がる。
その時、意外にもチャックに手を差し伸べたのはスタローンだった。
「ロッキー」によって成功したスタローンは、チャックに「ロッキー2」に出演して欲しいとオファーする。
ところが、チャック本人がオーディションに大幅に遅刻し、ろくに演技もできず、スタローンからのサポートがあったにもかかわらず、その話はご破算になってしまう。
残念ながら、チャックは「ロッキー」によってつかんだ栄光とチャンスを「ドラッグ」によって簡単に手放してしまったのである。
そして、警察のおとり捜査に引っかかったチャックは、ドラッグディーラーとして逮捕され、刑務所に入れられてしまう。
ハリウッド映画に描かれている「ロッキー」は、世界チャンピオンのアポロと戦ったことで栄光の階段を上り始めるが、そのモデルのチャックは、真逆の人生をたどり、そこから転落していったのだった。

転落のきっかけは自分自身を見失ったこと
チャックも決してチャンスがなかったわけでない。
「モハメド・アリからダウンを取った」ことに自信を持って練習に励めば、ボクサーとしてさらに活躍できるチャンスが広がったかもしれない。
スタローンだって、それまで面識がなかったチャックをハリウッドに呼んでオーディションまでセッティングしている。
(この映画を観ていると、スタローンはすごくいい人だとわかる)
それらのチャンスを失ってしまったのは「自分はスターだ」という過信からだった。
確かに、「ロッキー」が大ヒットした時は多くの人たちがチャックに注目して、みんなが「チャックは実はすごいボクサーだった」んだと思った。
けれど、そうやってチヤホヤされているうちに、自分を見失ってしまう。
自分がボクサーであることを忘れ、家族がいることすら忘れてしまう。
チャックから大切なものを奪っていったのは「ドラッグ」だった。
「ドラッグ」をやめることができない意志の弱さが、チャックの人生を転落させていった。
そんなチャックの目を覚ませる唯一の存在が、ナオミ・ワッツ演じるリンダだった。
彼女はチャックをスター扱いせず、チャックのダメなところも見抜いていた。
そんな彼女に会って、ようやくドラッグをやめようと思った矢先に逮捕されてしまったのだ。
チャックにとってのエイドリアンは妻のフィルではなく、リンダだったと思う。
そうして、ボクシングも家族も栄光もすべて失ってしまったチャックは、リンダと新しい人生を歩み始めるのだ。

「運命の瞬間」を確実に次につなげていくために
映画には、たくさんの夢がつまっている。
そこに描かれる様々な人生を見ながら、「あんな風になれたらいいな」とか、「あんな人生を送りたいな」と思い、明日への糧にし、再び前を向いて歩き始める。
だから、私は明日の自分のために毎日のように映画を観るのだ。
しかし、現実は映画のようにはうまくいかないものなのだ。
順風満帆に成功できる人などいない。
時には足をふみはずし、間違いを起こし、失敗しながら前へと進む。
この映画のチャックと映画の中のロッキーとの違いを見れば、その理想と現実の違いがよくわかる。
世界チャンピオンと戦って、彼の強い思いが国民に勇気を与えたところまではロッキーもチャックも一緒だった。
しかし、そこから成功するか転落するかの分岐点にあったのは「本人の意志の弱さ」だった。
「ドラッグをちょっと試してみたかった」という気のゆるみが、2回、3回と続いてしまう。
その「弱さ」が、のちのち全てを失ってしまうことになる。
そのチャックの挫折から私たちが学ぶべきことは、目の前にあることを一つずつ誠意を持って全力でこなすということ。
仕事にしても、家族や周りの人たちに対しても。
目の前にあることに誠意を失った瞬間、全てが壊れ去ってしまう。
チャックとは対照的に「ロッキー」の成功で大スターの仲間入りをし、いまだにスタローンが現役でいられるのは、その「誠実さ」にあったように思う。
「ロッキー」の成功を自分だけのものと思わず、チャックにも声をかけ、「ロッキー2」に出演して欲しいと言い、チャックが刑務所に入ったと聞くと、「ロック・アップ」の役作りと称して刑務所を訪問する。
もしも、「スター」という名声におぼれ目の前にあることに誠意を失っていたら、チャックを気にかけるようなことはしないだろうし、今の成功もなかったかもしれない。
「モハメッド・アリ VS チャック・ウェプナー」の一戦の日から、共に底辺でくすぶっていたスタローンとチャックの人生が動き出し、彼らの明暗を分けたというところに、この映画の面白さがあったと思う。
これはきっと、チャックだけの話ではなく、誰もがその「運命の瞬間」を持っていて、「そこからどう動くのか」が明暗を分けるのだと感じた。
常日頃から、周りの人たちに誠実に行動することが、成功の秘訣だと思った。
↓ Instagramでも映画のレビューを書いています(ときには映画以外の話もあります)
