細田守監督の映画「未来のミライ」をU-NEXT で観た。

妹ができたばかりで、赤ちゃんがえりをした4歳児のくんちゃんの冒険と成長を描くアニメーション映画。


満足度 評価】:★★★★☆

4歳児のくんちゃんに妹ができて赤ちゃんがえりしたのは、両親のことが大好きだから。

妹も、お母さんやお父さんぐらい大好きになった時、くんちゃんはお兄ちゃんになる。

そんな家族の温かさ、大切さを改めて感じさせる映画だった


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『未来のミライ』予告編 動画




更新履歴・公開、販売情報

・2019年7月6日 U-NEXT にて鑑賞。

・2019年7月12日 感想を掲載。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。



見逃しちゃった?でも大丈夫!映画「未来のミライ」は、現在U-NEXT で配信中


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キャスト&スタッフ


声の出演

〇 上白石萌歌


〇星野源

…(「おと・な・り」など)

〇吉原光夫

〇宮崎美子

役所広司
…(「オー・ルーシー!」、「孤狼の血」、「三度目の殺人」、「蜩ノ記」、「わが母の記」など)

…(「三度目の殺人」など)


監督・原作・脚本

〇細田守


2018年製作 日本映画



未来のミライ



あらすじ

お父さん(星野源)と、お母さん(麻生久美子)と犬のゆっこと暮らしていた4歳児のくんちゃん(上白石萌歌)の元に、お母さんが赤ちゃんをつれてきた。

赤ちゃんは「未来」と名付けられ、お父さんと、お母さんは未来ちゃんばかりをかわいがる。

これまで両親の愛情を全て独り占めしてきたくんちゃんは、誰もかまってくれなくて寂しくなり、部屋を散らかしたり、泣き叫んだりして両親を困らせる。

ある時、そんなくんちゃんの元に、未来の未来ちゃんがやってきて、時空を超えた冒険へ連れて行く…。



映画「未来のミライ」




感想(ネタばれあり)


赤ちゃんがえりする4歳児のくんちゃん


主人公は4歳児のくんちゃん。

それまで両親の愛情を一身に受けてすくすくと育っていたくんちゃん。

しかし、ある日、家に妹の未来ちゃんがやってくると、両親は未来ちゃんの面倒ばかりをみるようになり、くんちゃんのことは誰も気にとめなくなってしまう。



それは、もちろん両親からすれば、生まれたばかりの赤ちゃんに世話がかかるのは当たり前なんだけれど、くんちゃんにはそれが理解できない。

そのため、くんちゃんは生れてはじめて「嫉妬」という感情を抱き、「未来ちゃん嫌い!」「お母さん嫌い!」と言い、だだをこね始める。



私には子供がいないので、そんなくんちゃんを見ながら、「あぁこれが噂の赤ちゃんがえりかぁ」と思い、お母さんもお父さんも大変だなぁと思った。



では、そんなくんちゃんは、どうしたら赤ちゃんがえりをやめるのか。

それはくんちゃんが「赤ちゃん」から卒業して「お兄ちゃん」になることだ。



そこで、この映画ではくんちゃんがお兄ちゃんになるために、未来から成長した未来ちゃんがやってきて、くんちゃんを過去へ未来へと冒険に連れて行く。

その冒険を通して、くんちゃんは、小さな奇跡が積み重なって、お父さんとお母さんが出会い、くんちゃんが生れてきたことを知るのだ。



映画「未来のミライ」未来ちゃん



お母さんにも、お父さんにも、くんちゃんのような子供時代があった


くんちゃんは電車のおもちゃが大好きで、いつもおもちゃを広げて遊んでいた。

しかし、遊び終わっても広げたままにしておくと、「片づけなさい!」とお母さんに怒られる。

赤ちゃんがえりしたくんちゃんは、ますますおもちゃを広げてお母さんを困らせる。



そんなくんちゃんは過去に行き、子供の頃のお母さんと出会う。

そして、お母さんも子供の頃は片付けができず、散らかすことが大好きだったことを知る。



それならば!と、くんちゃんはお母さんと一緒に家中のものを散らかして、まるでパーティのように大騒ぎ。

ところが、そこへお母さんのお母さん(くんちゃんのおばあちゃん)が帰ってきて、お母さんは物凄く叱られてしまう。

くんちゃんは、おばあちゃんに叱られているお母さんをみながら、「お母さん、ごめんなさい」と思い、片づけられなかったことを反省するのだ。



お母さんだけではなくお父さんも、子供の頃はくんちゃんのように補助輪なしの自転車に乗ることができなかった。



くんちゃんは、片付けができないからお母さんに嫌われて、自転車に乗れないからお父さんに嫌われたと勘違いする。

だから、二人とも未来ちゃんばかり可愛がるんだ。

そう思っていたに違いない。



でも、そうじゃない。

お母さんにも、お父さんにも、くんちゃんと同じような子供時代があったのだ。

くんちゃんは時間旅行をしながら、両親にも自分と同じような子供時代があったことを知っていく。



映画「未来のミライ」くんちゃん



小さな奇跡の積み重ねで出会った家族


くんちゃんが知ったのは、両親のことだけではない。

戦争へ行って、運よく命が助かって帰ってきたひいじいちゃんや、いつもくんちゃんのことを気にかけてくれている犬のゆっこまで。



くんちゃんは、その冒険旅行を通して、ひいじいちゃんが生れる前から、日々の小さな奇跡を積み重ねて、今の家族が出会い、自分が生れてきたことを知るのだ。

東京駅に行き交う大勢の人たちの中で、両親を探し出すことがとても難しいことのように、ひいじいちゃんが、ひいばあちゃんと出会い、お母さんがお父さんと出会い、くんちゃんが生まれ、さらに未来ちゃんと出会うまで、たくさんの奇跡を重ねて、今のくんちゃんがいるのだ。



確かに、私も祖父母や両親がいるのは当たり前で、その出会いにどんな奇跡があったのかなんて気にしたことがなかった。

一度、自分のルーツについてさかのぼってみると、そこに、思わぬドラマを発見するかもしれない。



くんちゃんは、過去と未来へ冒険をすることで、新しくやってきた「未来ちゃん」が家族の一員だと自覚する。

そして、くんちゃんにとって未来ちゃんは「守ってあげなくてはいけない存在」だと気付くのだ。



それまでのくんちゃんの冒険は、くんちゃんがお兄ちゃんになるための旅であり、「未来ちゃんはくんちゃんの妹!」と自覚することでゴールを迎える

そして、これまで、くんちゃんは両親の愛情を奪った未来ちゃんが嫌いだったのが、大切な妹になったのだ。



映画「未来のミライ」くんちゃんと未来ちゃん



毎日、笑ったり泣いたりできるのは、家族がそこにいるから


一人だけで生まれ、一人だけで生きている人などいない。

どんな形であれ、全ての人に家族がいる。



「どうして自分はこの家に生まれ、赤ちゃんがやってきたのか」ということについて語られているこの作品は、哲学的でもあって、子供向けというよりも、大人が観る作品だと思った。



くんちゃんぐらいの年頃の子供たちは、私たちには何年も時間がかかるようなことを、あっという間に覚え、すごいスピードで成長していく。

成長しているのは子供たちだけではない。

そんな子供の成長を見ながら、大人たちも教えられ、日々成長している。



毎日おいしくご飯が食べられるのも、安心して仕事に行けるのも、やりたいことを勉強できるのも、楽しい時に笑えるのも、悲しい時に泣けるのも、その基点には家族があるからだ。

その家族とは、何気ない日常を毎日大切に生きていることで出会った奇跡の積み重ねでできている。

みんなが幸せな生活を送るために、家族を大切にすべきだと、この映画に教えられた。



今、幸せに生きていられるのは当たり前のことではない。

様々な奇跡を積み重ねて今があるのだと改めて思った作品だった。


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